JPH11212605A - プログラマブルロジックコントローラ - Google Patents
プログラマブルロジックコントローラInfo
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- JPH11212605A JPH11212605A JP1661498A JP1661498A JPH11212605A JP H11212605 A JPH11212605 A JP H11212605A JP 1661498 A JP1661498 A JP 1661498A JP 1661498 A JP1661498 A JP 1661498A JP H11212605 A JPH11212605 A JP H11212605A
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- Japan
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- signal
- function block
- output
- programmable logic
- logic controller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つの機能を表すファンクションブロックご
とにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うことがで
きるようにするとともに、トラブル発生箇所を特定して
迅速な保守を行うようにする。 【解決手段】 ファンクションブロック10は、Mov
eSensor信号4hが出力されたときから所定時間
経過すると、MovePint信号12hを出力すると
ともに、OriginSensor信号3hが入力され
たきから所定時間経過すると、Origin信号11h
を出力する。また、ファンクションブロック10は、D
ebug信号7hが入力されておらない状態で、Q信号
9hが出力されており、かつ、MoveSensor信
号4hが入力されていない場合、または、Q信号9hが
出力されておらず、かつ、OriginSensor信
号3hが入力されていない場合にはError信号10
を出力する。
とにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うことがで
きるようにするとともに、トラブル発生箇所を特定して
迅速な保守を行うようにする。 【解決手段】 ファンクションブロック10は、Mov
eSensor信号4hが出力されたときから所定時間
経過すると、MovePint信号12hを出力すると
ともに、OriginSensor信号3hが入力され
たきから所定時間経過すると、Origin信号11h
を出力する。また、ファンクションブロック10は、D
ebug信号7hが入力されておらない状態で、Q信号
9hが出力されており、かつ、MoveSensor信
号4hが入力されていない場合、または、Q信号9hが
出力されておらず、かつ、OriginSensor信
号3hが入力されていない場合にはError信号10
を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEC1131−
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラに関する。
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プログラマブルロジックコントロ
ーラの国際規格を規定するIEC1131−1におい
て、ラダープログラムからなる制御プログラムを、各々
独立した機能ごとに一つの部品とするファンクションブ
ロック(FB)で構成する内容が規定された。
ーラの国際規格を規定するIEC1131−1におい
て、ラダープログラムからなる制御プログラムを、各々
独立した機能ごとに一つの部品とするファンクションブ
ロック(FB)で構成する内容が規定された。
【0003】このように、ファンクションブロックごと
に部品化して制御プログラムを形成すると、新たに、制
御プログラムをプログラムミングするに際し、同一な機
能を有する部分を、先に部品として形成したファンクシ
ョンブロックを利用することができ、プログラム作成が
容易であるとともにステップ数を減少することができる
という利点がある。
に部品化して制御プログラムを形成すると、新たに、制
御プログラムをプログラムミングするに際し、同一な機
能を有する部分を、先に部品として形成したファンクシ
ョンブロックを利用することができ、プログラム作成が
容易であるとともにステップ数を減少することができる
という利点がある。
【0004】そこで、プログラマブルロジックコントロ
ーラの実行する制御プログラムは、上述したIEC11
31−1に基づいて記述されてきている。
ーラの実行する制御プログラムは、上述したIEC11
31−1に基づいて記述されてきている。
【0005】ところで、プログラマブルロジックコント
ローラは、IEC1131−1に基づいて記述された制
御プログラムを実行するが、この制御プログラムについ
てのテスト・デバックについても、従来どうり制御プロ
グラムを一連の流れで処理するようになっている。
ローラは、IEC1131−1に基づいて記述された制
御プログラムを実行するが、この制御プログラムについ
てのテスト・デバックについても、従来どうり制御プロ
グラムを一連の流れで処理するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、プロ
グラマブルロジックコントローラは、IEC1131−
1に基づいて記述された制御プログラムを一連の流れで
処理していくため、以下のような問題点があった。
グラマブルロジックコントローラは、IEC1131−
1に基づいて記述された制御プログラムを一連の流れで
処理していくため、以下のような問題点があった。
【0007】ファンクションブロックごとにテスト・
デバックすることができないため、機能ごとにきめ濃や
かなテスト・デバック処理ができないという問題点があ
った。
デバックすることができないため、機能ごとにきめ濃や
かなテスト・デバック処理ができないという問題点があ
った。
【0008】どの機能、どの部品でトラブルが発生し
