JPH11216870A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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JPH11216870A
JPH11216870A JP2055098A JP2055098A JPH11216870A JP H11216870 A JPH11216870 A JP H11216870A JP 2055098 A JP2055098 A JP 2055098A JP 2055098 A JP2055098 A JP 2055098A JP H11216870 A JPH11216870 A JP H11216870A
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groove
etching
jet head
ink jet
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JP2055098A
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Koji Kitahara
浩司 北原
Seiichi Fujita
誓一 藤田
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Seiko Epson Corp
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    • B41J2/1628Manufacturing processes etching dry etching

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクノズルの加工精度を低下させることな
く、インクノズルを形成するとともにインクジェットヘ
ッドにFPCを接続する端子を露出するための貫通孔を
同時に形成することのできるインクジェットヘッドのノ
ズルプレートを製造する方法を提供する。 【解決手段】ノズルプレート2を形成するためのシリコ
ンウエハ200の一方の面にエッチングを施して、イン
クノズル21となる微細な溝231と電極配線用の貫通
孔23となる溝の一部223を形成する。シリコンウエ
ハの他方の面から、インクノズル21の溝に比べ大きな
溝244、233Aを形成して、溝231と、溝244
を貫通させ、ノズル21を形成すると共に、溝233と
溝233Aを貫通させ貫通孔23を同時に得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのインクジェットヘッドの製造方法に関するもの
である。さらに詳しくは、本発明は、シリコン製の基板
を両面からエッチングを施して、ノズルプレートを形成
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタに用いられるイ
ンクジェットヘッドには、インク滴を外部に吐出する複
数のインクノズルと、これらのインクノズルに連通した
インク供給路とが半導体基板上に作り込まれたものが提
案されている。近年、インクジェットヘッドに対して
は、高精細文字を印字可能にするために、より精密でよ
り微細な加工が要求されている。このために、様々なイ
ンクジェットヘッドの製造方法が開発されている。
【0003】例えば、本願人による特開平5−5060
1号公報には、静電駆動方式のインクジェットヘッドに
おいて、シリコン単結晶基板にホトリソグラフィー技術
および湿式結晶異方性エッチングを適用することによっ
て、インクノズルおよびインク供給路を高精度に形成す
るためのインクジェットヘッドの製造方法が開示されて
いる。
【0004】同号公報に開示されているインクジェット
ヘッドは、複数個のインクノズルと、各インクノズルに
連通したインクキャビティと、インクキャビティにイン
クを供給する共通のインクリザーバとを備えた構成とな
っている。外部のインク供給源からインクジェットヘッ
ドのインクリザーバに供給されたインクは、インクリザ
ーバから各インク供給口を経由して対応するインクキャ
ビティに供給される。各インクキャビティの底面は振動
板として機能し、当該振動板を静電気力によって振動さ
せることにより変動するインクキャビティの容積変動を
利用して、インクキャビティに連通したインクノズルか
らインク滴を外部に向けて吐出することが可能となって
いる。
【0005】そして、このインクジェットヘッドは、リ
ザーバ、キャビティ等のインク供給路、振動板が形成さ
れたシリコン単結晶製の流路基板と、インク供給路を覆
う蓋基板と、振動板を静電気力によって撓めるための電
極が形成されたガラス製の電極基板をはりあわせた構造
を採用している。
【0006】このような構造を採用することにより、個
