JPH11211215A - 天吊形空気調和器 - Google Patents

天吊形空気調和器

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JPH11211215A
JPH11211215A JP10017174A JP1717498A JPH11211215A JP H11211215 A JPH11211215 A JP H11211215A JP 10017174 A JP10017174 A JP 10017174A JP 1717498 A JP1717498 A JP 1717498A JP H11211215 A JPH11211215 A JP H11211215A
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air conditioner
air
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Kiyoshi Iwase
潔 岩瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は冷暖房装置または冷房装置等の天吊
形空気調和器に関し、例えば工場、倉庫等の比較的天井
高さが高い建物において天井付近の高所に吊り下げるこ
とにより清掃性を向上させ、機器を良好な状態に保つよ
うにする。 【解決手段】 ドレンパン4と本体部下板5と吹出し口
2を含む下部ユニット体Uを、本体部上板6とファン1
と熱交換コイル3とを含む上部ユニット体U′に吊り下
げ杆により係止手段に係合するまで下降可能に組付けて
吊り下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷暖房装置または冷
房装置等の天吊形空気調和器に関し、例えば工場、倉庫
等の比較的天井高さが高い建物において天井付近の高所
に吊り下げるタイプの空気調和器の清掃の作業性を向上
させ、機器を良好な状態に保つようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、工場、倉庫等の比較的天井高さが
高い建物において天井付近の高所に吊り下げる形式の天
吊形空気調和器には例えば図6に示すものがある。すな
わち、空気Aを周囲から導入し略中央下方に設置される
吹出し口bを通じて排出する空気循環用のファンaと、
該ファンaの上方外周に設けられた空気冷却用の熱交換
コイルcと、熱交換コイルcの周囲に近接して流される
ドレン水Wが排水されて熱交換コイルcの下面に配置さ
れるドレンパンdとを備えた構造である。また図6にお
いてM′は空気循環用のファンaを駆動し、回転させる
モータであり、eはモータM′に接続される電気的な配
線である。fは冷水または温水を供給する管材gが接続
される管接続口であり、またhはドレンパンdに流され
るドレン水Wを排水するドレン接続口である。そして、
本体部上板iに対してモータM′、管接続口f、配線e
等は取付られる。しかも本体部上板iと本体部下板jと
の間には熱交換コイルcを、また該熱交換コイルcの下
面にはドレン接続口hが装設されたドレンパンdが配置
されるように複数本のステイボルトkと該ステイボルト
kのねじ部lに螺合されるナットmとを用いて組付けら
れる。こうして組付けられる天吊形空気調和器は、例え
ば天井等の骨組みに使用される梁材nに固着される取付
金具oから垂下される例えば4本の吊りボルトpと、該
吊りボルトpのねじ部p1 に螺合されるナットqと、該
ナットqにて挟持される二股状の吊り金具rと、該吊り
金具rの二股状部r1 ,r1 の間に差し込まれ前記本体
部上板iの上面に固着された断面略L字形であり、かつ
平面略方形の被着金具sと、二股状部r1 ,r1 とに設
けたねじ孔t1 ;t2 ,t2 内に吊りボルトpに対して
交叉する方向から螺入される止めボルトvと、該止めボ
ルトvに螺合されるナットv1 とを用いて空気調和器は
天井付近に吊り下げられる。このようにして工場、倉庫
等の比較的天井が高い建物の天井付近の高所に作業の邪
魔にならないように取付けられた天吊形空気調和器は、
モータM′が駆動回転すると、ファンaが回転するの
で、周囲の空気は熱交換コイルcを通じて冷却される
か、または暖められることにより吹出し口bから略垂直
方向(図において下方)に冷風または暖風が吹き降ろさ
れ、広範囲を有効に冷房または暖房する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す上記従来の天吊形空気調和器は、工場、倉庫等の比
