JPH11215516A - 画素補間方法及び画素補間回路並びに画素補間プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画素補間方法及び画素補間回路並びに画素補間プログラムを記録した記録媒体

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JPH11215516A
JPH11215516A JP10014710A JP1471098A JPH11215516A JP H11215516 A JPH11215516 A JP H11215516A JP 10014710 A JP10014710 A JP 10014710A JP 1471098 A JP1471098 A JP 1471098A JP H11215516 A JPH11215516 A JP H11215516A
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    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/133Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements including elements passing panchromatic light, e.g. filters passing white light

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素補間回路の処理を最適化し、回路規模の
縮小及び処理速度の向上を図る。 【解決手段】 図(a)において、3行3列の画像デー
タの中央のターゲットピクセルB1に隣接する周囲の8
ピクセルを全て参照するのではなく、五角形で示されて
いるR1及びR4並びに三角形で示されているG1及び
G4を参照する。そして、ターゲットピクセルB1にお
いては、赤色についての補間色データR0=(R1+R
4)/2、緑色についての補間色データG0=(G1+
G4)/2、青色についての補間色データであるBデー
タB0=B1とする。 【効果】 参照するピクセルの数が従来よりも少ないの
で、メモリからのデータ読出しは5箇所に簡素化され、
加算回路の数も少なくなる。よって、回路規模の縮小と
データの読出しの高速化とを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画素補間方法及び画
素補間回路並びにコンピュータに画素補間を行わせるた
めのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に原色フ
ィルタを採用したCCD(Charge Couple
d Device)から出力される信号について画素補
間処理を行う画素補間方法及び画素補間回路並びにコン
ピュータに画素補間を行わせるためのプログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】原色フィルタを採用したCCDは、特に
ディジタルカメラやディジタルビデオカメラに用いられ
ている。一般に、CCDから出力されたアナログ信号を
A/D変換したディジタルデータはロウデータと呼ばれ
る。原色フィルタCCDの場合、各々の画素と1対1に
対応する上記のロウデータは、CCD受光面に画素毎に
配置した原色フィルタの配列によりR(Red;以下
「R」と略すことがある),G(Green;以下
「G」と略すことがある),B(Blue;以下「B」
と略すことがある)のいずれかの色情報しか含んでいな
い。
【0003】画素補間回路は、解像度を上げるために、
画素補間処理を行う。この画素補間処理においては、ロ
ウデータから各画素に対応したフィルタによって与えら
れた原色以外の色データを、隣接する画素のロウデータ
から生成する。なお、ロウデータは、CCDから出力さ
れたアナログ信号をA/D変換し、メモリに書込んでお
くのが一般的である。
【0004】以下、従来の画素補間処理について説明す
る。従来の画素補間回路は図13に示されているように
画素補間を行っていた。同図に示されているように、着
目する画素(ターゲットピクセル)の3原色(R,G,
B)の色データは、その画素に隣接する画素の色情報を
参照することによって計算して得るのである。例えば、
図13中のB1をターゲットピクセルとした場合、その
ピクセルにおけるB以外の色データR0及びG0は、周
囲に隣接するロウデータから以下のような計算をするこ
とにより得ることができる。すなわち、 R0=(R1+R2+R3+R4)/4 G0=(G1+G2+G3+G4)/4 …(1) B0=B1(そのまま) である。従来は、以上のように画素補間処理が行われて
いたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した式(1)の計
算を行う場合、9箇所の色データを参照することにな
る。具体的にはロウデータのメモリからの読出しが9回
行われることになる。このため、参照すべき色データの
数が多く、処理速度が遅くなるという欠点がある。ま
た、4つの値を加算するための加算回路が必要になるの
で、回路規模が大きくなるという欠点もある。
【0006】なお、特開平9―182090号公報に記
載されている固体撮像装置は、感度の向上を問題として
おり、上述した従来技術の欠点を解決することはできな
い。
【0007】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は画素補間回路
の処理を最適化し、回路規模の縮小及び処理速度の向上
を図ることのできる画素補間方法及び画素補間回路並び
にコンピュータに画素補間を行わせるためのプログラム
を記録した記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画素補間方
法は、3行3列の画像データの中央の画素を着目してい
るターゲットピクセルとし、そのピクセルについての色
データとそのピクセルに隣接する周囲のピクセルの色デ
ータとを演算して該ターゲットピクセルについての補間
色データとして出力する画素補間方法であって、メモリ
に書込まれているN行M列(N及びMは共に3以上の整
数)の画像データのうちの連続する第1行〜第3行の画
像データについて1列毎に読出しを行う読出しステップ
と、前記ターゲットピクセルの色データの直前に読出さ
れた列の3ピクセル分の色データのうちの1つである第
1の色データと、該ターゲットピクセルと同時に読出さ
れた他の2ピクセル分の第2及び第3の色データと、該
ターゲットピクセルの色データの直後に読出された列の
3ピクセル分の色データのうちの1つである第4の色デ
ータとに基づいて該ターゲットピクセルについての補間
