JPH11209980A - 水中にある捨石面を均す方法 - Google Patents
水中にある捨石面を均す方法Info
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- JPH11209980A JPH11209980A JP24201498A JP24201498A JPH11209980A JP H11209980 A JPH11209980 A JP H11209980A JP 24201498 A JP24201498 A JP 24201498A JP 24201498 A JP24201498 A JP 24201498A JP H11209980 A JPH11209980 A JP H11209980A
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D13/00—Accessories for placing or removing piles or bulkheads, e.g. noise attenuating chambers
- E02D13/04—Guide devices; Guide frames
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 潜水夫の作業に頼ることなく機械的に捨石マ
ウンドの水中にある捨石面の均し作業を行うことができ
る水中にある捨石面を均す方法を提供する。 【解決手段】 下部と上部の２つのガイドキーパー４，
４’の角度を可変して固定できる移動装置３を均し船１
の前部に船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移
動自在に設け、傾斜した捨石面を均す場合には捨石均し
面の角度に合わせてその傾斜角度を固定した該２つのガ
イドキーパー４，４’に、また水平の捨石面を均す場合
には上部のガイドキーパー４’は使用せず、捨石均し面
に平行に固定した下部のガイドキーパー４に、その軸心
方向に移動自在に支持され且つバイブロ装置６が取り付
けられた柱状部材５を取着し、柱状部材５の下端に取り
付けられたタンパー７を捨石均し面に位置させて、バイ
ブロ装置６を駆動させて転圧均しを行っては移動装置３
を前記方向にスライド移動させることを繰り返す。
ウンドの水中にある捨石面の均し作業を行うことができ
る水中にある捨石面を均す方法を提供する。 【解決手段】 下部と上部の２つのガイドキーパー４，
４’の角度を可変して固定できる移動装置３を均し船１
の前部に船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移
動自在に設け、傾斜した捨石面を均す場合には捨石均し
面の角度に合わせてその傾斜角度を固定した該２つのガ
イドキーパー４，４’に、また水平の捨石面を均す場合
には上部のガイドキーパー４’は使用せず、捨石均し面
に平行に固定した下部のガイドキーパー４に、その軸心
方向に移動自在に支持され且つバイブロ装置６が取り付
けられた柱状部材５を取着し、柱状部材５の下端に取り
付けられたタンパー７を捨石均し面に位置させて、バイ
ブロ装置６を駆動させて転圧均しを行っては移動装置３
を前記方向にスライド移動させることを繰り返す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は埋立地の護岸などに
採用される台形状に形成した石積堤の如き捨石マウンド
の水中における捨石面を均す方法に関するものである。
採用される台形状に形成した石積堤の如き捨石マウンド
の水中における捨石面を均す方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、埋立地の護岸などに採用される台
形状に形成した石積堤の如き捨石マウンドの水中におけ
る捨石面の均し作業は、水中で潜水夫が人力によって行
う作業に頼ってきたが、港湾工事が大型化し、工事を急
速に施工する必要があり、施工する場所も水深の深い場
所で行う工事が増加してきたため、潜水夫だけで均し作
業を行うことが困難になってきたばかりでなく、潜水夫
の確保が困難となってきているため、水中にある捨石を
機械を使って移動させることにより均しを行う機械的均
し作業が普及しつつある。
形状に形成した石積堤の如き捨石マウンドの水中におけ
る捨石面の均し作業は、水中で潜水夫が人力によって行
う作業に頼ってきたが、港湾工事が大型化し、工事を急
速に施工する必要があり、施工する場所も水深の深い場
所で行う工事が増加してきたため、潜水夫だけで均し作
業を行うことが困難になってきたばかりでなく、潜水夫
の確保が困難となってきているため、水中にある捨石を
機械を使って移動させることにより均しを行う機械的均
し作業が普及しつつある。