たかを知る手段がなく、迅速な保守が困難であるという
問題点があった。
たかを知る手段がなく、迅速な保守が困難であるという
問題点があった。
【0009】そこで、本発明の第1の目的は、上述した
問題点に鑑み、1つの機能を表すファンクションブロッ
クごとにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うこと
ができるプログラマブルロジックコントローラを提供す
ることにある。
問題点に鑑み、1つの機能を表すファンクションブロッ
クごとにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うこと
ができるプログラマブルロジックコントローラを提供す
ることにある。
【0010】本発明の第2の目的は、1つの機能を表す
ファンクションブロックごとに、トラブル発生箇所を特
定することにより、プログラム保守を迅速に行うことが
できるプログラマブルロジックコントローラを提供する
ことにある。
ファンクションブロックごとに、トラブル発生箇所を特
定することにより、プログラム保守を迅速に行うことが
できるプログラマブルロジックコントローラを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、IEC1131−1に基
づいてファンクションブロックごとに記述された制御プ
ログラムに基づき、制御対象機器を制御するプログラマ
ブルロジックコントローラであって、前記制御プログラ
ムを形成するファンクションブロックごとに、デバッグ
・テストするファンクションブロックを実行するように
する。
めに、請求項1記載の発明は、IEC1131−1に基
づいてファンクションブロックごとに記述された制御プ
ログラムに基づき、制御対象機器を制御するプログラマ
ブルロジックコントローラであって、前記制御プログラ
ムを形成するファンクションブロックごとに、デバッグ
・テストするファンクションブロックを実行するように
する。
【0012】請求項2記載の発明は、IEC1131−
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、故
障箇所を発見するファンクションブロックを実行するよ
うになっている。
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、故
障箇所を発見するファンクションブロックを実行するよ
うになっている。
【0013】請求項3記載の発明は、IEC1131−
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、デ
バッグ・テストするファンクションブロックを実行し、
かつ、故障の発見を行うファンクションブロックを実行
するようにする。
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、デ
バッグ・テストするファンクションブロックを実行し、
かつ、故障の発見を行うファンクションブロックを実行
するようにする。
【0014】請求項4記載の発明は、IEC1131−
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、故
障の発見を行い、かつ、前記ファンクションブロックを
処理する許容時間を超えた場合には、故障箇所が未だ発
生していないにもかかわらず、将来異常が発生し得る状
態にあること検知するファンクションブロックを実行す
るようにする。
1に基づいてファンクションブロックごとに記述された
制御プログラムに基づき、制御対象機器を制御するプロ
グラマブルロジックコントローラであって、前記制御プ
ログラムを形成するファンクションブロックごとに、故
障の発見を行い、かつ、前記ファンクションブロックを
処理する許容時間を超えた場合には、故障箇所が未だ発
生していないにもかかわらず、将来異常が発生し得る状
態にあること検知するファンクションブロックを実行す
るようにする。
【0015】本発明では、制御プログラムを形成するフ
ァンクションブロックごとに、デバッグ・テストするフ
ァンクションブロックを実行するため、機能ごとにきめ
濃やかなテスト・デバック処理を行うことができる。
ァンクションブロックごとに、デバッグ・テストするフ
ァンクションブロックを実行するため、機能ごとにきめ
濃やかなテスト・デバック処理を行うことができる。
【0016】また、制御プログラムを形成するファンク
ションブロックごとに、故障箇所を発見するファンクシ
ョンブロックを実行するため、プログラム保守を迅速に
行うことができる。
ションブロックごとに、故障箇所を発見するファンクシ
ョンブロックを実行するため、プログラム保守を迅速に
行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプログラマブ
ルロジックコントローラを図面を参照して説明する。
ルロジックコントローラを図面を参照して説明する。
【0018】<第1実施形態>図1は本発明に係る第1
実施形態のプログラマブルロジックコントローラが制御
するシリンダのテスト・デバックおよび故障発生箇所の
発見を行うファンクションブロックを示す図である。
実施形態のプログラマブルロジックコントローラが制御
するシリンダのテスト・デバックおよび故障発生箇所の
発見を行うファンクションブロックを示す図である。
【0019】このファンクションブロック10は、プロ
グラマブルロジックコントローラが制御対象機器である
シリンダのテスト・デバックおよび故障発生箇所の発見
を行うファンクションブロックであって、入力信号とし
て、ON信号1h,IL信号2h,OriginSen
sor信号3h,MoveSensor信号4h,Er
rorTime信号5h,OnDealyTime信号
6h,Debug信号7h,およびErrorRese
t信号8hを有しており、また、出力信号として、Q信
号9h,Error信号10h,Origin信号11
h,およびMovePint信号12hを有しており、
これらの入力信号1h〜8hに基づき、出力信号9h〜
12hを出力するようになっている。
グラマブルロジックコントローラが制御対象機器である
シリンダのテスト・デバックおよび故障発生箇所の発見
を行うファンクションブロックであって、入力信号とし
て、ON信号1h,IL信号2h,OriginSen
