JPH11216171A - 投薬システム - Google Patents
投薬システムInfo
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- JPH11216171A JPH11216171A JP10023132A JP2313298A JPH11216171A JP H11216171 A JPH11216171 A JP H11216171A JP 10023132 A JP10023132 A JP 10023132A JP 2313298 A JP2313298 A JP 2313298A JP H11216171 A JPH11216171 A JP H11216171A
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- JP
- Japan
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- time
- medication
- unit
- medicine
- dispensing
- Prior art date
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- Electric Clocks (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は在宅患者に対するケアに関し、特に
予め処方された投薬を指定時刻に服用でき、また服用状
況が医療側に通知される投薬システムを提供することを
課題とする。 【解決手段】 医療施設側に管理装置を備え、回線を介
して接続されて患者宅に、予め設定した時刻を通知する
時刻管理手段と、１回の服用分の薬剤を収納した投薬ユ
ニットを複数含んだ収納手段と、前記時刻管理手段から
通知される時刻に応じた前記投薬ユニットを選択する選
択手段と、前記選択された投薬ユニットに収納されてい
る薬剤を取り出し可能にする放出手段と、前記薬剤が取
り出されなかった時に再収納する回収手段とを含んだ投
薬装置で構成する。
予め処方された投薬を指定時刻に服用でき、また服用状
況が医療側に通知される投薬システムを提供することを
課題とする。 【解決手段】 医療施設側に管理装置を備え、回線を介
して接続されて患者宅に、予め設定した時刻を通知する
時刻管理手段と、１回の服用分の薬剤を収納した投薬ユ
ニットを複数含んだ収納手段と、前記時刻管理手段から
通知される時刻に応じた前記投薬ユニットを選択する選
択手段と、前記選択された投薬ユニットに収納されてい
る薬剤を取り出し可能にする放出手段と、前記薬剤が取
り出されなかった時に再収納する回収手段とを含んだ投
薬装置で構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は在宅患者ケア支援シ
ステムに関し、特に予め処方された投薬を、指定時刻毎
の飲み忘れや種類／数量を誤りなく服用できるようにす
る投薬システムに関する。
ステムに関し、特に予め処方された投薬を、指定時刻毎
の飲み忘れや種類／数量を誤りなく服用できるようにす
る投薬システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】医療設備等で診察／治療を受けた患者に
は、少なくとも一種類以上の薬剤が処方されるのが一般
である。複数種の処方された投薬は、粉薬／錠剤／カプ
セル／水溶液とそれぞれが別々に袋や容器に封入されて
渡され、薬剤師から一つ一つの服用量（個数／容量）と
時刻（食前／食後／食間／就寝前等々）が指示され、患
者は前述した指示に従って、それぞれの投薬を服用す
る。
は、少なくとも一種類以上の薬剤が処方されるのが一般
である。複数種の処方された投薬は、粉薬／錠剤／カプ
セル／水溶液とそれぞれが別々に袋や容器に封入されて
渡され、薬剤師から一つ一つの服用量（個数／容量）と
時刻（食前／食後／食間／就寝前等々）が指示され、患
者は前述した指示に従って、それぞれの投薬を服用す
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】医療施設から処方され
る投薬の種類が少ない場合や、服用の方法が簡単であれ
ば服用間違いや飲み忘れという問題が発生することも少
ない。しかし、近年、投薬の種類が増える傾向にあり、
しかも服用の仕方も、食事の前／後，所定時間毎などと
個数／時刻等が異なったり、また忙しい時にはついうっ
