JPH11213640A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH11213640A JPH11213640A JP1271898A JP1271898A JPH11213640A JP H11213640 A JPH11213640 A JP H11213640A JP 1271898 A JP1271898 A JP 1271898A JP 1271898 A JP1271898 A JP 1271898A JP H11213640 A JPH11213640 A JP H11213640A
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
表示装置の提供を目的とする。 【解決手段】 この表示装置は、入力されるオーディオ
信号を複数の帯域に分割するBPF2と、各帯域におけ
るエンベロープ値を検波するエンベロープ検波回路3
と、エンベロープ値を各帯域毎に保持するレジスタ5−
1−2と、エンベロープ値を時系列的にシフトして保持
するレジスタ5−1−3と、前回のエンベロープ値と今
回のエンベロープ値の差分値を演算する差分回路5−1
−1と、複数の表示パターンを記憶している画像パター
ンメモリ13と、表示パターンを表示する表示部14
と、差分値に応じて表示パターンを変化させる表示部制
御手段12とを備え、差分値から音楽の特徴を認識し、
絵を動かすことができる。
Description
オ再生の再生信号レベルに応じて所定の表示を行う表示
装置に関する。
D(ミニディスク)デッキ操作部と、チューナー操作部
と、アンプ操作部と、スピーカーからなり、CDやMD
に記録されたオーディオ信号の再生を行う再生装置があ
った。
Dに記録されたオーディオ信号を複数の帯域に分けて、
オーディオ信号のレベルに応じて、液晶表示部において
帯状の表示を行うようにしていた。このような表示は、
電気信号を各周波数成分に分解し、その周波数、振幅な
どを表示することにより、波形の基本波とその高調波成
分の分布、振幅が画面上で直視できるスペクトラムアナ
ライザーの表示を簡易にしたものである。
置では、スペクトラムアナライザーと同様の表示を行っ
ていたので、瞬間的な音域のレベルの表示にとどまり、
音楽に対応した積極的な表示ができないという不都合が
あった。
であり、音楽に対応した積極的な画像の表示が可能な表
示装置の提供を目的とする。
力されるオーディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分
割手段と、上記帯域分割手段にて分割された各帯域にお
けるエンベロープ値を検波するエンベロープ検波手段
と、上記エンベロープ検波手段にて検波したエンベロー
プ値を各帯域毎に保持する第1の記憶手段と、上記第1
の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を時系列的
にシフトして保持する第2の記憶手段と、上記第2の記
憶手段に保持されている時系列的にシフトされる前回の
エンベロープ値と上記第1の記憶手段に保持されている
今回のエンベロープ値の差分値を演算する演算手段と、
複数の表示パターンを記憶している画像メモリと、上記
画像メモリから読み出された表示パターンを表示する表
示手段と、上記演算手段によって演算された差分値に応
じて上記画像メモリから発生する表示パターンを変化さ
せる画像メモリ制御手段とを備えてなるものである。
作用をする。帯域分割手段は入力されるオーディオ信号
を複数の帯域に分割するように作用する。エンベロープ
検波手段は帯域分割手段にて分割された各帯域における
エンベロープ値を検波するように作用する。第1の記憶
手段はエンベロープ検波手段にて検波したエンベロープ
値を各帯域毎に保持するように作用する。第2の記憶手
段は第1の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を
時系列的にシフトして保持するように作用する。演算手
段は第2の記憶手段に保持されている時系列的にシフト
される前回のエンベロープ値と第1の記憶手段に保持さ
