JPH11212534A - 画面表示装置及び画面表示制御方法 - Google Patents

画面表示装置及び画面表示制御方法

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JPH11212534A
JPH11212534A JP126898A JP126898A JPH11212534A JP H11212534 A JPH11212534 A JP H11212534A JP 126898 A JP126898 A JP 126898A JP 126898 A JP126898 A JP 126898A JP H11212534 A JPH11212534 A JP H11212534A
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添 英 一 田
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畑 哲 郎 麻
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藤 洋 美 斉
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    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスプレイ・スクリーン上に存在する不活
性状態のオブジェクト/ウィンドウ表示領域を有効活用
する、優れた画面表示装置及び画面表示制御方法を提供
する。 【解決手段】 ディスプレイ・スクリーン上には、1以
上のオブジェクトやウィンドウがビットマップ形式で表
示されている。ディスプレイ・スクリーン上に表示され
た所定のオブジェクト/ウィンドウが活性状態か否かが
常時監視されており、監視結果に応じて所定のオブジェ
クト/ウィンドウの表示内容が切り換わる。例えば、所
定のオブジェクト/ウィンドウが活性状態であれば、オ
ブジェクト/ウィンドウが持つ正規の表示内容をそのま
ま表示するが、不活性状態であれば、その他の情報(例
えば広告情報)を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・シ
ステムのように処理データをディスプレイ・スクリーン
上にビットマップ表示するタイプの画面表示装置及び画
面表示制御方法に係り、特に、ディスプレイ・スクリー
ン上に複数のオブジェクトやウィンドウを同時に表示す
ることができる画面表示装置及び画面表示制御方法に関
する。更に詳しくは、本発明は、ディスプレイ・スクリ
ーン上に存在する不活性状態のオブジェクト/ウィンド
ウ表示領域を有効活用する画面表示装置及び画面表示制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、デスクトップ
型、タワー型、ノートブック型など各種パーソナル・コ
ンピュータ(PC)が開発され市販されている。最近の
PCは、CPU(Central Processing Unit)の演算処
理能力の向上やビデオ・サブシステムの強化などによ
り、ビットマップ表示機能(すなわちディスプレイを画
素単位で描画する機能)を備えるのが当たり前となって
いる。また、このようなハードウェア環境下では、ビッ
トマップ表示形式をサポートし、マルチ・ウインドウを
提供できるオペレーティング・システム(OS)を搭載
することが主流となっている。
【0003】これら最新のOS(例えば米IBM社の"
OS/2"("OS/2"は米IBM社の商標)や米マイ
クロソフト社の"Windows95"など)は、グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を組み込
んでいる。GUI環境を提供するコンピュータ・システ
ムは、一般に、マウスやトラック・ボール、タッチパッ
ド、あるいはトラックポイント/*/のような座標指示が
可能な入力装置、すなわち「ポインティング・デバイ
ス」の導入を許している。ポインティング・デバイスに
よれば、ユーザは「画面を直接指示する」という感覚で
コンピュータ・システムを操作することができる。
【0004】ポインティング・デバイスは2つの基本機
能を実現している。1つはディスプレイ・スクリーン上
でのカーソル(マウス・カーソル)の2次元的な移動機
能であり、他の1つは選択動作を意味するマウス・ボタ
ンのクリック機能である。ユーザは、ディスプレイ・ス
クリーン上の特定位置(例えばオブジェクトの表示領域
内)にマウス・カーソルを移動させて、マウス・ボタン
をクリック操作(通常は左ボタンの「クリック」)する
ことによって、オブジェクトに関連する機能を選択する
ことができる。コンピュータ・システムのユーザには、
自身がフォーカスしているオブジェクト上(例えば現在
作業中のアクティブ・ウィンドウ内)にマウス・カーソ
ルを置く又は移動させるという一般的習性がある。これ
は、フォーカスされたオブジェクト上での選択動作を円
滑に行なうためである。
【0005】GUI環境のディスプレイ・スクリーンす
なわち「デスクトップ」上には、アイコンやフォルダな
どの多数のオブジェクト・シンボルが用意されている。
ユーザは、ポインティング・デバイスを用いてデスクト
ップ上のマウス・カーソルを所望のアイコンやフォルダ
の上に移動させ、さらにマウス・ボタンをクリック操作
することによって、該当するオブジェクト・シンボルを
選択することができる。例えば特定のアプリケーション
に関連するアイコンを選択すれば、アプリケーションは
起動し、アプリケーション・ウィンドウがオープンす
る。
【0006】マルチタスクをサポートするOSでは、デ
スクトップ上に同時に複数のアプリケーション・ウィン
ドウがオープンし(マルチ・ウィンドウ)、起動中の各
アプリケーションは時分割的に処理される。例えば、ユ
ーザがデスクトップの最前面のアクティブ・ウィンドウ
上で編集作業を行なっている間も、そのバックグラウン
ドで他のアプリケーションが実行されあるいは待機状態
に置かれている。
【0007】アクティブ・ウィンドウは、ユーザがまさ
にフォーカスしているキー/マウス入力可能な表示領域
であり、字義通り活性状態にある。通常、アクティブ・
ウインドウ内にマウス・カーソルが置かれる(前述)。
これに対し、アクティブ・ウィンドウの後方若しくは周
辺に位置するインアクティブ・ウィンドウは、ユーザの
フォーカスを得られておらず、キー/マウス入力不能な
表示領域でもあり、不活性状態である。インアクティブ
なウィンドウにはマウス・カーソルは置かれない傾向が
ある。
【0008】不活性状態のウィンドウは、単にディスプ
レイ・スクリーンの一部を占める以外の効能はなく、デ
ッド・スペースに等しい。
【0009】オブジェクトやウィンドウの活性/不活性
状態はマウス・カーソルの位置と相関がある。マウス操
作に関連してGUIを変化させる従来技術は既に存在す
る。例えば、3次元表示されたボタンの枠内にカーソル
が侵入したことに応答して、該ボタンの枠又は枠内をハ
イライト表示に切り替えて、ユーザ入力をプロンプトす
るということは常套的であり、数余のアプリケーション
画面に採用されている。但し、かかるボタン表示形態の
変化は、ユーザに対する通知(Notify)ではあっ
ても、不活性な表示領域を有効活用するものではない。
【0010】また、マウス操作に関連してGUIを変化
させる他の従来技術としては、米マイクロソフト社の"
Windows95"や"Windows NT"におけ
るタスクバーが挙げられよう。タスクバーは、マウス・
カーソルがタスクバー表示領域にない場合にはデスクト
ップ外に埋没する、というオプション的動作を備えてい
る。タスクバーの埋没動作は、不活性領域の有効活用と
いう効能を持っている。しかしながら、かかる埋没動作
は、自身の表示領域を他に明け渡すものであり、アイコ
ン化と同じ性格を持つ。また、この場合には、タスクバ
ー上での操作は、まず埋没したタスクバーを出現させ、
次いで選択操作を行なうという2段階操作を要してしま
う。
【0011】《注釈》 *:トラックポイントは、キーボード・ユニットの略中
央(例えばQWERTY配列形式のキーボードの"
G"、"H"、"B"の各キートップの間)に植設された、
小型スティック状の入力装置である。スティックの作用
点に当たる位置を前後左右の4方向の圧力センサが取り
囲んだ構成となっている。スティックの力点に当たる先
端部分がユーザの指先で押圧されると、夫々のセンサに
よって押圧方向及び押圧力が検出され、各センサの出力
に従ってマウス・ボールの変位量と等価な信号が発生す
るようになっている。トラックポイントの詳細について
は、例えば米国特許第5,521,596号明細書や米
国特許第5,579,033号明細書を参照されたい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、処理
データをディスプレイ・スクリーン上にビットマップ表
示するタイプの、優れた画面表示装置及び画面表示制御
方法を提供することにある。
【0013】本発明の更なる目的は、ディスプレイ・ス
クリーン上に複数のオブジェクトやウィンドウを同時に
表示することができる、優れた画面表示装置及び画面表
示制御方法を提供することにある。
【0014】本発明の更なる目的は、ディスプレイ・ス
クリーン上に存在する不活性状態のオブジェクト/ウィ
ンドウ表示領域を有効活用する、優れた画面表示装置及
び画面表示制御方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、ディス
プレイ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表
示するディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン
上に1以上のオブジェクトやウィンドウを表示するオブ
ジェクト/ウィンドウ表示手段と、前記ディスプレイ・
スクリーン上に表示された所定のオブジェクト/ウィン
ドウが活性状態か否かを監視する監視手段と、監視結果
に応じて前記所定のオブジェクト/ウィンドウの表示内
容を切り換えるオブジェクト/ウィンドウ表示制御手段
と、を具備することを特徴とする画面表示装置である。
【0016】また、本発明の第2の側面は、ディスプレ
イ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示す
るディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン上に
1以上のオブジェクトやウィンドウを表示するオブジェ
クト/ウィンドウ表示手段と、前記ディスプレイ・スク
リーン上で座標を指示するためのポインティング・デバ
イスと、前記ポインティング・デバイスの操作に応じて
前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの
表示を制御するマウス・カーソル制御手段と、前記マウ
ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置
かれているか否かを監視するマウス・カーソル監視手段
と、前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィ
ンドウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンド
ウの表示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記
マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上
に存在しないときには該オブジェクト/ウィンドウの表
示領域には他の表示内容を表示させるオブジェクト/ウ
ィンドウ表示制御手段と、を具備することを特徴とする
画面表示装置である。