色データを決定する色データ決定ステップと、を含むこ
とを特徴とする。
【0009】そして、色データ決定ステップにおいて
は、前記ターゲットピクセルが3原色のうちの第1色目
のデータであるときそのターゲットピクセルについて、
そのピクセルのデータを第1色目のデータとし、前記第
1の色データと前記第4の色データとの平均値を第3色
目のデータとし、前記第2の色データと前記第3の色デ
ータとの平均値を第2色目のデータとする。
【0010】また、色データ決定ステップにおいては、
前記ターゲットピクセルが3原色のうちの第2色目のデ
ータであるときそのターゲットピクセルについて、その
ピクセルのデータを第2色目のデータとし、前記第1の
色データと前記第4の色データとの平均値を第1色目の
データとし、前記第2の色データと前記第3の色データ
との平均値を第3色目のデータとしても良い。
【0011】さらにまた、色データ決定ステップにおい
ては、前記ターゲットピクセルが3原色のうちの第3色
目のデータであるときそのターゲットピクセルについ
て、そのピクセルのデータを第3色目のデータとし、前
記第1の色データと前記第4の色データとの平均値を第
1色目のデータとし、前記第2の色データと前記第3の
色データとの平均値を第2色目のデータとしても良い。
【0012】本発明による画素補間回路は、3行3列の
画像データの中央の画素を着目しているターゲットピク
セルとし、そのピクセルについての色データとそのピク
セルに隣接する周囲のピクセルの色データとを演算して
該ターゲットピクセルについての補間色データとして出
力する画素補間回路であって、メモリに書込まれている
N行M列(N及びMは共に3以上の整数)の画像データ
のうちの連続する第1行〜第3行の画像データについて
1列毎に読出しを行う読出し手段と、前記ターゲットピ
クセルの色データの直前に読出された列の3ピクセル分
の色データのうちの1つである第1の色データと、該タ
ーゲットピクセルと同時に読出された他の2ピクセル分
の第2及び第3の色データと、該ターゲットピクセルの
色データの直後に読出された列の3ピクセル分の色デー
タのうちの1つである第4の色データとに基づいて該タ
ーゲットピクセルについての補間色データを決定する色
データ決定手段と、を含むことを特徴とする。
【0013】そして、色データ決定手段は、前記第1の
色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
原色のうちの第1色目のデータであるときそのターゲッ
トピクセルについて、そのピクセルのデータを第1色目
のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
タとの平均値を第3色目のデータとし、前記第2の色デ
ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
タとする。
【0014】また、色データ決定手段は、前記第1の色
データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
原色のうちの第2色目のデータであるときそのターゲッ
トピクセルについて、そのピクセルのデータを第2色目
のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
ータと前記第3の色データとの平均値を第3色目のデー
タとしても良い。
【0015】さらにまた、色データ決定手段は、前記第
1の色データと前記第4の色データとの平均値を求める
手段と、前記第2の色データと前記第3の色データとの
平均値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセル
が3原色のうちの第3色目のデータであるときそのター
ゲットピクセルについて、そのピクセルのデータを第3
色目のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色
データとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の
色データと前記第3の色データとの平均値を第2色目の
データとしても良い。
【0016】本発明による記録媒体は、3行3列の画像
データの中央の画素を着目しているターゲットピクセル
とし、そのピクセルについての色データとそのピクセル
に隣接する周囲のピクセルの色データとを演算して該タ
ーゲットピクセルについての補間色データとして出力す
る画素補間をコンピュータに行わせるためのプログラム
を記録した記録媒体であって、コンピュータを、メモリ
に書込まれているN行M列(N及びMは共に3以上の整
数)の画像データのうちの連続する第1行〜第3行の画
像データについて1列毎に読出しを行う読出し手段、前
記ターゲットピクセルの色データの直前に読出された列
の3ピクセル分の色データのうちの1つである第1の色
データと、該ターゲットピクセルと同時に読出された他
の2ピクセル分の第2及び第3の色データと、該ターゲ
ットピクセルの色データの直後に読出された列の3ピク
セル分の色データのうちの1つである第4の色データと
に基づいて該ターゲットピクセルについての補間色デー
タを決定する色データ決定手段、として動作させるため
のプログラムを記録したことを特徴とする。
【0017】そして、色データ決定手段は、前記第1の
色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
原色のうちの第1色目のデータであるときそのターゲッ
トピクセルについて、そのピクセルのデータを第1色目
のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
タとの平均値を第3色目のデータとし、前記第2の色デ
ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
タとする。
【0018】また、色データ決定手段は、前記第1の色
データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
原色のうちの第2色目のデータであるときそのターゲッ
トピクセルについて、そのピクセルのデータを第2色目
のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
ータと前記第3の色データとの平均値を第3色目のデー
タとしても良い。
【0019】さらにまた、色データ決定手段は、前記第
1の色データと前記第4の色データとの平均値を求める
手段と、前記第2の色データと前記第3の色データとの
平均値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセル
が3原色のうちの第3色目のデータであるときそのター
ゲットピクセルについて、そのピクセルのデータを第3