れている今回のエンベロープ値の差分値を演算するよう
に作用する。画像メモリは複数の表示パターンを記憶し
てこの複数の表示パターンを読み出すように作用する。
表示手段は画像メモリから読み出された表示パターンを
表示するように作用する。画像メモリ制御手段は演算手
段によって演算された差分値に応じて画像メモリから発
生する表示パターンを変化させるように作用する。
まず、本実施の形態の表示装置が適用される再生装置の
構成を図4に示す外観斜視図を参照しながら説明する。
クトディスク)/MD(ミニディスク)を再生操作可能
なCD/MDデッキ操作部40と、FMラジオ放送を受
信操作可能なチューナー操作部41と、オーディオ信号
の増幅操作可能なアンプ操作部42と、アンプで増幅さ
れたオーディオ信号を音に変えるスピーカー43、44
とからなり、CDやMDに記録されたオーディオ信号の
再生を行うものである。なお、CD/MD操作部40
と、チューナー操作部41と、アンプ操作部42とは同
一筐体に内蔵されている。
表示部45において、単に、CDやMDに記録されたオ
ーディオ信号を複数の帯域に分けて、オーディオ信号の
レベルに応じて帯状の表示を行うスペクトラムアナライ
ザーのような表示にとどまらず、CD/MD操作部40
またはチューナー操作部41からスピーカーを介して再
生される音楽に対応して、例えば、ビートの強い音楽で
あれば激しい動作のアニメーションを表示し、逆に、流
れの緩やかな音楽であれば柔らかい動作のアニメーショ
ンを表示するようにして、積極的な画像の表示を行うよ
うにしたものである。
すブロック図について図1を参照しながら説明する。図
1において、この本実施の形態の表示装置は、CDやM
Dに記録されたオーディオ信号の再生を行ってアナログ
オーディオ信号を出力する再生装置1を有する。再生装
置1は、図4に示した再生装置に対応する。また、本実
施の形態の表示装置は、アナログオーディオ信号を4バ
ンドの帯域に分けるバンドパスフィルターBPF2−1
(125Hz),2−2(500Hz),2−3(2k
Hz),2−4(8kHz)と、各帯域のエンベロープ
を検波するエンベロープ検波回路3−1,3−2,3−
3,3−4と、エンベロープ検波されたアナログオーデ
ィオ信号をディジタル値に変換するA/D変換回路4−
1,4−2,4−3,4−4と、ディジタル値から前回
のサンプリング値と今回のサンプリング値との差分値を
演算する演算回路5−1,5−2,5−3,5−4とを
有する。
を格納するレジスタ5−1−3と、今回のサンプリング
値を格納するレジスタ5−1−2と、レジスタ5−1−
3に格納された前回のサンプリング値とレジスタ5−1
−2に格納された今回のサンプリング値との差分を演算
する差分演算回路5−1−1とを有する。なお、CPU
6から、レジスタ5−1−2にはラッチ信号が、レジス
タ5−1−3にはリセット信号が、各サンプリング終了
時に供給される。なお、図示はしないが、演算回路5−
2,5−3,5−4も演算回路5−1と同様の構成、つ
まり、前回のサンプリング値を格納するレジスタと、今
回のサンプリング値を格納するレジスタと、レジスタに
格納された前回のサンプリング値とレジスタに格納され
た今回のサンプリング値との差分を演算する差分演算回
路とを有している。
パスフィルターBPF2−1(125Hz),2−2
(500Hz),2−3(2kHz),2−4(8kH
z)から、エンベロープ検波回路3−1,3−2,3−
3,3−4、A/D変換回路4−1,4−2,4−3,
4−4、演算回路5−1,5−2,5−3,5−4まで
の、サンプリング動作の制御および演算動作の制御さら
に後段の回路の制御を行うと共に、特に差分値から音楽
のテンポを計測しテンポに応じて後述する表示部にアニ
メーション表示の制御をするCPU6を有する。また、
本実施の形態の表示装置は、後述する表示部にスペクト
ラムアナライザー表示または本実施の形態特有の音楽に
対応したアニメーション表示をするかを選択するスペア
ナ/アニメーション選択キー7と、再生音の音色を選択
する音色選択キー8と、後述する音源またはリズムボッ
クスによる再生音に対する音の重畳をランダムに選択す