【0017】また、本発明の第3の側面は、ディスプレ
イ・スクリーン上にビットマップ形式でデータを表示す
るディスプレイと、前記ディスプレイ・スクリーン上に
1以上のオブジェクトやウィンドウを表示するオブジェ
クト/ウィンドウ表示手段と、前記ディスプレイ・スク
リーン上で座標を指示するためのポインティング・デバ
イスと、前記ポインティング・デバイスの操作に応じて
前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの
表示を制御するマウス・カーソル制御手段と、前記マウ
ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置
かれているか否かを監視するマウス・カーソル監視手段
と、ユーザに告知すべき情報を予め格納しておく告知情
報格納手段と、前記マウス・カーソルが所定のオブジェ
クト/ウィンドウ上に置かれている間は該オブジェクト
/ウィンドウの表示領域には正規の表示内容を表示させ
るが、前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウ
ィンドウ上に存在しないときには前記告知情報格納手段
から告知情報を取り出して該オブジェクト/ウィンドウ
の表示領域に表示させるオブジェクト/ウィンドウ表示
制御手段と、を具備することを特徴とする画面表示装置
である。
【0018】また、本発明の第4の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載した画面表示装置であっ
て、ソフトウェア・プログラムを実行するプロセッサ
と、処理中のプログラム・コードやデータを一時格納す
るメモリと、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を
指示するためのポインティング・デバイスと、前記ポイ
ンティング・デバイスの操作に応じて前記ディスプレイ
・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制御するマ
ウス・カーソル制御手段と、前記マウス・カーソルが所
定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれているか否か
を監視するマウス・カーソル監視手段と、ユーザに告知
すべき情報を予め格納しておく告知情報格納手段と、前
記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ
上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの表
示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウス
・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存在
しないときには前記告知情報格納手段から告知情報を取
り出して該オブジェクト/ウィンドウの表示領域に表示
させるオブジェクト/ウィンドウ表示制御手段と、ネッ
トワーク接続するための接続手段と、を具備することを
特徴とする画面表示装置である。
【0019】また、本発明の第5の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載した画面表示装置の制御
方法であって、前記ディスプレイ・スクリーン上に表示
された所定のオブジェクト/ウィンドウが活性状態か否
かを監視する段階と、監視結果に応じて前記所定のオブ
ジェクト/ウィンドウの表示内容を切り換える段階と、
を具備することを特徴とする画面表示制御方法である。
【0020】また、本発明の第6の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載し、前記ディスプレイ・
スクリーン上で座標を指示するためのポインティング・
デバイスを含んだ画面表示装置の制御方法であって、
(a)前記ポインティング・デバイスの操作に応じて前
記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表
示を制御する段階と、(b)前記マウス・カーソルが所
定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれているか否か
を監視する段階と、(c)前記マウス・カーソルが所定
のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれている間は該オ
ブジェクト/ウィンドウの表示領域には正規の表示内容
を表示させるが、前記マウス・カーソルが所定のオブジ
ェクト/ウィンドウ上に存在しないときには該オブジェ
クト/ウィンドウの表示領域には他の表示内容を表示さ
せる段階と、を具備することを特徴とする画面表示制御
方法である。
【0021】また、本発明の第7の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載し、前記ディスプレイ・
スクリーン上で座標を指示するためのポインティング・
デバイスと、ユーザに告知すべき情報を予め格納してお
く告知情報格納手段とを含んだ画面表示装置の制御方法
であって、(a)前記ポインティング・デバイスの操作
に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カ
ーソルの表示を制御する段階と、(b)前記マウス・カ
ーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれて
いるか否かを監視する段階と、(c)前記マウス・カー
ソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれてい
る間は該オブジェクト/ウィンドウの表示領域には正規
の表示内容を表示させるが、前記マウス・カーソルが所
定のオブジェクト/ウィンドウ上に存在しないときには
前記告知情報格納手段から告知情報を取り出して該オブ
ジェクト/ウィンドウの表示領域に表示させる段階と、
を具備することを特徴とする画面表示制御方法である。
【0022】また、本発明の第8の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載し、ソフトウェア・プロ
グラムを実行するプロセッサと、処理中のプログラム・
コードやデータを一時格納するメモリと、前記ディスプ
レイ・スクリーン上で座標を指示するためのポインティ
ング・デバイスと、ユーザに告知すべき情報を予め格納
しておく告知情報格納手段と、ネットワーク接続するた
めの接続手段とを含んだ画面表示装置の制御方法であっ
て、(a)前記ポインティング・デバイスの操作に応じ
て前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カーソル
の表示を制御する段階と、(b)前記マウス・カーソル
が所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれているか
否かを監視する段階と、(c)前記マウス・カーソルが
所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれている間は
該オブジェクト/ウィンドウの表示領域には正規の表示
内容を表示させるが、前記マウス・カーソルが所定のオ
ブジェクト/ウィンドウ上に存在しないときには前記告
知情報格納手段から告知情報を取り出して該オブジェク
ト/ウィンドウの表示領域に表示させる段階と、を具備
することを特徴とする画面表示制御方法である。
【0023】また、本発明の第9の側面は、ビットマッ
プ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・スク
リーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載したコンピュータ・シス
テム上で稼働するコンピュータ・プログラムを有形的に
格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コン
ピュータ・プログラムは、前記ディスプレイ・スクリー
ン上に表示された所定のオブジェクト/ウィンドウが活
性状態か否かを監視するルーチンと、監視結果に応じて
前記所定のオブジェクト/ウィンドウの表示内容を切り
換えるルーチンと、を具備することを特徴とするコンピ
ュータ可読記憶媒体である。
【0024】また、本発明の第10の側面は、ビットマ
ップ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・ス
クリーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示
するウィンドウ・システムを搭載し、前記ディスプレイ
・スクリーン上で座標を指示するためのポインティング
・デバイスを含んだコンピュータ・システム上で稼働す
るコンピュータ・プログラムを有形的に格納したコンピ
ュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ・プロ
グラムは、(a)前記ポインティング・デバイスの操作
に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上でマウス・カ
ーソルの表示を制御するルーチンと、(b)前記マウス
・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置か
れているか否かを監視するルーチンと、(c)前記マウ
ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に置
かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの表示領域
には正規の表示内容を表示させるが、前記マウス・カー
ソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存在しない
ときには該オブジェクト/ウィンドウの表示領域には他
の表示内容を表示させるルーチンと、を具備することを
特徴とするコンピュータ可読記憶媒体である。
【0025】また、本発明の第11の側面は、ビットマ
ップ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・ス
クリーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示
するウィンドウ・システムを搭載し、前記ディスプレイ
・スクリーン上で座標を指示するためのポインティング
・デバイスと、ユーザに告知すべき情報を予め格納して
おく告知情報格納手段とを含んだコンピュータ・システ
ム上で稼働するコンピュータ・プログラムを有形的に格
納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピ
ュータ・プログラムは、(a)前記ポインティング・デ
バイスの操作に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上
でマウス・カーソルの表示を制御するルーチンと、
(b)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウ
ィンドウ上に置かれているか否かを監視するルーチン
と、(c)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト
/ウィンドウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウ
ィンドウの表示領域には正規の表示内容を表示させる
が、前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィ
ンドウ上に存在しないときには前記告知情報格納手段か
