JPH11215444A - 電子番組表表示装置 - Google Patents

電子番組表表示装置

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JPH11215444A
JPH11215444A JP10011628A JP1162898A JPH11215444A JP H11215444 A JPH11215444 A JP H11215444A JP 10011628 A JP10011628 A JP 10011628A JP 1162898 A JP1162898 A JP 1162898A JP H11215444 A JPH11215444 A JP H11215444A
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JP10011628A
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Inventor
Keiji Tahira
圭司 田平
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全日程及び全チャンネルの番組情報から作成
した番組表を1画面表示し且つ選択範囲を拡大表示可能
とすることで、ユーザの所望する番組情報を即座に認識
でき、番組の選択操作の簡素化及び所要時間の短縮化を
図ること。 【解決手段】 データ処理マイコン部40は受信部11
の出力信号から番組情報を抽出し、抽出した番組情報を
基に番組ガイドデータを生成し表示部19に供給するこ
とで電子番組表を画面上に表示させる。この場合、番組
ガイドボタン17の押下を検出すると、2時間・7チャ
ンネル分の電子番組表21を表示させ、さらにカーソル
ボタン13〜16の何れかの押下を検出すると、一週間
・全チャンネル分の電子番組表22を表示させるように
切換制御する。このとき、ユーザの選択の際のカーソル
速度を高速化に制御し、その後、選択した領域の電子番
組表を表示させる。これにより、所望の番組情報を即座
に認識でき、また選択操作に伴う所要時間を短縮するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のチャンネル
のディジタル放送信号を受信可能な放送受信端末装置に
係り、特に番組データとともに送信される番組をガイド
するための電子番組表を効果的に表示するのに好適な番
組表表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機等の電
子機器では、映像信号処理回路等のディジタル化によ
り、例えば画質の向上を可能にするとともに、メモリを
応用して親子画面(2画面表示)やマルチ画面、静止画
再生、オンスクリーン等の画面表示を行う機能等を付加
することが可能である。また、ビデオテックス、テレテ
キスト(文字多重放送)、パソコン等への対応も広が
り、ディジタル処理信号ベースでの機器システム構成を
容易にすることも可能となる。
【0003】また、最近、放送分野においても、ディジ
タル化及び高能率圧縮符号化が進み、これに伴い世界各
国で多チャンネルを利用して数多くの番組を放送するこ
とのできる各種のディジタル放送サービスが開始されて
いる。我が国でも1996年から衛星を利用したディジ
タル放送が開始されており、多チャンネル化により数多
くの番組が放送可能であることから、ユーザにとっては
番組選択範囲が拡大することになり、今後の普及が期待
されている。
【0004】ところで、このようなディジタル放送で
は、従来のアナログ放送と比較すると、数多くの番組か
ら所望番組の選局を容易にする電子番組表の表示が可能
であることを最も特徴とするものである。これは、映像
信号・音声信号とともに送信側から送られてくるSI
(Service Information )に基づいて放送受信端末装置
側で作成される番組ガイドである。従来のディジタル放
送受信機において、上記番組ガイドを表示するための電
子番組表表示装置の一例を図8に示す。
【0005】図8は従来の電子番組表表示装置の回路構
成の一例を示すブロック図である。
【0006】図8に示すように、電子番組表表示装置に
は受信部11を備え、該受信部11は入力信号101を
受信し、復調処理や誤り訂正処理等の信号処理を施した
後にデータ処理マイコン部12に与える。
【0007】データ処理マイコン部12は、番組ガイド
ボタン17が押下されると該番組ガイドボタン17から
出力される制御信号107を検出して、受信部11から
の出力信号102から番組情報を抽出し、得られた番組
ガイドデータを表示部19に出力する。
【0008】表示部19は、受信した番組ガイドデータ
109に基づく表示データ110を図示しない表示手段
としてのモニタへと出力する。これにより、番組ガイド
データに基づく番組の映像がモニタ画面に表示すること
ができる。このとき、モニタの画面上に表示される番組
ガイドの表示例を図9に示す。
【0009】例えば、電子番組表示表示装置は図9に示
すように、数チャンネルの番組を数時間分、ガイドする
ような電子番組表21をモニタ20の画面上に表示す
る。これにより、ユーザはある数チャンネルの番組数時
間分の番組情報を得ることができる。
【0010】このような電子番組表を用いて所望のチャ
ンネルを選局し、あるいは番組予約するためには、該電
子番組表表示装置に設けられた操作ボタン13乃至18
を用いて行う。つまり、データ処理マイコン部12はユ
ーザによる操作入力に基づく表示制御や所望の選局制御
及び番組予約制御も可能である。
【0011】例えば、データ処理マイコン部12は、操
作ボタンとしての左カーソルボタン13が押下されたこ
とを該左カーソルボタン13からの指示信号103から
検出し、カーソルを現在位置から左に1つ動かすように
表示部19に対し表示制御する。同様に、データ処理マ
イコン部12は、上カーソルボタン14が押下されたこ
とを該上カーソルボタン14からの指示信号104から
検出してカーソルを上に1つ動かし、また、右カーソル
ボタン15が押下されたことを該右カーソルボタン15
からの指示信号105から検出してカーソルを右に1つ
動かし、さらに下カーソルボタン16が押下されたこと
を該下カーソルボタン16からの指示信号106から検
