JP3129997U - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマディスプレイ装置の動作時に発生するノイズや電磁波妨害を除去するとともに、組み付け部品点数を可及的に減らして組み付け作業効率を高める。
【解決手段】EMIフィルタ15と電気的に接続したシールド部材16に導電クッション20を固定する。プラズマディスプレイパネル1の背面を覆うシャーシ部材5に放熱板11を固定する。プラズマディスプレイパネル1をフロントキャビネット2に組み付ける際、放熱板11を導電クッション20に押圧させる。これにより、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波をEMIフィルタ15で電流に変換し、その変換された電流がEMIフィルタ15からシールド部材16、導電クッション20、放熱板11を経由してシャーシ部材5に流れる。
【選択図】図1
【解決手段】EMIフィルタ15と電気的に接続したシールド部材16に導電クッション20を固定する。プラズマディスプレイパネル1の背面を覆うシャーシ部材5に放熱板11を固定する。プラズマディスプレイパネル1をフロントキャビネット2に組み付ける際、放熱板11を導電クッション20に押圧させる。これにより、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波をEMIフィルタ15で電流に変換し、その変換された電流がEMIフィルタ15からシールド部材16、導電クッション20、放熱板11を経由してシャーシ部材5に流れる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ディスプレイとしてプラズマディスプレイを用いたプラズマディスプレイ装置、特に不要輻射ノイズを効果的に抑制することが可能なプラズマディスプレイ装置。
近年、ディスプレイ装置は、より薄型で大画面化が要望され、いわゆる、フラットパネルの一つとして大型化及び薄型化の容易性、コントラストの高さ、反応速度の速さ、視野角の広さ等の優れた特性を備えたプラズマディスプレイ装置が脚光を浴びている。プラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル(以下、PDP(Plasma
Display Panel)と略記する)と、このPDPを駆動するための回路ブロックを含み、一般に、PDPは、前面パネルと後面パネルとの間に形成された隔壁が1つの単位セルをなすものであって、各セル内には不活性ガスを充填し、高周波電圧により放電される際、不活性ガスは、真空紫外線(Vacuum Ultraviolet rays)を発生し、その紫外線が隔壁間の蛍光体に当たることによって、可視光が出射される。
Display Panel)と略記する)と、このPDPを駆動するための回路ブロックを含み、一般に、PDPは、前面パネルと後面パネルとの間に形成された隔壁が1つの単位セルをなすものであって、各セル内には不活性ガスを充填し、高周波電圧により放電される際、不活性ガスは、真空紫外線(Vacuum Ultraviolet rays)を発生し、その紫外線が隔壁間の蛍光体に当たることによって、可視光が出射される。
ところで、PDPの駆動回路は、電気信号をデジタル処理するために電磁波を発しやすい。また、PDP自体も電磁波を発生する。つまり、PDPおよびその駆動回路は不要輻射ノイズ(以下、EMI(Electro−Magnetic
Interference)と称す)の発生源となる。そのため、従来から、EMIが外部に漏れないように、シールド効果を有する表示装置が研究・開発されている。例えば、特許文献1に示すプラズマディスプレイ装置は、前面側にパネルが配置されかつ背面側にパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックが配置される金属製のシャーシ部材と、このシャーシ部材の回路ブロックが配置された背面側を覆うように配設した金属製のバックカバーと、このバックカバーとともに筐体を構成する前面枠とを備え、シャーシ部材の外周部に突起部を設け、その突起部にバックカバーを電気的に接触させてシールド構造を構成している。
Interference)と称す)の発生源となる。そのため、従来から、EMIが外部に漏れないように、シールド効果を有する表示装置が研究・開発されている。例えば、特許文献1に示すプラズマディスプレイ装置は、前面側にパネルが配置されかつ背面側にパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックが配置される金属製のシャーシ部材と、このシャーシ部材の回路ブロックが配置された背面側を覆うように配設した金属製のバックカバーと、このバックカバーとともに筐体を構成する前面枠とを備え、シャーシ部材の外周部に突起部を設け、その突起部にバックカバーを電気的に接触させてシールド構造を構成している。
