JPH11219122A - Pdp表示装置 - Google Patents
Pdp表示装置Info
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- JPH11219122A JPH11219122A JP10019195A JP1919598A JPH11219122A JP H11219122 A JPH11219122 A JP H11219122A JP 10019195 A JP10019195 A JP 10019195A JP 1919598 A JP1919598 A JP 1919598A JP H11219122 A JPH11219122 A JP H11219122A
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- JP
- Japan
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- pdp
- screen filter
- contact
- display device
- gasket
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電性スクリーンフィルタのグラウンド面と
シールドケース取付面との接触面積を増大すると共に、
接触圧力を均一且つ増大し、接触面の隙間を無くするこ
とににより電磁波の漏洩を抑止し、高画質、高性能のP
DP表示装置を得る。 【解決手段】 導電性スクリーンフィルタ3のグラウン
ド面3aを金属板金製シールドケース4に接触させて接
触面積を大きくすると共に、金属板金製シールドケース
4でその接触部を押圧して導通を良くする。更に、シー
ルドガスケット5の弾力性により押し付けて接触部の押
圧を増加すると共に、押圧を均等に加えることができ
る。
シールドケース取付面との接触面積を増大すると共に、
接触圧力を均一且つ増大し、接触面の隙間を無くするこ
とににより電磁波の漏洩を抑止し、高画質、高性能のP
DP表示装置を得る。 【解決手段】 導電性スクリーンフィルタ3のグラウン
ド面3aを金属板金製シールドケース4に接触させて接
触面積を大きくすると共に、金属板金製シールドケース
4でその接触部を押圧して導通を良くする。更に、シー
ルドガスケット5の弾力性により押し付けて接触部の押
圧を増加すると共に、押圧を均等に加えることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PDP表示装置
に関するもので、特にPDPから漏洩する電磁波を遮断
する筐体構造の改良に関するものである。
に関するもので、特にPDPから漏洩する電磁波を遮断
する筐体構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電磁波遮断スクリーンフィ
ルタ(以下EMIフィルタという)を取り付けたPDP
表示装置筐体を示す一部の側面断面図である。図におい
て、11は筐体前部の内面にメタライズ加工された意匠
用箱型樹脂ケースであり、筐体後部の同じくバックカバ
ー11aとネジ等により固定される。2はPDPであ
り、上記ケース11穴外周部にネジ16等により固定さ
れている。
ルタ(以下EMIフィルタという)を取り付けたPDP
表示装置筐体を示す一部の側面断面図である。図におい
て、11は筐体前部の内面にメタライズ加工された意匠
用箱型樹脂ケースであり、筐体後部の同じくバックカバ
ー11aとネジ等により固定される。2はPDPであ
り、上記ケース11穴外周部にネジ16等により固定さ
れている。
【0003】3は画像表示面2aの外周片面端部に対応
した片状グラウンド面3aを有する矩形導電性スクリー
ンフィルタである。上記フィルタ3は、上記ケース11
内部とPDP2前面の中間に取り付けられ、かつ上記フ
ィルタ3のグラウンド面3a面と上記ケース11のメタ
ライズ面と電気的に接触、導通させるため、例えばシー
ルドフィンガー21によりフィルタ3を押し当てるよう
に上記ケース11穴外周部にネジ22により固定されて
いる。
した片状グラウンド面3aを有する矩形導電性スクリー
ンフィルタである。上記フィルタ3は、上記ケース11
内部とPDP2前面の中間に取り付けられ、かつ上記フ
ィルタ3のグラウンド面3a面と上記ケース11のメタ
ライズ面と電気的に接触、導通させるため、例えばシー
ルドフィンガー21によりフィルタ3を押し当てるよう
に上記ケース11穴外周部にネジ22により固定されて
いる。
【0004】図6は特開平9−145918号公報に示
された従来のEMIフィルタを取り付けたPDP表示装
置筐体を示す概略図である。図において、31はPD
P、32はEMIフィルタ、33は筐体前部、34は筐
体後部である。フィルタ32は、筐体前部33の取付ボ
ス35にネジ36で取り付けた取付金具37で周縁部を
押さえるようにして筐体前部33に取り付ける。
された従来のEMIフィルタを取り付けたPDP表示装
置筐体を示す概略図である。図において、31はPD
P、32はEMIフィルタ、33は筐体前部、34は筐
体後部である。フィルタ32は、筐体前部33の取付ボ
ス35にネジ36で取り付けた取付金具37で周縁部を
押さえるようにして筐体前部33に取り付ける。
【0005】PDP31は、取付ボス38を介してネジ
39により筐体後部34に固定する。そして、筐体後部
34を筐体前部33に取り付けることにより、PDP3
1の周縁部を取り付け金具37に当接させ、取り付け金
具37がフィルタ32に接触するようにし、フィルタ3
2の背面側に導出された不図示の電磁波遮断層(導電性
を有する)の引出し端と密に接触するようになされてい
る。
39により筐体後部34に固定する。そして、筐体後部
34を筐体前部33に取り付けることにより、PDP3
1の周縁部を取り付け金具37に当接させ、取り付け金
具37がフィルタ32に接触するようにし、フィルタ3
2の背面側に導出された不図示の電磁波遮断層(導電性
を有する)の引出し端と密に接触するようになされてい
る。
【0006】この電磁波遮断層の引出し端はフィルタ3
2の背面側に導出し、筐体前部33への取り付けにてこ
の引出端と取付金具37とを接触させ、取付金具37よ
り表面に導電処理を施した取付ボス35→筐体前部33
の内面→筐体後部34の内面→取付ボス38を経てPD
P31の背面のアースに接続されるようにする。
2の背面側に導出し、筐体前部33への取り付けにてこ
の引出端と取付金具37とを接触させ、取付金具37よ
り表面に導電処理を施した取付ボス35→筐体前部33