sor信号3h,MoveSensor信号4h,Er
rorTime信号5h,OnDealyTime信号
6h,Debug信号7h,およびErrorRese
t信号8hを有しており、また、出力信号として、Q信
号9h,Error信号10h,Origin信号11
h,およびMovePint信号12hを有しており、
これらの入力信号1h〜8hに基づき、出力信号9h〜
12hを出力するようになっている。
【0020】ここで、上述した入力信号と出力信号とを
説明する。
説明する。
【0021】ON信号1hはシリンダの動作を開始させ
る信号であり、IL信号2hはシリンダの運動中に緊急
事態が発生した場合に運動を停止させる信号であり、O
riginSensor信号3hはシリンダが原点にあ
ることを知れせる信号であり、MoveSensor信
号4hはシリンダが最も移動した位置を示す動点にある
ことを知らせる信号である。
る信号であり、IL信号2hはシリンダの運動中に緊急
事態が発生した場合に運動を停止させる信号であり、O
riginSensor信号3hはシリンダが原点にあ
ることを知れせる信号であり、MoveSensor信
号4hはシリンダが最も移動した位置を示す動点にある
ことを知らせる信号である。
【0022】ErrorTime信号5hは制御プログ
ラム中のファンクションブロックを実行するに際し、実
行が許容される時間(以下、エラー検出時間という)を
示す信号であり、OnDealyTime信号6hはシ
リンダの動作時間を規定する信号であり、Debug信
号7hはデバックモードにするか否かを切り替える信号
であり、ErrorReset信号8hは後述するEr
ror信号10hが出力された後、このError信号
10hの出力を解除させる信号である。
ラム中のファンクションブロックを実行するに際し、実
行が許容される時間(以下、エラー検出時間という)を
示す信号であり、OnDealyTime信号6hはシ
リンダの動作時間を規定する信号であり、Debug信
号7hはデバックモードにするか否かを切り替える信号
であり、ErrorReset信号8hは後述するEr
ror信号10hが出力された後、このError信号
10hの出力を解除させる信号である。
【0023】Q信号9hはシリンダに対して所定動作を
続行させる駆動信号であり、Error信号10hはエ
ラー検出時間内に制御プログラム中のファンクションブ
ロックが実行されなかった場合おいて出力される信号で
ある。
続行させる駆動信号であり、Error信号10hはエ
ラー検出時間内に制御プログラム中のファンクションブ
ロックが実行されなかった場合おいて出力される信号で
ある。
【0024】Origin信号11hは後述するよう
に、シリンダが原点にあることを示すOriginSe
nsor信号3hが入力されると出力される信号であ
り、MovePint信号12hは、シリンダが動点に
あることを示すMoveSensor信号4hが入力さ
れると、出力される信号である。
に、シリンダが原点にあることを示すOriginSe
nsor信号3hが入力されると出力される信号であ
り、MovePint信号12hは、シリンダが動点に
あることを示すMoveSensor信号4hが入力さ
れると、出力される信号である。
【0025】ここで、シリンダの動きに基づき、Ori
ginSensor信号3hおよびMoveSenso
r信号4h、並びに、Origin信号11hおよびM
ovePint信号12hの状態を、図2を参照して説
明する。
ginSensor信号3hおよびMoveSenso
r信号4h、並びに、Origin信号11hおよびM
ovePint信号12hの状態を、図2を参照して説
明する。
【0026】図に示すように、シリンダが原点にあると
きには、入力信号ではOriginSensor信号3
hが入力される(True)が、MoveSensor
信号4hが入力されない(FALSE)状態になってお
り、出力信号ではOrigin信号11hが出力される
(True)が、MovePint信号12hが出力さ
れない(FALSE)状態になっている。
きには、入力信号ではOriginSensor信号3
hが入力される(True)が、MoveSensor
信号4hが入力されない(FALSE)状態になってお
り、出力信号ではOrigin信号11hが出力される
(True)が、MovePint信号12hが出力さ
れない(FALSE)状態になっている。
【0027】一方、シリンダが動点にあるときには、入
力信号ではOriginSensor信号3hが入力さ
れない(FALSE)が、MoveSensor信号4
hが入力される(True)状態になっており、出力信
号ではOrigin信号11hが出力されない(FAL
SE)が、MovePint信号12hがが出力される
(True)状態になっている。
力信号ではOriginSensor信号3hが入力さ
れない(FALSE)が、MoveSensor信号4
hが入力される(True)状態になっており、出力信
号ではOrigin信号11hが出力されない(FAL
SE)が、MovePint信号12hがが出力される
(True)状態になっている。
【0028】シリンダが原点と動点との途中にあるとき
には、入力信号ではOriginSensor信号3h
およびMoveSensor信号4hが入力されない
(FALSE)状態になっており、出力信号ではOri
gin信号11hおよびMovePint信号12hが
出力されない(FALSE)状態になっている。
には、入力信号ではOriginSensor信号3h
およびMoveSensor信号4hが入力されない
(FALSE)状態になっており、出力信号ではOri
gin信号11hおよびMovePint信号12hが
出力されない(FALSE)状態になっている。
【0029】次に、このファンクションブロックが行う
処理動作を、図3を参照して説明する。
処理動作を、図3を参照して説明する。
【0030】ファンクションブロックは、図3に示すよ
うなラダープログラムを用いて記述されており、以下の
ような処理を行っている。
うなラダープログラムを用いて記述されており、以下の
ような処理を行っている。
【0031】すなわち、に示すプログラムでは、ファ
ンクションブロック10は、EerrorReset信
号8hが入力されると(True)、内部変数であるE