しかし、特許文献1に示すプラズマディスプレイ装置では、シャーシ部材の外周部に複数の突起部を設け、その各突起部にねじ孔を設けてバックカバーに直接、接触させてねじによって突起部とバックカバーとを電気的に接続して固定したり(実施例1)、金属製のスペーサを介在して突起部とバックカバーとを固定する(実施例2)方法が採用されている。このため、組み付け作業時において、ねじ止め箇所も多いばかりでなく、バックカバー側に設けたねじの通し孔と突起部側に設けたねじ孔との位置合わせ作業も面倒であり、特にプラズマディスプレイ装置が大画面化するほど、ねじ止め箇所も増えることから、作業効率が悪く、作業性に劣るという課題を有していた。
本考案は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、組み付け部品点数を可及的に減らして組み付け作業効率を高めるとともに、電磁波によるノイズの低減効果を維持することができるプラズマディスプレイ装置を提供することを目的とする。
請求項1のプラズマディスプレイ装置は、筐体の前面枠を構成するフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの背面に設けたEMI(Electro Magnetic Interference)フィルタと、このフィルタと電気的かつ機械的に接触して前記フロントキャビネットの外周に取り付けられる枠状の導電性シールド部材と、このシールド部材の背面側に位置して前記フロントキャビネットに固定されるパネルと、このパネルの背面を覆う導電性材料からなる金属製のシャーシ部材と、前記パネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックと、前記シャーシ部材と電気的かつ機械的に接触するように前記シャーシ部材の背面に固定された放熱板と、前記シールド部材の背面に電気的に接触した状態で装着された導電クッションとを備え、前記シャーシ部材を介して前記パネルをフロントキャビネットに固定する際、前記導電クッションに前記放熱板を押圧させたことを特徴とする。
請求項1の構成により、パネルをフロントキャビネットに固定する際、シャーシ部材と電気的に接続した放熱板がシールド部材に取り付けた導電クッションに押し付けられ、放熱板とシールド部材とが導電クッションを介在させて電気的に接続される。これにより、パネルから放射される電磁波は、EMIフィルタで電流に変換され、変換された電流をEMIフィルタからシールド部材、導電クッション、放熱板を経由してシャーシ部材に流すことで、パネルから放射される電磁波によるノイズが低減される。
請求項2のプラズマディスプレイ装置は、請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記放熱板は、前記シャーシ部材の下端縁から張り出して固定され、そのシャーシ部材から張り出した放熱板を前記導電クッションに押し付けるとともに、該導電クッションに前記放熱板と当接するテーパ面を形成したことを特徴とする。
請求項2の構成により、パネルをフロントキャビネットに組み付ける際、放熱板が導電クッションのテーパ面に当接し、導電クッションが剥がれたり、導電クッションが歪に変形して接触不良等を原因とする導通障害の発生が抑制される。
請求項3のプラズマディスプレイ装置は、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記導電クッションが前記テーパ面を有する断面三角形状であることを特徴とする。
請求項3の構成により、パネルをフロントキャビネットに組み付ける際、放熱板の下端面が断面三角形状とした導電クッションのテーパ面に当接する。
請求項4のプラズマディスプレイ装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記放熱板が前記シャーシ部材に沿って該シャーシ部材のほぼ全幅に渡って配置されるとともに、前記シールド部材の幅方向に沿って前記複数の導電クッションが間隔をおいて装着されていることを特徴とする。
請求項4の構成により、パネルをフロントキャビネットに組み付ける際、放熱板に複数の導電クッションが接触し、EMIフィルタで変換された電流が導電クッションから放熱板へと効果的に流れ、パネルから放射される電磁波によるノイズが低減される。
