JPH11214896A - 部品装着ヘッド、該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置、及び部品装着方法 - Google Patents

部品装着ヘッド、該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置、及び部品装着方法

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JPH11214896A
JPH11214896A JP10015522A JP1552298A JPH11214896A JP H11214896 A JPH11214896 A JP H11214896A JP 10015522 A JP10015522 A JP 10015522A JP 1552298 A JP1552298 A JP 1552298A JP H11214896 A JPH11214896 A JP H11214896A
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component
component mounting
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head
holding member
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JP10015522A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nagae
和男 長江
Masayuki Seno
眞透 瀬野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて装着タクトをより短縮すること
ができる部品装着ヘッド、部品装着装置、及び部品装着
方法を提供する。 【解決手段】 部品装着ヘッド111に備わるそれぞれ
の保持部材用ヘッド201に回動可能であり、複数種、
複数個のノズル233を有する回転体232を設ける。
該部品装着ヘッド111にて、吸着工程にて複数の部品
を保持し、認識工程にて複数の部品を認識し、装着工程
にて複数の部品を装着する動作を並行して行う。これに
より電子部品1個当たりの部品装着ヘッド111の回転
時間を短縮し、併せてパーツカセット3の移動回数を削
減する。よって、実装タクトを向上し、生産性を向上す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子部品を
保持し保持した部品を基板に装着する部品装着ヘッド、
及び該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置、並びに上
記部品装着ヘッド及び部品装着装置にて実行される部品
装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクス化の進展にとも
ない、基板へ電子部品を自動的に取り付けて行く電子部
品装着装置における生産性の向上が必要となっている。
以下に、図15から図18を参照しながら従来例につい
て説明する。図15に示すように、従来の電子部品装着
装置1は、大別して、パーツカセット3、ロータリー式
の部品装着ヘッド9、基板8を載置し該基板8を平面上
で互いに直交するX,Y方向へX,Yテーブル7とを備
える。パーツカセット3のそれぞれは、例えば種類毎に
電子部品を有しており、レール6に沿って上記X方向に
移動する。部品装着ヘッド9は、ノズルヘッド10をそ
の周囲に沿って複数備え、それぞれのノズルヘッド10
が電子部品の保持位置11、認識位置12、及び装着位
置13に停止するように、矢印I方向に沿って間欠回転
する。それぞれのノズルヘッド10には、図17及び図
18に示すように小ノズル15a、中ノズル15b、大
ノズル15c(以下、総称して「ノズル15」と記す場
合もある)の3種類のノズルが基板8の厚み方向に沿っ
て基板8側へ突出して配置されている。又、当該電子部
品装着装置1では、ノズル15は吸着動作により電子部
品を保持し、上記大、中、小の各ノズル15c〜15a
は、吸着する電子部品の大きさに応じて使い分けられ
る。尚、電子部品装着装置1に備わる制御装置は、予
め、基板8への装着順に従い吸着する電子部品の種類を
認識しており、よってノズル15の選定も自動的に行わ
れる。又、吸着する電子部品の大きさに応じてノズル1
5a〜15cを選択する必要があるため、各ノズルヘッ
ド10そのものも、駆動装置としてのモータ14にて矢
印I−1方向へ回転する。このように、部品装置ヘッド
9は上記X,Y方向へ移動することはないので、基板8
へ装着する電子部品をノズル15にて吸着させるため、
所望の電子部品を有するパーツカセット3をレール6に
沿って上記保持位置11へ移動させて配置する。又、ノ
ズル15に吸着された電子部品を基板8上の所定の位置
へ装着するため、上記装着位置13と基板8上の上記所
定位置とが一致するように、又、下記のずれ量を考慮し
て、X,Yテーブル7を移動して基板8を配置する。
又、認識位置12では、ノズル15に吸着されている電
子部品がカメラ4により撮像される。得られた電子部品
の画像は、上記制御装置にて画像認識処理が行われ、吸
着されるべき本来の位置に対するずれ量が検出される。
【0003】以上のように構成される電子部品装着装置