rrResetPlusをTrueとする。すなわち、
ファンクションブロック10はエラーを解除する。
ンクションブロック10は、EerrorReset信
号8hが入力されると(True)、内部変数であるE
rrResetPlusをTrueとする。すなわち、
ファンクションブロック10はエラーを解除する。
【0032】続いて、に示すプログラムでは、ファン
クションブロック10は、ON信号1hが入力され(T
rue)、そしてIL信号2hが入力されていない状態
で(FALSE)、かつ、Error信号10hが出力
されていない(FALSE)と判断した場合には、シリ
ンダに対して所定動作を続行させる駆動信号としてのQ
9h信号を出力する(True)。なお、ファンクショ
ンブロック10は、これ以外では、シリンダの動作を開
始させるQ信号9hを出力しない(FALSE)。
クションブロック10は、ON信号1hが入力され(T
rue)、そしてIL信号2hが入力されていない状態
で(FALSE)、かつ、Error信号10hが出力
されていない(FALSE)と判断した場合には、シリ
ンダに対して所定動作を続行させる駆動信号としてのQ
9h信号を出力する(True)。なお、ファンクショ
ンブロック10は、これ以外では、シリンダの動作を開
始させるQ信号9hを出力しない(FALSE)。
【0033】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック10は、Debug信号7hが入力され(Tr
ue)、かつ、Q信号9hが出力されている(Tru
e)状態になったときにタイマTON_5に時間を計時
させ、タイマTON_5が5秒を計時したときに、内部
変数MoveDummyをTrueにする。なお、これ
以外では、内部変数MoveDummyがFALSEで
ある。
ブロック10は、Debug信号7hが入力され(Tr
ue)、かつ、Q信号9hが出力されている(Tru
e)状態になったときにタイマTON_5に時間を計時
させ、タイマTON_5が5秒を計時したときに、内部
変数MoveDummyをTrueにする。なお、これ
以外では、内部変数MoveDummyがFALSEで
ある。
【0034】ここで、タイマTON_5について説明す
る。
る。
【0035】タイマTON_5は、IN信号が入力され
(True)、予めPT信号により登録された5秒が経
過すると、Q信号(タイマ上のQ信号)を出力するよう
になっている。なお、IN信号がFALSEとなると、
時間が初期化される。
(True)、予めPT信号により登録された5秒が経
過すると、Q信号(タイマ上のQ信号)を出力するよう
になっている。なお、IN信号がFALSEとなると、
時間が初期化される。
【0036】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック10は、Debug信号7hが入力され(Tr
ue)、かつ、Q信号9hが出力されていない(FAL
SE)状態になったときにタイマTON_6に時間を計
時させ、タイマTON_6が5秒を計時したときに、内
部変数OrgDummyをTrueにする。
ブロック10は、Debug信号7hが入力され(Tr
ue)、かつ、Q信号9hが出力されていない(FAL
SE)状態になったときにタイマTON_6に時間を計
時させ、タイマTON_6が5秒を計時したときに、内
部変数OrgDummyをTrueにする。
【0037】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック10は、MoveSensor信号4hが出力
され(True)、または、内部変数MoveDumm
yがTrueであるときにタイマTON_1に時間を計
時させ、タイマTON_1がOnDelayTimeを
計時したときに、MovePint信号12hを出力す
る(True)。つまり、上述の条件のとき、シリンダ
が動点に移動したことを示示している。
ブロック10は、MoveSensor信号4hが出力
され(True)、または、内部変数MoveDumm
yがTrueであるときにタイマTON_1に時間を計
時させ、タイマTON_1がOnDelayTimeを
計時したときに、MovePint信号12hを出力す
る(True)。つまり、上述の条件のとき、シリンダ
が動点に移動したことを示示している。
【0038】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック10は、OriginSensor信号3hが
入力され(True)、または、内部変数OriDum
myTrueであるときにタイマTON_2に時間を計
時させ、タイマTON_2がOnDelayTimeを
計時したときに、Origin信号11hを出力する
(True)。つまり、上述の条件のとき、シリンダが
原点に移動したことを示している。
ブロック10は、OriginSensor信号3hが
入力され(True)、または、内部変数OriDum
myTrueであるときにタイマTON_2に時間を計
時させ、タイマTON_2がOnDelayTimeを
計時したときに、Origin信号11hを出力する
(True)。つまり、上述の条件のとき、シリンダが
原点に移動したことを示している。
【0039】示すプログラムでは、ファンクションブ
ロック10は、Debug信号7hが入力されておらず
(FALSE)、かつ、内部変数ErrResetPl
usがFALSEである状態のもと、回路Aまたは回路
Bが信号を出力したとき、Error信号10を出力す
る(True)。
ロック10は、Debug信号7hが入力されておらず
(FALSE)、かつ、内部変数ErrResetPl
usがFALSEである状態のもと、回路Aまたは回路
Bが信号を出力したとき、Error信号10を出力す
る(True)。
【0040】ここで、回路Aは、Q信号9hが出力され
ており(True)、かつ、MoveSensor信号
4hが入力されておらず(FALSE)、または、Er
ror信号10hが出力されているとき(True)、
タイマTON_3に時間を計時させ、ErrorTim
eを計時したときに、Error信号10hを出力させ
る起動信号を出力するようになっている。
ており(True)、かつ、MoveSensor信号
4hが入力されておらず(FALSE)、または、Er