請求項1の請求項1のプラズマディスプレイ装置によれば、筐体の前面枠を構成するフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの背面に設けたEMI(Electro Magnetic Interference)フィルタと、このフィルタと電気的かつ機械的に接触して前記フロントキャビネットの外周に取り付けられる枠状の導電性シールド部材と、このシールド部材の背面側に位置して前記フロントキャビネットに固定されるパネルと、このパネルの背面を覆う導電性材料からなる金属製のシャーシ部材と、前記パネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックと、前記シャーシ部材と電気的かつ機械的に接触するように前記シャーシ部材の背面に固定された放熱板と、前記シールド部材の背面に電気的に接触した状態で装着された導電クッションとを備え、前記シャーシ部材を介して前記パネルをフロントキャビネットに固定する際、前記導電クッションに前記放熱板を押圧させたものであるから、パネルをフロントキャビネットに固定する際、EMIフィルタと電気的に接続したシールド部材と放熱板とが導電クッションを介して電気的に接続され、ねじなどの部品も不要であるとともに回路ブロックの熱を放熱する放熱板を利用することにより組み付け部品点数を削減でき、組み付け作業性にも優れる。また、パネルから放射される電磁波をEMIフィルタで電流に変換し、その変換された電流をEMIフィルタからシールド部材、導電クッション、放熱板を経由してシャーシ部材に流すことができるとともに、EMIフィルタとシャーシ部材とでパネルの表裏を覆うことでパネルを電磁的にシールドし、パネルから放射される電磁波によるノイズを低減することができる
請求項2のプラズマディスプレイ装置によれば、請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記放熱板は、前記シャーシ部材の下端縁から張り出して固定され、そのシャーシ部材から張り出した放熱板を前記導電クッションに押し付けるとともに、該導電クッションに前記放熱板と当接するテーパ面を形成したものであるから、放熱板が導電クッションのテーパ面に確実に当接し、放熱板によって導電クッションが剥がれたり、導電クッションが歪んで導電クッションと放熱板との接触不良を引き起こす虞れがなく、導電クッションと放熱板との接触不良等による導通障害の発生を防止して、電磁波によるノイズの低減効果を維持することができる。
請求項3のプラズマディスプレイ装置によれば、請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記導電クッションが前記テーパ面を有する断面三角形状であるから、パネルをフロントキャビネットに組み付ける際、放熱板が断面三角形状とした導電クッションのテーパ面に当接する。
請求項4のプラズマディスプレイ装置によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマディスプレイ装置において、前記放熱板が前記シャーシ部材に沿って該シャーシ部材のほぼ全幅に渡って配置されるとともに、前記シールド部材の幅方向に沿って前記複数の導電クッションが間隔をおいて装着されているものであるから、EMIフィルタで変換された電流が導電クッションから放熱板へと効果的に流れ、パネルから放射される電磁波によるノイズが低減される。
以下、本考案のプラズマディスプレイ装置についての具体的実施例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本考案を具体化する際の一形態であって、本考案をその範囲内に限定するためのものではない。
図1〜図3は本考案の実施例1を示すものであり、図1はプラズマディスプレイパネルの分解斜視図、図2はプラズマディスプレイパネルの組み付け状態を示す斜視図、図3はプラズマディスプレイパネルの組み付け状態を示す断面図である。
図1に示すように、パネルとしてプラズマディスプレイパネル1は、フロントキャビネット2と、リアキャビネット3からなる筺体4に格納されている。フロントキャビネット2は、プラズマディスプレイパネル1の画像表示領域に対応した開口部2aを有しており、前面枠として機能する。
筺体4内のプラズマディスプレイパネル1は、導電性のシャーシ部材5の前面側に固定され、シャーシ部材5の背面側には、プラズマディスプレイパネル1に信号を印加して表示を行う回路ブロックが固定されている。回路ブロックは電源基板6、スケラー基板7、デジタル基板8、インバータ基板9などで構成されている。また、シャーシ部材5の背面側には、導電性を備えた左右一対のフレーム体10が固定され、このフレーム体10の端部に位置して回路ブロックからの発熱を逃すための放熱板11が固定されている。
左右のフレーム体10は、全体として台形状に折曲され、その両端部に形成するフランジ部10aを載置し、上側のフランジ部10aを前記フレーム体10にねじ止め、下側のフランジ部10aが前記放熱板11を介して前記フレーム体10にねじによって共締めされている。この放熱板11は、シャーシ部材5のほぼ全幅に渡ってシャーシ部材5の下端縁に沿うように配置され、かつ、放熱板11に下端縁が前記シャーシ部材5から突出するようにシャーシ部材5に固定されている。