1の動作について図19を参照して説明する。尚、動作
制御は、上記制御装置によって行われる。生産が開始さ
れると、ステップ(図内では「S」にて示す)70に
て、吸着される部品を有するパーツカセット3が保持位
置11に配置されるように移動し、保持位置に配置され
るノズルヘッド10のノズル15が部品を吸着する。ス
テップ71,72では、部品装着ヘッド9が矢印I方向
へ回転し、部品を吸着したノズル15を認識位置12へ
移動する。ステップ73では、ノズル15に吸着した部
品をカメラ4で撮像し、上記ずれ量を画像認識処理にて
検出する。ステップ74,75では、部品装着ヘッド9
が回転し、部品を吸着したノズル15を装着位置13へ
移動する。ステップ76では、装着位置13に到達した
上記部品が基板8の所定位置に装着されるように上記ず
れ量の補正制御がなされて予めX,Yテーブル7が移動
しており、このようなX,Yテーブル7に保持されてい
る基板8に対してノズルヘッド10のノズル15に保持
されている上記部品が基板8に装着される。以上で、一
つの部品についての装着が完了するが、上述のように部
品装着ヘッド9には複数のノズルヘッド10を有するこ
とから、実際には、上述の各ステップが同時に並行して
行われている。例えば、保持位置11にてパーツカセッ
ト3からある部品を吸着するときには、2つ前に吸着さ
れた部品の認識動作が認識位置12にて並行して行われ
ており、さらに同時に、4つ前に吸着された部品の装着
動作が装着位置13にて並行して行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成にお
いて、装着タクトを向上させるためには、吸着、認識、
及び装着の各工程の高速化、部品装着ヘッド9の回転の
高速化などが必要となるが、これらの高速化は機械的に
はほぼ限界に近づいてきており、これ以上の高速化は、
信頼性、耐久性の低下につながる。この為、吸着、認
識、装着動作、及び部品装着ヘッド9の回転等における
高速化を図らずに、装着タクトを向上することが望まれ
る。そこで現状の装着工程におけるロス時間に着目す
る。第1に部品装着ヘッド9の回転の時間が挙げられ
る。即ち、一つの部品を処理する度に必ず部品装着ヘッ
ド9の回転が必要であり、該回転に要する時間が装着タ
クトの約半分を占めている。したがって部品1個当たり
の部品装着ヘッド9の回転時間を短縮することが必要で
ある。第2に、パーツカセット3等の部品供給装置の移
動時間が挙げられる。即ち、同一のパーツカセット3か
ら部品の吸着を行う場合には最速タクトとなるが、異な
るパーツカセット3から部品を吸着する場合には、たと
え隣接するパーツカセット3から部品吸着を行うときで
もパーツカセット3を保持位置11へ移動する必要があ
り上記タクトが低下する。したがってパーツカセット3
等にてなる部品供給装置の移動回数、移動距離を削減す
る必要がある。本発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、従来に比べて装着タクトをより短
縮することができる部品装着ヘッド、該部品装着ヘッド
を備えた部品装着装置、及び部品装着方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様の部品
装着ヘッドは、部品を保持する部品保持位置と保持した
部品を被装着体へ装着する部品装着位置との間を第1回
転軸の軸回りへの回転により上記部品を搬送して上記被
装着体へ装着していく部品装着ヘッドであって、少なく
とも上記部品保持位置及び上記部品装着位置に対応して
配置され、同一種にてなる第1種類の複数の上記部品を
それぞれで保持する複数の同種の第1部品保持部材を有
する保持部材用ヘッドを備え、上記部品保持位置に対応
して配置される上記保持部材用ヘッドに備わる複数の上
記第1部品保持部材のそれぞれにて複数の上記部品の保
持を行う動作と、上記部品装着位置に対応して配置され
る上記保持部材用ヘッドに備わる複数の上記第1部品保
持部材のそれぞれに保持されているそれぞれの上記部品
の上記被装着体への装着を行う動作とを、上記部品装着
ヘッドを上記第1回転軸の軸回りへ回転せずに、並行し
て行うことを特徴とする。
【0006】本発明の第2態様の部品装着装置は、上記
第1態様の部品装着ヘッドを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明の第3態様の部品装着方法は、部品
を保持する部品保持位置と保持した部品を被装着体へ装
着する部品装着位置との間を第1回転軸の軸回りへの回
転により上記部品を搬送して上記部品を上記被装着体へ
装着していく部品装着ヘッドを使用して実行される部品
装着方法であって、上記部品保持位置にて同種類の複数
の上記部品の保持を行った後、上記第1回転軸の軸回り
への回転により保持した部品を上記部品装着位置へ搬送
した後、上記部品保持位置にて同種類の複数の上記部品
の保持を行う動作と、上記部品装着位置における保持さ
れている複数の上記部品の上記被装着体への装着を行う
動作とを、上記部品装着ヘッドを上記第1回転軸の軸回
りへ回転せずに、並行して行うことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の部品装着ヘッ
ド、該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置、並びに上