出してカーソルを下に1つ動かすように表示部19に対
し表示制御する。これにより、ユーザがこのような入力
操作で特定の番組を選択し決定ボタン18を押下するこ
とにより、電子番組表を用いた選局や番組予約における
設定や入力操作を行うことができるようになっている。
【0012】次に、上記構成の電子番組表表示装置のデ
ータ処理マイコン部における電子番組表表示方法の一例
を図10を参照しながら詳細に説明する。図10はデー
タ処理マイコン部12の制御動作例を示すフローチャー
トである。
【0013】いま、図8に示す電子番組表表示装置が組
み込まれた電子機器の電源を投入して、データ処理マイ
コン部12を起動させたものとする。すると、データ処
理マイコン部12は、処理を開始しステップS31によ
る処理で、番組ガイドボタンが押下されたか否かを検出
し、押下されたことを検出すると、続くステップS32
による処理で、例えば図9に示すような2時間・7チャ
ンネル分の番組ガイドを表示するための番組ガイドデー
タを表示部19に出力して、この番組ガイドデータに基
づく電子番組表をモニタの画面上に表示させる。
【0014】次に、データ処理マイコン部12は、処理
をステップS33に移行しこの処理で、カーソルボタン
の押下の有無を判断する。このとき、該判断処理で左カ
ーソルボタン13,上カーソルボタン14,右カーソル
ボタン15,下カーソルボタン16の何れかが押された
ことを検出すると、データ処理マイコン部12は続くス
テップS34による処理で、カーソルをその押下された
カーソルの方向へ1番組分、あるいは1チャンネル分移
動させるように表示制御を行い、処理をステップS35
に移行する。
【0015】その後、ステップS35による処理で、決
定ボタン18の押下の有無の判定を行い、この判定で決
定ボタンが押下されたことを検出すると、データ処理マ
イコン部12は、上記選択方法によって選択された番組
の選局や番組予約を行うための制御動作を行う。一方、
決定ボタンが押下されていないことを検出した場合に
は、処理をステップS33に戻して、再度カーソル移動
によって番組を選択させるようなカーソル選択モードに
戻すように制御することで、ユーザに対して選択要求を
行う。
【0016】ところで、このように表示制御される電子
番組表の使いやすさを考慮すると、なるべく1つの画面
で数多くの番組情報を表示することで全ての番組情報が
ユーザに即座に認識することができるとともに該番組表
を用いた操作性についてもより簡素化できるようにする
ことが望まれる。しかしながら、上記のように1996
年より放送が開始されたPerfecTVの放送受信端
末装置における電子番組表表示方法においては、新聞の
番組表のように縦軸が時間で横軸がチャンネル番号であ
るもの、または横軸が時間で縦軸がチャンネル番号であ
るもの等各社多種多様であり、また、どの表示方法にお
いても、表示領域が共通の問題となっている。
【0017】例えば、新聞の番組表は1ページの範囲内
で全ての放送チャンネルの番組情報や番組内容等の番組
情報を記載しているため、一覧性に優れているが、電子
番組表が表示される表示媒体は画面上であることから、
これに表示する情報量はおのずと限定されることにな
る。ユーザが不快に感じることなく番組ガイドを見られ
るようにするには1画面に表示できる情報量を数チャン
ネル分・数時間分に限定する必要がある。仮に一画面に
表示する情報量を多くすればするほど新聞の番組表のよ
うに一覧性は良くなるが、番組名や番組の放送時間等の
番組情報は見づらくなる。逆に、一画面に表示する情報
量を少なくすれば少なくするほど番組情報は見やすくな
るが、一覧性は悪くなる。このような理由から、従来の
電子番組表示方法では、図9に示すように数チャンネル
数時間分を一画面で表示するのが一般的であり、これ以
外の時間帯及びチャンネルについては、さらにスクロー
ル動作することにより他の番組ガイドを見るようにして
いる。
【0018】また、ディジタル放送で伝送される番組情
報は通常1週間分程度である。このため、例えば5日先
の番組表を見ようとすると、かなりの時間リモコンのカ
ーソルボタンを押す等操作して番組表をスクロール表示
させなければならない。勿論、受信端末装置側の処理で
スクロールの速度を早くすれば数日先の番組表まで動作
させることは容易になるが、この方法だと、目的の場所
でスクロールを止めることが困難である。逆に、スクロ
ールの速度を遅くすれば目的の場所で止めることが容易
になるが、数日先までスクロールさせるのにかなりの時
間を要してしまう。
【0019】以上の理由から、従来の電子番組表示方法
では、一覧性向上のため、全ての番組情報を一度に表示
せずに数チャンネル数時間分の番組ガイドを表示させ、
他の時間帯及びチャンネルについてはスクロール操作す
ることで対応する番組表を表示させるという表示方法を
採用しているため、ユーザが全ての番組情報を一度に認
識することができず、また他の時間帯及びチャンネルに
応じた番組表を表示する場合については、ユーザによる
選択操作が困難であり、しかもそれに係る所要時間もか
なりの時間が必要であるという問題点があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の電
子番組表表示装置では、一覧性向上のため、全ての番組
情報を一度に表示せずに数チャンネル数時間分の番組ガ
イドを表示させ、他の時間帯及びチャンネルについては
スクロール操作することで表示させるという表示方法を
採用しているため、ユーザが全ての番組情報を一度に認
識することができず、また他の時間帯及びチャンネルに
応じた番組表を表示する場合については、ユーザによる
選択操作が困難であり、しかもそれに拘わる所要時間も
かなりの時間が必要であるという問題点があった。
【0021】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、全日程及び全チャンネルの番組情報から作
成した番組表を1画面表示し且つ選択範囲を拡大表示可
能とすることで、ユーザの所望する番組情報を即座に認
識でき、番組の選択操作の簡素化及び所要時間の短縮化
を図ることのできる電子番組表表示装置の提供を目的と