るランダム選択キー9と、演算回路5−1,5−2,5
−3,5−4による差分値の計測により再生音のテンポ
を計測開始するためのテンポ計測キー10と、後述する
音源またはリズムボックスによる再生音に対する音の重
畳をスタートさせるリズム重畳スタートキー11とを有
する。
の表示を制御する表示部制御手段12と、表示部に表示
する各種画像パターンを記憶する画像パターンメモリ
(リードオンリーメモリROM)13と、本実施の形態
特有の音楽に対応したアニメーション表示をする表示部
(蛍光表示管FL:Fluorescent char
acter disply tube/液晶表示装置L
CD:Liquid crystal disply)
14とを有する。表示部のアニメーションを表示可能な
範囲は例えば、横11ドット×縦7ドットであり、各ド
ットの位置によって3色のうちの1色を表示することが
できるように構成されている。
に対して重畳させる音を選択する音源選択器15と、再
生音に対して重畳させる音を発生する音源発生器16
と、再生音に対して重畳させるリズムを選択するリズム
ボックス選択器17と、再生音に対して重畳させるリズ
ムを発生するリズムジェネレーター18とを有する。
グオーディオ信号に対してCPU6から供給されるコン
トロール信号に基づいて音場の制御を行う音源用DSP
(Digital signal processo
r)19と、再生音に対して重畳させる音またはリズム
を合成処理する音声合成器20と、CPU6から供給さ
れるコントロール信号に基づいて音源発生器16からの
音またはリズムジェネレーター18からのリズムを選択
的に切り替えて音声合成器20に供給するスイッチ21
(SW1)と、CPU6から供給されるコントロール信
号に基づいて音源用DSP19からの音場制御出力と音
声合成器20からの音またはリズム合成出力とを選択的
に切り替えて出力するスイッチ22(SW2)と、電気
信号を音に変換して音楽を再生するスピーカー23とを
有する。
装置の動作について図2のフローチャートを用いて説明
する。図1において、再生装置1はCDやMDに記録さ
れたオーディオ信号の再生を行ってアナログオーディオ
信号を出力する。再生装置1から出力されるアナログオ
ーディオ信号はバンドパスフィルターBPF2−1(1
25Hz),2−2(500Hz),2−3(2kH
z),2−4(8kHz)に供給される。バンドパスフ
ィルターBPF2−1(125Hz),2−2(500
Hz),2−3(2kHz),2−4(8kHz)はア
ナログオーディオ信号を4バンドの帯域に分ける。ここ
で、バンドパスフィルターBPF2−1(125H
z),2−2(500Hz),2−3(2kHz),2
−4(8kHz)の4バンドの各周波数はその帯域の中
心周波数である。4バンドの帯域通過の動作は共振空洞
形で共振の鋭さを表すQの値は1である。
ディオ信号はエンベロープ検波回路3−1,3−2,3
−3,3−4に供給される。エンベロープ検波回路3−
1,3−2,3−3,3−4は各帯域の信号のエンベロ
ープ値を検波する。このエンベロープ検波されたアナロ
グオーディオ信号のエンベロープ値はA/D変換回路4
−1,4−2,4−3,4−4に供給される。A/D変
換回路4−1,4−2,4−3,4−4は、このエンベ
ロープ値をディジタル値に変換する。このディジタル値
は演算回路5−1,5−2,5−3,5−4に供給され
る。演算回路5−1,5−2,5−3,5−4はこのデ
ィジタル値から前回のサンプリング値と今回のサンプリ
ング値との差分値を演算する。
作をする。レジスタ5−1−3は、前回のサンプリング
値を格納する。レジスタ5−1−2は、今回のサンプリ
ング値を格納する。差分演算回路5−1−1は、レジス
タ5−1−3に格納された前回のサンプリング値とレジ
スタ5−1−2に格納された今回のサンプリング値との
差分を演算する。なお、図示はしないが、演算回路5−
2,5−3,5−4も演算回路5−1と同様の動作、つ
まり、n=2〜4のとき、レジスタ5−n−3により前
回のサンプリング値を格納し、レジスタ5−n−2によ
り今回のサンプリング値を格納し、差分演算回路5−n