の内面→筐体後部34の内面→取付ボス38を経てPD
P31の背面のアースに接続されるようにする。
【0007】図7は特開平8−162028号公報に示
された従来のEMIフィルタを取り付けたPDP表示装
置筐体を示す概略図である。図において、バック側マウ
ント部材41とフロント側マウント部材43は、その内
面に対向してガスケットガイド50,51とガスケット
逃げ用段部49,52が設けられている。
された従来のEMIフィルタを取り付けたPDP表示装
置筐体を示す概略図である。図において、バック側マウ
ント部材41とフロント側マウント部材43は、その内
面に対向してガスケットガイド50,51とガスケット
逃げ用段部49,52が設けられている。
【0008】また、このマウント部材41,43の内面
には、フレキシブルな引出しリード線61が付いたPD
P42の周面に対向してシリコン樹脂等の緩衝部材55
が設けられている。なお、上記リード線61はバック側
マウント部材41の開口より矢印62の方向に引き出し
て、不図示の回路基板または電源に接続する。一方、5
8は表示画面側を示す。
には、フレキシブルな引出しリード線61が付いたPD
P42の周面に対向してシリコン樹脂等の緩衝部材55
が設けられている。なお、上記リード線61はバック側
マウント部材41の開口より矢印62の方向に引き出し
て、不図示の回路基板または電源に接続する。一方、5
8は表示画面側を示す。
【0009】ディスプレイのPDP42はその表面に光
硬化性接着剤48によってEMIフィルタ46が取り付
けられている。また、EMIフィルタ46の表面には透
明なITO処理(INDUME TIN OXIDE処
理)を行って導電膜47が形成されている。上記ガスケ
ットガイド50,51に沿って組み付けるガスケット4
4,45のうち、特にガスケット45はEMIフィルタ
46の表面の導電膜47とマウント部材43を導通させ
るためと緩衝材の役目をかねるため、導電性ゴム板を用
いる。このガスケット44,45でPDP42を挾持
し、マウント部材41,43をネジ57で一体的に締め
付け固定する。
硬化性接着剤48によってEMIフィルタ46が取り付
けられている。また、EMIフィルタ46の表面には透
明なITO処理(INDUME TIN OXIDE処
理)を行って導電膜47が形成されている。上記ガスケ
ットガイド50,51に沿って組み付けるガスケット4
4,45のうち、特にガスケット45はEMIフィルタ
46の表面の導電膜47とマウント部材43を導通させ
るためと緩衝材の役目をかねるため、導電性ゴム板を用
いる。このガスケット44,45でPDP42を挾持
し、マウント部材41,43をネジ57で一体的に締め
付け固定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のPDP表示装置
筐体は、以上のように構成されているので、まず、図5
において、フィルタ3のグラウンド面3a面と上記ケー
ス11のメタライズ面と電気的に接触、導通させること
により、筐体前部のケース11メタライズ面、筐体後部
のバックカバー11aメタライズ面、つまり筐体周囲導
電面と、フィルタ3のグラウンド面3aを介してフィル
タの電磁波遮断面が電気的に接続される。
筐体は、以上のように構成されているので、まず、図5
において、フィルタ3のグラウンド面3a面と上記ケー
ス11のメタライズ面と電気的に接触、導通させること
により、筐体前部のケース11メタライズ面、筐体後部
のバックカバー11aメタライズ面、つまり筐体周囲導
電面と、フィルタ3のグラウンド面3aを介してフィル
タの電磁波遮断面が電気的に接続される。
【0011】このように構成させたPDP表示装置筐体
構造により、前述の電磁波が外部に漏洩することを抑制
させていた。ところがシールドフィンガー21のバネ定
数、数量及び形状寸法やネジの締め付けトルク等諸条件
による接触面圧力のばらつきにより、ケース11とフィ
ルタ3のグラウンド面3aが完全に接触せず、電気的な
必要接触面積が不足した場合、電磁波漏洩レベルが上が
る問題点があった。
構造により、前述の電磁波が外部に漏洩することを抑制
させていた。ところがシールドフィンガー21のバネ定
数、数量及び形状寸法やネジの締め付けトルク等諸条件
による接触面圧力のばらつきにより、ケース11とフィ
ルタ3のグラウンド面3aが完全に接触せず、電気的な
必要接触面積が不足した場合、電磁波漏洩レベルが上が
る問題点があった。
【0012】また、特開平9−145918号公報に示
された従来のPDP表示装置筐体において、図6に示す
取付ボス35や取付金具37等の各部形状寸法やネジの
締め付けトルク等諸条件による接触面圧力のばらつきに
より、フィルタ32の背面側に導出した引出端と取付金
具37の面とが完全に接触しなかったりして、電磁波漏
洩レベルが上がる問題点があった。
された従来のPDP表示装置筐体において、図6に示す
取付ボス35や取付金具37等の各部形状寸法やネジの
締め付けトルク等諸条件による接触面圧力のばらつきに
より、フィルタ32の背面側に導出した引出端と取付金
具37の面とが完全に接触しなかったりして、電磁波漏
洩レベルが上がる問題点があった。
【0013】このようにPDPは駆動に伴って電磁波が
発生し、僅かではあるが外部に漏洩する。また、情報処
理装置等には装置外への電磁波の漏洩についての規制値
が設けられているのでその規制値以下に抑える必要があ
る。
発生し、僅かではあるが外部に漏洩する。また、情報処
理装置等には装置外への電磁波の漏洩についての規制値
が設けられているのでその規制値以下に抑える必要があ
る。
【0014】また、特開平8−162028号公報に示
された従来のPDP表示装置筐体において、図7に示す
マウント部材41,43やガスケットガイド49,52
の加工費が高価、ネジ部品等の部品点数が多いなどの問
題点があった。
された従来のPDP表示装置筐体において、図7に示す
マウント部材41,43やガスケットガイド49,52
の加工費が高価、ネジ部品等の部品点数が多いなどの問
題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、筐体構造の改良およびフィルタ
の機能向上により、PDPからの電磁波漏洩レベルを抑
制して高画質、高性能のPDP表示装置を得ることを目
的とする。また、PDP、フィルタ等を取付ける構造も
簡易化したPDP表示装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、筐体構造の改良およびフィルタ