々のインクジェットヘッドのパターン(ノズル、インク
供給路、電極)をそれぞれの基板に形成した後、基板を
接合し、接合した基板を切断し個々のインクジェットヘ
ッドに分離するという製造方法(いわゆる多数個取り)
が採用でき、インクジェットヘッドを安価に製造でき
る。なお、多数個取りの例は、本願人による特開平9−
300630号に開示されている。即ち、下方の基板に
形成された信号もしくは電力をヘッドに供給するための
端子が露出するように、複数の蓋基板を列状に流路基板
に接合する方法が提案されている。
【0007】ところで、インク供給路を覆う蓋基板にノ
ズルを形成し、蓋基板自体をノズルプレートとして用い
る場合、特開平9−300630号に開示された方法よ
りも1枚のノズルプレートを流路基板に接合した後、個
々のインクジェットヘッドに分離する方が精度上望まし
い。
【0008】この場合、これら3枚の基板のうち一番上
の基板であるノズルプレートには、インクノズルの他
に、下部基板に形成された端子を露出させるための貫通
孔を形成する必要がある。
【0009】しかしながら、極めて高い精度が要求され
る微少なインクノズル用の孔を形成する工程と、前記貫
通孔を形成する工程は、独立した工程で行われていた。
例えば、貫通孔をエッチングであけた後、ノズル孔をエ
ッチングで形成するか、またはノズルを形成した後、貫
通孔をあけていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】インクノズル用の孔を
形成する工程と、前記貫通孔を形成する工程は、別々の
エッチング工程で行われていたため、エッチング工程に
関わるレジスト膜の形成、マスキング、レジスト膜の除
去等のパターニング及び、洗浄等全てのサブ工程を2回
行わなければならず、製造工程が複雑になると共に、製
造に時間がかかるという課題を有していた。
【0011】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
インクノズルの加工精度を低下させることなく、インク
ノズルを形成するとともに貫通孔を同時に形成すること
のできるインクジェットヘッドの製造方法を提案し、製
造工程を簡略化し、製造にかかる時間を短縮することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、下側の基板上に、インクジェットヘッ
ドの吐出部の一部となる凹部を列状に配置形成すると共
に、各々の吐出部に付設される圧力発生手段に信号もし
くは、電力を供給するための端子部を配置形成し、下側
の基板の上方に接合される上側の基板に、前記下側の基
板と接合した際に各吐出部と連通するインクノズルと、
前記端子部を露出させるための貫通孔を形成し、前記各
基板を接合してインクジェットヘッドを製造する方法で
あって、前記上側の基板の一方の面から、エッチングに
より所定の深さまで前記インクノズルとなる微細な第1
の溝と、前記貫通孔の一部となる第2の溝を形成した
後、前記上側の基板の他方の面からエッチングにより、
前記第1の溝に比べ大きな第3の溝を形成し、前記第1
の溝と、前記第2の溝を貫通させ、前記インクノズル及
び前記貫通孔を同時に形成することを特徴とする。これ
により、インクノズルと同時に貫通孔を形成することが
できる。
【0013】貫通孔が比較的大きい場合、前記第2の溝
を前記貫通孔の外周の輪郭を描く形状にエッチングする
ことで形成することが望ましい。
【0014】これにより、貫通孔部分のエッチング面積
を小さくできるため、エッチング速度の低下を防止する
と共に、ウェハー面内のエッチングによる溝の深さ方向
の精度悪化を防止できる。
【0015】より具体的なエッチング方法として、前記
上側の基板としてシリコン製の基板を用い、該基板の一
方の面から、プラズマ放電を用いたドライエッチングに
より所定の深さまで前記第1の溝と、前記第2の溝を形
成し、前記シリコン製の基板の他方の面からウエットエ
ッチングにより前記第3の溝を形成してもよい。
【0016】また、前記ドライエッチングを行うために
用いられるレジスト膜がシリコン酸化膜であり、前記シ
リコン酸化膜をエッチングして、前記シリコン製の基板
の表面を露出させ、該露出部分に対してドライエッチン
グを施してもよい。
【0017】更に、静電アクチュエータを用いたインク
ジェットヘッドを製造する場合、下側の基板を以下のよ
うに2枚用いて、製造しても良い。即ち、前記下側の基
板に、前記吐出部の一部となる前記凹部が列状に配置形
成された第1の基板と、各々の吐出部に付設される圧力
発生手段に信号もしくは、電力を供給するための前記端
子部が配置形成された第2の基板とを用いてもよい。こ
の場合、該第2の基板を、前記第1の基板の底面に接合
する工程を含み、前記第1の基板の各凹部の底面には、
予め振動板が形成され、前記第2の基板上には、両基板