−1によりレジスタレジスタ5−n−3に格納された前
回のサンプリング値とレジスタ5−n−2に格納された
今回のサンプリング値との差分を演算する。
ロープ値の差分値が求められる。このように各サンプリ
ング値の差分値を求めることにより、エンベロープ値の
変化の度合いである微分値を求めることができる。つま
り、差分値の所定パターンを検出することにより、オー
ディオ信号中に繰り返される一定のパターンを求めるこ
とができる。
BPF2−1(125Hz),2−2(500Hz),
2−3(2kHz),2−4(8kHz)から、エンベ
ロープ検波回路3−1,3−2,3−3,3−4、A/
D変換回路4−1,4−2,4−3,4−4、演算回路
5−1,5−2,5−3,5−4までの、サンプリング
動作の制御および演算動作の制御さらに後段の回路の制
御を行うと共に、特に差分値から音楽のテンポを計測し
テンポに応じて表示部14にアニメーション表示の制御
をする。
ャートを用いて説明する。図2において、開始して、ス
テップS1でサンプリングを行う。具体的には、A/D
変換回路4−1,4−2,4−3,4−4におけるA/
D変換を行うためのエンベロープ値のサンプリングを行
う。このサンプリングに要する時間は、1バンドあたり
5msec、4バンドで20msecかかる。ステップ
S2でA/D値を読む。具体的には、A/D変換回路4
−1,4−2,4−3,4−4でA/D変換されたディ
ジタルのエンベロープ値を読み込む。ステップS3で前
回との差分を読む。具体的には、演算回路5−1,5−
2,5−3,5−4で演算された差分値を読み込む。
が経過したか否かを判断する。具体的には、表示部14
に表示されるアニメーションの絵の動きの時間間隔のう
ちユーザーが感知できない程度の微小な時間間隔を不感
(マスク)設定時間として設定しておく。そして、マス
ク設定時間が経過しないときは終了し、マスク設定時間
が経過したときに以下のステップS5〜S10の各処理
を行う。
とき、ステップS5へ進み、差分値がかなり大きい値で
あるか否かを判断する。具体的には、差分値が例えば1
0dB以上であるか否かを判断する。ステップS5で差
分値がかなり大きい値であるときは、ステップS6へ進
み、第1のマスク時間設定を行う。具体的には、ステッ
プS4におけるマスク設定時間を比較的長めの例えば5
00msecに設定する。そして、ステップS9へ進
み、表示部14に表示されるアニメーションの絵を1枚
動かす。具体的には、各サンプリング毎に、表示部14
に表示されるアニメーションの絵を、順次、例えば17
0枚順番で送るようにする。
い値でないときは、ステップS7へ進み、差分値が少し
大きい値であるか否かを判断する。具体的には、差分値
が例えば6dB以上であるか否かを判断する。ステップ
S7で差分値が少し大きい値であるときは、ステップS
8へ進み、第2のマスク時間設定を行う。具体的には、
ステップS4におけるマスク設定時間を比較的短めの例
えば250msecに設定する。そして、ステップS9
へ進み、表示部14に表示されるアニメーションの絵を
1枚動かす。
いとき、およびステップS9の絵を1枚動かした後は、
ステップS10へ進み、現在のA/D値をストアする。
具体的には、ストアされたディジタルのエンベロープ値
を次回のサンプリング時の差分に用いるように処理して
終了する。
号を再生して音楽を聴く際に、求められた差分値から音
楽のテンポを計測し、音楽のテンポに合わせて、例え
ば、エンベロープ値の立ち上がり時等をトリガとして、
表示部14にアニメーションの絵を順次動かして表示す
ることができるので、ユーザーに対して視覚的に音楽の
躍動感を訴えることができる。
5−2,5−3,5−4による差分値の計測により、C
PU6に対する再生音のテンポの計測を可能とする。具
体的には、ユーザーがこのテンポ計測キー10を押すこ
とにより、例えば、キーの表面に設けられたオレンジ色
の発光ダイオードが点滅して、CPU6が再生されてい
る音楽のテンポを計測開始し、所定サンプリング時間、
例えば、上述した20msecを経過した後に、計測完
了すると緑色の発光ダイオードが点灯して、表示部14
に音楽に対応したアニメーション表示を表示させること