する。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる電子番組表表示装置装置は、送信手段により番組デ
ータと番組選択するための番組情報とを多重して送信さ
れたディジタル放送信号を受信するとともに、この受信
したディジタル放送信号に復調処理を施し、受信データ
として出力する受信手段と、前記受信手段からの受信デ
ータから前記番組情報を抽出し、抽出した番組情報に基
づいて電子番組表を表示するのに必要な電子番組表デー
タを生成する番組表データ生成手段と、前記電子番組表
データに基づく電子番組表を表示する表示手段と、ユー
ザによる電子番組表表示要求に基づいて前記番組表デー
タ生成手段による電子番組表データの生成を制御するこ
とによって、該電子番組表データに基づく電子番組表の
表示領域を自動的に切換制御可能な制御手段と、を具備
したものである。
【0023】請求項1記載の発明においては、受信手段
は、送信手段により番組データと番組選択するための番
組情報とを多重して送信されたディジタル放送信号を受
信するとともに、この受信したディジタル放送信号に復
調処理を施し、受信データとして出力する。番組表デー
タ生成手段は、前記受信手段からの受信データから前記
番組情報を抽出し、抽出した番組情報に基づいて電子番
組表を表示するのに必要な電子番組表データを生成す
る。表示手段は、前記電子番組表データに基づく電子番
組表を表示する。このとき、制御手段は、ユーザによる
電子番組表表示要求に基づいて前記番組表データ生成手
段による電子番組表データの生成を制御することによっ
て、該電子番組表データに基づく電子番組表の表示領域
を自動的に切換制御する。これにより、例えば全日程及
び全チャンネル分の電子番組表を1画面上に表示させ、
さらにこの電子番組表を用いてユーザの所望する電子番
組表を表示するように自動的に表示切換することが可能
となり、所望の番組情報を即座に認識することができ
る。
【0024】請求項7に記載の発明による電子番組表表
示装置装置は、送信手段により番組データと番組選択す
るための番組情報とを多重して送信されたディジタル放
送信号を受信するとともに、この受信したディジタル放
送信号に復調処理を施し、受信データとして出力する受
信手段と、前記受信手段からの受信データから前記番組
情報を抽出し、抽出した番組情報に基づいて電子番組表
を表示するのに必要な電子番組表データを生成する番組
表データ生成手段と、前記電子番組表データに基づく電
子番組表を表示する表示手段と、ユーザによる電子番組
表表示要求に基づいて前記番組表データ生成手段による
電子番組表データの生成を制御することによって、複数
種の電子番組表表示モードを選択するためのメニュー画
面を表示させるとともに、ユーザによる選択操作があっ
た場合には、この選択操作に基づく電子番組表表示モー
ドの電子番組表を表示させるように電子番組表の表示領
域を切換制御可能な制御手段と、を具備したものであ
る。
【0025】請求項7記載の発明においては、上記請求
項1の発明と同様に略動作するが、制御手段は、ユーザ
による電子番組表表示要求に基づいて前記番組表データ
生成手段による電子番組表データの生成を制御すること
によって、複数種の電子番組表表示モードを選択するた
めのメニュー画面を表示させるとともに、ユーザによる
選択操作があった場合には、この選択操作に基づく電子
番組表表示モードの電子番組表を表示させるように電子
番組表の表示領域を切換制御する。これにより、上記請
求項1の発明と同様の効果を得る他、上記請求項1の発
明では電子番組表の表示領域の切換が自動的に制御され
ることに対し、本発明では電子番組表の表示領域の切換
をマニュアルで行うことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0027】図1は本発明に係る電子番組表表示装置の
一実施形態例を示すブロック図である。尚、図1は図8
に示す従来装置と同様の構成要素については同一の符号
を付している。
【0028】図1に示すように、本発明の電子番組表表
示装置は、略従来装置と同様に構成されているが、デー
タ処理マイコン部による電子番組表の表示制御方法が異
なる。
【0029】具体的な構成を説明すると、図中に示すよ
うに電子番組表表示装置には、従来装置と同様に受信部
11を備え、該受信部11は入力信号101を受信し、
復調処理や誤り訂正処理等の信号処理を施した後にデー
タ処理マイコン部40に与える。
【0030】データ処理マイコン部40は、番組ガイド
ボタン17が押下されると該番組ガイドボタン17から
出力される制御信号107を検出して、受信部11から
の出力信号102から番組情報を抽出し、抽出した番組
情報を基に電子番組表を表示するのに必要な番組ガイド
データ409を生成するとともに、この生成した番組ガ
イドデータ409を表示部19に出力する。
【0031】表示部19は、受信した番組ガイドデータ
409に基づく表示データ110を図示しない表示手段
としてのモニタ20へと出力する。これにより、番組ガ
イドデータに基づく番組の映像がモニタ画面に表示する
ことができる。このときのモニタの画面上に最初に表示
される番組ガイドは図9に示す表示例と同様である。
【0032】例えば、電子番組表示表示装置は図9に示
すように、数チャンネルの番組を数時間分、ガイドする
ような電子番組表21(2時間・7チャンネル分の電子
番組表)をモニタ20の画面上に表示する。これによ
り、ユーザは数チャンネル・数時間分の番組情報を得る
ことができる。
【0033】さらに、本実施形態例では、このような電
子番組表を用いて所望のチャンネルの選局、あるいは番
組予約するのに必要な番組情報が得られない場合には、
該電子番組表表示装置に設けられた操作ボタン13乃至
18を用いて電子番組表表示モードの変更操作を行う。
つまり、データ処理マイコン部40は、ユーザによる操
作入力に基づく表示制御及び電子番組表表示モードの変
更制御や、これに伴う所望の選局制御及び番組予約制御
も可能である。
【0034】例えば、データ処理マイコン部40は、基
本的には、操作ボタンとしての左カーソルボタン13が
押下されたことを該左カーソルボタン13からの指示信
号103から検出し、カーソルを現在位置から左に1つ
動かすように表示部19に対し表示制御する。同様に、
データ処理マイコン部40は、上カーソルボタン14が