の機能向上により、PDPからの電磁波漏洩レベルを抑
制して高画質、高性能のPDP表示装置を得ることを目
的とする。また、PDP、フィルタ等を取付ける構造も
簡易化したPDP表示装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係るP
DP表示装置は、外部ケースの前面部、導電性スクリー
ンフィルタ、シールド部材、ガスケット、およびPDP
の順に配置すると共に、上記各部材を固定する固定手段
を備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表示面に対
応する部分に孔を有し、上記導電性スクリーンフィルタ
は、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の上記孔外
周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウンド部を有
し、上記シールド部材は、画像表示面に対応する部分に
孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウンド部と
接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の孔の外周
部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当接し、上
記固定手段は、上記シールド部材を押圧して上記導電性
スクリーンフィルタを上記外部ケース前面部に固定する
と共に、上記PDP背面部より押圧して上記PDPを上
記外部ケース前面部に固定するようにしたものである。
DP表示装置は、外部ケースの前面部、導電性スクリー
ンフィルタ、シールド部材、ガスケット、およびPDP
の順に配置すると共に、上記各部材を固定する固定手段
を備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表示面に対
応する部分に孔を有し、上記導電性スクリーンフィルタ
は、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の上記孔外
周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウンド部を有
し、上記シールド部材は、画像表示面に対応する部分に
孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウンド部と
接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の孔の外周
部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当接し、上
記固定手段は、上記シールド部材を押圧して上記導電性
スクリーンフィルタを上記外部ケース前面部に固定する
と共に、上記PDP背面部より押圧して上記PDPを上
記外部ケース前面部に固定するようにしたものである。
【0017】(2)また、外部ケースの前面部、導電性
スクリーンフィルタ、シールド部材、ガスケット、およ
びPDPの順に配置すると共に、上記各部材を固定する
固定手段を備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表
示面に対応する部分に孔を有し、上記導電性スクリーン
フィルタは、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の
上記孔外周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウン
ド部を有し、上記シールド部材は、画像表示面に対応す
る部分に孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウ
ンド部と接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の
孔の外周部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当
接し、上記固定手段は、上記PDP背面部より押圧して
上記導電性スクリーンフィルタと上記シールド部材と上
記PDPとを上記外部ケース前面部に固定するようにし
たものである。
スクリーンフィルタ、シールド部材、ガスケット、およ
びPDPの順に配置すると共に、上記各部材を固定する
固定手段を備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表
示面に対応する部分に孔を有し、上記導電性スクリーン
フィルタは、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の
上記孔外周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウン
ド部を有し、上記シールド部材は、画像表示面に対応す
る部分に孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウ
ンド部と接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の
孔の外周部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当
接し、上記固定手段は、上記PDP背面部より押圧して
上記導電性スクリーンフィルタと上記シールド部材と上
記PDPとを上記外部ケース前面部に固定するようにし
たものである。
【0018】(3)また、上記(1)または(2)にお
いて、ガスケットは導電性を有するシールドガスケット
とすると共に、PDPの画像表示面以外の表面部分にグ
ラウンド層を設けて、このグラウンド層が上記シールド
ガスケットと当接するようにしたものである。
いて、ガスケットは導電性を有するシールドガスケット
とすると共に、PDPの画像表示面以外の表面部分にグ
ラウンド層を設けて、このグラウンド層が上記シールド
ガスケットと当接するようにしたものである。
【0019】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、導電性スクリーンフィルタの導電層
を、約30MHz〜130MHzの周波数域の電磁波を
遮断する導電層としたものである。
か1項において、導電性スクリーンフィルタの導電層
を、約30MHz〜130MHzの周波数域の電磁波を
遮断する導電層としたものである。