ができる。従って、ユーザーにとってはテンポ計測キー
10を押したと同時に音楽のテンポが計測されてこれに
応じたアニメーションが表示部14に表示されるのを視
覚で認識することができる。
のコントロール信号に基づいて表示部14の表示動作を
制御する。画像パターンメモリ(ROM)13は、表示
部14に表示する各種画像パターンを記憶する。図3
に、画像パターンの例を示す。図3において、パターン
30は打ち上げられた花火の小さな状態を表し、パター
ン31は打ち上げられた花火の大きな状態を表し、パタ
ーン32は打ち上げられた花火の散る状態を表すもので
ある。このパターン30〜32を順次、音楽のテンポに
合わせて表示部14に供給して表示させることにより、
音楽に対応したアニメーションを表示させることができ
る。ここで、各パターン30〜32は、上述した表示部
のアニメーションを表示可能な範囲である横11ドット
×縦7ドットに対応するデータで構成されていて、各ド
ットの位置によって、赤、橙、青の3色のうちの1色を
表示する。なお、このパターンは、一例であり、他のア
ニメーションを用いてもよいことはいうまでもない。
識別して、音楽の種類の認識によって表示部14に表示
されるアニメーションの動きを変えるようにしてもよ
い。
7は、表示部14にスペクトラムアナライザー表示また
は本実施の形態特有の音楽に対応したアニメーション表
示をするかの選択を可能とする。通常は初期設定状態が
アニメーション選択状態であり、ユーザーがスペアナ/
アニメーション選択キー7を押すと、スペクトラムアナ
ライザー表示に切り替わり、再度、スペアナ/アニメー
ション選択キー7を押すと、アニメーション選択状態に
切り替わるようになっている。
可能とする。ユーザーが音色選択キー8を押すと、CP
U6からのコントロール信号に基づいて音源選択器15
は再生音に対して重畳させる音を選択する。音源発生器
16は再生音に対して重畳させる選択された音を発生す
る。
はリズムボックスによる再生音に対する音の重畳をスタ
ートさせる。ユーザーがリズム重畳スタートキー11を
押すと、CPU6からのコントロール信号に基づいてリ
ズムボックス選択器17は再生音に対して重畳させるリ
ズムを選択する。リズムジェネレーター18は、再生音
に対して重畳させるリズムを発生する。
ボックスによる再生音に対して重畳する音をランダム選
択することを可能とする。ユーザーがランダム選択キー
9を押すと、CPU6からのコントロール信号に基づい
て音源選択器15またはリズムボックス選択器17は再
生音に対して重畳させる音源またはリズムを選択する。
信号に対してCPU6から供給されるコントロール信号
に基づいて音場の制御を行う。音場の制御が施されたア
ナログオーディオ信号は音声合成器20に供給される。
供給されるコントロール信号に基づいて音源発生器16
からの音またはリズムジェネレーター18からのリズム
を選択的に切り替えて音声合成器20に供給する。音声
合成器20は再生音に対して重畳させる音またはリズム
を合成処理する。
供給されるコントロール信号に基づいて音源用DSP1
9からの音場制御出力と音声合成器20からの音または
リズム合成出力とを選択的に切り替えて出力する。スピ
ーカー23は、電気信号を音に変換して音楽を再生す
る。
されるオーディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分割
手段としてのBPF2と、帯域分割手段にて分割された
各帯域におけるエンベロープ値を検波するエンベロープ
検波手段としてのエンベロープ検波回路3と、エンベロ
ープ検波手段にて検波したエンベロープ値を各帯域毎に
保持する第1の記憶手段としてのレジスタ5−1−2
と、第1の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を
時系列的にシフトして保持する第2の記憶手段としての
レジスタ5−1−3と、第2の記憶手段に保持されてい
る時系列的にシフトされる前回のエンベロープ値と第1
の記憶手段に保持されている今回のエンベロープ値の差
分値を演算する演算手段としての差分回路5−1−1