較的埃やごみが空中に多く漂っている建物内では、空気
中に浮遊する汚れを空気調和器自体が吸い込み、例えば
冷却時の除湿により生ずる結露水とともにドレンパンd
内に排出される。そしてこれらの汚れの比重が比較的軽
いものはドレン水Wと一緒にドレン接続口hに接続する
ドレン管に排水される。また砂埃等の比較的比重が重い
ものはドレンパンd内に堆積される。また空気中に漂う
油分等もドレンパンd内に溜まり、埃やそのほかの汚れ
と混ざり合あってスライム状態になる。そのため、ドレ
ン排水を妨げる。しかも汚れたドレンパンdは、細菌、
カビ等を増殖させる温床になり、不衛生であった。従っ
て、従来の天吊形空気調和器は、特にドレンパンdの定
期的な清掃をして綺麗にすることが必要不可欠な作業に
なる。ところが上記従来の天吊形空気調和器において、
ドレンパンd内の清掃を行うためには、先ず、止めボル
トvとナットv1 の締付けを解いて吊り金具rや吊りボ
ルトpに対して空気調和器全体を取り外して床上に降ろ
す必要がある。そして空気調和器全体を分解してから清
掃を行なわなければならないので、24時間稼働する流
通倉庫等の建物ではメンテナンスを行うのが困難になる
不都合を生じていた。しかも上記従来の天吊形空気調和
器は、天井付近等の高所に取付けられるので、タワー等
の高所作業用の足場を用いて天井付近において配管の接
続部を取外したり、またはモータM′に接続される配線
eを取外したり、更に床上に降ろした後、ステイボルト
kからナットmを螺退することにより本体部上板iに対
して本体部下板jの組付けを取外すという分解作業が必
要になる。このように、従来の天吊形空気調和器は、ド
レンパンd等の清掃には多くの手間および作業が必要に
なり、作業性が悪かった。また清掃後の組付けにも同様
に多くの時間および手間が必要であった。
【0004】そこで本発明は上記従来の天吊形空気調和
器の不都合を解決し、上部ユニット体の吊り金具等に対
する吊り下げを解放することなく吊り下げたまま、しか
も冷水または温水を供給する管材やモータに対する配線
等の取外しが不用であり、多くの手間および時間が必要
になることなく簡単な取扱操作にて作業性が良く効率的
にドレンパン等の清掃が行なえる天吊形空気調和器を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされその請求項1は、空気を周囲から導入し略中央下
方に設置される吹出し口を通じて排出する空気循環用の
ファンと、該ファンの上方外周に設けられた空気冷却用
の熱交換コイルと、該熱交換コイルの周囲に近接して流
されるドレン水が排水され熱交換コイルの下面に配置さ
れるドレンパンとを備え、前記ファンにより吹出し口か
ら略垂直方向に冷風または暖風を吹き出す天吊形空気調
和器にして、前記ドレンパンを含む下部ユニット体を、
本体部上板と前記ファンと前記熱交換コイルとを含む上
部ユニット体に下方部が突出する所望複数本の吊り下げ
杆が挿入されることにより降下可能に組付け、前記吊り
下げ杆には降下位置に下部ユニット体に対する係止手段
を設けるという手段を採用した。
【0006】また本発明の請求項2は、請求項1におい
て前記吊り下げ杆には下部ユニット体を上部ユニット体
に組付ける保持手段を、ドレンパンを含む下部ユニット
体の降下位置に設けた係止手段の上方に設けるという手
段を採用した。
【0007】また本発明の請求項3は、請求項1または
請求項2において前記吊り下げ杆はボルトであり、該ボ
ルトは熱交換コイルから下部ユニット体に至る組付け高
さよりも長い長さに形成されることにより下方部が下部
ユニット体の下面から突出して組付けられ、前記下方部
の周面に設けたねじ部には前記下部ユニット体の下面を
支承する保持手段としてのナットと該ナットの下方の降
下位置には該ナットが係止可能となる係止手段としての
袋ナットとが夫々螺合されるという手段を採用した。
【0008】また本発明の請求項4は、請求項1または
請求項2において前記吊り下げ杆は熱交換コイルから下
部ユニット体に至る組付け高さよりも長い長さに形成さ
れ、下方部が下部ユニット体の下面から突出して組付け
られ、該下方部の周面に設けた略鋸歯状の係止歯に係脱
可能になるノッチを操作可能に有し、前記下部ユニット
体の下面を支承する保持手段としての保持体を吊り下げ
杆に遊挿し、該保持体の下方の降下位置には該保持体が
係止可能となる係止手段としての係止体が設けられると
いう手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図1および図2に従って本発