【０００３】この機械的均し作業としては、捨石マウン
ドにおける水平面については重錘落下均し，タンパー転
圧均し，水中バックホウ均しなどにおいて実用化されて
いるものがあるが、捨石マウンドにおける傾斜面につい
ては機械化された例がないため未だ潜水夫の人力による
均しが一般的である。
ドにおける水平面については重錘落下均し，タンパー転
圧均し，水中バックホウ均しなどにおいて実用化されて
いるものがあるが、捨石マウンドにおける傾斜面につい
ては機械化された例がないため未だ潜水夫の人力による
均しが一般的である。
【０００４】一般に埋立地の護岸などに採用される台形
状に形成した石積堤の如き捨石マウンドの外海面に向い
た傾斜した捨石面は、波浪により洗掘される恐れがある
ため、重量の大きな石（被覆石）や消波ブロックなどで
覆う工法が採られている。この被覆石や消波ブロックを
台形状の捨石マウンドの傾斜面に安定した状態に設置す
るためには、捨石マウンドの傾斜面の均し作業は必須欠
くべからざるものであるにも拘らず、前述したように捨
石マウンドにおける傾斜面の均しは潜水夫による人力均
しが一般的であるため、 １）日照時間により施工量が変動する。 ２）水深が深くなると潜水時間が短くなるため、更に施
工量が少なくなる。 ３）沖合では気象・海象条件が厳しくなるため、潜水夫
の稼働率が低下する。 ４）捨石は１個当たりの重量が最大では２００ｋｇ程度
もあり、しかも傾斜面での作業であるため危険である。 等の問題点があった。
状に形成した石積堤の如き捨石マウンドの外海面に向い
た傾斜した捨石面は、波浪により洗掘される恐れがある
ため、重量の大きな石（被覆石）や消波ブロックなどで
覆う工法が採られている。この被覆石や消波ブロックを
台形状の捨石マウンドの傾斜面に安定した状態に設置す
るためには、捨石マウンドの傾斜面の均し作業は必須欠
くべからざるものであるにも拘らず、前述したように捨
石マウンドにおける傾斜面の均しは潜水夫による人力均
しが一般的であるため、 １）日照時間により施工量が変動する。 ２）水深が深くなると潜水時間が短くなるため、更に施
工量が少なくなる。 ３）沖合では気象・海象条件が厳しくなるため、潜水夫
の稼働率が低下する。 ４）捨石は１個当たりの重量が最大では２００ｋｇ程度
もあり、しかも傾斜面での作業であるため危険である。 等の問題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
捨石マウンドの傾斜面の均し作業における問題点を解消
し、潜水夫の作業に頼ることなく機械的に捨石マウンド
の傾斜面の均し作業を行うことができる水中にある傾斜
した捨石面を均す方法を提供すると共に、同じ装置を用
いて捨石マウンドの水平の捨石面をも均す方法を併せて
提供することを課題とする。
捨石マウンドの傾斜面の均し作業における問題点を解消
し、潜水夫の作業に頼ることなく機械的に捨石マウンド
の傾斜面の均し作業を行うことができる水中にある傾斜
した捨石面を均す方法を提供すると共に、同じ装置を用
いて捨石マウンドの水平の捨石面をも均す方法を併せて
提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、前述した各問題点はいずれ
も潜水夫による人力均しであることに起因するので、こ
れを機械化するため下部と上部の２つのガイドキーパー
の角度を可変して固定できる移動装置を均し船の前部に
船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動自在に
設け、傾斜した水中にある捨石面を均す場合には、捨石
マウンドにおける傾斜した捨石均し面の角度に合わせて
その角度を固定した該下部と上部のガイドキーパーに該
下部と上部のガイドキーパーの軸心方向に移動自在に支
持され且つバイブロ装置が取り付けられた柱状部材を傾
斜して取着し、該柱状部材の下端に取り付けられたタン
パーを捨石マウンドにおける傾斜した捨石均し面に位置
させ、該バイブロ装置を駆動して該タンパーを所定の深
度に達せしめる転圧均しを行っては前記移動装置を均し
船の船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動さ
せることを繰り返して水中にある傾斜した捨石面を振動
により転圧均しし、一方水平の捨石面を均す場合には、
上部のガイドキーパーは使用せず、捨石マウンドにおけ
る水平の捨石均し面に対してその角度を平行に固定した
下部のガイドキーパーに該ガイドキーパーの軸心方向に
移動自在に支持され且つバイブロ装置が取り付けられた
柱状部材を垂直に取着し、該柱状部材の下端に取り付け
られたタンパーを捨石マウンドにおける水平の捨石均し
面に位置させ、該バイブロ装置を駆動して該タンパーを
所定の深度に達せしめる転圧均しを行っては前記移動装
置を均し船の船体の幅方向及び／又は前後方向にスライ
