JPH11213805A - 押釦構造および無線選択呼出受信機 - Google Patents

押釦構造および無線選択呼出受信機

Info

Publication number
JPH11213805A
JPH11213805A JP10014478A JP1447898A JPH11213805A JP H11213805 A JPH11213805 A JP H11213805A JP 10014478 A JP10014478 A JP 10014478A JP 1447898 A JP1447898 A JP 1447898A JP H11213805 A JPH11213805 A JP H11213805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
push
loop antenna
tact switch
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10014478A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Yamanaka
利記 山中
Satoru Yamamoto
覚 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP10014478A priority Critical patent/JPH11213805A/ja
Publication of JPH11213805A publication Critical patent/JPH11213805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ループアンテナの内側の空間にタクトスイッチ
を実装する場合の電子機器において、機器の小型化と信
頼性向上と操作性向上を同時に実現する。 【解決手段】押釦1は、押釦操作を行うための操作面を
有する本体部11と、本体部11と一体成形されこの本
体部11の下部に操作面より一回り小さい外形を有しタ
クトスイッチ4を押し下げる押下部12と、押下部12
の側面より突出しループアンテナ3に干渉しない方向に
延ばした可撓性のアーム部13と、押釦1をケース2に
固定するためにアーム部13の先端に設けた取付部14
とを備える。ケース2は、取付部14を圧入固定するリ
ブ22と、押下部12の周囲を取り囲むようにした隔壁
部21とを備える。これにより、押釦1とケース2の外
側の隙間24と内部の距離を確保するとともに、押釦1
の本体部11を押下部12に対し外側に広げることで、
押釦本体操作面の外形を確保している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押釦構造に関し、
特に回路基板に固定されたスイッチを押釦の押下部を介
して動作させる押釦構造およびこれを用いた無線選択呼
出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の押釦は、無線選択呼出受
信機など小型の電子機器に用いられており、押釦構造の
一例が実開平3−92324号公報に示されている。こ
の公報に示されているプッシュスイッチの構造は、図3
に示すように、二つの押釦部31を可撓性を有する連結
部32が機器のケース30に圧入取付けられる取付部3
3を設け、ワンタッチで機器の所定位置に取り付けられ
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したような
押釦を使用する電子機器、たとえば無線選択呼出受信機
の場合、ケース内のループアンテナの内側空間にタクト
スイッチを実装することがある。このような場合、ケー
スと押釦の隙間からループアンテナまたはタクトスイッ
チに静電気が放電し、誤動作が発生することがあり信頼
性の低下を招く。
【0004】あるいは、この静電気の放電を防止するた
めにループアンテナと押釦の距離を確保しようとした場
合、無線選択呼出受信機のサイズを大きくしなければな
らず、小型化が困難となる。一方、静電気の放電を防止
するために押釦の外形を小さくした場合には、操作性の
低下を招く。
【0005】このように、従来の押釦構造では、無線選
択呼出受信機の信頼性低下,機器の大型化あるいは操作
性低下が生じるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、押釦を用いた機器の小型
化と信頼性向上と操作性向上とを同時に実現できる押釦
構造および無線選択呼出受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の押釦構造は、押
釦操作を行うための操作面を有する釦本体部と、この釦
本体部の下部にあって前記釦本体部と一体成形され前記
操作面より一回り小さい外形の押下部と、前記押下部の
側面より突出した可撓性のアーム部と、押釦を筐体に固
定するため前記アーム部の先端に設けた取付部とを備え
る。前記取付部は、内面側に空間を有し圧入して固定す
る構造を有する。
【0008】本発明の無線選択呼出受信機は、ループア
ンテナと、前記ループアンテナの内側に配置されるタク
トスイッチと、前記ループアンテナと前記タクトスイッ
チとを取り付ける回路基板と、前記各部品を収容するた
めの筐体と、前記筐体の外側から前記タクトスイッチを
操作可能にする押釦とを有し、前記押釦は、押釦操作を
行うための操作面を有する釦本体部と、前記釦本体部と
一体成形されこの釦本体部の下部に前記操作面より一回
り小さい外形を有し前記タクトスイッチを押し下げる押
下部と、前記押下部の側面より突出し前記ループアンテ
ナに干渉しない方向に延ばした可撓性のアーム部と、押
釦を筐体に固定するために前記アーム部の先端に設けた
取付部とを備え、前記筐体は、前記取付部を圧入固定す
るためのリブと、前記押下部の周囲を取り囲むようにし
