JPH11212966A - 情報処理装置、情報処理方法およびその方法を記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびその方法を記録した記録媒体

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JPH11212966A
JPH11212966A JP10012235A JP1223598A JPH11212966A JP H11212966 A JPH11212966 A JP H11212966A JP 10012235 A JP10012235 A JP 10012235A JP 1223598 A JP1223598 A JP 1223598A JP H11212966 A JPH11212966 A JP H11212966A
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JP
Japan
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information
management table
information input
input management
sentence
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JP10012235A
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English (en)
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Koji Ogata
孝司 緒方
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理方法において、文章を入力する場合
の操作性を向上する。 【解決手段】 情報処理方法において、第1の情報入力
管理表と第2の情報入力管理表とを管理し、前記第2の
情報入力管理表に文章入力を行うにあたって前記第1の
情報入力管理表の文章の中から1つ又は複数の文章を自
動生成して前記第2の情報入力管理表に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第一の情報入力管
理表からデータを引っ張り、自動的に文章の作成を行
い、そこから第二の情報入力管理表に情報を入力する情
報携帯端末やワードプロセッサ及びパソコンなどの情報
処理装置、情報処理方法およびその方法を記録した記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの自動的に文章を作成してくれ
る文章作成支援ツールに関しては、代表的なものとして
図15にしめされたツールがある。図15においては、
特開平5−342203号公報に記載されている内容で
あり、データ抽出部(1060)は、データ記憶部(1
050)に記憶されている文章や文章要素を抽出し、抽
出データ記憶部(1070)は、データ抽出部(106
0)により抽出された文章及び文章要素を記憶する。抽
出制御部(1040)は、データ抽出部(1060)に
対して、データ記録部(1050)に記憶されている文
章及び文章要素を取り出し、取り出した文章と文章要素
とを組み合わせて抽出データ記録部(1070)に記憶
するよう指示する。つまり、抽出制御部(1040)
は、データ抽出部(1060)に対し、入力情報記憶部
(1020)に記憶された第一の検索情報に基づきデー
タ記憶部(1050)に記憶されている文章を取り出
し、さらに月日記憶部(1030)に記憶されている月
日情報と入力情報記憶部(1020)に記憶された第二
の検索情報とに基づきデータ記憶部(1050)に記憶
されている文章要素を取り出し、取り出した文章と文章
要素とを組み合わせて抽出データ記憶部(1070)に
記憶する。
【0003】上記に関しては、時間(月日)の情報が存
在し、文章作成支援としては、その時間的情報のみの抽
出によって文章を自動生成させている。従来までの文章
作成支援において、多次元情報の抽出による文章自動生
成、変更や追加などの編集における内容において、あま
り記述されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文章を作成するには、
多数の情報が必要とされる。それらの情報を得るため
に、ユーザからの多次元の情報収集が必要となってく
る。前記に示された文章支援ツールに関して、時間だけ
の情報を単一に記憶している記憶媒体を利用している。
そこで、多数の情報を記憶している記憶媒体を利用して
文章を自動作成すれば、簡単かつスムーズに文章作成が
できると考えられる。
【0005】現在までの文章の自動生成において、第一
