JPH1121802A - 舗装材 - Google Patents
舗装材Info
- Publication number
- JPH1121802A JPH1121802A JP19055797A JP19055797A JPH1121802A JP H1121802 A JPH1121802 A JP H1121802A JP 19055797 A JP19055797 A JP 19055797A JP 19055797 A JP19055797 A JP 19055797A JP H1121802 A JPH1121802 A JP H1121802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pavement material
- pavement
- concrete block
- facing
- lightweight concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 滑り性，弾力性，排水性に優れた舗装材を提
供すること。 【解決手段】 軽量気泡コンクリートブロックの表面に
仕上げ材として耐摩耗性材料を塗布している。
供すること。 【解決手段】 軽量気泡コンクリートブロックの表面に
仕上げ材として耐摩耗性材料を塗布している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装材に関するも
ので、詳しくは、地面に敷き詰めて歩道等を構成するブ
ロック状舗装材に関するものである。
ので、詳しくは、地面に敷き詰めて歩道等を構成するブ
ロック状舗装材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特に、歩道，広場等では、調和した景観
を得るために、各種舗装材が採用されている。舗装材と
しては、アクリル，エポキシ樹脂等の高分子材料、歴青
材料、セメント材料、陶磁器材料、砂利，砕石等の土石
材料、御影石，大理石等の石材料、木塊，コルク等の木
材料等がある。
を得るために、各種舗装材が採用されている。舗装材と
しては、アクリル，エポキシ樹脂等の高分子材料、歴青
材料、セメント材料、陶磁器材料、砂利，砕石等の土石
材料、御影石，大理石等の石材料、木塊，コルク等の木
材料等がある。
【０００３】ところで、舗装材の機能としては、滑り
性，弾力性，排水性が問題とされ、滑り抵抗が比較的大
きく、適度なクッション性を有し、水溜まりを生じない
ように排水性に富んでいることが好ましい。
性，弾力性，排水性が問題とされ、滑り抵抗が比較的大
きく、適度なクッション性を有し、水溜まりを生じない
ように排水性に富んでいることが好ましい。
【０００４】しかしながら、上記従来の舗装材では、木
材料を除いて一般的に透水性が劣り、傾斜を施したり透
水性の目地材料を採用して排水性を高めていた。
材料を除いて一般的に透水性が劣り、傾斜を施したり透
水性の目地材料を採用して排水性を高めていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、滑り性，弾力性，排水性に優れた舗装材を提供する
ことにある。
は、滑り性，弾力性，排水性に優れた舗装材を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の舗装材では、軽
量気泡コンクリートブロックの表面に仕上げ材として耐
摩耗性材料を塗布している。
量気泡コンクリートブロックの表面に仕上げ材として耐
摩耗性材料を塗布している。
【０００７】本発明の舗装材では、軽量気泡コンクリー
トを採用しているので、透水性，クッション性を有し、
さらに表面が粗面であるため、滑り抵抗も大きく歩行性
が極めてよい。また、本発明の舗装材では、耐摩耗性材
料を軽量気泡コンクリートの表面に塗布することによっ
て、軽量気泡コンクリートの弱点である摩耗を保障して
いる。
トを採用しているので、透水性，クッション性を有し、
さらに表面が粗面であるため、滑り抵抗も大きく歩行性
が極めてよい。また、本発明の舗装材では、耐摩耗性材
料を軽量気泡コンクリートの表面に塗布することによっ
て、軽量気泡コンクリートの弱点である摩耗を保障して
いる。
【０００８】
【発明の実施の形態】軽量気泡コンクリートの気泡は独
立気泡，連続気泡のいずれでもよいが、透水性を高める
ためには連続気泡が好ましい。また、発泡方向は曲げ剪
断力方向に対して平行であることが強度上好ましい。
立気泡，連続気泡のいずれでもよいが、透水性を高める
ためには連続気泡が好ましい。また、発泡方向は曲げ剪
断力方向に対して平行であることが強度上好ましい。
【０００９】軽量気泡コンクリートブロックの形状は、
任意の形状のものでよいが、インターロッキングブロッ
クのように、各ブロックを凹凸によって組み合わせるよ
うにすれば、曲げ剪断力に対する強度が高まる。また、
軽量気泡コンクリートブロックの厚みは任意であるが、
衝撃に対する十分な強度を得るために、４０ｍｍ以上が
好ましい。
任意の形状のものでよいが、インターロッキングブロッ
クのように、各ブロックを凹凸によって組み合わせるよ
