JPH11210533A - コモンレール式燃料噴射制御装置 - Google Patents

コモンレール式燃料噴射制御装置

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JPH11210533A
JPH11210533A JP10017160A JP1716098A JPH11210533A JP H11210533 A JPH11210533 A JP H11210533A JP 10017160 A JP10017160 A JP 10017160A JP 1716098 A JP1716098 A JP 1716098A JP H11210533 A JPH11210533 A JP H11210533A
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JP
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injector
fuel
supply pump
common rail
discharge amount
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JP10017160A
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Tatsuya Kakehi
達也 筧
Tatsuya Hirota
達哉 広田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インジェクタ断線時の不具合を解消することが
できるコモンレール式燃料噴射制御装置を提供する。 【解決手段】サプライポンプはディーゼルエンジンによ
り駆動され、コモンレールにサプライポンプによる高圧
燃料が蓄えられる。マイコン26は、サプライポンプの
圧送行程における所定の期間、トランジスタ32をオン
して吐出量制御弁を閉弁し、その閉弁に伴うサプライポ
ンプによるコモンレールへの燃料吐出量を制御する。電
磁コイルへの通電を終了した時に発生するフライバック
エネルギーがコンデンサ33,34にインジェクタIN
J1〜INJ6の駆動源として蓄積される。マイコン2
6は、各インジェクタINJ1〜INJ6の断線の有無
を判定し、インジェクタINJ1〜INJ6の断線が有
ったときには、当該インジェクタINJ1〜INJ6に
同期した吐出量制御弁の駆動を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンにおけるコモンレール式燃料噴射制御装置に係り、
より詳しくは、ディーゼルエンジンのインジェクタ駆動
に必要なエネルギーをサプライポンプに設けた吐出量制
御弁(PCV)のコイルを通電することにより蓄積する
機能を有するコモンレール式燃料噴射制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおけるコモンレー
ル式電子制御燃料噴射システムは、図11に示すよう
に、高圧サプライポンプ60の駆動により高圧燃料を生
成してコモンレール61に蓄え、コモンレール61から
気筒毎の各インジェクタINJ1〜INJ6に供給でき
るようにし、各インジェクタINJ1〜INJ6の電磁
弁62の開閉によって燃料を噴射するシステムである。
ここで、サプライポンプ60には電磁式吐出量制御弁
(PCV)63が設けられ、吐出量制御弁63の制御に
よりサプライポンプ60からコモンレール61に高圧燃
料を圧送する。
【0003】このシステムにおいてインジェクタの電磁
弁62への駆動電流供給通路に昇圧コンデンサを設け、
昇圧コンデンサに蓄積したエネルギーをインジェクタ駆
動時に放電させ高速に応答させることが行われている。
つまり、昨今、エンジン性能を高めるためにインジェク
タを高電圧・大電流駆動して、瞬時にインジェクタを開
弁して燃料を噴射するニーズが高まっており、この時の
インジェクタ駆動電圧は図12に示すように100ボル
ト以上、電流は8アンペア程度必要になる。そのため
に、昇圧コンデンサに蓄積したエネルギーをインジェク
タ駆動時に放電する。
【0004】さらに、このコンデンサ充電方式として、
専用の昇圧コンデンサを用いるとともに昇圧回路を用い
ると、どうしても大がかりになってしまうので、小型化
