JP2002326587A - 芯金レスゴムベルト式履帯走行装置及びこの芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に用いるアイドラ・トラックローラ・スプロケット装置構造 - Google Patents

芯金レスゴムベルト式履帯走行装置及びこの芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に用いるアイドラ・トラックローラ・スプロケット装置構造

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JP2002326587A
JP2002326587A JP2001136200A JP2001136200A JP2002326587A JP 2002326587 A JP2002326587 A JP 2002326587A JP 2001136200 A JP2001136200 A JP 2001136200A JP 2001136200 A JP2001136200 A JP 2001136200A JP 2002326587 A JP2002326587 A JP 2002326587A
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roller
track
rubber belt
idler
rolling
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JP2001136200A
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Masaki Tamaru
正毅 田丸
Masaki Naruse
真己 成瀬
Kenzo Kimoto
健蔵 木元
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドラ、トラックローラ、スプロケットの
左右一対の中空ローラ形転動部における中空の開口を蓋
カバーで冠したので、車両を走行した際、特に旋回時、
一対のローラの両外側面より内部に土砂が侵入するのを
蓋カバーにより防ぐことができ、ここに土砂が溜まると
いったことをなくして、芯金レスゴムベルト式履帯走行
装置における走行性能の低下を防止する。 【解決手段】 ベルト幅の央部にラグ突起部を有する芯
金レスゴムベルトと、該ゴムベルトのラグ突起部の両側
に分かれて位置し、該ラグ突起部両側のベルト幅と略同
等な転動面幅にした左右一対の中空形ローラ面の転動部
を備えた、アイドラ、トラックローラ、スプロケット装
置構造と、アイドラ、トラックローラ、スプロケット装
置構造を取付けたトラックフレームとからなる、芯金レ
スゴムベルト式履帯走行装置において、アイドラ、トラ
ックローラ、スプロケット装置構造の左右一対の中空ロ
ーラ形転動部に、ローラの中空開口を冠する蓋カバーを
冠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芯金レスゴムベル
ト式履帯走行装置と、アイドラ、トラックローラ、及び
スプロケット装置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械等において用いるゴムベ
ルト式履帯走行装置としては、例えば、図8に示すよう
に、トラックフレーム1の両端にアイドラ51とスプロ
ケット52とをそれぞれ取付けると共に、トラックフレ
ーム1におけるアイドラ51とスプロケット52間に複
数のトラックローラ53を取付けて、このアイドラ51
とスプロケット52とにわたって環状となるゴムベルト
50を巻き掛けた構成としていた。
【0003】このゴムベルト式履帯走行装置において
は、下転輪(トラックローラ)が転輪する箇所のゴムベ
ルト体内に芯金を埋設し、芯金の中央をゴムベルト内面
側に突設のうえ下転輪からゴムベルトが外れないように
