JP2005204685A - 医療管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者の薬の服用情報を情報記憶媒体に記憶させ、医療機関に対しても送信可能にした医療管理システムを提供する。
【解決手段】 情報記憶媒体と、投薬管理装置と、投薬管理装置とネットワークを介して接続された医療管理装置とからなり、情報記憶媒体は、ID情報と薬の服用情報とが記憶された記憶手段を有し、投薬管理装置は、情報記憶媒体の情報を読み取る読取手段と、計時手段と、薬の排出手段と、前記服用情報に基づき所定の時刻に薬を排出させる制御手段と、薬が取り出されたことを検知する検知手段と、排出された薬情報と、薬が取り出された時刻情報とを情報記憶媒体に書き込み記憶させる手段と、情報記憶媒体に記憶させた情報をネットワークを介して医療管理装置に送信する手段とを有し、医療管理装置は、患者情報データベースと、投薬管理装置から受信した情報をID情報と関連付けて患者情報データベースに登録する登録手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療機関などで医師から患者に処方された処方箋に基づいて、患者に渡された薬の服用状況を、ネットワークを介して医師が正確に把握できるようにした医療管理システムに関する。
従来、総合病院や医院などの医療機関で診察を受けた通院の患者には、医師の診察結果及び診断に基づいて、種々の処方薬が投与される。
これら患者への薬の投与は、一般的に、医師が作成した処方箋に記載された事項に基づいて、薬の種類、1回分の服用量、服用時期、服用期間などが定められ、これらの処方箋により薬剤師が薬の用意を行い、薬袋に入れるなどして患者に渡している。
通常、これらの薬を薬剤師から患者に渡す際には、どの薬を、いつ、どれだけ服用したらよいのかといった簡単な説明を受けながら渡すことが行われている。
しかしながら、薬の種類を多かったり、類似した外形からなるパッケージを有する薬が複数種類も含まれている場合もあり、例えば、複数種類の錠剤や粉薬が含まれていると、どの錠剤を何錠服用し、またどの粉薬をどれだけづつ服用したらよいのか、迷うことも考えられ、服用する薬の種類や服用量を間違えたり、うっかり定められた時刻に飲み忘れてしまう場合がある。
特に、患者が高齢者である場合には、1回の服用でどの薬を何錠服用すればよいのかわからなくなってしまったり、また、服用したにもかかわらず、服用したことを忘れてしまって重複して服用してしまったり、更に、服用したと思い込んで実際には服用しなかったりするなど、定められた通りに正しく、薬の服用がなされない場合があるという問題がある。
従来技術において、病院側の装置から患者側の装置に対して、通信回線を介して投薬管理データを送信すると共に、患者が服用する薬が処方通りに服用されているかを管理するシステムが知られている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)
しかしながら、このような通信回線を介して、患者が薬を服用するための投薬管理データを病院側から患者側に送信し、更に、服用状況のデータを患者側から病院側へ送信して患者が適切に定められた薬の服用を行ったのかを確認できるようにした場合には、通信回線で通じていない装置では対応できず、患者が現在の病院から他の病院に代えて通院した場合には、過去に服用した薬の情報を医療に役立てることができず不便であり、効果的な医療を行えないという問題がある。
特開平10−201827号公報 特開平11−216171号公報
本発明は、医療機関から患者に処方された投薬について、患者が処方箋に予め定められた服用量や服用する時刻通りに間違うことなく正確に服用したか否かの情報を、ICカードなどの情報記憶媒体に記憶させてデータの蓄積を行えると共に、医療機関に対しても送信可能にして、適切な医療行為を行えるようにした医療管理システムを提供する。
本発明の医療管理システムは、情報記憶媒体と、種類別に薬を格納する格納部と、前記格納部から排出された薬を取り出し可能に保存する取出部とを有し、前記情報記憶媒体に記憶された薬の服用情報に基づいて服用すべき薬を前記格納部から前記取出部に排出する投薬管理装置と、前記投薬管理装置とネットワークを介して接続された医療機関の医療管理装置とからなる医療管理システムであって、前記情報記憶媒体は、ID情報と、薬の服用情報とが記憶された記憶手段を有し、前記投薬管理装置は、前記情報記憶媒体に記憶されたID情報と服用情報とを読み取る読取手段と、時刻を計測する計時手段と、前記格納部から前記取出部に薬を排出する排出手段と、前記読取手段で読み取られた服