うにすれば、曲げ剪断力に対する強度が高まる。また、
軽量気泡コンクリートブロックの厚みは任意であるが、
衝撃に対する十分な強度を得るために、４０ｍｍ以上が
好ましい。
【００１０】軽量気泡コンクリートブロックの表面に塗
布する仕上げ材としては、アクリル樹脂，エポキシ樹脂
等の樹脂系仕上げ材が好ましく、それらを素材として珪
砂を加えた樹脂系モルタル等を使用すればさらに好まし
い。仕上げ材の調合は、水粉体比１５〜１７％程度が適
当である。また、仕上げ材の厚みは、耐久性の理由から
１ｍｍ以上の厚みにすることが好ましい。さらに、仕上
げ材の上にトップコートを塗布すれば、耐磨耗性が向上
する。
布する仕上げ材としては、アクリル樹脂，エポキシ樹脂
等の樹脂系仕上げ材が好ましく、それらを素材として珪
砂を加えた樹脂系モルタル等を使用すればさらに好まし
い。仕上げ材の調合は、水粉体比１５〜１７％程度が適
当である。また、仕上げ材の厚みは、耐久性の理由から
１ｍｍ以上の厚みにすることが好ましい。さらに、仕上
げ材の上にトップコートを塗布すれば、耐磨耗性が向上
する。
【００１１】
【実施例】図１には、本発明の舗装材を使用して舗装を
行なった例を示している。
行なった例を示している。
【００１２】この舗装材１は、軽量気泡コンクリートブ
ロック２の表面に仕上げ材３として樹脂系モルタル（例
えば、ジムデック（商品名））を１．０〜１．５ｍｍ程
度の厚みに吹き付け塗装し、さらに、仕上げ材３の上面
にトップコート４を塗布している。
ロック２の表面に仕上げ材３として樹脂系モルタル（例
えば、ジムデック（商品名））を１．０〜１．５ｍｍ程
度の厚みに吹き付け塗装し、さらに、仕上げ材３の上面
にトップコート４を塗布している。
【００１３】そして、この舗装材１は、図１に示したよ
うに、路床５上に切込砕石等による路盤６を敷き、その
上に砂等によるサンドクッション７を敷き、その上に並
べて敷き込まれる。
うに、路床５上に切込砕石等による路盤６を敷き、その
上に砂等によるサンドクッション７を敷き、その上に並
べて敷き込まれる。
【００１４】図２は、縦横１００×３００ｍｍの矩形の
舗装材１を使用し、それらを縦横に組み合わせて露地を
構成したものである。
舗装材１を使用し、それらを縦横に組み合わせて露地を
構成したものである。
【００１５】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る舗装材
は、軽量気泡コンクリートによって形成されている。一
般にブロック舗装作業は腰を屈めて行なう場合が多い
が、本発明に係る舗装材は、軽量なためその作業が容易
になる。
は、軽量気泡コンクリートによって形成されている。一
般にブロック舗装作業は腰を屈めて行なう場合が多い
が、本発明に係る舗装材は、軽量なためその作業が容易
になる。
【００１６】また、軽量気泡コンクリートは、クッショ
ン性に優れ、コンクリートブロックなどと比較すると柔
らかく、歩みごごちがよく、さらに透水性に優れている
ので雨水の大地への還元を促進し、降雨時にあっても快
適な歩行が確保される。
ン性に優れ、コンクリートブロックなどと比較すると柔
らかく、歩みごごちがよく、さらに透水性に優れている
ので雨水の大地への還元を促進し、降雨時にあっても快
適な歩行が確保される。
【００１７】軽量気泡コンクリートは比較的摩耗し易い
が、本発明に係る舗装材では表面に耐摩耗性材料が塗布
されているので摩耗が防止される。
が、本発明に係る舗装材では表面に耐摩耗性材料が塗布
されているので摩耗が防止される。
【００１８】さらに、軽量気泡コンクリートは表面が粗
面であるため、特別の加工を施さなくても滑る虞がな
い。
面であるため、特別の加工を施さなくても滑る虞がな
い。
【００１９】また、軽量気泡コンクリートは加工が容易
であるため、他のブロックまたは構築物等との整合が容
易に行なえる。
であるため、他のブロックまたは構築物等との整合が容
易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る舗装材を使用して舗装した構造を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図２】本発明に係る舗装材を使用して露地を形成した
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
１ 舗装材 ２ 軽量気泡コンクリートブロック ３ 仕上げ材 ４ トップコート ５ 路床 ６ 路盤 ７ サンドクッション
Claims (3)
- 【請求項１】 軽量気泡コンクリートブロックの表面に
仕上げ材として耐摩耗性材料を塗布したことを特徴とす
る舗装材。 - 【請求項２】 前記仕上げ材は、樹脂系モルタルである
ことを特徴とする請求項１に記載の舗装材。 - 【請求項３】 前記仕上げ材の表面にトップコートを塗
布したことを特徴とする請求項１または２に記載の舗装