と、複数の表示パターンを記憶している画像メモリとし
ての画像パターンメモリ13と、画像メモリから読み出
された表示パターンを表示する表示手段としての表示部
14と、演算手段によって演算された差分値に応じて画
像メモリから発生する表示パターンを変化させる画像メ
モリ制御手段としての表示部制御手段12とを備えたの
で、エンベロープ値の差分値から音楽の特徴を認識で
き、認識された音楽に応じて絵を動かすことにより音楽
の変化をアニメーションで表示することができ、音楽の
躍動感をユーザーに強く訴えることができる。
ンの効果を向上させることができる。また、ハードウエ
アの構成は従来のままで、ソフトウエアの改良で実現す
ることができるので、コストアップが無いという利点が
ある。このようにして、本実施の形態の表示装置に適用
される再生装置の付加価値を向上させることができる。
おいて、差分値から特定のテンポを検出し、特定のテン
ポに応じて表示手段としての表示部14において表示さ
れるパターンを切り替えるようにしたので、ビートの強
い音楽では激しい動きのアニメーションを表示すること
ができ、逆に、流れの緩やかな音楽では柔らかい動きの
アニメーションを表示することができる。
おいて、表示手段としての表示部14において表示され
るパターンは所定周期で繰り返し表示されるようにした
ので、音楽に連続して現れるテンポの周期によって表示
されるアニメーションのパターンを繰り返すことにより
音楽の特徴をアニメーションの繰り返しで表すことがで
きる。
おいて、差分値が所定値より大きいか小さいかにより前
回と今回との間にマスク設定時間を設けるので、差分値
の大きいときにマスク設定時間を比較的長めに設定する
ことにより、あたかもストップモーションのようなイン
パクトの大きなダイナミックなアニメーションの動きを
表すことができ、逆に、差分値の小さいときにマスク設
定時間を比較的短めに設定することにより、穏やかで滑
らかなアニメーションの動きを表すことができる。
おいて、表示手段としての表示部14においてパターン
を表示させる場合と音域に応じてスペクトルを表示させ
る場合とを選択できるようにしたので、アニメーション
表示だけではなく、選択的に従来のスペクトルアナライ
ザー表示もすることができる。
ディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分割手段と、上
記帯域分割手段にて分割された各帯域におけるエンベロ
ープ値を検波するエンベロープ検波手段と、上記エンベ
ロープ検波手段にて検波したエンベロープ値を各帯域毎
に保持する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記
憶されているエンベロープ値を時系列的にシフトして保
持する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に保持さ
れている時系列的にシフトされる前回のエンベロープ値
と上記第1の記憶手段に保持されている今回のエンベロ
ープ値の差分値を演算する演算手段と、複数の表示パタ
ーンを記憶している画像メモリと、上記画像メモリから
読み出された表示パターンを表示する表示手段と、上記
演算手段によって演算された差分値に応じて上記画像メ
モリから発生する表示パターンを変化させる画像メモリ
制御手段とを備えたので、エンベロープ値の差分値から
音楽の特徴を認識でき、認識された音楽に応じて絵を動
かすことにより音楽の変化をアニメーションで表示する
ことができ、音楽の躍動感をユーザーに強く訴えること
ができるという効果を奏することができる。
て、上記差分値から特定のテンポを検出し、上記特定の
テンポに応じて上記表示手段において表示されるパター
ンを切り替えるようにしたので、ビートの強い音楽では
激しい動きのアニメーションを表示することができ、逆
に、流れの緩やかな音楽では柔らかい動きのアニメーシ
ョンを表示することができるという効果を奏することが
できる。
て、上記表示手段において表示されるパターンは所定周
期で繰り返し表示されるようにしたので、音楽に連続し
て現れるテンポの周期によって表示されるアニメーショ