ド移動させることを繰り返して水中にある水平の捨石面
を振動により転圧均しすれば、捨石マウンドにおける捨
石均し面を均し機を装備した均し船により捨石均しでき
るので、施工能率と安全性の向上が図れることを究明し
て本発明を完成したのである。
解決すべく鋭意研究の結果、前述した各問題点はいずれ
も潜水夫による人力均しであることに起因するので、こ
れを機械化するため下部と上部の２つのガイドキーパー
の角度を可変して固定できる移動装置を均し船の前部に
船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動自在に
設け、傾斜した水中にある捨石面を均す場合には、捨石
マウンドにおける傾斜した捨石均し面の角度に合わせて
その角度を固定した該下部と上部のガイドキーパーに該
下部と上部のガイドキーパーの軸心方向に移動自在に支
持され且つバイブロ装置が取り付けられた柱状部材を傾
斜して取着し、該柱状部材の下端に取り付けられたタン
パーを捨石マウンドにおける傾斜した捨石均し面に位置
させ、該バイブロ装置を駆動して該タンパーを所定の深
度に達せしめる転圧均しを行っては前記移動装置を均し
船の船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動さ
せることを繰り返して水中にある傾斜した捨石面を振動
により転圧均しし、一方水平の捨石面を均す場合には、
上部のガイドキーパーは使用せず、捨石マウンドにおけ
る水平の捨石均し面に対してその角度を平行に固定した
下部のガイドキーパーに該ガイドキーパーの軸心方向に
移動自在に支持され且つバイブロ装置が取り付けられた
柱状部材を垂直に取着し、該柱状部材の下端に取り付け
られたタンパーを捨石マウンドにおける水平の捨石均し
面に位置させ、該バイブロ装置を駆動して該タンパーを
所定の深度に達せしめる転圧均しを行っては前記移動装
置を均し船の船体の幅方向及び／又は前後方向にスライ
ド移動させることを繰り返して水中にある水平の捨石面
を振動により転圧均しすれば、捨石マウンドにおける捨
石均し面を均し機を装備した均し船により捨石均しでき
るので、施工能率と安全性の向上が図れることを究明し
て本発明を完成したのである。
【０００７】そして、バイブロ装置を移動装置に設けら
れた下部のガイドキーパーの上部近傍で柱状部材に固定
して捨石面を振動により転圧均しすれば、バイブロ装置
によって発生せしめられた振動を効率良く捨石面に伝達
することができて施工効率を向上せしめることができる
ことも究明したのである。
れた下部のガイドキーパーの上部近傍で柱状部材に固定
して捨石面を振動により転圧均しすれば、バイブロ装置
によって発生せしめられた振動を効率良く捨石面に伝達
することができて施工効率を向上せしめることができる
ことも究明したのである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る水中にある捨石面を均す方法について詳細に説明す
る。図１は本発明方法により水中にある傾斜した捨石面
を均している状態を示す説明図、図２は図１の傾斜した
捨石面における均し船の船首部分を拡大して示す説明
図、図３は水平の捨石面における均し船の船首部分を拡
大して示す説明図、図４はガイドキーパーの１実施例の
構造を示す説明図、図５はセンターホールドチャックの
構造を図２及び図３におけるＡ−Ａ線断面で示す平面説
明図、図６は図５におけるＢ−Ｂ線断面説明図である。
る水中にある捨石面を均す方法について詳細に説明す
る。図１は本発明方法により水中にある傾斜した捨石面
を均している状態を示す説明図、図２は図１の傾斜した
捨石面における均し船の船首部分を拡大して示す説明
図、図３は水平の捨石面における均し船の船首部分を拡
大して示す説明図、図４はガイドキーパーの１実施例の
構造を示す説明図、図５はセンターホールドチャックの
構造を図２及び図３におけるＡ−Ａ線断面で示す平面説
明図、図６は図５におけるＢ−Ｂ線断面説明図である。
【０００９】図面中、１は均し船であり、公知の自動測
位機を用いて水中の捨石均しを行う所定位置に移動して
波浪や潮流による影響を受けない状態にスパット1aを介
して停泊できると共に水位の検出装置とその時の均し面
深度をコンピューターにより演算処理して施工管理でき
るシステムとを具備している。
位機を用いて水中の捨石均しを行う所定位置に移動して
波浪や潮流による影響を受けない状態にスパット1aを介
して停泊できると共に水位の検出装置とその時の均し面
深度をコンピューターにより演算処理して施工管理でき
るシステムとを具備している。
【００１０】２は均し船１の前部に船体の幅方向又は前
後方向（図示した実施例では船体の幅方向）に設けられ
ているレール、３はこのレール２上をスライド移動自在