の情報入力管理表自身にはある一つの特定の情報しか所
有していないケースであった。そのため、従来までの第
一の情報入力管理表には、単体の情報源(例:月日情
報)しかなく、その情報以外に関してはユーザから情報
を収集して、第二の情報入力管理表へ文章の自動生成を
行っていた。
【0006】しかし、前述したように文章を作成する場
合には、複数の情報が必要になることが多く、そのため
ユーザのもっている情報を収集するには、多くの過程を
経て得られるもので、情報を収集される事がユーザにと
っては、大変面倒である。そこで、第一の情報入力管理
表には、多数のデータが共有されているものであると、
ユーザの情報を収集する過程が少なくて済む。つまり、
第一の情報入力管理表から一つのデータを選択すること
で、複数の情報が、第二の情報入力管理表へ入力される
文章を自動的に作成してくれるように第一の情報入力管
理表に情報を持たせるべきである。
【0007】今までの自動文章作成支援ツールにおいて
は、入力された情報が、どのような方法を用いて入力さ
れたのかが明確に表示されていない。入力された情報に
対して、ユーザは、入力方法の違いからその情報の読み
取る意味が異なる。例えば、情報が徐々に入力されて行
くにつれ、前に入力された情報との照合性が悪くなるこ
ともあり、その時の編集作業においても、直接入力され
た文章か、もしくは自動生成された文章であるかによっ
て、編集作業への配慮の仕方が異なってくる。自動的に
生成された文章であるか、もしくは直接に入力された文
章であるかを区別できる事が好ましく、情報の源がどこ
からであるかをユーザに認識させておくことが必要であ
る。
【0008】複数の情報を所有している場合、自動生成
された文章には、使用用途、又は一部変更や追加などに
よって多少文章を編集しなければならないことがある。
つまり、第一の情報入力管理表に多数の情報が存在する
場合、自動生成された文章を全ての流用でなく、一部利
用、又は追加などしたい場合にも対応できることが望ま
れる。
【0009】自動的に作成された文章に対して、変更や
追加などの編集を行った場合、第二の情報入力管理表だ
け編集内容が入力されるのでなく、第一の情報入力管理
表にも編集した内容が分かるように反映するべきであ
る。それは、ユーザに戸惑いを生じさせないよう、第
一、第二の両方の情報入力管理表に編集した内容を明記
しておく必要がある。
【0010】第一の情報入力管理表に対して、それに対
する内容には変更や追加などがあらかじめ分かっていた
場合などにおいては、その変更内容を文章が自動生成さ
れる前に設定できるようなシステムを設けておけばよ
い。
【0011】
【課題を解決する手段】請求項1記載の情報処理方法
は、第1の情報入力管理表と第2の情報入力管理表とを
管理し、前記第2の情報入力管理表に文章入力を行うに
あたって前記第1の情報入力管理表の文章の中から1つ
又は複数の文章を自動生成して前記第2の情報入力管理
表に入力することを特徴とする情報処理方法である。
【0012】請求項2記載の情報処理方法は、前記第1
の情報入力管理表から自動生成されて前記第2の情報入
力管理表へ入力された文章と、前記第2の情報入力管理
表に直接入力された文章とを差別表示して、どのような
履歴で入力されたかを判読可能とすることを特徴とした
請求項1記載の情報処理方法である。
【0013】請求項3記載の情報処理方法は、前記第1
の情報入力管理表から自動生成されて前記第2の情報入
力管理表へ入力する文章に編集を加えて、編集された文
章を前記第2の情報入力管理表へ入力することを特徴と
する請求項1記載の情報処理方法である。
【0014】請求項4記載の情報処理方法は、前記第1
の情報入力管理表から自動生成されて前記第2の情報入
力管理表へ入力する文章に編集を加えて、編集された文
章を前記第2の情報入力管理表へ入力した場合に、前記
第1の情報入力管理表中の文章内容を連動して加工可能
にすることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法で
ある。
【0015】請求項5記載の情報処理方法は、前記第1
の情報入力管理表から自動生成されて前記第2の情報入
力管理表へ入力する文章と、前記第1の情報入力管理表
から自動生成されて前記第2の情報入力管理表へ入力す
る文章に編集を加えた文章と、前記第2の情報入力管理
表に直接入力された文章とを差別表示して、どのような
履歴で入力されたか判読可能とすることを特徴とする請
求項1の情報処理方法である。
【0016】請求項6記載の情報処理方法は、前記第2
の管理表に入力する文章の自動生成にあたって、前記第
1の情報入力管理表の内容に対応する質問形式で前記第
2の情報入力管理表に入力する文章を自動生成する請求
項1記載の情報処理方法である。