ror信号10hが出力されているとき(True)、
タイマTON_3に時間を計時させ、ErrorTim
eを計時したときに、Error信号10hを出力させ
る起動信号を出力するようになっている。
【0041】回路Bは、Q信号9hが出力されておらず
(FALSE)、かつ、OriginSensor信号
3hが入力されておらず(FALSE)、または、Er
ror信号10hが出力されているとき、タイマTON
_4に時間を計時させ、ErrorTimeを計時した
ときに、Error信号10hを出力させる起動信号を
出力するようになっている。
(FALSE)、かつ、OriginSensor信号
3hが入力されておらず(FALSE)、または、Er
ror信号10hが出力されているとき、タイマTON
_4に時間を計時させ、ErrorTimeを計時した
ときに、Error信号10hを出力させる起動信号を
出力するようになっている。
【0042】つまり、の動作は、デバッグモードでな
く、かつ、エラー解除信号のErrorReset信号
8hを出力していない状態のもとで、Q信号9hが出力
された場合には、シリンダが動点に移動しており、エラ
ー検出時間内にMoveSensorがTrueとなっ
ている動作示している。時間内にTrueとならない場
合にはError(True)が出力される。
く、かつ、エラー解除信号のErrorReset信号
8hを出力していない状態のもとで、Q信号9hが出力
された場合には、シリンダが動点に移動しており、エラ
ー検出時間内にMoveSensorがTrueとなっ
ている動作示している。時間内にTrueとならない場
合にはError(True)が出力される。
【0043】一方、Q信号9hが出力されていない状態
では、シリンダが原点に移動しており、エラー検出時間
内にOriginSensor信号3hがTrueとな
っている。時間内にTrueとならない場合にはErr
or(True)が出力される。
では、シリンダが原点に移動しており、エラー検出時間
内にOriginSensor信号3hがTrueとな
っている。時間内にTrueとならない場合にはErr
or(True)が出力される。
【0044】この実施形態のプログラマブルロジックコ
ントローラでは、制御プログラムを形成するファンクシ
ョンブロックごとに、デバッグ・テストするとともに故
障箇所を発見するファンクションブロック10を実行す
るため、機能ごとにきめ濃やかにテスト・デバック処理
を行うことができるとともにプログラム保守を迅速に行
うことができる。
ントローラでは、制御プログラムを形成するファンクシ
ョンブロックごとに、デバッグ・テストするとともに故
障箇所を発見するファンクションブロック10を実行す
るため、機能ごとにきめ濃やかにテスト・デバック処理
を行うことができるとともにプログラム保守を迅速に行
うことができる。
【0045】なお、この実施形態のものでは、ファンク
ションブロックの処理プログラムがラダープログラムで
記述されているが、この以外では例えばC言語を用いて
もよいことはいうまでもない。
ションブロックの処理プログラムがラダープログラムで
記述されているが、この以外では例えばC言語を用いて
もよいことはいうまでもない。
【0046】<第2実施形態>図4は本発明に係る第2
実施形態のプログラマブルロジックコントローラが制御
するシリンダの動作異常を予知するファンクションブロ
ックを示す図である。
実施形態のプログラマブルロジックコントローラが制御
するシリンダの動作異常を予知するファンクションブロ
ックを示す図である。
【0047】このファンクションブロック20は、記制
御プログラムを形成するファンクションブロックごと
に、故障の発見を行うとともに、このファンクションブ
ロックを処理する許容時間を超えた場合には、故障箇所
が未だ発生していないにもかかわらず、将来異常が発生
し得る状態にあること検知するファンクションブロック
であって、入力信号として、ON信号21h,IL信号
22h,OriginSensor信号23h,Mov
eSensor信号24h,ErrorTime信号2
5h,OnDealyTime信号26h,AT信号2
7h,およびErrorReset信号28hを有して
おり、また、出力信号として、Q信号29h,Erro
r信号30h,Out_AT信号31h,Origin
信号32h,およびMovePint信号33hを有し
ており、これらの入力信号21h〜28hに基づき、出
力信号29h〜33hを出力するようになっている。
御プログラムを形成するファンクションブロックごと
に、故障の発見を行うとともに、このファンクションブ
ロックを処理する許容時間を超えた場合には、故障箇所
が未だ発生していないにもかかわらず、将来異常が発生
し得る状態にあること検知するファンクションブロック
であって、入力信号として、ON信号21h,IL信号
22h,OriginSensor信号23h,Mov
eSensor信号24h,ErrorTime信号2
5h,OnDealyTime信号26h,AT信号2
7h,およびErrorReset信号28hを有して
おり、また、出力信号として、Q信号29h,Erro
r信号30h,Out_AT信号31h,Origin
信号32h,およびMovePint信号33hを有し
ており、これらの入力信号21h〜28hに基づき、出
力信号29h〜33hを出力するようになっている。
【0048】ここで、上述した入力信号と出力信号とを
説明する。
説明する。
【0049】入力信号のうちON信号21h,IL信号
22h,OriginSensor信号23h,Mov
eSensor信号24h,ErrorTime信号2
5h,OnDealyTime信号26h,およびEr
rorReset信号28h、出力信号のうちQ信号2
9h,Error信号30h,Origin信号32
h,およびMovePint信号33hは、第1実施形
態に記述されたものと同一の内容であるため、その詳細
説明を省略し、第1実施形態のファンクションブロック
に記述されていないAT信号27hとOut_AT信号
31hとについて説明する。
22h,OriginSensor信号23h,Mov
eSensor信号24h,ErrorTime信号2
5h,OnDealyTime信号26h,およびEr
rorReset信号28h、出力信号のうちQ信号2