が接合されたときに、前記各振動板に所定の空隙を有し
て対向する位置に、予め対向電極が形成される。
【0018】また、このようなインクジェットヘッドで
は、前記第1の基板上に、各振動板に共通に接続する共
通端子が形成され、前記共通端子に隣接した位置に配置
されるように、各対向電極に接続する個別端子が前記第
2の基板上に形成され、前記上側の基板の貫通孔は、前
記共通端子と個別端子を露出するように形成される。
【0019】
【発明の実施の形態】(本願発明が適用されるインクジ
ェットヘッドの一例)図1には本発明の方法を適用可能
なインクジェットヘッドの分解斜視図、図2に図1のイ
ンクジェットヘッドの概略断面を示してある。
【0020】以下、図1、図2を参照して説明すると、
本例のインクジェットヘッド1は、本願人による特開平
5−50601号公報に開示されているインクジェット
ヘッドと同様の静電駆動方式のインクジェットヘッドで
あり、シリコン単結晶基板からなるノズルプレート2
(上側の基板)と、同じくシリコン単結晶基板からなる
キャビティプレート3(第1の下側の基板)と、ガラス
基板4(第2の下側の基板)とを貼り合わせることによ
り構成されている。
【0021】なお、両図共に、説明を簡単にするために
1個のヘッドをしめしてあるが、いずれの基板2,3,
4共に複数個のインクジェットヘッド用のパターンが形
成されており、基板の接合後、図2に示すC−C面、D
−D面をダイシングを用いて切断し、個々のインクジェ
ットヘッドに分離される。
【0022】キャビティプレート3には、複数のインク
キャビティ31と、各インクキャビティ31にインクを
供給する共通のインクリザーバ32が形成されている。
ノズルプレート2の側には、各インクキャビティ31に
連通した複数のインクノズル21と、各インクキャビテ
ィ31を共通のインクリザーバ32に連通しているイン
ク供給口22が形成されている。インク供給口22は一
方の側に深溝部分22aが形成され、他方の側には浅溝
部分22bが形成された断面形状となっている。
【0023】キャビティプレート3の裏面に貼り付けた
ガラス基板4において、キャビティ31の底面を規定し
ている振動板33に対峙する部分には、凹部41が形成
され、当該凹部の底面には、振動板33に対峙した個別
電極42が形成されている。
【0024】この個別電極42は、溝44内に設けられ
たリード42aを介して、凹部45に設けられた個別端
子42bに接続されている。
【0025】この個別端子42bが、キャビティプレー
ト3とガラス基板4を接合したときに、露出するよう
に、キャビティプレート3には貫通孔36が設けられて
おり、この貫通孔36の近傍に、振動板33に電荷をチ
ャージするための共通端子35が設けられている。そし
て、ノズルプレート2には、下側の基板と接合された際
に、個別端子42bと共通端子35を露出するための貫
通孔23も形成されている。個々のインクジェットヘッ
ドに分離した後、不図示のFPCがこれらの端子42
b、35に接続される。
【0026】また、インクリザーバ32の底面にはイン
ク供給孔34が形成され、このインク供給孔34は、ガ
ラス基板4に形成したインク供給路43に連通してい
る。このインク供給路43およびインク供給孔34を介
して、外部のインク供給源からインクがインクリザーバ
32に供給可能となっている。
【0027】キャビティプレート3に形成した各キャビ
ティ31の底面を規定している振動板33は共通電極と
して機能し、このキャビティプレート3と、各振動板3
3に対峙している個別電極42との間に電圧を印加する
と、電圧が印加された個別電極42に対峙している振動
板33が静電気力によって振動し、これに伴ってキャビ
ティ31の容積変化が起こり、インクノズル21からイ
ンク滴の吐出が行われる。
【0028】ここで、インクノズル21は段状断面をし
たインクノズルである。すなわち、インク滴吐出方向の
前側には円形の小断面ノズル部分21a(小断面側の部
分)が形成され、後側には円形の大断面ノズル部分21
b(大断面側の部分)が形成されており、これらの境界
部分は環状の段面21cとなっている。従って、インク
ノズル21の軸線方向に沿って切断した断面形状は先端
側に向けて断面が階段状に小さくなっている。また、イ
ンクノズル21の先端開口21dは、ノズルプレート2
の反対側の面に形成した凹部24の底面に開口してい
る。
【0029】(本発明のインクジェットヘッドの製造方
法の実施形態)図3〜図6にはノズルプレート2の製造
工程の比較例を示してある。これらの図を参照してノズ
ルプレート2の製造手順を説明する。
【0030】(Step1:第1の熱酸化膜形成工程)
先ず、図3(A)に示すように、厚さが180ミクロン
のシリコンウエハ200を用意し、当該シリコンウエハ
200を熱酸化させて、その表面にレジスト膜としての