明の実施の形態の具体例を説明する。本実施例では、空
気Aを周囲から導入し略中央下方に配置される吹出し口
2を通じて排出する空気循環用のファン1と、該ファン
1の上方外周に設けられる空気冷却用の熱交換コイル3
と、熱交換コイル3の周囲に近接して流されるドレン水
Wが排水され熱交換コイル3の下面に配置されるドレン
パン4とを備え、前記ファン1により吹出し口2から略
垂直方向Xに冷風または暖風を吹き出す天吊形空気調和
器である点は図6に示す上記従来の天吊形空気調和器と
同様の構成である。
【0010】しかしながら、本実施例の天吊形の空気調
和器は、ドレンパン4と該ドレンパン4の下面に設置さ
れる本体部下板5と前記吹出し口2とを含む下部ユニッ
ト体Uを、本体部上板6と前記ファン1と前記熱交換コ
イル3とを含む上部ユニット体U′に下方部7aが突出
するように所望複数本が挿入される吊り下げ杆としての
ボルト7と該ボルト7に螺合される保持手段としてのナ
ット8とにより下降可能に組付けられる。
【0011】そして前記ボルト7は、熱交換コイル3か
ら下部ユニット体Uに至る組付け高さHよりも長い長さ
Lに形成されることによりその下方部7aが下部ユニッ
ト体Uの下面から突出して組付けられる。しかもこのボ
ルト7の下方部7aの周面に設けたねじ部7bには前記
下部ユニット体Uの下面を支承する保持手段としてのナ
ット8と該ナット8の下方の降下位置には係止手段とし
ての袋ナット9とが夫々高さを違えて2段に螺合される
ことにより本体部下板5の抜け落ちを防止している。
【0012】10は上部ユニット体U′の本体部上板6
と、熱交換コイル3との下面を支承するとともにドレン
パン4の上面に設けたコイル支持板11とに夫々挿入さ
れるステイボルトであり、このステイボルト10はその
ねじ部10aにナット12を螺合することにより本体部
上板6に熱交換コイル3等の上部ユニット体U′を結合
する。そして、このステイボルト10は前記ボルト7よ
りも長さL′が短く、前記ボルト7の外周に個別に所望
複数本が挿入される。
【0013】また天井等の骨組みに使用される梁材13
に天吊形空気調和器を吊り下げて取付ける手段は、例え
ば図6に示す従来の方法と同様に梁材13に固着される
取付金具14から垂下される4本の吊りボルト15と、
該吊りボルト15のねじ部15aに螺合されるナット1
6と、該ナット16に挟持される二股状の吊り金具17
と、該吊り金具17の二股状部17a,17aの間に差
し込まれ、本体部上板6の上面に固着される断面略L字
形であり、かつ平面略方形の被着金具18と、二股状部
17a,17aとに設けたねじ孔19;20,20内に
吊りボルト15に対して交叉する方向から螺入される止
めボルト21と、該止めボルト21に螺合されるナット
21Aとから形成される。しかし、この図示する天吊形
空気調和器の吊り下げ手段は例示であり、これに限るこ
となく、そのほかの吊り下げ手段を用いてもよい。
【0014】Mは空気循環用のファン1を駆動し、回転
させるためのモータであり、22はモータMに接続され
る電気的な配線である。また23は冷水または温水を供
給する管材24が接続される管接続口であり、また25
はドレンパン4に流されるドレン水Wを排水するドレン
接続口である。26は吹出し口2の下方の開口部に装着
されることにより風向と風量とを変更するためのルーバ
である。
【0015】本発明の一実施例は以上の構成からなり、
工場、倉庫等の埃やごみが空中に多く漂っている建物内
の天井付近、例えば骨組材としての梁材13に吊り下げ
られた天吊形空気調和器が、空気中の埃やごみ等の汚れ
を吸い込んだり、または冷却時の除湿によって生ずる結
露水と一緒に排水されたり、さらには砂埃によりドレン
パン4が汚れた場合に内部を清掃するには、先ず、図1
に示すように梁材13に固着される取付金具14と、該
取付金具14から垂下される4本の吊りボルト15と、
該吊りボルト15に螺着されるナット16にて該吊りボ
ルト15に吊り下げられる二股状の吊り金具17と、該
吊り金具17の二股状部17a,17a内に差し込まれ
る断面略L字形の被着金具18との各部材を用いて天井
付近に吊り下げられる本体部上板6に、所望複数本のス
テイボルト10とナット12とを用いて熱交換コイル3
の下面が支承されたコイル支持板11が組付けられてい
る上部ユニット体U′に対してドレンパン4を含む下部
ユニット体Uを吊り下げ状態を維持しながら降下させ
る。
【0016】ドレンパン4の降下操作には、ドレンパン
4と該ドレンパン4の下面に設置される本体部下板5と