で且つ所定位置まで移動した状態でレール２にクランプ
されて位置固定される移動装置であって、この移動装置
３が船体の幅方向及び前後方向にも移動できる場合には
レール２上をスライド移動する下部移動装置3c上に設け
られたレール上を下部移動装置3cの移動方向と直角方向
にスライド移動して所定位置で固定できる上部移動装置
3dが設けられている。そしてこの移動装置３には下部と
上部の２つのガイドキーパー４，４'がそれぞれ支持軸3
aを介してその角度を可変できるように、且つその角度
を所望の角度になるようにして固定できるように油圧シ
リンダ3bを介して取り付けられている。このようにガイ
ドキーパー４，４'はそれぞれ支持軸3aを介してその角
度を可変できるものであるから、ガイドキーパー４，
４'の角度を変更した場合にそれぞれのガイドキーパー
４，４'の軸心を一致させることができるようにガイド
キーパー４，４'が装着されている少なくとも一つ以上
の部材（図２に示す実施例では移動装置３の上部移動装
置3dの船首側部分）が船体の前後方向に移動して位置固
定されるようになっている。また、ガイドキーパー４，
４'は後述する柱状部材５をその軸心方向に移動自在に
支持するものであるから、図４に示す如く柱状部材５を
移動自在に支持するためのコロ4aが円周状に枢着されて
おり、且つ柱状部材５を支持する状態に装着し、また脱
着できるように支軸を中心として開閉できるようになっ
ている。
後方向（図示した実施例では船体の幅方向）に設けられ
ているレール、３はこのレール２上をスライド移動自在
で且つ所定位置まで移動した状態でレール２にクランプ
されて位置固定される移動装置であって、この移動装置
３が船体の幅方向及び前後方向にも移動できる場合には
レール２上をスライド移動する下部移動装置3c上に設け
られたレール上を下部移動装置3cの移動方向と直角方向
にスライド移動して所定位置で固定できる上部移動装置
3dが設けられている。そしてこの移動装置３には下部と
上部の２つのガイドキーパー４，４'がそれぞれ支持軸3
aを介してその角度を可変できるように、且つその角度
を所望の角度になるようにして固定できるように油圧シ
リンダ3bを介して取り付けられている。このようにガイ
ドキーパー４，４'はそれぞれ支持軸3aを介してその角
度を可変できるものであるから、ガイドキーパー４，
４'の角度を変更した場合にそれぞれのガイドキーパー
４，４'の軸心を一致させることができるようにガイド
キーパー４，４'が装着されている少なくとも一つ以上
の部材（図２に示す実施例では移動装置３の上部移動装
置3dの船首側部分）が船体の前後方向に移動して位置固
定されるようになっている。また、ガイドキーパー４，
４'は後述する柱状部材５をその軸心方向に移動自在に
支持するものであるから、図４に示す如く柱状部材５を
移動自在に支持するためのコロ4aが円周状に枢着されて
おり、且つ柱状部材５を支持する状態に装着し、また脱
着できるように支軸を中心として開閉できるようになっ
ている。
【００１１】５は捨石マウンドにおける捨石均し面の角
度に合わせてその角度を固定されたガイドキーパー４，
４'にこのガイドキーパー４，４'の軸心方向に移動自在
に支持され、且つバイブロ装置６が取り付けられ、更に
その下端にタンパー７が取り付けられた柱状部材であ
る。このバイブロ装置６は下部のガイドキーパー４の上
部近傍で柱状部材５に取り付けると、バイブロ装置６に
よって発生せしめられた振動が柱状部材５の上部に取り
付けた場合に比べて柱状部材５の弾性によって吸収され
る割合が減少するため、効率良く捨石面を振動により転
圧均しすることができて好ましい。このバイブロ装置６
を図２及び図３に示した実施例の如く柱状部材５に取り
付けるには、図５及び図６に示す如く中央部に柱状部材
５が貫通する貫通穴を有し、その貫通穴に面して位置す
るクランププレート6bと、このクランププレート6bの貫
通穴と反対側の端部が当接するアームレバー6cと、この
アームレバー6cの枢着部分と反対側の端部を押圧する油
圧シリンダー6dとを内蔵しており、両側の上部にバイブ
ロ装置６が固定されているセンターホールドチャック6a
を使用すれば、柱状部材５の所望の位置にバイブロ装置
６を取り付けることができる。
度に合わせてその角度を固定されたガイドキーパー４，
４'にこのガイドキーパー４，４'の軸心方向に移動自在
に支持され、且つバイブロ装置６が取り付けられ、更に
その下端にタンパー７が取り付けられた柱状部材であ
る。このバイブロ装置６は下部のガイドキーパー４の上
部近傍で柱状部材５に取り付けると、バイブロ装置６に
よって発生せしめられた振動が柱状部材５の上部に取り
付けた場合に比べて柱状部材５の弾性によって吸収され
る割合が減少するため、効率良く捨石面を振動により転
圧均しすることができて好ましい。このバイブロ装置６
