JPH11209948A - 水処理装置用チェーン - Google Patents

水処理装置用チェーン

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JPH11209948A
JPH11209948A JP1618198A JP1618198A JPH11209948A JP H11209948 A JPH11209948 A JP H11209948A JP 1618198 A JP1618198 A JP 1618198A JP 1618198 A JP1618198 A JP 1618198A JP H11209948 A JPH11209948 A JP H11209948A
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Yasushi Kamiya
靖 神谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗を抑えて耐久性を向上させることができ
るとともに、異音の発生も抑えることができる水処理装
置用チェーンを提供すること。 【解決手段】 水処理装置用チェーン20は、内外周を
ガイドレール6・7で案内されて循環駆動され、ローラ
21と、ローラ21を内・外プレート29・30間で回
動可能に支持するピン27と、を備える。ローラ21
は、内外周のガイドレール6・7のそれぞれ周面6a・
7aに摺動可能な円筒状のローラ本体22と、ローラ本
体22の端部で半径方向外方へ突出するように配置され
て、内外周のガイドレール6・7の側面6b・7bと摺
動可能なフランジ部25と、を備える。ローラ21のフ
ランジ部25は、ピン27の軸方向に沿ってローラ本体
22と分断される別体とされ、ローラ本体22に対して
相対的な回動を可能として、ピン27に支持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用水や排水路等の
水路を流れるゴミを除去するための除塵機等の水処理装
置に使用されるチェーンに関し、特に、循環駆動される
際に、内外周をガイドレールで案内されるチェーンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、用水や排水路等の水路を
流れるゴミを除去するための除塵機では、上下方向に配
置させるバーを多数並設させたスクリーンを、水路に配
置させるとともに、櫛状のレーキをスクリーンの近傍で
循環駆動させ、そのレーキでスクリーンで捕捉したゴミ
を掻き揚げて除去していた(特公昭56−38727号
公報等参照)。
【0003】レーキは、左右両側に配置されて、それぞ
れ、内外周をガイドレールで案内されて循環駆動される
鍔付チェーンで循環駆動されていた。各チェーンの内外
周に配置されるガイドレールは、チェーンを駆動させる
ために水面上に配置された駆動スプロケットの近傍か
ら、スクリーンの下端付近の水中下まで、配設されてい
た。
【0004】なお、チェーンの循環駆動する軌跡に、ガ
イドレールを配設させる理由は、水中下に、錆等の発生
で回動不能となるスプロケット等を設けないようにし
て、長期間の耐久性を確保するためであり、また、チェ
ーンの循環駆動する軌跡の内外周にガイドレールを配設
させる理由は、チェーンの循環駆動する軌跡が、凸状の
軌跡ばかりでなく、凹状の軌跡となる部位もあり、さら
に、重量のあるゴミ等を掻揚げる際、片側だけの規制で
は、案内が不安定となるからである。
【0005】そして、チェーンは、ローラと、ローラを
回動可能に支持するピンと、ローラを支持したピンの両
端を保持するプレートと、を備えて構成されていた。プ
レートは、一対ずつの内プレートと外プレートとから構
成されるとともに、各内プレートと各外プレートとが、
端部相互をピンを共有させて環状となるように連結され
ていた。また、所定の外プレートには、レーキを保持す
るための鍔部が設けられていた。
【0006】さらに、各ローラは、内外周のガイドレー
ルのそれぞれ周面に摺動可能な円筒状のローラ本体と、
ローラ本体の端部で半径方向外方へ突出するように配置
されて、内外周のガイドレールの側面と摺動可能なフラ
ンジ部と、を備えて構成されていた。ローラがフランジ
部を備えている理由は、ガイドレールの側面にフランジ
部を摺動させて、重量のあるゴミ等を掻揚げる際のチェ
