JPH11214989A - チャージポンプ回路 - Google Patents

チャージポンプ回路

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JPH11214989A
JPH11214989A JP10010515A JP1051598A JPH11214989A JP H11214989 A JPH11214989 A JP H11214989A JP 10010515 A JP10010515 A JP 10010515A JP 1051598 A JP1051598 A JP 1051598A JP H11214989 A JPH11214989 A JP H11214989A
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JP
Japan
Prior art keywords
transistor
output
circuit
current mirror
charge pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP10010515A
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English (en)
Inventor
Masashige Tada
雅重 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力のダイナミックレンジを広くとることが
できるチャージポンプ回路を得る。 【解決手段】 第1のカレントミラー回路の一部を構成
し出力端子13に接続されたPMOSトランジスタ7
と、第2のカレントミラー回路の一部を構成し出力端子
13に接続されたNMOSトランジスタ8とを備え、定
電流出力を導出するCMOSトランジスタ回路によるチ
ャージポンプ回路において、前記PMOSトランジスタ
7および前記NMOSトランジスタ8のゲートへの制御
信号を切り換えることにより、出力端子13に所定の出
力を導出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLL回路(P
hase Locked Loop)に用いるチャージ
ポンプ回路、特にCMOSトランジスタ回路によるチャ
ージポンプ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チャージポンプ回路は、PLL回路の位
相比較器の出力側に内蔵された回路であって、ループフ
ィルタを駆動するための回路である。そのブロック図を
図7に、タイミングチャートを図8に示す。
【0003】図5は、従来のCMOSトランジスタ回路
によるチャージポンプ回路を示す図である。図におい
て、1は電源端子、2は接地端子、3は定電流源、5は
NMOSトランジスタ、6はPMOSトランジスタ、7
はPMOSトランジスタ6に対しカレントミラー接続さ
れたPMOSトランジスタ、8はNMOSトランジスタ
5に対しカレントミラー接続されたNMOSトランジス
タ、13は出力端子CPOUT、23は同じくNMOS
トランジスタ5に対しカレントミラー接続されたNMO
Sトランジスタ、24,25はスイッチング動作のため
のPMOSトランジスタ、26は反転回路、27はup
信号入力端子、28はdown信号入力端子である。
【0004】位相比較器から入力端子27,28に入力
されるup,down信号に応じて、出力端子CPOU
T13から電流のシンクソースを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のCMOSトラン
ジスタ回路によるチャージポンプ回路は以上のように構
成されており、VCC−GND間に、4つのCMOSトラ
ンジスタが入っているため、出力端子CPOUTにおけ
る出力信号のダイナミックレンジが小さくなってしまう
欠点がある。ダイナミックレンジが小さいと、PLL回
路のロックレンジが小さくなってしまうことになる。 出力Dレンジ=VCC−2・VDS ここで、VCCは制御電源電圧、VDSはドレインソース間
電圧である。
【0006】刊行物による先行技術としては、特開平8
−130463号公報,特開平7−226669号公報
および特開平9−64728号公報があるが、何れも上
記の問題点を的確に解決できるものではなかった。
【0007】特開平8−130463号公報のものは、
チャージポンプ回路ではなく、ロジック回路であり、出
力は電流出力ではなく、電圧出力となっている。
【0008】特開平7−226669号公報のものは、
トランジスタのスイッチングがカレントミラー回路を構
成するCMOSトランジスタのスイッチング動作で実現
されていない。
【0009】特開平9−64728号公報のものは、カ
レントミラー回路を構成するNPNトランジスタをスイ
