JPH11216924A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH11216924A
JPH11216924A JP10020527A JP2052798A JPH11216924A JP H11216924 A JPH11216924 A JP H11216924A JP 10020527 A JP10020527 A JP 10020527A JP 2052798 A JP2052798 A JP 2052798A JP H11216924 A JPH11216924 A JP H11216924A
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JP
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JP10020527A
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Nobuo Yamagishi
信雄 山岸
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置において、折丁処理を行う場合に、
見開きとなる2つのページに跨って単一のイメージを割
り付けられるようにする。 【解決手段】 印刷装置10において、面付け部22は
各折丁シートにおける各面に対するイメージの割付を行
う。大型イメージが含まれる場合、それが見開きとなる
2つのページに跨って割り付けられるように大型イメー
ジを2つに分割し、それぞれの分割イメージを左右のペ
ージに割り付ける。その左右のぺージの間には離間領域
が設けられ、その離間領域の大きさは折丁シート積層状
態における各シートの位置等に応じて可変設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に関し、特
に折丁シートへ印刷が行える印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、後処理装置(フィニッシャー)を
備えた印刷装置が普及しつつある。後処理装置は、例え
ば折丁機能を有する。かかる機能は、各印刷用紙を中央
で折りかつ各印刷用紙を重ねることにより冊子やパンフ
レットなどを作成する機能である。そのような折丁処理
に対応するため、印刷時には、折丁される印刷用紙(折
丁シート)の表裏両面の各ページ面に、各ページイメー
ジが印刷される。
【0003】この場合、各ページ面へのイメージの割付
(面付け)指定を手作業で行うのは効率が悪く、またイ
メージの割付順序が複雑となることから間違いやすい。
そこで、例えば特公平8−29892号公報などには、
そのような煩雑な手作業による割付指定を要せずに、折
丁用シートへ適正に各イメージを印刷できる装置が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、折丁用シートの各面よりも大型のサイズ
のイメージを自動的に割り付けることはできなかった。
例えば、ある見開きの2ページにわたって2倍のサイズ
をもったイメージを割り付けたい場合でも、従来装置で
はそれに対応できなかった。なお、実開平3−1248
51号公報、特開平5−138978号公報には関連す
る技術が開示されているが、いずれも以下の本発明の目
的は達成できない。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、折丁処理を前提として、見開
きとなる2つのページに跨って単一のイメージを割り付
けられるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、印刷ジョブを構成する各イメージを折丁
シートの各ページに割り付ける割付手段と、前記割り付
けられたイメージを折丁シートの各ページに印刷する印
刷手段と、を含む印刷装置において、前記割付手段は、
前記印刷ジョブに1ページを越えるサイズをもった大型
イメージが含まれている場合に前記大型イメージを分割
して各分割イメージを見開きで連続する2つのページの
それぞれに割り付ける分割割付手段を含むことを特徴と
する。
【0007】上記構成によれば、分割割付手段によって
大型イメージを判定して、それを2つに分割して見開き
となる2つのページに割り付けることができる。よっ
て、ユーザーによる割付の煩わしさ、その際の間違いな
どを防止できる。また、原稿作成時にイメージの割付条
件を意識する必要がなくなるので、その意味においても
ユーザーの負担が軽減される。更に見開きイメージを利
用して効果的なレイアウトを実現できる。
【0008】本発明の好適な態様では、前記割付手段
は、前記大型イメージが同一の折丁シートの表裏ページ
に跨って割り付けらてしまう場合にエラー判定を行うエ