押下されたことを該上カーソルボタン14からの指示信
号104から検出してカーソルを上に1つ動かし、ま
た、右カーソルボタン15が押下されたことを該右カー
ソルボタン15からの指示信号105から検出してカー
ソルを右に1つ動かし、さらに下カーソルボタン16が
押下されたことを該下カーソルボタン16からの指示信
号106から検出してカーソルを下に1つ動かすように
表示部19に対し表示制御する。こうして、ユーザがこ
のような入力操作で特定の番組を選択し決定ボタン18
を押下することにより、2時間・7チャンネル分の電子
番組表21を用いた選局や番組予約における設定や入力
操作を行うことができるようになっている。
【0035】しかしながら、このように表示中の2時間
・7チャンネル分の電子番組表21(図9参照)を用い
て上述の如く所望の番組選局を行えれば良いが、所望の
番組情報が得られない場合も考えられる。
【0036】そこで、本実施形態例では、このような場
合、データ処理マイコン部40は、表示している電子番
組表21(図9参照)から上記左カーソルボタン13,
上カーソルボタン14,右カーソルボタン15,下カー
ソルボタン16の何れかか押下されたことを検出し、さ
らにその操作が所定の規定時間以上、つまり長く押下さ
れたことを検出した場合には、図2に示すように例えば
1週間・全チャンネル分の電子番組表22をモニタの画
面20上に表示するように表示制御する。
【0037】この電子番組表22としては、図中に示す
ように、例えば縦軸に全チャンネル番号、横軸には1週
間分の日時情報がそれぞれ示されている電子番組表であ
る。また、この電子番組表22中には縦・横のカーソル
ライン表示がなされており、縦・横に表示しているカー
ソルラインをそれぞれ動かして交差させることで、デー
タ処理マイコン部40によって、この交差しているとこ
ろが指定箇所として認識され、指定されたカーソル近傍
のチャンネル番号及び日時情報に基づく表示が該電子番
組表の所定領域に表示されるようになっている。これに
より、1週間分の全てのチャンネル分の電子番組表22
によって番組の選択範囲を拡大することが可能なり、ユ
ーザは該電子番組表22から、表示したい所望の番組情
報に基づく電子番組表のおよその位置を認識し且つ指定
することが可能となる。
【0038】また、データ処理マイコン部40は、上記
左カーソルボタン13,上カーソルボタン14,右カー
ソルボタン15,下カーソルボタン16の何れかか押下
されたことを検出し、その操作が所定の規定時間以内、
つまり短く押下されたことを検出した場合には、上記の
如く表示中である例えば2時間・7チャンネル分の電子
番組表21上で、カーソルをその押下されたカーソルの
方向へ1番組分、あるいは1チャンネル分移動し、さら
に決定ボタン18が押下されたことを検出すると、その
選択された番組の選局や番組予約を実行するように制御
する。
【0039】一方、1週間・全チャンネル分の電子番組
表22が表示されると、データ処理マイコン部40は、
カーソルの動く速度を高速化するように制御するととも
に、上カーソルボタン14,下カーソルボタン16が押
下されたことを検出すると、例えば5チャンネルステッ
プでカーソルを移動させるように表示制御を行い、さら
に左カーソルボタン13,右カーソルボタン15が押下
されたことを検出すると、例えば6時間ステップでカー
ソルを移動させるように表示制御を行う。これにより、
ユーザはこれらのカーソルボタン13乃至16を用いる
ことによって表示したい電子番組表のおよその位置を指
定することが可能となる。
【0040】データ処理マイコン部40は、ユーザによ
って指定されたおよそのチャンネル番号及び日時を画面
上に表示中の電子番組表22の所定領域に表示させ、さ
らに規定時間、カーソル操作が実行されぬとこれを検出
して、カーソル速度を元の速度に戻すとともに、ユーザ
の指定に基づく2時間・7チャンネル分の電子番組表2
1(図9参照)を表示させ、以下、上記と同様にユーザ
の入力操作に基づく選局制御あるいは番組予約制御を実
行する。
【0041】したがって、上記構成によれば、データ処
理マイコン部40による電子番組表表示制御により、伝
送されたあるいは伝送されている全日程と全チャンネル
の番組情報を1つの画面に表示することが可能となるた
め、所望の番組情報を容易に探すことが可能となり、ま
たユーザによる入力操作によってこの所望の番組情報に
対応した電子番組表を表示させることで、必要な番組情
報を確実に得ることができる。また、このときのカーソ
ル移動速度が高速化となるように制御することができる
ため、所望の番組情報を得るのための操作時間等も大幅
に短縮化することが可能となる。
【0042】次に、上記構成の電子番組表表示装置のデ
ータ処理マイコン部における電子番組表表示方法の一例
を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は本発明の
電子番組表表示装置に搭載されたデータ処理マイコン部
12の制御動作例を示すフローチャートである。
【0043】いま、図1に示す電子番組表表示装置が組
み込まれた電子機器の電源を投入して、データ処理マイ
コン部40を起動させたものとする。すると、データ処
理マイコン部40は、処理を開始しステップS41によ
る処理で、番組ガイドボタン17が押下されたか否かを
検出し、押下されたことを検出すると、続くステップS
42による処理で、例えば図9に示すような2時間・7
チャンネル分の番組ガイドを表示するための番組ガイド
データを表示部19に出力して、この番組ガイドデータ
に基づく電子番組表21をモニタ20の画面上に表示さ
せる。
【0044】次に、データ処理マイコン部40は、処理
をステップS43に移行しこの処理で、カーソルボタン
の押下の有無を判断する。このとき、該判断処理で左カ
ーソルボタン13,上カーソルボタン14,右カーソル
ボタン15,下カーソルボタン16の何れかが押された
ことを検出すると、データ処理マイコン部40は続くス
テップS44による処理で、何れかのカーソルボタンの
操作に伴う押下時間の判定を行い、該押下時間が所定の
規定時間以上、つまり長く押下されたことを検出した場
合には、ステップS47による処理で、図2に示す1週
間・全チャンネル分の電子番組表22を表示させる。一