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19055797A JPH1121802A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 舗装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19055797A JPH1121802A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 舗装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121802A true JPH1121802A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16260061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19055797A Pending JPH1121802A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 舗装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121802A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017206607A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | 大成建設株式会社 | 耐摩耗性強化被覆材、耐摩耗性を備えた軽量薄板パネル及び耐摩耗性を備えた構造物の表面の形成方法 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP19055797A patent/JPH1121802A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017206607A (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-24 | 大成建設株式会社 | 耐摩耗性強化被覆材、耐摩耗性を備えた軽量薄板パネル及び耐摩耗性を備えた構造物の表面の形成方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3969851A (en) | Architectural paving system with individual control joint paving | |
| Autelitano et al. | Criteria for the selection and design of joints for street pavements in natural stone | |
| JP2006512519A (ja) | 成形済み複合ブロック | |
| KR101012968B1 (ko) | 바텀애쉬 골재를 이용한 미끄럼 방지기능을 가진 블록 및 그 제조방법 | |
| JP2529801B2 (ja) | 改善された透水性コンクリ―ト舗装の製造方法 | |
| Gerharz | Pavements on the base of polymer-modified drainage concrete | |
| KR100991501B1 (ko) | 투수콘크리트 및 이를 이용한 도로포장공법 | |
| CN204898456U (zh) | 一种含橡胶沥青应力吸收层沥青路面 | |
| KR970001036B1 (ko) | 투수성 수지포장 조성물 및 이를 이용한 포장체 | |
| JPH1121802A (ja) | 舗装材 | |
| JPH08231283A (ja) | 透水性ブロックおよびその製造方法 | |
| JPH11181707A (ja) | 透水性樹脂舗装材を使用しての舗装方法とブロック製造方法。 | |
| JP2002294624A (ja) | 透水性舗装構造 | |
| EP1489057A1 (en) | Concrete for paving | |
| KR20090030472A (ko) | 기능성 탄성 포장층 시공방법 | |
| JPH0463927B2 (ja) | ||
| GB2331540A (en) | Pavement construction | |
| JPH111903A (ja) | 透水性弾性舗装材及び透水性弾性舗装方法 | |
| JP4021174B2 (ja) | 現場施工型弾性舗装体の端部接続処理方法 | |
| KR200241523Y1 (ko) | 생명수를 저장하는 탄성체 투수콘크리트 포장구조 | |
| KR20010067731A (ko) | 생명수를 저장하는 탄성체 투수콘크리트 포장방법 | |
| JPH11310445A (ja) | 透水性弾性舗装用材料、透水性弾性舗装体、及び透水性弾性舗装用敷設板 | |
| KR100736918B1 (ko) | 포도용 블록의 파손방지를 위한 블록버퍼 | |
| JPH08165606A (ja) | 舗装材およびこの舗装材を用いた舗装構造 | |
| JP2002309503A (ja) | ブロック舗装及びその施工方法 |