用情報に基づいて、前記計時手段による所定の時刻に、前記排出手段により服用が定められた種類の薬を前記取出部に排出させる制御手段と、前記取出部に排出された薬が取り出されたことを検知するための検知手段と、前記排出手段により排出された薬情報と、前記取出部から薬が取り出された時刻情報とを前記情報記憶媒体に書き込み記憶させる手段と、前記前記情報記憶媒体に記憶させた情報を、ネットワークを介して前記医療管理装置に送信する手段と、を有し、前記医療管理装置は、前記ID情報と関連付けて患者情報を登録させた患者情報データベースと、前記投薬管理装置から受信した前記薬情報と前記時刻情報とを、前記ID情報と関連付けた患者情報として前記患者情報データベースに登録する登録手段と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の医療管理システムは、前記情報記憶媒体が、ICカードであることを特徴とする。
更に、本発明の医療管理システムは、前記情報記憶媒体が、医療機関が患者に発行する診察カードであることを特徴とする。
本発明によれば、医療機関から患者に処方された投薬について、患者が実際に服用した薬に関して、服用した時刻、薬の種類、などの情報を情報記憶媒体に蓄積させて記憶しておけるので、患者がどの医療機関で診察を受ける場合でも情報記憶媒体に記憶された情報を読み出すことで、過去に服用した薬の情報に基づいて適切な医療行為を行うことができると共に、現在通院している医療機関に対してもネットワークを介して過去に服用した薬の情報の送信を行えるので、適切な医療行為を行うことができるという効果がある。
また、情報記憶媒体をICカードとすることで、薬の服用情報を他人に知られたりすることを防止でき、セキュリティ上の安全性を確保できるという効果がある。
更に、情報記憶媒体を診察カードとすることで、診察カード以外に新たな媒体を発行しなくてもよいのでどの患者にもこのシステムを適応することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る医療管理システムの構成を説明する図、図2は、ICカードの平面図、図3は、ICカードのシステムブロック図、図4は、ICカードに記憶されている薬の服用情報を示す図、図5は、本発明の実施形態に係る医療管理システムのシステムブロック図、図6は、本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置における薬の排出を説明する図、図7は、本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置において、取り忘れた薬を落下させる場合を説明する図、図8は、本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置であって、薬回収部を引き出した状態を示す斜視図、図9は、本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置の他の実施例を示す斜視図、図10は、他の実施例の投薬管理装置であって、薬取出部の引き出しを開けた状態を示す斜視図、図11は、他の実施例の投薬管理装置であって、薬取出部と回収図の夫々の引き出しを開けた状態を示す斜視図、図12は、投薬管理装置に用いる落下手段の他の構造を示す図、図13及び図14は、本発明の実施形態に係る医療管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る医療管理システムは、図1に示すように、患者である利用者の自宅などに置かれた投薬管理装置1と、情報記憶媒体であるICカード2と、医療機関の医療管理装置3から構成され、投薬管理装置1と医療管理装置3とは通信回線4により通信可能に接続されている。
投薬管理装置1には、上方から複数種類の薬5を種類別に区分けして入れて格納するための薬格納部6と、薬格納部6から排出された薬を利用者が取り出し可能に保存する薬取出部7と、利用者が所定時間を過ぎても、薬取出部7に保存された薬5を取り忘れた場合に、薬取出部7から下方に落下させて、薬を回収する薬回収部8と、ICカード2に記憶された情報を読み取る際に、ICカード2を挿入するためのICカード挿入部9と、取り忘れ防止用のブザー10及びランプ11とが備えられている。
情報記憶媒体であるICカード2は、例えば病院や診療所などの医療機関が患者に発行する診察カードとして用いられることが好ましい。
ICカード2は、図2に示すように、ICチップが内蔵されたICモジュール12が、接触端子部を表面に出した状態でカード基材に埋設されている。