記部品装着ヘッド及び上記部品装着装置にて実行される
部品装着方法について、図を参照しながら以下に説明す
る。尚、各図において同じ構成部分については同じ符号
を付している。又、上述の「課題を解決するための手
段」に記載する、「部品」の機能を果たす一例として本
実施形態では電子部品を例に採り、又「第1部品保持部
材」の機能を果たす一例は本実施形態における小ノズル
233−1に相当し、「被装着体」の機能を果たす一例
は本実施形態における回路基板8に相当する。又、上記
電子部品としては、現在一般的に使用されている例えば
QFP(QuadFlat Gull Wing Leaded Package)のよう
な板状形状のものに限られず、例えば球形状のものも含
む概念である。
【0009】図1に示すように上記部品装着装置101
は、レール6に沿ってX方向に移動自在であり部品供給
装置の機能を果たす実施形態の一例であるパーツカセッ
ト3と、回路基板8を保持しX,Y方向に移動自在な
X,Yテーブル7と、部品装着ヘッド111と、撮像装
置151と、制御装置301とを備え、その基本的な構
成及び動作は従来の部品装着装置1に同様である。パー
ツカセット3及びX,Yテーブル7は、上述した従来の
電子部品装着装置1に備わるものと同一であるので、こ
こでの説明は省略する。よって以下には、部品装着ヘッ
ド111、撮像装置151、及び制御装置301につい
て説明する。まず、部品装着ヘッド111は、円筒形状
であり、第1回転軸121の軸回りに矢印I方向に間欠
回転し、例えば部品保持位置11、部品認識位置12及
び部品装着位置13にて一旦停止する。部品装着ヘッド
111の軸方向においてパーツカセット3や回路基板8
に対向する一端部111aには、部品装着ヘッド111
の周方向に沿って例えば8箇所に等間隔にて保持部材用
ヘッド201が設けられている。各保持部材用ヘッド2
01は、部品装着ヘッド111に設けた回転用駆動装置
112によって第3回転軸113の軸回り方向である矢
印II方向に回転可能であり、かつ同じく部品装着ヘッド
111に設けた移動用駆動装置114によって上記第3
回転軸113に沿って矢印III方向(Z方向)に移動可
能である。尚、上記第3回転軸113は、上記第1回転
軸121に平行であり保持部材用ヘッド201の軸方向
に沿って延在する。又、本実施形態では、平面上で互い
に直交するX,Y方向に対して直交するZ方向に平行と
して第1回転軸121及び第3回転軸113が延在し、
回路基板8は上記X,Y方向に平行に延在する。又、本
実施形態では上記Z方向は重力方向に相当する。
【0010】各保持部材用ヘッド201は、電子部品を
吸着動作にて保持するノズルを有するノズル部230
と、上記ノズル部230が取り付けられるとともに上記
ノズルを第2回転軸231の軸回りである矢印IV方向に
回転させるノズル回転用駆動装置220とを有する。
尚、第2回転軸231は、上記第3回転軸113に対し
て直交方向に延在する軸である。又、上記ノズル回転用
駆動装置220は、「部品保持部材回転用駆動装置」の
機能を果たす一例に相当する。ノズル部230は、上記
第2回転軸231の軸回りに回転する円板状の回転体2
32と、該回転体232の直径方向に沿って回転体23
2の周囲面232aに突設されかつ周囲面232aの周
方向に沿って配列された複数のノズル233と、一端に
上記回転体232が取り付けられ他端に従動側プーリ2
35が取り付けられたシャフト234と、一端部238
aにてシャフト234をその軸回りに回転可能に支持し
かつノズル233を設けた回転体232をノズル回転用
駆動装置220の延長上に配置するように他端部238
bがノズル回転用駆動装置220に固定され第3回転軸
113と平行に延在する支持部材238とを有する。
尚、支持部材238の内部は空胴となっており、支持部
材238は、ノズル回転用駆動装置220の出力軸に取
り付けられた駆動側プーリ236と、上記従動側プーリ
235との間に掛け回されたベルト237のカバーとし
ても機能している。又、ベルト237を設けることで、
ノズル回転用駆動装置220が動作したときには回転体
232が上記第2回転軸231の軸回りに回転すること
になる。又、回転体232、シャフト234、支持部材
238、及びノズル回転用駆動装置220を介して吸引
装置115によりノズル233による部品の吸着が可能
である。尚、本実施形態では上記吸引装置115は部品
装着ヘッド111の外部に設けるが、部品装着ヘッド1
11の内部に設けることもできる。又、上述のように保
持部材用ヘッド201は回転用駆動装置112によって
第3回転軸113の軸回りに回転するので、ノズル回転
用駆動装置220に支持部材238を介して取り付けら
れた、ノズル233を有する回転体232も第3回転軸
113の軸回り方向に回転する。
【0011】回転体232の周囲面232aに配列され
る上記ノズル233について説明する。図3では便宜上
一部のノズルのみを図示しているが、本実施形態では例
えば図5に示すように合計12本のノズル233が上記
周囲面232aに周方向に等間隔にて配列されている。
さらに、吸着にて保持する電子部品の大きさや形状に対
応して適切なノズル233が選択可能なように、本実施
形態ではノズル233の直径を大、中、小に区分けして
3種類のノズル233を設け、かつ各種のノズル233
を複数備えている。即ち、本実施形態では最も直径の小
さい小ノズル233−1を7本、直径が中程度の中ノズ