かりと服用するのを忘れてしまうという問題があった。
る投薬の種類が少ない場合や、服用の方法が簡単であれ
ば服用間違いや飲み忘れという問題が発生することも少
ない。しかし、近年、投薬の種類が増える傾向にあり、
しかも服用の仕方も、食事の前／後，所定時間毎などと
個数／時刻等が異なったり、また忙しい時にはついうっ
かりと服用するのを忘れてしまうという問題があった。
【０００４】本発明はこのような点にかんがみて、自宅
療養の患者が処方された投薬を的確に服用できる投薬シ
ステム、また服用し忘れがあった時にも医療側にその旨
が通知される投薬システムを提供することを目的とす
る。
療養の患者が処方された投薬を的確に服用できる投薬シ
ステム、また服用し忘れがあった時にも医療側にその旨
が通知される投薬システムを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された本発明によって解決される。図１は、請求
項１記載の原理構成ブロック図である。
に構成された本発明によって解決される。図１は、請求
項１記載の原理構成ブロック図である。
【０００６】図において、１００は医療施設側に設置さ
れる管理装置でカルテを備え、患者別の症状や病歴／診
察結果／診断結果／処方薬剤等がすべて記録されてい
る。２００は前記管理装置１００に対して回線３００を
介して接続されて患者宅に設置される投薬装置であり、
以下の手段を含んでいる。
れる管理装置でカルテを備え、患者別の症状や病歴／診
察結果／診断結果／処方薬剤等がすべて記録されてい
る。２００は前記管理装置１００に対して回線３００を
介して接続されて患者宅に設置される投薬装置であり、
以下の手段を含んでいる。
【０００７】即ち、時刻を通知する時刻管理手段２０１
には、処方した分の投薬を服用すべき年月日時刻をすべ
て例えばテーブルとして設定し、患者の生活環境にあわ
せて、例えば、食前／食後であれば、７：００±３０
分，１２：００±３０分，６：００±３０分に設定し、
就寝前であれば，２２：００に、或いは６時間毎に出力
するような時刻が設定される。
には、処方した分の投薬を服用すべき年月日時刻をすべ
て例えばテーブルとして設定し、患者の生活環境にあわ
せて、例えば、食前／食後であれば、７：００±３０
分，１２：００±３０分，６：００±３０分に設定し、
就寝前であれば，２２：００に、或いは６時間毎に出力
するような時刻が設定される。
【０００８】収納手段２０３は１回の服用分の薬剤を収
納した投薬ユニット、例えば１週間分（７日分×３回）
２１個のユニットを含んだ構成であり、選択手段２０２
は前記時刻管理手段２０１から通知される時刻に応じた
前記投薬ユニットを順次選択するようになっている。
納した投薬ユニット、例えば１週間分（７日分×３回）
２１個のユニットを含んだ構成であり、選択手段２０２
は前記時刻管理手段２０１から通知される時刻に応じた
前記投薬ユニットを順次選択するようになっている。
【０００９】放出手段２０４は前記選択された投薬ユニ
ットに収納されている薬剤を患者が取り出し可能に蓋等
を開放し、回収手段２０５は前記薬剤が取り出されなか
った時に再収納するように、構成される。
ットに収納されている薬剤を患者が取り出し可能に蓋等
を開放し、回収手段２０５は前記薬剤が取り出されなか
った時に再収納するように、構成される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図４は患者宅内端末装置概要
図であり、本発明になる投薬装置を接続する。
の形態を詳細に説明する。図４は患者宅内端末装置概要
図であり、本発明になる投薬装置を接続する。
【００１１】図において、４００は端末装置であり、紙
面の左側で、４０１はマイクロホンで医療施設側の医療
従事者との会話に使用し、４０２は例えばＣＣＤカメラ
であり、端末装置前にいる操作者を撮像して医療施設側
の端末に送信し、４０３はディスプレイ（ＤＳＰ）、４
０４はスピーカで、４０５は上記を切り替えるスイッチ
回路である。
面の左側で、４０１はマイクロホンで医療施設側の医療
従事者との会話に使用し、４０２は例えばＣＣＤカメラ
であり、端末装置前にいる操作者を撮像して医療施設側
の端末に送信し、４０３はディスプレイ（ＤＳＰ）、４
０４はスピーカで、４０５は上記を切り替えるスイッチ
回路である。
【００１２】そして、紙面の中央の４０６は制御回路で
あり、４０７は回線３００で交信する送受信回路であ
る。また、紙面の右側で、４０８は操作部であって図示