を図２及び図３に示した実施例の如く柱状部材５に取り
付けるには、図５及び図６に示す如く中央部に柱状部材
５が貫通する貫通穴を有し、その貫通穴に面して位置す
るクランププレート6bと、このクランププレート6bの貫
通穴と反対側の端部が当接するアームレバー6cと、この
アームレバー6cの枢着部分と反対側の端部を押圧する油
圧シリンダー6dとを内蔵しており、両側の上部にバイブ
ロ装置６が固定されているセンターホールドチャック6a
を使用すれば、柱状部材５の所望の位置にバイブロ装置
６を取り付けることができる。
【００１２】８は均し船１上に装備された旋回式クレー
ンであって、柱状部材５を吊り下げるためのものであ
る。
ンであって、柱状部材５を吊り下げるためのものであ
る。
【００１３】かかる構成の装置を使用して本発明方法を
実施するには、先ず均し船１を公知の自動測位機を用い
て水中の捨石均しを行う所定位置に移動し、波浪や潮流
による影響を受けない状態にスパット1aを介して停泊さ
せ、次いで均し船１の前部に設けられているレール２上
にスライド移動自在に設けられている移動装置３を所定
位置に移動して位置固定した後、傾斜した捨石面を均す
場合にはこの移動装置３に取り付けられている下部と上
部のガイドキーパー４，４'をそれぞれ油圧シリンダ3b
によって支持軸3aを介してその傾斜角度が捨石マウンド
の傾斜面の傾斜角度となり且つその軸心が一致するよう
に傾斜させて固定する。また水平の捨石面を均す場合に
は上部のガイドキーパー４'は使用せず移動装置３に取
り付けられている下部のガイドキーパー４を油圧シリン
ダ3bによって支持軸3aを介して水平になるように固定す
る。
実施するには、先ず均し船１を公知の自動測位機を用い
て水中の捨石均しを行う所定位置に移動し、波浪や潮流
による影響を受けない状態にスパット1aを介して停泊さ
せ、次いで均し船１の前部に設けられているレール２上
にスライド移動自在に設けられている移動装置３を所定
位置に移動して位置固定した後、傾斜した捨石面を均す
場合にはこの移動装置３に取り付けられている下部と上
部のガイドキーパー４，４'をそれぞれ油圧シリンダ3b
によって支持軸3aを介してその傾斜角度が捨石マウンド
の傾斜面の傾斜角度となり且つその軸心が一致するよう
に傾斜させて固定する。また水平の捨石面を均す場合に
は上部のガイドキーパー４'は使用せず移動装置３に取
り付けられている下部のガイドキーパー４を油圧シリン
ダ3bによって支持軸3aを介して水平になるように固定す
る。
【００１４】次いで、バイブロ装置６が取り付けられ下
端にタンパー７が取り付けられた柱状部材５を均し船１
上に装備された旋回式クレーン８で吊り下げて、傾斜し
た捨石面を均す場合には柱状部材５の軸心が各ガイドキ
ーパー４，４'の軸心と合致するようにガイドキーパー
４，４'のコロ4aで傾斜させて支持し、水平の捨石面を
均す場合には柱状部材５の軸心が下部のガイドキーパー
４の軸心と合致するように下部のガイドキーパー４のコ
ロ4aで垂直に支持して取着させた後、旋回式クレーン８
のワイヤを緩めて柱状部材５の下端に取り付けられてい
るタンパー７を捨石マウンドの傾斜面上（通常捨石マウ
ンドの傾斜面の最上部）又は水平面上（通常捨石マウン
ドの傾斜面の最上部）に位置する状態にした後に、タン
パー７が所定の深度に達するまでバイブロ装置６を駆動
して転圧均しを行う。かくして最初の位置での捨石マウ
ンドの捨石面の振動による転圧均しが完了すると、次に
柱状部材５を旋回式クレーン８で吊り上げ、移動装置３
を均し船１の船体の前部に設けられているレール２に沿
って船体の幅方向又は前後方向に所定の距離（通常タン
パー７の幅又は長さと一致する距離である）だけスライ
ド移動させ、上記操作を繰り返すことにより捨石マウン
ドの捨石面を振動により転圧均しするのである。即ち、
バイブロ装置６を駆動して柱状部材５をガイドキーパー
４，４'又は４の軸心方向に振動させ、タンパー７を捨
石面に押し付けることにより凸部の捨石は押し込んで凸
部の捨石を側方に移動させることによって、所定の傾斜
面又は水平面となるように捨石面を均すのである。
端にタンパー７が取り付けられた柱状部材５を均し船１
上に装備された旋回式クレーン８で吊り下げて、傾斜し
た捨石面を均す場合には柱状部材５の軸心が各ガイドキ
ーパー４，４'の軸心と合致するようにガイドキーパー
４，４'のコロ4aで傾斜させて支持し、水平の捨石面を
均す場合には柱状部材５の軸心が下部のガイドキーパー
４の軸心と合致するように下部のガイドキーパー４のコ
ロ4aで垂直に支持して取着させた後、旋回式クレーン８
のワイヤを緩めて柱状部材５の下端に取り付けられてい
るタンパー７を捨石マウンドの傾斜面上（通常捨石マウ
ンドの傾斜面の最上部）又は水平面上（通常捨石マウン
ドの傾斜面の最上部）に位置する状態にした後に、タン