厚さが1.2ミクロン以上のSiO2 膜210を形成す
る。
【0031】(Step2:SiO2 膜の第1のパター
ニング工程)次に、図3(B)に示すように、シリコン
ウエハ200の表面200aを覆っているSiO2 膜2
10の部分にハーフエッチングを施すことにより、イン
クノズル21の大断面ノズル部分21bおよびインク供
給口22の浅溝部分22bを形成するためのパターン2
01bおよび202bを形成する。エッチング液として
は、フッ化アンモニウム(HF:NH4F=880m
l:5610ml)を使用することができる。また、エ
ッチング深さは、例えば、0.5ミクロンに設定するこ
とができる。
【0032】(Step3:SiO2 膜の第2のパター
ニング工程)この後は、図3(C)に示すように、イン
クノズル21の小断面ノズル部分21aおよびインク供
給口22の深溝部分22aを形成するためのパターン2
01aおよび202aを、SiO2 膜210のハーフエ
ッチング領域であるパターン201b、202bの部分
に形成する。すなわち、これらのハーフエッチング領域
を完全にエッチングして、シリコンウエハ表面を露出さ
せたパターン201a、202aを形成する。これらの
パターンと共に、電極用の貫通孔23を形成するための
パターン203も、SiO2 膜210をフルエッチング
することにより形成する。この場合に使用するエッチン
グ液も上記と同様なフッ化アンモニウムを使用できる。
【0033】(Step4:第1のドライエッチング工
程)このようにして、SiO2 膜210に2回のパター
ニングを施した後は、図4(A)に示すように、プラズ
マ放電による異方性ドライエッチングをシリコンウエハ
200に施す。これにより、上記のStep3で形成さ
れたパターン201b、202bおよび203に対応し
た形状で、シリコンウエハ200の表面が垂直にエッチ
ングされて、それぞれ、同一の深さの溝221、22
2、223が形成される。この場合のエッチングガスと
しては、例えば、CF系ガス、SF6を使用し、これら
のエッチングガスを交互に使用すればよい。ここで、C
F系ガスは形成される溝の側面にエッチングが進行しな
いように溝側面を保護するために使用し、SF6はシリ
コンウエハの垂直方向のエッチングを促進させるために
使用する。
【0034】このようにして、例えば、エッチング深さ
が35ミクロンの溝221、222、223を形成した
後は、SiO2 膜210をフッ酸水溶液によって0.7
ミクロンの厚さでエッチ除去する。この結果、図4
(B)に示すように、Step2で形成したパターン2
01b、202bの部分が完全に除去されて、シリコン
ウエハ200の表面が露出した状態になる。
【0035】(Step5:第2のドライエッチング工
程)次に、図4(C)に示すように、再度、プラズマ放
電による異方性ドライエッチングを行なう。この結果、
パターン201b、202bおよび203から露出して
いるシリコンウエハの表面部分は、その断面形状を保っ
た状態で厚さ方向に向けて垂直にエッチングが進行す
る。この場合のエッチングガスも上記のStep4と同
一であり、エッチング深さを例えば55ミクロンとす
る。この結果、段状のインクノズル21に対応する断面
形状のノズル溝231、インク供給口22に対応する断
面形状の溝232が形成される。また、電極配置用の貫
通孔23の半分の深さの溝233も形成される。
【0036】この後は、SiO2 膜210をフッ酸水溶
液(例えば、HF:H2 O=1:5vol,25℃)で
全て剥離する。図4(D)にはこの状態を示してある。
【0037】(Step6:第2の熱酸化膜形成工程)
この後は、再び、シリコンウェハ200の表面を熱酸化
して、レジスト膜としてのSiO2 膜240を形成す
る。この場合においても、SiO2 膜240の厚みは
1.2ミクロンにすればよい。
【0038】(Step7:SiO2 膜の第3のパター
ニング工程)次に、図5(B)に示すように、シリコン
ウエハ200の反対側の表面200bを覆っているSi
O2 膜240の部分をエッチングして、インクノズル2
1が開口している凹部24に対応したパターン204、
および貫通孔23に対応したターン203Aを形成す
る。この場合のエッチング液は上記のStep2で使用
したものを使用できる。
【0039】(Step8:ウエットエッチング工程)
次に、図5(C)に示すように、シリコンウエハ200
をエッチング液に漬けてシリコンウエハ200の露出部
分に対して異方性湿式エッチングを施し、凹部24に対
応した溝244を形成してノズル21を貫通させる。ま
た、貫通孔23に対応した溝233Aを形成して、貫通
孔23を貫通させる。この場合に使用するエッチング液
は、水酸化カリウム水溶液であり、その濃度は2wtパ
ーセントで液温80℃のものを使用できる。また、エッ
チング深さは例えば110ミクロンとする。エッチング