を図るべく吐出量制御弁63を駆動した後のフライバッ
クエネルギーを回収することが知られている(例えば、
特開平8−210170号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各気筒毎の
インジェクタのうちのいずれかが断線した場合、昇圧コ
ンデンサに蓄積されたエネルギーが放電されず、次の吐
出量制御弁63の駆動時のフライバックエネルギーが昇
圧コンデンサに再充電され、過充電状態となってしま
う。つまり、図13に示す断線が無いときには、吐出量
制御弁63の電磁コイルによるコンデンサの充電が行わ
れるとともに各インジェクタINJ1〜INJ6が駆動
してコンデンサの放電が行われ、コンデンサ電圧は一定
値を超えることはない。しかし、図14に示すように、
インジェクタINJ3が断線した場合には、昇圧コンデ
ンサに蓄積されたエネルギーが放電されずに次の吐出量
制御弁63の駆動時(図のt70のタイミング)のフラ
イバックエネルギーが昇圧コンデンサに再充電され、過
充電状態となってしまう。これにより、コンデンサの耐
圧Vm を超えてしまったり周辺素子の耐圧を超えてしま
うといった新たな問題が発生する。
【0006】そのため、インジェクタ断線時に昇圧コン
デンサに加わる電圧を抑えることが必要となる。そこ
で、この発明の目的は、インジェクタ断線時の不具合を
解消することができるコモンレール式燃料噴射制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のコモン
レール式燃料噴射制御装置は、各インジェクタの断線の
有無を判定する判定手段と、前記判定手段によりインジ
ェクタの断線が有ったときには、当該インジェクタに同
期した前記吐出量制御弁の駆動を禁止する駆動禁止手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0008】このような構成を採用することにより、判
定手段にて各インジェクタの断線の有無が判定され、駆
動禁止手段にて、判定手段によりインジェクタの断線が
有ったときには、当該インジェクタに同期した吐出量制
御弁の駆動が禁止される。
【0009】よって、複数のインジェクタのうちのいず
れかが断線した場合、充電手段に蓄積されたエネルギー
が放電されずに次の吐出量制御弁の駆動時のフライバッ
クエネルギーが充電手段(コンデンサ等)に再充電され
ようとするが、吐出量制御弁の駆動が禁止され、充電手
段(コンデンサ等)への再充電が禁止される。その結
果、過充電状態となることがなく、コンデンサの耐圧を
超えてしまったり周辺素子の耐圧を超えてしまうことが
未然に防止される。
【0010】このようにして、インジェクタ断線時の不
具合を解消することができる。ここで、請求項2に記載
のように、前記判定手段を、インジェクタの駆動指令に
伴う充電手段の充電状態の低下により各インジェクタの
断線の有無を判定するものとすると、実用上好ましいも
のとなる。
【0011】また、請求項3に記載のように、前記サプ
ライポンプを、インジェクタからの燃料の1回噴射に対
し1回の圧送を行うものとすると、実用上好ましいもの
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。図1には、コモンレー
ル式燃料噴射制御装置(ディーゼルエンジン燃料噴射シ
ステム)の全体構成を示す。本装置は自動車に搭載され
る。つまり、車載用ディーゼルエンジンに適用されるも
のである。
【0013】本装置には1シリンダ方式のサプライポン
プ(高圧ポンプ)1が備えられている。図2は、サプラ
イポンプ1の具体的構成を示す断面図である。図1にお
いて、サプライポンプ1にはドライブシャフト2が設け
られ、このドライブシャフト2は6気筒ディーゼルエン
ジン3のクランクシャフト4と駆動連結されている。ま
た、ドライブシャフト2には三角形状のカム5が固定さ
れている。さらに、サプライポンプ1にはシリンダ6が
設けられ、シリンダ6内にはカム5のカム面を接触しな
がら摺動するプランジャー7が配置されている。そし
て、カム5の回転に伴うプランジャー7の下動によりシ
リンダ6内のプランジャー室(加圧室)8にフィードポ
ンプ(低圧ポンプ)9を介してタンク10内の燃料が吸
入される。
【0014】ここで、フィードポンプ9は図2に示すよ