前記フロントキャビネット2の背面には、フィルム状のEMI(Electro Magnetic Interference)フィルタ15と、このEMIフィルタ15と電気的かつ機械的に接触してフロントキャビネット2の外周に取り付けられる枠状を成す導電性のシールド部材16とが設けられている。
EMIフィルタ15は、プラズマディスプレイパネル1の画像表示領域よりも広く、そのEMIフィルタ15にシールド部材16が接触させた状態でシールド部材16がフロントキャビネット2の外周背面側に取り付けられている。また、フロントキャビネット2の下部には、前記シャーシ部材5の下端縁から張り出した放熱板11と接触する複数の導電クッション20が間隔をおいて並設されている。そして、前記プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波は、EMIフィルタ15で電流に変換され、変換された電流をEMIフィルタ15からシールド部材16、導電クッション20、放熱板11を経由してシャーシ部材5に流すことで、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波によるノイズを低減している。これにより、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波が遮断される。また、EMIフィルタ15とシャーシ部材5とでプラズマディスプレイパネル1の表裏を覆うことでプラズマディスプレイパネル1を電磁的にシールドすることができる。また、回路ブロックから発散される熱が伝熱性に優れた放熱板11へと流れ、放熱板11から発散されるため、回路ブロックの周囲に熱が篭らないから、熱による回路ブロックの劣化を防止できる。このように、放熱として用いる放熱板11をシールド部材16に取り付けた導電クッション20に押し付けてEMIフィルタ15とシャーシ部材5とを電気的に接続するものであるから、プラズマディスプレイパネル1を組み付けてユニット化したシャーシ部材5をフロントキャビネット2に固定するだけで、EMIフィルタ15とシャーシ部材5とを簡単に接続することができる。また、導電クッション20は、弾性を備え伸縮自在であるから、成形誤差や組み付け誤差なでによってシールド部材16と放熱板11との隙間にバラツキが生じたとしても、導電クッション20でバラツキを吸収できるから、組み付け作業性にも優れる。
以上のように本実施の実施例1によれば、プラズマディスプレイパネル1をフロントキャビネット2に固定する際、EMIフィルタ15と電気的に接続したシールド部材16と、シャーシ部材5と電気的に接続した放熱板11とを弾性を有する導電クッション20を介在させて電気的に接続することにより、ねじなどの部品も不要であるとともにねじの締付け作業を省略できるから、組み付け作業を簡単かつ効率的に行うことができ、生産性を高めることができる。さらに、放熱として用いる放熱板11を利用することにより一層、組み付け部品を削減できる。また、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波をEMIフィルタ15で電流に変換し、その変換された電流をEMIフィルタ15からシールド部材16、導電クッション20、放熱板11を経由してシャーシ部材5に流すことができるとともに、EMIフィルタ15とシャーシ部材5とでプラズマディスプレイパネル1の表裏を覆うことでプラズマディスプレイパネル1を電磁的にシールドし、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波によるノイズを低減することができる。
図4は本考案の第2実施例を示し、前記実施例1と同一機能を有する部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。本実施例では、導電クッション30として放熱板11の押し付け方向に対して傾斜したテーパ面30aを有する断面三角形状の導電クッション30を用いる。また、本実施例では前記実施例1で示す、シールド部材16に変えてEMIフィルタ15の前面側にEMIフィルタ15と電気的かつ機械的に接続したL型のシールド材17を配置し、このシールド材17の立上り壁17Aで導電クッション30の垂直部を支持している。
すなわち、プラズマディスプレイパネル1の大きさにあるいは放熱板11の形状によっては、シールド部材16に接着した導電クッション30に対して放熱板11を直交状態で組み付けられる場合がある。すなわち、放熱板11の端部がL次状に屈曲し、その屈曲部11Aを導電クッション30に押し付ける場合、図4(a)において矢印Aに示すように、放熱板11に形成される屈曲部11Aの押し付け方向が導電クッション30の受面に対して直交することから、導電クッション30が剥がれたり、導電クッション30が歪んで導電クッション30と放熱板11との接触不良を引き起こす虞れがあるが、屈曲部11Aの押し付け方向に対して傾斜したテーパ面30aを有する断面三角形状の導電クッション30を用いる。