前記突設芯金と下転輪を回転係合させると共に、芯金と
ゴムベルト回転駆動スプロケットとを噛合わせて、ゴム
ベルトが芯金を介して回転駆動されるようにしている芯
金埋設式のゴムベルト式履体走行装置が通常に用いられ
ている。
【0004】前記した芯金埋設式ゴムベルトは、磨耗廃
棄の際、ゴム体内に埋設されている芯金があるため、ゴ
ム体の切断破砕、芯金の剥離取出しが容易でなくゴムの
再生利用がコスト高になっている。また、一方では、分
割切断した芯金を含むゴム体を焼却処分のうえ芯金のみ
再生利用しているが、ゴム焼却排煙による環境問題が生
じている。このような問題解消として、芯金レスのゴム
ベルト履帯を用いる手段がある。
【0005】芯金レスのゴムベルト履帯を用いる場合、
芯金によるゴム体捩じり防止の補剛効果がなくなるの
で、左右一対の転動ローラを組合せたアイドラ、トラッ
クローラ、スプロケットのローラ転動面を、ゴムベルト
幅と略同等に広げた転動面幅の転動部にして、ゴムベル
ト履帯に当接させゴム体に捩じりが加わらないようにし
た芯金レスのゴムベルト式履帯走行装置にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる、芯金レスのゴ
ムベルト式履帯走行装置は、アイドラ、トラックロー
ラ、スプロケットの転動面幅が広くなり重量が嵩むの
で、転動面幅を広くした転動ローラ部を、例えば、図9
に示すように、トラックフレーム73に回転支持体74
を取付け、回転支持体74の内周に回転軸76(横方向
シャフト)を回転自在に支持し、この回転軸76の左右
両端それぞれにトラックローラ77(ローラ輪)を備え
た形の中空ローラ形、又は、実開平5−29889に開
示させているような中空ローラ形にして軽量化している
が、中空ローラ内部に土砂泥土が入り易く、入った土砂
重量が嵩張ると軽量化を阻害し、そして、中空ローラ内
部に入った土砂泥土は硬く固まって排出清掃が容易でな
い問題がある。
【0007】そこで、本発明は、芯金レスゴムベルト式
履帯走行装置において、中空ローラ形転動部としたアイ
ドラ、トラックローラ、スプロケットの中空ローラ内に
土砂泥土が入らないようにした芯金レスゴムベルト式履
帯走行装置と、アイドラ、トラックローラ、スプロケッ
ト装置構造の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】第一の発明
は、ベルト幅の央部にラグ突起部を有する芯金レスゴム
ベルトと、該ゴムベルトのラグ突起部の両側に分かれて
位置し、該ラグ突起部両側のベルト幅と略同等な転動面
幅にした左右一対の中空形ローラ面の転動部を備えた、
アイドラ、トラックローラ、スプロケット装置構造と、
アイドラ、トラックローラ、スプロケット装置構造を取
付けたトラックフレームとからなる、芯金レスゴムベル
ト式履帯走行装置において、アイドラ、トラックロー
ラ、スプロケット装置構造の左右一対の中空ローラ形転
動部に、ローラの中空開口を冠する蓋カバーを冠したこ
とを特徴とする芯金レスゴムベルト式履帯走行装置であ
る。
【0009】第一の発明によれば、アイドラ、トラック
ローラ、スプロケットの左右一対の中空ローラ形転動部
における中空の開口を蓋カバーで冠したので、車両を走
行した際、特に旋回時、一対のローラの両外側面より内
部に土砂が侵入するのを蓋カバーにより防ぐことがで
き、ここに土砂が溜まるといったことをなくして、芯金
レスゴムベルト式履帯走行装置における走行性能の低下
を防止する。
【0010】第二の発明は、第一の発明において、芯金
レスゴムベルト式履帯走行装置のトラックローラ装置構
造であって、ゴムベルト央部のラグ突起部から左右に分
離した左右ゴムベルト幅面に設置され、左右ゴムベルト
幅面と略同等な幅員の転動面とした左右一対の中空ロー
ラ形トラックローラと、ゴムベルト央部のラグ突起部を
左右方向に股げて、左右一対の中空ローラ形トラックロ
ーラ内部に入れ込んだ軸受部を有するトラックローラ回