ーンのガイドレールからの外れを防止するためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチェー
ンでは、ローラ本体とフランジ部とが一体的に射出成形
等で形成されており、例えば、レーキがゴミを捕捉し
て、循環駆動するチェーンが僅かにねじれ等して、ピン
の軸方向が対向する内外周のガイドレールの周面間で傾
斜するような場合、ローラ本体が内周側のガイドレール
の周面に接触し、フランジ部が外周側のガイドレールの
側面に接触する場合が生じる。
【0008】このような場合、ローラ本体とフランジ部
とには、接触するそれぞれの内周側・外周側のガイドレ
ールから、相互に逆回転の回転トルクが作用することと
なり、一方の回転に伴って他方も同方向に回転すること
となる。すなわち、ローラ本体に作用する回転トルクに
従えば、フランジ部は、外周側ガイドレールに対して逆
回転しつつ摺動することとなり、逆に、フランジ部に作
用する回転トルクに従えば、ローラ本体が内周側ガイド
レールに対して逆回転しつつ摺動することとなる。
【0009】そのため、他方の部位が摩耗し易くなっ
て、耐久性が低下してしまう。また、異音も発生するこ
ととなって、騒音公害を招き、深夜等の水処理装置の作
動に支障を生じてしまう。
【0010】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、摩耗を抑えて耐久性を向上させることができるとと
もに、異音の発生も抑えることができる水処理装置用チ
ェーンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水処理装置
用チェーンは、内外周をガイドレールで案内されて循環
駆動され、内外周の前記ガイドレールのそれぞれ周面に
摺動可能な円筒状のローラ本体と、該ローラ本体の端部
で半径方向外方へ突出するように配置されて、内外周の
前記ガイドレールの側面と摺動可能なフランジ部と、を
有したローラと、該ローラを内・外プレート間で回動可
能に支持するピンと、を備えて構成される水処理装置用
チェーンであって、前記ローラのフランジ部が、前記ピ
ンの軸方向に沿って前記ローラ本体と分断される別体と
され、前記ローラ本体に対して相対的な回動を可能とし
て、前記ピンに支持されていることを特徴とする。
【0012】前記ローラ本体の外周には、内外周の前記
ガイドレールとの干渉音を低減させる被覆層を設けるこ
とが望ましい。
【0013】また、前記ローラは、前記ローラ本体の一
端側にのみ前記フランジ部を配置させて構成するととも
に、前記ローラの並設される方向で、前記フランジ部の
配置方向を適宜変更させて、配置させることが望まし
い。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る水処理装置用チェーンは、
ローラのフランジ部が、ピンの軸方向に沿ってローラ本
体と分断される別体とされ、ローラ本体に対して相対的
な回動を可能として、ピンに支持されている。
【0015】そのため、例えば、ローラ本体が内周側の
ガイドレールの周面に接触し、フランジ部が外周側のガ
イドレールの側面に接触したとしても、ローラ本体とフ
ランジ部とが相互に逆回転できることから、チェーン
が、歯合する所定の駆動用スプロケットの駆動によっ
て、内外周のガイドレールに円滑に案内されつつ循環駆
動されることとなる。
【0016】したがって、本発明に係る水処理装置用チ
ェーンは、ローラ本体とフランジ部とが相互に逆回転で
きることから、内外周のガイドレールと接触しても、摩
耗を抑えて耐久性を向上させることができるとともに、
異音の発生も抑えることができる。
【0017】そして、ローラ本体の外周に、内外周のガ
イドレールとの干渉音を低減させる被覆層を設ければ、
一層、異音の発生を防止できて、深夜等の水処理装置の
作動にも支障が生じない。
【0018】また、ローラを、ローラ本体の一端側にの
みフランジ部を配置させて構成するとともに、ローラの
並設される方向で、フランジ部の配置方向を適宜変更さ
せて、配置させておけば、内外周のガイドレールのそれ
ぞれの両側面に対して、適宜、ローラのフランジ部が当
接可能となるため、内外周のガイドレールの周面相互の
対向方向と直交する方向へのチェーンのぶれを抑えるこ