【0017】請求項7記載の制御プログラムを記録した
記録媒体は、第1の情報入力管理表から第1の条件に見
合う情報を抽出し、第2の情報入力管理表から、前記第
1の条件、又は前記第1の条件に関連する第2の条件に
見合う情報を抽出し、前記第2の情報入力を行うにあた
って前記第1の情報入力管理表の情報から1つ又は複数
の情報を自動生成し、前記第2の管理表に入力する情報
処理方法を記録した記録媒体である。
【0018】請求項8記載の情報処理装置は、第1の情
報入力管理表と第2の情報入力管理表とを具備し、前記
第2の情報入力を行うにあたって前記第1の情報入力管
理表の情報の中から1つ又は複数の文章を自動生成して
前記第2の管理表に入力する手段を有することを特徴と
する情報処理装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1乃至図14
に基づいて以下に詳細を述べる。
【0020】本発明のシステム構成について、図1をも
って説明する。システムの構成を大きく分けると、CP
U(1)、ROM(2)とRAM(3)を示すメモリ
部、KEY入力部(5)、表示部(7)、印刷部
(9)、外部入力できるFDなどの装置部(11)を備
えている。
【0021】CPU(1)において、各システム全体を
制御し、本システムの中核をなす。ROM(2)は、本
システムのOSやアプリケーション、文章を作成するた
めの辞書、フォントなどが存在する。RAM(3)で
は、本システムで使用する第一情報入力管理表(例:ス
ケジュール帳)と第二の情報入力管理表(例:日記帳)
と、それらを利用するためのワークエリアが存在する。
KEY入力部(5)、表示部(7)、印刷部(9)にお
いては各制御部を媒体として機能する。外部装置(1
1)に関して、本システムを実行するために必要なシス
テム(文章自動作成プログラム)を取り入れるための手
段であり、そのシステム(文章作成プログラム)には、
初期条件の情報抽出手段、そしてその初期条件に関連す
る条件に属する情報を抽出する手段、そして抽出された
情報において複数の文章を自動的に作成する手段、そし
てその文章を第二の情報入力管理表に情報を入力する手
段を有するシステム(プログラム)である。
【0022】次にシステム構成に基づき、本システムの
流れを図2をもって説明する。前述したようにメモリ内
部には、第一と第二の情報入力管理表が存在する。ま
た、メモリにおかれた第一と第二の情報入力管理表にあ
る情報は、そのまま出力部と連結されており、メモリに
おかれている内容においてユーザは、確認することがで
きる。図2において、矢印の横に番号があるのは、実際
に処理を行う過程の順路を示す。
【0023】まず、ユーザが第二の情報入力管理表に入
力したい情報をKEY操作部を経由して選択される。C
PUは、外部装置から文章作成プログラムに基づいて処
理が実行されるため、CPUが上記の条件に属した情報
を抽出(初期条件情報抽出手段)できるよう外部プログ
ラムとデータのやり取りを行う。そして、その初期条件
に関連する条件をもった情報があれば、それも第一の情
報入力管理表から抽出する(関連条件情報抽出手段)。
【0024】初期条件に関連するすべての情報を抽出し
終わると、そこからそれらの情報群をいっせいに処理を
行い、抽出された情報において定義文の生成を行うた
め、各情報から抽出される定義文に対して、文間の連結
を考慮しながら、文章の自動生成が行われる(文章自動
生成手段)。その文章に関して、変更や追加など編集が
必要な場合は、再度編集した後に文章の自動生成を行
う。編集内容は、同時に第一の情報入力管理表にも反映
して編集されることになる。編集がなくなった時点で、
それらの定義文が自動的に連結して文章となり、第二の
情報入力管理表に情報が入力されることになる(情報入
力手段)。
【0025】図3において、本発明における文章自動生
成支援ツールの構成図を示す。第一の情報入力管理表
(32)は、ユーザからの情報入力をもとに、データが
管理されている。つまり、情報入力部(31)から入力
された情報が、第一情報入力管理表(32)に存在す
る。また、データ抽出部(35)は、データ記憶部(3
3)に記憶されている定義文及びその要素を抽出するの
に対し、情報抽出部(34)では、データ記憶部(3
3)に記憶されている定義文及びその要素を取り出し、
取り出した定義文とその要素とを組み合わせて抽出デー
タ記憶部(36)に記憶する。つまり情報抽出部(3
4)は、データ抽出部(35)に対し、第一情報入力管
理表(32)に入力された情報に基づき、データ記憶部
(33)に記憶されている定義文を取り出し、抽出デー
タ記憶部(36)にデータを記憶させる。
【0026】そこで、文章自動生成(37)によって、
抽出データ記憶部(36)に記憶されているデータ群に
関して、定義文を組み合わせて文章を作成し、そして第