終了後は、図5(D)に示すように、SiO2 膜240
をフッ酸水溶液で全て剥離する。
【0040】(Step9:最終熱酸化工程)最後に、
図6に示すように、シリコンウエハの耐インク性とノズ
ル面の撥水処理の密着性を確保するために、再度シリコ
ンウエハを熱酸化して、SiO2 膜を形成する。以上に
より、ノズルプレート2が得られる。
【0041】。
【0042】このように、ノズルプレート2を形成する
ためのシリコンウエハ200の一方の面にエッチングを
施して、インクノズル21となる微細な溝231と電極
配線用の貫通孔23となる溝の一部223が形成され、
シリコンウエハ200の他方の面から、インクノズル2
1の溝に比べ大きな溝244、233Aを形成すること
により、溝231と、溝244を貫通させ、ノズル21
を形成すると共に、溝233と溝233Aを貫通させ貫
通孔23を同時に得ることができる。
【0043】(本発明のインクジェットヘッドの製造方
法の他の実施形態)上記方法にてノズル及び貫通孔を形
成した場合、Step4及びStep5のドライエッチ
ング工程において、貫通孔23のエッチング面積が非常
に大きくなる場合、エッチング速度の低下をもたらすと
同時に、ウェハー面内のエッチング深さのばらつきが大
きくなることがあるが、以下に述べる方法によって、こ
のような問題も解決できる。
【0044】図7〜図10には本発明の他の実施形態の
ノズルプレート2の製造工程を示してある。これらの図
を参照してノズルプレート2の製造手順を説明する。
【0045】(Step1:第1の熱酸化膜形成工程)
先ず、図7(A)に示すように、厚さが180ミクロン
のシリコンウエハ300を用意し、当該シリコンウエハ
300を熱酸化させて、その表面にレジスト膜としての
厚さが1.2ミクロン以上のSiO2 膜310を形成す
る。
【0046】(Step2:SiO2 膜の第1のパター
ニング工程)次に、図7(B)に示すように、シリコン
ウエハ300の表面300aを覆っているSiO2 膜3
10の部分にハーフエッチングを施すことにより、イン
クノズル21の大断面ノズル部分21bおよびインク供
給口22の浅溝部分22bを形成するためのパターン3
01bおよび302bを形成する。エッチング液として
は、フッ化アンモニウム(HF:NH4F=880m
l:5610ml)を使用することができる。また、エ
ッチング深さは、例えば、0.5ミクロンに設定するこ
とができる。
【0047】(Step3:SiO2 膜の第2のパター
ニング工程)この後は、図7(C)に示すように、イン
クノズル21の小断面ノズル部分21aおよびインク供
給口22の深溝部分22aを形成するためのパターン3
01aおよび302aを、SiO2 膜310のハーフエ
ッチング領域であるパターン301b、302bの部分
に形成する。すなわち、これらのハーフエッチング領域
を完全にエッチングして、シリコンウエハ表面を露出さ
せたパターン301a、302aを形成する。これらの
パターンと共に、電極用の貫通孔23を形成するための
パターン303も、SiO2 膜310をフルエッチング
することにより形成する。この場合に使用するエッチン
グ液も上記と同様なフッ化アンモニウムを使用できる。
【0048】(Step4:第1のドライエッチング工
程)このようにして、SiO2 膜310に2回のパター
ニングを施した後は、図8(A)に示すように、プラズ
マ放電、例えばICP放電による異方性ドライエッチン
グをシリコンウエハ300に施す。これにより、上記の
Step3で形成されたパターン301b、302bお
よび303に対応した形状で、シリコンウエハ300の
表面が垂直にエッチングされて、それぞれ、同一の深さ
の溝321、322、323が形成される。この際、溝
323は貫通孔を形成するための外周溝のみであるため
エッチング面積を大幅に低減することができ、エッチン
グ速度を向上させるとともにウェハー面内のエッチング
深さばらつきを向上させることが可能となる。ここで、
図11にエッチング速度と開口率の関係の例を示す。こ
こでいう開口率とは、ウェハーの面積に対するエッチン
グ箇所の面積の比率である。図11に示すように、例え
ば、開口率が30%の場合、エッチング速度は1分間当
たり1.4μmであり、開口率が7%の場合、エッチン
グ速度は1分間当たり1.9μmである。つまり、開口
率を30%から7%に減少させた場合、約36%エッチ
ング速度は上昇する。また、ウェハ面内のエッチング深
さばらつきは、開口率が30%の場合、ウェハ面内の均
一性は6%であったのに対して開口率が7%の場合、ウ
ェハ面内の均一性は4%で均一性は大幅に向上する。こ
の場合のエッチングガスとしては、例えば、CF系ガ
ス、SF6を使用し、これらのエッチングガスを交互に
使用すればよい。ここで、CF系ガスは形成される溝の
側面にエッチングが進行しないように溝側面を保護する