とができ、ローラ本体とフランジ部とが相互に逆回転で
きることとあいまって、チェーンが、内外周のガイドレ
ールに一層円滑に案内されて、一層の摩耗や異音の発生
を抑えて、循環駆動されることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】実施形態のチェーン20が使用される水処
理装置Mは、図1に示すように、用水や排水路等の水路
Rを流れるゴミを除去するための除塵機である。この除
塵機Mは、チェーン20の構成を除いて、従来と同様な
構造であり、簡単に述べると、図1・2に示すように、
フレーム1と、フレーム1に支持されて水面上に上端側
を突出させるように水面下に配置させてゴミを捕捉する
スクリーン10と、スクリーン10で捕捉したゴミを掻
き揚げるレーキ14と、レーキ14をスクリーン10に
沿って循環させるチェーン20と、チェーン20を循環
駆動させる駆動用モータ15と、を備えて構成されてい
る。
【0021】フレーム1は、水路Rの左右の壁面に沿っ
て略上下方向に配置される縦フレーム2と、縦フレーム
2・2間を連結する複数の横フレーム8と、縦フレーム
2・2の上部相互を連結して駆動用モータ15を取付固
定する上フレーム9と、を備えて構成されている。
【0022】各縦フレーム2・2は、それぞれ、水路R
の左右の壁面に取付固定させる固定ブラケット3や地上
で支持する図示しない支持ブラケットを備えるととも
に、循環駆動されるチェーン20の内周側と外周側との
ガイドレール6・7を支持するための支持ブラケット4
と支持板5とを固定させている。
【0023】内周側ガイドレール6と外周側ガイドレー
ル7とは、チェーン20を駆動させるために水面上に配
置された駆動スプロケット18・18の近傍から、スク
リーン10の下端付近の水中下まで、側面から見た状態
で、略U字形状に配設されている。そして、内周側ガイ
ドレール6と外周側ガイドレール7との間の間隔Hは、
図4に示すように、チェーン20の後述するローラ本体
22の外径Dより僅かに大きな寸法としている。実施形
態の場合、ガイドレール6・7間の間隔Hは54mm、ロ
ーラ本体22の外径Dは51mmとしている。
【0024】スクリーン10は、上下方向に配置させる
バー13を多数並設させて構成されている。バー12
は、所定の横フレーム8に固定されるとともに、相互を
連結杆11で連結させている。なお、実施形態の場合に
は、スクリーン10の下部側のゴミも円滑にレーキ14
で掻き揚げることができるように、補助スクリーン13
も配設させている。補助スクリーン13は、レーキ14
が通過する際には、レーキ14に押されて下端側を回動
中心として揺動して、通過後には、図示しない付勢手段
で復帰するように構成されている。
【0025】レーキ14は、チェーン20の駆動軌跡の
外周側に突出する長い長さの櫛状の掻き揚げ片14a
と、スクリーン10のバー12間に配置される短い長さ
の櫛状の掻き揚げ片14bと、を備えて構成されて、左
右に配置されたチェーン20の後述する所定の外プレー
ト30の鍔部31に、両端を連結させて配設されてい
る。レーキ14は、実施形態の場合、除塵機Mの全体
で、3個配設されている。
【0026】駆動用モータ15は、減速機付きのもので
あり、回動軸15aにはチェーン19に巻き架けられた
スプロケット15bが固着されている。チェーン19
は、駆動軸17に固着されたスプロケット16に巻き架
けられている。駆動軸17は、図示しない軸受を介し
て、左右両端を上フレーム9に支持されるとともに、左
右両側のそれぞれのガイドレール6・7間で案内される
チェーン20に歯合させるための駆動用スプロケット1
8・18を、両端付近に固着させている。なお、駆動軸
17の両端のこれらの駆動用スプロケット18・18
は、チェーン19を巻き架けられたスプロケット16と
略同径とされている。
【0027】また、除塵機Mの後方側には、図1に示す
ように、レーキ14で掻き揚げたゴミを排出するための
ベルトコンベアBCが配設されている。
【0028】そして、左右両側のそれぞれのガイドレー
ル6・7間で案内されるチェーン20は、図2〜4に示
すように、ローラ21と、ブシュ28を介在させてロー
ラ21を回動可能に支持するピン27と、ローラ21を
支持したピン27の両端を保持するプレート29・30
と、を備えて構成されている。ピン27は、ナット32
