JP2002004283A - 海底地盤のマウンド均し装置 - Google Patents

海底地盤のマウンド均し装置

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JP2002004283A
JP2002004283A JP2000182587A JP2000182587A JP2002004283A JP 2002004283 A JP2002004283 A JP 2002004283A JP 2000182587 A JP2000182587 A JP 2000182587A JP 2000182587 A JP2000182587 A JP 2000182587A JP 2002004283 A JP2002004283 A JP 2002004283A
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JP
Japan
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mound
leveling device
barge
submarine ground
leader
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Application number
JP2000182587A
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English (en)
Inventor
Eiji Nakamaru
英司 中丸
Sadayoshi Yamauchi
定義 山内
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Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
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  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の海底地盤のマウンド均し装置において
は、広い範囲を均すためにはその都度造成船を移動する
必要があり、作業に多くの時間を費す欠点があった。 【解決手段】 本発明の海底地盤のマウンド均し装置に
おいては、台船上にこの上を走行自在とした旋回式クロ
ーラークレーンを載置し、このクレーンによって吊下し
たリーダーに均し機を取り付け海底のマウンドを均すよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底地盤のマウン
ド均し装置、特に、台船上で移動可能な海底地盤のマウ
ンド均し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、港湾構造物等を軟弱地盤上に構
築する場合、海底地盤に予め砂杭を造成して軟弱地盤を
強化した上、マウンドを造成して荷重を分散させる方法
が採られる。
【0003】この場合、マウンドは潜水夫の人力によっ
て均す場合のほか、コンクリートブロックや重錘等をク
レーン船で吊上げ自然落下させて締固めていたが、海水
抵抗や浮力及び着底時のウォータークッション等により
エネルギーが大幅に減少してしまい、更には位置ずれな
どを起こして充分な効果が得られない。
【0004】このため特開平3-166419号公報に示される
砂杭造成船による海底地盤のマウンドの締固め均し方法
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の均し方法においては、広い範囲の部分を短時間で均す
ことができない。
【0006】即ち、均し板の転圧面積が小さいため広い
範囲の部分を均すためには造成船を何回も移動せしめる
必要があり、作業に多くの時間を費す必要があるばかり
でなく、斜面の均しを好ましく行なうことができない欠
点があった。
【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の海底地盤のマウ
ンド均し装置は、台船上を走行自在とした旋回式クロー
ラークレーンと、このクレーンによって吊下したリーダ
ーと、このリーダーに取り付けた均し機とにより構成し
たことを特徴とする。
【0009】上記均し機は、上記リーダーに対し上下動
自在にガイドされる転圧板を有することを特徴とする。
【0010】本発明の海底地盤のマウンド均し装置は、
転圧板を取り替えたことにより、平面および斜面に対応
できるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の海底地盤のマウンド均し装置は、
台船を移動せず、広範囲の均しを可能としたことを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0013】本発明においては図1及び図2に示すよう
に例えば長さ40m ,幅15m の台船1上に旋回式クローラ
ークレーン2を台船1の長さ方向に沿って移動自在に載
置し、このクローラークレーン2にブーム3を介してバ
イブロハンマー4を有するリーダー5を前後、上下動及
び傾動自在に吊下せしめ、このリーダー5の先端に均し
機6を着脱自在に取付け、上記台船1をそのスパッド7
によって海上に固定できるようにする。なお、8は上記
リーダー5を傾動せしめるためのキャッチホークシリン
ダー、9は地形測量器、10は海底のマウンド、11は
このマウンド10上の捨石を示す。
【0014】本発明の海底地盤のマウンド均し装置は、
上記のような構成であるから、スパッド7により台船1
を一定位置に係留しリーダー5を台船1の船側に旋回位
置せしめた状態でリーダー5が常に鉛直となるよう、ブ
ーム3およびキャッチホークシリンダー8を制御し、リ
ーダー5を前進させ、一列目の均しをおこなう。次にク
ローラークレーン2を台船1に沿って移動し、台船1の
傾斜をバラスト水12の移送により制御しながら連続し
て作業せしめれば、均し機6によって図3に示すように
例えば長さ21m ,幅12m の広い範囲の均しを台船1を移
動することなく短時間で行なうことができるようにな
る。均し面の精度は地形測量器9により管理する。
【0015】図4は海底のマウンド10の斜面上の捨石
11を均すためリーダー5を斜面に鉛直となるよう傾斜
させ、クローラークレーン2を台船1に沿って移動しな
がら作業した実施例であり、図5のような例えば長さ21
m ,幅2m の範囲の均しが可能となる。
【0016】なお、上記均し機6として水中振動機を用
いた平板、斜板13及び転圧ローラー14も使用でき
る。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明の海底地盤のマウン
ド均し装置によれば、広い範囲の部分を短時間で均すこ
とができる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海底地盤のマウンド均し装置の側面図
である。
【図2】本発明の海底地盤のマウンド均し装置の一部を
省略した平面図である。
【図3】本発明の海底地盤のマウンド均し装置による均
し区域の説明図である。
【図4】本発明の海底地盤のマウンド均し装置の他の使
用例の側面図である。
【図5】図4の使用例によって均した区域の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 台船 2 旋回式クローラークレーン 3 ブーム 4 バイブロハンマー 5 リーダー 6 均し機 7 スパッド 8 キャッチホークシリンダー 9 地形測量器 10 マウンド 11 捨石 12 バラスト水 13 斜板 14 転圧ローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台船上を走行自在とした旋回式クローラ
    ークレーンと、このクレーンによって吊下したリーダー
    と、このリーダーに取り付けた均し機とにより構成した
    ことを特徴とする海底地盤のマウンド均し装置。
  2. 【請求項2】 上記均し機が、上記リーダーに対し上下
    動自在にガイドされる転圧板を有することを特徴とする
    請求項1記載の海底地盤のマウンド均し装置。
  3. 【請求項3】 転圧板を取り替えたことにより、平面お
    よび斜面に対応できるようにしたことを特徴とする請求
    項1または2記載の海底地盤のマウンド均し装置。
  4. 【請求項4】 台船を移動せず、広範囲の均しを可能と
    したことを特徴とする請求項1、2または3記載の海底
    地盤のマウンド均し装置。
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