二の情報入力管理表(38)に文章が入力されることに
なる。そこでユーザは、その第二情報入力管理表(3
8)にある情報を出力部(39)にて確認することがで
きる。
【0027】そこで、情報抽出部(34)においては、
更に細かく見ると図4のようになり、それを説明する。
【0028】図4を説明するにあたり、図5を利用して
説明する。図5は、第一の情報入力画面のみをしめした
もので、からCの部分において、ユーザが選択できる
情報領域である。からCの各部分においては、位置情
報をもっており、その位置情報をユーザが選択すること
により、それが初期条件情報となる。また、からCの
各部分のエリア(場所)には、その位置情報に関連する
情報を所有しており、その場所に含まれている情報が関
連条件情報となる。
【0029】(第一の情報入力管理表をスケジュール帳
とし、第二の情報入力管理表を日記帳として例えると位
置情報を示すのは、月日の情報、つまり日程情報とな
り、初期条件情報抽出は日程情報になる。また、その日
程情報の場所の中に格納されている情報は、イベントや
そのイベントの時間などがあり、その情報を抽出するの
が関連条件情報抽出となる)。
【0030】情報抽出部では、ユーザが第一の情報入力
管理表から第二の情報入力管理表に必要とされる情報、
つまり初期条件情報の抽出と、それに関連する条件の情
報の抽出を行う。
【0031】図4より、ユーザの情報選択(41)を経
て初期条件情報抽出部(42)では、ユーザが第一の情
報入力管理表から第二情報入力管理表に必要と指定した
情報を抽出する働きを行う。関連条件情報抽出部(4
4)では、初期条件の情報に関連のある情報を抽出す
る。抽出制御部(43)では、初期条件情報と関連条件
情報の抽出手段を制御している。初期条件、関連条件は
データ抽出部(45)へ移送される。つまり、初期条件
情報の抽出においては、ユーザが指定した情報の場所
(位置)を調べ、その位置情報を読み取り、それを初期
条件情報とする。次に、初期条件情報の場所(位置)
に、その情報に関連する情報が格納されているため、そ
の格納場所の中にある情報を読み取り、それを関連条件
情報とする。
【0032】ここで、実際にどのような構成になってい
るのかをフローチャートを用いて説明する。
【0033】図6において、本発明における全般的な流
れを説明する。まず初期画面(図7の71)において、
第一と第二の情報入力管理表、つまり図では『日記帳』
と『スケジュール帳』の画面表示がされる(S6−
1)。次に日記を書く日付を入力(S6−2)し、次に
日記を書くにあたりユーザが記入方法の選択(S6−
3)を行う。そこで、もし、ユーザが直接入力を選択す
ると、画面には日記帳の画面になり(図7の72)、そ
のまま(S6−26)に移る。自動入力を選択すると、
スケジュール帳と自動生成を行うための画面(図7の7
3)になる。そこで、(73)より左側画面のスケジュ
ール帳から日記を書く材料となる参照日のデータを選択
(S6−4)する。選択されたデータに関して、要素分
析が行われる(S6−5)。要素分析での詳細な過程
は、図8にて説明を行い、更にデータがどのように扱わ
れているかを図9を用いて説明する。
【0034】図8において、抽出データ要素分析におい
て、まずスケジュール帳より抽出されたデータ(S8−
1)に関して、順序を決定する(S8−2)。抽出され
たデータに順序が決まれば、データ間につながりをもた
せるために補助データを付加させる。その補助データ
は、補助格納データ部に存在し、文間をつなぐための助
詞や接続詞などがこの補助格納データ部に該当するた
め、多数の補助データが所有されることになるが、各抽
出されたデータ間のそれぞれの要素を考慮したうえで最
適な何種類かの補助データをピックアップし、補助デー
タを作成する(S8−3)。補助データが一つの場合
は、自動的に定義文が決定するが(S8−6)、補助デ
ータが複数存在する場合、定義文が複数生成することに
なり(S8−4)、ユーザに一番適するものを選択(S
8−5)し、そこで定義文が決定する事になる。
【0035】図9より抽出データが3種類(時間、日
程、用件)とする(91)。この抽出されたデータに対
して、どのように並び替えるかをユーザが決定する。つ
まり、抽出データに対して、順序を定める(92)。決
定されたデータは、縦軸に抽出データ要素、横軸に抽出
データ順序を取ったテーブルをもつ抽出データ順序決定
(92)の指定された場所にデータが入ることになる。
(92)では、各データの順序を見ると日程→時間→用
件となる。そこで、各データの順序がユーザによって決
められた後、各データ間をつなげるための補助格納デー
タを付加させる。補助格納データ(93)は、文間をつ
なぐ補助を行うための助詞や接続詞などがこの補助格納
データ部分に該当するため、多数のデータが所有されて