方、上記ステップS44による判断処理で、何れかのカ
ーソルボタンの操作に伴う押下時間が所定の規定時間以
内、つまり短く押下されたことを検出した場合には、次
のステップS45による処理により、上記の如く表示中
である例えば2時間・7チャンネル分の電子番組表21
上でカーソルをその押下されたカーソルの方向へ1番組
分、あるいは1チャンネル分移動し、さらに続くステッ
プS46による処理で決定ボタン18が押下されたこと
を検出すると、その選択された番組の選局や番組予約を
実行するように制御する。
【0045】一方、1週間・全チャンネル分の電子番組
表22の表示後、データ処理マイコン部40は、次のス
テップS49による処理で、図2に示す電子番組表22
上のユーザのカーソル指定操作に基づくカーソル移動の
速度を高速化に制御して、処理をステップS49に移行
する。これにより、その後に実行されるユーザによる所
望番組の位置指定操作がより迅速に行うことができ、操
作時間の短縮化を図ることができる。
【0046】ステップS49による処理では、ユーザに
よる位置指定操作に基づくカーソルボタンの押下の有無
の判定を行うとともに、押下された場合にはそのカーソ
ルボタンの種類の判定も行う。具体的には、データ処理
マイコン部40は、該判断処理で何れかのカーソルボタ
ンが押下されたことを検出し、さらにこの押下されたボ
タンが上カーソルボタン14,下カーソルボタン16で
あった場合には、続くステップS50の処理によって、
例えば5チャンネルステップでカーソルを移動させるよ
うに表示制御を行う。また、押下されたが左カーソルボ
タン13,右カーソルボタン15である場合には、続く
ステップS50の処理によって、例えば6時間ステップ
でカーソルを移動させるように表示制御を行う。こうし
て、ユーザはこれらのカーソルボタン13乃至16を用
いることによって表示したい電子番組表のおよその位置
を指定する。
【0047】一方、上記ステップS49による判断処理
で、カーソルボタンの押下が無かった場合には、処理を
ステップS52に移行し、該処理でステップS49によ
る処理動作時から現在時刻までの時間が所定の規定時間
を経過したか否かの判定を行い、規定時間を経過してい
ない場合には、処理をステップS49戻し、規定時間を
経過した場合には、続くステップS51による処理でカ
ーソル移動の速度を標準化に戻すように制御する。つま
り、データ処理マイコン部40は、ユーザが所定の規定
時間、カーソル操作しないと該電子番組表22が必要出
ないものと判断して、カーソル速度を元に戻した後に、
再び処理をステップS42に戻して、ユーザが上述のカ
ーソル操作で指定した部分の2時間・7チャンネル分の
電子番組表21(図9参照)を表示させ、以下、上記と
同様にユーザの入力操作に基づく選局制御あるいは番組
予約制御を実行するように制御する。
【0048】こうして、ユーザの所望する番組をガイド
する電子番組表が画面上に表示させることで、所望の番
組情報が得られるとともに、該番組の選局及び番組予約
を完了することができる。
【0049】したがって、本実施形態例によれば、デー
タ処理マイコン部40による電子番組表表示制御によ
り、伝送されたあるいは伝送されている全日程と全チャ
ンネルの番組情報を1つの画面に表示することが可能と
なるため、所望の番組情報を容易に探すことが可能とな
り、またユーザによる入力操作によってこの所望の番組
情報に対応した電子番組表を表示させることで、必要な
番組情報を確実且つ迅速に得ることができる。また、こ
のときのカーソル移動速度が高速化となるように制御す
ることができるため、所望の番組情報を得るのための操
作時間等も大幅に短縮することが可能となる。
【0050】尚、本実施形態例においては、上記データ
処理マイコン部40のステップS47による処理によっ
て1週間・全チャンネル分の電子番組表22を表示した
場合に、この電子番組表22から所望の番組情報を選択
する方法として縦横のカーソルが交差する箇所に基づい
て所望の番組情報を指定するように説明したが、これに
限定されることはなく、例えばカーソルが指定する箇所
に応じで番組名等の番組情報を表示させるように表示制
御しても良い。また、このとき、データ処理マイコン部
40は、ユーザが指定した領域を含む部分を拡大表示さ
せることも可能である。
【0051】また、本実施形態例においては、データ処
理マイコン部40による表示制御の際の電子番組表上の
着色については言及していないが、例えば、ある特定の
ジャンルやチャンネル、あるいは時間帯の番組の表示色
を他の色と変えるように制御することも可能である。例
えば、番組名が“あ”から始まるもののみ表示色を変え
るように制御しても良い。また、特定のジャンルのみを
表示する、特定の時間帯のみを表示する、特定のチャン
ネルのみを表示するように制御することで、1週間・全
チャンネル分の電子番組表の情報量を低減することも可
能となり、さらに使い勝手を向上させることができると
いう効果も得る。
【0052】さらに、本実施形態例においては、カーソ
ルの押下時間を検出するステップS44に代えて、例え
ばある一定期間にカーソルボタンが押下された回数を検
出し、該検出結果に基づいて電子番組表の表示領域を変
更するように制御しても良い。また、カーソルボタンを
押下している時間、あるいは一定時間にカーソルボタン
を押下した回数に応じて表示領域を数段階に分割させる
ように制御しても良い。具体的には、例えばカーソルボ
タンを5秒、あるいは2回押下した場合には、図6に示
すような4時間・7チャンネル分の電子番組表24(4
時間表示モードの電子番組表ともいう)を表示させ、カ
ーソルボタンを10秒、あるいは3回押した場合には、
図2に示す1週間・全チャンネル分の電子番組表22
(前記番組表示モードの電子番組表ともいう)を表示さ
せるように制御する。これにより、さらに所望の番組情
報を容易に探すことが可能となり、選択操作時間の短縮
化を図ることができる。
【0053】ところで、上記実施形態例では、画面の表
示領域の切換制御をデータ処理マイコン部40によって
自動的に行うように説明したが、本発明では、この画面
の表示領域の切換を、ユーザの手動操作(マニュアル操
作)によって行うように制御することも可能である。こ