また、ICチップが内蔵されたICモジュール12には、図3に示すように、CPU13、EEPROM(書き換え可能な不揮発性メモリ)14、ROM(読み出し専用メモリ)15、RAM(揮発性メモリ)16が備えられている。
また、更に電源電圧を供給するVCC端子17、接地用のGND端子18、リセット信号を供給するRST端子19、クロック信号を供給するCLK端子20、データ入出力用のI/O端子21が備えられている。
そして、EEPROM14には、医療機関の医師が患者に投与する薬の処方箋としての薬の服用情報22と、ID情報23とが記憶されている。
この薬の服用情報22は、医療機関においてICカードリーダライタで書き込まれて記憶させる情報であり、薬剤師から患者に薬が渡される際に、各薬毎に投薬管理装置1の区分けされた薬格納部6のどの薬格納部6に薬5を入れるのかをわかるようにしてある。
例えば、投薬管理装置1の区分けされた薬格納部6の各薬格納部を(a)〜(g)までとして決めておき、薬剤師から患者に渡される薬毎に(a)〜(g)までの文字をつけておくことで、薬を入れる薬格納部が指定されるようにしておく。
また、ICカードのEEPROM14に記憶される薬の服用情報22としては、図4に示すように、1日毎に薬を服用する服用回数24と、薬を服用する服用時刻25、つまり服用する薬を投薬管理装置1の薬格納部6から薬取出部7に排出して、患者が薬を取り出せる状態にする排出時刻と、各回毎に服用すべき服用薬の種類26とが記憶されている。
したがって、投薬管理装置1の薬格納部6に格納する薬の種類が、予めICカードに記憶されている各回毎に服用すべき服用薬の種類と関連付けられているので、区分けされた薬格納部6の各薬格納部の中から、所定の薬だけを薬格納部6から薬取出部7に排出できるようにしてある。
次に、投薬管理装置1及び医療管理装置3のシステムブロックを図5に基づいて説明する。
投薬管理装置1には、ICカード読取手段27、制御プログラムなどが記憶されている記憶手段28、時刻を計測する計時手段29、照合手段30、排出手段31、検知手段32、落下手段33、制御手段34、警告手段35、通信手段36などが備えられている。

ICカード読取手段27は、ICカード2のEEPROM14に記憶される薬の服用情報22及びID情報23などを読み取り、照合手段30により、ICカード読取手段27でICカード2から読み取った薬の服用情報22の服用時刻25と、計時手段29により計測する時刻とを照合して、実際の時刻が服用時刻25になったか否かの照合が行われる。
また、排出手段31は、図6に示すように、照合手段30で実際の時刻が薬の服用情報22に登録された服用時刻となった場合に、薬格納部6に区分けされて格納してある薬の中から、薬の服用情報22に登録されている薬を選択して、薬格納部6から薬取出部7へと排出させる機能を有している。
薬取出部7へ排出された薬は、薬取出部7の略中央部に集まるように排出されるように搬送部が構成されている。
更に、薬取出部7には、センサーからなる検知手段32が設けられている。
この検知手段32は、薬取出部7へ排出された薬の存在を検知するためのもので、薬がどれだけの時間だけ薬取出部7に置かれたままの状態となっているかを、計時手段29と共に計測する。
また、落下手段33は、検知手段32で検知された薬取出部7に置かれた薬が、所定時間を経過しても取り出されない状態である場合に、図7に示すように、薬取出部7の中央部分を回転させて、下方の薬回収部8へ薬を落下させる機能を有している。
ここで、薬取出部7に置かれた薬をどれだけの時間が経過した時に下方の薬回収部8へ薬を落下させるかについては、医師が処方する薬の成分などに応じて判断すればよく、例えば、薬に応じて30分、1時間などの回収時間を設定すればよい。
これにより、所定時間か過ぎると、たとえ薬取出部7へ薬が排出されたとしても、回収されてしまうので、前回に排出され、とり忘れた薬と、今回に排出された薬とを一緒に服用してしまう事故を防止することができる。
薬回収部8に回収された薬5は、図8に示すように、薬回収部8の引き出しを引き出して取り出すことができるので、無駄にはならないようにしてあるが、利用者が高齢者などの場合には、薬回収部8の引き出しに鍵がかかる構造にしておき、自由に開かないようにしておくことが好ましい。
また、上記の投薬管理装置1では、薬取出部7が空洞の構造としてあり、外部から薬取出部7に排出させた薬を利用者が見ることができるようにしてあるが、他の実施例として図9乃至図11に示した投薬管理装置50のように、薬取出部51を引き出し構造とするようにしてもよい。