しないキーボードやマウス等を備え、４０９はメモリで
ＲＡＭ／ＲＯＭまたは磁気ディスクやＩＣ回路等であ
り、４１０は画像コーデックで、４１１は本発明になる
投薬装置２００Ｇとのインタフェースを取る投薬装置接
続モジュールである。
あり、４０７は回線３００で交信する送受信回路であ
る。また、紙面の右側で、４０８は操作部であって図示
しないキーボードやマウス等を備え、４０９はメモリで
ＲＡＭ／ＲＯＭまたは磁気ディスクやＩＣ回路等であ
り、４１０は画像コーデックで、４１１は本発明になる
投薬装置２００Ｇとのインタフェースを取る投薬装置接
続モジュールである。
【００１３】［請求項１及び請求項２に基づく実施の形
態］図２は請求項１及び請求項２に基づく実施の形態に
なる投薬装置の機能ブロック図である。
態］図２は請求項１及び請求項２に基づく実施の形態に
なる投薬装置の機能ブロック図である。
【００１４】図において、２１は計時信号発信部であっ
て、詳細には図５に開示した時刻設定テーブル説明図に
示すような情報が設定され、出力される。ここで図５を
説明する。時刻設定テーブル２１ｔには、例えば２週間
分（３回／日）で４２回の指示時刻が設定される。そし
て、この時刻設定は図４に示す操作部４０８を介して入
力されるものであるか、回線３００を介して管理装置１
００から入力設定されても良い。
て、詳細には図５に開示した時刻設定テーブル説明図に
示すような情報が設定され、出力される。ここで図５を
説明する。時刻設定テーブル２１ｔには、例えば２週間
分（３回／日）で４２回の指示時刻が設定される。そし
て、この時刻設定は図４に示す操作部４０８を介して入
力されるものであるか、回線３００を介して管理装置１
００から入力設定されても良い。
【００１５】計時信号発信部２１（図２）は図示しない
クロックを有し、図示しないカレンダ計算機能と併せて
常時この時刻設定テーブル２１ｔ内の「年 月日 時
刻」をスキャンする。前記クロック出力が時刻設定テー
ブル２１ｔ内のいずれかの設定時刻「年 月日 時刻」
に一致すると、その時の時刻「年 月日 時刻」と共に
「Ｎｏデータ（１〜４２のいずれか）」が出力される。
即ち、クロック出力が「９ ２／１ １９：３０」に一
致すると、そのときのＮｏデータ「１」と「９２／１
１９：３０」が出力される。同様に、クロック出力が
「９ ２／４ ７：３０」に一致すると、そのときのＮ
ｏデータ「８」と「９ ２／４ ７：３０」が出力され
る。
クロックを有し、図示しないカレンダ計算機能と併せて
常時この時刻設定テーブル２１ｔ内の「年 月日 時
刻」をスキャンする。前記クロック出力が時刻設定テー
ブル２１ｔ内のいずれかの設定時刻「年 月日 時刻」
に一致すると、その時の時刻「年 月日 時刻」と共に
「Ｎｏデータ（１〜４２のいずれか）」が出力される。
即ち、クロック出力が「９ ２／１ １９：３０」に一
致すると、そのときのＮｏデータ「１」と「９２／１
１９：３０」が出力される。同様に、クロック出力が
「９ ２／４ ７：３０」に一致すると、そのときのＮ
ｏデータ「８」と「９ ２／４ ７：３０」が出力され
る。
【００１６】再度図２に説明を戻すと、上記のＮｏデー
タは選択部２２に入力される。そして、Ｎｏデータが
「１」であれば選択部２２は投薬ユニット２３−１を選
択し、また、Ｎｏデータが「８」であれば選択部２２は
投薬ユニット２３−８を選択する。
タは選択部２２に入力される。そして、Ｎｏデータが
「１」であれば選択部２２は投薬ユニット２３−１を選
択し、また、Ｎｏデータが「８」であれば選択部２２は
投薬ユニット２３−８を選択する。
【００１７】選択された投薬ユニット２３内では制御部
２４が起動し、ｌｅｄ（発光灯）２５を点灯し、蓋開閉
部２６の図示しないロック機構を解除する。また、セン
サ２７のセンス出力に待機し、同時にタイマ２８の計数
を開始させる。
２４が起動し、ｌｅｄ（発光灯）２５を点灯し、蓋開閉
部２６の図示しないロック機構を解除する。また、セン
サ２７のセンス出力に待機し、同時にタイマ２８の計数
を開始させる。
【００１８】前記ｌｅｄ２５の点灯に気づいた患者は、
ロックを解除された蓋開閉部２６を操作して中に封入さ
れていた投薬を取り出す。この取り出し動作はセンサ２
７（例えば、赤外線センサによる指の検出，或いはマイ
クロスィッチによる蓋の開放検知）によって検出され、
制御部は当該投薬が服用されたものとして、当該日時情
報と共に記憶ユニット２９に「服用済」と記録する。そ
してｌｅｄ２５を消灯し、蓋開閉部２６をロックし、タ