ル233−2を3本、直径が最も大きい大ノズル233
−3を2本設けている。尚、上記中ノズル233−2及
び大ノズル233−3が、「第2部品保持部材」の機能
を果たす一例に相当する。又、大ノズル233−3にて
保持される電子部品は他のノズル233−2,233−
1にて保持される電子部品に比べて形状が大きいことか
ら、保持された際に上記大きな電子部品同士が互いに干
渉しないように、上記大ノズル233−3同士が互いに
隣接することを避けて配置している。本実施形態では、
図5に示すように、大ノズル233−3には、中ノズル
233−2が隣接するように配列を工夫している。尚、
上述のようにノズル233は回転体232の直径方向に
沿って突出しているので、回転体232の矢印IV方向へ
の回転により図5に示す動作位置241に各ノズル23
3が配置されたときには、電子部品の保持動作や、画像
認識動作や、装着動作が行われる。
【0012】撮像装置151は、部品認識位置12に配
設され図6及び図7に示すように、部品装着ヘッド11
1の直径方向に沿って延在し保持部材用ヘッド201の
軌跡下方に配置される、直線状で1次元に配置されたラ
インセンサとしてのCCDカメラ153と、該CCDカ
メラ153に沿って配置され上記動作位置241に位置
する電子部品の照明を行う、例えばLEDにてなる照明
装置154と、制御装置301とを備える。CCDカメ
ラ153及び照明装置154は制御装置301に接続さ
れ、制御装置301によりその動作制御がなされる。認
識位置12では、図7に示すように、保持部材用ヘッド
201の回転体232は、その第2回転軸231をCC
Dカメラ153の延在方向に沿って配置される。そし
て、回転体232を例えば反時計回りに停止することな
く連続的に回転することで、CCDカメラ153は、上
記動作位置241を通過する各電子部品の画像を回転体
232の上記回転に同期して連続的に撮像する。尚、本
実施形態では回転体232は、図示するように円板形状
でありノズル233のみを配置して例えばノズルチェン
ジ機構等は設けておらず、又、ノズル233の直径寸法
さらにはノズル233を含めた直径寸法を動作に支障の
生じない範囲でできるだけ小さくしイナーシャを削減し
ている。このように軽量化した回転体232をサーボ制
御して回転することから、上記回転に伴う回転体232
の振動が低くなる。さらに、上述のように各電子部品は
動作位置241にて停止することなく連続的に回転する
ので、停止、回転による振動が削減される。よって、撮
像装置151は従来よりも高い精度にて電子部品の撮像
画像を、図8に示すような連続画像として得ることがで
き、かつ短時間にて撮像動作を行うことができる。
【0013】本実施形態では上述のように電子部品を平
面画像として撮像するCCDカメラ153を設けたが、
これに限定されるものではない。例えば、図9及び図1
0に示すように、レーザ反射式であり3次元の測定が可
能な測定センサ156を直線状で1次元に配置してもよ
い。尚、測定センサ156は制御装置301に接続さ
れ、該制御装置にて画像処理、及び演算が実行される。
このような測定センサ156を設けた場合においても、
該測定センサ156の上方で保持部材用ヘッド201の
回転体232を例えば反時計回りに停止することなく連
続的に回転させ、測定センサ156は、上記動作位置2
41を通過する各電子部品の画像を回転体232の上記
回転に同期して連続的に撮像する。得られる画像から
は、3次元の情報を得ることができるので、電子部品の
位置及びリードの上方への浮き量等の情報を得ることが
できる。尚、測定センサ156を用いる場合には、電子
部品の高さ情報を扱うため、制御装置では、図11に示
すように、実際に測定された電子部品20の高さ寸法
と、電子部品20の基準面20aにおける高さ寸法との
変換が行なわれる。図中の高さ補正の様に部品の基準面
20aの高さ寸法は、直角三角形の3辺の関係より制御
装置にて演算される。この基準面20aの高さ寸法と、
実際に測定された高さ寸法との差分が、リードの上方へ
の浮き量などとなる。
【0014】制御装置301について説明する。上述の
ようにパーツカセット3、部品装着ヘッド111、撮像
装置151、及びX,Yテーブル7の動作制御を行う。
ここでは特に部品装着ヘッド111に対する動作制御に
ついて説明する。上述のようにノズル部230を備える
保持部材用ヘッド201は回転用駆動装置112により
矢印II方向に回転自在であり、又、ノズル233を有す
る回転体232はノズル回転用駆動装置220により矢
印IV方向に回転自在であり、それぞれの回転方向の制御
が制御装置301により行われる。よって、部品装着ヘ
ッド111が矢印I方向に回転するときのノズル233
の位置、及び回転体232によりノズル233を矢印IV
方向に回転させるときのノズル233の位置を任意に変
更することができ、これにより部品装着装置101のコ
ンパクト化、装着タクトの高速化を図ることができる。
【0015】具体的には、制御装置301の制御によ
り、図12に示すように、部品保持位置11では、回転
体232の矢印IV方向への回転時にノズル233に吸着
済の電子部品が、パーツカセット3と干渉することを防
ぐため、回転体232の第2回転軸231が部品装着ヘ
ッド111の直径方向に沿うように回転体232を配置
する。又、部品認識位置12では、電子部品の大型化に
伴い上述のようにCCDカメラ153が部品装着ヘッド
