JPH11213637A - 光ディスクおよび光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク再生装置

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JPH11213637A
JPH11213637A JP3206498A JP3206498A JPH11213637A JP H11213637 A JPH11213637 A JP H11213637A JP 3206498 A JP3206498 A JP 3206498A JP 3206498 A JP3206498 A JP 3206498A JP H11213637 A JPH11213637 A JP H11213637A
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豊 石村
Morihiro Murata
守啓 村田
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健一郎 竹下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクにCDフォーマットによる情報を
記録密度を高めて記録する場合に、アドレス情報の有限
性による記録情報量の制約を解消して、大量の情報を記
録できるようにする。 【解決手段】 光ディスクの記録面を第1〜第3ボリュ
ームVOL1,VOL2,VOL3に分割する。各ボリ
ュームはリードイン領域LI、プログラム領域PGM、
リードアウト領域LOで構成する。VOL1のPGM1
およびLO1の絶対アドレス情報は00分00秒00フ
レームから開始されて順次増加する。VOL2のPGM
2およびLO2の絶対アドレス情報はVOL1のLO1
の最終アドレスに続く値から開始されて順次増加する。
VOL3のPGM3およびLO3の絶対アドレス情報は
VOL2のLO2の最終アドレスに続く値から開始され
て順次増加する。アドレス情報の分情報の10の位は1
6進数で構成され、最大でF9分59秒74フレームま
で付与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録面を複数の
ボリュームに分割して、一部または全部のボリュームの
記録密度を高めてCDフォーマットで情報の記録を行う
光ディスクおよびこの光ディスクを再生することができ
る光ディスク再生装置に関し、アドレス情報の有限性に
よる記録情報量の制約を解消して、大量の情報を記録で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザや光学系の技術の進歩によ
り、光ディスクに情報を記録密度を高めて記録すること
ができるようになり、1枚のディスクの記録面を複数の
ボリュームに分割して、記録密度を高くして大量の情報
を記録することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CDフォーマットのア
ドレス情報は分、秒、フレームがそれぞれ2digit
のBCDコードで記録されるため、99分59秒74フ
レームが付与しうるアドレス情報の限界値であり、物理
的にはより多くの情報を記録可能であっても、アドレス
情報の有限性から、1枚のディスクに記録できる情報量
には限界があった。この問題を解決するために、アドレ
ス情報を各ボリュームで重複して使用することも考えら
れるが、こうするとアドレスの一意性がなくなり、アク
セス動作に支障をきたす(アドレスは正しいが目的と別
のボリュームにアクセスする等)おそれがあった。
【0004】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、アドレスの一意性を失うことなく大量の情報を記
録できるようにした光ディスクおよびこの光ディスクを
再生することができる光ディスク再生装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク
は、記録面を径方向の複数のボリュームに分割し、各ボ
リュームをリードイン領域、プログラム領域、リードア
ウト領域の組合せで構成し、一部または全部のボリュー
ムをCD規格で定められた通常の密度よりも高い記録密
度にして、CDフォーマットによる情報を記録した光デ
ィスクであって、各ボリュームのプログラム領域および
リードアウト領域に記録する絶対アドレス情報が、ボリ
ューム相互間で重複せずかつ連続する、初期値から順次
増加するアドレス情報で構成され、各ボリュームのリー
ドイン領域に記録するアドレス情報が、前記プログラム
領域およびリードアウト領域に記録する絶対アドレス情
報と相互に独立した体系で構成されているものである。
【0006】この光ディスクによれば、各ボリュームの