転支持体と、前記トラックローラ回転支持体の軸受部に
回転自在に軸支持され、前記左右一対の中空ローラ形ト
ラックローラを支軸する軸方向の長さを、前記左右中空
ローラ形トラックローラの外端開口側に届く長さとした
トラックローラ回転軸と、左右一対のトラックローラハ
ブ内端と前記トラックローラ回転支持体の軸受部両端面
との間に設けたシール手段とにより構成したことを特徴
とする芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に用いるトラ
ックローラ装置構造である。
【0011】第二の発明によれば、左右一対の中空ロー
ラ形トラックローラ内部に入り込んだ軸受部を有するト
ラックローラ回転支持体としたので、ゴムベルト幅方向
のトラックローラ回転軸受けスパンが広くなり、トラッ
クローラ回転軸を安定的に支軸する。
【0012】第三の発明は、第二の発明において、前記
トラックローラ回転軸の両端側に、前記左右中空ローラ
形トラックローラの外端開口を塞ぐ蓋カバーを取付けた
ことを特徴とする芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に
用いるトラックローラ装置構造。
【0013】第三の発明によれば、トラックローラ回転
軸の両端側にトラックローラの中空開口を塞ぐ蓋カバー
を取付けたから、蓋カバーに土砂泥土が押し当っても強
固に受けることができる。
【0014】第四の発明は、第二又は第三の発明におい
て、前記左右中空ローラ形トラックローラは、ゴムベル
ト転動部の内端側を、ゴムベルト央部のラグ突起部側面
に沿う内側に折り曲げたゴムベルト回転ガイドを有し、
該ゴムベルト回転ガイドの先端筒側を、前記トラックロ
ーラ回転支持体の軸受部外周面とラビリンス隙間状に折
り曲げたことを特徴とする芯金レスゴムベルト式履帯走
行装置に用いるトラックローラ装置構造である。
【0015】第四の発明によれば、ゴムベルト回転ガイ
ドは、トラックローラ回転支持体の軸受部外周面との間
のラビリンス隙間に接するので、土砂泥土がトラックロ
ーラの中空内部に入り難く、内部のシール手段の保護が
できる。
【0016】第五の発明は、第二又は第三又は第四の発
明において、前記トラックローラ回転支持体は、トラッ
クローラ回転軸を前後方向に挟む位置に、トラックフレ
ーム下面と取付け結合する3点取付箇所を有し、1点取
付箇所をトラックローラの転動部外径よりも内側に入れ
た左右トラックローラ間に設け、2点取付箇所をトラッ
クローラの転動部外径よりも外側に位置した左と右トラ
ックローラ側に設けたことを特徴とする芯金レスゴムベ
ルト式履帯走行装置に用いるトラックローラ装置構造で
ある。
【0017】第五の発明によれば、1点取付箇所をトラ
ックローラの転動部外径よりも内側に入れた左右トラッ
クローラ間に設け、2点取付箇所をトラックローラの転
動部外径よりも外側に位置した左と右トラックローラ側
に設けたことにより、トラックローラ回転支持体をトラ
ックフレームに左右方向において揺れることなく強固に
取付けることができ、しかも、トラックローラ回転支持
体の前後寸法を極力小さくすることができ、トラックフ
レームへのトラックローラ回転支持体の取付けのための
スペースを小さくすることができる。これにより、特に
トラックフレームの下部の複数配置するトラックローラ
にあっては、その間隔を狭めることができ、多数のトラ
ックローラをアイドラとスプロケット間に配置可能にす
る。
【0018】第六の発明は、第一の発明において、芯金
レスゴムベルト式履帯走行装置のアイドラ装置構造であ
って、トラックフレーム前端側から前方に伸びるアーム
と、該アームの前端に設けた軸受部、該軸受部に支軸さ
せたアイドラ回転軸と、前記軸受部の両端側にシール手
段を置いて隣接し、前記アイドラ回転軸に支軸結合させ
た半径方向フランジ部を有するアイドラハブと、該左右
アイドラハブのフランジ部に開口を外側に向けて背中合
わせに取付けた、ゴムベルト央部の左右両側転動面の幅