ために使用し、SF6はシリコンウエハの垂直方向のエ
ッチングを促進させるために使用する。ここで、その他
の異方性ドライエッチング方式として、ECR(電子サ
イクロトロン共鳴)放電、HWP(ヘリコン波プラズ
マ)放電、RIE(リアクティブイオンエッチング)な
どを用いても良い。このようにして、例えば、エッチン
グ深さが35ミクロンの溝321、322、323を形
成した後は、SiO2 膜310をフッ酸水溶液によって
0.7ミクロンの厚さでエッチ除去する。この結果、図
8(B)に示すように、Step2で形成したパターン
301b、302bの部分が完全に除去されて、シリコ
ンウエハ300の表面が露出した状態になる。
【0049】(Step5:第2のドライエッチング工
程)次に、図8(C)に示すように、再度、プラズマ放
電、例えばICP放電による異方性ドライエッチングを
行なう。この結果、パターン301b、302bおよび
303から露出しているシリコンウエハの表面部分は、
その断面形状を保った状態で厚さ方向に向けて垂直にエ
ッチングが進行する。この場合においても上記のSte
p4と同様貫通孔を形成するための外周溝のみであるた
めエッチング面積を大幅に低減することができ、エッチ
ング速度を向上させるとともにウェハー面内のエッチン
グ深さばらつきを向上させることが可能となる。この場
合のエッチングガスも上記のStep4と同一であり、
エッチング深さを例えば55ミクロンとする。ここで、
その他の異方性ドライエッチング方式として、上記のS
tep4と同様にECR(電子サイクロトロン共鳴)放
電、HWP(ヘリコン波プラズマ)放電、RIE(リア
クティブイオンエッチング)などを用いても良い。この
結果、段状のインクノズル21に対応する断面形状のノ
ズル溝331、インク供給口22に対応する断面形状の
溝332が形成される。また、電極配置用の貫通孔23
の半分の深さの溝333も形成される。
【0050】この後は、SiO2 膜310をフッ酸水溶
液(例えば、HF:H2 O=1:5vol,25℃)で
全て剥離する。図8(D)にはこの状態を示してある。
【0051】(Step6:第2の熱酸化膜形成工程)
この後は、再び、シリコンウェハ200の表面を熱酸化
して、レジスト膜としてのSiO2 膜340を形成す
る。この場合においても、SiO2 膜340の厚みは
1.2ミクロンにすればよい。
【0052】(Step7:SiO2 膜の第3のパター
ニング工程)次に、図9(B)に示すように、シリコン
ウエハ300の反対側の表面300bを覆っているSi
O2 膜340の部分をエッチングして、インクノズル2
1が開口している凹部24に対応したパターン304、
および貫通孔23に対応したパターン303Aを形成す
る。この場合のエッチング液は上記のStep2で使用
したものを使用できる。
【0053】(Step8:ウエットエッチング工程)
次に、図9(C)に示すように、シリコンウエハ300
をエッチング液に漬けてシリコンウエハ300の露出部
分に対して異方性湿式エッチングを施し、凹部24に対
応した溝344を形成してノズル21を貫通させる。ま
た、貫通孔23に対応した溝333Aを形成して、貫通
孔23を貫通させる。この場合に使用するエッチング液
は、水酸化カリウム水溶液であり、その濃度は2wtパ
ーセントで液温80℃のものを使用できる。また、エッ
チング深さは例えば110ミクロンとする。エッチング
終了後は、図9(D)に示すように、SiO2 膜340
をフッ酸水溶液で全て剥離する。
【0054】(Step9:最終熱酸化工程)最後に、
図10に示すように、シリコンウエハの耐インク性とノ
ズル面の撥水処理の密着性を確保するために、再度シリ
コンウエハを熱酸化して、SiO2 膜を形成する。以上
により、ノズルプレート2が得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるイン
クジェットヘッドの製造方法によれば、インクノズルの
加工精度を低下させることなく、インクノズルを形成す
るとともに貫通孔を同時に形成することのできるインク
ジェットヘッドの製造方法を提供し、製造工程を簡略化
し、製造にかかる時間を短縮するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用可能な静電駆動方式のイン
クジェットヘッドの一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すインクジェットヘッドの概略断面で
ある。
【図3】(A)は図1のインクジェットヘッドのノズル
プレートの製造工程における第1の熱酸化膜形成工程を
示す説明図、(B)は同製造工程におけるSiO2 膜の
第1のパターニング工程を示す説明図、(C)は同製造
工程におけるSiO2 膜の第2のパターニング工程を示
す説明図である。