111の直径方向に沿って延在するように配置されるこ
とから、部品認識位置12においても回転体232の第
2回転軸231を部品装着ヘッド111の直径方向に沿
うように回転体232が配置される。又、部品装着位置
13では、各電子部品はあらかじめ生産プログラムで指
定された装着角度に回転して回路基板8に装着されるこ
とから、回転体232は制御装置301によって制御さ
れながら矢印II方向に任意の位置に配置される。又、上
述の部品保持位置11、部品認識位置12、及び部品装
着位置13以外の各位置では、各保持部材用ヘッド20
1に備わるノズル233に吸着されている電子部品同士
の干渉を防止するため、回転体232の第2回転軸23
1が部品装着ヘッド111の直径方向に直交するように
回転体232は配置される。以上のように制御すること
で、部品装着ヘッド111の外径寸法を拡大せずに保持
部材用ヘッド201を干渉することなく構成することが
できる。
【0016】又、ノズル233の回転制御は次のように
行われる。例えば小ノズル233−1を例に採ると、図
13に示すように、回転体232の回転方向に沿って小
ノズル233−1−1〜233−1−7の7本が回転体
232に設けられているとする。このような場合、保持
位置11では、矢印IV方向への回転体232の回転によ
り、小ノズル233−1−1から小ノズル233−1−
7への順にて順次小ノズル233−1を上記動作位置2
41に配置して、パーツカセット3より電子部品を順次
吸着する。よって小ノズル233−1のみにより電子部
品の吸着が行われるときには、吸着動作の終了時点で
は、小ノズル233−1−7が上記動作位置241に配
置されている。このように電子部品を吸着した保持部材
用ヘッド201が認識位置12に配置されたときには、
回転体232を矢印IV方向に連続的に回転して小ノズル
233−1−7から小ノズル233−1−1へ向かって
連続的に撮像動作を行う。よって、該撮像動作が終了し
た時点では、小ノズル233−1−1が上記動作位置2
41に配置されていることになる。次に部品装着位置1
3に保持部材用ヘッド201が配置されたときには、回
転体232を矢印IV方向へ間欠的に回転させて小ノズル
233−1−1から小ノズル233−1−7へ向かって
順次上記動作位置241へ各小ノズル233−1を配置
して、保持している電子部品を回路基板8へ装着してい
く。このように上記吸着動作、上記撮像動作、及び上記
装着動作において、回転体232の回転方向を各動作ご
とに反転させることで、回転体232の回転ロスを無く
し、装着タクトの向上を図ることができる。
【0017】このように構成される部品装着装置101
における動作を図14を参照して以下に説明する。尚、
制御装置301には、回路基板8における各部品装着場
所と、各部品装着場所に装着する電子部品の種類と、そ
の装着順と、各パーツカセット3が保有する電子部品の
種類、等の装着動作に必要な生産プログラムが予め記憶
され、制御装置301は該生産プログラムに従い装着動
作を実行していく。生産が開始され、回路基板8に装着
される電子部品を保有するパーツカセット3が部品保持
位置11に対応する位置に配置されると、保持位置11
に位置している保持部材用ヘッド201(説明上、この
保持部材用ヘッド201を保持部材用ヘッド201−1
とする)に備わる、吸着すべき電子部品に対応したノズ
ル233が選択される。そしてステップ501にて、選
択されたノズル233が上記動作位置241に配置され
るようにノズル回転用駆動装置220を介して回転体2
32を矢印IV方向に回転させる。次に、ステップ502
にて、上記選択されたノズル233が上記パーツカセッ
ト3から電子部品を吸着するように、移動用駆動装置1
14を介して保持部材用ヘッド201を第3回転軸11
3の軸方向に沿ってパーツカセット3側へ移動させ、上
記吸着を行う。ステップ503では、当該保持部材用ヘ
ッド201−1に備わる同種類のノズル233、例えば
上記小ノズル233−1にて吸着すべき電子部品をすべ
て吸着したか否かが判断され、すべての吸着が終了する
まで上記ステップ501〜ステップ502が繰り返され
る。即ち、回転体232が矢印IV方向に回転され動作位
置241に順次ノズル233が配置させて吸着動作が続
行されていく。この吸着動作においては、上述したよう
に例えば小ノズル233−1−1から小ノズル233−
1−7へ向かって吸着動作が行われるように回転体23
2が矢印IV方向へ回転される。このようにして、当該保
持部材用ヘッド201−1に備わる同一種のすべてのノ
ズル233において吸着が行われた場合、又は、生産プ
ログラム上、同一種の電子部品の吸着が全て行われた場
合、以下の工程に移行する。尚、本明細書において、上
記同一種の電子部品とは、全く同一である場合はもちろ
んであるが、例えば型番は異なっても吸着部分が同一で
あり同様の形状を有する電子部品をも含む概念である。
【0018】次に、ステップ504、ステップ505に
おいて、部品装着ヘッド111を矢印I方向に45度づ
つ間欠回転し、電子部品を保持したノズル233を有す
る上記保持部材用ヘッド201−1を認識位置12へ移
動する。尚、ステップ504,505における部品装着
ヘッド111の回転により、部品保持位置11に配置さ
れるそれぞれの保持部材用ヘッド201においても、上
述した保持部材用ヘッド201−1の場合と同様に同種
類のノズル233に同種類の電子部品がそれぞれ吸着さ