うにポンプ本体に内蔵され、ドライブシャフト2の駆動
に伴うベーンの移動によりタンク10の燃料をプランジ
ャー室8に供給するものである。
【0015】図1のシリンダ6の上部にはノーマルオー
プンタイプの電磁式吐出量制御弁(PCV)11が配置
され、同吐出量制御弁11はフィードポンプ9からの燃
料の供給通路を開閉するものである。つまり、吐出量制
御弁11は弁体12とスプリング13と電磁コイル(ソ
レノイドコイル)14とを備えており、電磁コイル14
の通電によりそれまでの開弁状態からスプリング13の
付勢力に抗して弁体12を移動させて閉じる。そして、
吐出量制御弁11を閉じた状態でプランジャー7が上動
するとプランジャー室8で燃料の加圧動作(圧送動作)
が行われる。この加圧動作中での吐出量制御弁11の閉
弁時期を調節することにより燃料吐出量が調節できるよ
うになっている。
【0016】また、図1においてサプライポンプ1のプ
ランジャー室8は燃料供給管15により各気筒共通の高
圧蓄圧配管、いわゆるコモンレール16が接続されてい
る。燃料供給管15のポンプ側端部には逆止弁17が設
けられ、この逆止弁17によりサプライポンプ1側から
コモンレール16側への燃料の供給を許容し、かつ、コ
モンレール16側からサプライポンプ1側への燃料の通
過が規制される。
【0017】コモンレール16には分岐管18によりデ
ィーゼルエンジン3の各気筒毎のインジェクタ(燃料噴
射弁)INJ1,INJ2,INJ3,INJ4,IN
J5,INJ6が接続されている。また、インジェクタ
INJ1〜INJ6には三方電磁弁19,20,21,
22,23,24が設けられ、この電磁弁19〜24を
制御することによりインジェクタINJ1〜INJ6か
らコモンレール16からの高圧燃料を各気筒に噴射でき
るようになっている。
【0018】ここで、サプライポンプ1のドライブシャ
フト2とディーゼルエンジン3のクランクシャフト4と
は回転比が1対1で連結されており、サプライポンプ1
のカム5の山は3つある。つまり、本例は、3山カムの
サプライポンプを用い、6気筒エンジンに適用したもの
である。よって、1回の燃料噴射に対しサプライポンプ
1の1回の圧送動作が行われる。このように、1噴射1
圧送方式となっている。
【0019】電子制御ユニット(以下、ECUという)
25は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)26と駆動回路27を備え、マイコン26はクラン
ク角センサ28、気筒判別センサ29及びアクセル開度
センサ30により気筒判別とエンジン回転数とアクセル
開度の情報が入力される。ここで、気筒判別センサ29
は、図2に示すようにポンプのドライブシャフト2に固
定されるギヤ29aを有しており、ドライブシャフト2
の回転に伴うギヤ29aの通過の際にパルス信号が生成
される。そして、マイコン26は、これらの信号により
エンジン状態を判断し、エンジン状態に応じて決定され
る最適の噴射時期および噴射量となるよう駆動回路27
を介して三方電磁弁19〜24を駆動制御するようにな
っている。
【0020】より詳しくは、マイコン26はディーゼル
エンジン3の運転状態(エンジン回転数とアクセル開
度)に応じた時期及び量の燃料を噴射すべくインジェク
タINJ1〜INJ6の三方電磁弁19〜24を開閉制
御してコモンレール16内の燃料をディーゼルエンジン
3の各気筒に噴射する。ここで、本例では各気筒での燃
料噴射の際には、メイン噴射とそれに先立つパイロット
噴射を行う。つまり、図4においてインジェクタの噴射
パルスとして、パイロット噴射信号Pとメイン噴射信号
Mが生成される。
【0021】さらに、図1のマイコン26には駆動回路
27を介して吐出量制御弁11の電磁コイル14が接続
され、電磁コイル14を通電あるいは非通電状態にして
吐出量制御弁11を開閉制御することができるようにな
っている。また、マイコン26はコモンレール16に設
けたコモンレール圧センサ31からのコモンレール圧検
出信号を入力し、コモンレール圧がアクセル開度や回転
数に応じて設定した最適値となるように吐出量制御弁1
1を制御してサプライポンプ1の吐出量を調整する。
【0022】より詳しくは、ディーゼルエンジン3の始
動によりサプライポンプ1のカム5が回転し、この回転