ら告知情報を取り出して該オブジェクト/ウィンドウの
表示領域に表示させるルーチンと、を具備することを特
徴とするコンピュータ可読記憶媒体である。
【0026】また、本発明の第12の側面は、ビットマ
ップ形式で表示可能なディスプレイのディスプレイ・ス
クリーン上で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示
するウィンドウ・システムを搭載し、ソフトウェア・プ
ログラムを実行するプロセッサと、処理中のプログラム
・コードやデータを一時格納するメモリと、前記ディス
プレイ・スクリーン上で座標を指示するためのポインテ
ィング・デバイスと、ユーザに告知すべき情報を予め格
納しておく告知情報格納手段と、ネットワーク接続する
ための接続手段とを含んだコンピュータ・システム上で
稼働するコンピュータ・プログラムを有形的に格納した
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ
・プログラムは、(a)前記ポインティング・デバイス
の操作に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上でマウ
ス・カーソルの表示を制御するルーチンと、(b)前記
マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上
に置かれているか否かを監視するルーチンと、(c)前
記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ
上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの表
示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウス
・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存在
しないときには前記告知情報格納手段から告知情報を取
り出して該オブジェクト/ウィンドウの表示領域に表示
させるルーチンと、を具備することを特徴とするコンピ
ュータ可読記憶媒体である。
【0027】ここで、本発明の第3、第4、第7、第
8、第11、第12の各側面において、前記告知情報は
前記画面表示装置上で実行中の他のアプリケーションの
状況であってもよい。
【0028】また、本発明の第3、第4、第7、第8、
第11、第12の各側面において、前記告知情報は広告
情報であってもよい。
【0029】また、本発明の第4、第8、第12の各側
面において、前記告知情報は、インターネット経由で定
期又は不定期的に更新される広告情報であってもよい。
【0030】また、本発明の第3、第4、第7、第8、
第11、第12の各側面において、ウィンドウの表示領
域に告知情報を表示するときは、元のウィンドウのタイ
トル・バーを残してもよい。
【0031】また、本発明の第13の側面は、ビットマ
ップ形式で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載したコンピュータ・シス
テムのデスクトップ画面上に出現するオブジェクトであ
って、前記オブジェクトの活性状態に前記オブジェクト
の領域に表示される第1の表示コンテンツと、前記オブ
ジェクトの不活性状態に前記オブジェクトの領域に表示
される第2の表示コンテンツと、を具備することを特徴
とするオブジェクトである。
【0032】また、本発明の第14の側面は、ビットマ
ップ形式で1以上のオブジェクトやウィンドウを表示す
るウィンドウ・システムを搭載したコンピュータ・シス
テムのデスクトップ画面上に出現するオブジェクトであ
って、前記オブジェクトの領域に表示される第1の表示
コンテンツと、前記オブジェクトの領域に表示される第
2の表示コンテンツと、前記オブジェクトが活性状態か
否かを判別する判別手段と、前記オブジェクトの活性/
不活性状態に応じて前記オブジェクトの表示を第1又は
第2の表示コンテンツのいずれか一方に切り替える表示
切り替え手段と、を具備することを特徴とするオブジェ
クトである。
【0033】ここで、前記判別手段は、カーソルが前記
オブジェクトの領域内に所定時間以上滞在したときに活
性状態と判断してもよい。
【0034】
【作用】本発明に係る画面表示装置のディスプレイ・ス
クリーン上には、1以上のオブジェクトやウィンドウが
ビットマップ形式で表示されている。そして、ディスプ
レイ・スクリーン上に表示された所定のオブジェクト/
ウィンドウが活性状態か否かが常時監視されており、監
視結果に応じて所定のオブジェクト/ウィンドウの表示
内容が切り換わるようになっている。例えば、所定のオ
ブジェクト/ウィンドウが活性状態であれば、オブジェ
クト/ウィンドウが持つ正規の表示内容をそのまま表示
する。他方、所定のオブジェクト/ウィンドウが不活性
状態であれば、その他の情報(例えば広告情報)を表示
する。不活性状態では、オペレータはオブジェクトやウ
ィンドウ本来の表示データを必要としておらず、広告情
報などの告知情報を表示することによって、オペレータ
に有意義な情報を提供することができ、ディスプレイ・
スクリーンの表示領域を有効活用することができる。ま
た、画面表示装置や表示アプリケーション・プログラム
の製造業者にとっては、販売利益の他に広告収入を得ら
れるという副次的効果がある(この場合、プログラム製
品の価格低下にもつながるであろう!)。
【0035】ここで言う、オブジェクトやウィンドウの
活性・不活性状態とは、オペレータがオブジェクトやウ
ィンドウをフォーカスしているかどうかということと略
同義である。ビットマップ表示形式でGUI環境を提供
するコンピュータ・システムは、通常、マウス等のポイ
ンティング・デバイスを標準装備しているが、システム
のオペレータは自身のフォーカス領域にマウス・カーソ
ルを合わせるという一般的傾向がある。したがって、マ
ウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に
置かれているか否かを常時監視することによって、所定
のオブジェクトが活性若しくは不活性いずれの状態にあ
るかを判断することができる。マウス・カーソルが所定
のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれている間は該オ
ブジェクト/ウィンドウの表示領域には正規の表示内容
を表示させるが、マウス・カーソルが所定のオブジェク
ト/ウィンドウ上に存在しないときには告知情報格納手
段から告知情報を取り出して該オブジェクト/ウィンド
ウの表示領域に表示させるようにしてもよい。
【0036】本発明の第9乃至第12の各側面に係るコ
ンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・システム上
でコンピュータ・プログラムの機能を実現するための、
コンピュータ・プログラムと記憶媒体との構造上又は機
能上の協働的関係を定義したものである。換言すれば、
該コンピュータ記憶媒体をコンピュータ・システムに装
着する(若しくはコンピュータ・プログラムをコンピュ
ータ・システムにインストールする)ことによって、コ
ンピュータ・システム上では協働的作用が発揮され、本
発明の第1乃至第8の各側面に係る画面表示装置及び画
面表示制御方法と同様の作用効果を得ることができるの
である。
【0037】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0039】A.外部記憶装置を搭載するコンピュータ
のハードウェア構成 本発明は、コンピュータ・システムのディスプレイ上に
表示されたウィンドウの形態を、その活性/不活性状態
に応答して制御するものである。この項では、まず、か
かるウィンドウ制御を実現可能なコンピュータ・システ
ムのハードウェア構成について説明する。
【0040】図1には、本発明を実現するのに適した典
型的なパーソナル・コンピュータ(PC)100のハー
ドウェア構成を模式的に示している。本発明を実現する
PCの一例は、OADG(PC Open Architecture Devel
oper's Group)仕様に準拠し、オペレーティング・シス
テム(OS)として米マイクロソフト社の"Windo
ws95"又は米IBM社の"OS/2"を搭載してい
る。以下、各部について説明する。
【0041】メイン・コントローラであるCPU11
は、OSの制御下で、各種プログラムを実行するように
なっている。CPU11は、例えば米インテル社製のC
PUチップ"Pentium"、あるいは同社の"MMX
テクノロジPentium"でよい。
【0042】CPU11は、自身の外部ピンに直結した
プロセッサ・バス12、ローカル・バスとしてのPCI
(Peripheral Component Interconnect)バス16、及
びシステム・バスとしてのISA(Industry Standard
Architecture)バス18という3階層のバスを介して、
各ハードウェア・ブロック(後述)と相互接続してい
る。
【0043】プロセッサ・バス12とPCIバス16と
は、ブリッジ回路(ホスト−PCIブリッジ)13によ
って連絡されている。本実施例のブリッジ回路13は、
メイン・メモリ14へのアクセス動作を制御するメモリ
・コントローラや、両バス12,16間のデータ転送速
度の差を吸収するためのデータ・バッファなどを含んだ
構成となっている。
【0044】メイン・メモリ14は、CPU11の実行
プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログ
ラムの処理データを書き込む作業領域として利用され
る、書き込み可能メモリである。メイン・メモリ14
は、一般には複数個のDRAM(ダイナミックRAM)
チップで構成され、例えば32MBが標準装備され、2
56MBまで増設可能である。なお、ここで言う実行プ
ログラムには、Windows95などのOS、周辺機
器類をハードウェア操作するための各デバイス・ドライ
バ、及び各種アプリケーション・プログラムなどが含ま
れる。
【0045】L2−キャッシュ15は、CPU11がメ
イン・メモリ14にアクセスする時間を吸収するための
高速動作メモリである。CPU11が頻繁にアクセスす
るごく限られたコードやデータがL2−キャッシュ15
に一時格納される。L2−キャッシュ15は、一般には
SRAM(スタティックRAM)チップで構成され、そ
の記憶容量は例えば512KBである。
【0046】PCIバス16は、比較的高速なデータ転
送が可能なタイプのバス(バス幅32/64ビット、最
大動作周波数33/66MHz、最大データ転送速度1
32/264MBps)であり、ビデオ・コントローラ
20やカードバス・コントローラ23のような比較的高
速で駆動するPCIデバイス類がこれに接続される。な
お、PCIアーキテクチャは、米インテル社の提唱に端
を発したものであり、いわゆるPnP(プラグ・アンド
・プレイ)機能を実現している。
【0047】ビデオ・コントローラ20は、CPU11
からの描画命令を実際に処理するための専用コントロー
ラであり、処理した描画情報を画面バッファ(VRA
M)21に一旦書き込むとともに、VRAM21から描
画情報を読み出してディスプレイ(液晶表示ディスプレ
イ(LCD)又はCRT(Cathod Ray Tube)ディスプ
レイ)22に描画データとして出力するようになってい
る。ビデオ・コントローラ20は、例えばXGA(eXte
nded Graphic Array)機能若しくはSVGA(Super Vi
deo Graphic Array)機能に相当する解像度を持ち、ビ
ットマップ表示形式をサポートしている。
【0048】カードバス・コントローラ23は、PCI
バス16のバス信号をPCカード・スロット24Aのイ
ンターフェース・コネクタ(カードバス)に直結させる
ための専用コントローラである。カード・スロット24