色目のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色
データとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の
色データと前記第3の色データとの平均値を第2色目の
データとしても良い。
【0020】要するに本発明では、3行3列の画像デー
タの中央のターゲットピクセルに隣接する周囲のピクセ
ルのうち、参照するピクセルの数を従来よりも少なくし
ているのである。そして、メモリの構成を工夫すること
によって、回路規模の縮小とデータの読出しの高速化と
を図っているのである。
【0021】つまり、原色フィルタCCDの画素信号生
成回路における、画素補間回路の部分の処理の最適化に
より回路規模の縮小及び処理速度の向上を行うことがで
きるのである。また、CCDから出力されたアナログ信
号をA/D変換したディジタルデータが書込まれるメモ
リを、並列に読出せる構成としているので、処理速度が
向上するのである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】図1は本発明による画素補間方法の実施の
一形態を示す図である。同図において、図13と同等部
分は同一符号により示されている。
【0024】図1においては、例として一般的に良く用
いられるフィルタの配列であるベイヤー配列が示されて
いる。いま、着目する画素(以下、ターゲットピクセル
と呼ぶ)は、同図中の丸印の“B1”データであるもの
とする。同図(a)に示されている簡素化した方法の場
合、その位置の赤色についての補間色データであるRデ
ータ“R0”はR0=(R1+R4)/2、緑色につい
ての補間色データであるGデータ“G0”はG0=(G
1+G4)/2として与える。青色についての補間色デ
ータであるBデータ“B0”はB0=B1である。なお
同図においては、Rデータが五角形で、Gデータが三角
形で、夫々示されている。
【0025】この同図(a)に示されている方法におい
ては、G0の色データを生成するのに上下に隣接したロ
ウデータを用いている。このため、垂直方向の色解像度
が低下する。したがって、垂直解像度が必要な場合は、
同図(b)に示されているような処理とすれば良い。こ
の場合、R0=(R2+R3)/2、G0=(G2+G
3)/2、B0=B1である。
【0026】この図1に示されている方法によれば、メ
モリからのロウデータの読出しは5箇所に簡素化され
る。このため、9箇所の読出しを行っていた従来の画素
補間の方法に比べて処理速度を向上させることができる
のである。それと共に、2つの値を加算する加算回路を
設ければ良いので、回路全体の規模を小さくすることが
できるのである。
【0027】要するに、図1に示されている画素補間方
法は、3行3列の画像データの中央の画素を着目してい
るターゲットピクセルとし、そのピクセルについての色
データとそのピクセルに隣接する周囲のピクセルの色デ
ータとを演算してそのターゲットピクセルについての補
間色データとして出力する方法である。そして、メモリ
に書込まれているN行M列の画像データのうちの連続す
る第1行〜第3行の画像データについて1列毎に読出し
を行い、ターゲットピクセル(図1(a)ではB1)の
色データの直前に読出された列の3ピクセル分の色デー
タのうちの1つである第1の色データ(図1(a)では
R1)と、そのターゲットピクセルと同時に読出された
他の2ピクセル分の第2及び第3の色データ(図1
(a)ではG1及びG4)と、そのターゲットピクセル
の色データの直後に読出された列の3ピクセル分の色デ
ータのうちの1つである第4の色データ(図1(a)で
はR4)とに基づいてそのターゲットピクセルについて
の補間色データ(R0,G0,B0)を決定しているの
である。
【0028】ここでは、第1の色データと第4の色デー
タとは互いに異なる行に属しているが、同一の行に属す
るもの(例えば、R1及びR2、又はR3及びR4)を
第1、第4の色データとしても良い。要するに、本発明
の方法においては、参照すべきピクセル数が従来技術よ
りも減少しているので、処理速度が向上するのである。
【0029】なお、ベイヤー配列において、R及びGか
らなるRGラインのRがターゲットピクセルである場合
には、図2(a)に示されている丸印(○)の位置の各
データに基づいてそのピクセルのデータが計算される。
RGラインのGがターゲットピクセルである場合には、
同図(b)に示されている丸印の位置の各データに基づ
いてそのピクセルのデータが計算される。
【0030】また、ベイヤー配列において、G及びBか
らなるGBラインのGがターゲットピクセルである場合
には、同図(c)に示されている丸印の位置の各データ
に基づいてそのピクセルのデータが計算される。GBラ
インのBがターゲットピクセルである場合には、同図
(d)に示されている丸印の位置の各データに基づいて
そのピクセルのデータが計算される。
【0031】以上の簡素化した方法を用いて、さらに処
理速度を向上させる画素補間方法が図3に示されてい
る。以下、この方法について同図を参照して説明する。
【0032】図示せぬCCDから出力されるロウデータ
は通常、読み書き可能なメモリ(以下、RAM(Ran
dom Access Memory)と呼ぶ)に蓄え
られる。ここで、CCDの水平方向の画素数(=1ライ
ン)の容量を持ったRAMを1単位とし、このRAMを
複数ライン分持った構成とすれば異なるラインのロウデ
ータを同時に読出すことができる。よって、上記のロウ
データ読出しを1回に1箇所ずつ行う場合よりも処理速
度を向上させることができるのである。
【0033】以下、図3に示されている読出し動作につ
いて、読出し順序の例と共に説明する。まずライン0の
R00を読出す。次に、ライン0のG00、ライン1の
B10及びライン2のG20を読出す。最後にライン2
のR21を読出す。この順序で読出せば、ターゲットピ
クセルであるB10についてのR,G,Bの各データ
を、以下の式(2)によって得ることができる。すなわ
ち、 R(1)=(R00+R21)/2 G(1)=(G00+G20)/2 …(2) B(1)=B10 である。したがって、ターゲットピクセル1ピクセル分
のデータを生成するためには、図示せぬRAMに対する
読出しが3回行われることになる。
【0034】さらに、RAMの総記憶容量は変えずに、
図4に示されているように、1ライン分のデータを2ピ
クセルずつ交互に異なる2つのRAMに蓄えておけば、
同じラインであっても必要なロウデータを同時に読出す
ことができる。このようにRAMを並列に読出せる構成
にしておけば、処理速度を向上させることができるので
ある。この図4の場合の動作について順を追って説明す
る。
【0035】まず、ライン0のR00を読出す。次に、