に伴いプランジャー7が往復動してフィードポンプ9か
らの燃料がサプライポンプ1に供給されるとともに高圧
燃料が燃料供給管15を通してコモンレール16に供給
され、コモンレール16に燃料が蓄圧される。ここで、
マイコン26はコモンレール圧センサ31によるコモン
レール圧がアクセル開度や回転数に応じて設定した最適
値となるようにサプライポンプ1の吐出量を制御する。
【0023】以下、前述のマイコン26と駆動回路27
とからなるECU25を説明する。図3には、ECU2
5の具体的構成を示す。概略を説明すると、燃料噴射制
御用のマイコン26と、サプライポンプ1に設置された
吐出量制御弁の電磁コイル14を通電するためのMOS
トランジスタ32と、このトランジスタ32をスイッチ
ングした時のフライバックエネルギーを蓄積する充電手
段としてのコンデンサ33,34と、この蓄積されたエ
ネルギーを使いインジェクタの電磁弁19〜24を駆動
するMOSトランジスタ35〜40等を備えている。
【0024】バッテリー端子+Bには、吐出量制御弁1
1の電磁コイル14とMOSトランジスタ32が直列に
接続されている。電磁コイル14とトランジスタ32と
の間の接続点aは、ダイオードD1を介してパイロット
噴射用コンデンサ33が接続されるとともに、ダイオー
ドD2を介してメイン噴射用コンデンサ34が接続され
ている。
【0025】パイロット噴射用コンデンサ33にはパイ
ロット噴射電圧切り離し用MOSトランジスタ41を通
して各インジェクタの三方電磁弁19〜24が並列に接
続されている。より詳しくは、トランジスタ41にはコ
モン端子53と54が接続され、コモン端子53に三方
電磁弁19,21,23が接続されるとともにコモン端
子54に三方電磁弁20,22,24が接続されてい
る。同様に、メイン噴射用コンデンサ34にはメイン噴
射電圧切り離し用MOSトランジスタ42を通して各イ
ンジェクタの三方電磁弁19〜24が並列に接続されて
いる。より詳しくは、トランジスタ42には前述のコモ
ン端子53を介して三方電磁弁19,21,23が接続
されるとともにコモン端子54を介して三方電磁弁2
0,22,24が接続されている。各三方電磁弁19〜
24にはMOSトランジスタ35,36,37,38,
39,40がそれぞれ直列に接続されている。
【0026】パイロット噴射用コンデンサ33には分圧
抵抗43,44が接続され、接続点bはコンデンサ電圧
に応じた電位となる。接続点bには比較器45が接続さ
れ、比較器45において分圧抵抗46,47による所定
電圧と比較される。そして、パイロット噴射用コンデン
サ33の電圧が予め設定した所定電位(118ボルト)
よりも高くなると比較器45の出力がHレベルとなる。
同様に、メイン噴射用コンデンサ34には分圧抵抗4
8,49が接続され、接続点cはコンデンサ電圧に応じ
た電位となる。接続点cには比較器50が接続され、比
較器50において分圧抵抗46,47による予め設定し
た所定電圧と比較される。そして、メイン噴射用コンデ
ンサ34の電圧が予め設定した所定電位(118ボル
ト)よりも高くなると比較器50の出力がHレベルとな
る。
【0027】比較器45,50の出力端子はアンドゲー
ト51を通してマイコン26に接続され、パイロット噴
射用コンデンサ33の電圧とメイン噴射用コンデンサ3
4の電圧が共に所定電圧(118ボルト)よりも高くな
るとHレベル信号がマイコン26に出力される。マイコ
ン26はこの信号ラインの電位(アンドゲート51の出
力レベル)によりコンデンサ33,34の電圧が118
ボルトより高くなっているか否か検知できるようになっ
ている。このように本例のマイコン26は、アンドゲー
ト51の出力レベルにより、コンデンサ33,34の電
圧(充電状態)の低下を検知することができる。
【0028】また、各インジェクタの三方電磁弁19〜
24には定電流回路52が接続され、この定電流回路5
2により図12の開弁保持のための定電流(2アンペ
ア)が供給されるようになっている。
【0029】マイコン26は前述のトランジスタ32,
35〜40,41,42のゲート端子と接続され、マイ
コン26は各トランジスタをオン・オフ制御する。つま
り、トランジスタ32をオンすることにより電磁コイル
14を通電して吐出量制御弁11を閉弁する。このと
き、トランジスタ32をオン・オフ制御することにより