ラー判定手段を含む。この構成によれば、誤って同一の
イメージの左右面がシートの表裏に割り付けられてしま
うことを未然に防止できる。
【0009】本発明の好適な態様では、前記割付手段
は、前記印刷ジョブに表紙に相当する前記大型イメージ
が含まれている場合に、表紙に相当する折丁シートの所
定の2つのページに当該大型イメージを割り付ける。こ
の構成によれば、表紙以外の中間の折丁シートだけでな
く、表紙に相当する見開き面に対してもそこに大型イメ
ージを割り付けることができる。
【0010】本発明の好適な態様では、前記割付手段
は、前記大型イメージが分割されて見開きの2つのペー
ジに割り付けられる場合に、中折りの位置から離間領域
をおいて各分割イメージを割り付ける機能を有する。こ
の機能によれば、特に冊子が厚く見開きの中綴じ部分に
おいてイメージが隠れてしまったり見難くなってしまっ
たりすることに対応できる。
【0011】本発明の好適な態様では、前記離間領域の
幅は折丁シート積層時における各折丁シートの位置に応
じて可変設定される。この構成によれば、離間領域が固
定的に設定される場合における離間領域の過不足の問題
に対処でき、見開き面において左右イメージの自然なつ
ながりを常に確保可能である。
【0012】なお、本発明は、2つ折り以外の例えば4
つ折りの折丁方式や袋とじ方式などにも適用可能であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0014】図1には、本発明に係る印刷装置の好適な
実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブ
ロック図である。
【0015】図1において、印刷装置10は、印刷ジョ
ブとしてのPDL(ページ記述言語)ファイル12を入
力してそれを処理し、最終的な印刷結果としての印刷物
14を生成する装置である。この印刷装置10は本実施
形態において後述する後処理を行うフィニッシャー34
を有する。
【0016】入力部16には、図1に示す実施形態にお
いて、上述のPDLファイル12が入力される。このP
DLファイル12は、いわゆるページ記述言語で各ペー
ジの内容が記述されたファイルである。そのファイルは
大別して原稿すなわちイメージの内容とジョブ属性とで
構成される。なお、図1に示す実施形態ではPDLファ
イル12が入力されているが、もちろん本発明はビット
マップイメージがそのまま入力されるような場合におい
ても適用可能である。
【0017】制御部18は、印刷装置10の全体制御を
行うものであり、制御部18には、入力部16を介して
入力されたPDLファイル12が渡される。制御部18
はジョブ属性にしたがってジョブの処理方針を決定する
機能を有している。制御部18に接続されたPDL解釈
部20にはPDLファイル12が入力され、そのPDL
解釈部20によってPDLファイル12が解釈され、そ
の結果、各ページのイメージ(原稿イメージ)が生成さ
れる。PDL解釈部20は、例えばデコンポーザと称さ
れるものであり、PDL言語の解釈機能及びイメージ生
成機能を有するものである。PDL解釈部20によって
生成された各ページのイメージはイメージ記憶部26に
一旦格納される。
【0018】制御部18によって、印刷ジョブのジョブ
属性として折丁面付け属性が指定されていると判断され
た場合、面付け部22が機能し、後述するような本実施
形態に係る面付け処理が実行されることになる。この面
付け部22は、各折丁シートの各面に対してイメージあ
るいは分割イメージを割り付ける処理を実行するもので
あり、イメージ分割部24を有している。この処理につ
いては後に詳述する。
【0019】操作部28はキーボード等で構成され、ユ
ーザーにより各種のモードやパラメータを入力するため
の装置である。イメージ記憶部26は、例えば大容量メ
モリやハードディスク等の記憶装置で構成されるもので
あり、各ページのイメージが格納されるものである。こ
のイメージ記憶部26から読み出される各ページのイメ
ージは出力部30に送出される。本実施形態において、
出力部30は用紙に対する印刷を実行する印刷エンジン
32と、印刷後の用紙に対する後処理を行うフィニッシ
ャー34と、で構成される。ここで、フィニッシャー3
4は、例えば折丁処理を行う場合には各折丁シートに対
する中折りやステープル処理などを実行する装置であ
る。
【0020】図2〜図5には図1に示した印刷装置10
による折丁処理の概念が示されている。具体的には、図
2には、各折丁シートと各折丁シートの各面に割り付け
られるページ番号との対応関係が示されている。本実施
形態においては2つ折りされる折丁シートが示されてい
るが、本発明は例えば4つ折りあるいは8つ折りなどさ
れる折丁シートに対しても適用可能である。
【0021】図3には、PDLファイル12を解釈して