面と略同等な幅員の転動面を有する左右一対の中空ロー
ラ形転動ローラと、左右一対の中空ローラ形転動ローラ
の開口側に取付けた蓋カバーとにより構成したことを特
徴とする芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に用いるア
イドラ装置構造である。
【0019】第六の発明によれば、中空ローラ形転動ロ
ーラの開口側を蓋カバーで囲った構造のアイドラとした
ので、ローラ内への土砂泥土の侵入堆積防止が図れると
共に、軽量化構造のアイドラ装置構造とすることができ
る。
【0020】第七の発明は、第一の発明において、トラ
ックフレームの後端側に連結一体構成した支持アーム
と、該支持アームの横方向を貫いてトラックフレームの
後端側に横置き取付けした油圧駆動モータ内蔵減速機構
と、ゴムベルト央部のラグ突起部に嵌まり込んでゴムベ
ルトの回転をガイドする回転ガイド部、及びゴムベルト
のラグ突起部に噛合い係合する噛合歯部を有し、その左
右にゴムベルト央部の左右両側転動面の幅面と略同等な
幅員の転動面を有する左右一対の中空ローラ形転動ロー
ラを一体に形成され、前記油圧駆動モータ内蔵減速機構
の回転出力ドラムに取付けられて回転駆動されるスプロ
ケット回転体と、前記油圧駆動モータ内蔵減速機構の回
転出力ドラム端面側に位置して取付けられ、前記スプロ
ケット回転体の中空ローラ形転動ローラの中空開口を冠
する蓋カバーと、前記支持アームに取付けられ、前記ス
プロケット回転体の中空ローラ形転動ローラの中空開口
を冠する蓋カバーとにより構成したことを特徴とする芯
金レスゴムベルト式履帯走行装置に用いるスプロケット
装置構造である。
【0021】第七の発明によれば、中空ローラ形転動ロ
ーラの開口側を蓋カバーで囲いスプロケット回転体の内
側に土砂泥土の侵入堆積防止が図れ、軽量化構造のスプ
ロケット装置構造とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の芯金レスゴムベルト式履
帯走行装置のアイドラ・トラックローラ・スプロケット
装置構造について説明する。
【0023】図1、図2及び図3は、芯金レスゴムベル
ト式履帯走行装置のトラックローラ装置構造の実施例を
示し、図8に示すトラックフレーム1の下部にトラック
ローラ回転支持体5により取付けられる。
【0024】このトラックローラ回転支持体5は、トラ
ックフレーム1の下部に取付く取付プレート3と、この
取付プレート3の左右中央下部に一体形成したアーム4
と、このアーム4の先端側に一体形成した軸受部6とか
らなり、軸受部6をゴムベルト央部のラグ突起部14を
左右方向に股げて伸ばし、左右の中空ローラ形トラック
ローラ内部に入り込ませた軸受部6にして、左右両側に
長くしたスパン位置にブッシュを有するようにしてあ
る。
【0025】また、このトラックローラ回転支持体5に
おいては、図2及び図3に示すように、取付プレート3
を略T字形とし、トラックローラ回転軸9を前後方向に
挟む位置に、トラックフレーム1下面と取付け結合する
3点取付箇所7,7,7のボルト穴を有し、1点取付箇
所7のボルト穴をトラックローラの転動部外径よりも内
側に入れた左右トラックローラ間に設け、2点取付箇所
7,7のボルト穴をトラックローラの転動部外径よりも
外側に位置した左と右トラックローラ側に有し、それぞ
れボルト8を用いてトラックフレーム1の下部に取付け
ている。これにより、この各ボルトを取付ける際、各ボ
ルト8が左右トラックローラに干渉しないようにしてい
る。
【0026】そして、このトラックローラ回転支持体5
の軸受部6には、軸方向の長さを、左右中空形トラック
ローラ11,12の外端開口側に届く長さとしたトラッ
クローラ回転軸9が回転自在に軸支持されている。
【0027】そして、このトラックローラ回転軸9の左
右両側それぞれに一対のローラ10である中空ローラ形
トラックローラ53を固着し、この一対の中空ローラ形