ッチング動作させるものであり、CMOSトランジスタ
回路によるチャージポンプ回路において、カレントミラ
ー回路を構成するCMOSトランジスタのスイッチング
動作を行うものではない。
【0010】この発明は、カレントミラー回路を構成す
るCMOSトランジスタのゲートへの制御信号を切り換
えることにより、所定の出力を導出するようにして、出
力のダイナミックレンジを広くとれるようにしようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明のチャージポ
ンプ回路では、カレントミラー回路を構成するCMOS
トランジスタを備え、定電流出力を導出するCMOSト
ランジスタ回路によるチャージポンプ回路において、前
記カレントミラー回路を構成するCMOSトランジスタ
のゲートへの制御信号を切り換えることにより、所定の
出力を導出するようにしたものである。
【0012】第2の発明のチャージポンプ回路では、第
1のカレントミラー回路の一部を構成し出力端子に接続
されたPMOSトランジスタと、第2のカレントミラー
回路の一部を構成し出力端子に接続されたNMOSトラ
ンジスタとを備え、定電流出力を導出するCMOSトラ
ンジスタ回路によるチャージポンプ回路において、前記
PMOSトランジスタおよび前記NMOSトランジスタ
のゲートへの制御信号を切り換えることにより、所定の
出力を導出するようにしたものである。
【0013】第3の発明のチャージポンプ回路では、第
1のカレントミラー回路の一部を構成し出力端子に接続
されたPMOSトランジスタと、第2のカレントミラー
回路の一部を構成し出力端子に接続された第1のNMO
Sトランジスタと、第3のカレントミラー回路の一部を
構成し出力端子に接続された第2のNMOSトランジス
タとを備え、定電流出力を導出するCMOSトランジス
タ回路によるチャージポンプ回路において、前記第1お
よび第2のNMOSトランジスタのゲートへの制御信号
を切り換えることにより、所定の出力を導出するように
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を、図1および図2に基づいて説明する。図1に
おいて、1は電源端子、2は接地端子、3,4は定電流
源、5はNMOSトランジスタ、6はPMOSトランジ
スタ、7はPMOSトランジスタ6に対しカレントミラ
ー接続されPMOSトランジスタ6とともに第1のカレ
ントミラー回路を構成するPMOSトランジスタ、8は
NMOSトランジスタ5に対しカレントミラー接続され
NMOSトランジスタ5とともに第2のカレントミラー
回路を構成するNMOSトランジスタである。9,10
は制御信号入力端子、11,12はアナログスイッチ
で、このスイッチのオンオフにより、出力端子CPOU
T13に電流を出力するトランジスタ7,8のオンオフ
を行うようにしている。
【0015】図2は、制御信号波形−up,−down
および出力信号波形CPOUTを示すタイムチャートで
ある。
【0016】これにより、出力段の電源端子電圧VCC
接地端子GND間に入るトランジスタは、2つになり、
出力のダイナミックレンジはトランジスタ1つのVDS
改善される。 出力ダイナミックレンジ=VCC−VDS ここで、VCCは制御電源電圧、VDSはドレインソース間
電圧である。
【0017】この発明の実施の形態1によれば、カレン
トミラー回路を構成するCMOSトランジスタ7,8の
ゲートへの制御信号を切り換えることにより、出力端子
CPOUT13に所定の出力を導出するようにしたの
で、出力のダイナミックレンジを広くとることができ
る。
【0018】実施の形態2.この発明の実施の形態2
を、図3および図4に基づいて説明する。図3におい
て、1は電源端子、2は接地端子、3,4は定電流源、
6はPMOSトランジスタ、7はPMOSトランジスタ
6に対しカレントミラー接続されPMOSトランジスタ
6とともに第1のカレントミラー回路を構成するPMO
Sトランジスタ、14はNMOSトランジスタ、15は
NMOSトランジスタ14に対しカレントミラー接続さ
れNMOSトランジスタ14とともに第2のカレントミ
ラー回路を構成するNMOSトランジスタ、16はNM
OSトランジスタ、17はNMOSトランジスタ16に
対しカレントミラー接続されNMOSトランジスタ16
とともに第3のカレントミラー回路を構成するNMOS
トランジスタ、18,19は制御信号入力端子、20,
21はアナログスイッチ、22は定電流源である。
【0019】図3において、アナログスイッチ20,2
1のスイッチのオンオフにより、出力端子CPOUT1
3に電流を出力するトランジスタ15,17のオンオフ
を行うようにしている。トランジスタ7は常にオンして
おり、トランジスタ15,17のどちらか一方がオンし
た場合に出力電流が0になるように構成されている。
【0020】図4は、制御信号INA,INBおよび出