電磁コイル14への通電を終了した時に発生するフライ
バックエネルギーがコンデンサ33,34に蓄積され
る。つまり、コンデンサ33にパイロット噴射のための
エネルギーが蓄えられ、コンデンサ34にメイン噴射の
ためのエネルギーが蓄えられる。
【0030】さらに、各インジェクタINJ1〜INJ
6に対応するトランジスタ35〜40をオンすることに
よりコンデンサ33,34のうちのいずれかのエネルギ
ーを三方電磁弁19〜24に供給してインジェクタIN
J1〜INJ6から燃料を噴射できる。このとき、トラ
ンジスタ41と42のうちのいずれかをオンすることに
よりコンデンサを選択する。つまり、パイロット噴射用
コンデンサ33、メイン噴射用コンデンサ34にエネル
ギーが蓄えられた状態から、メイン噴射電圧切り離し用
トランジスタ42をオフにしパイロット噴射電圧切り離
し用トランジスタ41をオンにしてパイロット噴射電圧
を切り離した状態でいずれかの三方電磁弁19〜24に
コンデンサ電圧を供給してインジェクタINJ1〜IN
J6から燃料のパイロット噴射を行う。また、パイロッ
ト噴射電圧切り離し用トランジスタ41をオフにしメイ
ン噴射電圧切り離し用トランジスタ42をオンにしてメ
イン噴射電圧を切り離した状態でいずれかの三方電磁弁
19〜24にコンデンサ電圧を供給してインジェクタI
NJ1〜INJ6から燃料のメイン噴射を行う。
【0031】本実施形態においては、マイコン26にて
燃料吐出量制御手段、インジェクタ制御手段を構成して
いる。また、トランジスタ32にてスイッチング素子を
構成している。
【0032】次に、このように構成したコモンレール式
燃料噴射制御装置の作用を説明する。図4には、サプラ
イポンプ1のカムリフト、吐出量制御弁11の開閉状
態、吐出量制御弁11の駆動パルス、吐出量制御弁11
のソレノイド通電電流、各三方電磁弁19〜24の駆動
パルス(インジェクタ駆動信号)を示す。
【0033】図5には、サプライポンプ1のカムリフ
ト、気筒判別センサ信号(G信号)、クランク角パルス
(Ne信号)、吐出量制御弁11のスイッチング信号、
インジェクタ駆動信号(燃料噴射信号)、インジェクタ
ソレノイド電流、メイン噴射電圧切り離し用トランジス
タ41の駆動信号(M−SET信号)、パイロット噴射
電圧切り離し用トランジスタ42の駆動信号(P−SE
T信号)、パイロット噴射用コンデンサ33の両端電
圧、メイン噴射用コンデンサ34の両端電圧、アンドゲ
ート51の出力信号(充電検出信号)を示す。
【0034】図4において、カムリフトに伴いサプライ
ポンプ1の燃料吸入行程においては、ポンプ1に設置さ
れた吐出量制御弁11を開弁して燃料タンク10内から
燃料を吸入する。その後のカムリフトにてサプライポン
プ1は燃料圧送行程に入る。燃料圧送行程においては、
ポンプ1内の燃料を圧送カム5により所望の燃料圧力ま
で上昇させる。そして、マイコン26は、エンジン回転
数等により規定される燃料吸入・圧送タイミングで(図
4のt1〜t2の期間)、図3のトランジスタ32をオ
ンする。これにより、吐出量制御弁11の電磁コイル1
4が通電されて吐出量制御弁11が図4のt1’〜t
2’の期間、閉弁する。これにより、所定量の加圧燃料
がサプライポンプ1からコモンレール16に圧送され
る。このようにマイコン26は吐出量制御弁11を閉弁
して、その閉弁に伴うサプライポンプ1によるコモンレ
ール16への燃料吐出量を制御する。
【0035】また、マイコン26は、コモンレール16
での燃料が所望の圧力まで上昇した時点で、エンジン運
転状態(エンジン回転数等)に応じた燃料量をインジェ
クタINJ1〜INJ6から噴射すべく、インジェクタ
の駆動用トランジスタ35〜40の駆動信号および電圧
切り離し用トランジスタ41,42の駆動信号を出力す
る。この駆動信号により、図4のt3〜t4の期間、お
よびt5〜t6の期間、燃料噴射対象気筒に対応するト
ランジスタ35〜40をオンして三方電磁弁19〜24
のコイルを通電して三方電磁弁19〜24を開弁する。
これにより、燃料噴射対象気筒のインジェクタINJ1
〜INJ6が開弁してパイロットおよびメイン噴射が行
われる。
【0036】より詳しくは、図5に示すように、t10
〜t11の期間およびt12〜t13の期間、吐出量制
御弁11の電磁コイル14を通電する信号が出される。