トラックローラ53は、図1において右側に位置する第
一中空ローラ形トラックローラ11と、図1において左
側に位置する第二中空ローラ形トラックローラ12とか
らなり、ゴムベルト13央部のラグ突起部14から左右
に分離した左右ゴムベルト13幅面に設置され、左右ゴ
ムベルト13幅面と略同等な幅員の転動面を有する中空
ローラ形トラックローラ11,12としている。
【0028】この第一中空ローラ形トラックローラ1
1、及び第二中空ローラ形トラックローラ12は、トラ
ックローラ回転軸9にしまり嵌めするトラックローラハ
ブ15と、トラックローラハブ15から半径方向に突出
したフランジ部16と、フランジ部16に一体形成され
前記トラックローラハブ15と平行にして前記トラック
ローラ回転支持体5の軸受部6にオーバハングする中空
ローラ形転動部となる筒形ローラ転動部17とからな
り、筒形ローラ転動部17とトラックローラハブ15の
間を中空にして開口することで軽量化したトラックロー
ラとしている。
【0029】そして、前記トラックローラ回転軸9の両
端側に、前記左右中空ローラ形トラックローラ11,1
2の筒形ローラ転動部17の外端開口を塞ぐ蓋カバー1
8を取付けている。
【0030】また、前記左右中空ローラ形トラックロー
ラ11,12は、前記トラックローラ回転支持体5の軸
受部6にオーバハングする筒形ローラ転動部17の部分
を、ゴムベルト13央部のラグ突起部14側面に沿う内
側に折り曲げたゴムベルト回転ガイド19を形成し、該
ゴムベルト回転ガイド19の先端筒側を、前記トラック
ローラ回転支持体5の軸受部6外周面とラビリンス隙間
状に折り曲げている。
【0031】なお、左右一対のトラックローラハブ部1
5内端と前記トラックローラ回転支持体5の軸受部6両
端面との間にシール手段21を設け、軸受部6内の潤滑
油漏れをシールしている。
【0032】以上のように、左右一対の中空ローラ形ト
ラックローラ11,12内部に入り込んだ軸受部6を有
するトラックローラ回転支持体5としたので、ゴムベル
ト13幅方向のトラックローラ回転軸9受けスパンが広
くなり、トラックローラ回転軸9を安定的に支軸するこ
とができる。
【0033】また、第一トラックローラ11と第二トラ
ックローラ12とにおける中空ローラの外側開口全体を
蓋カバー18で塞ぎ、すなわち冠するようにし、内側開
口をトラックローラ回転支持体5の軸受部6外周面とラ
ビリンス隙間状に折り曲げたことにより、車両を走行し
た際、特に旋回時、第一トラックローラ11と第二トラ
ックローラ12とにおける両外側面あるいは両内側面よ
り内部に土砂が侵入するのを蓋カバー18あるいはトラ
ックローラ回転支持体5の軸受部6外周面とラビリンス
隙間状に折り曲げたゴムベルト回転ガイド19により防
ぐことができ、ここに土砂が溜まってしまうといったこ
とをなくすことができる。
【0034】さらに、トラックローラ回転支持体5の取
付プレート3のトラックフレーム1への取付けを、トラ
ックローラの転動部外径よりも内側に入れた左右トラッ
クローラ間に設けた1点取付箇所7と、トラックローラ
の転動部外径よりも外側に位置した左と右トラックロー
ラ側に設けた2点取付箇所7,7としたことにより、ト
ラックローラ回転支持体5をトラックフレーム1に左右
方向において揺れることなく強固に取付けることがで
き、しかも、トラックローラ回転支持体5の前後寸法を
極力小さくすることができ、トラックフレーム1へのト
ラックローラ回転支持体5の取付けのためのスペースを
小さくすることができる。これにより、特にトラックフ
レーム1の下部の複数配置するトラックローラにあって
は、その間隔を狭めることができ、多数のトラックロー
ラをアイドラとスプロケット間に配置可能にすると共
に、これを良好に配置することができる。
【0035】次に、本発明による第二実施形態の芯金レ
スゴムベルト式履帯走行装置のアイドラ装置構造につい
て説明する。
【0036】図4及び図5は、芯金レスゴムベルト式履