れる。
【0019】ステップ506〜508では次の動作が実
行される。上述したように回転体232の第2回転軸2
31が部品装着ヘッド111の直径方向に沿って配置さ
れるように回転用駆動装置112にて保持部材用ヘッド
201−1を介して回転体232を矢印II方向に回転さ
せる。そして、保持部材用ヘッド201−1の回転体2
32をノズル回転用駆動装置220にて矢印IV方向に連
続的に回転させ、上記動作位置241に順次配置される
各ノズル233に保持されている各電子部品をCCDカ
メラ153にて順次撮像していく。撮像された各電子部
品の画像情報は、制御装置301にてそれぞれ画像処理
がなされ、各電子部品ごとに正規の保持位置に対するズ
レ量がそれぞれ演算される。又、上記認識動作において
は、上述したように例えば小ノズル233−1−7から
小ノズル233−1−1へ向かって認識動作が行われる
ように、回転体232の矢印IV方向への回転が行われ
る。このようにして、複数の同一種のノズル233に吸
着された複数の同一種の電子部品を順次認識し、同一種
の電子部品の認識が全て行われた場合、次の工程に移行
する。
【0020】ステップ509、ステップ510におい
て、部品装着ヘッド111を矢印I方向に45度づつ間
欠回転し、電子部品を保持したノズル233を有する上
記保持部材用ヘッド201−1を部品装着位置13へ移
動する。尚、これらの各ステップ509,510におい
て、部品保持位置11及び部品認識位置12に配置され
るそれぞれの保持部材用ヘッド201では、上述したよ
うに、電子部品の吸着動作や、認識動作がそれぞれ実行
される。
【0021】ステップ511,512では、X,Yテー
ブル7によって上記ズレ量を補正した所定の位置に電子
部品が装着されるように、X,Yテーブル7によって回
路基板8が位置決めされ、次に、上記保持部材用ヘッド
201−1の回転体232を矢印IV方向に回転させ、装
着する電子部品を保持しているノズル233を上記動作
位置241に配置する。そして移動用駆動装置114に
て保持部材用ヘッド201を回路基板8側へ移動してノ
ズル233が保持している電子部品を基板8に装着す
る。ステップ513では、上述の装着動作を繰り返し、
同一種のノズル233に吸着している同一種の複数個の
電子部品を順次、回路基板8へ装着していく。このと
き、上述したように、小ノズル233−1−1から小ノ
ズル233−1−7に向かって装着動作が行われるよう
に回転体232を矢印IV方向へ回転させる。このように
して同一種の電子部品の装着が全て行われた場合、複数
の同一種の電子部品の装着が完了するが、実際には、以
上のプロセスが並行して行われている。
【0022】このように本実施形態の部品装着装置10
1によれば、各保持部材用ヘッド201に回動可能な複
数種にて複数個のノズル233を設け、複数部品の吸着
工程と、複数部品の認識工程と、複数部品の装着工程と
を並行動作することで、部品1個当たりの部品装着ヘッ
ド111の回転時間を短縮している。又、一つの保持部
材用ヘッド201にて同一種類の部品を複数個吸着する
ことから、パーツカセット3等の部品供給装置の移動回
数を削減することができる。これらのことにより、タク
トロスを削減し、生産性を向上することができる。具体
的に説明する。保持部材用ヘッド201に備わる上述の
例えば小ノズル233−1について見ると、各保持部材
用ヘッド201ごとに7つの小ノズル233−1を有す
ることから、例えば部品保持位置11において7つの小
ノズル233−1のすべてに電子部品の吸着が行われる
とすると、7つの電子部品の吸着動作がなされた後、部
品装着ヘッド111の矢印I方向への回転が行われる。
即ち、従来、一つの電子部品の吸着動作ごとに部品装着
ヘッド111の回転が行われていたのに比べると、部品
装着ヘッド111の回転によるタクトロスは、電子部品
1個当たり、従来に比べ、本実施形態では1/7とな
る。又、一つの保持部材用ヘッド201にて同一種の電
子部品の吸着を連続して行うため、パーツカセット3の
移動回数が削減される。従って、パーツカセット3、即
ち部品供給装置の移動によるタクトロスも削減すること
ができる。又、パーツカセット3が移動する場合も、保
持部材用ヘッド201当たりの同種の部品吸着数が本実
施形態では最大7個となる。例えば7個吸着後に、パー
ツカセット3を移動して別のパーツカセット3を上記部
品保持位置11に対応する位置に配置する場合では、一
部品の吸着毎にパーツカセット3が移動する従来の形態
に比べて、本実施形態では、複数の同一種の電子部品を
一括吸着するため、パーツカセット3の移動によるタク
トロスは、部品1個当たり、従来に比べ1/7となる。
【0023】上述のように、上記部品保持位置11に配
置された例えば上記保持部材用ヘッド201−1、及び
上記部品保持位置11に対応する位置に配置したパーツ
カセット3にて、これら両者を移動させることなく上記
保持部材用ヘッド201−1に備わる同一種類のノズ
ル、例えば上記小ノズル233−1で、上記パーツカセ
ット3に備わる同一部品を順次吸着していく動作が、本
実施形態の部品装着装置101の基本的な動作であり、
その場合において上述のようにタクトロスを従来に比し
て例えば1/7とすることができる。しかしながら、本
実施形態の部品装着装置101の動作は、上記基本的動
作に限るものではない。即ち、上記基本的動作の場合に