ンのパターンを繰り返すことにより音楽の特徴をアニメ
ーションの繰り返しで表すことができるという効果を奏
することができる。
て、上記差分値が所定値より大きいか小さいかにより上
記前回と上記今回との間にマスク設定時間を設けるの
で、差分値の大きいときにマスク設定時間を比較的長め
に設定することにより、あたかもストップモーションの
ようなインパクトの大きなダイナミックなアニメーショ
ンの動きを表すことができ、逆に、差分値の小さいとき
にマスク設定時間を比較的短めに設定することにより、
穏やかで滑らかなアニメーションの動きを表すことがで
きるという効果を奏することができる。
て、上記表示手段においてパターンを表示させる場合と
音域に応じてスペクトルを表示させる場合とを選択でき
るようにしたので、アニメーション表示だけではなく、
選択的に従来のスペクトルアナライザー表示もすること
ができるという効果を奏することができる。
図である。
ャートである。
る。
の外観斜視図である。
路、4…A/D変換回路、5…演算回路、6…CPU、
7…スペアナ/アニメーション選択キー、8…音色選択
キー、9…ランダム選択キー、10…テンポ計測キー、
11…リズム重畳スタートキー、12…表示部制御手
段、13…画像パターンメモリ、14…表示部、15…
音源選択器、16…音源発生器、17…リズムボックス
選択器、18…リズムジェネレーター、19…音源用D
SP、20…音声合成器、、21…スイッチ(SW
1)、22…スイッチ(SW2)、23…スピーカー、
30…パターン、31…パターン、32…パターン、4
0…CD/MDデッキ操作部、41…チューナー操作
部、42…アンプ操作部、43…スピーカー、44…ス
ピーカー、45…表示部、46…キー
Claims (5)
- 【請求項1】 入力されるオーディオ信号を複数の帯域
に分割する帯域分割手段と、 上記帯域分割手段にて分割された各帯域におけるエンベ
ロープ値を検波するエンベロープ検波手段と、 上記エンベロープ検波手段にて検波したエンベロープ値
を各帯域毎に保持する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を
時系列的にシフトして保持する第2の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に保持されている時系列的にシフト
される前回のエンベロープ値と上記第1の記憶手段に保
持されている今回のエンベロープ値の差分値を演算する
演算手段と、 複数の表示パターンを記憶している画像メモリと、 上記画像メモリから読み出された表示パターンを表示す
る表示手段と、 上記演算手段によって演算された差分値に応じて上記画
像メモリから発生する表示パターンを変化させる画像メ
モリ制御手段と、 を備えてなることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の表示装置において、 上記差分値から特定のテンポを検出し、上記特定のテン
ポに応じて上記表示手段において表示されるパターンを
切り替えるようにしたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の表示装置において、 上記表示手段において表示されるパターンは所定周期で
繰り返し表示されるようにしたことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項4】 請求項1記載の表示装置において、上記
差分値が所定値より大きいか小さいかにより上記前回と
上記今回との間にマスク設定時間を設けることを特徴と
する表示装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の表示装置において、 上記表示手段においてパターンを表示させる場合と音域
に応じてスペクトルを表示させる場合とを選択できるよ
うにしたことを特徴とする表示装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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