のような他の実施形態例を図4に示す。
【0054】図4乃至図7は本発明の電子番組表表示装
置の他の実施形態例を説明するものであり、図4は電子
番組表表示装置のブロック図、図5はマニュアルで表示
領域を切り換えるためのメニュー画面の一例を示す画面
表示図、図6は4時間表示モードにおける4時間・7チ
ャンネル分の電子番組表の一例を示す画面表示図、図7
はデータ処理マイコン部における制御動作例を示すフロ
ーチャートである。尚、図4は図1に示す装置と同様な
構成要素については同一符号を付して説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
【0055】本実施形態例では、前記実施形態例と略同
様に動作するデータ処理マイコン部60にメニューボタ
ン61を接続し、このメニューボタン61が押下される
と、データ処理マイコン部60によって、2時間・7チ
ャンネル分の電子番組表21を表示する2時間表示モー
ドと、4時間・7チャンネル分の電子番組表24を表示
する4時間表示モードと、1週間・全チャンネル分の電
子番組表22を表示する全番組表示モードとを選択可能
なメニュー画面23をオンスクリーン表示させ、ユーザ
によるメニュー画面23上の選択操作に基づき電子番組
表の切り換えを制御するように構成したことが前記実施
形態例と異なる点である。
【0056】図4に示すように、データ処理マイコン部
60には、新たに設けられたメニューボタン61が接続
されており、該データ処理マイコン部60は、このメニ
ューボタン61が押下されると該メニューボタン61か
ら出力される制御信号601を検出して、受信部11か
らの出力信号102から番組情報を抽出し、抽出した番
組情報を基に電子番組表を表示するのに必要な番組ガイ
ドデータ609を生成するとともに、生成した該番組ガ
イドデータ609を表示部19に出力する。これによ
り、モニタ20の画面上には、例えば図5に示すよう
に、表示中である2時間分・7チャンネル分の電子番組
表21上にメニュー画面23をオンスクリーン表示させ
ることが可能となる。
【0057】該メニュー画面23は、上記の如く、2時
間表示モード(図9参照)と4時間表示モード(図6参
照)と前記番組表示モード(図2参照)とをユーザのカ
ーソル操作によって選択することが可能なものであり、
データ処理マイコン部60はユーザのカーソル操作で指
定された表示モードを実行させるように表示制御する。
【0058】したがって、上記構成により、画面の表示
領域の切換制御を、ユーザの手動操作(マニュアル操
作)によって行うように制御することが可能となる。
【0059】次に、図4に示す電子番組表表示装置のデ
ータ処理マイコン部60における電子番組表表示方法の
一例を図4を参照しながら詳細に説明する。
【0060】いま、図4に示す電子番組表表示装置が組
み込まれた電子機器の電源を投入して、データ処理マイ
コン部60を起動させたものとする。すると、データ処
理マイコン部60は、処理を開始しステップS81によ
る処理で、番組ガイドボタン17が押下されたか否かを
検出し、押下されたことを検出すると、続くステップS
82による処理で、例えば図9に示すような2時間・7
チャンネル分の番組ガイドを表示するための番組ガイド
データを表示部19に出力して、この番組ガイドデータ
に基づく電子番組表21をモニタ20の画面上に表示さ
せる。
【0061】その後、データ処理マイコン部60は、処
理をステップS83に移行しこの処理で、上記メニュー
ボタン61の押下の有無を検出する。このとき、該判断
処理でメニューボタン61が押下されたことを検出する
と、続くステップS87よる処理で図5に示すようなメ
ニュー画面23を表示させる。つまり、前記ステップS
82の処理によって既に2時間表示モードの電子番組表
21が表示されていることから、この電子番組表21に
重なるようにメニュー画面23がオンスクリーン表示さ
れることになる。
【0062】また、上記ステップS83による判断処理
でメニューボタン61が押下されなかった場合には、次
のステップS84による処理でカーソルボタンの押下の
有無を判断し、該判断処理で左カーソルボタン13,上
カーソルボタン14,右カーソルボタン15,下カーソ
ルボタン16の何れかが押されたことを検出すると、デ
ータ処理マイコン部60は続くステップS85による処
理で、表示中である2時間分・7チャンネル分の電子番
組表21上でカーソルをその押下されたカーソルの方向
へ1番組分、あるいは1チャンネル分移動し、さらに続
くステップS86による処理で決定ボタン18が押下さ
れたことを検出すると、その選択された番組の選局や番
組予約を実行するように制御する。
【0063】一方、メニュー画面23の表示後、データ
処理マイコン部60は、次のステップS89による処理
で、該メニュー画面23に表示している2時間表示モー
ド(図9参照)と4時間表示モード(図6参照)と前記
番組表示モード(図2参照)とから、ユーザのカーソル
操作によって選択させ、その後、ユーザのカーソル操作
で指定された表示モードを実行させるように表示制御す
る。つまり、この判断処理でユーザが4時間表示モード
を選択したことを検出すると、ステップS88による処
理で、図6に示す4時間分・7チャンネル分の電子番組
表24を表示させ、あるいは、この判断処理でユーザが
2時間表示モードを選択したことを検出すると、処理を
ステップS83に戻し、あるいは、この判断処理でユー
ザが全番組表示モードを選択したことを検出すると、ス
テップS90による処理で、図2に示す1週間分・全チ
ャンネル分の電子番組表22を表示させて、処理をステ
ップS91に移行する。
【0064】そして、データ処理マイコン部60は、こ
のステップS91による処理で、図2に示す電子番組表
22上のユーザのカーソル指定操作に基づくカーソル移
動の速度を高速化となるように制御して、続くステップ
S92による処理で再度メニューボタン61の押下の有
無を検出する。この場合、再度、メニューボタン61が
押下されなかったことを検出した場合には、続くステッ
プS93による処理でユーザによる位置指定操作に基づ
くカーソルボタンの押下の有無の判定及び押下した場合
におけるカーソルボタンの種類の判定も行い、該判断処
理で何れかのカーソルボタンが押下されたことを検出