ライン0のG00、ライン1のB10、ライン2のG2
0及びライン2のR21を同時に読出す。このとき、G
20及びR21は同一ラインであるが、異なるRAMに
蓄えられているので、両者を同時に読出すことができ
る。この時点でターゲットピクセルB10のR,G,B
のデータを、以下の式(3)によって得ることができ
る。すなわち、 R(1)=(R00+R21)/2 G(1)=(G00+G20)/2 …(3) B(1)=B10 である。したがって、図4に示されている場合には、タ
ーゲットピクセル1ピクセル分のデータを生成するため
に、RAMに対する読出しが2回行われることになる。
【0036】さらに、図5に示されているように、一度
読出したロウデータは、次のターゲットピクセルの色デ
ータの計算に使うことができる。このため、この読出し
たロウデータを回路内の一時保存レジスタに保持して使
用すれば、RAMに対する読出しの回数を減らすことが
できる。よって、この場合には処理速度をさらに向上す
ることができる。この図5の場合の動作について順を追
って説明する。
【0037】まず、1回目はR00,B10,G20を
読出す。2回目はG00,R21を読出す。この時点で
ターゲットピクセルT1であるB10についてのR,
G,Bのデータを、以下の式(4)によって得ることが
できる。すなわち、 R(1)=(R00+R21)/2 G(1)=(G00+G20)/2 …(4) B(1)=B10 である。
【0038】次に、3回目はG11,R01,G21を
読出す。ここで、ターゲットピクセルT2を生成するた
めにはB10及びR21のロウデータも必要である。こ
の場合、B10及びR21は、すでに前のターゲットピ
クセルT1を生成したときに読出している。このため、
その読出したB10及びR21のデータを回路内のレジ
スタに保持しておき、これを用いる。
【0039】次に、4回目はB11,G01,R22を
読出す。この時点でターゲットピクセルT2であるG1
1のR,G,Bのデータを、以下の式(5)によって得
ることができる。すなわち、 R(2)=(R01+R21)/2 G(2)=G11 …(5) B(2)=(B10+B11)/2 である。さらに、ターゲットピクセルT3であるB11
のR,G,Bのデータも以下の式(6)によって得るこ
とができる。すなわち、 R(3)=(R01+R22)/2 G(3)=(G01+G21)/2 …(6) B(3)=B11 である。この式(6)において必要なR01及びB11
のロウデータは、すでに前のターゲットピクセルT2を
生成したときに読出している。このため、その読出した
R01及びB1のデータを回路内のレジスタに保持して
おき、これを用いる。
【0040】以上の読出し方法を実施するためには、少
しの内部レジスタ(上記の実施例では2個の内部レジス
タ)を用意すれば良い。そして、3ピクセル分のデータ
を生成するためにRAMの読出しは4回行われる。した
がって、1ピクセルあたり4/3回の読出しが行われる
ことになる。
【0041】また、さらに内部のレジスタを増やして先
読みするデータ量(予め読出しておくデータ量)を増や
せば、さらに読出し回数を減らすことができることは明
白である。
【0042】さらにまた、RAMを増やし、ある部分に
ついて読出し処理を行っている最中に、他の部分にデー
タを書込めば、処理速度をより向上させることができ
る。例えば、図5において、ライン0〜2について読出
し処理を行っている最中に、その処理と平行してライン
3にデータを書込めば良い。
【0043】ここで、以上の画素補間処理を実現するた
めの画素補間回路について図6を参照して説明する。同
図において画素補間回路は、ロウデータを記憶保持しア
ドレスの入力に応答してデータが読出されるRAM51
―1〜51―6と、これら各RAMに対応して設けられ
対応するRAMから読出されたデータを一時保持するレ
ジスタp,q,r,s,t及びuと、これらレジスタ
p,q,r,s,t及びuの出力をセレクタ50を介し
て入力し一時保持するレジスタa,b,c,d,e,f
及びgと、加算器52―1〜52―3と、これら加算器
52―1〜52―3に対応して設けられ対応する加算器
の出力を1/2にする除算回路53―1〜53―3とを
含んで構成されている。
【0044】除算回路53―1〜53―3の出力及びレ
ジスタdに保持されているデータは、本回路の出力とし
てR,G,B夫々に対応する出力レジスタ(図示せず)
に入力される。この場合、現在のターゲットピクセルの
種別に応じて制御されるセレクタ(図示せず)を介して
出力レジスタに入力されるものとする。
【0045】また、画素補間回路は、ポインタ値のカウ
ントを行うポインタカウンタ54と、このカウント値に
応じて各RAM51―1〜51―6に対する読出しアド
レスを生成するアドレス生成回路55と、ターゲットピ
クセルが図2(a)〜(d)の4種類のうちのどのピク
セルであるか種別を管理するステートステーション56
とを含んで構成されている。なお、セレクタ50は、ポ
インタカウンタ54の下位2ビット目の値と、ステート
ステーション56によって管理されるターゲットピクセ
ルの種別とによって制御される。
【0046】さらに、図7〜図10をも参照して画素補
間回路の動作について説明する。同図において、H=
0、V=0を初期値として処理が開始される。まず、R
AMに対する読出し処理が行われた後(ステップS7
1)、ターゲットピクセルがRGライン及びGBライン
のいずれに属するかが判断される(ステップS72)。
【0047】ターゲットピクセルがRGラインの場合に
はRGライン処理が行われる(ステップS73)。一
方、ターゲットピクセルがGBラインの場合にはGBラ
イン処理が行われる(ステップS74)。
【0048】そして、上記のVの値をインクリメントし
て次のラインの処理に移行する(ステップS75)。以
上の処理が終了ラインまで繰返される(ステップS76
→S71…)。
【0049】次に、図8を参照して、図7中のステップ
S71におけるRAM読出し処理について説明する。同
図において、まず上記のVの値の下位2ビットの値が判
断される(ステップS81)。下位2ビットの値が00
である場合、後述する図12のライン0の処理が行われ
る。下位2ビットの値が01である場合、後述する図1
2のライン1の処理が行われる。下位2ビットの値が1
0である場合、後述する図12のライン2の処理が行わ
れる。下位2ビットの値が11である場合、後述する図
12のライン3の処理が行われる。
【0050】次に、図9を参照して、図7中のステップ
S73におけるRGライン処理について説明する。同図
において、H=0を初期値として処理が開始される。ま
ず、ターゲットピクセルがRの場合において(ステップ
S91)、Hの値の下位から2ビット目(x)の値が判
断される(ステップS92)。そして、その値が