得られるタクトロス削減の効果を得られなくてもよいよ
うな場合には、例えば、上記部品保持位置11に配置さ
れた上記保持部材用ヘッド201は移動させず、一方パ
ーツカセット3は移動させて異なるパーツカセット3を
上記部品保持位置11に対応する位置に配置するように
した場合において、(1)上記保持部材用ヘッド201
に備わる同一種類のノズル233にて異なるパーツカセ
ット3から同一部品を吸着したり、あるいは、(2)異
なるパーツカセット3からそれぞれ異種類のノズル23
3にて、該ノズル233に対応する部品を吸着したりす
るような動作を行うこともできる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
部品装着ヘッド、第2態様の部品装着装置、及び第3態
様の部品装着方法によれば、部品装着ヘッドには少なく
とも部品保持位置及び部品装着位置に対応して保持部材
用ヘッドを備え、部品保持位置に配置される保持部材用
ヘッドにて同一種類の複数の部品を保持する一方、部品
装着位置に配置される保持部材用ヘッドにて保持してい
る複数の部品を被装着体へ装着する。よって、従来、一
つの部品の吸着及び装着動作ごとに部品装着ヘッドの回
転が行われていたのに比べて、本発明の第1態様の部品
装着ヘッド、第2態様の部品装着装置、及び第3態様の
部品装着方法は、部品装着ヘッドの回転によるタクトロ
スを削減することができ、又、上記部品保持位置では上
記部品を供給する部品供給装置から複数の部品が保持さ
れることから、上記部品供給装置の移動によるタクトロ
スを削減することもできる。したがって、本発明の第1
態様の部品装着ヘッド、第2態様の部品装着装置、及び
第3態様の部品装着方法は、従来に比べて装着タクトを
短縮することができ、生産性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における電子部品装着装置
の構成を示す平面図である。
【図2】 図1に示す部品装着ヘッドを示す平面図であ
る。
【図3】 図1に示す部品装着ヘッドに備わる保持部材
用ヘッド周りの構成を示す斜視図である。
【図4】 図3に示す保持部材用ヘッドの平面図であ
る。
【図5】 図4に示す保持部材用ヘッドの側面図であ
る。
【図6】 図3に示す保持部材用ヘッドが認識位置に配
置されたときの状態を示す平面図である。
【図7】 図6の側面図である。
【図8】 図7に示す状態にて撮像された部品の画像を
示す図である。
【図9】 図7に示す撮像装置の他の例を用いた場合に
おいて、図3に示す保持部材用ヘッドが認識位置に配置
されたときの状態を示す平面図である。
【図10】 図9の側面図である。
【図11】 図9に示す撮像装置にて部品の高さ寸法を
演算するときの原理を示す図である。
【図12】 図1に示す部品装着ヘッドの各停止位置に
おける保持部材用ヘッドに備わる回転体の配置方向を表
す平面図である。
【図13】 図1に示す部品装着ヘッドの保持部材用ヘ
ッドに備わる各ノズルについて、吸着動作、認識動作、
装着動作における使用順を説明するための図である。
【図14】 図1に示す電子部品装着装置の動作を示す
フローチャートである。
【図15】 従来の電子部品装着装置の構成を示す平面
図である。
【図16】 図15に示す部品装着ヘッドを示す平面図
である。
【図17】 図15に示す部品装着ヘッドに備わる保持
部材用ヘッドの平面図である。
【図18】 図17の側面図である。
【図19】 従来の電子部品装着装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
3…パーツカセット、8…回路基板、11…部品保持位
置、13…部品装着位置、20…電子部品、101…部
品装着装置、112…回転用駆動装置、113…第3回
転軸、121…第1回転軸、201…保持部材用ヘッ
ド、220…ノズル回転用駆動装置、231…第2回転
軸、232…回転体、233−1…小ノズル、233−
2…中ノズル、233−3…大ノズル、301…制御装
置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品(20)を保持する部品保持位置
    (11)と保持した部品を被装着体(8)へ装着する部
    品装着位置(13)との間を第1回転軸(121)の軸
    回りへの回転により上記部品を搬送して上記被装着体へ
    装着していく部品装着ヘッドであって、 少なくとも上記部品保持位置及び上記部品装着位置に対
    応して配置され、同一種にてなる第1種類の複数の上記
    部品をそれぞれで保持する複数の同種の第1部品保持部
    材(233−1)を有する保持部材用ヘッド(201)
    を備え、 上記部品保持位置に対応して配置される上記保持部材用
    ヘッドに備わる複数の上記第1部品保持部材のそれぞれ
    にて複数の上記部品の保持を行う動作と、上記部品装着
    位置に対応して配置される上記保持部材用ヘッドに備わ
    る複数の上記第1部品保持部材のそれぞれに保持されて
    いるそれぞれの上記部品の上記被装着体への装着を行う
    動作とを、上記部品装着ヘッドを上記第1回転軸の軸回
    りへ回転せずに、並行して行うことを特徴とする部品装
    着ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記保持部材用ヘッドは、同種で複数の