Aには、PCMCIA(Personal Computer Memory Car
d International Association)/JEIDA(JapanEl
ectronic Industry Development Association)が策定
した仕様(例えば"PC Card Standard
95")に準拠したPCカード24Bを挿入すること
ができる。PCカード24Bとしては、ネットワーク接
続するためのLANカードや、外部記憶装置としてのH
DD内蔵カード、SCSI(Small Computer System In
terface)機器を外部接続するためのSCSIカード等
が挙げられる。LANカードを装着することにより、コ
ンピュータ・システム100は、ルータ(図示しない)
経由でインターネットにゲートウェイ接続され、広域情
報検索システムとしてのWWW(World Wide Web)の利
用が可能となる。本発明の実施に供されるアプリケーシ
ョン・プログラム(図示しない)や告知情報としての広
告情報を、例えばインターネット上のWWWサーバから
ダウンロードすることができる。
【0049】PCIバス16とISAバス18とは、ブ
リッジ回路(PCI−ISAブリッジ)19によって相
互接続されている。本実施例のブリッジ回路19は、D
MAコントローラや、プログラマブル割り込みコントロ
ーラ(PIC)、及びプログラマブル・インターバル・
タイマ(PIT)を含んだ構成となっている。DMAコ
ントローラは、周辺機器(例えばFDD)とメイン・メ
モリ14間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行
するための専用コントローラである。また、PICは、
周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して所定
の処理プログラム(割り込みハンドラ)を実行させるた
めの専用コントローラである。例えば、マウス等のポイ
ンティング・デバイス(後述)にはIRQレベル12が
割り当てられており、PICはIRQ12のアサートに
より割り込みハンドラとしてのマウス・ドライバの実行
を促すようになっている。また、PITは、タイマ信号
(通常は矩形波)を所定周期で発生させるための装置で
あり、その発生周期はプログラマブルである。
【0050】本実施例のブリッジ回路19は、さらに、
IDE(Integrated Drive Electronics)に準拠した外
部記憶装置を接続するためのIDEインターフェースも
備えている。IDEインターフェースには、IDEハー
ド・ディスク・ドライブ(HDD)25が接続される
他、IDE CD−ROMドライブ26がATAPI
(AT Attachment Packet Interface)接続される。ま
た、IDE CD−ROMドライブ26の代わりに、D
VD(Digital Video Disc又はDigital Versatile Dis
c)ドライブのような他のタイプのIDE装置が接続さ
れていてもよい。HDD25やCD−ROMドライブ2
6のような外部記憶装置は、例えばシステム100本体
内の「メディア・ベイ」又は「デバイス・ベイ」と呼ば
れる収容場所に格納される。これら標準装備された外部
記憶装置は、FDDやバッテリ・パック(但し、ノート
ブックPCの場合)のような他の機器類と交換可能且つ
排他的に取り付けられる場合もある。
【0051】HDD25は、データ転送速度の点で他の
外部記憶装置よりも優れている。HDD25のディスク
上にコピーされたソフトウェア・プログラム(OSやア
プリケーションなど)は、システム100の使用が準備
された(すなわちインストールされた)状態となる。ま
た、CD−ROMドライブ26は、主として、コンパク
ト・ディスク(CD)に格納されたソフトウェア・プロ
グラムをシステムにインストールしたり、音楽CD(C
D−DAデータ)を再生するために用いられる。例え
ば、本発明の実施に供されるアプリケーション・プログ
ラム(後述)は、CDの形態でシステム100に供給さ
れ、インストールされる。
【0052】また、本実施例のブリッジ回路19は、汎
用バスであるUSB(Universal Serial Bus)を接続す
るためのUSBルート・コントローラを内蔵するととも
に、USBポート27を備えている。USBは、電源を
投入したまま新しい周辺機器(USBデバイス)を抜き
差しする機能(ホット・プラギング機能)や、新たに接
続された周辺機器を自動認識してシステム・コンフィギ
ュレーションを再設定する機能(プラグ・アンド・プレ
イ機能)をサポートしている。1つのUSBポートに対
して、最大63個のUSBデバイスをデイジー・チェー
ン接続することができる。USBデバイスの例は、キー
ボード、マウス、ジョイスティック、スキャナ、プリン
タ、モデム、ディスプレイ・モニタ、タブレットなど様
々である。
【0053】ISAバス18は、PCIバス16に比し
データ転送速度が低いバスであり(バス幅16ビット、
最大データ転送速度4MBps)、ROM17やモデム
・カード28、リアル・タイム・クロック(RTC)2
9、I/Oコントローラ30、キーボード/マウス・コ
ントローラ34、オーディオ・コントローラ37のよう
な比較的低速で駆動する周辺機器類を接続するのに用い
られる。
【0054】ROM17は、キーボード35やフロッピ
ー・ディスク・ドライブ(FDD)31などの各ハード
ウェアの入出力操作を制御するためのコード群(BIO
S:Basic Input/Output System)や、電源投入時の自
己診断テスト・プログラム(POST:Power On Self
Test)などを恒久的に格納するための不揮発性メモリで
ある。
【0055】モデム・カード28は、デジタル的なコン
ピュータ・データをアナログ的な公衆回線(PSTN:P
ublic Switched Telephone Network)経由で伝送するた
めの装置である。モデム・カード28は、送信データを
変調(modulate)したり受信データを復調(demodulat
e)するための信号処理回路(モデム・チップ)や、各
国毎の回線交換機規格に応じてモデムと公衆回線を接続
せしめるためのデータ・アクセス・アレンジメント機能
回路(DAA)などの回路コンポーネントを含んでい
る。コンピュータ・システム100は、モデム・カード
28によって、公衆回線経由で他のコンピュータ・シス
テムと接続可能である。コンピュータ・システム100
は、例えばサービス・プロバイダ経由でインターネット
にダイヤルアップIP接続され、広域情報検索システム
としてのWWW(World Wide Web)の利用が可能とな
る。本発明の実施に供されるアプリケーション・プログ
ラム(図示しない)や告知情報としての広告情報を、例
えばインターネット上のWWWサーバからダウンロード
することができる。
【0056】リアル・タイム・クロック(RTC)29
は、現在時刻を計測するための装置である。RTC29
は、一般に、CMOSメモリ(図示しない)とともに1
チップ上に実装されている。このCMOSメモリは、例
えばシステム・コンフィギュレーション情報(BIOS
の設定値)やパワー・オン・パスワードのような、シス
テム100のセキュリティ/セーフティに不可欠な情報
を保管するために用いられる。RTC/CMOS29
は、リザーブ・バッテリ(通常はコイン・パッテリ:図
示しない)によってバックアップされており、システム
100がパワー・オフの間も計測内容や記憶内容を失わ
ないようになっている。
【0057】I/Oコントローラ30は、フロッピー・
ディスク・ドライブ(FDD)31の駆動制御、パラレ
ル・ポート32を介したパラレル・データの入出力(P
IO)、シリアル・ポート33を介したシリアル・デー
タの入出力(SIO)を制御するための周辺コントロー
ラである。パラレル・ポートには例えばプリンタが、ま
た、シリアル・ポートにはジョイスティックが接続され
る。
【0058】FDD31は、HDD25やCD−ROM
ドライブ26と同様、外部記憶装置の1つである。FD
D31は、主としてフロッピー・ディスク(FD)の形
態で供給されたソフトウェア・プログラムをシステム1
00にインストールしたり、あるいは作業データ/ファ
イルをFD上に保管するために用いられる。本発明の実
施に供されるアプリケーション(後述)は、例えばFD
の形態でシステム100に供給され、インストールされ
てもよい。
【0059】キーボード/マウス・コントローラ(KM
C)34は、キーボード35からの入力スキャン・コー
ドや、ポインティング・デバイス(マウスやトラックポ
イントなど)36による指示座標値をコンピュータ・デ
ータとして取り込むための周辺コントローラである。一
般に、キーボード35にはIRQレベル1が、マウス3
6にはIRQレベル12が割り当てられている。KMC
34は、スキャン・コードの入力を検知するとIRQ1
をアサートし、マウス・ボールの変位やマウス・ボタン
のクリックを検知するとIRQ12をアサートするよう
になっている。
【0060】オーディオ・コントローラ37は、オーデ
ィオ信号の入出力を行なうための専用コントローラであ
り、オーディオ信号をデジタル録音・再生するためのC
ODEC回路(COder-DECoder:すなわちミキシング機
能を備えたAD,DA変換器)を含んでいる。オーディ
オ信号の入力は、例えばマイク39からの音声入力、又
は、外部オーディオ機器(図示しない)からのライン入
力として行なわれる。また、生成されたオーディオ信号
は、外部オーディオ機器(図示しない)にライン出力さ
れるか、又は、オーディオ・アンプで増幅した後スピー
カ38で出力される。
【0061】各バス16,18の一端には、夫々1以上
のPCIバス・スロット16A、ISAバス・スロット
18Aが装備されている場合もある。これらバス・スロ
ット16A/18Aは、例えば、コンピュータ100本
体内のマザーボード(図示しない)に用意されている。
バス・スロット16A及び18Aには、夫々、PCI対
応アダプタ・カード16B及びISA対応アダプタ・カ
ード18Bを装着することができる。アダプタ・カード
の一例は、コンピュータ100をネットワーク接続する
ためのLANカードであり、他の例はHDDやCD−R
OMドライブ、DVDドライブ、プリンタなどの各種S
CSI(Small Computer System Interface)機器を外
部接続するためのSCSIカードである。LANカード
を装着することにより、システム100は例えばルータ
(図示しない)経由でインターネットにゲートウェイ接
続され、広域情報検索システムとしてのWWW(World
Wide Web)の利用が可能となる。本発明の実施に供され
るアプリケーション・プログラム(図示しない)や告知
情報としての広告情報を、例えばインターネット上のW
WWサーバからダウンロードすることができる。
【0062】パーソナル・コンピュータ100の典型的
なユーザは、キーボード35又はマウス36を介してシ
ステムを操作して、ワープロ、表計算、通信などのよう
な各種アプリケーション・プログラムを実行し、デスク
トップ上で自らの業務遂行を展開することができる。ユ
ーザは、所望のアプリケーションをCD−ROMドライ
ブ26又はFDD31からHDD25にコピーするか、
あるいはネットワーク経由で外部コンピュータ・システ
ム(例えばWWWサーバ)からHDD25にダウンロー
ドことによって、アプリケーションをシステム100に
インストールすることができる。本発明がインストール
されたアプリケーション・プログラムという形態で実現
可能である点に充分留意されたい。
【0063】現在市販されている汎用パーソナル・コン
ピュータは、図1に示したコンピュータ・システム10
0として充分機能を発揮するであろう。コンピュータ・
システム100は、パーソナル・コンピュータ、ノート