イマ２８をクリアする。そして、記録情報は回線経由等
で医療施設のカルテに、その都度または所定回数をまと
めて送信する。
ロックを解除された蓋開閉部２６を操作して中に封入さ
れていた投薬を取り出す。この取り出し動作はセンサ２
７（例えば、赤外線センサによる指の検出，或いはマイ
クロスィッチによる蓋の開放検知）によって検出され、
制御部は当該投薬が服用されたものとして、当該日時情
報と共に記憶ユニット２９に「服用済」と記録する。そ
してｌｅｄ２５を消灯し、蓋開閉部２６をロックし、タ
イマ２８をクリアする。そして、記録情報は回線経由等
で医療施設のカルテに、その都度または所定回数をまと
めて送信する。
【００１９】一方、タイマ２８のタイムアップ出力があ
るまでセンサ２７からのセンス出力がないときは、タイ
マ２８のタイムアップ出力によってｌｅｄ２５の消灯、
蓋開閉部２６のロック、タイマ２８をクリアし、当該投
薬が服用されなかったものとして、当該日時情報と共に
記憶ユニット２９に「服用未」と記録する。この場合、
服用されなかった投薬は投薬ユニット２３内にそのまま
残されることになり、次回に医療従事者が投薬を封入す
る時に取り出されて破棄される。
るまでセンサ２７からのセンス出力がないときは、タイ
マ２８のタイムアップ出力によってｌｅｄ２５の消灯、
蓋開閉部２６のロック、タイマ２８をクリアし、当該投
薬が服用されなかったものとして、当該日時情報と共に
記憶ユニット２９に「服用未」と記録する。この場合、
服用されなかった投薬は投薬ユニット２３内にそのまま
残されることになり、次回に医療従事者が投薬を封入す
る時に取り出されて破棄される。
【００２０】そして、記録情報は回線経由等で医療施設
のカルテにその都度または所定回数をまとめて送信され
る。図３は投薬ユニット概要説明図であり、同図Ａ）は
ユニットの連結図で、同図Ｂ）はユニット単体図であ
る。そして、同図Ａ）ではユニットを２台だけ連結して
いるが、具体的は３×１４の４２ユニット程度（２週間
分；胃腸薬等は２週間の投薬が限度とされているため）
まで連結されるものである。
のカルテにその都度または所定回数をまとめて送信され
る。図３は投薬ユニット概要説明図であり、同図Ａ）は
ユニットの連結図で、同図Ｂ）はユニット単体図であ
る。そして、同図Ａ）ではユニットを２台だけ連結して
いるが、具体的は３×１４の４２ユニット程度（２週間
分；胃腸薬等は２週間の投薬が限度とされているため）
まで連結されるものである。
【００２１】図３において、２０は収納部、２５はｌｅ
ｄ、２６ｎは蓋開閉用のノブ、３０は制御機能部であっ
て、図２に示す計時信号発信部２１および選択部２２お
よび制御部２４の作動機能が包含されている。また、２
６は片開きの蓋開閉部、２７ａ，２７ｂはそれぞれがマ
イクロスィッチの接点、２６ａ，２６ｂはそれぞれがロ
ック機構部である。
ｄ、２６ｎは蓋開閉用のノブ、３０は制御機能部であっ
て、図２に示す計時信号発信部２１および選択部２２お
よび制御部２４の作動機能が包含されている。また、２
６は片開きの蓋開閉部、２７ａ，２７ｂはそれぞれがマ
イクロスィッチの接点、２６ａ，２６ｂはそれぞれがロ
ック機構部である。
【００２２】同図Ｂ）で、蓋開閉部２６は矢印方向に開
閉する片開きとしてあり、図示しないバネが回転軸部分
に装着され、常時は蓋開閉部２６を閉じる方向のモーメ
ントが与えられている。そして、ロック機構部（２６
ａ，２６ｂ）には電磁石と係止ツメが組み合わされ、電
磁石に通電することで係止ツメが解除されるようになっ
ている。従って、ｌｅｄ２５が点灯中は通電状態を持続
することで、ノブ２６ｎを引くことで容易に蓋開閉部２
６を開放することができ、手をノブ２６ｎから放せば、
バネの作用で蓋開閉部２６は閉まるようになる。
閉する片開きとしてあり、図示しないバネが回転軸部分
に装着され、常時は蓋開閉部２６を閉じる方向のモーメ
ントが与えられている。そして、ロック機構部（２６
ａ，２６ｂ）には電磁石と係止ツメが組み合わされ、電
磁石に通電することで係止ツメが解除されるようになっ
ている。従って、ｌｅｄ２５が点灯中は通電状態を持続
することで、ノブ２６ｎを引くことで容易に蓋開閉部２
６を開放することができ、手をノブ２６ｎから放せば、
バネの作用で蓋開閉部２６は閉まるようになる。
【００２３】［請求項１及び請求項３に基づく実施の形
態］図６は請求項１及び請求項３に基づく実施の形態に
なる投薬装置の機能ブロック図である。
態］図６は請求項１及び請求項３に基づく実施の形態に