    上記第1部品保持部材に加えて、上記第1種類とは異な
    る少なくとも1種類の異種類の部品を保持する複数の第
    2部品保持部材(233−2,233−3)を有する、
    請求項1記載の部品装着ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記保持部材用ヘッドは、第2回転軸
    (231)の軸回りに回転する回転体(232)を有
    し、該回転体の周囲面には少なくとも上記第1部品保持
    部材が該回転体の周方向に沿って、かつ上記部品を保持
    したとき互いに隣接する少なくとも上記第1部品保持部
    材同士で保持部品の干渉しない間隔を有して配列されて
    いる、請求項1又は2記載の部品装着ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記保持部材用ヘッドは、上記回転体を
    上記第2回転軸の軸回りに回転させる部品保持部材回転
    用駆動装置(220)を有する、請求項3記載の部品装
    着ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記第1回転軸に平行な第3回転軸(1
    13)の軸回りに上記保持部材用ヘッドを回転させる回
    転用駆動装置(112)をさらに備えた、請求項1ない
    し4のいずれかに記載の部品装着ヘッド。
  6. 【請求項6】 上記第1部品保持部材及び上記第2部品
    保持部材の少なくとも一方は、上記部品を吸着動作にて
    保持する吸着ノズルである、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の部品装着ヘッド。
  7. 【請求項7】 上記第1部品保持部材及び上記第2部品
    保持部材の少なくとも一方のそれぞれに保持される上記
    部品が上記部品を供給する部品供給装置(3)に干渉す
    るのを防止するため、上記回転体は、上記部品保持位置
    において上記第2回転軸が上記部品装着ヘッドの直径方
    向に対して平行に配置される、請求項3ないし6のいず
    れかに記載の部品装着ヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の部
    品装着ヘッドを備えたことを特徴とする部品装着装置。
  9. 【請求項9】 上記装着ヘッドの上記軸回りへの回転の
    軌跡上における部品撮像位置に設置され、該部品撮像位
    置に配置された保持部材用ヘッドに備わる複数の上記第
    1部品保持部材及び上記第2部品保持部材の少なくとも
    一方にそれぞれ保持されている上記部品の保持状態を間
    欠的ではなく連続的に撮像する撮像装置(151)を備
    えた、請求項8記載の部品装着装置。
  10. 【請求項10】 部品(20)を保持する部品保持位置
    (11)と保持した部品を被装着体(8)へ装着する部
    品装着位置(13)との間を第1回転軸の軸回りへの回
    転により上記部品を搬送して上記部品を上記被装着体へ
    装着していく部品装着ヘッドを使用して実行される部品
    装着方法であって、 上記部品保持位置にて同種類の複数の上記部品の保持を
    行った後、上記第1回転軸の軸回りへの回転により保持
    した部品を上記部品装着位置へ搬送した後、 上記部品保持位置にて同種類の複数の上記部品の保持を
    行う動作と、上記部品装着位置における保持されている
    複数の上記部品の上記被装着体への装着を行う動作と
    を、上記部品装着ヘッドを上記第1回転軸の軸回りへ回
    転せずに、並行して行うことを特徴とする部品装着方
    法。
  11. 【請求項11】 上記部品保持位置と上記部品装着位置
    との間に位置する部品撮像位置にて、少なくとも上記部
    品保持動作と並行して、保持されている複数の上記部品
    について間欠的ではなく連続的に撮像していく、請求項
    10記載の部品装着方法。
  12. 【請求項12】 上記部品保持位置では、同種で複数の
    部品の保持に加えて、少なくとも1種類の異種類の部品
    を複数個保持する、請求項11記載の部品装着方法。
JP10015522A 1998-01-28 1998-01-28 部品装着ヘッド、該部品装着ヘッドを備えた部品装着装置、及び部品装着方法 Pending JPH11214896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8091216B2 (en) 2003-01-15 2012-01-10 Panasonic Corporation Electronic parts mounting apparatus and electronic parts mounting method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8091216B2 (en) 2003-01-15 2012-01-10 Panasonic Corporation Electronic parts mounting apparatus and electronic parts mounting method

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