力信号波形CPOUTを示すタイムチャートである。
【0021】これにより出力段のVCC−GHD間に入る
トランジスタは2つになり、出力のダイナミックレンジ
はトランジスタ1つのVDS分改善される。 出力ダイナミックレンジ=VCC−VDS ここで、VCCは制御電源電圧、VDSはドレインソース間
電圧である。
【0022】この発明の実施の形態2によれば、第2お
よび第3のカレントミラー回路を構成するNMOSトラ
ンジスタ15,17のゲートへの制御信号を切り換える
ことにより、出力端子CPOUT13に所定の出力を導
出するようにして、出力のダイナミックレンジを広くと
ることができるとともに、スイッチ動作を高速に行うこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、カレントミラー回
路を構成するCMOSトランジスタのゲートへの制御信
号を切り換えることにより、出力端子に所定の出力を導
出するようにしたので、出力のダイナミックレンジを広
くとることができる。
【0024】第2の発明によれば、第1のカレントミラ
ー回路の一部を構成するPMOSトランジスタおよび第
2のカレントミラー回路の一部を構成するNMOSトラ
ンジスタのゲートへの制御信号を切り換えることによ
り、出力端子に所定の出力を導出するようにしたので、
出力のダイナミックレンジを広くとることができる。
【0025】第3の発明によれば、第2および第3のカ
レントミラー回路を構成するNMOSトランジスタのゲ
ートへの制御信号を切り換えることにより、出力端子に
所定の出力を導出するようにして、出力のダイナミック
レンジを広くとることができるとともに、スイッチ動作
を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるチャージポン
プ回路を示す図。
【図2】 この発明の実施の形態1によるチャージポン
プ回路のタイムチャートを示す図。
【図3】 この発明の実施の形態2によるチャージポン
プ回路を示す図。
【図4】 この発明の実施の形態2によるチャージポン
プ回路のタイムチャートを示す図。
【図5】 従来のチャージポンプ回路を示す図。
【図6】 従来のチャージポンプ回路のタイムチャート
を示す図。
【図7】 PLLの構成図。
【図8】 ディジタル位相比較器のタイミング図。
【符号の説明】
1 電源端子、2 接地端子、3,4 定電流源、5
NMOSトランジスタ、6,7 PMOSトランジス
タ、8 NMOSトランジスタ、 9,10 制御信号
入力端子、11,12 アナログスイッチ、13 出力
端子、14,15,16,17 NMOSトランジス
タ、18,19 制御信号入力端子、20,21 アナ
ログスイッチ、22 定電流源。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カレントミラー回路を構成するCMOS
    トランジスタを備え、定電流出力を導出するCMOSト
    ランジスタ回路によるチャージポンプ回路において、前
    記カレントミラー回路を構成するCMOSトランジスタ
    のゲートへの制御信号を切り換えることにより、所定の
    出力を導出するようにしたことを特徴とするチャージポ
    ンプ回路。
  2. 【請求項2】 第1のカレントミラー回路の一部を構成
    し出力端子に接続されたPMOSトランジスタと、第2
    のカレントミラー回路の一部を構成し出力端子に接続さ
    れたNMOSトランジスタとを備え、定電流出力を導出
    するCMOSトランジスタ回路によるチャージポンプ回
    路において、前記PMOSトランジスタおよび前記NM
    OSトランジスタのゲートへの制御信号を切り換えるこ
    とにより、所定の出力を導出するようにしたことを特徴
    とするチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 第1のカレントミラー回路の一部を構成
    し出力端子に接続されたPMOSトランジスタと、第2
    のカレントミラー回路の一部を構成し出力端子に接続さ
    れた第1のNMOSトランジスタと、第3のカレントミ
    ラー回路の一部を構成し出力端子に接続された第2のN
    MOSトランジスタとを備え、定電流出力を導出するC
    MOSトランジスタ回路によるチャージポンプ回路にお
    いて、前記第1および第2のNMOSトランジスタのゲ
    ートへの制御信号を切り換えることにより、所定の出力
    を導出するようにしたことを特徴とするチャージポンプ
    回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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