ブック・コンピュータ、パームトップ・コンピュータ、
ワークステーション、メインフレーム・コンピュータ又
はスーパー・コンピュータのいずれであってもよい。あ
るいは、コンピュータ・システム100は他のタイプの
コンピュータ・システムであってもよい。例えば、コン
ピュータ・システム100は、ネットワーク・サーバ、
あるいはビデオ会議システムであってもよい。
【0064】なお、コンピュータ・システム100を構
成するためには、図1に示した以外にも多くの電気回路
等が必要である。但し、これらは当業者には周知であ
り、また、本発明の要旨を構成するものではないので、
本明細書中では省略している。また、図面の錯綜を回避
するため、図中の各ハードウェア・ブロック間の接続も
一部しか図示していない点を了承されたい。
【0065】B.コンピュータのソフトウェア構成 図2には、本発明の実施に供されるパーソナル・コンピ
ュータ100上で実行可能なソフトウェア・プログラム
の階層的構成について模式的に示している。
【0066】ハードウェア制御層:最下層であるハード
ウェア制御層は、アプリケーションやOS等の上位ソフ
トウェアに対して各ハードウェアの物理的な相違を見え
なくするためのソフトウェア層であり、一般に、各ハー
ドウェア毎にモジュール化されている。ハードウェア制
御層は2つの機能を含んでいる。1つは、ハードウェア
に対する入出力操作を行う機能である。すなわち、アプ
リケーションやOS等の上位層のソフトウェアから渡さ
れた命令をハードウェアの仕様に従って変換して、ハー
ドウェアに対する入出力操作を実行する。また、他の1
つは、各ハードウェアで発生したイベント(ハードウェ
ア割り込み)に対応した処理を実行する機能である。
【0067】ハードウェア制御層は、ROM17に格納
されたBIOS(基本入出力システム)という形態で、
マザーボード上に実装される。あるいは、デバイス・ド
ライバ(例えばマウス・ドライバやプリンタ・ドライ
バ、CD−ROMドライバなど)という形態で、フロッ
ピー・ディクスやCD−ROMからシステム100にイ
ンストールされる。
【0068】例えば「マウス・ドライバ」は、マウス3
6などのポインティング・デバイスに対する入出力動作
を行うためのデバイス・ドライバである。マウス・ドラ
イバは、マウス36が使用する割り込みレベルIRQ1
2に対応する割り込みハンドラであり、IRQ12のア
サートに応答してCPU11が実行する。より具体的に
は、マウス・ドライバは、KMC34へのI/Oリード
・アクセスを行い、マウス36の入力値を読み取って、
メッセージとしてオペレーティング・システム(OS)
の待ち行列(queue)に入れるようになっている。
【0069】オペレーティング・システム(OS):
ペレーティング・システム(OS)は、システム100
のハードウェア及びソフトウェアを総合的に管理するた
めの基本ソフトウェアのことであり、先述の"Wind
ows95"や"OS/2"の他、"UNIX"などがこれ
に該当する。本発明に係るウィンドウの表示制御を実現
するためには、OSはマルチタスク環境を備えているこ
とが好ましい。OSは、一般には、カーネル(Kern
el)領域とユーザ領域とで構成される。
【0070】カーネル領域とは、システム100全体の
動作を監視して、アプリケーションなどの各ソフトウェ
ア・プログラムの実行を支援するための機能が集結した
部分である。カーネル領域には、HDD25などの外部
記憶装置へのファイルの記録等を管理するための「ファ
イル・マネージャ」、タスク実行の順序や優先度などを
管理するための「スケジューラ」、メモリ空間の使用を
管理するための「メモリ・マネージャ」、I/Oアドレ
スやIRQレベル、DMAレベル等のシステム・リソー
スの割り振り(すなわちシステム・コンフィギュレーシ
ョン)を管理するための「リソース・マネージャ」等が
含まれる。スケジューラは、受け取ったメッセージ(例
えば「キーが押された」や「マウスが移動した」などの
環境の変化(イベント)とそれに伴う情報)を先入れ先
出し(FIFO)方式にディスパッチする「待ち行列
(queue)」を備えている。
【0071】一方、ユーザ領域とは、主に、起動中のア
プリケーションの実行を支援するための機能ルーチンか
らなり、具体的には、「ユーザ・インターフェース」や
「ウィンドウ・システム」がこれに含まれる。「ユーザ
・インターフェース」("shell"とも言う)は、ユ
ーザからの指令(コマンド)を解釈してカーネルに伝達
するとともに、カーネルからの応答をユーザに返す機能
を有している。ビットマップ表示が当然となった昨今で
は、画面上にアイコン等のオブジェクトを表示してマウ
ス操作を基調としたユーザ入力を可能とする「グラフィ
カル・ユーザ・インターフェース」(GUI)が主流で
ある。「ウィンドウ・システム」は、ディスプレイ22
上のウィンドウ表示を実行するための機能部分であり、
ウィンドウを割り付けた各アプリケーションを順次切り
換えて実行するようになっている。例えばUNIXの"
X Window"やOS/2の"Presentati
on Manager"がウィンドウ・システムに該当
する。
【0072】また、OSは、アプリケーションがOSの
各機能を呼び出す(コールする)ための関数の集まり、
すなわちAPI(アプリケーション・プログラミング・
インターフェース)を備えている。APIは、アプリケ
ーションがハードウェアを直接操作することをやめてO
S経由でアクセスするために設けられた、一種の「窓
口」である。アプリケーションはOSに対して論理的・
抽象的な命令を渡すだけでよいので、機種間の相違等が
吸収され、ハードウェアの操作性の統一が担保される。
【0073】アプリケーション・プログラム:最上位に
位置付けられるアプリケーション・プログラムは、シス
テム100に実用的な用途に特化された動作を実行せし
めるためのソフトウェア・プログラムのことであり、例
えば、ワープロ・ソフト、表計算ソフト、通信ソフト、
閲覧ソフト(WWWブラウザ)等がこれに該当する。ま
た、本発明に係るウィンドウの表示制御オペレーション
も、アプリケーション・プログラムの一種として提供す
ることができる。各アプリケーションは、例えばアイコ
ン登録されて、ディスプレイ22(すなわちデスクトッ
プ)上にアイコンの形態で表示されている。ユーザは、
所望のアイコンをマウス36で選択操作(すなわちダブ
ル・クリック)することによって、対応するアプリケー
ションを起動することができる。起動中のアプリケーシ
ョンには、ウィンドウが割り当てられる。
【0074】通常、コンピュータ・システム100のユ
ーザは、必要なソフトウェア・プログラム(OSやデバ
イス・ドライバ、アプリケーションなど)を、FDやC
D−ROMなどの記憶媒体に格納した形態で入手するこ
とができる。そして、これら記憶媒体をFDD31やC
D−ROMドライブ26などのドライブ・ユニットに装
填し、媒体中の所望のソフトウェア・プログラムをHD
D25のディスク上にコピーする(すなわちシステム1
00にインストールする)ことによって、該プログラム
はシステム100上で使用可能な状態となる。また、最
近では、モデム28やLANアダプタ16A経由でネッ
トワーク接続された外部コンピュータ・システム(例え
ばインターネット上のWWWサーバ)の記憶装置からH
DD25にダウンロードすることによってソフトウェア
・プログラムをシステム100にインストールする、と
いうケースも増えてきている。
【0075】なお、最近のソフトウェア・プログラム
は、「マウスが押された」などの環境の変化(すなわち
イベント)とそれに伴う情報をメッセージという形で受
け取るという、イベント待ちの形式でコーディングされ
ることが多い。これは、プログラムの実行時間の大半は
キー/マウス入力待ちであるという一般則に依拠するも
のである。OSは、蓄積された各メッセージを該当する
プログラムに順次ディスパッチする。イベント待ち形式
のプログラムは、受け取ったメッセージの種類や情報に
基づいて動作し、該動作を完了したときに、システム1
00の制御権を再びOSに戻す。
【0076】C.マウスによる座標入力オペレーション 本発明は、要するに、マウス36による座標入力操作に
応答してディスプレイ22上に表示されたウィンドウの
形態を制御するものである。この項では、マウス36に
よる座標入力操作について説明する。
【0077】図3には、マウス36からの入力データを
処理するためのメカニズムを模式的に示している。マウ
ス36は、ユーザが掴むためのマウス本体と、本体上面
部に配設された左右各ボタンと、底面に回転可能に取り
付けられたマウス・ボールを備えている。
【0078】マウス・ボールの回転は、例えば光学式に
読み取られており、その回転方向や回転量がエンコード
され、xy各軸方向の変位量(dx,dy)として出力
される。また、左ボタン(b1)、右ボタン(b2)の
各操作状態は、例えば押下であれば1、解放であれば0
として出力される。そして、マウス36は、数十mse
c周期で、検出値(dx,dy,b1,b2)をキーボ
ード/マウス・コントローラ(KMC)34に送出する
ようになっている。
【0079】KMC34は、CPU11とはバス16/
18経由で相互接続されており、CPU11がI/Oア
クセス可能なI/Oレジスタを備えている。このI/O
レジスタの一部は、先述の検出値(dx,dy,b1,
b2)を書き込むためのフィールドとして割り当てられ
ている。そして、KMC34は、新しく書き込まれた値
(dx,dy,b1,b2)のうち少なくとも1つが変
化していれば、割り込み要求IRQを発行する。なお、
KMC34がマウスの事象のために使用する割り込みレ
ベルは、PC/AT互換機("PC/AT"は米IBM社
の商標)であれば一般にIRQ12である(前述)。
【0080】CPU11は、IRQ12のアサートを検
知すると、実行中のプログラム(OSやアプリケーショ
ン)の実行を強制的に中断して、IRQ12の割り込み
ハンドラである「マウス・ドライバ」(前述)を実行す
る。
【0081】マウス・ドライバは、KMC34へのI/
Oリード・アクセスを行い、マウス36による検出値
(dx,dy,b1,b2)を読み出す。そして、検出
値の変化というイベントとこれに伴う情報は、メッセー
ジとしてOSの待ち行列に入れられる。メッセージは、
その後、マウス入力を待つプログラムにディスパッチさ
れることとなる。
【0082】上述したマウス36の入力操作によって2
つの基本機能が提供される。1つはディスプレイ・スク
リーン上でのカーソル(マウス・カーソル)の2次元的
な移動機能であり、マウス本体を机上で動かして底面の
ボールを回転することによって行われる。他の1つはオ
ブジェクトの選択機能であり、カーソルを所定位置に合
わせて上面部の左ボタンをクリック操作することによっ
て実現される。
【0083】なお、この項では座標入力操作の一例を説
明したに過ぎず、本発明を実現するために当該座標入力
操作には限定されない。また、座標入力のための装置
は、マウス以外に、トラック・ボール、タッチパッド、
あるいはトラックポイントであってもよい。
【0084】D.オブジェクト/ウィンドウの表示切り
換えオペレーション 前項までで、本発明を具現するコンピュータ・システム
100のハードウェア及びソフトウェア構成を説明して
きた。
【0085】本発明に係るオブジェクト/ウィンドウの
表示切り換えオペレーションは、画面表示のための専用
のハードウェア装置によっても実現可能であるが、図1
に示した汎用コンピュータ・システム100上で所定の
アプリケーションを実行することによっても実現可能で
ある。この項では、後者の場合の動作オペレーションに
ついて説明する。なお、アプリケーションは、例えば該
アプリケーションに係るソフトウェア・コードを有形的
に格納したCDやFD等の記憶媒体をCD−ROMドラ
イブ26又はFDD31等のドライブ・ユニットに装填
して、ハード・ディスク上にコピーすることによって、