プログラム領域およびリードアウト領域に記録する絶対
アドレス情報を、ボリューム相互間で重複せずかつ連続
する、初期値から順次増加するアドレス情報で構成し、
各ボリュームのリードイン領域に記録するアドレス情報
を、プログラム領域およびリードアウト領域に記録する
絶対アドレス情報と相互に独立した体系で構成したの
で、有限なアドレス情報を、リードイン領域を除外して
プログラム領域とリードアウト領域に集中的に割り当て
ることができる。このため、プログラム領域に割り当て
ることができるアドレス情報の総量が増大し、1枚の光
ディスクに大量の情報を記録することができる。また、
絶対アドレス情報はボリューム相互間で重複しないの
で、アドレスの一意性が確保される。
【0007】なお、リードイン領域に記録するアドレス
情報とプログラム領域およびリードアウト領域に記録す
る絶対アドレス情報を相互に独立した体系で構成するこ
とにより両アドレス情報に重複が生じたとしても、リー
ドイン領域とプログラム領域およびリードアウト領域と
はQサブコードのトラック番号で識別することができ、
しかもリードイン領域のアドレス情報とプログラム領域
およびリードアウト領域の絶対アドレス情報はQサブコ
ードのフォーマット上で別々の位置に記録されているの
で、両アドレスを混同することはなく、アクセス動作に
支障をきたすおそれはない。
【0008】また、この発明の光ディスクはリードイン
領域のアドレス情報についてもボリューム相互間で重複
しないように構成することができる。また、プログラム
領域およびリードアウト領域のプログラム情報は、分情
報の10の位を16進数で構成することにより、100
分以上の時間を表すことができ、これによりアドレス情
報の総量がさらに増大して、より大量の情報を記録する
ことができる。
【0009】リードイン領域のアドレス情報について
も、分情報の10の位を16進数で構成することができ
る。この場合、最内周の第1ボリュームのリードイン領
域に記録するアドレス情報および第1ボリュームのプロ
グラム領域とリードアウト領域に記録する絶対アドレス
情報をCD規格で定められた範囲内(00分00秒00
フレームから99分59秒74フレーム)の値とし、第
2ボリューム以降のリードイン領域に記録するアドレス
情報をCD規格で定められた範囲外(100分00秒0
0フレームからF9分59秒74フレーム)の値とする
ことにより、通常のCD規格の再生装置では第2ボリュ
ーム以降のリードイン領域のアドレス情報を解析できな
いようにして、再生できるボリュームを第1ボリューム
のみに制限することもできる。
【0010】第2ボリューム以降のリードイン領域のア
ドレス情報をCD規格で定められた範囲外の値とする場
合は、例えば第2ボリュームのリードイン領域に記録す
るアドレス情報を、最終値がF9分59秒74フレーム
で終了し内周側から順次増加するアドレス情報で構成す
ることができる。また、1枚のディスクに3ボリューム
以上記録する場合は、さらに第nボリューム(nは3以
上)のリードイン領域に記録するアドレス情報を、最終
値が第n−1ボリュームのリードイン領域のアドレス情
報の開始アドレスに連続し内周側から順次増加するアド
レス情報で構成することができる。
【0011】各ボリュームのリードイン領域に記録する
アドレス情報の別の付与例として、、ボリューム相互間
で重複せずかつ連続する、初期値から順次増加するアド
レス情報で構成することができる。
【0012】この発明の光ディスクはさらに、各ボリュ
ームの所定位置(例えばQサブコードのZEROフィー
ルド)に自己のボリューム番号の識別情報を記録して、
再生装置がこの識別情報を読み取ってアクセスに利用し
たり、各ボリュームの所定位置(例えばプログラム領域
のメインチャンネル)に次ボリュームが存在することを
示すデータを記録して、再生装置がこの次ボリューム存
在情報を読み取って次ボリュームへのアクセスを許容す
るか禁止するかを判断するのに利用することができる。
【0013】この発明の光ディスク再生装置は、CDフ
ォーマットで情報が記録された光ディスクを再生する光
ディスク再生装置であって、該光ディスクから読み取っ
たアドレス情報の分情報の10の位を16進数として解
析する回路を具備しているものである。この光ディスク
再生装置によれば、プログラム領域およびリードアウト
領域の絶対アドレス情報または該絶対アドレス情報とリ
ードイン領域のアドレス情報の分情報の10の位が16
進数で記録されている光ディスクを再生することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の第1
の実施の形態を説明する。この実施の形態では、光ディ
スクの記録面を3ボリュームに分割した場合について説
明する。図2に光ディスクの構成を示す、光ディスク1
0は、直径が現行CDと同じ12cmである。光ディスク