【図4】(A)は図1のインクジェットヘッドのノズル
プレートの製造工程におけるシリコンウエハに対する第
1のドライエッチング工程を示す説明図、(B)は同製
造工程におけるハーフエッチング部分を除去した後の状
態を示す説明図、(C)は同製造工程におけるシリコン
ウエハに対する第2のドライエッチング工程を示す説明
図、(D)は同製造工程におけるSiO2 膜を除去した
後の状態を示す説明図である。
【図5】(A)は 図1のインクジェットヘッドのノズ
ルプレートの製造工程における第2の熱酸化膜形成工程
を示す説明図、(B)は同製造工程におけるSiO2 膜
の第3のパターニング工程を示す説明図、(C)は同製
造工程におけるシリコンウエハに対するウエットエッチ
ング工程を示す説明図、(D)は同製造工程におけるS
iO2 膜を除去した後の状態を示す説明図である。
【図6】図1のインクジェットヘッドのノズルプレート
の製造工程における最終の熱酸化膜形成工程を示す説明
図である。
【図7】(A)は図1のインクジェットヘッドのノズル
プレートの他の実施形態の製造工程における第1の熱酸
化膜形成工程を示す説明図、(B)は同製造工程におけ
るSiO2 膜の第1のパターニング工程を示す説明図、
(C)は同製造工程におけるSiO2 膜の第2のパター
ニング工程を示す説明図である。
【図8】(A)は図1のインクジェットヘッドのノズル
プレートの他の実施形態での製造工程におけるシリコン
ウエハに対する第1のドライエッチング工程を示す説明
図、(B)は同製造工程におけるハーフエッチング部分
を除去した後の状態を示す説明図、(C)は同製造工程
におけるシリコンウエハに対する第2のドライエッチン
グ工程を示す説明図、(D)は同製造工程におけるSi
O2 膜を除去した後の状態を示す説明図である。
【図9】(A)は 図1のインクジェットヘッドのノズ
ルプレートの他の実施形態での製造工程における第2の
熱酸化膜形成工程を示す説明図、(B)は同製造工程に
おけるSiO2 膜の第3のパターニング工程を示す説明
図、(C)は同製造工程におけるシリコンウエハに対す
るウエットエッチング工程を示す説明図、(D)は同製
造工程におけるSiO2 膜を除去した後の状態を示す説
明図である。
【図10】図1のインクジェットヘッドのノズルプレー
トの他の実施形態での製造工程における最終の熱酸化膜
形成工程を示す説明図である。
【図11】シリコンウエハのドライエッチング工程にお
いて、シリコンウェハの開口率とエッチング速度の関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 ノズルプレート 3 キャビティプレート 4 ガラス基板 21 インクノズル 21a 前側ノズル部分 21b 後側ノズル部分 21c 環状の段面 22 インク供給口 22a 深溝部分 22b 浅溝部分 23 貫通孔 24 ノズル面溝 31 キャビティ 32 インクリザーバ 33 振動板 34 インク供給口 41 ガラス溝 42 個別電極 43 インク供給路 200 シリコンウェハ 201b ハーフエッチングによる開口パターン 202b ハーフエッチングによる開口パターン 201a フルエッチングによる開口パターン 202a フルエッチングによる開口パターン 203 フルエッチングによる開口パターン 204 フルエッチングによる開口パターン 210 SiO2膜 221 第1の溝 222 第1の溝 223 第1の貫通孔外周溝 231 第2の溝 232 第2の溝 233 第2の貫通孔外周溝 240 SiO2膜 244 ノズル面溝 300 シリコンウェハ 301b ハーフエッチングによる開口パターン 302b ハーフエッチングによる開口パターン 301a フルエッチングによる開口パターン 302a フルエッチングによる開口パターン 303 フルエッチングによる開口パターン 304 フルエッチングによる開口パターン 310 SiO2膜 321 第1の溝 322 第1の溝 323 第1の貫通孔外周溝 331 第2の溝 332 第2の溝 333 第2の貫通孔外周溝 340 SiO2膜 344 ノズル面溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の基板上に、インクジェットヘッド
    の吐出部の一部となる凹部を列状に配置形成すると共
    に、各々の吐出部に付設される圧力発生手段に信号もし
    くは、電力を供給するための端子部を配置形成し、 下側の基板の上方に接合される上側の基板に、前記下側
    の基板と接合した際に各吐出部と連通するインクノズル
    と、前記端子部を露出させるための貫通孔を形成し、 前記各基板を接合してインクジェットヘッドを製造する
    方法であって、 前記上側の基板の一方の面から、エッチングにより所定
    の深さまで前記インクノズルとなる微細な第1の溝と、