システム100にインストールされる。あるいは、該ア
プリケーションを蓄えた他のコンピュータ・システム
(例えばインターネット上のWebサーバ)からネット
ワーク経由でハード・ディスクにダウンロードすること
によって、システム100にインストールされる(前
述)。
【0086】本発明を実装するアプリケーション・プロ
グラムの一態様は、イベント待ち形式でコーディングさ
れる。すなわち、該アプリケーションは、マウス操作
(あるいはマウスと等価なポインティング・デバイスに
よる入力操作)という環境の変化(すなわちイベント)
に関連する情報をメッセージを受け取ったことに応答し
て、後述する所定のウィンドウ表示動作を実行するよう
になっている。図4には、該アプリケーションによる処
理ルーチンをフローチャートの形式で示している。以
下、これについて詳解する。
【0087】アプリケーションは、例えばコンピュータ
・システム100にデスクトップに登録され、ディスプ
レイ・スクリーン上にはアプリケーションと関連付けら
れたオブジェクト(アイコン)が表示されている。ユー
ザは、このオブジェクト領域上にマウス・カーソルを移
動させて、マウス・ボタンをダブルクリックする、ある
いはこれと等価な選択操作を行うことによって、アプリ
ケーションを起動させることができる。起動中のアプリ
ケーションは、OSのウィンドウ・システム(前述)に
よって、ディスプレイ・スクリーン上にウィンドウとし
て出現する。その後、アプリケーションは、マウス操作
等に関連するイベントの発生(メッセージのディスパッ
チ)を待機する(ステップS100)。
【0088】次いで、メッセージがディスパッチされる
と、該メッセージがマウスの移動に関連しているかどう
かを判断する(ステップS102)。もし、メッセージ
がマウスの移動以外のものであれば、その他の該当する
イベント処理を実行する(ステップS104)。なお、
本実施例を説明する上で、ステップS104における処
理を「その他」という例外的な処理として位置付けた
が、現実には、ステップS104がアプリケーション本
来のメイン・ルーチンであり、後述するウィンドウ表示
切り換えオペレーションがアプリケーションの例外的な
ルーチンであることが多いであろう。メイン・ルーチン
は、例えば、アプリケーション・ウィンドウを介した対
話的な入出力や、入出力に伴う処理を含んでいる。
【0089】他方、メッセージがマウスの移動であれ
ば、メッセージの内容がマウス・カーソルが該アプリケ
ーション・ウィンドウ領域内に入ってきたことを包含し
ているかどうかを判断する(ステップS106)。該判
別ブロックが肯定的な結果は、ユーザのフォーカス(若
しくは関心)が該アプリケーション・ウィンドウに遷移
した可能性を示唆するものである。この場合には、さら
に、マウス・カーソルが該アプリケーション・ウィンド
ウ領域内に突入してからの時間が計時される(ステップ
S108)。マウス・カーソルが該アプリケーション・
ウィンドウ領域内に所定時間以上滞在した場合には、ユ
ーザのフォーカスが該アプリケーションに向けられてい
ることが確信される。すなわち、該アプリケーション・
ウィンドウは活性状態に復帰したことになるので、次ス
テップS110に進んで、元のアプリケーション本来の
ウィンドウ表示内容に戻すとともに、次々ステップS1
12に進んで、該ウィンドウ領域内におけるイベント処
理内容(例えばウィンドウ内における所定位置をクリッ
クしたときに該当する処理内容)をアプリケーション本
来のものに割り当て直す。その後、処理は先頭ステップ
S100に復帰して、次のメッセージ・ディスパッチま
で待機する。
【0090】逆に、ステップS108において、所定時
間が経過する前に、マウス・カーソルが該アプリケーシ
ョン・ウィンドウ領域から再び外れたときには、ユーザ
のフォーカスが該アプリケーションに完全には向けられ
ていないことを意味する。したがって、ディスパッチさ
れたメッセージは、ウィンドウ表示切り換えという観点
からは全く意味を持たないので、該判別ステップS10
8の分岐"No"より抜けて、先頭ステップS100に復
帰し、次のメッセージ・ディスパッチまで待機する。
【0091】また、上記判別ステップS106が否定的
な場合には、さらに、メッセージの内容がマウス・カー
ソルが該アプリケーション・ウィンドウ領域から外れた
ことを包含しているかどうかを判断する(ステップS1
20)。該判別ステップの結果が否定的な場合には、デ
ィスパッチされたメッセージは、ウィンドウ表示切り換
えという観点からは全く意味を持たないので、該判別ス
テップS120の分岐"No"より抜けて、先頭ステップ
S100に復帰し、次のメッセージ・ディスパッチまで
待機する。
【0092】他方、該判別ブロックS120が肯定的な
結果は、ユーザのフォーカスが該アプリケーション・ウ
ィンドウから外れた可能性を示唆するものである。この
場合には、さらに、マウス・カーソルが該アプリケーシ
ョン・ウィンドウ領域内に突入してからの時間が計時さ
れる(ステップS122)。マウス・カーソルが該アプ
リケーション・ウィンドウ領域から外れて所定時間以上
経過した場合には、該アプリケーションはユーザのフォ
ーカスを完全に喪失したことが確信される。すなわち、
該アプリケーション・ウィンドウは不活性状態に陥った
ことになる。不活性状態のアプリケーション・ウィンド
ウは、アプリケーション本来の内容を表示する意義はな
い。そこで、次ステップS124に進んで、ウィンドウ
表示を他のコンテンツに切り換える。
【0093】ここで言う他のコンテンツとしては、ユー
ザに対して有意義な告知情報であることが好ましい。告
知情報は、例えば、メールの受信状態などのような他の
アプリケーションの実行状況でよい。あるいは、告知情
報は、広告情報であってもよい。広告情報のビットマッ
プを、予めHDD25のようなローカルな外部記憶装置
に蓄積しておいてもよい。あるいは、ネットワーク(例
えばインターネット)経由でアクセス可能な外部のコン
ピュータ・システム(例えばWebサーバ)から定期的
若しくは不定期的に、告知情報のビットマップをダウン
ロードしてもよいであろう。その他のイベント処理S1
04(前述)は、このようなダウンロード・オペレーシ
ョンを含んでいてもよい。正規のアプリケーション・ウ
ィンドウに代えてこのような告知情報を表示できるの
は、不活性状態ではユーザは正規の表示内容を求めてい
ないという経験則に依拠するものであり、表示領域の有
効活用にもつながるであろう。
【0094】また、ステップS124におけるウィンド
ウ表示の切り換えに伴って、イベント処理内容をメッセ
ージ処理用に切り換える(ステップS126)。その
後、処理は先頭ステップS100に復帰して、次のメッ
セージ・ディスパッチまで待機する。
【0095】逆に、ステップS122において、所定時
間が経過する前に、マウス・カーソルが該アプリケーシ
ョン・ウィンドウ領域から再び外れたときには、該アプ
リケーションがユーザのフォーカスを失ってはいないこ
とを意味する。したがって、ディスパッチされたメッセ
ージは、ウィンドウ表示切り換えという観点からは全く
意味を持たないので、該判別ステップS122の分岐"
No"より抜けて、先頭ステップS100に復帰し、次
のメッセージ・ディスパッチまで待機する。
【0096】図5には、アプリケーション・ウィンドウ
の正規の表示内容の一態様を示している。これは、日本
アイ・ビー・エム(株)が製造・市販する「翻訳の王様
(King of Translation)」であ
る。「翻訳の王様」は、インターネット上のテキスト、
すなわちWebページの翻訳に特化した機械翻訳ツール
である。図示の通り、「翻訳の王様」の正規ウィンドウ
は、ウィンドウ領域を定義するウィンドウ・フレーム
と、このフレームの上段に帯状に設けられたタイトル・
バーと、ウィンドウ本体とで構成される。タイトル・バ
ーは略左端にシステム・メニュー・ボタンを配設すると
ともに、略中央にはアプリケーションのタイトルを印字
している(周知)。また、ウィンドウ本体内には、一般
に、アプリケーションに関連する作業を実現するための
情報/コンテンツが表示される。「翻訳の王様」の場
合、図示のように4個のボタンを模したオブジェクトが
表示されるが、各ボタンには「設定」、「STOP」、
「HELP」、及び「終了」の各々の入力内容が割り当
てられており、いずれかのボタンをクリックすることに
応答して「翻訳の王様」は対応する機能を実行するよう
になっている。かかるアプリケーション・ウィンドウの
正規表示は、アプリケーションの起動時及び活性状態に
行われる。
【0097】なお、「翻訳の王様」の他の特徴は、プロ
キシ機能を有する点であり、Webブラウザ(周知)か
らの要求に従って、WWWサーバとの間に介在してファ
イル・ダウンロード処理を行なうようになっている。翻
訳プロキシは、ダウンロードしたHTMLファイル中の
テキスト部分を翻訳エンジンに渡して、翻訳作業を委ね
る。翻訳エンジンは、供給された第1言語(英語)の原
文テキストを、辞書を参照しながら第2言語(日本語)
からなる訳文テキストに変換する。WWWブラウザは、
翻訳プロキシから翻訳結果を受け取ると、これをHTM
Lファイルで記述された画像ファイル(GIFファイル
又はJPEGファイル)とともにディスプレイ22上に
表示する。
【0098】図6には、告知情報に切り換えられたウィ
ンドウの表示内容の一態様を示した図である。
【0099】ウィンドウ本体は、図5に示したボタン表
示から告知情報に切り換えられている。この図では、告
知情報は特定企業の広告情報である。かかるウィンドウ
表示を実現するために、広告情報のビットマップを、予
めHDD25のようなローカルな外部記憶装置に蓄積し
ておいてもよい。あるいは、ネットワーク(例えばイン
ターネット)経由でアクセス可能な外部のコンピュータ
・システム(例えばWebサーバ)から定期的若しくは
不定期的に、告知情報のビットマップをダウンロードし
てもよい。正規のアプリケーション・ウィンドウに代え
てこのような告知情報を表示できるのは、不活性状態で
はユーザは正規の表示内容を求めていないという経験則
に依拠するものであり、表示領域の有効活用にもつなが
る。
【0100】なお、図6では、ウィンドウの表示内容を
切り換えた後もタイトル・バーは元のままを維持してい
る。タイトル・バーを残すことによって、アプリケーシ
ョンに直接関連のないコンテンツに表示が切り換えられ
ている間も、ユーザはウィンドウの本来の所有者を容易
に識別することができるので、ウィンドウの不活性状態
(アンフォーカス)から活性状態(フォーカス)への復
帰が円滑化するであろう。あるいは、ウィンドウの所有
者がユーザにとって明らかな場合には、タイトル・バー
を残す必要はなく、ウィンドウ・フレーム内の全てを用
いて告知情報を表示するようにしてもよいであろう。
【0101】なお、本発明を「翻訳の王様」に適用する
ことの意義として、Webブラウザのプロキシ機能を活
用することにより、告知情報としての広告情報のコンテ
ンツをWebサーバから取得することが容易になる、と
いう点が挙げられよう。但し、プロキシ機能を持たない
アプリケーションに対しても本発明を適用できることに
も充分留意されたい。
【0102】E.追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。本実施例では、OADG仕様に準拠したい
わゆるPC/AT互換機("PC/AT"は米IBM社の
商標)をベースに説明したが、他のタイプの汎用コンピ
ュータ・システム(例えばNECのPC98シリーズや
米アップル社のMacintosh、及びこれらの互換
機)、あるいは用途が特定された専用装置であっても、
本発明が同様に実現可能であることは言うまでもない。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたので
あり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨
を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の
欄を参酌すべきである。
【0103】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
処理データをディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
プ表示するタイプの、優れた画面表示装置及び画面表示
制御方法を提供することができる。
【0104】また、本発明によれば、ディスプレイ・ス
クリーン上に複数のオブジェクトやウィンドウを同時に
表示することができる、優れた画面表示装置及び画面表
示制御方法を提供することができる。
【0105】また、本発明によれば、ディスプレイ・ス
クリーン上に存在する不活性状態のオブジェクト/ウィ
ンドウ表示領域を有効活用する、優れた画面表示装置及
び画面表示制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実現するのに適した典型的な
パーソナル・コンピュータ(PC)100のハードウェ
ア構成を模式的に示した図である。
【図2】図2は、本発明の実施に供されるパーソナル・
コンピュータ100上で実行可能なソフトウェア・プロ
グラムの階層的構成を模式的に示した図である。
【図3】図3は、マウス36からの入力データを処理す
るためのメカニズムを模式的に示した図である。
【図4】図4は、本発明を実現するアプリケーション・
プログラムによる処理ルーチンを示したフローチャート
である。
【図5】図5は、アプリケーション・ウィンドウの正規
の表示内容の一態様を示した図である。
【図6】図6は、告知情報に切り換えられたウィンドウ
の表示内容の一態様を示した図である。
【符号の説明】
11…CPU、12…プロセッサ・バス、13…ホスト
−PCIブリッジ、14…メイン・メモリ、15…L2
−キャッシュ、16…PCIバス、16A…PCIバス
・スロット、16B…PCI対応アダプタ・カード、1
7…ROM、18…ISAバス、18A…ISAバス・
スロット、18B…ISA対応アダプタ・カード、19
…PCI−ISAブリッジ、20…ビデオ・コントロー
ラ、21…VRAM、22…ディスプレイ、23…カー
ドバス・コントローラ、24A…カード・スロット、2
4B…PCカード、25…HDD、26…CD−ROM
ドライブ、27…USBポート、28…モデム、29…
RTC、30…I/Oコントローラ、31…FDD、3
2…パラレル・ポート、33…シリアル・ポート、34
…KMC、35…キーボード、36…マウス、37…オ
ーディオ・コントローラ、38…スピーカ、39…マイ
ク、100…パーソナル・コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻 畑 哲 郎 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 斉 藤 洋 美 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
    プ形式でデータを表示するディスプレイと、 前記ディスプレイ・スクリーン上に1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するオブジェクト/ウィンドウ表
    示手段と、 前記ディスプレイ・スクリーン上に表示された所定のオ
    ブジェクト/ウィンドウが活性状態か否かを監視する監
    視手段と、 監視結果に応じて前記所定のオブジェクト/ウィンドウ
    の表示内容を切り換えるオブジェクト/ウィンドウ表示
    制御手段と、を具備することを特徴とする画面表示装
    置。
  2. 【請求項2】ディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
    プ形式でデータを表示するディスプレイと、 前記ディスプレイ・スクリーン上に1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するオブジェクト/ウィンドウ表
    示手段と、 前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示するため
    のポインティング・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの操作に応じて前記ディ
    スプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制
    御するマウス・カーソル制御手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれているか否かを監視するマウス・カーソル
    監視手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの
    表示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウ
    ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存
    在しないときには該オブジェクト/ウィンドウの表示領
    域には他の表示内容を表示させるオブジェクト/ウィン
    ドウ表示制御手段と、 を具備することを特徴とする画面表示装置。
  3. 【請求項3】ディスプレイ・スクリーン上にビットマッ
    プ形式でデータを表示するディスプレイと、 前記ディスプレイ・スクリーン上に1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するオブジェクト/ウィンドウ表
    示手段と、 前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示するため
    のポインティング・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの操作に応じて前記ディ
    スプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制
    御するマウス・カーソル制御手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれているか否かを監視するマウス・カーソル
    監視手段と、 ユーザに告知すべき情報を予め格納しておく告知情報格
    納手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの
    表示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウ
    ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存
    在しないときには前記告知情報格納手段から告知情報を
    取り出して該オブジェクト/ウィンドウの表示領域に表
    示させるオブジェクト/ウィンドウ表示制御手段と、を
    具備することを特徴とする画面表示装置。
  4. 【請求項4】ビットマップ形式で表示可能なディスプレ
    イのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭載
    した画面表示装置であって、 ソフトウェア・プログラムを実行するプロセッサと、 処理中のプログラム・コードやデータを一時格納するメ
    モリと、 前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示するため
    のポインティング・デバイスと、 前記ポインティング・デバイスの操作に応じて前記ディ
    スプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制
    御するマウス・カーソル制御手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれているか否かを監視するマウス・カーソル
    監視手段と、 ユーザに告知すべき情報を予め格納しておく告知情報格
    納手段と、 前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンド
    ウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの
    表示領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウ
    ス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存
    在しないときには前記告知情報格納手段から告知情報を
    取り出して該オブジェクト/ウィンドウの表示領域に表
    示させるオブジェクト/ウィンドウ表示制御手段と、 ネットワーク接続するための接続手段と、を具備するこ
    とを特徴とする画面表示装置。
  5. 【請求項5】前記告知情報は前記画面表示装置上で実行
    中の他のアプリケーションの状況であることを特徴とす
    る請求項3又は4のいずれかに記載の画面表示装置。
  6. 【請求項6】前記告知情報は広告情報であることを特徴
    とする請求項3又は4のいずれかに記載の画面表示装
    置。
  7. 【請求項7】前記告知情報は、インターネット経由で定
    期又は不定期的に更新される広告情報であることを特徴
    とする請求項4に記載の画面表示装置。
  8. 【請求項8】ウィンドウの表示領域に告知情報を表示す
    るときは、元のウィンドウのタイトル・バーを残すこと
    を特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の画面表
    示装置。
  9. 【請求項9】ビットマップ形式で表示可能なディスプレ
    イのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭載
    した画面表示装置の制御方法であって、 前記ディスプレイ・スクリーン上に表示された所定のオ
    ブジェクト/ウィンドウが活性状態か否かを監視する段
    階と、 監視結果に応じて前記所定のオブジェクト/ウィンドウ
    の表示内容を切り換える段階と、を具備することを特徴
    とする画面表示制御方法。
  10. 【請求項10】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示す
    るためのポインティング・デバイスを含んだ画面表示装
    置の制御方法であって、(a)前記ポインティング・デ
    バイスの操作に応じて前記ディスプレイ・スクリーン上
    でマウス・カーソルの表示を制御する段階と、(b)前
    記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ
    上に置かれているか否かを監視する段階と、(c)前記
    マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上
    に置かれている間は該オブジェクト/ウィンドウの表示
    領域には正規の表示内容を表示させるが、前記マウス・
    カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ上に存在し
    ないときには該オブジェクト/ウィンドウの表示領域に
    は他の表示内容を表示させる段階と、を具備することを
    特徴とする画面表示制御方法。
  11. 【請求項11】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示す