パー７が所定の深度に達するまでバイブロ装置６を駆動
して転圧均しを行う。かくして最初の位置での捨石マウ
ンドの捨石面の振動による転圧均しが完了すると、次に
柱状部材５を旋回式クレーン８で吊り上げ、移動装置３
を均し船１の船体の前部に設けられているレール２に沿
って船体の幅方向又は前後方向に所定の距離（通常タン
パー７の幅又は長さと一致する距離である）だけスライ
ド移動させ、上記操作を繰り返すことにより捨石マウン
ドの捨石面を振動により転圧均しするのである。即ち、
バイブロ装置６を駆動して柱状部材５をガイドキーパー
４，４'又は４の軸心方向に振動させ、タンパー７を捨
石面に押し付けることにより凸部の捨石は押し込んで凸
部の捨石を側方に移動させることによって、所定の傾斜
面又は水平面となるように捨石面を均すのである。
【００１５】このようにして移動装置３を均し船１の船
体の前部に設けられているレール２に沿って所定位置ま
で（レール２が船体の幅方向に設けられている場合には
通常は均し船１の船体の幅方向全幅まで、レール２が船
体の前後方向に設けられている場合には通常は捨石マウ
ンドの捨石面の前後方向全幅まで）スライド移動させて
捨石マウンドの捨石面を均したら、均し船１を捨石マウ
ンドの捨石面に対してタンパー７の大きさに対応した距
離だけ後退（レール２が船体の幅方向に設けられている
場合）又は船体の幅方向に移動（レール２が船体の前後
方向に設けられている場合）させて未だ均していない捨
石マウンドの捨石面を同様にして振動により転圧均しす
るのである。また、移動装置３が均し船１の船体の幅方
向及び前後方向に移動自在に設けられている場合には、
前記均し船１の船体の幅方向と前後方向との捨石面の２
つの転圧均し操作のいずれか一方を先に行い、次いで他
方の操作を行ってから均し船１の移動を行えばよいので
ある。更に捨石マウンドの水中における傾斜した捨石面
を均す方法と水平の捨石面を均す方法とを、いずれか一
方を先に行い、次いで他方を続いて行うこともできる。
体の前部に設けられているレール２に沿って所定位置ま
で（レール２が船体の幅方向に設けられている場合には
通常は均し船１の船体の幅方向全幅まで、レール２が船
体の前後方向に設けられている場合には通常は捨石マウ
ンドの捨石面の前後方向全幅まで）スライド移動させて
捨石マウンドの捨石面を均したら、均し船１を捨石マウ
ンドの捨石面に対してタンパー７の大きさに対応した距
離だけ後退（レール２が船体の幅方向に設けられている
場合）又は船体の幅方向に移動（レール２が船体の前後
方向に設けられている場合）させて未だ均していない捨
石マウンドの捨石面を同様にして振動により転圧均しす
るのである。また、移動装置３が均し船１の船体の幅方
向及び前後方向に移動自在に設けられている場合には、
前記均し船１の船体の幅方向と前後方向との捨石面の２
つの転圧均し操作のいずれか一方を先に行い、次いで他
方の操作を行ってから均し船１の移動を行えばよいので
ある。更に捨石マウンドの水中における傾斜した捨石面
を均す方法と水平の捨石面を均す方法とを、いずれか一
方を先に行い、次いで他方を続いて行うこともできる。
【００１６】
【発明の効果】以上に詳述したように、本説明に係る水
中にある捨石面を均す方法は、ガイドキーパーの角度を
可変して固定できる移動装置を均し船の前部に船体の幅
方向及び／又は前後方向にスライド移動自在に設け、捨
石マウンドにおける傾斜した捨石均し面の角度に合わせ
てその角度を固定した２つのガイドキーパー又は水平の
捨石均し面に対して平行に固定した下部のガイドパー
に、そのガイドキーパーの軸心方向に移動自在に支持さ
れ且つバイブロ装置を取り付けられた柱状部材の下端に
取り付けられたタンパーを捨石マウンドにおける傾斜し
た捨石均し面又は水平の捨石均し面に位置させ、バイブ
ロ装置を駆動してタンパーを傾斜した捨石面又は水平の
捨石面に押し付けることにより凸部の捨石を所定の深度
まで押し込んで所定の傾斜面又は水平面となるように転
圧均しした後、前記移動装置を均し船の船体の幅方向及
び／又は前後方向にスライド移動させることを繰り返し
て捨石面を振動により転圧均しする方法であるので、特
殊技能を有し且つ人材の確保が困難となってきている潜
水夫を必要とせずに完全に機械化した設備で水中にある
捨石面を均すことができ、潜水夫による人力均しではな
いので施工能力が高く、水面が多少荒れている状態や日
照時間が短い状態や水深の深い所でも実施可能であるば
かりか、水中に潜水夫が潜って行う作業が存在しないの
で安全性も高く、またバイブロ装置を下部のガイドキー
パーの上部で可及的に近い位置で柱状部材に取り付ける
とバイブロ装置によって発生せしめられた振動が柱状部
材の弾性によって吸収される割合が減少して効率良く捨
石面を振動により転圧均しすることができるのであり、
その工業的価値は非常に大きなものである。
中にある捨石面を均す方法は、ガイドキーパーの角度を
可変して固定できる移動装置を均し船の前部に船体の幅
方向及び／又は前後方向にスライド移動自在に設け、捨
石マウンドにおける傾斜した捨石均し面の角度に合わせ
てその角度を固定した２つのガイドキーパー又は水平の
捨石均し面に対して平行に固定した下部のガイドパー
に、そのガイドキーパーの軸心方向に移動自在に支持さ
れ且つバイブロ装置を取り付けられた柱状部材の下端に
取り付けられたタンパーを捨石マウンドにおける傾斜し
た捨石均し面又は水平の捨石均し面に位置させ、バイブ
ロ装置を駆動してタンパーを傾斜した捨石面又は水平の
捨石面に押し付けることにより凸部の捨石を所定の深度
まで押し込んで所定の傾斜面又は水平面となるように転
圧均しした後、前記移動装置を均し船の船体の幅方向及
び／又は前後方向にスライド移動させることを繰り返し
て捨石面を振動により転圧均しする方法であるので、特
殊技能を有し且つ人材の確保が困難となってきている潜
水夫を必要とせずに完全に機械化した設備で水中にある
捨石面を均すことができ、潜水夫による人力均しではな
いので施工能力が高く、水面が多少荒れている状態や日
照時間が短い状態や水深の深い所でも実施可能であるば
かりか、水中に潜水夫が潜って行う作業が存在しないの
で安全性も高く、またバイブロ装置を下部のガイドキー
パーの上部で可及的に近い位置で柱状部材に取り付ける
とバイブロ装置によって発生せしめられた振動が柱状部
材の弾性によって吸収される割合が減少して効率良く捨
石面を振動により転圧均しすることができるのであり、
その工業的価値は非常に大きなものである。
【図１】本発明方法により水中にある傾斜した捨石面を
均している状態を示す説明図である。
均している状態を示す説明図である。
【図２】図１の傾斜した捨石面における均し船の船首部
分を拡大して示す説明図である。
分を拡大して示す説明図である。
【図３】水平の捨石面における均し船の船首部分を拡大
して示す説明図である。
して示す説明図である。
【図４】ガイドキーパーの１実施例の構造を示す説明図
である。
である。
【図５】センターホールドチャックの構造を図２及び図
３におけるＡ−Ａ線断面で示す平面説明図である。
３におけるＡ−Ａ線断面で示す平面説明図である。
【図６】図５におけるＢ−Ｂ線断面説明図である。
１ 均し船 1a スパット ２ レール ３ 移動装置 3a 支持軸 3b 油圧シリンダ 3c 下部移動装置 3d 上部移動装置 ４ 下部のガイドキーパー ４' 上部のガイドキーパー 4a コロ ５ 柱状部材 ６ バイブロ装置 6a センターホールドチャック 6b クランププレート 6c アームレバー 6d 油圧シリンダー ７ タンパー ８ 旋回式クレーン
Claims (3)
- 【請求項１】 下部と上部のガイドキーパー(４，４')
の角度を可変して固定できる移動装置(３)を船体の前部
に船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動自在
に設けた均し船(１)により水中にある捨石マウンドにお
ける傾斜した捨石面を均すに際し、捨石マウンドにおけ
る傾斜した捨石均し面の角度に合わせてその角度を固定
した該ガイドキーパー(４，４')に該ガイドキーパー
(４，４')の軸心方向に移動自在に支持され且つバイブ
ロ装置(６)を取り付けられた柱状部材(５)を傾斜して取
着し、該柱状部材(５)の下端に取り付けられたタンパー
(７)を捨石マウンドにおける傾斜した捨石均し面に位置
させ、該バイブロ装置(６)を駆動して該タンパー(７)を
所定の深度に達せしめる転圧均しを行っては前記移動装
置(３)を均し船(１)の船体の幅方向及び／又は前後方向
にスライド移動させることを繰り返して水中にある傾斜
した捨石面を振動により転圧均しすることを特徴とする
水中にある捨石面を均す方法。 - 【請求項２】 下部と上部のガイドキーパー(４，４')
の角度を可変して固定できる移動装置(３)を船体の前部
に船体の幅方向及び／又は前後方向にスライド移動自在
に設けた均し船(１)により水中にある捨石マウンドにお
ける水平の捨石面を均すに際し、該上部のガイドキーパ
ー(４')は使用せず、捨石マウンドにおける水平の捨石
均し面に対してその角度を平行に固定した該下部のガイ
ドキーパー(４)に該ガイドキーパー(４)の軸心方向に移
動自在に支持され且つバイブロ装置(６)が取り付けられ
た柱状部材(５)を垂直に取着し、該柱状部材(５)の下端
に取り付けられたタンパー(７)を捨石マウンドにおける
水平の捨石均し面に位置させ、該バイブロ装置(６)を駆
動して該タンパー(７)を所定の深度に達せしめる転圧均
しを行っては前後移動装置(３)を均し船(１)の船体の幅
方向及び／又は前後方向にスライド移動させることを繰
り返して水中にある水平の捨石面を振動により転圧均し
することを特徴とする水中にある捨石面を均す方法。 - 【請求項３】 バイブロ装置(６)を、移動装置(３)の下
部のガイドキーパー(４)の上部近傍で柱状部材(５)に取
り付けて捨石面を転圧均しする請求項１又は２に記載の
水中にある捨石面を均す方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24201498A JPH11209980A (ja) | 1997-11-19 | 1998-08-27 | 水中にある捨石面を均す方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33370297 | 1997-11-19 | ||
| JP9-333702 | 1997-11-19 | ||
| JP24201498A JPH11209980A (ja) | 1997-11-19 | 1998-08-27 | 水中にある捨石面を均す方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11209980A true JPH11209980A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=26535561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24201498A Pending JPH11209980A (ja) | 1997-11-19 | 1998-08-27 | 水中にある捨石面を均す方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11209980A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004283A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 海底地盤のマウンド均し装置 |
| WO2012123431A1 (en) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | Mclaughlin & Harvey Limited | A system and method for the installation of underwater foundations |
| CN103924597A (zh) * | 2013-01-10 | 2014-07-16 | 中交第一航务工程局有限公司 | 平台式抛石整平船及其施工方法 |
| CN108411921A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-08-17 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 一种抛石管及抛石系统 |
| WO2018166522A1 (zh) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 王燏斌 | 一种用于驳岸的施工装置及其施工法 |
| WO2018166521A1 (zh) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 王燏斌 | 一种用于岸边基础的施工装置及其施工法 |
| CN112030978A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-04 | 浙江世润建创科技发展有限公司 | 复杂地形水下精确抛石系统及抛石施工方法 |
-
1998
- 1998-08-27 JP JP24201498A patent/JPH11209980A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004283A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Penta Ocean Constr Co Ltd | 海底地盤のマウンド均し装置 |
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| CN103924597B (zh) * | 2013-01-10 | 2016-02-03 | 中交第一航务工程局有限公司 | 平台式抛石整平船及其施工方法 |
| WO2018166522A1 (zh) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | 王燏斌 | 一种用于驳岸的施工装置及其施工法 |
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