9h,Error信号30h,Origin信号32
h,およびMovePint信号33hは、第1実施形
態に記述されたものと同一の内容であるため、その詳細
説明を省略し、第1実施形態のファンクションブロック
に記述されていないAT信号27hとOut_AT信号
31hとについて説明する。
【0050】ファンクションブロック20は、シリンダ
が所定の動作を行う許容時間(以下、異常検知許容時間
という)を超えた場合には、シリンダに異常箇所が未だ
発生していないにもかかわらず、シリンダにおいて将来
異常が発生し得る状態にあると認識するが、AT信号2
7hは、前記異常検知許容時間をファンクションブロッ
ク20に入力する信号である。
が所定の動作を行う許容時間(以下、異常検知許容時間
という)を超えた場合には、シリンダに異常箇所が未だ
発生していないにもかかわらず、シリンダにおいて将来
異常が発生し得る状態にあると認識するが、AT信号2
7hは、前記異常検知許容時間をファンクションブロッ
ク20に入力する信号である。
【0051】Out_AT信号31hは、ファンクショ
ンブロック20がシリンダに異常箇所が未だ発生してい
状態において、シリンダの所定動作がAT信号27hに
より指定された異常検知許容時間を超えたとき、シリン
ダにおいて将来異常が発生し得る状態にあるとして、こ
の旨をプログラマブルロジックコントローラに出力する
信号である。
ンブロック20がシリンダに異常箇所が未だ発生してい
状態において、シリンダの所定動作がAT信号27hに
より指定された異常検知許容時間を超えたとき、シリン
ダにおいて将来異常が発生し得る状態にあるとして、こ
の旨をプログラマブルロジックコントローラに出力する
信号である。
【0052】次に、このファンクションブロックが行う
処理動作を、図5を参照して説明する。
処理動作を、図5を参照して説明する。
【0053】ファンクションブロックは、図5に示すよ
うなラダープログラムを用いて記述されており、以下の
ような処理を行っている。
うなラダープログラムを用いて記述されており、以下の
ような処理を行っている。
【0054】すなわち、に示すプログラムでは、ファ
ンクションブロック20は、EerrorReset信
号28hが入力されると(True)、内部変数である
ErrResetPlusをTrueとし、エラーを解
除する。
ンクションブロック20は、EerrorReset信
号28hが入力されると(True)、内部変数である
ErrResetPlusをTrueとし、エラーを解
除する。
【0055】続いて、に示すプログラムでは、ファン
クションブロック20は、ON信号1hが入され(Tr
ue)、そしてIL信号2hが入力されておらず(FA
LSE)、かつ、Error信号10hが出力されてい
ない(FALSE)と判断した場合には、シリンダを駆
動させるQ9h信号を出力する(True)。なお、こ
れ以外では、ファンクションブロック20は、シリンダ
の動作を開始させるQ信号9hを出力しない(FALS
E)。
クションブロック20は、ON信号1hが入され(Tr
ue)、そしてIL信号2hが入力されておらず(FA
LSE)、かつ、Error信号10hが出力されてい
ない(FALSE)と判断した場合には、シリンダを駆
動させるQ9h信号を出力する(True)。なお、こ
れ以外では、ファンクションブロック20は、シリンダ
の動作を開始させるQ信号9hを出力しない(FALS
E)。
【0056】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロックは、MoveSensor信号24hが入力さ
れた状態(True)になると、タイマTON_1に時
間を計時させ、タイマTON_1がOnDelayTi
meを計時すると、MovePoint信号33hを出
力する。
ブロックは、MoveSensor信号24hが入力さ
れた状態(True)になると、タイマTON_1に時
間を計時させ、タイマTON_1がOnDelayTi
meを計時すると、MovePoint信号33hを出
力する。
【0057】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロックは、OriginSensor信号23hが入
力された状態(True)になると、タイマTON_2
に計時させ、タイマTON_2がOnDelayTim
eを計時すると、Origin信号32hを出力する。
ブロックは、OriginSensor信号23hが入
力された状態(True)になると、タイマTON_2
に計時させ、タイマTON_2がOnDelayTim
eを計時すると、Origin信号32hを出力する。
【0058】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック20は、内部変数ErrResetPluse
がFALSEである状態のもと、回路Cまたは回路Dか
ら信号の出力があると、内部変数AT_TIMEをTr
ueとする。
ブロック20は、内部変数ErrResetPluse
がFALSEである状態のもと、回路Cまたは回路Dか
ら信号の出力があると、内部変数AT_TIMEをTr
ueとする。
【0059】ここで、回路Cは、Q信号29hが出力さ
れており(True)、かつ、MoveSensor信
号24hが入力されておらず(FALSE)、または、
内部変数AT_TIMEがTrueの状態のとき、タイ
マTON_3に計時させ、タイマTON_3が予め設定
してある異常検知許容時間を計時すると、内部変数AT
_TIMEをTrueにする起動信号を出力するように
なっている。
れており(True)、かつ、MoveSensor信
号24hが入力されておらず(FALSE)、または、
内部変数AT_TIMEがTrueの状態のとき、タイ
マTON_3に計時させ、タイマTON_3が予め設定
してある異常検知許容時間を計時すると、内部変数AT
_TIMEをTrueにする起動信号を出力するように
なっている。
【0060】回路Dは、Q信号29hが出力されておら
ず(FALSE)、かつ、OriginSensor信
号23hが入力されておらず(FALSE)、または、
内部変数AT_TIMEがTrueの状態のとき、タイ
マTON_4に計時させ、タイマTON_4が予め設定
してある異常検知許容時間を計時すると、内部変数AT
_TIMEをTrueにする起動信号を出力するように