なる投薬装置の機能ブロック図である。
【００２４】図において、２１は計時信号発信部であ
り、２２は選択部であって、この両者の機能は図２にお
けるものと同一である。計時信号発信部２１からのＮｏ
データは選択部２２に入力され、また年月時刻データは
投薬部４０に入力される。そして、Ｎｏデータが「１」
であれば選択部２２は投薬ユニット２３−１を選択し、
また、Ｎｏデータが「２」であれば選択部２２は投薬ユ
ニット２３−２を選択する。
り、２２は選択部であって、この両者の機能は図２にお
けるものと同一である。計時信号発信部２１からのＮｏ
データは選択部２２に入力され、また年月時刻データは
投薬部４０に入力される。そして、Ｎｏデータが「１」
であれば選択部２２は投薬ユニット２３−１を選択し、
また、Ｎｏデータが「２」であれば選択部２２は投薬ユ
ニット２３−２を選択する。
【００２５】投薬部４０内には、制御部２４，ｌｅｄ２
５，取出箱４２，センサ２７，タイマ２８，記憶ユニッ
ト２９，および回収箱４１が備えられており、計時信号
発信部２１から年月時刻データが入力されると制御部２
４が起動する。
５，取出箱４２，センサ２７，タイマ２８，記憶ユニッ
ト２９，および回収箱４１が備えられており、計時信号
発信部２１から年月時刻データが入力されると制御部２
４が起動する。
【００２６】ここで、投薬部４０内の制御部２４，タイ
マ２８，記憶ユニット２９は制御機能部３０内に包括さ
れているので、以下の説明は図７に基づいて行なう。図
７は投薬ユニット概要図であり、図６における投薬ユニ
ット２３−１，投薬ユニット２３−２，投薬部４０を含
んだものである。また、投薬ユニット２３−１と投薬ユ
ニット２３−２が共通の１つの取出箱４２に連結されて
いるが、これ以外にも複数ユニットづつをまとめて１つ
の取出箱にしてもよい。
マ２８，記憶ユニット２９は制御機能部３０内に包括さ
れているので、以下の説明は図７に基づいて行なう。図
７は投薬ユニット概要図であり、図６における投薬ユニ
ット２３−１，投薬ユニット２３−２，投薬部４０を含
んだものである。また、投薬ユニット２３−１と投薬ユ
ニット２３−２が共通の１つの取出箱４２に連結されて
いるが、これ以外にも複数ユニットづつをまとめて１つ
の取出箱にしてもよい。
【００２７】計時信号発信部２１（図６）からのＮｏデ
ータは選択部２２（図６）に入力され、また年月時刻デ
ータは投薬部４０（図６を参照）に入力される。それぞ
れの投薬ユニット２３は底が開放されるようになった開
閉底４３を備えている。そして、選択された例えば、投
薬ユニット２３−１内では図示しないモータの起動で開
閉底４３が開放され、その内に投入されていた薬剤が傾
斜に沿って取出箱４２の取出口４４位置に導かれる。こ
の状態で再び開閉底４３が閉じられる。
ータは選択部２２（図６）に入力され、また年月時刻デ
ータは投薬部４０（図６を参照）に入力される。それぞ
れの投薬ユニット２３は底が開放されるようになった開
閉底４３を備えている。そして、選択された例えば、投
薬ユニット２３−１内では図示しないモータの起動で開
閉底４３が開放され、その内に投入されていた薬剤が傾
斜に沿って取出箱４２の取出口４４位置に導かれる。こ
の状態で再び開閉底４３が閉じられる。
【００２８】計時信号発信部２１からの年月時刻データ
を入力されて起動した制御部２４（図６）はｌｅｄ２５
を点灯し、取出箱４２に設けられている取出口４４の図
示しないロック機構を解除する。また、取出口４４の近
傍に設けた図示しないセンサ２７のセンス出力に待機
し、同時にタイマ２８の計数を開始させる。
を入力されて起動した制御部２４（図６）はｌｅｄ２５
を点灯し、取出箱４２に設けられている取出口４４の図
示しないロック機構を解除する。また、取出口４４の近
傍に設けた図示しないセンサ２７のセンス出力に待機
し、同時にタイマ２８の計数を開始させる。
【００２９】ｌｅｄ２５の点灯に気づいた患者は、ロッ
クを解除された取出口４４を操作して中に有る薬剤を取
り出す。この取り出し動作はセンサ２７（例えば、赤外
線センサによる指の検出，或いはマイクロスィッチによ
る蓋の開放検知）によって検出され、制御部２４は当該
薬剤が服用されたものとして、当該日時情報と共に記憶
ユニット２９に「服用済」と記録する。そしてｌｅｄ２
５を消灯し、取出口４４をロックし、タイマ２８をクリ
アする。そして、記録情報は回線経由等で医療施設のカ
ルテに、その都度または所定回数をまとめて送信する。