この場合には、図10に示すように、薬取出部51を手前側に引き出すことで、内部に排出された薬を取り出し、更に薬回収部52に回収された薬を、薬回収部52の引き出しを引き出して取り出すことができるようにしてある。
落下手段33は、図12に示すように、検知手段32で検知された薬取出部に置かれた薬が、所定時間を経過しても取り出されない状態である場合に、図12(a)に示す状態から図12(b)に示すように、薬取出部の外側の部分が中央に対して折れ曲がるようにして、下方の薬回収部へ薬を落下させるようにしてもよい。
また、警告手段35は、検知手段32で検知された薬取出部に置かれた薬が、所定時間を経過しても取り出されない状態である場合に、ブザーなどの警告音を発生させたり、警告ランプを点滅させることで知られる機能を有している。
したがって、投薬管理装置1には、ブザー10やランプ11などを備えておく。
次に、通信回線4により接続された医療管理装置3について説明する。
医療管理装置3には、通信手段37、ICカードリーダライタ38、入力手段39、表示手段40、登録手段41、記憶手段42、制御手段43、患者情報データベース44などが備えられている。
患者情報データベース44には、ICカード2に記憶されたID情報と関連付けて患者情報が登録されている。
登録手段41は、通信手段4を介して、投薬管理装置1から受信したID情報と薬情報と時刻情報とを、受信したID情報と同一のID情報が登録されている患者情報データベース44の記憶エリアに登録する機能を有している。
ICカードリーダライタ38は、患者を往診した際に処方箋に基づいて患者に投与する薬の服用情報22として、1日毎に薬を服用する服用時刻、つまり服用する薬を投薬管理装置1の薬格納部6から薬取出部7に排出して、患者が薬を取り出せる状態にする排出時刻と、各回毎に服用すべき服用薬の種類などの情報をICカード2のEEPROM14に書き込む。
また、記憶手段42には、制御プログラムなどが登録されている。
次に、本発明の実施形態に係る医療管理システムの処理手順を、図13及び図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、医療機関が、患者である利用者に診察カードとしてICカード2を発行する。(ステップS1)
患者である利用者は、医療機関での診察の際にICカード2を医療機関に提出する。(ステップS2)
そして、医療機関における医師の診察に基づいて、患者である利用者に対して投与する薬の処方箋が作成され、薬剤師は、患者である利用者に薬を渡す際に、薬の種類毎に識別するための文字や数字を付けて、薬袋に薬を入れる。(ステップS3)
また、ICカード2をICカードリーダライタ38にセットして、薬の服用情報として、1日に薬を服用する服用時刻と服用薬の種類に関する情報をICカード2に書き込んで記憶させる。(ステップS4)
そして、医療機関から患者である利用者に薬袋と、ICカード2を渡す。(ステップS5)
患者である利用者は、帰宅した後、投薬管理装置1の薬格納部3に種類別に区分けして薬を入れる。(ステップS6)
この際に、薬格納部3に表示された文字や番号と、薬に付けられている薬の種類毎に識別するための文字や数字とを一致させて、定められている位置に薬を入れる。
次に、投薬管理装置1のICカード挿入部7にICカードを挿入してセットする。(ステップS7)
投薬管理装置1のICカード読取手段22により、ICカードのEEPROM10に記憶されている薬の服用情報18が読み取られ、服用情報18の服用時刻が、計時手段24で計測されている時刻との照合処理が行われる。(ステップS8)
そして、服用情報18で設定されている服用時刻に実際に達した時に、ICカードのEEPROM10に記憶されている薬の服用情報18で定められている種類及び量の薬が、薬格納部3から薬取出部に排出される。(ステップS9)
また、薬が薬取出部に排出された際に、ランプが点滅し、ブザーが鳴り、知らせる。(ステップS10)
患者である利用者は、薬取出部から薬を取り出して服用する。
薬取出部に排出された薬は、検知手段27により検知されて、所定時間が経過しても取り出されない場合には、落下手段28により下方の薬回収部へ落とす。(ステップS11)
更に、検知手段27による検知情報に基づき、薬取出部に排出された薬を利用者が取り忘れることなく取り出されたか否かの薬取出情報がID情報と共に、医療管理装置3へと送信される。(ステップS12)
そして、医療管理装置3では、これらの情報を患者情報データベース44のID情報と関連付けて薬取出情報を患者情報に含めて登録する。(ステップS13)