生成される各原稿イメージの概念が示されている。これ
らは印刷ジョブの本体を構成するものである。図3に示
す例では、4番目の原稿イメージとして通常イメージの
2倍のサイズをもった大型イメージが含まれている。す
なわち、例えば折丁シートの各面がA4サイズである場
合において、4番目以外のイメージはA4サイズのイメ
ージであり、4番目のイメージはA3サイズのイメージ
である。従来においては、図3に示すような定形外の大
型イメージが含まれている場合、適切な面付けを行うこ
とができなかったが、本実施形態の印刷装置10によれ
ば図4に示すような印刷結果を得ることが可能である。
【0022】図4には、出力部30による各折丁シート
に対する印刷結果が示されている。図4に示されるよう
に、シート2の表面の左面とシート3の裏面の右面には
図3に示した4番目のイメージがそれぞれ二分割されて
面付けされている。その結果、図2に示したように、各
折丁シートを束ねて中折りしたような場合、見開きとな
る4ページ目と5ページ目に渡って単一のイメージ(図
3における4番目のイメージ)を割り付けることが可能
である。図4に示すようなイメージの分割は図1に示し
たイメージ分割部24によって行われ、各折丁シートの
ページに対するイメージあるいは分割イメージの割付は
面付け部22によって行われる。
【0023】本実施形態においては面付け部22が各種
のエラー判定機能を有している。図5にはそのようなエ
ラー判定の一例が示されている。図5に示すような印刷
ジョブにおいては、5番目に大型イメージが挿入されて
おり、このような印刷ジョブに対してイメージの割付を
行うと、シート3の裏面と表面とに跨って大型イメージ
が割り付けられてしまうことになる。すなわち見開きで
連続する2つのページに跨って大型イメージを割り付け
ることができない。そこで、本実施形態ではそのような
見開き割付を行えない場合には、エラーとして判定して
おり、これにより無駄な印刷を未然に防止することが可
能である。
【0024】図1に示した実施形態においては、定型イ
メージとその二倍サイズのイメージのみを受け付ける条
件が設定されていたが、もちろんそれ以外の大きさのイ
メージを受け付けることも可能であり、その処理につい
ては後に詳述する。
【0025】上記実施形態によれば、大型イメージを自
動的に判定し、その大型イメージを見開きの2つのペー
ジのみに対して適正に割り当てることが可能であり、ユ
ーザーのページ割り当ての負担や煩雑さを解消できると
いう利点がある。また、誤って折丁シートの裏面及び表
面に跨って大型イメージが割り付けられてしまうような
問題を未然に防止できるという利点がある。
【0026】次に、図6〜図10を用いて図1に示した
印刷装置10の動作について詳述する。
【0027】図6には、印刷装置10における折丁処理
が示されている。S101では、PDL解釈部20によ
ってデコンポーズ処理すなわち各ページのイメージを生
成する処理が実行される。ここで、生成されるイメージ
には通常サイズのイメージの他、上記のような大型イメ
ージが含まれていてもよい。
【0028】S102では、後に図7を用いて説明する
ように、各折丁ページ番号と各原稿イメージ番号とを対
応づける処理が実行される。S103〜S106の各工
程は折丁シート数分だけ繰り返し実行されるものであ
り、S104においては各折丁シートの各面に対するイ
メージの面付け処理が実行され、さらにS105では面
付け処理後の各イメージを出力部30に送信する処理が
実行される。これらのS103〜S106の具体的な工
程については図9に示されており、後に説明する。S1
07においてはフィニッシャー34によって中折りやス
テープル処理などのフィニッシング処理が実行される。
このような各処理の結果、図1に示した印刷物14が生
成される。
【0029】図7には、図6に示したS102の工程の
内容が具体的に示されている。S201においては各変
数及び各配列に対する初期化が行われる。ここで、iは
原稿イメージ番号を表すカウンタであり、jは折丁ペー
ジ番号を示すカウンタである。また以下に示すG[i]
は、i番目の原稿イメージを示すものである。X[j]
は、折丁ページ配列であって、これはj番目の折丁ペー
ジに面付けされる原稿イメージの番号を示すものであ
る。その折丁ページ配列に0が代入される場合、それは
空白ページを示している。Y[j]は、見開きフラグ配列
であって、それにはj番目の折丁ページに面付けされる
原稿イメージが見開きイメージである時にはtrueが
代入され、それ以外の場合にはfalseが代入され
る。
【0030】上記S201においては、原稿イメージ番
号を示すカウンタi及び折丁ページ番号を示すカウンタ
jにそれぞれ1が代入され、それらが初期化される。そ
して、全ての折丁ページ配列X[j]に対して0が代入さ
れ、同じく、全ての[j]にfalseが代入される。こ