【0020】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項において、導電性スクリーンフィルタの導電層
を、ITO(INDUME TIN OXIDE)等の
透明導電膜またはメッシュ状の透明導電膜としたもので
ある。
か1項において、導電性スクリーンフィルタの導電層
を、ITO(INDUME TIN OXIDE)等の
透明導電膜またはメッシュ状の透明導電膜としたもので
ある。
【0021】(6)また、上記(1)〜(5)のいずれ
か1項において、導電性スクリーンフィルタに、800
nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペクトルを
遮断するフィルタ層、および、外光の反射を防止するフ
ィルタ層の少なくともいずれか一方を設けたものであ
る。
か1項において、導電性スクリーンフィルタに、800
nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペクトルを
遮断するフィルタ層、および、外光の反射を防止するフ
ィルタ層の少なくともいずれか一方を設けたものであ
る。
【0022】(7)また、上記(1)〜(6)のいずれ
か1項において、導電性スクリーンフィルタの基材を、
強化ガラス等の破損防止用ガラス、またはアクリル樹脂
あるいはポリカーボネート等の破損し難い合成樹脂の基
材としたものである。
か1項において、導電性スクリーンフィルタの基材を、
強化ガラス等の破損防止用ガラス、またはアクリル樹脂
あるいはポリカーボネート等の破損し難い合成樹脂の基
材としたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施の形態を図について説明する。図1は本発明のP
DP(PLASMA DISPLAY PANEL)表
示装置筐体を示す側面図、図2は同じく断面側面図であ
る。図において、1は筐体前部の意匠用箱型樹脂製ケー
スであり、筐体後部の同じバックカバー1aとネジ等に
より固定される。2はPDPで、画像表示面2a以外の
表面部分はシールドのためのグラウンド層(図示しな
い)を設けている。3は画像表示面2aの外周片面端部
に対応する部分に設けた片状グラウンド面3aを有する
矩形導電性スクリーンフィルタである。
一実施の形態を図について説明する。図1は本発明のP
DP(PLASMA DISPLAY PANEL)表
示装置筐体を示す側面図、図2は同じく断面側面図であ
る。図において、1は筐体前部の意匠用箱型樹脂製ケー
スであり、筐体後部の同じバックカバー1aとネジ等に
より固定される。2はPDPで、画像表示面2a以外の
表面部分はシールドのためのグラウンド層(図示しな
い)を設けている。3は画像表示面2aの外周片面端部
に対応する部分に設けた片状グラウンド面3aを有する
矩形導電性スクリーンフィルタである。
【0024】4は上記ケース1の内側に配置される金属
板金製シールドケースで、画像表示面2aと相対し、か
つ画像表示面2aよりわずかに大きな矩形状穴4bを有
している。5はシールドガスケットで、その表面部は銅
合金の金網や銀系導電性布等の導電膜とし、中心部をゴ
ム等の弾性部材で構成していて、PDP2前面に接着ま
たは配置され、かつシールドケース4の穴4bのPDP
2方向外周面4cに接触して配置され、6はネジ、7は
PDP2を押圧してケース1に取り付ける取付部材であ
り、その構造を図3に示す。
板金製シールドケースで、画像表示面2aと相対し、か
つ画像表示面2aよりわずかに大きな矩形状穴4bを有
している。5はシールドガスケットで、その表面部は銅
合金の金網や銀系導電性布等の導電膜とし、中心部をゴ
ム等の弾性部材で構成していて、PDP2前面に接着ま
たは配置され、かつシールドケース4の穴4bのPDP
2方向外周面4cに接触して配置され、6はネジ、7は
PDP2を押圧してケース1に取り付ける取付部材であ
り、その構造を図3に示す。
【0025】金属板金製シールドケース4は、ケース1
の穴外周部にネジ6により押圧され、穴4bの前面方向
外周面4aとフィルタ3のグラウンド面3aとが電気的
に接触、導通し固定される。また、取付部材7はPDP
2の背面部と接着剤で接着され、ケース1の穴外周部に
ネジ6により固定される。この固定によりシールドガス
ケット5は、金属板金製シールドケース4を押圧する。
このようにネジ6はフィルタ3の固定とPDP2の固定
との両者の固定を行う。
の穴外周部にネジ6により押圧され、穴4bの前面方向
外周面4aとフィルタ3のグラウンド面3aとが電気的
に接触、導通し固定される。また、取付部材7はPDP
2の背面部と接着剤で接着され、ケース1の穴外周部に
ネジ6により固定される。この固定によりシールドガス
ケット5は、金属板金製シールドケース4を押圧する。
このようにネジ6はフィルタ3の固定とPDP2の固定
との両者の固定を行う。
【0026】以上のようになされた本実施の形態によれ
ば、まずフィルタ3をPDP2前面に取り付ける際、フ
ィルタ3のグラウンド面3aはPDP2周囲を覆う金属
製シールドケース4前部の穴4bの外周面4aに電気的
に接触させることにより接触面積を大きくとることがで
きる。
ば、まずフィルタ3をPDP2前面に取り付ける際、フ
ィルタ3のグラウンド面3aはPDP2周囲を覆う金属
製シールドケース4前部の穴4bの外周面4aに電気的
に接触させることにより接触面積を大きくとることがで
きる。
【0027】更に、シールドガスケット5の弾性力によ
りシールドケース4前部の穴4bのPDP2方向外周面
4cに押し付ける力が均等に作用するため、フィルタ3
のグラウンド面3aとシールドケース4前部の穴4bの
外周面4aとの接触面に対して、ネジ6等により固定す
る際の締め付け力の他に接触面圧力を上げることが可能
になる。
りシールドケース4前部の穴4bのPDP2方向外周面
4cに押し付ける力が均等に作用するため、フィルタ3
のグラウンド面3aとシールドケース4前部の穴4bの
外周面4aとの接触面に対して、ネジ6等により固定す
る際の締め付け力の他に接触面圧力を上げることが可能
になる。
【0028】また、導電性のシールドガスケットとPD
P2のグラウンド層(不図示)とを接触させることで、
よりシールド効果を向上することができる。
P2のグラウンド層(不図示)とを接触させることで、
よりシールド効果を向上することができる。
【0029】以上により、接触面圧力のばらつきや電気
的に必要な接触面積不足による電磁波漏洩レベル上昇の
問題点をなくすことが可能となり、高画質、高性能のP
DP表示装置を得ることができる。また、ノイズ低減に