これらの情報は、患者情報データベース44に随時登録されて蓄積され、次回に医師がその患者を診察する時に、その患者に渡した薬が処方箋の通りに毎回正しく服用できたのか、または飲み忘れた時があったのかなどを、医療管理装置3の表示手段40に表示させて診察の際の参考にすることで、より適切な診断を可能にする。
本発明の実施形態に係る医療管理システムの構成を説明する図である。 ICカードの平面図である。 ICカードのシステムブロック図である。 ICカードに記憶されている薬の服用情報を示す図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムのシステムブロック図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置における薬の排出を説明する図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置において、取り忘れた薬を落下させる場合を説明する図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置であって、薬の薬回収部を引き出した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムに使用する投薬管理装置の他の実施例を示す斜視図である。 他の実施例の投薬管理装置であって、薬取出部の引き出しを開けた状態を示す斜視図である。 他の実施例の投薬管理装置であって、薬取出部と薬回収部の夫々の引き出しを開けた状態を示す斜視図である。 投薬管理装置に用いる落下手段の他の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る医療管理システムの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る医療管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,50 投薬管理装置
2 ICカード
3 医療管理装置
4 通信回線
5 薬
6 薬格納部
7,51 薬取出部
8,52 薬回収部
9 ICカード挿入部
10 ブザー
11 ランプ
12 ICモジュール
13 CPU
14 EEPROM
15 ROM
16 RAM
17 VCC端子
18 接地用のGND端子
19 RST端子
20 CLK端子
21 I/O端子
22 服用情報
23 ID情報
24 服用回数
25 服用時刻
26 服用薬の種類
27 ICカード読取手段
28,42 記憶手段
29 計時手段
30 照合手段
31 排出手段
32 検知手段
33 落下手段
34,43 制御手段
35 警告手段
36,37 通信手段
38 ICカードリーダライタ
39 入力手段
40 表示手段
41 登録手段
44 患者情報データベース

Claims (3)

  1. 情報記憶媒体と、種類別に薬を格納する格納部と、前記格納部から排出された薬を取り出し可能に保存する取出部とを有し、前記情報記憶媒体に記憶された薬の服用情報に基づいて服用すべき薬を前記格納部から前記取出部に排出する投薬管理装置と、前記投薬管理装置とネットワークを介して接続された医療機関の医療管理装置とからなる医療管理システムであって、
    前記情報記憶媒体は、ID情報と、薬の服用情報とが記憶された記憶手段を有し、
    前記投薬管理装置は、前記情報記憶媒体に記憶されたID情報と服用情報とを読み取る読取手段と、時刻を計測する計時手段と、前記格納部から前記取出部に薬を排出する排出手段と、前記読取手段で読み取られた服用情報に基づいて、前記計時手段による所定の時刻に、前記排出手段により服用が定められた種類の薬を前記取出部に排出させる制御手段と、前記取出部に排出された薬が取り出されたことを検知するための検知手段と、前記排出手段により排出された薬情報と、前記取出部から薬が取り出された時刻情報とを前記情報記憶媒体に書き込み記憶させる手段と、前記前記情報記憶媒体に記憶させた情報を、ネットワークを介して前記端末装置に送信する手段と、を有し、
    前記医療管理装置は、前記ID情報と関連付けて患者情報を登録させた患者情報データベースと、前記投薬管理装置から受信した前記薬情報と前記時刻情報とを、前記ID情報と関連付けた患者情報として前記患者情報データベースに登録する登録手段と、
    を備えていることを特徴とする医療管理システム。
  2. 前記情報記憶媒体が、ICカードであることを特徴とする請求項1記載の医療管理システム。
  3. 前記情報記憶媒体が、医療機関が患者に発行する診察カードであることを特徴とする請求項1記載の医療管理システム。
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