「0」、「1」の夫々の場合について、後述する図11
に示されているように、レジスタ同士の入出力関係をセ
レクタによって制御する処理が行われる(ステップS9
3、ステップS94)。以上の処理の後、演算処理及び
出力レジスタR,G,Bへのロードが行われる(ステッ
プS95)。この場合、レジスタdに保持されている値
(以下、単に「d」と略すことがある)をRとし、(b
+f)/2をGとし,(a+g)/2をBとする。
【0051】また、ターゲットピクセルがGの場合にお
いて、Hの値をインクリメントし(ステップS96)、
Hの値の下位から2ビット目(x)の値が判断される
(ステップS97)。そして、その値が「0」,「1」
の夫々の場合について、後述する図11に示されている
ように、レジスタ同士の入出力関係をセレクタによって
制御する処理が行われる(ステップS98、ステップS
99)。以上の処理の後、演算処理及び出力レジスタ
R,G,Bへのロードが行われる(ステップS10
0)。この場合、(c+e)/2をRとし、dをGと
し,(b+f)/2をBとする。
【0052】以上の処理が終了すると、Hの値をインク
リメントする(ステップS101)。以上の処理は、終
了ピクセルまで繰返される(ステップS102→S91
…)。
【0053】次に、図10を参照して、図7中のステッ
プS74におけるGBライン処理について説明する。同
図において、H=0を初期値として処理が開始される。
まず、ターゲットピクセルがGの場合において(ステッ
プS103)、Hの値の下位から2ビット目(x)の値
が判断される(ステップS104)。そして、その値が
「0」、「1」の夫々の場合について、後述する図11
に示されているように、レジスタ同士の入出力関係をセ
レクタによって制御する処理が行われる(ステップS1
05、ステップS106)。以上の処理の後、演算処理
及び出力レジスタR,G,Bへのロードが行われる(ス
テップS107)。この場合、(b+f)/2をRと
し、dをGとし,(c+e)/2をBとする。
【0054】また、ターゲットピクセルがBの場合にお
いてHの値をインクリメントし(ステップS108)、
Hの値の下位から2ビット目(x)の値が判断される
(ステップS109)。そして、その値が「0」,
「1」の夫々の場合について、後述する図11に示され
ているように、レジスタ同士の入出力関係をセレクタに
よって制御する処理が行われる(ステップS110、ス
テップS111)。以上の処理の後、演算処理及び出力
レジスタR,G,Bへのロードが行われる(ステップS
112)。この場合、(a+g)/2をRとし、(b+
f)/2をGとし、dをBとする。
【0055】以上の処理が終了すると、Hの値をインク
リメントする(ステップS113)。以上の処理は、終
了ピクセルまで繰返される(ステップS114→S10
3…)。
【0056】ここで、図11を参照してセレクタの出力
側のレジスタa〜gと、これら各レジスタに入力される
べきデータを保持しているレジスタとの対応関係につい
て説明する。
【0057】同図において、ターゲットピクセルがRG
ラインのRであり、かつ、ポインタカウンタの下位2ビ
ット目の値xが「0」であるとき、レジスタaにはター
ゲットピクセルが左端であればレジスタqの出力が入力
され、ターゲットピクセルが左端以外であればレジスタ
bの出力が入力される。レジスタbにはレジスタpの出
力が入力される。レジスタdにはターゲットピクセルが
左端であればレジスタrの出力が入力され、ターゲット
ピクセルが左端以外であればレジスタeの出力が入力さ
れる。レジスタf及びgには、レジスタtの出力が入力
される。
【0058】ターゲットピクセルがRGラインのRであ
り、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の値xが
「1」であるとき、レジスタaにはターゲットピクセル
が左端であればレジスタpの出力が入力され、ターゲッ
トピクセルが左端以外であればレジスタbの出力が入力
される。レジスタbにはレジスタqの出力が入力され
る。レジスタdにはターゲットピクセルが左端であれば
レジスタsの出力が入力され、ターゲットピクセルが左
端以外であればレジスタeの出力が入力される。レジス
タf及びgには、レジスタuの出力が入力される。
【0059】また、ターゲットピクセルがRGラインの
Gであり、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の
値xが「0」であるとき、レジスタbにはレジスタpの
出力が入力される。レジスタcにはターゲットピクセル
が左端であればレジスタrの出力が入力され、ターゲッ
トピクセルが左端以外であればレジスタdの出力が入力
される。レジスタdにはレジスタrの出力が入力され
る。レジスタeにはレジスタsの出力が入力される。レ
ジスタfにはターゲットピクセルが左端であればレジス
タtの出力が入力され、ターゲットピクセルが左端以外
であればレジスタgの出力が入力される。
【0060】ターゲットピクセルがRGラインのGであ
り、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の値xが
「1」であるとき、レジスタbにはレジスタqの出力が
入力される。レジスタcにはターゲットピクセルが左端
であればレジスタsの出力が入力され、ターゲットピク
セルが左端以外であればレジスタdの出力が入力され
る。レジスタdにはレジスタsの出力が入力される。レ
ジスタeにはレジスタrの出力が入力される。レジスタ
fにはターゲットピクセルが左端であればレジスタuの
出力が入力され、ターゲットピクセルが左端以外であれ
ばレジスタgの出力が入力される。
【0061】一方、ターゲットピクセルがGBラインの
Gであり、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の
値xが「0」であるとき、レジスタbにはレジスタpの
出力が入力される。レジスタcにはターゲットピクセル
が左端であればレジスタsの出力が入力され、ターゲッ
トピクセルが左端以外であればレジスタdの出力が入力
される。レジスタd及びeにはレジスタrの出力が入力
される。レジスタfにはターゲットピクセルが左端であ
ればレジスタtの出力が入力され、ターゲットピクセル
が左端以外であればレジスタgの出力が入力される。
【0062】ターゲットピクセルがGBラインのGであ
り、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の値xが
「1」であるとき、レジスタbにはレジスタqの出力が
入力される。レジスタcにはターゲットピクセルが左端
であればレジスタrの出力が入力され、ターゲットピク
セルが左端以外であればレジスタdの出力が入力され
る。レジスタd及びeにはレジスタsの出力が入力され