より歩留まり等品質的にも優れたPDP表示装置の製造
が可能になる。
的に必要な接触面積不足による電磁波漏洩レベル上昇の
問題点をなくすことが可能となり、高画質、高性能のP
DP表示装置を得ることができる。また、ノイズ低減に
より歩留まり等品質的にも優れたPDP表示装置の製造
が可能になる。
【0030】なお、上記説明ではネジ6は金属板金製シ
ールドケース4によるフィルタ3の固定と取付部材7に
よるPDP2の固定との両者の固定を行うようにした
が、このような両者を同時に固定する手段以外に、ネジ
6は金属板金製シールドケース4を介してフィルタ3の
みの固定とし、PDP2は取付部材7を介してネジ6と
は別のネジ等で押圧固定してもよい。例えば、別のネジ
で取付部材7を直接ケース1に固定する。
ールドケース4によるフィルタ3の固定と取付部材7に
よるPDP2の固定との両者の固定を行うようにした
が、このような両者を同時に固定する手段以外に、ネジ
6は金属板金製シールドケース4を介してフィルタ3の
みの固定とし、PDP2は取付部材7を介してネジ6と
は別のネジ等で押圧固定してもよい。例えば、別のネジ
で取付部材7を直接ケース1に固定する。
【0031】この場合、金属板金製シールドケース4、
および/または、取付部材7の固定はネジでなく、直接
ケース1に接着したり、ケース1に形成した溝に金属板
金製シールドケース4の端部、取付部材7の端部を差し
込んで固定するような他の固定手段を用いてもよい。以
上のように、固定手段は同時に固定する構造としてもよ
く、また、別々に固定する構造としてもよい。
および/または、取付部材7の固定はネジでなく、直接
ケース1に接着したり、ケース1に形成した溝に金属板
金製シールドケース4の端部、取付部材7の端部を差し
込んで固定するような他の固定手段を用いてもよい。以
上のように、固定手段は同時に固定する構造としてもよ
く、また、別々に固定する構造としてもよい。
【0032】また、別の固定手段として、金属板金製シ
ールドケース4をネジ6で固定せずに、ネジ6は取付部
材7を押圧固定することにより、この押圧力でPDP2
とフィルタとを固定するようにしてもよい。この時、金
属板金製シールドケース4はフィルタ3のグラウンド面
に圧接されておればよい。
ールドケース4をネジ6で固定せずに、ネジ6は取付部
材7を押圧固定することにより、この押圧力でPDP2
とフィルタとを固定するようにしてもよい。この時、金
属板金製シールドケース4はフィルタ3のグラウンド面
に圧接されておればよい。
【0033】また、取付部材7は図3に示すもの以外に
図4に示すような部材を複数個用いてもよい。また、シ
ールドガスケット5はシールドしないガスケットを使用
し、PDP2の画像表示面2a以外の表面部に設けてい
たグラウンド層を無くしてもよい。この場合、若干シー
ルド効果は低下するが十分実用性がある。
図4に示すような部材を複数個用いてもよい。また、シ
ールドガスケット5はシールドしないガスケットを使用
し、PDP2の画像表示面2a以外の表面部に設けてい
たグラウンド層を無くしてもよい。この場合、若干シー
ルド効果は低下するが十分実用性がある。
【0034】また、金属板金製シールドケース4とPD
P2が取付られた取付部材7とを接着材やリベット、ロ
ー付け等で一体化したものをネジ6を用いてケース1に
取り付けてもよい。
P2が取付られた取付部材7とを接着材やリベット、ロ
ー付け等で一体化したものをネジ6を用いてケース1に
取り付けてもよい。
【0035】また、金属板金製シールドケース4は、金
属製でなく強度の大きい合成樹脂板に銅板を張り付けた
り、金属メッキ層を形成したものでもよい。
属製でなく強度の大きい合成樹脂板に銅板を張り付けた
り、金属メッキ層を形成したものでもよい。
【0036】実施の形態2.上記実施の形態では、遮断
する電磁波の周波数域を特に指定しなかったが、情報処
理装置等には装置外への電磁波の漏洩についての規制値
が設けられているのでその規制値以下に抑える必要があ
る。そのため、スクリーンフィルタ3面の導電層とし
て、おおむね30MHz〜130MHzの周波数域の電
磁波を遮断するためのフィルタ層としてもよい。
する電磁波の周波数域を特に指定しなかったが、情報処
理装置等には装置外への電磁波の漏洩についての規制値
が設けられているのでその規制値以下に抑える必要があ
る。そのため、スクリーンフィルタ3面の導電層とし
て、おおむね30MHz〜130MHzの周波数域の電
磁波を遮断するためのフィルタ層としてもよい。
【0037】このようにして情報処理装置等での電磁波
の漏洩についての規制値以下に抑えるようにし、電磁波
漏洩レベル上昇の問題点をなくすことが可能となり、高
画質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。ま
た、ノイズ低減により歩留まり等品質にも優れたPDP
表示装置の製造が可能になる。
の漏洩についての規制値以下に抑えるようにし、電磁波
漏洩レベル上昇の問題点をなくすことが可能となり、高
画質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。ま
た、ノイズ低減により歩留まり等品質にも優れたPDP
表示装置の製造が可能になる。
【0038】実施の形態3.この実施の形態では、スク
リーンフィルタ3の導電層を、ITO(INDUME
TIN OXIDE)等の透明導電膜あるいは導電性を
有する部材をX字状に交差させて形成した略透明なメッ
シュにより構成する。このようにして電磁波漏洩レベル
上昇の問題点をなくすことが可能となり、高画質、高性
能のPDP表示装置を得ることができる。また、ノイズ
低減により歩留まり等品質にも優れたPDP表示装置の
製造が可能になる。
リーンフィルタ3の導電層を、ITO(INDUME
TIN OXIDE)等の透明導電膜あるいは導電性を
有する部材をX字状に交差させて形成した略透明なメッ
シュにより構成する。このようにして電磁波漏洩レベル
上昇の問題点をなくすことが可能となり、高画質、高性
能のPDP表示装置を得ることができる。また、ノイズ
低減により歩留まり等品質にも優れたPDP表示装置の
製造が可能になる。
【0039】実施の形態4.この実施の形態では、PD
Pの管内から放出される近赤外線領域の線スペクトルの
一部がリモートコントロール装置等で使用される機器の
正常な動作を妨げないように、スクリーンフィルタ面3
に800nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペ
クトルを遮断するためのフィルタ層を設ける。このよう
にして品質的にも高性能のPDP表示装置を得ることが
できる。
Pの管内から放出される近赤外線領域の線スペクトルの
一部がリモートコントロール装置等で使用される機器の
正常な動作を妨げないように、スクリーンフィルタ面3
に800nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペ
クトルを遮断するためのフィルタ層を設ける。このよう
にして品質的にも高性能のPDP表示装置を得ることが
できる。
【0040】実施の形態5.この実施の形態では、スク
リーンフィルタ3に外光の反射を防止するためのフィル
タ層を設ける。このようにして映り込み等のない高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
リーンフィルタ3に外光の反射を防止するためのフィル
タ層を設ける。このようにして映り込み等のない高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
【0041】実施の形態6.この実施の形態では、スク
リーンフィルタ3は破損防止用ガラス、例えば、強化ガ
ラスを基材としたもの、または耐熱性で問題なければ安
価で高衝撃性の材料であるアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等の破損し難い合成樹脂を基材としたもので構
成する。このようにして耐衝撃性に優れた、高画質、高
性能のPDP表示装置を得ることができる。
リーンフィルタ3は破損防止用ガラス、例えば、強化ガ
ラスを基材としたもの、または耐熱性で問題なければ安
価で高衝撃性の材料であるアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等の破損し難い合成樹脂を基材としたもので構
成する。このようにして耐衝撃性に優れた、高画質、高
性能のPDP表示装置を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように説明したよう
に構成されるので、以下に示すような効果がある。 (1)この発明に係るPDP表示装置によれば、フィル
タのグラウンド面をシールド部材に接触させて接触面積
を大きくし、かつガスケットの押し付け力により接触面
圧力も上げるようにしたので、ノイズ等の少ない高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
に構成されるので、以下に示すような効果がある。 (1)この発明に係るPDP表示装置によれば、フィル
タのグラウンド面をシールド部材に接触させて接触面積
を大きくし、かつガスケットの押し付け力により接触面
圧力も上げるようにしたので、ノイズ等の少ない高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
【0043】(2)また、導電性を有するシールドガス
ケットと、PDPの画像表示面以外の表面部分に設けた
グラウンド層とを当接するようにしたのでよりシールド
効果を向上することができる。
ケットと、PDPの画像表示面以外の表面部分に設けた
グラウンド層とを当接するようにしたのでよりシールド
効果を向上することができる。
【0044】(3)また、スクリーンフィルタの導電層
を約30MHz〜130MHzの周波数域の電磁波を遮
断する導電層としたので、情報処理装置等での電磁波の
漏洩規制に対しての電磁波漏洩レベルを抑制し、高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
を約30MHz〜130MHzの周波数域の電磁波を遮
断する導電層としたので、情報処理装置等での電磁波の
漏洩規制に対しての電磁波漏洩レベルを抑制し、高画
質、高性能のPDP表示装置を得ることができる。
【0045】(4)また、スクリーンフィルタの導電層
を、ITO等の透明導電膜またはメッシュ状の導電膜と
したので、電磁波漏洩レベルを抑制し、高画質、高性能
のPDP表示装置を得ることができる。
を、ITO等の透明導電膜またはメッシュ状の導電膜と
したので、電磁波漏洩レベルを抑制し、高画質、高性能
のPDP表示装置を得ることができる。
【0046】(5)また、スクリーンフィルタは800
nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペクトルを
遮断するためのフィルタ層、および外光の反射を防止す
るためのフィルタ層の少なくともいずれか一方を設ける
ことにより、PDPの管内から放出される近赤外線領域
の線スペクトルの一部がリモートコントロール装置等で
使用される機器の正常な動作を妨げないようにし、ま
た、スクリーンフィルタ面に外光の反射を防止して、品
質的にも高性能のPDP表示装置を得ることができる。
nm〜1000nmの波長域の赤外領域線スペクトルを
遮断するためのフィルタ層、および外光の反射を防止す
るためのフィルタ層の少なくともいずれか一方を設ける
ことにより、PDPの管内から放出される近赤外線領域
の線スペクトルの一部がリモートコントロール装置等で
使用される機器の正常な動作を妨げないようにし、ま
た、スクリーンフィルタ面に外光の反射を防止して、品
質的にも高性能のPDP表示装置を得ることができる。
【0047】(6)また、スクリーンフィルタの基材
を、破損防止用ガラスまたは破損し難い合成樹脂を基材
としたので、耐衝撃性に優れた、高画質、高性能のPD
P表示装置を得ることができる。
を、破損防止用ガラスまたは破損し難い合成樹脂を基材
としたので、耐衝撃性に優れた、高画質、高性能のPD
P表示装置を得ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1によるPDP表示装
置筐体を示す側面図である。
置筐体を示す側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるPDP表示装
置筐体を示す要部の断面側面図である。
置筐体を示す要部の断面側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による取付部材の斜
視図である。
視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による他の取付部材
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】 従来のPDP表示装置筐体を示す断面側面図
である。
である。