10の記録面には、径方向に分割された3つの分割領域
としてボリュームVOL1,VOL2,VOL3が連続
して構成されている。各ボリュームVOL1,VOL
2,VOL3の記録密度は、トラックピッチ(トラック
間距離)を狭めるなどして現行のCD規格の密度よりも
高められている。一部のボリューム(例えば第1ボリュ
ームVOL1)を現行のCD規格の記録密度のままとす
ることもできる。
【0015】各ボリュームVOL1,VOL2,VOL
3は、内周側からリードイン領域LI、プログラム領域
PGM、リードアウト領域LOでそれぞれ構成され、C
D−ROMフォーマットで各領域の情報が記録されてい
る。リードイン領域LIには、自己のボリュームのTO
C情報が記録されている。第1ボリュームVOL1には
ユーティリティ領域を含ませることができる。
【0016】リードイン領域のQサブコードのフォーマ
ットを図3に示す。また、プログラム領域およびリード
アウト領域のQサブコードのフォーマットを図4に示す
(カッコ内の数字はビット数である。)。各ボリューム
のプログラム領域PGMおよびリードアウト領域LOに
は、個々のボリューム内の絶対位置を示す絶対アドレス
情報ATIMEが記録されている。また、各ボリューム
のリードイン領域LIには、Qサブコードのフォーマッ
ト上にアドレス情報TIMEが記録されている。なお、
各ボリュームのプログラム領域およびリードアウト領域
のQサブコードには、トラック番号(曲番)TNOやト
ラック内時間(曲内時間)TIMEの情報が記録されて
いる。トラック番号TNOはボリュームごとに1から開
始される。また、各ボリュームのリードイン領域のトラ
ック番号TNOには0が記録される。したがって、プロ
グラム領域およびリードアウト領域の絶対アドレス情報
ATIMEとリードイン領域のアドレス情報TIMEに
相互に重複する数値が用いられていても、トラック番号
TNOが0か0以外かを判定することで、両位置を識別
することができる。
【0017】リードイン領域のアドレス情報TIMEお
よびプログラム領域とリードアウト領域の絶対アドレス
情報ATIMEの分情報は10の位が16進数で表され
ている。すなわち、CDフォーマットではQサブコード
のアドレス情報TIME、ATIMEは分情報MIN、
AMINを2digitのBCDコードで表すために8
ビット用意されているが、このうち分情報MIN、AM
INの10の位を表すための上位4ビットを16進数と
する(1の位を表す下位4ビットではBCDコードのま
まとする。)。このようにすると、分情報MIN、AM
INの10の位は0〜15(F)まで、1の位は0〜9
まで表わせるので、分情報MIN、AMINは全体で0
0〜F9(=0〜159)分まで表せることになる。な
お、0〜99分まではBCDコードでも16進コードで
も同じ数値となる。
【0018】図2の光ディスク10の径方向各位置に付
与するアドレス情報(プログラム領域およびリードアウ
ト領域は絶対アドレス情報ATIME、リードイン領域
はアドレス情報TIME)の付与例を図1に示す。第1
ボリュームVOL1は、リードイン領域LI1のアドレ
ス情報TIMEがCD規格の最大値である99分59秒
74フレームで終了するように、内周側から順次増大し
ていく値として付与されている。また、プログラム領域
PGM1およびリードアウト領域LO1の絶対アドレス
情報ATIMEは初期値00分00秒00フレームから
開始され、99分59秒74フレーム以内で終了するよ
うに内周側から順次増大していく値として付与されてい
る。
【0019】第2ボリュームVOL2は、リードイン領
域LI2のアドレス情報TIMEが分情報の10の位を
16進数とした場合の最大値であるF9(159)分5
9秒74フレームで終了するように、内周側から順次増
大していく値として付与されている。また、プログラム
領域PGM2およびリードアウト領域LO2の絶対アド
レス情報ATIMEは第1ボリュームVOL1のリード
アウト領域LO1の絶対アドレス情報ATIMEの最終
値に連続する値から開始され、任意の値で終了するよう
に内周側から順次増大していく値として付与されてい
る。
【0020】第3ボリュームVOL3は、リードイン領
域LI3のアドレス情報TIMEが第2ボリュームVO
L2のリードイン領域LI2のアドレス情報TIMEの
開始値に連続する値で終了するように、内周側から順次
増大していく値として付与されている。また、プログラ
ム領域PGM3およびリードアウト領域LO3の絶対ア
ドレス情報ATIMEは、第2ボリュームVOL2のリ
ードアウト領域LO2の絶対アドレス情報ATIMEの
最終値に連続する値から開始され、F9分59秒74フ
レーム以内で終了するように内周側から順次増大してい
く値として付与されている。
【0021】各ボリュームには、次ボリュームの存在を
示す情報を記録することができる。次ボリュームの存在