この信号のオフエッジのタイミングt11にてフライバ
ックエネルギーが発生しパイロット噴射用コンデンサ3
3に蓄えられコンデンサ電圧が上昇する。また、PCV
駆動信号のオフエッジのタイミングt13にてフライバ
ックエネルギーが発生しメイン噴射用コンデンサ34に
蓄えられコンデンサ電圧が上昇する。そして、パイロッ
ト噴射用コンデンサ33の電圧が閾値Vth1 以上ならば
アンドゲート51の出力信号(充電検出信号)がHレベ
ルとなる(t20〜t21を除く期間)。また、メイン
噴射用コンデンサ34の電圧が閾値Vth2 以上ならばア
ンドゲート51の出力信号(充電検出信号)がHレベル
となる(t22〜t23を除く期間)。一方、t30〜
t11の期間、パイロット噴射電圧切り離し用トランジ
スタ41のオン信号(P−SET)が出され、この期間
に電磁コイル14の通電が行われる。また、t40〜t
13の期間、メイン噴射電圧切り離し用トランジスタ4
2のオン信号(M−SET)が出され、この期間に電磁
ソレノイトド14の通電が行われる。
【0037】ここで、マイコン26はポンプの行程を含
めたポンプおよびエンジンの運転状況を、気筒判別セン
サ信号とクランク角パルスを用いて判断している。つま
り、図1のセンサ28からのパルス信号(クランク角パ
ルス信号)をエンジンの基準回転角パルスとして用い、
センサ29からの信号(気筒判別パルス信号)を用いて
パルス数をカウントし、対応エンジンに応じたパルス番
号のカウントにてPCV圧送開始・圧送終了・燃料噴射
開始・気筒を判断している。
【0038】また、インジェクタ駆動の際には、燃料噴
射タイミングに合わせて、トランジスタ35〜40を駆
動するが、この際、図12に示すように、充電用コンデ
ンサ33,34から100ボルト以上の充電エネルギー
がインジェクタINJ1〜INJ6の電磁弁19〜24
に印加される。この時、インジェクタINJ1〜INJ
6の電磁弁19〜24には8アンペア程度の電流が流
れ、インジェクタINJ1〜INJ6は開弁され燃料が
噴射される。インジェクタINJ1〜INJ6を高電圧
駆動した後、図3の定電流回路52によりインジェクタ
INJ1〜INJ6に定電流が流れて一定期間閉弁状態
が保持される。
【0039】このような処理が行われている間におい
て、マイコン26はインジェクタINJ1〜INJ6の
断線の有無を判定するとともに、断線が有った場合には
これに関する処理を実行する。
【0040】図6,7は、マイコン26が実行する処理
内容を示すフローチャートである。図8には、各インジ
ェクタINJ1〜INJ6でのコイル(ソレノイド)電
流、PCVコイル通電電流、コンデンサ33,34での
充電電圧を示す。
【0041】図6において、マイコン26はステップ1
00でパイロット噴射電圧切り離し用トランジスタ41
の駆動信号(SEP信号)のオフエッジを検出したか否
か判定しパイロット噴射用コンデンサ33の放電終了タ
イミングか否か判定する(図5のt11のタイミン
グ)。そして、マイコン26はSEP信号のオフエッジ
を検出すると、ステップ101に移行してアンドゲート
51の出力(充電検出端子)がLレベルか否か、即ち、
パイロット噴射用コンデンサ33が未充電状態か否か判
定する。そして、アンドゲート51の出力(充電検出端
子)がLレベルであると、インジェクタINJ1〜IN
J6の断線が無いとして同処理を終了する。
【0042】このインジェクタINJ1〜INJ6の断
線が無い状態においては、図8に示すように、吐出量制
御弁11(PCVコイル)が駆動される毎にコンデンサ
33,34が昇圧される(図中、t51,52等で示す
タイミング)。一方、各インジェクタINJ1〜INJ
6が駆動される毎に三方電磁弁19〜24のコイルに電
流が流れ、コンデンサ充電電圧がその都度低下する(図
中、t61,62等で示すタイミング)。このコンデン
サの昇圧および低下が繰り返され、コンデンサ電圧は一
定値Vc1以下となっている。
【0043】図6のステップ101においてアンドゲー
ト51の出力(充電検出端子)がLレベルでないと、マ
イコン26はインジェクタINJ1〜INJ6の断線が
発生したとしてステップ102に移行する。つまり、図
9に示すように、インジェクタINJ1〜INJ6が断
線すると、コンデンサ33,34の電荷が抜けないので
満充電状態となる。つまり、断線気筒のパイロットおよ