    前記貫通孔の一部となる第2の溝を形成した後、前記シ
    リコン製の基板の他方の面からエッチングにより、前記
    第1の溝に比べ大きな第3の溝を形成し、前記第1の溝
    と、前記第2の溝を貫通させ、前記インクノズル及び前
    記貫通孔を同時に形成することを特徴とするインクジェ
    ットヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第2の溝を前記貫
    通孔の外周の輪郭を描く形状にエッチングすることで形
    成することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記上側の基
    板はシリコン製の基板で、該基板の一方の面から、プラ
    ズマ放電を用いたドライエッチングにより所定の深さま
    で前記第1の溝と、前記第2の溝を形成し、前記シリコ
    ン製の基板の他方の面からウエットエッチングにより前
    記第3の溝を形成することを特徴とするインクジェット
    ヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記ドライエッチング
    を行うために用いられるレジスト膜がシリコン酸化膜で
    あり、前記シリコン酸化膜をエッチングして、前記シリ
    コン製の基板の表面を露出させ、該露出部分に対してド
    ライエッチングを施すことを特徴とするインクジェット
    ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のインクジェットヘ
    ッドの製造方法において、前記下側の基板は、前記吐出
    部の一部となる前記凹部が列状に配置形成された第1の
    基板と、各々の吐出部に付設される圧力発生手段に信号
    もしくは、電力を供給するための前記端子部が配置形成
    された第2の基板からなり、 該第2の基板を、前記第1の基板の底面に接合する工程
    を含み、 前記第1の基板の各凹部の底面には、予め振動板を形成
    し、 前記第2の基板上には、両基板が接合されたときに、前
    記各振動板に所定の空隙を有して対向する位置に、予め
    対向電極を形成することを特徴とするインクジェットヘ
    ッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のインクジェットヘッドの
    製造方法において、前記第1の基板上に、各振動板に共
    通に接続する共通端子を形成することを特徴とするイン
    クジェットヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のインクジェットヘッドの
    製造方法において、前記共通端子に隣接した位置に配置
    されるように、各対向電極に接続する個別端子を前記第
    2の基板上に形成することを特徴とするインクジェット
    ヘッドの製造方法。
JP2055098A 1997-05-14 1998-02-02 インクジェットヘッドの製造方法 Pending JPH11216870A (ja)

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EP98919579A EP0985534A4 (en) 1997-05-14 1998-05-13 NOZZLE FORMING METHOD FOR INJECTORS AND MANUFACTURING METHOD OF INK JET HEAD
KR10-1999-7010457A KR100514711B1 (ko) 1997-05-14 1998-05-13 분사 장치의 노즐 형성 방법 및 잉크 젯 헤드의 제조 방법
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US10/026,315 US6863375B2 (en) 1997-05-14 2001-12-20 Ejection device and inkjet head with silicon nozzle plate

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007055241A (ja) * 2005-07-28 2007-03-08 Seiko Epson Corp ノズルプレート及びその製造方法、並びに液滴吐出ヘッド及びその製造方法
JP2014076564A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 液滴吐出ヘッドの製造方法及びその製造方法によって製造された液滴吐出ヘッドを有する画像形成装置

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