いるが、各データ間のそれぞれの要素を考したうえで最
適な何種類かの補助データをピックアップし、そこから
ユーザに一番適するものを選択するようにしてもらう。
【0036】先程の抽出データとこの補助格納データを
あわせて、定義文が作成される(94)。作成された定
義文には、文章要素とその要素における順序における情
報をもつデータ構造になっている。
【0037】そこで、作成された定義文(S6−6)に
対して、複数の定義文が存在する場合には、定義文の選
択(S6−7)が行われる。もし、定義文が一つであれ
ば、定義文に対して変更や追加などの編集があるかを調
べる(S6−8)。もし編集がある場合、定義文が編集
される(S6−9)。それについて、図10を用いて説
明する。
【0038】(101)のデータ中で2番目の時間要素
に対して変更があり、更に感情を示す文などを追加する
場合を例に取る。この場合、抽出データの全ての定義文
に対して再度文章が生成し直される事になり(10
4)、感情を示す追加文(102)に対しては、順序を
決めて(103)から定義文が生成させることになる
(105)(ある情報項目に関して編集が行われた場
合、他の情報項目に関しても変更などが考えられるた
め)。
【0039】そこで、これらの過程を踏んで定義文を組
み合わせると一つの文章が完成する(S6−10)。そ
れについては、図11にて説明する。
【0040】(111)のデータにて文章作成される場
合、文章を入れるためのBOX(112)が存在し、各
データから生成された定義文や入力文に対して、順序に
おける情報が含まれたデータ構造になっているため、そ
のデータ構造に基づいて各定義文や入力文が文章BOX
の中に定義文や入力文が入ることになる。
【0041】次に完成した文章(S6−10)に対し
て、編集項目がある場合(補助データに関する編集は、
編集項目には入らないものとする)、完成文章に対して
装飾を行う(S6−11)。それについては、図12に
て説明する。
【0042】この段階での文章BOXにもつ定義文(1
21)に関しては、変更、追加などの編集情報を持つデ
ータ構造になっている。そこで、その編集情報が同じも
のどうし(編集なし(122)、変更(123)、追加
(124)、その他)に振り分け、同じ編集情報をもつ
ものに対して、同じ装飾をつけ文章BOXに戻す(12
5)。
【0043】次に、第一情報入力管理表であるスケジュ
ール帳に関しての修正に移る。(S6−10)にて完成
した文章と比較して、スケジュール帳に修正を行う必要
性があるものに対して、スケジュール帳に挿入する修正
文を作成する(S6−14)。その修正文に対して、編
集が必要であれば、編集を加えたうえで(S6−16)
スケジュール修正を行う(S6−17)。つまり、第一
情報入力管理表(スケジュール帳)と第二の情報入力管
理表(日記帳)とは連動しており、スケジュール帳のデ
ータを日記帳に入力しようとする定義文を編集すると、
スケジュール帳と日記帳の両方に編集が加わることにな
る。それを図13にて示す。
【0044】定義文(131)の編集(132)は、第
1情報入力管理表(133)と第2情報入力管理表(1
34)とに分けられる。これらの過程より日記に入力す
べきデータ文が作成されることになる(S6−18)。
そこで、その文に関して、補足、追加などがあれば、ユ
ーザが直接入力を行う(S6−20)。前述したように
日記帳とスケジュール帳とは連動しているため、補足、
追加内容がスケジュール帳にも反映するような補足や追
加が加わるのであれば、スケジュール帳に関する追加文
を作成(S6−22)し、その追加文に対して、編集が
必要であれば、追加文を編集し(S6−24)、スケジ
ュール帳を修正する(S6−25)。
【0045】この過程を経て日記帳へ文章が入力される
(S6−26)。そして、次記入日があるかないか判断
し、(S6−27)、あれば(S6−2)に戻り、なけ
れば終了する(S6−28)ことになる。
【0046】ここで、実際に日記を作成する例をあげ
る。第一の情報入力管理表にスケジュール帳のデータ、
そして第二の情報入力管理表においては、日記帳とす
る。
【0047】そこで前述した文章自動生成部分を中心に
して進めて行く。図14では、元図(141)が修正さ
れて(143)の図になることを示している。第一の情
報入力管理表の斜線で示した部分(142)において、
自動的に文章の作成を行うことを想定する。一般的なユ
ーザは、スケジュール帳に、その日の出来事において、
時間と何を行うのかを単語で記入していることが多いた
め、それが記入してある状態を想定する。今ここで、第
一の情報入力管理表に対しては、3つの要素データ情報
をもっていることになり、その情報は、日程、時間、出
来事である。この3つの要素データ情報から文章の自動
生成を行う。そこで以下に手順を述べることにする。