し、さらにこの押下されたカーソルボタンが上カーソル
ボタン14,下カーソルボタン16であった場合には、
続くステップS94の処理によって、例えば5チャンネ
ルステップでカーソルを移動させるように表示制御を行
う。また、押下されたカーソルボタンが左カーソルボタ
ン13,右カーソルボタン15である場合には、続くス
テップS94の処理によって、例えば6時間ステップで
カーソルを移動させるように表示制御を行う。こうし
て、ユーザはこれらのカーソルボタン13乃至16を用
いることによって表示したい電子番組表のおよその位置
を指定する。
【0065】一方、上記ステップS92による判断処理
で、再度、メニューボタン61が押下されたことを検出
した場合には、続くステップS95による処理でカーソ
ル移動の速度を標準化に戻した後、処理をステップS8
7に戻し、この処理により再び図5に示すメニュー画面
21を表示させるように制御する。
【0066】また、上記ステップS93による判断処理
で、カーソルボタンが押下されなかったことを検出した
場合には、ステップS92に処理を戻す。
【0067】こうして、表示しているメニュー画面23
用いてユーザのカーソル操作によって再度選択させ、こ
の選択操作が例えば2時間表示モード、あるいは4時間
表示モードを選択したものである場合には、データ処理
マイコン部60は、ユーザが指定した部分の2時間表示
モードにおける電子番組表21(図9参照)、あるいは
4時間表示モードにおける電子番組表24(図6参照)
を表示させるように制御して、以下、上記と同様にユー
ザの入力操作に基づく選局制御あるいは番組予約制御を
実行するように制御する。
【0068】これにより、ユーザの所望する番組をガイ
ドする電子番組表が画面上に表示されることで、所望の
番組情報を得ることができ、該番組の選局及び番組予約
を完了することができる。
【0069】したがって、本実施形態例によれば、前記
実施形態例と同様の効果を得るとともに、画面上に表示
される電子番組表の切換を、ユーザの手動操作(マニュ
アル操作)によって行うように制御することが可能とな
り、ユーザの要求に応じた番組情報を即座に表示させる
ことができる。
【0070】尚、上記実施形態例においては、上記デー
タ処理マイコン部60のステップS90による処理によ
って1週間・全チャンネル分の電子番組表22を表示し
た場合に、この電子番組表22から所望の番組情報を選
択する方法として縦横のカーソルが交差する箇所に基づ
いて所望の番組情報を指定するように説明したが、これ
に限定されることはなく、例えばカーソルが指定する箇
所に応じで番組名等の番組情報を表示させるように表示
制御しても良い。また、このとき、データ処理マイコン
部60は、ユーザが指定した領域を含む部分を拡大表示
させることも可能である。
【0071】また、本実施形態例においては、データ処
理マイコン部60による表示制御の際の電子番組表上の
着色については言及していないが、例えば、ある特定の
ジャンルやチャンネル、あるいは時間帯の番組の表示色
を他の色と変えるように制御することも可能である。例
えば、番組名が“あ”から始まるもののみ表示色を変え
るように制御しても良い。また、特定のジャンルのみを
表示する、特定の時間帯のみを表示する、特定のチャン
ネルのみを表示するように制御することで、1週間・全
チャンネルの電子番組表の情報量を低減することも可能
となり、さらに使い勝手を向上させることができるとい
う効果も得る。
【0072】さらに、本実施形態例においては、メニュ
ー画面23の表示を実行させるためのメニューボタン6
1に代えて、2時間表示モードボタン,4時間表示モー
ドボタン,全番組表示モードボタンを設け、上述したよ
うにメニュー画面表示を行わず、これらの表示モードボ
タンの何れかを押下することでダイレクトに電子番組表
の表示モードを切換るように制御しても良い。これによ
り、例えばリモコンのボタン数が増えることになるが、
電子番組表を用いた選択操作時間をより一層低減するこ
とが能となる。
【0073】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、全
日程及び全チャンネルの番組情報から作成した番組表を
1画面表示し且つ選択範囲を拡大表示可能とすることに
より、画面をスクロールせずとも、所望の場所のカーソ
ルを指定するのみで所望の番組情報を表示している番組
表が拡大表示されることから、ユーザに必要な番組詳細
情報を即座に認識することが可能となり、また番組の選
択操作の簡素化及び所要時間の短縮化も図ることができ
るという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子番組表表示装置の一実施形態例を
示すブロック図。
【図2】図1の装置による電子番組表の表示例を示す画
面表示図。
【図3】図1の装置による電子番組表表示方法を説明す
るためのフローチャート。
【図4】電子番組表表示装置の他の実施形態例を示すブ
ロック図。
【図5】番組ガイドの表示モードを設定するためのメニ
ュー画面の一例を示す画面表示図。
【図6】4時間・7チャンネル分の番組ガイドの表示例
を示す画面表示図。
【図7】図4の装置のよる電子番組表表示方法のーを説
明するためのフローチャート。
【図8】従来の電子番組表表示装置の一例を示すブロッ
ク図。
【図9】2時間・チャンネル分の番組ガイドの表示例を
示す画面表示図。
【図10】従来装置による電子番組表表示方法を説明す
るためのフローチャート。
【符号の説明】
11…受信部、 13…左カーソルボタン、 14…上カーソルボタン、 15…右カーソルボタン、 16…下カーソルボタン、 17…番組ガイドボタン、 18…決定ボタン、 19…表示部 22…データ処理マイコン部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信手段により番組データと番組選択す
    るための番組情報とを多重して送信されたディジタル放
    送信号を受信するとともに、この受信したディジタル放
    送信号に復調処理を施し、受信データとして出力する受
    信手段と、 前記受信手段からの受信データから前記番組情報を抽出
    し、抽出した番組情報に基づいて電子番組表を表示する