る。レジスタfにはターゲットピクセルが左端であれば
レジスタuの出力が入力され、ターゲットピクセルが左
端以外であればレジスタgの出力が入力される。
【0063】また、ターゲットピクセルがGBラインの
Bであり、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の
値xが「0」であるとき、レジスタaにはターゲットピ
クセルが左端であればレジスタpの出力が入力され、タ
ーゲットピクセルが左端以外であればレジスタbの出力
が入力される。レジスタbにはレジスタpの出力が入力
される。レジスタdにはターゲットピクセルが左端であ
ればレジスタrの出力が入力され、ターゲットピクセル
が左端以外であればレジスタeの出力が入力される。レ
ジスタfにはレジスタtの出力が入力される。レジスタ
gにはレジスタuの出力が入力される。
【0064】ターゲットピクセルがGBラインのBであ
り、かつ、ポインタカウンタの下位2ビット目の値xが
「1」であるとき、レジスタaにはターゲットピクセル
が左端であればレジスタqの出力が入力され、ターゲッ
トピクセルが左端以外であればレジスタbの出力が入力
される。レジスタbにはレジスタpの出力が入力され
る。レジスタdにはターゲットピクセルが左端であれば
レジスタsの出力が入力され、ターゲットピクセルが左
端以外であればレジスタeの出力が入力される。レジス
タfにはレジスタuの出力が入力される。レジスタgに
はレジスタtの出力が入力される。
【0065】つまり、図11に示されている入出力関係
となるように、セレクタが制御されるのである。
【0066】次に図12を参照すると、上記Vの下位2
ビットの値が「00」の場合、レジスタpにはRAM7
から読出されたデータが、レジスタqにはRAM8から
読出されたデータが、レジスタrにはRAM1から読出
されたデータが、レジスタsにはRAM2から読出され
たデータが、レジスタtにはRAM3から読出されたデ
ータが、レジスタuにはRAM4から読出されたデータ
が、夫々書込まれる。この場合、RAM5及び6に対し
て書込みが行われる。
【0067】また、上記Vの下位2ビットの値が「0
1」の場合、レジスタpにはRAM1から読出されたデ
ータが、レジスタqにはRAM2から読出されたデータ
が、レジスタrにはRAM3から読出されたデータが、
レジスタsにはRAM4から読出されたデータが、レジ
スタtにはRAM5から読出されたデータが、レジスタ
uにはRAM6から読出されたデータが、夫々書込まれ
る。この場合、RAM7及び8に対して書込みが行われ
る。
【0068】さらにまた、上記Vの下位2ビットの値が
「10」の場合、レジスタpにはRAM3から読出され
たデータが、レジスタqにはRAM4から読出されたデ
ータが、レジスタrにはRAM5から読出されたデータ
が、レジスタsにはRAM6から読出されたデータが、
レジスタtにはRAM7から読出されたデータが、レジ
スタuにはRAM8から読出されたデータが、夫々書込
まれる。この場合、RAM1及び2に対して書込みが行
われる。
【0069】そして、上記Vの下位2ビットの値が「1
1」の場合、レジスタpにはRAM5から読出されたデ
ータが、レジスタqにはRAM6から読出されたデータ
が、レジスタrにはRAM7から読出されたデータが、
レジスタsにはRAM8から読出されたデータが、レジ
スタtにはRAM1から読出されたデータが、レジスタ
uにはRAM2から読出されたデータが、夫々書込まれ
る。この場合、RAM3及び4に対して書込みが行われ
る。
【0070】なお、以上説明した図7〜図10の処理を
実現するためのプログラムを記録した記録媒体を用意
し、これを用いて図6の各部を制御すれば、上述と同様
の画素補間動作を行うことができることは明白である。
この記録媒体には、図6中に示されていない半導体メモ
リ、磁気ディスク装置の他、種々の記録媒体を用いるこ
とができる。
【0071】また、同記録媒体に記録されているプログ
ラムによってコンピュータを制御すれば、上述と同様に
画素補間動作を行うことができることは明白である。こ
の記録媒体には、半導体メモリ、磁気ディスク装置の
他、種々の記録媒体を用いることができる。
【0072】以上のように、従来の過剰な画素補間方法
に対し、本発明では最適化した画素補間方法を行ってい
るので回路規模と処理速度とを向上させることができる
のである。さらに本発明では、画素補間処理に必要なロ
ウデータを蓄えているRAMの構成を並列構成にし、か
つロウデータの読出し動作のために少しの回路を加えて
いるので、処理速度を従来よりも向上させることができ
るのである。
【0073】請求項の記載に関連して本発明は更に次の
態様をとりうる。
【0074】(1)前記色データ決定ステップによる色
データの決定動作と同時に前記メモリの前記ターゲット
ピクセルが属する列の第4行に画像データを書込む画像
データ書込みステップを更に含むことを特徴とする請求
項1記載の画素補間方法。
【0075】(2)前記色データ決定手段による色デー
タの決定動作と同時に前記メモリの前記ターゲットピク
セルが属する列の第4行に画像データを書込む画像デー
タ書込み手段を更に含むことを特徴とする請求項9記載
の画素補間回路。
【0076】(3)コンピュータを更に、前記色データ
決定手段による色データの決定動作と同時に前記メモリ
の前記ターゲットピクセルが属する列の第4行に画像デ
ータを書込む画像データ書込み手段として動作させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする請求項17
記載の記録媒体。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、3行3列
の画像データの中央のターゲットピクセルに隣接する周
囲のピクセルのうち、参照するピクセルの数を従来より
も少なくすることにより、回路規模の縮小とデータの読
出しの高速化とを実現できるという効果がある。また、
CCDから出力されたアナログ信号をA/D変換したデ
ィジタルデータが書込まれるRAMを、並列に読出せる
構成とすることにより、処理速度を向上させることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による画素補間方法を示
す図である。
【図2】(a)はターゲットピクセルがRGラインのR
である場合において参照するピクセルを示す図、(b)
はターゲットピクセルがRGラインのGである場合にお
いて参照するピクセルを示す図、(c)はターゲットピ
クセルがGBラインのGである場合において参照するピ
クセルを示す図、(d)はターゲットピクセルがGBラ
インのBである場合において参照するピクセルを示す図
である。
【図3】図1の画素補間方法の処理速度を向上させる画
素補間方法を示す図である。