た隔壁部とを備える。
【0009】本発明によれば、機器のケースと押釦の隙
間とループアンテナまたはタクトスイッチまでの距離を
確保することができ、静電気がループアンテナまたはタ
クトスイッチに放電し難くなり、機器の誤動作の発生を
防止でき、同時に無線選択呼出受信機など機器のサイズ
を大きくすることなく、操作性に支障のないように押釦
の外形を確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の押釦構造を無線選択呼出受
信機に使用した一例の組立状態を示す図であり、(a)
は組立状態の斜視図であり、(b)は(a)のX−X断
面を示す図である。
【0012】図1を参照すると、無線選択呼出受信機の
ケース2内のループアンテナ3の内側空間にタクトスイ
ッチ4が設けられている例が示されている。押釦1は、
本体部11と、この本体部11より一回り小さい外形で
タクトスイッチ4を押し下げる押下部12と、押下部1
2よりループアンテナ3に干渉しない方向に延び可撓性
を有するアーム部13と、アーム部13の先端に位置し
ケース2のリブ22に圧入固定される取付部14とを有
している。
【0013】ケース2は、押釦1の取付部14を圧入固
定するリブ22と、押下部12の周囲を取り囲む隔壁部
21とを有している。ケース2の内側にはプリント基板
5が実装固定されており、プリント基板5にはタクトス
イッチ4とループアンテナ3が実装固定されている。
【0014】図1(b)を参照すると、押釦1の押下部
11を取り囲むように配置されたケース2の隔壁部21
により、押釦1とケース2の外側の隙間24と内部の距
離を確保し、静電気が直接タクトスイッチ4やループア
ンテナ3に放電し難くなっている。また、押釦1の本体
部11を押下部12に対し外側に拡げることで、すなわ
ち押釦本体操作面の外形を確保することにより、押釦の
操作性を向上させている。
【0015】図2は本発明の押釦構造とこれを用いた無
線選択呼出受信機の分解斜視図であり、(a)は機器の
内側方向から見た斜視図であり、(b)はケース2を外
側方向から見た斜視図である。以下に、図2(a),
(b)を参照し、無線選択呼出受信機の組立手順を説明
する。
【0016】図2を参照すると、押釦1は取付部14と
アーム部13をケース2の穴23をくぐらせ、ケース2
のリブ22に図のA方向より圧入し固定する。タクトス
イッチ4とループアンテナ3はプリント基板5の所定の
位置にハンダ付け等により実装固定される。タクトスイ
ッチ4とループアンテナ3が実装されたプリント基板5
はケース2の所定の位置にB方向より挿入されネジ止め
等により実装固定される。
【0017】本実施の形態では、本発明の押釦構造を無
線選択呼出受信機に組み込んだ例を示したが、小型化,
操作性および信頼性向上のため他の無線携帯機器などに
適用することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の押釦構造
が、押釦操作を行うための操作面を有する釦本体部と、
この釦本体部の下部にあって釦本体部と一体成形され操
作面より一回り小さい外形の押下部と、押下部の側面よ
り突出した可撓性のアーム部と、押釦を筐体に固定する
ためアーム部の先端に設けた取付部とを備えることによ
り、機器の小型化と操作性向上を同時に実現できる。
【0019】また、本発明の無線選択呼出受信機が、各
部品を収容するための筐体と、この筐体の外側からタク
トスイッチを操作可能にする押釦とを有し、押釦は、押
釦操作を行うための操作面を有する釦本体部と、釦本体
部と一体成形されこの釦本体部の下部に操作面より一回
り小さい外形を有しタクトスイッチを押し下げる押下部
と、押下部の側面より突出しループアンテナに干渉しな
い方向に延ばした可撓性のアーム部と、押釦を筐体に固
定するためにアーム部の先端に設けた取付部とを備え、
筐体は、取付部を圧入固定するためのリブと、押下部の
周囲を取り囲むようにした隔壁部とを備えることによ
り、ケースと押釦の隙間とループアンテナまたはタクト
スイッチまでの距離を確保することができ、静電気がル
ープアンテナまたはタクトスイッチに放電し難くなり、
機器の誤動作の発生を防止でき、且つ同時に受信機のサ
イズを大きくすることなく、釦操作面の外形を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態を示す組立図であ
る。(b)は(a)のX−X断面図である。
【図2】(a)は本発明の実施の形態を示す分解斜視図
である。(b)はケースを外側方向から見た斜視図であ
る。
【図3】従来の押釦構造の一例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 押釦 2 ケース 3 ループアンテナ 4 タクトスイッチ 5 プリント基板 11 本体部 12 押下部 13 アーム部 14 取付部 21 隔壁部 22 リブ 23 穴 24 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦操作を行うための操作面を有する釦
    本体部と、この釦本体部の下部にあって前記釦本体部と
    一体成形され前記操作面より一回り小さい外形の押下部
    と、前記押下部の側面より突出した可撓性のアーム部
    と、押釦を筐体に固定するため前記アーム部の先端に設
    けた取付部とを備えることを特徴とする押釦構造。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、内面側に空間を有し圧入
    して固定する構造を有することを特徴とする請求項1記
    載の押釦構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の押釦構造を備え