びメイン充電電圧が放電されない。故に、燃料噴射信号
を送出したにもかかわらず、インジェクタソレノイド電
流が流れずアンドゲート51の出力(充電電圧)はHレ
ベルのままである。そして、マイコン26は図6のステ
ップ102で気筒判別センサ29およびクランク角セン
サ28からの信号により、当該気筒番号(n気筒)を識
別した後、ステップ103でn気筒目のインジェクタで
あることを示すインジェクタ断線検出フラグFAL
(n)をセット(=1)する。
【0044】また、図3におけるコモン端子53,54
が断線した時においては、全気筒のうちの半分の気筒の
インジェクタINJ1,3,5と残り気筒のインジェク
タINJ2,4,6での放電が行われない(充電電圧が
放電されない)。よって、この場合には、多数の気筒の
インジェクタが断線したとして多数の断線検出フラグが
セットされる。つまり、フラグFAL(1),FAL
(3),FAL(5)=1、あるいはFAL(2),F
AL(4),FAL(6)=1となる。
【0045】なお、図6のステップ100,101にお
いてはパイロット噴射の際(図5のt11のタイミン
グ)の充電電圧をモニタしたが、メイン噴射の際(図5
のt13のタイミング)の充電電圧をモニタしたり、あ
るいは、パイロットとメインの両方の噴射の際の充電電
圧をモニタして断線の有無を判定してもよい。
【0046】一方、図7において、マイコン26はステ
ップ200でフラグFAL(n)がセット(=1)され
ているか否か、即ち、インジェクタINJ1〜INJ6
の断線が発生したか否か判定する。そして、フラグFA
L(n)がセット(=1)されていると、マイコン26
はステップ201〜206において気筒番号を特定し、
ステップ207〜212において断線したインジェクタ
INJ1〜INJ6に同期した吐出量制御弁11の駆動
を禁止(停止)する。
【0047】このインジェクタINJ1〜INJ6の断
線が有る状態においては、図10に示すように、例えば
インジェクタINJ3が断線した時にはインジェクタI
NJ3の駆動に同期した吐出量制御弁11の駆動が禁止
(停止)されるので、コンデンサの昇圧がなくコンデン
サ電圧は一定値Vc1以下となっている。よって、従来方
式では図14のようにフライバックエネルギーの再充電
により耐圧Vm を超えてしまうこともあり得るが、本実
施形態ではコンデンサの電圧は断線発生時でも満充電電
圧程度であり、コンデンサ33,34の耐圧を超えてし
まったり周辺素子(図3におけるダイオードD1,D
2、抵抗43,44,48,49)の耐圧を超えてしま
うことが未然に防止できる。
【0048】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)判定手段および駆動禁止手段としてのマイコン2
6により、各インジェクタINJ1〜INJ6の断線の
有無を判定し、インジェクタINJ1〜INJ6の断線
が有ったときには、当該インジェクタINJ1〜INJ
6に同期した吐出量制御弁11の駆動を禁止するように
した。よって、複数のインジェクタINJ1〜INJ6
のうちのいずれかが断線した場合、コンデンサ33,3
4に蓄積されたエネルギーが放電されずに次の吐出量制
御弁11の駆動時のフライバックエネルギーがコンデン
サ33,34に再充電されようとするが、吐出量制御弁
11の駆動が停止(禁止)され、コンデンサ33,34
への再充電が禁止される。その結果、過充電状態となる
ことがなく、インジェクタINJ1〜INJ6の断線時
の不具合を解消することができる。 (ロ)判定方法として、図3での符号43〜51の素子
を用いてアンドゲート51の出力をモニタすることによ
りインジェクタINJ1〜INJ6の駆動指令に伴うコ
ンデンサ33,34の充電状態の検知し、充電状態の低
下により各インジェクタINJ1〜INJ6の断線の有
無を判定するので、実用上好ましいものとなる。 (ハ)サプライポンプ1を、インジェクタINJ1〜I
NJ6からの燃料の1回噴射に対し1回の圧送を行うも
のとしたので、実用上好ましいものとなる。
【0049】これまで説明した実施の形態以外にも下記
のように実施してもよい。充電手段としてコンデンサを
用いたが、他の機器を用いてもよい。また、スイッチン
グ素子としてMOSトランジスタを用いたが、他にもバ