のような初期化処理の後、S202以降の各工程が実行
される。
【0031】S202では、原稿イメージG[i]のサイ
ズが判定される。ここで、そのサイズが折丁ページサイ
ズと同じかそれ以下である場合には、S203が実行さ
れ、折丁ページ配列X[j]にiの値が代入される。一
方、S202において、折丁ページサイズよりも大きい
サイズであると判定された場合、S204においてラー
ジサイズ処理が実行される。その処理内容は図8に示さ
れており、後に説明する。
【0032】S205においては、次の原稿イメージG
[i+1]が存在するか否かが判断され、存在すればS2
06においてi及びjがひとつインクリメントされ、S
202以降の各工程が繰り返し実行される。この図7に
示す処理によれば、折丁ページ配列X[j]及び見開きフ
ラグ配列Y[j]のそれぞれに対して適切な値を付与する
ことができ、次に行われる面付け処理のための事前準備
を行うことができる。
【0033】図8には、S204に示したラージサイズ
処理の具体的な内容が示されている。まずS301で
は、大型イメージに対して見開きで連続する2つの折丁
ページに対して面付けを行えるか否かが判断される。す
なわち図3に示したような印刷ジョブの構成である場合
には見開きで大型イメージを面付けすることが可能であ
るが、一方、図5に示したような印刷ジョブの構成の場
合には見開きでの面付けが不可能であるので、その場合
にはS302においてエラーを判定し、例えばアラーム
などを発生させる。
【0034】見開きでの面付けが可能であれば、S30
3において、X[j]及びX[j+1]に対してiの値が代
入され、これと同時に、Y[j]及びY[j+1]にtru
eが代入される。そして、S304ではjが1つインク
リメントされる。上記のS303の工程により、大型イ
メージが分割して割り当てられる2つの折丁ページに対
してそれぞれ大型イメージの番号が与えられ、さらにそ
れらのページの属性として大型イメージである旨のtr
ueが付与される。
【0035】図9には、図6に示したS103〜S10
6に相当する各処理が具体的に示されている。この処理
において、Jは折丁ページ番号の最大値すなわち全ペー
ジ数を示しており、Kは折丁シート番号の最大値すなわ
ち全シート数を示している。kは折丁シート番号を示す
カウンタであり、nは面処理される折丁ページ番号を示
すものである。さらにPは折丁シートの4面の内の処理
対象となるページ面を表している。
【0036】S401においては、各変数に対する初期
化が行われる。ここでは、Jに対してjの値が代入され
る。すなわち、図7における処理において、jには全ペ
ージ数に相当する値が代入されているため、その値をJ
に代入する。また、Kには、[j+3]/4の計算結果の
整数値が代入される。この計算は2つ折りされる折丁シ
ートを前提とした場合において、全ページ数に基づいて
判定される必要な全シート数を表すものである。kには
1が代入されて初期化される。
【0037】S402では、各折丁シートごとに面付け
処理を行うのに先立って、折丁シートの表面及び裏面に
相当するイメージ領域すなわち印刷イメージメモリが確
保される。そして、S403〜S406の各工程では、
図10に示す面処理が実行されることになる。ここで、
S403では、折丁シートのA面に対する面処理が実行
され、以下同様にS404ではB面に対する面処理が行
われ、S405ではC面に対する面処理が行われ、S4
06ではD面に対する面処理が行われる。それらに対応
して、各工程においては、変数P及びnに必要な値が代
入される。
【0038】図10において、S501では、面処理さ
れる折丁ページ番号と折丁ページ番号の最大値とが比較
され、その最大値よりも折丁ページ番号が大きくなった
場合には、もはや面付けるべきイメージが存在しないた
めこの処理は終了する。S502では、見開きフラグ配
列Y[n]の値が読み取られ、それがtrueであるかあ
るいはfalseであるかが判定される。後者であれ
ば、すなわち見開きイメージではなく通常のイメージで
あればS503において折丁ページ配列X[j]の値が0
であるか否かが判断される。すなわち空白ページである
か否かが判断される。空白ページであればこの処理は終
了する。S505では、印刷ページメモリのP面部分
に、原稿イメージG[x[n]]が転送される。
【0039】一方、S502においてY[n]がtrue
であれば、すなわち見開きイメージが割り当てられるペ
ージが処理対象となった場合には、S504において、
当該処理対象となったページが見開きの右面に相当する
かあるいは左面に相当するかが判定される。この場合、
左面に対する面付けであれば、S506において、印刷
ページメモリのP面部分に、原稿イメージG[x[n]]の
左面が転送される。すなわち大型イメージが二分割さ