【0048】(手順1) まず第二の情報入力管理表
(日記帳)から、その日の日記を作成する。そこで第一
の情報入力管理表(スケジュール帳)のどこの日程部分
から引き出してくるのかをユーザが決定する(つまり、
スケジュール帳における日程情報が、位置情報で管理さ
れているため、ユーザがその位置を指定することは、そ
の位置情報を抽出することになる→初期条件情報抽出手
段)。
【0049】(手順2) 手順1より、第一の情報入力
管理表から初期条件情報である位置情報を抽出した後、
その情報に関連する情報、つまりこの場合、時間と出来
事の情報を抽出し(関連条件情報抽出手段)、抽出され
た各情報データに対し、情報間の連結を考えて、定義文
を自動的に作成する(自動文章作成手段)(144)。
【0050】(手順3) 抽出されたデータである日
程、時間、出来事のどれか変更や追加などがある場合、
編集内容を入力してやる(その入力方法としては、質問
形式でもって入力できるようなシステム構成となってい
る)(144)。
【0051】(手順4) どれか一つの定義文に編集を
加えたことによって、他の情報にも影響などが及ぼす場
合があるため、編集を行った場合は、再度定義文を作成
し直す(145)。
【0052】(手順5) もし、手順4で示された定義
文章に対して編集を加える必要がない場合、文章そのも
のが完成文章となり、日記帳(第二の情報入力管理表)
の中に入力される(情報入力手段)(146)。
【0053】(手順6) そして、完成した文章とし
て、その後、感想や自分の思いなどファジイな部分にお
いて追加や編集などがあれば、ユーザが直接に入力を行
う(147)。
【0054】(手順7) 編集を加えた部分において
は、どの入力方法によって編集されたかにより、その文
(又は文節)の部分に印などが付くことになる。また、
スケジュール帳(第一の情報入力管理表)にも及ぼす編
集内容があれば、同時にスケジュール帳にも編集内容が
記載される(148)。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第一の情
報入力管理表に多数の情報データを所有していると、第
二の情報入力管理表のへの入力作業の軽減が見込まれ
る。また、必要とされる情報が多数所有していることよ
り、自動文章作成において、多数の情報をいっせいに処
理することができ、文間における組み合わせ処理も行な
われるため、適切な文章の作成ができる。
【0056】請求項2、請求項5記載の発明によれば、
ユーザがどのような情報入力法でもって、第二の情報入
力管理表に入力が行われたのかを、はっきりと識別でき
る。そのことで、後々に第二の情報入力管理表に入力さ
れた文章に不適合が生じたときの修正に対する対応がス
ムーズに行える。
【0057】請求項3、請求項4記載の発明によれば、
第一の情報入力管理表の情報を修正する場合、修正部分
の情報も連動していれば、修正を2度入力する手間も省
け、さらに第一、第二の情報入力管理表の修正が行えて
いるかどうかの確認もでき、ユーザに戸惑いを減らすこ
とになる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、第二の情報
入力管理表に入力を行う前に、もし変更や追加内容など
を事前に記入しておけば、途中で編集などの煩わしい作
業がなくなり、文章自動生成作業がスムーズに進み、第
二の情報入力管理表にスムーズに情報を入力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシステム構成図である。
【図2】本発明におけるシステム構成と記憶媒体装置と
の関連図である。
【図3】本発明における概念図(全般)である。
【図4】本発明における情報抽出部を示す図である。
【図5】本発明における第一情報入力管理表図を示す図
である。
【図6】本発明の動作を示すフローチャート図である。
【図7】本発明における画面メニュー図を示す図であ
る。
【図8】本発明における抽出データ要素分析図である。
【図9】本発明におけるデータの流れ図(その1)であ
る。
【図10】本発明におけるデータの流れ図(その2)で
ある。
【図11】本発明におけるデータの流れ図(その3)で
ある。
【図12】本発明におけるデータの流れ図(その4)で
ある。
【図13】本発明における第一、第二情報入力管理表と
の関連図である。
【図14】本発明における実例を示す図である。
【図15】従来までの文章作成支援ツールのフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
31 情報入力部 35 データ抽出部 39 出力部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報入力管理表と第2の情報入力