    ることを特徴とする無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 ループアンテナと、前記ループアンテナ
    の内側に配置するタクトスイッチと、前記ループアンテ
    ナと前記タクトスイッチとを取り付ける回路基板と、前
    記各部品を収容するための筐体と、前記筐体の外側から
    前記タクトスイッチを操作可能にする押釦とを有し、前
    記押釦は、押釦操作を行うための操作面を有する釦本体
    部と、前記釦本体部と一体成形されこの釦本体部の下部
    に前記操作面より一回り小さい外形を有し前記タクトス
    イッチを押し下げる押下部と、前記押下部の側面より突
    出し前記ループアンテナに干渉しない方向に延ばした可
    撓性のアーム部と、押釦を筐体に固定するために前記ア
    ーム部の先端に設けた取付部とを備え、前記筐体は、前
    記取付部を圧入固定するためのリブと、前記押下部の周
    囲を取り囲むようにした隔壁部とを備えることを特徴と
    する無線選択呼出受信機。
JP10014478A 1998-01-27 1998-01-27 押釦構造および無線選択呼出受信機 Pending JPH11213805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10014478A JPH11213805A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 押釦構造および無線選択呼出受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10014478A JPH11213805A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 押釦構造および無線選択呼出受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11213805A true JPH11213805A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11862177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10014478A Pending JPH11213805A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 押釦構造および無線選択呼出受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11213805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019193127A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社デンソーウェーブ 携帯端末

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019193127A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社デンソーウェーブ 携帯端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07273685A (ja) 無線装置の筺体
US7369673B2 (en) Speaker supporting device and electronic device comprising this speaker supporting device
JP3248250B2 (ja) 携帯型無線電話機
US6933454B2 (en) Switching apparatus and vehicle-mounted electronic apparatus having the switching apparatus assembled therein
JPH0870195A (ja) プリント回路基板のシールド方法
KR100400598B1 (ko) 전자기기에 있어서의 플렉시블 시트의 부착구조
JP4071493B2 (ja) 押しボタン装置
JPH11213805A (ja) 押釦構造および無線選択呼出受信機
JP2000092174A (ja) 携帯電話機
US20040147233A1 (en) Power key assembly fro electronic devices
JPH07141961A (ja) 操作ボタンの取付構造
US5831361A (en) Structure for mounting vibration motor and button pedestal
JP2002271047A (ja) 押し釦防沫構造
KR100747860B1 (ko) 엔코더 스위치와 택트 스위치를 갖는 다방향 키 어셈블리
JPH08298386A (ja) 防水型電子機器
JP2000030562A (ja) パネルスイッチ
JPH10144180A (ja) 各種機器における操作ボタン取付構造
JP3628832B2 (ja) 電子機器のシールドケース
JPH114084A (ja) 電子機器用筐体
GB2338831A (en) Switch having contacts on edge of circuit board
JP2954071B2 (ja) 電子機器筐体の操作ボタン止め構造
JPH0629901A (ja) 携帯電話機
JP2000251972A (ja) 携帯型無線装置のボス取り付け構造
JP2001168570A (ja) 高周波機器のシールドケース
JPH11251814A (ja) 電子機器および電子機器におけるアンテナ設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020226