【図6】 従来のPDP表示装置筐体を示す概略図であ
る。
る。
【図7】 従来のPDP表示装置筐体を示す概略図であ
る。
る。
1 ケース 2 PDP 2a 画像表示面 3 フィルタ 3a グラウンド面 4 シールドケース 5 シールドガスケット 6 ネジ 7 取付部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 寛一郎 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 森 亮介 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 外部ケースの前面部、導電性スクリーン
フィルタ、シールド部材、ガスケット、およびPDPの
順に配置すると共に、上記各部材を固定する固定手段を
備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表示面に対応
する部分に孔を有し、上記導電性スクリーンフィルタ
は、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の上記孔外
周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウンド部を有
し、上記シールド部材は、画像表示面に対応する部分に
孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウンド部と
接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の孔の外周
部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当接し、上
記固定手段は、上記シールド部材を押圧して上記導電性
スクリーンフィルタを上記外部ケース前面部に固定する
と共に、上記PDP背面部より押圧して上記PDPを上
記外部ケース前面部に固定するようにしたことを特徴と
するPDP表示装置。 - 【請求項2】 外部ケースの前面部、導電性スクリーン
フィルタ、シールド部材、ガスケット、およびPDPの
順に配置すると共に、上記各部材を固定する固定手段を
備え、上記外部ケースは上記PDPの画像表示面に対応
する部分に孔を有し、上記導電性スクリーンフィルタ
は、前面周辺部が上記外部ケース前面部内側の上記孔外
周部に当接され、且つ、背面周辺部にグラウンド部を有
し、上記シールド部材は、画像表示面に対応する部分に
孔を有し、且つ、この孔の外周部が上記グラウンド部と
接触し、上記ガスケットは上記シールド部材の孔の外周
部に当接すると共に、上記PDPの周辺部に当接し、上
記固定手段は、上記PDP背面部より押圧して上記導電
性スクリーンフィルタと上記シールド部材と上記PDP
とを上記外部ケース前面部に固定するようにしたことを
特徴とするPDP表示装置。 - 【請求項3】 ガスケットは導電性を有するシールドガ
スケットとすると共に、PDPの画像表示面以外の表面
部分にグラウンド層を設けて、このグラウンド層が上記
シールドガスケットと当接するようにしたことを特長と
する請求項1または請求項2に記載のPDP表示装置。 - 【請求項4】 導電性スクリーンフィルタの導電層を、
約30MHz〜130MHzの周波数域の電磁波を遮断
する導電層としたことを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載のPDP表示装置。 - 【請求項5】 導電性スクリーンフィルタの導電層を、
ITO(INDUME TIN OXIDE)等の透明
導電膜またはメッシュ状の透明導電膜としたことを特徴
とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPDP表示
装置。 - 【請求項6】 導電性スクリーンフィルタに、800n
m〜1000nmの波長域の赤外領域線スペクトルを遮
断するフィルタ層、および、外光の反射を防止するフィ
ルタ層の少なくともいずれか一方を設けたことを特徴と
する請求項1〜5のいずれか1項に記載のPDP表示装
置。 - 【請求項7】 導電性スクリーンフィルタの基材を、強
化ガラス等の破損防止用ガラス、またはアクリル樹脂あ
るいはポリカーボネート等の破損し難い合成樹脂の基材
としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
記載のPDP表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019195A JPH11219122A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | Pdp表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019195A JPH11219122A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | Pdp表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219122A true JPH11219122A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11992577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019195A Pending JPH11219122A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | Pdp表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11219122A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002372917A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
JP2003131580A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
JP2006058836A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Samsung Electronics Co Ltd | 平板表示装置 |