なっている。
ず(FALSE)、かつ、OriginSensor信
号23hが入力されておらず(FALSE)、または、
内部変数AT_TIMEがTrueの状態のとき、タイ
マTON_4に計時させ、タイマTON_4が予め設定
してある異常検知許容時間を計時すると、内部変数AT
_TIMEをTrueにする起動信号を出力するように
なっている。
【0061】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック20は、内部変数ErrResetPluse
がFALSEである状態のもと、回路Eまたは回路Fか
ら信号の出力があると、Error信号30hを出力す
る。
ブロック20は、内部変数ErrResetPluse
がFALSEである状態のもと、回路Eまたは回路Fか
ら信号の出力があると、Error信号30hを出力す
る。
【0062】回路Eは、Q信号29hが出力されており
(True)、かつ、MoveSensor信号24h
が入力されておらず(FALSE)、また、Error
信号30hが出力されている(True)状態のとき、
タイマTON_3に計時させ、タイマTON_3が予め
設定してあるエラー検知時間を計時すると、タイマTO
N_3からError信号30hを出力させる起動信号
を出力するようになっている。
(True)、かつ、MoveSensor信号24h
が入力されておらず(FALSE)、また、Error
信号30hが出力されている(True)状態のとき、
タイマTON_3に計時させ、タイマTON_3が予め
設定してあるエラー検知時間を計時すると、タイマTO
N_3からError信号30hを出力させる起動信号
を出力するようになっている。
【0063】回路Fは、Q信号29hが出力されておら
ず(FALSE)、かつ、OriginSensor信
号23hが入力されておらず(FALSE)、また、E
rror信号30hが出力されている(True)状態
のとき、タイマTON_4に計時させ、タイマTON_
4が予め設定してあるエラー検知時間を計時すると、タ
イマTON_4からError信号30hを出力させる
起動信号を出力するようになっている。
ず(FALSE)、かつ、OriginSensor信
号23hが入力されておらず(FALSE)、また、E
rror信号30hが出力されている(True)状態
のとき、タイマTON_4に計時させ、タイマTON_
4が予め設定してあるエラー検知時間を計時すると、タ
イマTON_4からError信号30hを出力させる
起動信号を出力するようになっている。
【0064】すなわち、このプログラムにおいて、ファ
ンクションブロックは、シリンダに異常がある旨を検出
し、これをError信号30hとしてプログラマブル
コントローラに出力する。
ンクションブロックは、シリンダに異常がある旨を検出
し、これをError信号30hとしてプログラマブル
コントローラに出力する。
【0065】に示すプログラムでは、ファンクション
ブロック20は、内部変数AT_TIMEがTrue
で、かつ、Error信号30hが出力されていない
(FALSE)ときには、Out_AT信号31hをプ
ログラマブルロジックコントローラに出力する。
ブロック20は、内部変数AT_TIMEがTrue
で、かつ、Error信号30hが出力されていない
(FALSE)ときには、Out_AT信号31hをプ
ログラマブルロジックコントローラに出力する。
【0066】すなわち、ファンクションブロック20
は、シリンダの動作が予め設定してある異常予知発生時
間を超えているが、未だ異常なしと判断し、その旨をO
ut_AT信号31hとしてプログラマブルコントロー
ラに出力する。
は、シリンダの動作が予め設定してある異常予知発生時
間を超えているが、未だ異常なしと判断し、その旨をO
ut_AT信号31hとしてプログラマブルコントロー
ラに出力する。
【0067】この実施形態のプログラマブルロジックコ
ントローラでは、制御プログラムを形成するファンクシ
ョンブロックごとに、故障の発見を行うとともに、ファ
ンクションブロックを処理する許容時間を超えた場合に
は、故障箇所が未だ発生していないにもかかわらず、将
来異常が発生し得る状態にあることを検知するため、第
1実施形態のものより一層プログラム保守を迅速に行う
ことができる。
ントローラでは、制御プログラムを形成するファンクシ
ョンブロックごとに、故障の発見を行うとともに、ファ
ンクションブロックを処理する許容時間を超えた場合に
は、故障箇所が未だ発生していないにもかかわらず、将
来異常が発生し得る状態にあることを検知するため、第
1実施形態のものより一層プログラム保守を迅速に行う
ことができる。
【0068】なお、この実施形態のものでは、ファンク
ションブロックの処理プログラムがラダープログラムで
記述されているが、この以外では例えばC言語を用いて
もよいことはいうまでもない。
ションブロックの処理プログラムがラダープログラムで
記述されているが、この以外では例えばC言語を用いて
もよいことはいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上本発明によれば、制御プログラムを
形成するファンクションブロックごとに、デバッグ・テ
ストするファンクションブロックを実行するため、機能
ごとにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うことが
できる。
形成するファンクションブロックごとに、デバッグ・テ
ストするファンクションブロックを実行するため、機能
ごとにきめ濃やかなテスト・デバック処理を行うことが
できる。
【0070】また、制御プログラムを形成するファンク
ションブロックごとに、故障箇所を発見するファンクシ
ョンブロックを実行するため、プログラム保守を迅速に
行うことができる。
ションブロックごとに、故障箇所を発見するファンクシ
ョンブロックを実行するため、プログラム保守を迅速に
行うことができる。
【0071】さらに、故障箇所が未だ発生していないに
もかかわらず、将来異常が発生し得る状態にあることを
検知するため、より一層プログラム保守を迅速に行うこ
とができる。
もかかわらず、将来異常が発生し得る状態にあることを
検知するため、より一層プログラム保守を迅速に行うこ
とができる。