帯走行装置のアイドラ装置構造の実施例を示し、図8に
示すトラックフレーム1の前部にアイドラ回転支持体2
2により取付けられる。
【0037】このアイドラ回転支持体22は、アーム2
3と、このアーム23の先端側に一体形成した軸受部2
4とからなり、軸受部24をゴムベルト13央部のラグ
突起部14を左右方向に股げて伸ばし、左右の中空ロー
ラ形アイドラ内部に入り込ませた軸受部24にして、左
右両側に長くしたスパン位置にブッシュを有するように
してある。
【0038】そして、このアイドラ回転支持体22の軸
受部24には、軸方向の長さを、左右中空ローラ形アイ
ドラ26,27の外端開口側に届く長さとしたアイドラ
回転軸25が回転自在に軸支持されている。
【0039】そして、このアイドラ回転軸25の左右両
側それぞれに一対のローラ10すなわち中空ローラ形転
動ローラである中空ローラ形アイドラを固着し、この一
対の中空ローラ形アイドラは、図4において右側に位置
する第一中空ローラ形アイドラ26と、図4において左
側に位置する第二中空ローラ形アイドラ27とからな
り、ゴムベルト13央部のラグ突起部14から左右に分
離した左右ゴムベルト13幅面に設置され、左右ゴムベ
ルト13幅面と略同等な幅員の転動面を有する中空ロー
ラ形アイドラ26,27としている。
【0040】この第一中空ローラ形アイドラ26、及び
第二中空ローラ形アイドラ27は、半径方向に突出した
フランジ部28を有するアイドラ回転軸25にしまり嵌
めするアイドラハブ29と、アイドラハブ29のフラン
ジ部28に開口を外側に向けて背中合わせに取付ける内
フランジ部30を有する前記アイドラハブ29と平行に
して前記アイドラ回転支持体25の軸受部24にオーバ
ハングする中空ローラ形転動部となる筒形ローラ転動部
31とからなり、筒形ローラ転動部31とアイドラハブ
29の間を中空にして開口することで軽量化したアイド
ラとしている。
【0041】そして、前記アイドラ回転軸25の両端で
ある開口側に、前記左右中空ローラ形アイドラ26,2
7の筒形ローラ転動部31の外端開口を塞ぐ蓋カバー3
2を取付けている。
【0042】なお、左右一対のアイドラハブ29内端と
前記アイドラ回転支持体22の軸受部24両端面との間
にシール手段33を設け、軸受部24内の潤滑油漏れを
シールしている。
【0043】以上のように、左右一対の中空ローラ形ア
イドラ26,27内部に入り込んだ軸受部24を有する
アイドラ回転支持体22としたので、ゴムベルト13幅
方向のアイドラ回転軸25受けスパンが広くなり、アイ
ドラ回転軸25を安定的に支軸することができる。
【0044】また、第一中空ローラ形アイドラ26と第
二中空ローラ形アイドラ27とにおける中空ローラの外
側開口全体を蓋カバー32で塞いだことにより、車両を
走行した際、特に旋回時、第一中空ローラ形アイドラ2
6と第二中空ローラ形アイドラ27とにおける両外側面
より内部に土砂が侵入するのを蓋カバー32により防ぐ
ことができ、ここに土砂が溜まってしまうといったこと
をなくすことができる。
【0045】次に、本発明による第三実施形態の芯金レ
スゴムベルト式履帯走行装置のスプロケット装置構造に
ついて説明する。
【0046】図6及び図7は、芯金レスゴムベルト式履
帯走行装置のスプロケット装置構造の実施例を示し、図
8に示すトラックフレーム1の後部に支持アーム35を
連続一体構成する。
【0047】この支持アーム35は、中空状となり、内
部に油圧駆動モータ内蔵減速機構36に接続する配管3
7を備える。また、この支持アーム35に開口部を設
け、ここに点検扉38をボルトで着脱自在に取付けるこ
とで、油圧駆動モータ内蔵減速機構36の点検あるいは
整備を行えるようにしてある。
【0048】そして、この支持アーム35に油圧駆動モ
ータ内蔵減速機構36を支持アーム35の横方向を貫い
てトラックフレーム1の後端側に横置きに取付け、この
油圧駆動モータ内蔵減速機構36はケース39と回転出