【図4】メモリに対する読出し処理を工夫して処理速度
を向上させる画素補間方法を示す図である。
【図5】一度読出したデータを再度使用して処理速度を
向上させる画素補間方法を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態による画素補間回路の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6の画素補間回路の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】図6の回路中のメモリに対する読出し動作を示
すフローチャートである。
【図9】図6の回路におけるRGラインに対する処理を
示すフローチャートである。
【図10】図6の回路におけるGBラインに対する処理
を示すフローチャートである。
【図11】セレクタによるレジスタ同士の接続関係を示
す図である。
【図12】メモリに対する読出し及び書込みタイミング
を示す図である。
【図13】従来の画素補間方法を示す図である。
【符号の説明】
50 セレクタ 51―1〜51―6 RAM 52―1〜52―3 加算器 53―1〜53―3 除算回路 54 ポインタカウンタ 55 アドレス生成回路 56 ステートマシン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項21
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3行3列の画像データの中央の画素を着
    目しているターゲットピクセルとし、そのピクセルにつ
    いての色データとそのピクセルに隣接する周囲のピクセ
    ルの色データとを演算して該ターゲットピクセルについ
    ての補間色データとして出力する画素補間方法であっ
    て、 メモリに書込まれているN行M列(N及びMは共に3以
    上の整数)の画像データのうちの連続する第1行〜第3
    行の画像データについて1列毎に読出しを行う読出しス
    テップと、 前記ターゲットピクセルの色データの直前に読出された
    列の3ピクセル分の色データのうちの1つである第1の
    色データと、該ターゲットピクセルと同時に読出された
    他の2ピクセル分の第2及び第3の色データと、該ター
    ゲットピクセルの色データの直後に読出された列の3ピ
    クセル分の色データのうちの1つである第4の色データ
    とに基づいて該ターゲットピクセルについての補間色デ
    ータを決定する色データ決定ステップと、 を含むことを特徴とする画素補間方法。
  2. 【請求項2】 前記色データ決定ステップは、前記ター
    ゲットピクセルが3原色のうちの第1色目のデータであ
    るときそのターゲットピクセルについて、そのピクセル
    のデータを第1色目のデータとし、前記第1の色データ
    と前記第4の色データとの平均値を第3色目のデータと
    し、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を第2色目のデータとすることを特徴とする請求項1
    記載の画素補間方法。
  3. 【請求項3】 前記色データ決定ステップは、前記ター
    ゲットピクセルが3原色のうちの第2色目のデータであ
    るときそのターゲットピクセルについて、そのピクセル
    のデータを第2色目のデータとし、前記第1の色データ
    と前記第4の色データとの平均値を第1色目のデータと
    し、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を第3色目のデータとすることを特徴とする請求項1
    記載の画素補間方法。
  4. 【請求項4】 前記色データ決定ステップは、前記ター
    ゲットピクセルが3原色のうちの第3色目のデータであ
    るときそのターゲットピクセルについて、そのピクセル
    のデータを第3色目のデータとし、前記第1の色データ
    と前記第4の色データとの平均値を第1色目のデータと
    し、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を第2色目のデータとすることを特徴とする請求項1
    記載の画素補間方法。
  5. 【請求項5】 前記第1色目のデータは赤色データであ
    り、かつ前記第2色目のデータは緑色データであり、さ
    らに前記第3色目のデータは青色データであることを特
    徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の画素補間方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとは互いに異なる行に属することを特徴とする請求項
    1〜5のいずれかに記載の画素補間方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとは同一の行に属することを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の画素補間方法。
  8. 【請求項8】 前記メモリには、固体撮像素子から順次
    出力される1行分の画像ディジタルデータが順次書込ま
    れることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
    画素補間方法。
  9. 【請求項9】 3行3列の画像データの中央の画素を着
    目しているターゲットピクセルとし、そのピクセルにつ
    いての色データとそのピクセルに隣接する周囲のピクセ
    ルの色データとを演算して該ターゲットピクセルについ
    ての補間色データとして出力する画素補間回路であっ
    て、 メモリに書込まれているN行M列(N及びMは共に3以
    上の整数)の画像データのうちの連続する第1行〜第3
    行の画像データについて1列毎に読出しを行う読出し手
    段と、 前記ターゲットピクセルの色データの直前に読出された
    列の3ピクセル分の色データのうちの1つである第1の
    色データと、該ターゲットピクセルと同時に読出された
    他の2ピクセル分の第2及び第3の色データと、該ター
    ゲットピクセルの色データの直後に読出された列の3ピ
    クセル分の色データのうちの1つである第4の色データ
    とに基づいて該ターゲットピクセルについての補間色デ
    ータを決定する色データ決定手段と、 を含むことを特徴とする画素補間回路。