    るためのポインティング・デバイスと、ユーザに告知す
    べき情報を予め格納しておく告知情報格納手段とを含ん
    だ画面表示装置の制御方法であって、(a)前記ポイン
    ティング・デバイスの操作に応じて前記ディスプレイ・
    スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制御する段階
    と、(b)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト
    /ウィンドウ上に置かれているか否かを監視する段階
    と、(c)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト
    /ウィンドウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウ
    ィンドウの表示領域には正規の表示内容を表示させる
    が、前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィ
    ンドウ上に存在しないときには前記告知情報格納手段か
    ら告知情報を取り出して該オブジェクト/ウィンドウの
    表示領域に表示させる段階と、を具備することを特徴と
    する画面表示制御方法。
  12. 【請求項12】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、ソフトウェア・プログラムを実行するプロセッサ
    と、処理中のプログラム・コードやデータを一時格納す
    るメモリと、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を
    指示するためのポインティング・デバイスと、ユーザに
    告知すべき情報を予め格納しておく告知情報格納手段
    と、ネットワーク接続するための接続手段とを含んだ画
    面表示装置の制御方法であって、(a)前記ポインティ
    ング・デバイスの操作に応じて前記ディスプレイ・スク
    リーン上でマウス・カーソルの表示を制御する段階と、
    (b)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウ
    ィンドウ上に置かれているか否かを監視する段階と、
    (c)前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウ
    ィンドウ上に置かれている間は該オブジェクト/ウィン
    ドウの表示領域には正規の表示内容を表示させるが、前
    記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウィンドウ
    上に存在しないときには前記告知情報格納手段から告知
    情報を取り出して該オブジェクト/ウィンドウの表示領
    域に表示させる段階と、を具備することを特徴とする画
    面表示制御方法。
  13. 【請求項13】前記告知情報は前記画面表示装置上で実
    行中の他のアプリケーションの状況であることを特徴と
    する請求項11又は12のいずれかに記載の画面表示制
    御方法。
  14. 【請求項14】前記告知情報は広告情報であることを特
    徴とする請求項11又は12のいずれかに記載の画面表
    示制御方法。
  15. 【請求項15】前記告知情報は、インターネット経由で
    定期又は不定期的に更新される広告情報であることを特
    徴とする請求項12に記載の画面表示制御方法。
  16. 【請求項16】ウィンドウの表示領域に告知情報を表示
    するときは、元のウィンドウのタイトル・バーを残すこ
    とを特徴とする請求項11又は12のいずれかに記載の
    画面表示制御方法。
  17. 【請求項17】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載したコンピュータ・システム上で稼働するコンピュー
    タ・プログラムを有形的に格納したコンピュータ可読記
    憶媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、 前記ディスプレイ・スクリーン上に表示された所定のオ
    ブジェクト/ウィンドウが活性状態か否かを監視するル
    ーチンと、 監視結果に応じて前記所定のオブジェクト/ウィンドウ
    の表示内容を切り換えるルーチンと、を具備することを
    特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  18. 【請求項18】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示す
    るためのポインティング・デバイスを含んだコンピュー
    タ・システム上で稼働するコンピュータ・プログラムを
    有形的に格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ・プログラムは、(a)前記ポインテ
    ィング・デバイスの操作に応じて前記ディスプレイ・ス
    クリーン上でマウス・カーソルの表示を制御するルーチ
    ンと、(b)前記マウス・カーソルが所定のオブジェク
    ト/ウィンドウ上に置かれているか否かを監視するルー
    チンと、(c)前記マウス・カーソルが所定のオブジェ
    クト/ウィンドウ上に置かれている間は該オブジェクト
    /ウィンドウの表示領域には正規の表示内容を表示させ
    るが、前記マウス・カーソルが所定のオブジェクト/ウ
    ィンドウ上に存在しないときには該オブジェクト/ウィ
    ンドウの表示領域には他の表示内容を表示させるルーチ
    ンと、を具備することを特徴とするコンピュータ可読記
    憶媒体。
  19. 【請求項19】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を指示す
    るためのポインティング・デバイスと、ユーザに告知す
    べき情報を予め格納しておく告知情報格納手段とを含ん
    だコンピュータ・システム上で稼働するコンピュータ・
    プログラムを有形的に格納したコンピュータ可読記憶媒
    体であって、前記コンピュータ・プログラムは、(a)
    前記ポインティング・デバイスの操作に応じて前記ディ
    スプレイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制
    御するルーチンと、(b)前記マウス・カーソルが所定
    のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれているか否かを
    監視するルーチンと、(c)前記マウス・カーソルが所
    定のオブジェクト/ウィンドウ上に置かれている間は該
    オブジェクト/ウィンドウの表示領域には正規の表示内
    容を表示させるが、前記マウス・カーソルが所定のオブ
    ジェクト/ウィンドウ上に存在しないときには前記告知
    情報格納手段から告知情報を取り出して該オブジェクト
    /ウィンドウの表示領域に表示させるルーチンと、を具
    備することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 【請求項20】ビットマップ形式で表示可能なディスプ
    レイのディスプレイ・スクリーン上で1以上のオブジェ
    クトやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭
    載し、ソフトウェア・プログラムを実行するプロセッサ
    と、処理中のプログラム・コードやデータを一時格納す
    るメモリと、前記ディスプレイ・スクリーン上で座標を
    指示するためのポインティング・デバイスと、ユーザに
    告知すべき情報を予め格納しておく告知情報格納手段
    と、ネットワーク接続するための接続手段とを含んだコ
    ンピュータ・システム上で稼働するコンピュータ・プロ
    グラムを有形的に格納したコンピュータ可読記憶媒体で
    あって、前記コンピュータ・プログラムは、(a)前記
    ポインティング・デバイスの操作に応じて前記ディスプ
    レイ・スクリーン上でマウス・カーソルの表示を制御す
    るルーチンと、(b)前記マウス・カーソルが所定のオ
    ブジェクト/ウィンドウ上に置かれているか否かを監視
    するルーチンと、(c)前記マウス・カーソルが所定の
    オブジェクト/ウィンドウ上に置かれている間は該オブ
    ジェクト/ウィンドウの表示領域には正規の表示内容を
    表示させるが、前記マウス・カーソルが所定のオブジェ
    クト/ウィンドウ上に存在しないときには前記告知情報
    格納手段から告知情報を取り出して該オブジェクト/ウ
    ィンドウの表示領域に表示させるルーチンと、を具備す
    ることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 【請求項21】前記告知情報は前記画面表示装置上で実
    行中の他のアプリケーションの状況であることを特徴と
    する請求項19又は20のいずれかに記載のコンピュー
    タ可読記憶媒体。
  22. 【請求項22】前記告知情報は広告情報であることを特
    徴とする請求項19又は20のいずれかに記載のコンピ
    ュータ可読記憶媒体。
  23. 【請求項23】前記告知情報は、インターネット経由で
    定期又は不定期的に更新される広告情報であることを特
    徴とする請求項20に記載のコンピュータ可読記憶媒
    体。
  24. 【請求項24】ウィンドウの表示領域に告知情報を表示
    するときは、元のウィンドウのタイトル・バーを残すこ
    とを特徴とする請求項19又は20のいずれかに記載の
    コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 【請求項25】ビットマップ形式で1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭載
    したコンピュータ・システムのデスクトップ画面上に出
    現するオブジェクトであって、 前記オブジェクトの活性状態に前記オブジェクトの領域
    に表示される第1の表示コンテンツと、 前記オブジェクトの不活性状態に前記オブジェクトの領
    域に表示される第2の表示コンテンツと、を具備するこ
    とを特徴とするオブジェクト。
  26. 【請求項26】ビットマップ形式で1以上のオブジェク
    トやウィンドウを表示するウィンドウ・システムを搭載
    したコンピュータ・システムのデスクトップ画面上に出
    現するオブジェクトであって、 前記オブジェクトの領域に表示される第1の表示コンテ
    ンツと、 前記オブジェクトの領域に表示される第2の表示コンテ
    ンツと、 前記オブジェクトが活性状態か否かを判別する判別手段
    と、 前記オブジェクトの活性/不活性状態に応じて前記オブ
    ジェクトの表示を第1又は第2の表示コンテンツのいず
    れか一方に切り替える表示切り替え手段と、を具備する
    ことを特徴とするオブジェクト。
  27. 【請求項27】前記判別手段は、カーソルが前記オブジ
    ェクトの領域内に所定時間以上滞在したときに活性状態
    と判断することを特徴とする請求項26に記載のオブジ
    ェクト。
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