力ドラム40とからなり、ケース39を支持アーム35
に取付けると共に、回転出力ドラム40にフランジ部4
1を有する。
【0049】そして、この油圧駆動モータ内蔵減速機構
36の回転出力ドラム40のフランジ部41にローラ1
0であるスプロケット回転体42の左右中央を固着し回
転駆動され、このスプロケット回転体42は、図6にお
いて右側に位置する中空ローラ形転動ローラである第一
中空ローラ形スプロケット43と、図6において左側に
位置する中空ローラ形転動ローラである第二中空ローラ
形スプロケット44を一体に形成したもので、ゴムベル
ト13央部のラグ突起部14から左右に分離した左右ゴ
ムベルト13幅面に設置され、左右ゴムベルト13幅面
と略同等な幅員の転動面を有する中空ローラ形スプロケ
ット43,44としている。
【0050】この第一中空ローラ形スプロケット43と
第二中空ローラ形スプロケット44とを一体に形成した
スプロケット回転体42は、油圧駆動モータ内蔵減速機
構36の回転出力ドラム40のフランジ部41に固着す
ると共にゴムベルト13央部のラグ突起部14に嵌まり
込んでゴムベルト13の回転をガイドする回転ガイド部
45と、ゴムベルト13のラグ突起部14に噛合い係合
する噛合歯部46と、中空ローラ形転動部となる筒形ロ
ーラ転動部47とをそれぞれ有し、筒形ローラ転動部4
7の内側を中空にして開口することで軽量化したスプロ
ケットとしている。
【0051】そして、前記油圧駆動モータ内蔵減速機構
36の回転出力ドラム40端面側に、左の中空ローラ形
転動ローラである第二中空ローラ形スプロケット44の
筒形ローラ転動部47の外端の中空開口を蓋する蓋カバ
ー48を取付けると共に、右の中空ローラ形転動ローラ
である第一中空ローラ形スプロケット43の筒形ローラ
転動部47の外端の中空開口を蓋する蓋カバー49を前
記支持アーム35に取付ける。
【0052】この蓋カバー49は、支持アーム35を避
けるような構造とした略U字状となり、右の中空ローラ
形転動ローラである第二中空ローラ形スプロケット44
の筒形ローラ転動部47の外端に近接することで、ここ
を塞ぐすなわち冠するようにしている。
【0053】以上のように、第一中空ローラ形スプロケ
ット43と第二中空ローラ形スプロケット44とにおけ
る中空ローラの外側開口全体を蓋カバー48あるいは蓋
カバー49で塞いだことにより、車両を走行した際、特
に旋回時、第一中空ローラ形スプロケット43と第二中
空ローラ形スプロケット44とにおける両外側面より内
部に土砂が侵入するのを蓋カバー48あるいは蓋カバー
49により防ぐことができ、ここに土砂が溜まってしま
うといったことをなくすことができる。しかも、内部に
土砂が侵入すると、内部の油圧駆動モータ内蔵減速機構
36に土砂が付着し、油圧駆動モータ内蔵減速機構36
の故障といった大きな問題が発生するが、この問題を大
幅に低減することができる。
【0054】なお、前述した第一実施形態の芯金レスゴ
ムベルト式履帯走行装置のトラックローラ装置構造、第
二実施形態の芯金レスゴムベルト式履帯走行装置のアイ
ドラ装置構造、第三実施形態の芯金レスゴムベルト式履
帯走行装置のスプロケット装置構造にあっては、建設機
械等の芯金レスゴムベルト式履帯走行装置に別々に備え
るようにしても良いが、すべてを同時に備えるようにす
ることで、極めて良好な芯金レスゴムベルト式履帯走行
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一実施形態の断面図である。
【図2】本発明による第一実施形態の平面図である。
【図3】本発明による第一実施形態の側面図である。
【図4】本発明による第二実施形態の断面図である。
【図5】本発明による第二実施形態の側面図である。
【図6】本発明による第三実施形態の断面図である。
【図7】本発明による第三実施形態の分解斜視図であ
る。
【図8】ゴムベルト式履帯走行装置の概略図である。
【図9】従来のトラックローラの断面図である。