    管理表とを管理し、前記第2の情報入力管理表に文章入
    力を行うにあたって前記第1の情報入力管理表の文章の
    中から1つ又は複数の文章を自動生成して前記第2の情
    報入力管理表に入力することを特徴とする情報処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報入力管理表から自動生成
    されて前記第2の情報入力管理表へ入力された文章と、
    前記第2の情報入力管理表に直接入力された文章とを差
    別表示して、どのような履歴で入力されたかを判読可能
    とすることを特徴とした請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の情報入力管理表から自動生成
    されて前記第2の情報入力管理表へ入力する文章に編集
    を加えて、編集された文章を前記第2の情報入力管理表
    へ入力することを特徴とする請求項1記載の情報処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1の情報入力管理表から自動生成
    されて前記第2の情報入力管理表へ入力する文章に編集
    を加えて、編集された文章を前記第2の情報入力管理表
    へ入力した場合に、前記第1の情報入力管理表中の文章
    内容を連動して加工可能にすることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の情報入力管理表から自動生成
    されて前記第2の情報入力管理表へ入力する文章と、前
    記第1の情報入力管理表から自動生成されて前記第2の
    情報入力管理表へ入力する文章に編集を加えた文章と、
    前記第2の情報入力管理表に直接入力された文章とを差
    別表示して、どのような履歴で入力されたか判読可能と
    することを特徴とする請求項1の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の管理表に入力する文章の自動
    生成にあたって、前記第1の情報入力管理表の内容に対
    応する質問形式で前記第2の情報入力管理表に入力する
    文章を自動生成する請求項1記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 第1の情報入力管理表から第1の条件に
    見合う情報を抽出し、第2の情報入力管理表から、前記
    第1の条件、又は前記第1の条件に関連する第2の条件
    に見合う情報を抽出し、前記第2の情報入力を行うにあ
    たって前記第1の情報入力管理表の情報から1つ又は複
    数の情報を自動生成し、前記第2の管理表に入力する情
    報処理方法を記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 第1の情報入力管理表と第2の情報入力
    管理表とを具備し、前記第2の情報入力を行うにあたっ
    て前記第1の情報入力管理表の情報の中から1つ又は複
    数の文章を自動生成して前記第2の管理表に入力する手
    段を有することを特徴とする情報処理装置。
JP10012235A 1998-01-26 1998-01-26 情報処理装置、情報処理方法およびその方法を記録した記録媒体 Pending JPH11212966A (ja)

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JP10012235A JPH11212966A (ja) 1998-01-26 1998-01-26 情報処理装置、情報処理方法およびその方法を記録した記録媒体

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JPH11212966A true JPH11212966A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11799718

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001275058A (ja) * 2000-01-21 2001-10-05 Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho:Kk 映像内容の説明文生成方法、映像内容説明文生成装置、ダイジェスト映像の番組化方法、ダイジェスト映像の番組化装置およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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