を示す情報は、例えば各ボリュームのプログラム領域の
先頭に割り当てられているプリギャップのメインチャン
ネルに記録することができる。プリギャップのメインチ
ャンネルは通常のCD−ROMではオール“0”である
が、特定の1ビットまたは複数ビットを“1”とするこ
とにより次ボリュームが存在することを表現することが
できる。例えば図2の例では、第2、第3ボリュームV
OL2,VOL3が存在するから、第1ボリュームVO
L1のプリギャップの特定の1ビットまたは複数ビット
に“1”を記録し、第2ボリュームVOL2のプリギャ
ップの特定の1ビットまたは複数ビットに“1”を記録
する。また、第4ボリュームは存在しないから、第3ボ
リュームVOL3のプリギャップにはオール“0”が記
録される。
【0022】各ボリュームにはまた、自己のボリューム
番号を記録することができる。このボリューム番号は例
えばQサブコードのZEROフィード(図3,図4参
照)を利用して自己のボリューム期間全体にわたり記録
することができる。再生装置にこのボリューム番号を解
析する能力を持たせれば、現在再生中のボリュームが第
何ボリュームであるかをいつでも知ることができ、アク
セス等に有効に利用することができる。
【0023】なお、CD−ROMのデータフォーマット
には様々な種類があるが、EDC(エラー検出)および
ECC(エラー訂正)の各データが存在するmode−
1のフォーマットまたはmode−2,form−1の
フォーマットを用いれば、高精度のデータ再生が可能と
なり、次ボリュームの存在を示す情報を高精度に検出す
ることができる。
【0024】図2の光ディスク10は例えば、ゲームソ
フトを収容したCD−ROMとして構成することができ
る。この場合、第1ボリュームに任意の情報(例えば画
像情報や音声情報等)を収容し、第2、第3ボリューム
に別々のゲームソフトを収容し、専用のゲーム機では全
ボリュームとも再生できるようにし、通常のCD−RO
Mプレーヤでは第2ボリューム以降の存在がわからない
ようにするとともに、第2ボリューム以降のリードイン
領域のアドレス情報を解析できないようにして、第1ボ
リュームの画像情報(あるいは画像情報と音声情報)し
か再生できないようにすることができる。
【0025】光ディスク10をこのようにゲームソフト
を収容したCD−ROMとして構成した場合の専用のゲ
ーム機の構成を図5に示す。コントローラ12は操作者
の操作に基づき、伝送ケーブル13を介してゲーム機1
4に各種動作指令を出力する。ゲーム機14は、インタ
フェース回路16を介して制御回路18でこの動作指令
を受けて、この指令に基づきサーボ回路19でスピンド
ルモータ20および光ピックアップ22を制御して、光
ディスク10の記録情報の読み取りを行う。
【0026】光ピックアップ22で読み取られた信号は
Redデコーダ24に入力されてRed Book規格
に基づくCD信号処理が行われる。この場合、Qサブコ
ードのアドレス情報TIME、ATIMEの分情報の1
0の位は16進数として解析する。デコードされた信号
はさらにYellowデコーダ26に入力されて、Ye
llow Book規格に基づくCD−ROM信号処理
が行われる。デコードされた音声信号および映像信号
は、インタフェース回路28を介して出力され、音声信
号は伝送ケーブル30を経てスピーカ32で再生され、
映像信号は伝送ケーブル34を経てディスプレイ36で
表示される。
【0027】図5のゲーム機14による再生動作の概要
を図6に示す。ゲーム機14に光ディスク10が装入さ
れて(S1)、再生指令が与えられると(S2)、始め
に第1ボリュームVOL1の再生が行われる(S3)。
第1ボリュームVOL1の再生は、始めにリードイン領
域LI1から第1ボリュームVOL1のTOC情報の読
み取りが行われ、続いてプログラム領域PGM1が再生
される。プログラム領域PGM1の再生では始めにプリ
ギャップから第2ボリュームVOL2の存在情報が読み
取られ(S4)、続いてTOC情報に基づき第1ボリュ
ームVOL1の主情報である、例えば画像情報や音声情
報等が再生されて、ディスプレイ36に表示(あるいは
ディスプレイ36に表示されるとともにスピーカ32で
再生)される。第1ボリュームVOL1の再生中は、Q
サブコードのZEROフィールド等から自己のボリュー
ム番号が読み取られ、第1ボリュームVOL1を再生中
であることが解析される。
【0028】次ボリューム存在情報が得られた状態で
(S4)、第1ボリュームVOL1の再生中に、操作者
によるコントローラ12の操作に基づく次ボリュームの
再生指令を受けると(S5)、あるいは第1ボリューム
VOL1の再生を終了すると(S6)、第2ボリューム
VOL2の開始位置にアクセスして第2ボリュームVO
L2の再生が行われる(S7,S3)。第2ボリューム