れ、そのうちの左面のイメージが転送される。一方、S
504において当該処理対象となったページが見開きイ
メージの右面に相当するページであると判断された場合
には、S507が実行され、印刷イメージメモリのP面
部分に原稿イメージG[x[n]]の右面が転送される。
【0040】図9に戻って、以上のようなS403〜S
406の処理が各折丁シートごとに行われ、すなわち各
折丁シート単位でそれが有する4つの面に対する面付け
処理が行われ、その後、S407において上記のように
面処理された1シート分のイメージ(表面及び裏面のイ
メージ)が出力部30に送出されることになる。そし
て、S408において、kとKが比較され、全てのペー
ジに対する処理が終了していないと判断された場合に
は、S409においてkが1つインクリメントされた後
S402からの各工程が各折丁シートごとに繰り返し実
行されることになる。このような処理が行われると、図
6に示したS107において上述したようにフィニッシ
ング処理が行われ、その結果、複数の折丁シートにより
印刷物14が構成される。
【0041】次に図11〜図13を用いて、第2の実施
形態について説明する。上述した第1の実施形態におい
ては、表紙以外の中間ページに対する大型イメージの割
付は可能であったが、見開き表紙に対して大型イメージ
を割り付けることはできなかった。第2の実施形態にお
いては、そのような割付が可能である。すなわち、図1
1に示すように、印刷ジョブの構成として最初に大型イ
メージが含まれている場合、印刷装置においてはそれを
判定し、図12に示すような各折丁シートの面へ各イメ
ージの割付を行う。この場合、表紙に相当するシート1
の裏面においては大型イメージが割付けられることにな
る。この場合、上述した第1の実施例同様に大型イメー
ジの分割を行ってもよいが、それを省略することも可能
である。図13にはそのような表紙に対する見開きイメ
ージの割付を行った場合における印刷結果が示されてい
る。したがって、この第2の実施形態に示されるような
機能をさらに図1に示した実施形態の構成に付加するこ
とによって、より実用性の高い装置を構成することが可
能である。
【0042】図14には第3の実施形態の概念が示され
ている。複数の折丁シートを中折りして冊子を構成した
場合、その積層された複数の折丁シートの中央付近では
シートはその位置に応じて開き難くなる傾向がある。こ
こで、もしそこに見開きイメージが割り当てられる場
合、中間部分付近のイメージは歪んで見えてしまった
り、あるいはイメージがとぎれて詰まったように見えて
しまう可能性がある。すなわち、シート枚数が多いため
に冊子の厚みが増して、中綴じ部分付近で用紙の厚みの
分だけ露出する印刷領域が狭くなってしまうのである。
【0043】そこで、第3の実施形態では、図14に示
すように、複数の折丁シートにおける各折丁シートの位
置に応じて左右のイメージの間における離間領域の量を
可変設定することを特徴とする。すなわち、折丁シート
の積層状態において、外側及び内側から中心に行くにし
たがって各シートにおける中心からのイメージのずらし
量を多くするものである。ここで、シート1及びシート
Kについてはそのようなずらし量すなわち離間領域が最
小に設定され、中心のシートにおいては離間領域が最大
に設定される。すなわち中間付近ほどページが開き難く
中綴じ部分に隙間が必要になるという現象に対応したも
のである。
【0044】ここで、ずらし量は例えばm=c×(K−
|2×k−K|)で決定される。ここで、Kは折丁シー
ト番号の最大値、kは処理しようとするシート番号、c
はシートごとの移動量を定める定数(mm/シート)で
ある。ここで、cは紙の厚みにより可変するように設定
するのが望ましい。
【0045】この第3の実施形態において、例えば左右
のイメージがシートの片面からはみ出てしまうような場
合には、そのはみ出る部分をカットするかあるいはイメ
ージに対して縮小処理を行ってもよい。
【0046】次に上記の各実施形態の変形例について説
明する。例えば上記の第1の実施形態において、折丁面
付け方法をジョブ属性によってユーザ指定できるように
してもよい。この場合、ページサイズ以下のイメージが
入力された場合には、ページにそのままの大きさのイメ
ージを貼り付けるか、あるいはイメージに対して拡大や
回転などの処理を行って割付を行ってもよい。
【0047】また、ページサイズ以上であってシートサ
イズ以下のイメージが入力された場合、シート上におい
て左上にイメージを寄せて割り付けてもよく、あるいは
シート中央にイメージを割り当ててもよい。
【0048】また、上記の図5に示したようなイメージ
の構成を持ったジョブが入力された場合、すなわち表紙
の裏面と表面に跨って大型イメージが割り付けられるよ
うな場合には、空白ページを挿入して次の見開きの両ペ
ージに渡って大型イメージが割り付けられるようにして