クを解除された取出口４４を操作して中に有る薬剤を取
り出す。この取り出し動作はセンサ２７（例えば、赤外
線センサによる指の検出，或いはマイクロスィッチによ
る蓋の開放検知）によって検出され、制御部２４は当該
薬剤が服用されたものとして、当該日時情報と共に記憶
ユニット２９に「服用済」と記録する。そしてｌｅｄ２
５を消灯し、取出口４４をロックし、タイマ２８をクリ
アする。そして、記録情報は回線経由等で医療施設のカ
ルテに、その都度または所定回数をまとめて送信する。
【００３０】一方、タイマ２８のタイムアップ出力があ
るまでセンサ２７からのセンス出力がないときは、タイ
マ２８のタイムアップ出力によってｌｅｄ２５の消灯、
取出口４４のロック、タイマ２８をクリアし、当該薬剤
が服用されなかったものとして、当該日時情報と共に記
憶ユニット２９に「服用未」と記録する。つづいて、取
出箱４２の底部に設けられている図示しない開閉底を開
閉して、当該薬剤を回収箱４１に収容し、次回に医療従
事者が投薬を封入する時に取り出されて破棄される。
るまでセンサ２７からのセンス出力がないときは、タイ
マ２８のタイムアップ出力によってｌｅｄ２５の消灯、
取出口４４のロック、タイマ２８をクリアし、当該薬剤
が服用されなかったものとして、当該日時情報と共に記
憶ユニット２９に「服用未」と記録する。つづいて、取
出箱４２の底部に設けられている図示しない開閉底を開
閉して、当該薬剤を回収箱４１に収容し、次回に医療従
事者が投薬を封入する時に取り出されて破棄される。
【００３１】以上説明した本発明になる実施の形態で
は、服用時刻の通知をｌｅｄの点灯によって通知するよ
うにしているが、この他の手段（音楽，音声等）で行な
うこともできる。
は、服用時刻の通知をｌｅｄの点灯によって通知するよ
うにしているが、この他の手段（音楽，音声等）で行な
うこともできる。
【００３２】また、本発明になる投薬箱を端末装置に接
続しているため、端末装置の操作部から服用時刻を設定
しているが、回線を介して管理装置から設定することも
出来る。
続しているため、端末装置の操作部から服用時刻を設定
しているが、回線を介して管理装置から設定することも
出来る。
【００３３】また、図３および図７に指示した制御機能
部の作動をプログラム設定とし、当該プログラムをＲＯ
Ｍ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）で提供するこ
ともできるが、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ
Ｍｅｍｏｒｙ）を備え、可搬媒体（例えば、テープや各
種ディスク）で提供してローディングすることも出来る
が、更には回線を介して管理装置からのオンラインロー
ディングすることも出来る。
部の作動をプログラム設定とし、当該プログラムをＲＯ
Ｍ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）で提供するこ
ともできるが、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ
Ｍｅｍｏｒｙ）を備え、可搬媒体（例えば、テープや各
種ディスク）で提供してローディングすることも出来る
が、更には回線を介して管理装置からのオンラインロー
ディングすることも出来る。
【００３４】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば患者宅に時限的に動作する薬箱を設置し、所定の時
刻になれば投薬の服用を促すことができ、うっかりの飲
み忘れを防止することができ、また、１回毎の服用分が
その都度放出されるので、定められた種類を定められた
量だけ正確に服用できる格別な効果を奏する。
れば患者宅に時限的に動作する薬箱を設置し、所定の時
刻になれば投薬の服用を促すことができ、うっかりの飲
み忘れを防止することができ、また、１回毎の服用分が
その都度放出されるので、定められた種類を定められた
量だけ正確に服用できる格別な効果を奏する。
【００３５】更に、服用記録が医療施設側に通知される
ため、飲み忘れ等による症状の影響を医療施設側で正確
に把握できる格別な効果を奏する。
ため、飲み忘れ等による症状の影響を医療施設側で正確
に把握できる格別な効果を奏する。
【図１】請求項１の原理構成ブロック図である。
【図２】請求項１及び請求項２に基づく実施の形態にな
る投薬装置の機能ブロック図である。
る投薬装置の機能ブロック図である。
【図３】投薬ユニット概要説明図である。