    のに必要な電子番組表データを生成する番組表データ生
    成手段と、 前記電子番組表データに基づく電子番組表を表示する表
    示手段と、 ユーザによる電子番組表表示要求に基づいて前記番組表
    データ生成手段による電子番組表データの生成を制御す
    ることによって、該電子番組表データに基づく電子番組
    表の表示領域を自動的に切換制御可能な制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子番組表表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、広域の前記電子番組表
    が表示された際にユーザがこの広域の電子番組表のある
    領域を指定した場合には、指定した領域に基づく電子番
    組表を拡大表示させることを特徴とする請求項1に記載
    の電子番組表表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、広域の前記電子番組表
    が表示された際にユーザがこの広域の電子番組表のある
    領域を指定した場合には、指定した領域に基づく属性を
    有する番組名情報、または属性を有するチャンネル番号
    情報のみを識別可能に特徴づけて表示させることを特徴
    とする請求項1に記載の電子番組表表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、広域の前記電子番組表
    が表示された際にユーザがこの広域の電子番組表のある
    領域を指定した場合には、指定した領域に基づく時間帯
    情報,属性を有する番組名情報及び属性を有するチャン
    ネル番号情報の少なくとも一方のみを表示させることを
    特徴とする請求項1に記載の電子番組表表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ユーザからの電子番組
    表示要求がなくなったことを検出し、この検出時からの
    経過時間に応じてさらに前記電子番組の表示領域を再度
    自動的に切換制御することを特徴とする請求項1に記載
    の電子番組表表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、ユーザからの電子番組
    表示要求回数を検出し、この電子番組表示要求回数に応
    じて、前記電子番組の表示領域を自動的に切換制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子番組表表示装
    置。
  7. 【請求項7】 送信手段により番組データと番組選択す
    るための番組情報とを多重して送信されたディジタル放
    送信号を受信するとともに、この受信したディジタル放
    送信号に復調処理を施し、受信データとして出力する受
    信手段と、 前記受信手段からの受信データから前記番組情報を抽出
    し、抽出した番組情報に基づいて電子番組表を表示する
    のに必要な電子番組表データを生成する番組表データ生
    成手段と、 前記電子番組表データに基づく電子番組表を表示する表
    示手段と、 ユーザによる電子番組表表示要求に基づいて前記番組表
    データ生成手段による電子番組表データの生成を制御す
    ることによって、複数種の電子番組表表示モードを選択
    するためのメニュー画面を表示させるとともに、ユーザ
    による選択操作があった場合には、この選択操作に基づ
    く電子番組表表示モードの電子番組表を表示させるよう
    に電子番組表の表示領域を切換制御可能な制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子番組表表示装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記メニュー画面ある
    いは広域の前記電子番組表が表示された際に、ユーザに
    よって前記メニュー画面あるいは広域の電子番組表のあ
    る領域を指定させるためのカーソル表示を行うととも
    に、このカーソル表示位置によって指定された場合に
    は、この指定された領域の番組名を表示させることを特
    徴とする請求項7に記載の電子番組表表示装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記メニュー画面ある
    いは広域の前記電子番組表が表示された際にユーザが前
    記メニュー画面あるいは前記広域の電子番組表のある領
    域を指定した場合には、指定した領域に基づく電子番組
    表を拡大表示させることを特徴とする請求項7に記載の
    電子番組表表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記メニュー画面あ
    るいは広域の前記電子番組表が表示された際に、ユーザ
    が指定した領域に基づく属性を有する番組名情報、また
    は属性を有するチャンネル番号情報のみを識別可能に特
    徴づけて表示させることを特徴とする請求項7に記載の
    電子番組表表示装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記メニュー画面あ
    るいは広域の前記電子番組表が表示された際にユーザが
    この広域の電子番組表のある領域を指定した場合には、
    指定した領域に基づく時間帯情報,属性を有する番組名
    情報及び属性を有するチャンネル番号情報の少なくとも
    一方のみを表示させることを特徴とする請求項7に記載
    の電子番組表表示装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、ユーザから直接電子
    番組表表示モードの実行要求があった場合には、前記メ
    ニュー画面を表示せずに、要求がなされた電子番組表表
    示モードの電子番組表を表示させるように制御すること
    を特徴とする請求項7に記載の電子番組表表示装置。
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