止めされたり、割りピン34を嵌合されて、プレート2
9・30に取付固定されている。なお、33は、ワッシ
ャである。
【0029】また、プレート29・30は、一対ずつの
内プレート29・29と外プレート30・30とから構
成されるとともに、各内プレート29と各外プレート3
0とが、端部相互をピン27を共有させて環状となるよ
うに連結されている。また、所定の外プレート30に
は、レーキ14を保持するための鍔部31が設けられて
いる。
【0030】さらに、各ローラ21は、内外周のガイド
レール6・7のそれぞれ周面6a・7aに摺動可能な円
筒状のローラ本体22と、ローラ本体22の端部で半径
方向外方へ突出するように配置されて、内外周のガイド
レール6・7の側面6b・7bと摺動可能なフランジ部
25と、を備えて構成されている。
【0031】さらにまた、実施形態の場合には、ローラ
21のフランジ部25が、ピン27の軸方向に沿ってロ
ーラ本体22と分断される別体とされ、ローラ本体22
に対して相対的な回動を可能として、ブシュ28を介在
させてピン27に支持されている。さらに、ローラ本体
22は、内周側の芯材部23と、芯材部23の外周側を
被覆する被覆層24と、から構成されている。
【0032】実施形態の場合、芯材部23は、ガラス繊
維入りのポリアミド樹脂から形成され、被覆層24は、
耐摩耗性を維持して、内外周のガイドレール6・7との
干渉音を低減させることができるように、ウレタン樹脂
から形成されている。また、フランジ部25は、ポリア
セタール樹脂から形成されている。
【0033】なお、ローラ本体22は、芯材部23と被
覆層24の一方を予め成形しておいて、その成形品をイ
ンサートとして他方を成形しても良いし、予め、別々に
成形しておいて、両者を組み付けても良い。さらに、芯
材部23を製造した後、塗布作業で被覆層24を形成し
ても良い。
【0034】また、実施形態のチェーン20は、ローラ
21が、ローラ本体22の一端側にのみフランジ部25
を配置させて構成されるとともに、ローラ21の並設さ
れる方向で、フランジ部25の配置方向を交互に変更さ
せて、配置されている。
【0035】実施形態のチェーン20が使用される除塵
機Mの作動時には、駆動用モータ15の回動軸15aが
回転駆動され、スプロケット15b・チェーン19・ス
プロケット16を介して、駆動軸17が回転駆動され、
その回転に伴って、駆動軸17の両端の駆動用スプロケ
ット18・18が回転駆動されることから、各レーキ1
4の左右両側に配置されて各駆動用スプロケット18に
巻き架けられているチェーン20が内外周のガイドレー
ル6・7で案内されて循環駆動され、各レーキ14が、
スクリーン10の後面側から下降移動して、スクリーン
10の下端で反転し、スクリーン10の前面側を上昇移
動して、各掻き揚げ片14a・14bでゴミを掻き揚げ
て、ゴミをベルトコンベアBCに排出することとなる。
【0036】そして、実施形態では、例えば、レーキ1
4が重量のあるゴミを捕捉して、循環駆動するチェーン
20が僅かにねじれ、ピン27の軸方向が対向する内外
周のガイドレール6・7の周面6a・7a間で傾斜し、
ローラ本体22が内周側のガイドレール6の周面6aに
接触し、フランジ部25が外周側のガイドレール7の側
面7bに接触したとしても、ローラ本体22とフランジ
部25とが相互に逆回転できる。そのため、チェーン2
0が、歯合する所定の駆動用スプロケット18の駆動に
よって、内外周のガイドレール6・7に円滑に案内され
つつ循環駆動されることとなる。
【0037】したがって、実施形態のチェーン20で
は、ローラ本体22とフランジ部25とが相互に逆回転
できることから、内外周のガイドレール6・7と接触し
ても、摩耗を抑えて耐久性を向上させることができると
ともに、異音の発生も抑えることができる。
【0038】さらに、実施形態では、ローラ本体22の
外周に、内外周のガイドレール6・7との干渉音を低減
させる被覆層24が配設されているため、一層、異音の
発生を防止できて、騒音公害を招くことなく、深夜等に
支障なく除塵機Mを作動させることができる。
【0039】また、実施形態では、ローラ21を、ロー
ラ本体22の一端側にのみフランジ部25を配置させて
構成するとともに、ローラ21の並設される方向で、フ
ランジ部25の配置方向を交互に逆向きに配置させてい