VOL2の再生は、始めにリードイン領域LI2から第
2ボリュームのTOC情報の読み取りが行われ、続いて
該TOC情報に基づきプログラム領域PGM2が再生さ
れる。なお、第2ボリュームVOL2の開始位置は、第
1ボリュームVOL1のリードアウト領域の開始アドレ
スが第1ボリュームVOL1のTOC情報から予めわか
っているので、リードアウト領域LOを一定の長さに設
定することにより演算で求めることができる。第2ボリ
ュームVOL2の再生中は、QサブコードのZEROフ
ィールド等から自己のボリューム番号が読み取られ、第
2ボリュームを再生中であることが解析される。
【0029】次ボリューム存在情報が得られた状態で
(S4)、第2ボリュームVOL2の再生中に、操作者
によるコントローラ12の操作に基づく次ボリュームの
再生指令を受けると(S5)、あるいは第2ボリューム
VOL2の再生を終了すると(S6)、第3ボリューム
VOL3の開始位置にアクセスして第3ボリュームVO
L3の再生が行われる(S7,S3)。第3ボリューム
VOL3の再生は、始めにリードイン領域LI3から第
3ボリュームのTOC情報の読み取りが行われ、続いて
該TOC情報に基づきプログラム領域PGM3が再生さ
れる。なお、第3ボリュームVOL3の開始位置は、第
2ボリュームVOL2のリードアウト領域の開始アドレ
スが第2ボリュームVOL2のTOC情報から予めわか
っているので、リードアウト領域LOを一定の長さに設
定することにより演算で求めることができる。第3ボリ
ュームVOL3の再生中は、QサブコードのZEROフ
ィールド等から自己のボリューム番号が読み取られ、第
3ボリュームを再生中であることが解析される。第3ボ
リュームVOL3のプリギャップでは第4ボリュームの
存在情報が得られないので(S4)、第3ボリュームV
OL3より先へのアクセスが禁止される(S8)。
【0030】なお、光ディスク10を通常のCD−RO
Mプレーヤで再生した場合には、次ボリュームの存在を
示す情報を認識することができないので、第2、第3ボ
リュームVOL2,VOL3の存在を認識することがで
きず、しかも16進数で表されている第2ボリュームV
OL2,VOL3のリードイン領域LI2,LI3のア
ドレス情報TIMEおよびプログラム領域PGM2,P
GM3とリードアウト領域LO2,LO3の絶対アドレ
ス情報ATIMEを解析することができない。したがっ
て、第1ボリュームVOL1の情報(例えば画像情報や
音声情報等)しか再生することができない(第2、第3
ボリュームVOL2,VOL3へアクセスできな
い。)。
【0031】(実施の形態2)この発明の光ディスクの
他の実施の形態を図7に示す。これは、各ボリュームの
リードイン領域LIに記録するアドレス情報TIMEを
ボリューム相互間で重複せずかつ連続する、初期値00
分00秒00フレームから順次増加するアドレス情報で
構成したものである。すなわち、第1ボリュームVOL
1のアドレス情報TIMEは00分00秒00フレーム
から開始されて順次増加し、第2ボリュームVOL2の
アドレス情報TIMEは第1ボリュームVOL1のアド
レス情報TIMEの最終値に続く値から開始されて順次
増加し、第3ボリュームVOL3のアドレス情報TIM
Eは第2ボリュームVOL2のアドレス情報TIMEの
最終値に続く値から開始されて順次増加する。各ボリュ
ームのプログラム領域PGMおよびリードアウト領域L
Oに記録する絶対アドレス情報ATIMEは、前記図1
の実施の形態と同様に、ボリューム相互間で重複せずか
つ連続する初期値から順次増加するアドレス情報として
構成されている。
【0032】なお、前記実施の形態では、次ボリューム
の存在を示す情報をプログラム領域のプリギャップに記
録したが、リードアウト領域に記録したり、プログラム
領域のファイルシステムの管理範囲内データあるいは管
理範囲外のデータとして記録したり、リードイン領域の
Qサブコードの空きエリアに記録すること等もできる。
また、次ボリュームの存在を示す情報を記録せずに、再
生装置が自発的に各ボリュームのリードアウト領域より
も外周側へアクセスしてリードイン領域を見つけたらそ
のボリュームへアクセスするように制御することもでき
る。また、光ディスク再生装置とホストコンピュータと
を組み合わせて、光ディスク再生装置で読み取った情報
をホストコンピュータに転送して、ホストコンピュータ
でその内容を解析して、ホストコンピュータから光ディ
スク記録装置に対し各ボリュームのアクセスを指示する
コマンドを送出して、各ボリュームを再生するように制
御することもできる。また、ボリュームの分割数は3に
限らず、2あるいは4以上に分割することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の光ディスクの実施の形態を示す図
で、図2の光ディスクの径方向の各位置に付与するアド