吹出し口2とを含む下部ユニット体Uを、熱交換コイル
3から下部ユニット体Uに至る組付け高さHよりも長い
長さLを有し、しかもその下方部7aが下部ユニット体
Uの本体部下板5の下面から突出されるように上部ユニ
ット体U′と下部ユニット体Uとにステイボルト10よ
りも内周位置に螺挿されている吊り下げ杆としてのボル
ト7のねじ部7bに対して保持手段としてのナット8の
螺合を弛めて行う。
【0017】このように、ボルト7のねじ部7bに対し
てナット8の螺合を弛めて下部ユニット体Uの取付位置
を低くすると、図1に示すように本体部上板6に対して
所定の組付け高さHを維持し、下面が保持手段としての
該ナット8に支承されている下部ユニット体Uは上部ユ
ニット体U′に対してボルト7に案内されることにより
降下される。また、ボルト7のねじ部7bの先端の低位
置には係止手段としての袋ナット9が螺合されているの
で、ナット8は降下されて袋ナット9に当接するまでド
レンパン4は一緒に降下されるとともにそれ以上の不用
意な落下が防止されてコイル支持板11との間に充分な
間隙Kが開けられる(図2参照)。
【0018】こうして、この間隙Kを通じて清掃が容易
且つ確実に行なえる。このように、ドレンパン4の内部
の清掃は、本体部上板6とファン1と熱交換コイル3と
を含む上部ユニット体U′と、ドレンパン4と本体部下
板5と熱交換コイル3とを含む下部ユニット体Uとより
なる天吊形空気調和器を天井等に吊ったままの状態で、
しかも冷水または温水を供給するための管材24を上部
ユニット体Uの管接続口23から取り外すことなく、ま
たモータMに接続される電気的な配線22を取り外すこ
となくそのままの状態で清掃が行なえ、ドレンパン4の
汚れを落とすことができる。
【0019】また必要時にはボルト7のねじ部7bの先
端に螺着されている係止手段としての袋ナット9をねじ
部7bから取り外すことによりドレンパン4および本体
部下板5を上部ユニット体U′に対して結合を解いて天
井付近から床に降ろした上でドレンパン4等の洗浄する
ことができる。
【0020】そしてドレンパン4の清掃が終了後は、吊
り下げ杆としてのボルト7のねじ部7bに保持手段とし
てのナット8を螺進させることによりボルト7の案内に
より降下され、吊り下げ状態にあったドレンパン4と本
体部下板5とを上昇させ、ナット8にてドレンパン4を
含む下部ユニット体Uを上部ユニット体U′に締付けて
図1に示すように旧位に組付ける。
【0021】また図3ないし図5に示すものは本発明の
第2実施例である。図1および図2に示す前記第1実施
例は、ドレンパン4を設けた本体部下板5を吊り下げる
ためにボルト7を吊り下げ杆として使用する。しかも下
部ユニット体Uを上部ユニット体U′に組付ける保持手
段が、本体部下板5の降下位置を規制する係止手段とし
てボルト7のねじ部7bに螺合される袋ナット9の上方
に該袋ナット9に係止可能にナット8を螺合することに
より形成される。しかし、この実施例では本体部下板5
を吊り下げるのに吊り下げ杆7′が使用され、該吊り下
げ杆7′は、熱交換コイル3から下部ユニット体Uに至
る組付け高さHよりも長い長さLに形成され、そして吊
り下げ杆7′の下方部7′aが下部ユニット体Uの下面
から突出して組付けられる。また、この組付は、吊り下
げ杆7′の下方部7′aの周面に略鋸歯状の係止歯7′
bを設け、該係止歯7′bに係脱可能に係止するノッチ
8′Aを外部操作可能に吊り下げ杆7′の下方部7′a
に遊挿した保持体8′に設けることにより、この保持体
8′により下部ユニット体Uの下面を支承して保持する
保持手段を形成している。9′は保持体8′の下方の降
下位置に位置して吊り下げ杆7′の下端部に設けられる
係止体であり、この係止体9′には保持体8′が降下す
ることにより係止可能となる。また必要がある場合に
は、枢支軸に捲回したねじりばね等のばね材の弾発力に
よりノッチ8′Aを係止歯7′b側に常時、ばね附勢す
ることもできる。そしてドレンパン4の清掃を行うに
は、外部からノッチ8′Aを枢支軸を中心に回動操作す
ることにより吊り下げ杆7′の周面に設けた略鋸歯状の
係止歯7′bに対してノッチ8′Aの係合を解いたり、
または係止歯7′bにノッチ8′Aを係合する等して吊
り下げ杆7′に案内されながら保持体8′を下方に摺動
して本体部下板5を所望位置に降下させる。こうしてコ
イル支持板11との間に設けられる間隙Kを通じてドレ
ンパン4の清掃を行うようにした点が前記第1実施例と
は異なる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のようにドレンパンと該ド