WO2006028047A1 (ja) | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Olympus Corporation | 表示装置 |
JP2006269953A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nec Network & Sensor Systems Ltd | 表示パネルの取付構造 |
KR100667947B1 (ko) | 2005-02-01 | 2007-01-11 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 장치 |
JP2007148275A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | プラズマディスプレイパネルにおける光学フィルタの接地構造 |
US7264480B2 (en) | 2005-05-26 | 2007-09-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device |
WO2007113993A1 (ja) | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Pioneer Corporation | 導通装置、および電子機器 |
US7339311B2 (en) | 2002-12-10 | 2008-03-04 | Pioneer Corporation | Flat display apparatus with laminated optical filter |
US7505258B2 (en) | 2005-01-20 | 2009-03-17 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display device with enhanced electromagnetic shielding |
JP2017073523A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社東芝 | 基板取付構造及び電子機器 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP10019195A patent/JPH11219122A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002372917A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
JP4660977B2 (ja) * | 2001-06-15 | 2011-03-30 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイ装置 |
JP2003131580A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
US8008846B2 (en) | 2002-12-10 | 2011-08-30 | Panasonic Corporation | Flat display apparatus |
US7986081B2 (en) | 2002-12-10 | 2011-07-26 | Panasonic Corporation | Flat display apparatus |
US7339311B2 (en) | 2002-12-10 | 2008-03-04 | Pioneer Corporation | Flat display apparatus with laminated optical filter |
US7768182B2 (en) | 2002-12-10 | 2010-08-03 | Panasonic Corporation | Flat display apparatus |
JP4590254B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2010-12-01 | 三星電子株式会社 | 平板表示装置 |
JP2006058836A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Samsung Electronics Co Ltd | 平板表示装置 |
WO2006028047A1 (ja) | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Olympus Corporation | 表示装置 |
US7505258B2 (en) | 2005-01-20 | 2009-03-17 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display device with enhanced electromagnetic shielding |
KR100667947B1 (ko) | 2005-02-01 | 2007-01-11 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 장치 |
JP2006269953A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nec Network & Sensor Systems Ltd | 表示パネルの取付構造 |
JP4669724B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-04-13 | Necネットワーク・センサ株式会社 | 表示パネルの取付構造 |
US7264480B2 (en) | 2005-05-26 | 2007-09-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device |
JP2007148275A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | プラズマディスプレイパネルにおける光学フィルタの接地構造 |
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JP2017073523A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社東芝 | 基板取付構造及び電子機器 |
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