るため、内外周のガイドレール6・7のそれぞれの両側
面6b・7bに対して、交互にローラ21のフランジ部
25が当接可能となるため、内外周のガイドレール6・
7の周面6a・7a相互の対向方向と直交する方向への
チェーン20のぶれを抑えることとなって、ローラ本体
22とフランジ部25とが相互に逆回転できることとあ
いまって、チェーン20が、内外周のガイドレール6・
7に一層円滑に案内されて、一層の摩耗や異音の発生を
抑えて、循環駆動されることとなる。
【0040】なお、実施形態では、ローラ21のフラン
ジ部25の配置を交互に変更した場合を示したが、ロー
ラ21の並設方向で、2つずつおき等に適宜変更しても
良い。さらに、ローラ本体22の片側だけでなく、両端
に、フランジ部25を設ければ、上記と同様な作用・効
果を得られる。但し、ローラ本体22の両端にフランジ
部25を配設する場合には、ローラ21の製造コスト・
製造工数を増大させてしまうことから、好ましくない。
【0041】また、実施形態では、除塵機Mに使用され
るチェーン20について説明したが、他の汚泥等の除去
装置等の水処理装置に使用されるチェーンに、本発明を
応用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のチェーンが使用される除
塵機の部分断面側面図である。
【図2】同除塵機の部分横断面図であり、図1のII−II
部位に対応する。
【図3】同実施形態のチェーンの部分断面平面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV部位の断面図である。
【符号の説明】
6…内周側ガイドレール、 6a…周面、 6b…側面、 7…外周側ガイドレール、 7a…周面、 7b…側面、 20…チェーン、 20…ローラ、 22…ローラ本体、 24…被覆層、 25…フランジ部、 27…ピン、 29…内プレート、 30…外プレート、 M…(水処理装置)除塵機。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外周をガイドレールで案内されて循環
    駆動され、 内外周の前記ガイドレールのそれぞれ周面に摺動可能な
    円筒状のローラ本体と、該ローラ本体の端部で半径方向
    外方へ突出するように配置されて、内外周の前記ガイド
    レールの側面と摺動可能なフランジ部と、を有したロー
    ラと、 該ローラを内・外プレート間で回動可能に支持するピン
    と、 を備えて構成される水処理装置用チェーンであって、 前記ローラのフランジ部が、前記ピンの軸方向に沿って
    前記ローラ本体と分断される別体とされ、前記ローラ本
    体に対して相対的な回動を可能として、前記ピンに支持
    されていることを特徴とする水処理装置用チェーン。
  2. 【請求項2】 前記ローラ本体の外周に、内外周の前記
    ガイドレールとの干渉音を低減させる被覆層が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の水処理装置用チ
    ェーン。
  3. 【請求項3】 前記ローラが、前記ローラ本体の一端側
    にのみ前記フランジ部を配置させて構成されるととも
    に、前記ローラの並設される方向で、前記フランジ部の
    配置方向を適宜変更させて、配置されていることを特徴
    とする請求項1記載の水処理装置用チェーン。
JP01618198A 1998-01-28 1998-01-28 水処理装置用チェーン Expired - Lifetime JP3902312B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102459457B1 (ko) * 2022-06-22 2022-10-27 주식회사 명신테크 보강된 설치구조에 의해 안정성과 내구성을 갖는 제진기

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KR102459457B1 (ko) * 2022-06-22 2022-10-27 주식회사 명신테크 보강된 설치구조에 의해 안정성과 내구성을 갖는 제진기

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