これにより、図4(b)に示すように、プラズマディスプレイパネル1をフロントキャビネット2に組み付ける際、放熱板11の屈曲部11Aが導電クッション30のテーパ面30aに当接し、押圧力が分散するとともに、シールド材17の立上り壁17Aで導電クッション30を抑えることができるため、導電クッション30が剥がれたり、導電クッション30が歪むことによって生じる接触不良、ひいては導通障害の発生を防止することができる。また、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波はEMIフィルタ15で電流に変換され、その変換された電流がEMIフィルタ15からシールド部材17、導電クッション30、放熱板11を経由してシャーシ部材5に流すことから、前記実施例1と同様、プラズマディスプレイパネル1から放射される電磁波によるノイズを低減することができる。
以上のように、本実施例においては、導電クッション30として放熱板11の押し付け方向に対して傾斜したテーパ面30aを有する断面三角形状の導電クッション30を用いることによって、導電クッション30が剥がれたり、導電クッション30が歪むことによって生じる接触不良等を防止することができる。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記各実施例に限定されるものでなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば前記実施例2では、断面三角形状の導電クッションを用いた場合を示したが、必ずしも断面三角形状に限らず放熱板の押し付け方向に対して傾斜したテーパ面を有する形状であればよい。
1 プラズマディスプレイパネル
2 フロントキャビネット
3 リアキャビネット
4 筐体
5 シャーシ部材
6 電源基板(回路ブロック)
7 スケラー基板(回路ブロック)
8 デジタル基板(回路ブロック)
9 インバータ基板(回路ブロック)
11 放熱板
11A 屈曲部
15 EMIフィルタ
16 シールド部材
20,30 導電クッション
30a テーパ面
2 フロントキャビネット
3 リアキャビネット
4 筐体
5 シャーシ部材
6 電源基板(回路ブロック)
7 スケラー基板(回路ブロック)
8 デジタル基板(回路ブロック)
9 インバータ基板(回路ブロック)
11 放熱板
11A 屈曲部
15 EMIフィルタ
16 シールド部材
20,30 導電クッション
30a テーパ面
Claims (4)
- 筐体の前面枠を構成するフロントキャビネットと、このフロントキャビネットの背面に設けたEMI(Electro Magnetic Interference)フィルタと、このフィルタと電気的かつ機械的に接触して前記フロントキャビネットの外周に取り付けられる枠状の導電性シールド部材と、このシールド部材の背面側に位置して前記フロントキャビネットに固定されるパネルと、このパネルの背面を覆う導電性材料からなる金属製のシャーシ部材と、前記パネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックと、前記シャーシ部材と電気的かつ機械的に接触するように前記シャーシ部材の背面に固定された放熱板と、前記シールド部材の背面に電気的に接触した状態で装着された導電クッションとを備え、前記シャーシ部材を介して前記パネルをフロントキャビネットに固定する際、前記導電クッションに前記放熱板を押圧させたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
- 前記放熱板は、前記シャーシ部材の下端縁から張り出して固定され、そのシャーシ部材から張り出した放熱板を前記導電クッションに押し付けるとともに、該導電クッションに前記放熱板と当接するテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記導電クッションが前記テーパ面を有する断面三角形状であることを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置。
- 前記放熱板が前記シャーシ部材に沿って該シャーシ部材のほぼ全幅に渡って配置されるとともに、前記シールド部材の幅方向に沿って前記複数の導電クッションが間隔をおいて装着されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9877382B2 (en) | 2014-02-10 | 2018-01-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9877382B2 (en) | 2014-02-10 | 2018-01-23 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
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