【図1】本発明に係る第1実施形態のプログラマブルロ
ジックコントローラが制御するシリンダのファンクショ
ンブロックを示す図。
ジックコントローラが制御するシリンダのファンクショ
ンブロックを示す図。
【図2】シリンダの動作とその動作に対応する信号を説
明する説明図。
明する説明図。
【図3】図1中のファンクションブロックの処理動作を
示すラダープログラム。
示すラダープログラム。
【図4】本発明に係る第2実施形態のプログラマブルロ
ジックコントローラが制御するシリンダのファンクショ
ンブロックを示す図。
ジックコントローラが制御するシリンダのファンクショ
ンブロックを示す図。
【図5】図3中のファンクションブロックの処理動作を
示すラダープログラム。
示すラダープログラム。
10,20 ファンクションブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 IEC1131−1に基づいてファンク
ションブロックごとに記述された制御プログラムに基づ
き、制御対象機器を制御するプログラマブルロジックコ
ントローラであって、 前記制御プログラムを形成するファンクションブロック
ごとに、デバッグ・テストするファンクションブロック
を実行することを特徴とするプログラマブルロジックコ
ントローラ。 - 【請求項2】 IEC1131−1に基づいてファンク
ションブロックごとに記述された制御プログラムに基づ
き、制御対象機器を制御するプログラマブルロジックコ
ントローラであって、 前記制御プログラムを形成するファンクションブロック
ごとに、故障の発見を行うファンクションブロックを実
行することを特徴とするプログラマブルロジックコント
ローラ。 - 【請求項3】 IEC1131−1に基づいてファンク
ションブロックごとに記述された制御プログラムに基づ
き、制御対象機器を制御するプログラマブルロジックコ
ントローラであって、 前記制御プログラムを形成するファンクションブロック
ごとに、デバッグ・テストするファンクションブロック
を実行し、かつ、故障の発見を行うファンクションブロ
ックを実行することを特徴とするプログラマブルロジッ
クコントローラ。 - 【請求項4】 IEC1131−1に基づいてファンク
ションブロックごとに記述された制御プログラムに基づ
き、制御対象機器を制御するプログラマブルロジックコ
ントローラであって、 前記制御プログラムを形成するファンクションブロック
ごとに、故障の発見を行い、かつ、前記ファンクション
ブロックを処理する許容時間を超えた場合には、故障箇
所が未だ発生していないにもかかわらず、将来異常が発
生し得る状態にあること検知するファンクションブロッ
クを実行することを特徴とするプログラマブルロジック
コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1661498A JPH11212605A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | プログラマブルロジックコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1661498A JPH11212605A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | プログラマブルロジックコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212605A true JPH11212605A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11921217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1661498A Withdrawn JPH11212605A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | プログラマブルロジックコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11212605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003263205A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Fuji Electric Co Ltd | 制御システムの設計支援装置及び設計支援用プログラム |
JP2003295914A (ja) * | 2001-05-21 | 2003-10-17 | Omron Corp | スレーブ及びノード並びに処理装置及び処理方法並びにネットワーク電源モニタシステム及び電源モニタ方法並びに入出力機器電源モニタシステム及びネットワークシステムのモニタ方法 |
JP2007304939A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Omron Corp | プログラマブルコントローラおよびモニタ |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP1661498A patent/JPH11212605A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003295914A (ja) * | 2001-05-21 | 2003-10-17 | Omron Corp | スレーブ及びノード並びに処理装置及び処理方法並びにネットワーク電源モニタシステム及び電源モニタ方法並びに入出力機器電源モニタシステム及びネットワークシステムのモニタ方法 |
JP2003263205A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Fuji Electric Co Ltd | 制御システムの設計支援装置及び設計支援用プログラム |
JP2007304939A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Omron Corp | プログラマブルコントローラおよびモニタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |