JPH027954Y2 - - Google Patents
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- JPH027954Y2 JPH027954Y2 JP14045484U JP14045484U JPH027954Y2 JP H027954 Y2 JPH027954 Y2 JP H027954Y2 JP 14045484 U JP14045484 U JP 14045484U JP 14045484 U JP14045484 U JP 14045484U JP H027954 Y2 JPH027954 Y2 JP H027954Y2
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- tamper
- guide
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 9
- 238000005056 compaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業状の利用分野]
本考案は、海底や水底(以下単に水底と略称す
る)に捨石層すなわち砕石基礎を構築するための
転圧装置に関する。
る)に捨石層すなわち砕石基礎を構築するための
転圧装置に関する。
[従来の技術]
水底に基礎構築物を構築する場合は、例えば第
1図に示すように、まず水底の体積層を浚渫し、
その浚渫底面B上に砂利、砕石等の捨石層C1,
C2,C3を所定の厚みに順次形成し、その上に構
造物Dを構築し、さらに捨石の層Eを形成してい
る。
1図に示すように、まず水底の体積層を浚渫し、
その浚渫底面B上に砂利、砕石等の捨石層C1,
C2,C3を所定の厚みに順次形成し、その上に構
造物Dを構築し、さらに捨石の層Eを形成してい
る。
このように捨石層はその上面を敷き均して実質
的に平面としなければならない。そのために捨石
の投入工程および敷き均しのスクリード工程を必
要としている。
的に平面としなければならない。そのために捨石
の投入工程および敷き均しのスクリード工程を必
要としている。
本出願人は、前記のスクリード工程に必要なス
クリード装置を特願昭58−12344号、特願昭58−
153071号によつて提案した。提案した水底スクリ
ード装置は、潜水夫などを必要とせず作業能率も
高く、それ自体効果的なものであるが、仕上り面
に若干の凹凸を生じ、水平に敷き均すには必ずし
も満足のいくものではなかつた。その理由は敷き
均し作業に際して前述の装置では捨石層の表面を
実質的には加圧していないためと推定された。そ
こで、本出願人は、特願昭58−21327号によつて、
加圧をしながら敷き均す装置を提案した。
クリード装置を特願昭58−12344号、特願昭58−
153071号によつて提案した。提案した水底スクリ
ード装置は、潜水夫などを必要とせず作業能率も
高く、それ自体効果的なものであるが、仕上り面
に若干の凹凸を生じ、水平に敷き均すには必ずし
も満足のいくものではなかつた。その理由は敷き
均し作業に際して前述の装置では捨石層の表面を
実質的には加圧していないためと推定された。そ
こで、本出願人は、特願昭58−21327号によつて、
加圧をしながら敷き均す装置を提案した。
この装置は一定の荷重を印加しながら捨石を敷
き均すようになつているので、捨石の最密化すな
わち強固に締め固めするには必ずしも適さない
し、強固な水中マウンドの形成には不適である。
き均すようになつているので、捨石の最密化すな
わち強固に締め固めするには必ずしも適さない
し、強固な水中マウンドの形成には不適である。
[考案の目的]
本考案は、上記したような開発過程を経て完成
されたものであつて、強固な水中マウンドを形成
することのできる転圧装置を提案することを目的
としている。この目的を達成するためには、タン
パープレートを振動機で加振する必要があるが、
加振すると有害な振動が諸々の装置に伝達され
る。そこで本考案は、有害な振動を遮断したタン
パープレートの支持装置すなわちキーパ装置を提
供することを主要な目的としている。タンパー装
置はガイドリーダ装置に幅方向に移動自在に支持
されるが、タンパー装置はガイドリーダ装置に簡
単に着脱できることが望ましい。したがつて本考
案の2次的な目的は開閉自在な機構を備えキーパ
装置を提供することであり、更には水深の大きい
水底にも適用でき、更には運搬或いは移動時に格
納することのできる転圧装置を提供することも目
的としている。
されたものであつて、強固な水中マウンドを形成
することのできる転圧装置を提案することを目的
としている。この目的を達成するためには、タン
パープレートを振動機で加振する必要があるが、
加振すると有害な振動が諸々の装置に伝達され
る。そこで本考案は、有害な振動を遮断したタン
パープレートの支持装置すなわちキーパ装置を提
供することを主要な目的としている。タンパー装
置はガイドリーダ装置に幅方向に移動自在に支持
されるが、タンパー装置はガイドリーダ装置に簡
単に着脱できることが望ましい。したがつて本考
案の2次的な目的は開閉自在な機構を備えキーパ
装置を提供することであり、更には水深の大きい
水底にも適用でき、更には運搬或いは移動時に格
納することのできる転圧装置を提供することも目
的としている。
[考案の構成及び作用・効果]
本考案による、転圧装置のキーパ装置はアンカ
で所定位置に繋留できるようになつている作業船
上を移動する横行台車に、鉛直位置と水平位置と
を採ることができるようにピン結合されているガ
イドリーダ装置に設けられ、振動機とケーシング
パイプとタンパープレートから成るタンパー装置
の前記ケーシングパイプを案内するためのキーパ
装置であつて、該キーパ装置は前記ケーシングパ
イプを囲繞するように配置された複数個のガイド
ローラユニツトから成り、該ユニツトはシヨツク
ダンパーを備えていると共に、ローラユニツトを
支持している少なくとも1本の支持腕は開閉自在
に構成されている。
で所定位置に繋留できるようになつている作業船
上を移動する横行台車に、鉛直位置と水平位置と
を採ることができるようにピン結合されているガ
イドリーダ装置に設けられ、振動機とケーシング
パイプとタンパープレートから成るタンパー装置
の前記ケーシングパイプを案内するためのキーパ
装置であつて、該キーパ装置は前記ケーシングパ
イプを囲繞するように配置された複数個のガイド
ローラユニツトから成り、該ユニツトはシヨツク
ダンパーを備えていると共に、ローラユニツトを
支持している少なくとも1本の支持腕は開閉自在
に構成されている。
本考案は上記のように構成されているので、作
業に際して作業船を施工現場まで曵航し、そして
アンカで所定位置に繋留する。なお、曵航中は、
ガイドリーダ装置は水平状態に横行台車上に格納
されることは勿論である。繋留作業が終つたら、
起伏ウインチなどを利用してガイドリーダ装置を
作業可能な鉛直位置にする。ガイドリーダ装置が
鉛直になると、これに設けられているタンパー装
置も鉛直になるので、ウインチなどによつて捨石
層にタンパープレートが接するまでおろす。なお
このとき、深度に合せて、ケーシングパイプを継
ぎ足すこともできるし、またはウインチのワイヤ
の繰り出し長さによつて調節することもできる。
そこで振動機を起動すると、捨石はタンパープレ
ートによつて加圧整地されることになる。これと
同時に横行台車を走行させる。その結果、捨石の
表面は作業船の幅方向に一定長さ加圧敷き均され
る。次いでアンカを揚げて作業船を移動させ、上
記の操作を繰り返す。以下その作業を繰り返し、
一定面積の範囲を加圧敷き均す。以上のように本
考案によれば、捨石は振動機によつて加圧転圧さ
れるので、強固な水中マウンドが得られる。また
タンパー装置のケーシングパイプは、シヨツクタ
ンパー付のローラユニツトで支持されているの
で、施工中に有害な振動がガイドリーダ装置や作
業船に伝わるようなことはない。またローラユニ
ツトの支持腕は、少なくとも1本は開閉自在に構
成されているので、タンパー装置のガイドリーダ
装置への脱着は容易に行なうことができる。更に
はガイドリーダ装置、したがつてこれに軸方向に
移動自在に設けられているタンパー装置は、横行
台車にピン結合されているので、作業船の曵航時
のような移動時には、水平方向に格納できる。
業に際して作業船を施工現場まで曵航し、そして
アンカで所定位置に繋留する。なお、曵航中は、
ガイドリーダ装置は水平状態に横行台車上に格納
されることは勿論である。繋留作業が終つたら、
起伏ウインチなどを利用してガイドリーダ装置を
作業可能な鉛直位置にする。ガイドリーダ装置が
鉛直になると、これに設けられているタンパー装
置も鉛直になるので、ウインチなどによつて捨石
層にタンパープレートが接するまでおろす。なお
このとき、深度に合せて、ケーシングパイプを継
ぎ足すこともできるし、またはウインチのワイヤ
の繰り出し長さによつて調節することもできる。
そこで振動機を起動すると、捨石はタンパープレ
ートによつて加圧整地されることになる。これと
同時に横行台車を走行させる。その結果、捨石の
表面は作業船の幅方向に一定長さ加圧敷き均され
る。次いでアンカを揚げて作業船を移動させ、上
記の操作を繰り返す。以下その作業を繰り返し、
一定面積の範囲を加圧敷き均す。以上のように本
考案によれば、捨石は振動機によつて加圧転圧さ
れるので、強固な水中マウンドが得られる。また
タンパー装置のケーシングパイプは、シヨツクタ
ンパー付のローラユニツトで支持されているの
で、施工中に有害な振動がガイドリーダ装置や作
業船に伝わるようなことはない。またローラユニ
ツトの支持腕は、少なくとも1本は開閉自在に構
成されているので、タンパー装置のガイドリーダ
装置への脱着は容易に行なうことができる。更に
はガイドリーダ装置、したがつてこれに軸方向に
移動自在に設けられているタンパー装置は、横行
台車にピン結合されているので、作業船の曵航時
のような移動時には、水平方向に格納できる。
以下本考案の1実施例を添付図面によつて説明
するが、本考案は図示の実施例に限定されること
がないことは明らかである。例えばガイドリーダ
装置は、ピストン・シリンダユニツトによつて起
伏できるようにすることもできる。また横行台車
は、作業船の幅方向のみならず縦方向にも移動で
きるようにすることもできる。ケーシングパイプ
は継ぎ足し自在にして、施工深度に適合させるよ
うにすることもできるし、更には作業船には、捨
石ホツパやベルトコンベヤなどを設置することも
できる。その他色々の変形が可能であることも明
らかである。
するが、本考案は図示の実施例に限定されること
がないことは明らかである。例えばガイドリーダ
装置は、ピストン・シリンダユニツトによつて起
伏できるようにすることもできる。また横行台車
は、作業船の幅方向のみならず縦方向にも移動で
きるようにすることもできる。ケーシングパイプ
は継ぎ足し自在にして、施工深度に適合させるよ
うにすることもできるし、更には作業船には、捨
石ホツパやベルトコンベヤなどを設置することも
できる。その他色々の変形が可能であることも明
らかである。
[実施例]
さて、第2図および第3図を参照すると、本考
案に係わる転圧装置Mは、作業船1と、作業船上
の横行台車10と、横行台車にピン結合されてい
るガイドリーダ装置20と、ガイドリーダ装置に
軸方向に移動或いは滑動自在に設けられているタ
ンパー装置40とから構成されている。そしてタ
ンパー装置を移動自在に案内支持するキーパ装置
29はガイドリーダ装置20に所定の間隔をおい
て上下に2個設けられている。
案に係わる転圧装置Mは、作業船1と、作業船上
の横行台車10と、横行台車にピン結合されてい
るガイドリーダ装置20と、ガイドリーダ装置に
軸方向に移動或いは滑動自在に設けられているタ
ンパー装置40とから構成されている。そしてタ
ンパー装置を移動自在に案内支持するキーパ装置
29はガイドリーダ装置20に所定の間隔をおい
て上下に2個設けられている。
作業船1は、それ自体周知のものが適用され、
前述したように、捨石を水底へ投入するためのホ
ツパーや捨石ビンからホツパーまで捨石を搬送す
るコンベヤ等が艤装されている。作業船1の、例
えば船尾には、第4図に示すように、横行台車1
0を案内するための一対のレール2,2が所定の
間隔を置いて敷設されている。そしてこのレール
に対抗して、横行台車10の下面に、第6図に示
すように、一対の案内レール11,11が設けら
れ、これらレール間に車輪3が介装されて、横行
台車10が、ウインチ4などにより横行自在に移
動できるようになつている。また船尾の垂直壁5
には、後述するガイドリーダ装置20を案内する
ためのガイドレール6が横設され、横行台車10
から適当に離間した甲板上の適所には、タンパー
装置40を格納時に載置するための格納台7が立
設されている。
前述したように、捨石を水底へ投入するためのホ
ツパーや捨石ビンからホツパーまで捨石を搬送す
るコンベヤ等が艤装されている。作業船1の、例
えば船尾には、第4図に示すように、横行台車1
0を案内するための一対のレール2,2が所定の
間隔を置いて敷設されている。そしてこのレール
に対抗して、横行台車10の下面に、第6図に示
すように、一対の案内レール11,11が設けら
れ、これらレール間に車輪3が介装されて、横行
台車10が、ウインチ4などにより横行自在に移
動できるようになつている。また船尾の垂直壁5
には、後述するガイドリーダ装置20を案内する
ためのガイドレール6が横設され、横行台車10
から適当に離間した甲板上の適所には、タンパー
装置40を格納時に載置するための格納台7が立
設されている。
横行台車10は、作業船1の船尾近くに設けら
れていて、その一部は船尾の垂直壁5から外方へ
突出している。横行台車10には、ガイドリーダ
装置20が、作業位置の鉛直位置と格納位置の水
平位置とを採ることができるように設けられてい
る。そのために横行台車10には支柱12が立設
され、ガイドリーダ装置20のブラケツト21と
ピン22結合されるが、ピン結合位置は、第4図
に示されているように、垂直壁5の略延長線上に
ある。したがつて図示されているように、ガイド
リーダ装置20が鉛直位置をとるとき、作業船1
の垂直壁5に設けられているガイドレール6にガ
イドリーダ装置20の部材23が接触することに
なる。横行台車10には、更にガイドリーダ装置
を起伏させるための起伏ウインチ13や、タンパ
ー装置40を懸吊するための複胴ウインチ14等
が搭載されている。
れていて、その一部は船尾の垂直壁5から外方へ
突出している。横行台車10には、ガイドリーダ
装置20が、作業位置の鉛直位置と格納位置の水
平位置とを採ることができるように設けられてい
る。そのために横行台車10には支柱12が立設
され、ガイドリーダ装置20のブラケツト21と
ピン22結合されるが、ピン結合位置は、第4図
に示されているように、垂直壁5の略延長線上に
ある。したがつて図示されているように、ガイド
リーダ装置20が鉛直位置をとるとき、作業船1
の垂直壁5に設けられているガイドレール6にガ
イドリーダ装置20の部材23が接触することに
なる。横行台車10には、更にガイドリーダ装置
を起伏させるための起伏ウインチ13や、タンパ
ー装置40を懸吊するための複胴ウインチ14等
が搭載されている。
ガイドリーダ装置20は、トラス構造に構成さ
れ、その上方部分に固設されたブラケツト21に
よつて横行台車10にピン結合されている。また
ガイドリーダ装置の上方端部にはトツプ滑車ブロ
ツク24が設けられ、このブロツクに起伏用のワ
イヤ25が掛け回されるシーブ26およびタンパ
ー装置40を巻上げ巻下げする一対のワイヤ2
7,27を案内するシーブ28,28が回転自在
に設けられている。ガイドリーダ装置20は、タ
ンパー装置40を軸方向に案内するもので、その
ために第4図に示すように上下方向に間隔をおい
て一対のキーパ装置29,29がガイドリーダ装
置20に設けられている。
れ、その上方部分に固設されたブラケツト21に
よつて横行台車10にピン結合されている。また
ガイドリーダ装置の上方端部にはトツプ滑車ブロ
ツク24が設けられ、このブロツクに起伏用のワ
イヤ25が掛け回されるシーブ26およびタンパ
ー装置40を巻上げ巻下げする一対のワイヤ2
7,27を案内するシーブ28,28が回転自在
に設けられている。ガイドリーダ装置20は、タ
ンパー装置40を軸方向に案内するもので、その
ために第4図に示すように上下方向に間隔をおい
て一対のキーパ装置29,29がガイドリーダ装
置20に設けられている。
キーパ装置29は、第7図および第8図に示す
ように、ケーシングパイプ42を囲繞するように
配置された複数個のローラユニツト50,51,
52を備えている。第1のローラユニツト50は
ガイドリーダ装置20に直接取付けられている
が、第2および第3のローラユニツト51,52
は支持腕53,53に取付けられている。ローラ
ユニツト50,51,52は、鼓状のローラ54
とローラを回転自在に支持しているローラアーム
55と、シヨツクダンパー56とから成つてい
る。そしてローラアーム55の基端はガイドリー
ダ装置20または支持腕53の先端に枢着57さ
れ、その先端にローラ54が回転自在に軸支され
ている。またシヨツクダンパー56は、ガイドリ
ーダ装置20とローラアーム55との間或いは支
持腕53とローラアーム55との間に設けられ、
図示の実施例では、コイルバネ58からなつてお
り、その外周は抜き差し自在の筒状カバー59で
保護されている。
ように、ケーシングパイプ42を囲繞するように
配置された複数個のローラユニツト50,51,
52を備えている。第1のローラユニツト50は
ガイドリーダ装置20に直接取付けられている
が、第2および第3のローラユニツト51,52
は支持腕53,53に取付けられている。ローラ
ユニツト50,51,52は、鼓状のローラ54
とローラを回転自在に支持しているローラアーム
55と、シヨツクダンパー56とから成つてい
る。そしてローラアーム55の基端はガイドリー
ダ装置20または支持腕53の先端に枢着57さ
れ、その先端にローラ54が回転自在に軸支され
ている。またシヨツクダンパー56は、ガイドリ
ーダ装置20とローラアーム55との間或いは支
持腕53とローラアーム55との間に設けられ、
図示の実施例では、コイルバネ58からなつてお
り、その外周は抜き差し自在の筒状カバー59で
保護されている。
キーパ装置29には、タンパー装置のケーシン
グパイプ42が容易に脱着できることが望まし
い。そのためにローラユニツト51,52の支持
腕53,53は少なくとも1本の腕は開閉自在に
構成される。すなわち支持腕53は略円弧状に形
成され、その基端はガイドリーダー装置20にピ
ン60結合され、その先端にローラユニツトが設
けられている。開閉するための機構はピストン・
シリンダユニツト61から成り、その一端はガイ
ドリーダ装置に、そして他端は支持腕53の略中
間位置にピン62結合されている。
グパイプ42が容易に脱着できることが望まし
い。そのためにローラユニツト51,52の支持
腕53,53は少なくとも1本の腕は開閉自在に
構成される。すなわち支持腕53は略円弧状に形
成され、その基端はガイドリーダー装置20にピ
ン60結合され、その先端にローラユニツトが設
けられている。開閉するための機構はピストン・
シリンダユニツト61から成り、その一端はガイ
ドリーダ装置に、そして他端は支持腕53の略中
間位置にピン62結合されている。
タンパー装置40は、第4図および第5図に示
すように振動機41と、これに機械的に結合され
ている円筒状のケーシングパイプ42と、パイプ
の先端に固設されたタンパープレート(チゼル
付)43とから成り、ケーシング42が前述の一
対のキーパ装置29,29により挟持案内され
る。タンパー装置40は、複胴ウインチ14から
繰り出されている一対のワイヤ27,27により
シーブ28,28を介して懸吊されるが、そのた
めにワイヤ27,27は、シーブ28,28から
下方に延び、シーブブロツク44,44に掛け回
されている。そしてこれらのシーブブロツクの支
持部材はシヨクアブソーバ45,45を介して、
ケーシングパイプ42に固設されたハンガブラケ
ツト46に結合されている。
すように振動機41と、これに機械的に結合され
ている円筒状のケーシングパイプ42と、パイプ
の先端に固設されたタンパープレート(チゼル
付)43とから成り、ケーシング42が前述の一
対のキーパ装置29,29により挟持案内され
る。タンパー装置40は、複胴ウインチ14から
繰り出されている一対のワイヤ27,27により
シーブ28,28を介して懸吊されるが、そのた
めにワイヤ27,27は、シーブ28,28から
下方に延び、シーブブロツク44,44に掛け回
されている。そしてこれらのシーブブロツクの支
持部材はシヨクアブソーバ45,45を介して、
ケーシングパイプ42に固設されたハンガブラケ
ツト46に結合されている。
次に実施例の作用について述べる。第4図およ
び第5図は、施工可能な状態を示しているが、こ
の状態で振動機41を起動すると、この振動はケ
ーシングパイプ42を介してタンパープレート4
3に伝達されて捨石C1を締め固めする。この締
め固め作業と同時に、横行台車10を作業船の幅
方向へ移動させ一定の幅を加圧施工する。次いで
アンカを揚げて作業船を所定量だけ移動させて、
上述の作業を繰り返す。なお、水深に合せて、ワ
イヤ27,27の繰り出し量が調節されるが、ケ
ーシングパイプ42の継ぎ足しによつてもでき
る。またケーシングパイプ42はシヨクダンパ付
のガイドローラで案内され、ワイヤ27,27と
ハンガーブラケツト46との間にはシヨツクアブ
ソーバ45,45が介装されているので、作業中
に有害な振動が作業船に伝わるようなことはな
い。タンパー装置40を格納するときは、バラン
スを考慮して、複胴ウインチ14を起動して、タ
ンパー装置をある程度巻き揚げておく。そして起
伏ウインチ13によつてガイドリーダ装置20を
水平にする。複胴ウインチ14を更に駆動して、
タンパー装置40のケーシングパイプ42が作業
船の格納台7上に来るようにする。かくして作業
船1の移動が容易にできる。
び第5図は、施工可能な状態を示しているが、こ
の状態で振動機41を起動すると、この振動はケ
ーシングパイプ42を介してタンパープレート4
3に伝達されて捨石C1を締め固めする。この締
め固め作業と同時に、横行台車10を作業船の幅
方向へ移動させ一定の幅を加圧施工する。次いで
アンカを揚げて作業船を所定量だけ移動させて、
上述の作業を繰り返す。なお、水深に合せて、ワ
イヤ27,27の繰り出し量が調節されるが、ケ
ーシングパイプ42の継ぎ足しによつてもでき
る。またケーシングパイプ42はシヨクダンパ付
のガイドローラで案内され、ワイヤ27,27と
ハンガーブラケツト46との間にはシヨツクアブ
ソーバ45,45が介装されているので、作業中
に有害な振動が作業船に伝わるようなことはな
い。タンパー装置40を格納するときは、バラン
スを考慮して、複胴ウインチ14を起動して、タ
ンパー装置をある程度巻き揚げておく。そして起
伏ウインチ13によつてガイドリーダ装置20を
水平にする。複胴ウインチ14を更に駆動して、
タンパー装置40のケーシングパイプ42が作業
船の格納台7上に来るようにする。かくして作業
船1の移動が容易にできる。
[まとめ]
以上詳述したように、本考案によると、振動機
によつて加振されるので捨石は強固に締め固めさ
れるが、その施工中に有害な振動がキーパ装置に
より遮断される。したがつて作業環境が良好に保
てるものである。またキーパ装置は有害な振動を
遮断すると共に、ガイドローラを備えているの
で、施工中のタンパー装置の移動は円滑に行なわ
れる。更にはローラユニツトの支持腕は開閉自在
に構成されているので、タンパー装置の脱着も容
易に行なうことができる。
によつて加振されるので捨石は強固に締め固めさ
れるが、その施工中に有害な振動がキーパ装置に
より遮断される。したがつて作業環境が良好に保
てるものである。またキーパ装置は有害な振動を
遮断すると共に、ガイドローラを備えているの
で、施工中のタンパー装置の移動は円滑に行なわ
れる。更にはローラユニツトの支持腕は開閉自在
に構成されているので、タンパー装置の脱着も容
易に行なうことができる。
第1図は、本考案によつて施工される水底基礎
構築物の一例を示す側面図、第2図および第3図
はそれぞれ本考案の実施例の概要を示す図で、第
2図はタンパー装置が鉛直位置にある状態を、そ
して第3図は水平位置にある状態を示す正面図、
第4図および第6図は本考案の実施状態を示す詳
細図で、第4図はその正面図、第5図は第4図に
おいて矢視−でみた側面図である。第6図は
横行台車の車輪部分の正面図、第7図はキーパ装
置の平面図、第8図は第7図において矢視−
でみた側面図である。 1…作業船、10…横行台車、20…ガイドリ
ーダ装置、29…キーパ装置、40…タンパー装
置、41…振動機、42…ケーシングパイプ、4
3…タンパープレート、50,51,52…ガイ
ドローラユニツト、56…シヨツクタンパー、6
1…開閉機構。
構築物の一例を示す側面図、第2図および第3図
はそれぞれ本考案の実施例の概要を示す図で、第
2図はタンパー装置が鉛直位置にある状態を、そ
して第3図は水平位置にある状態を示す正面図、
第4図および第6図は本考案の実施状態を示す詳
細図で、第4図はその正面図、第5図は第4図に
おいて矢視−でみた側面図である。第6図は
横行台車の車輪部分の正面図、第7図はキーパ装
置の平面図、第8図は第7図において矢視−
でみた側面図である。 1…作業船、10…横行台車、20…ガイドリ
ーダ装置、29…キーパ装置、40…タンパー装
置、41…振動機、42…ケーシングパイプ、4
3…タンパープレート、50,51,52…ガイ
ドローラユニツト、56…シヨツクタンパー、6
1…開閉機構。
Claims (1)
- アンカで所定位置に係留できるようになつてい
る作業船上を移動する横行台車に、鉛直位置と水
平位置とを採ることができるようにピン結合され
ているガイドリーダ装置に設けられ、振動機とケ
ーシングパイプとタンパープレートから成るタン
パー装置の前記ケーシングパイプを案内するため
のキーパ装置であつて、該キーパ装置は前記ケー
シングパイプを囲繞するように配置された複数個
のガイドローラユニツトから成り、該ユニツトは
シヨツクダンパーを備えていると共に、ローラユ
ニツトを支持している少なくとも1本の支持腕は
開閉自在に構成されていることを特徴とする転圧
装置のキーパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14045484U JPH027954Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14045484U JPH027954Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158241U JPS6158241U (ja) | 1986-04-19 |
JPH027954Y2 true JPH027954Y2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=30698807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14045484U Expired JPH027954Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027954Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9005281B2 (en) | 2009-08-13 | 2015-04-14 | Acufocus, Inc. | Masked intraocular implants and lenses |
US9138142B2 (en) | 2003-05-28 | 2015-09-22 | Acufocus, Inc. | Masked intraocular devices |
US9204962B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-12-08 | Acufocus, Inc. | In situ adjustable optical mask |
US9427922B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-08-30 | Acufocus, Inc. | Process for manufacturing an intraocular lens with an embedded mask |
US9427311B2 (en) | 2009-08-13 | 2016-08-30 | Acufocus, Inc. | Corneal inlay with nutrient transport structures |
US9545303B2 (en) | 2011-12-02 | 2017-01-17 | Acufocus, Inc. | Ocular mask having selective spectral transmission |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP14045484U patent/JPH027954Y2/ja not_active Expired
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9138142B2 (en) | 2003-05-28 | 2015-09-22 | Acufocus, Inc. | Masked intraocular devices |
US9005281B2 (en) | 2009-08-13 | 2015-04-14 | Acufocus, Inc. | Masked intraocular implants and lenses |
US9427311B2 (en) | 2009-08-13 | 2016-08-30 | Acufocus, Inc. | Corneal inlay with nutrient transport structures |
US9492272B2 (en) | 2009-08-13 | 2016-11-15 | Acufocus, Inc. | Masked intraocular implants and lenses |
US9545303B2 (en) | 2011-12-02 | 2017-01-17 | Acufocus, Inc. | Ocular mask having selective spectral transmission |
US9204962B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-12-08 | Acufocus, Inc. | In situ adjustable optical mask |
US9427922B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-08-30 | Acufocus, Inc. | Process for manufacturing an intraocular lens with an embedded mask |
US9573328B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-02-21 | Acufocus, Inc. | Process for manufacturing an intraocular lens with an embedded mask |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6158241U (ja) | 1986-04-19 |
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