【図４】患者宅内端末装置概要図である。
【図５】時刻設定テーブル説明図である。
【図６】請求項１及び請求項３に基づく実施の形態にな
る投薬装置の機能ブロック図である。
る投薬装置の機能ブロック図である。
【図７】投薬ユニット概要説明図である。
２０−１，２０−２ 収納部 ２１ 計時信号発信部 ２１ｔ 時刻設定テーブル ２２ 選択部 ２３−１，２３−８ 投薬ユニット ２４ 制御部 ２５，２５−１，２５−２ ｌｅｄ ２６ 蓋開閉部 ２６ａ，２６ｂ ロック機構部 ２６ｎ−１，２６ｎ−２ ノブ ２７ センサ ２７ａ，２７ｂ マイクロスィッチ接点 ２８ タイマ ２９ 記憶ユニット ３０ 制御機能部 ４０ 投薬部 ４１ 回収箱 ４２ 取出箱 ４３ 開閉底 １００ 管理装置 ２００ 投薬装置 ２００Ｇ 投薬装置 ２０１ 時刻管理手段 ２０２ 選択手段 ２０３ 収納手段 ２０４ 放出手段 ２０５ 回収手段 ３００ 回線 ４００ 端末装置 ４０１ マイクロホン ４０２ カメラ ４０３ ディスプレイ ４０４ スピーカ ４０５ スイッチ回路 ４０６ 制御回路 ４０７ 送受信回路 ４０８ 操作部 ４０９ メモリ ４１０ 画像コーデック ４１１ 投薬装置接続モジュール
Claims (7)
- 【請求項１】 医療施設側に設置される管理装置と回線
を介して接続された投薬装置から構成される投薬システ
ムであって、 前記管理装置は前記投薬装置への服用時刻の通知手段を
備え、前記投薬装置は予め設定した時刻を通知する時刻
管理手段と、１回の服用分の薬剤を収納した投薬ユニッ
トを複数含んだ収納手段と、前記時刻管理手段から通知
される時刻に応じた前記投薬ユニットを選択する選択手
段と、前記選択された投薬ユニットに収納されている薬
剤を取り出し可能にする放出手段と、前記薬剤が取り出
されなかった時に再収納する回収手段と、を含んで構成
したことを特徴とする投薬システム。 - 【請求項２】 前記投薬ユニットは個別に放出手段を有
することを特徴とする請求項１記載の投薬システム。 - 【請求項３】 前記投薬ユニットは収納した薬剤を共通
の放出手段を介して取り出し可能にする放出手段を有す
ることを特徴とする請求項１記載の投薬システム。 - 【請求項４】 前記時刻管理手段への設定時刻を前記管
理装置から設定することを特徴とする請求項１記載の投
薬システム。 - 【請求項５】 前記回収手段はタイマを備え、前記時刻
管理手段からの時刻通知後の所定時間経過で起動するこ
とを特徴とする請求項１記載の投薬システム。 - 【請求項６】 前記放出手段および／または前記回収手
段は記憶手段を有し、１回ごとの投薬の服用の有無を前
記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項１記載の
投薬システム。 - 【請求項７】 前記放出手段および／または前記回収手
段は１回ごとの投薬の服用の有無を回線を介して前記管
理装置に通知することを特徴とする請求項１記載の投薬
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023132A JPH11216171A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 投薬システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10023132A JPH11216171A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 投薬システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11216171A true JPH11216171A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12102015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10023132A Pending JPH11216171A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 投薬システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11216171A (ja) |
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