  10. 【請求項10】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第1色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第1色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第3色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項9記載の画素補間回
    路。
  11. 【請求項11】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第2色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第2色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第3色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項9記載の画素補間回
    路。
  12. 【請求項12】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第3色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第3色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項9記載の画素補間回
    路。
  13. 【請求項13】 前記第1色目のデータは赤色データで
    あり、かつ前記第2色目のデータは緑色データであり、
    さらに前記第3色目のデータは青色データであることを
    特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の画素補間
    回路。
  14. 【請求項14】 前記第1の色データと前記第4の色デ
    ータとは互いに異なる行に属することを特徴とする請求
    項9〜12のいずれかに記載の画素補間回路。
  15. 【請求項15】 前記第1の色データと前記第4の色デ
    ータとは同一の行に属することを特徴とする請求項9〜
    12のいずれかに記載の画素補間回路。
  16. 【請求項16】 前記メモリには、固体撮像素子から順
    次出力される1行分の画像ディジタルデータが順次書込
    まれることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記
    載の画素補間回路。
  17. 【請求項17】 3行3列の画像データの中央の画素を
    着目しているターゲットピクセルとし、そのピクセルに
    ついての色データとそのピクセルに隣接する周囲のピク
    セルの色データとを演算して該ターゲットピクセルにつ
    いての補間色データとして出力する画素補間をコンピュ
    ータに行わせるためのプログラムを記録した記録媒体で
    あって、コンピュータを、 メモリに書込まれているN行M列(N及びMは共に3以
    上の整数)の画像データのうちの連続する第1行〜第3
    行の画像データについて1列毎に読出しを行う読出し手
    段、 前記ターゲットピクセルの色データの直前に読出された
    列の3ピクセル分の色データのうちの1つである第1の
    色データと、該ターゲットピクセルと同時に読出された
    他の2ピクセル分の第2及び第3の色データと、該ター
    ゲットピクセルの色データの直後に読出された列の3ピ
    クセル分の色データのうちの1つである第4の色データ
    とに基づいて該ターゲットピクセルについての補間色デ
    ータを決定する色データ決定手段、 として動作させるためのプログラムを記録したことを特
    徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第1色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第1色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第3色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項17記載の記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第2色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第2色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第3色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項17記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記色データ決定手段は、前記第1の
    色データと前記第4の色データとの平均値を求める手段
    と、前記第2の色データと前記第3の色データとの平均
    値を求める手段とを含み、前記ターゲットピクセルが3
    原色のうちの第3色目のデータであるときそのターゲッ
    トピクセルについて、そのピクセルのデータを第3色目
    のデータとし、前記第1の色データと前記第4の色デー
    タとの平均値を第1色目のデータとし、前記第2の色デ
    ータと前記第3の色データとの平均値を第2色目のデー
    タとすることを特徴とする請求項17記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記第1色目のデータは赤色データで
    あり、かつ前記第2色目のデータは緑色データであり、
    さらに前記第3色目のデータは青色データであることを
    特徴とする請求項17〜20のいずれかに記載の記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 前記第1の色データと前記第4の色デ
    ータとは互いに異なる行に属することを特徴とする請求
    項17〜20のいずれかに記載の記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記第1の色データと前記第4の色デ
    ータとは同一の行に属することを特徴とする請求項17
    〜20のいずれかに記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記メモリには、固体撮像素子から順
    次出力される1行分の画像ディジタルデータが順次書込
    まれることを特徴とする請求項17〜20のいずれかに
    記載の記録媒体。
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