レス情報の付与例を示す図である。
【図2】 この発明の光ディスクの実施の形態を示す平
面図(半割状態で示す。)で、ボリュームの分割状態の
一例を示す図である。
【図3】 CDフォーマットにおけるリードイン領域の
Qチャンネルサブコードの構造を示す図である。
【図4】 CDフォーマットにおけるプログラム領域お
よびリードアウト領域のQチャンネルサブコードの構造
を示す図である。
【図5】 この発明の光ディスク再生装置の実施の形態
を示すゲーム機のブロック図である。
【図6】 図5のゲーム機による光ディスクの再生動作
の概要を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の光ディスクの他の実施の形態を示
す図で、光ディスクの径方向の各位置に付与するアドレ
ス情報の付与例を示す図である。
【符号の説明】
10 光ディスク 14 ゲーム機(光ディスク再生装置) 24 Redデコーダ(アドレス情報の分情報の10の
位を16進数として解析する回路)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録面を径方向の複数のボリュームに分割
    し、各ボリュームをリードイン領域、プログラム領域、
    リードアウト領域の組合せで構成し、一部または全部の
    ボリュームをCD規格で定められた通常の密度よりも高
    い記録密度にして、CDフォーマットによる情報を記録
    した光ディスクであって、各ボリュームのプログラム領
    域およびリードアウト領域に記録する絶対アドレス情報
    が、ボリューム相互間で重複せずかつ連続する、初期値
    から順次増加するアドレス情報で構成され、各ボリュー
    ムのリードイン領域に記録するアドレス情報が、前記プ
    ログラム領域およびリードアウト領域に記録する絶対ア
    ドレス情報と相互に独立した体系で構成されている光デ
    ィスク。
  2. 【請求項2】前記プログラム領域およびリードアウト領
    域に記録する絶対アドレス情報の分情報の10の位が1
    6進数で構成されている請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】各ボリュームのリードイン領域に記録する
    アドレス情報がボリューム相互間で重複しないアドレス
    情報で構成され、かつリードイン領域に記録するアドレ
    ス情報とプログラム領域およびリードアウト領域に記録
    する絶対アドレス情報の少なくとも一部が相互に重複し
    たアドレス情報で構成されている請求項1または2記載
    の光ディスク。
  4. 【請求項4】最内周の第1ボリュームのリードイン領域
    に記録するアドレス情報がCD規格で定められた範囲内
    のアドレス情報で構成され、第2ボリュームのリードイ
    ン領域に記録するアドレス情報が、分情報の10の位が
    16進数で構成され最終値がF9分59秒74フレーム
    で終了し内周側から順次増加するアドレス情報で構成さ
    れている請求項1から3のいずれかに記載の光ディス
    ク。
  5. 【請求項5】第nボリューム(nは3以上)のリードイ
    ン領域に記録するアドレス情報が、最終値が第n−1ボ
    リュームのリードイン領域のアドレス情報の開始アドレ
    スに連続し内周側から順次増加するアドレス情報で構成
    されている請求項4記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】各ボリュームのリードイン領域に記録する
    アドレス情報が、ボリューム相互間で重複せずかつ連続
    する、初期値から順次増加するアドレス情報で構成され
    ている請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】第1ボリュームのリードイン領域に記録す
    るアドレス情報および第1ボリュームのプログラム領域
    とリードアウト領域に記録する絶対アドレス情報がいず
    れもCD規格で定められた範囲内のアドレス情報で構成
    されている請求項1から6のいずれかに記載の光ディス
    ク。
  8. 【請求項8】CDフォーマットで情報が記録された光デ
    ィスクを再生する光ディスク再生装置であって、該光デ
    ィスクから読み取ったアドレス情報の分情報の10の位
    を16進数として解析する回路を具備している光ディス
    ク再生装置。
JP03206498A 1997-12-24 1998-01-29 光ディスク Expired - Fee Related JP3419296B2 (ja)

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