レンパンの下面に設置される本体部下板と吹出し口とを
含む下部ユニット体を、本体部上板とファンと熱交換コ
イルとを含む上部ユニット体に、所望複数本の吊り下げ
杆を挿入することにより下部ユニット体を下降可能に組
付て吊り下げたので、従来のように上部ユニット体の吊
り金具等に対する吊り下げを解放することなく吊り下げ
たまま、しかも冷水または温水を供給する管材やモータ
に対する配線等の取外しを不用になし、多くの手間およ
び時間を必要とせずに簡単な取扱操作にて作業性が良く
効率的にドレンパン等の清掃が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の天吊形空気調和器の第1実施例を示す
断面図である。
【図2】同じく下部ユニット体を上部ユニット体に対し
て降下させたドレンパンの清掃時の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】同じく下部ユニット体を上部ユニット体に対し
て降下させたドレンパンの清掃時の断面図である。
【図5】同じく説明的な拡大断面図である。
【図6】従来の天吊形空気調和器の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ファン 2 吹出し口 3 熱交換コイル 4 ドレンパン 5 本体部下板 6 本体部上板 7 ボルト 7a 下方部 7b ねじ部 7′ 吊り下げ杆 8 ナット 8′ 保持体 8′A ノッチ 9 袋ナット 10 ステイボルト 12 ナット L 長さ H 組付け高さ U 下部ユニット体 U′ 上部ユニット体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を周囲から導入し略中央下方に設置
    される吹出し口を通じて排出する空気循環用のファン
    と、該ファンの上方外周に設けられた空気冷却用の熱交
    換コイルと、該熱交換コイルの周囲に近接して流される
    ドレン水が排水され熱交換コイルの下面に配置されるド
    レンパンとを備え、前記ファンにより吹出し口から略垂
    直方向に冷風または暖風を吹き出す天吊形空気調和器に
    して、前記ドレンパンを含む下部ユニット体を、本体部
    上板と前記ファンと前記熱交換コイルとを含む上部ユニ
    ット体に下方部が突出する所望複数本の吊り下げ杆が挿
    入されることにより降下可能に組付け、前記吊り下げ杆
    には降下位置に下部ユニット体に対する係止手段を設け
    たことを特徴とする天吊形空気調和器。
  2. 【請求項2】 前記吊り下げ杆には下部ユニット体を上
    部ユニット体に組付ける保持手段を、ドレンパンを含む
    下部ユニット体の降下位置に設けた係止手段の上方に設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の天吊形空気調和
    器。
  3. 【請求項3】 前記吊り下げ杆はボルトであり、該ボル
    トは熱交換コイルから下部ユニット体に至る組付け高さ
    よりも長い長さに形成されることにより下方部が下部ユ
    ニット体の下面から突出して組付けられ、前記下方部の
    周面に設けたねじ部には前記下部ユニット体の下面を支
    承する保持手段としてのナットと該ナットの下方の降下
    位置には該ナットが係止可能となる係止手段としての袋
    ナットとが夫々螺合されることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の天吊形空気調和器。
  4. 【請求項4】 前記吊り下げ杆は熱交換コイルから下部
    ユニット体に至る組付け高さよりも長い長さに形成さ
    れ、下方部が下部ユニット体の下面から突出して組付け
    られ、該下方部の周面に設けた略鋸歯状の係止歯に係脱
    可能になるノッチを操作可能に有し、前記下部ユニット
    体の下面を支承する保持手段としての保持体を吊り下げ
    杆に遊挿し、該保持体の下方の降下位置には該保持体が
    係止可能となる係止手段としての係止体が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天吊形
    空気調和器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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