もよく、あるいは強制的にそのような裏と表の両ページ
に渡って面付けがなされるようにしてもよく、あるい
は、そのような場合には見開きの左側のページに大型イ
メージを縮小あるいは回転させて割り付けるように構成
してもよい。
【0049】さらに、ページサイズ以上のイメージが入
力された場合には、イメージに対して縮小や回転処理を
施してページに対する割り当てを行ってもよく、また
は、そのイメージをページサイズに切り取って割り当て
を行ってもよい。
【0050】また、シートサイズ以上のイメージが入力
された場合には、そのシートサイズにイメージを縮小
し、見開きの2つのページに渡って当該イメージを割り
付けてもよく、あるいは、シートサイズに当該大型イメ
ージを切り取って見開きの2つのイメージに大型イメー
ジを割り付ける処理を行ってもよい。このような各種の
モードをユーザによって選択させることにより、より多
様な折丁処理を実現できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷装置において、折丁処理を前提として見開きとなる
2つのページに跨って単一のイメージを割り付けること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 折丁シートとそのシートの各面のページ番号
との対応関係を示す説明図である。
【図3】 印刷ジョブの構成を示す図である。
【図4】 見開きの2つのページに渡って、大型イメー
ジを分割した2つのイメージを割り付けた場合の割付結
果を示す図である。
【図5】 シートの表面と裏面に跨って大型イメージが
割り付けられてしまう印刷ジョブの構成を示す図であ
る。
【図6】 印刷装置の全体動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 図6に示すS102の具体的な処理内容を示
す図である。
【図8】 図7に示すS202の工程の具体的な処理内
容を示す図である。
【図9】 図6に示した面付け処理の具体的な処理内容
を示す図である。
【図10】 図9に示した面処理の具体的な処理内容を
示す図である。
【図11】 先頭に大型イメージを含む印刷ジョブを示
す図である。
【図12】 表紙に対して見開きイメージを割り当てた
場合の処理結果を示す図である。
【図13】 表紙に対して見開きイメージが割り付けら
れた場合の印刷結果を示す図である。
【図14】 見開きイメージの間に離間領域を設ける場
合の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 印刷装置、12 PDLファイル、14 印刷
物、16 入力部、18制御部、20 PDL解釈部、
22 面付け部、24 イメージ分割部、26イメージ
記憶部、28 操作部、30 出力部、32 印刷エン
ジン、34フィニッシャー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブを構成する各イメージを折丁
    シートの各ページに割り付ける割付手段と、 前記割り付けられたイメージを折丁シートの各ページに
    印刷する印刷手段と、 を含む印刷装置において、 前記割付手段は、前記印刷ジョブに1ページを越えるサ
    イズをもった大型イメージが含まれている場合に前記大
    型イメージを分割して各分割イメージを見開きで連続す
    る2つのページのそれぞれに割り付ける分割割付手段を
    含むことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記割付手段は、前記大型イメージが同一の折丁シート
    の表裏ページに跨って割り付けらてしまう場合にエラー
    判定を行うエラー判定手段を含むことを特徴とする印刷
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記割付手段は、前記印刷ジョブに表紙に相当する前記
    大型イメージが含まれている場合に、表紙に相当する折
    丁シートの2つのページに当該大型イメージを割り付け
    ることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記割付手段は、前記大型イメージが分割されて見開き
    の2つのページに割り付けられる場合に、中折りの位置
    から離間領域をおいて各分割イメージを割り付ける機能
    を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記離間領域の幅は折丁シート積層時における各折丁シ
    ートの位置に応じて可変設定されることを特徴とする印
    刷装置。
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