イポーラトランジスタを用いたりIGBTを用いてもよ
い。
【0050】前述した例ではパイロット噴射とメイン噴
射を行う場合について説明し、パイロット噴射用コンデ
ンサ33とメイン噴射用コンデンサ34を用いたが、パ
イロット噴射を行わず1つの充電用コンデンサを使用し
たシステムに具体化してもよい。
【0051】前記実施形態ではサプライポンプが1シリ
ンダ方式で、エンジンが6気筒の例で示したが、シリン
ダ数、気筒数は限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態におけるコモンレール式燃料噴射
制御装置の全体構成図。
【図2】 サプライポンプの具体的構成を示す断面図。
【図3】 ECUの具体的構成図。
【図4】 動作説明のためのタイミングチャート。
【図5】 動作説明のためのタイミングチャート。
【図6】 作用を説明するためのフローチャート。
【図7】 作用を説明するためのフローチャート。
【図8】 動作説明のためのタイミングチャート。
【図9】 動作説明のためのタイミングチャート。
【図10】 動作説明のためのタイミングチャート。
【図11】 コモンレール式燃料噴射制御装置の全体構
成図。
【図12】 インジェクタ駆動のための波形図。
【図13】 従来のコモンレール式燃料噴射制御装置の
動作を説明するためのタイミングチャート。
【図14】 従来のコモンレール式燃料噴射制御装置の
動作を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…サプライポンプ、3…ディーゼルエンジン、11…
吐出量制御弁、14…電磁コイル、16…コモンレー
ル、26…マイコン、32…トランジスタ、33…パイ
ロット噴射用コンデンサ、34…メイン噴射用コンデン
サ、INJ1…インジェクタ、INJ2…インジェク
タ、INJ3…インジェクタ、INJ4…インジェク
タ、INJ5…インジェクタ、INJ6…インジェク
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 59/02 F02M 59/02 59/46 59/46 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンにより駆動され、燃
    料を吸入・圧送するサプライポンプと、 前記サプライポンプによる高圧燃料を蓄えるコモンレー
    ルと、 ディーゼルエンジンの各気筒に装着され、前記コモンレ
    ールの高圧燃料の供給を受けるインジェクタと、 前記サプライポンプに設置された吐出量制御弁の電磁コ
    イルに接続され、オン動作にて該コイルが通電されるス
    イッチング素子と、 前記サプライポンプの圧送行程における所定の期間、前
    記スイッチング素子をオンして前記吐出量制御弁を閉弁
    し、その閉弁に伴う前記サプライポンプによるコモンレ
    ールへの燃料吐出量を制御する燃料吐出量制御手段と、 前記電磁コイルへの通電を終了した時に発生するフライ
    バックエネルギーを前記インジェクタの駆動源として蓄
    積する充電手段と、 前記各気筒のインジェクタを駆動して燃料を当該インジ
    ェクタから各気筒に噴射させるインジェクタ制御手段
    と、 を備えたコモンレール式燃料噴射制御装置において、 前記各インジェクタの断線の有無を判定する判定手段
    と、 前記判定手段によりインジェクタの断線が有ったときに
    は、当該インジェクタに同期した前記吐出量制御弁の駆
    動を禁止する駆動禁止手段と、を備えたことを特徴とす
    るコモンレール式燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、インジェクタの駆動指
    令に伴う充電手段の充電状態の低下により各インジェク
    タの断線の有無を判定するものである請求項1に記載の
    コモンレール式燃料噴射制御装置。
  3. 【請求項3】 前記サプライポンプは、インジェクタか
    らの燃料の1回噴射に対し1回の圧送を行うものである
    請求項1に記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
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