【符号の説明】
1…トラックフレーム、3…取り付けプレート、4…ア
ーム、5…トラックローラ回転支持体、6…軸受部、7
…取付箇所、8…ボルト、9…トラックローラ回転軸、
10…ローラ、11…第一中空ローラ形トラックロー
ラ、12…第二中空ローラ形トラックローラ、13…ゴ
ムベルト、14…ラグ突起部、15…トラックローラハ
ブ、16…フランジ部、17…筒形ローラ転動部、18
…蓋カバー、19…ゴムベルト回転ガイド、21…シー
ル手段、22…アイドラ回転支持体、23…アーム、2
4…軸受部、25…アイドラ回転軸、26…第一中空ロ
ーラ形アイドラ、27…第二中空ローラ形アイドラ、2
8…フランジ部、29…アイドラハブ、30…内フラン
ジ部、31…筒形ローラ転動部、32…蓋カバー、33
…シール手段、35…支持アーム、36…油圧駆動モー
タ内蔵減速機構、37…配管、38…点検扉、39…ケ
ース、40…回転出力ドラム、41…フランジ部、42
…スプロケット回転体、43…第一中空ローラ形スプロ
ケット、44…第二中空ローラ形スプロケット、45…
回転ガイド部、46…噛合歯部、47…筒形ローラ転動
部、48…蓋カバー、49…蓋カバー、50…ゴムベル
ト、51…アイドラ、52…スプロケット、53…トラ
ックローラ、73…トラックフレーム、74…回転支持
体、76…回転軸、77…トラックローラ。
フロントページの続き (72)発明者 木元 健蔵 石川県小松市符津町ツ23番地 株式会社小 松製作所粟津工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト幅の央部にラグ突起部を有する芯
    金レスゴムベルトと、該ゴムベルトのラグ突起部の両側
    に分かれて位置し、該ラグ突起部両側のベルト幅と略同
    等な転動面幅にした左右一対の中空形ローラ面の転動部
    を備えた、アイドラ、トラックローラ、スプロケット装
    置構造と、アイドラ、トラックローラ、スプロケット装
    置構造を取付けたトラックフレームとからなる、芯金レ
    スゴムベルト式履帯走行装置において、 アイドラ、トラックローラ、スプロケット装置構造の左
    右一対の中空ローラ形転動部に、ローラの中空開口を冠
    する蓋カバーを冠したことを特徴とする芯金レスゴムベ
    ルト式履帯走行装置。
  2. 【請求項2】 芯金レスゴムベルト式履帯走行装置のト
    ラックローラ装置構造であって、ゴムベルト(13)央
    部のラグ突起部(14)から左右に分離した左右ゴムベ
    ルト(13)幅面に設置され、左右ゴムベルト(13)
    幅面と略同等な幅員の転動面とした左右一対の中空ロー
    ラ形トラックローラ(11,12)と、ゴムベルト(1
    3)央部のラグ突起部(14)を左右方向に股げて、左
    右一対の中空ローラ形トラックローラ(11,12)内
    部に入れ込んだ軸受部(6)を有するトラックローラ回
    転支持体(5)と、 前記トラックローラ回転支持体(5)の軸受部(6)に
    回転自在に軸支持され、前記左右一対の中空ローラ形ト
    ラックローラ(11,12)を支軸する軸方向の長さ
    を、前記左右中空ローラ形トラックローラ(11,1
    2)の外端開口側に届く長さとしたトラックローラ回転
    軸(9)と、左右一対のトラックローラハブ(15)内
    端と前記トラックローラ回転支持体(5)の軸受部
    (6)両端面との間に設けたシール手段(21)とによ
    り構成したことを特徴とする請求項1記載の芯金レスゴ
    ムベルト式履帯走行装置に用いるトラックローラ装置構
    造。
  3. 【請求項3】 前記トラックローラ回転軸(9)の両端
    側に、前記左右中空ローラ形トラックローラ(11,1
    2)の外端開口を塞ぐ蓋カバー(18)を取付けたこと
    を特徴とする請求項2記載の芯金レスゴムベルト式履帯
    走行装置に用いるトラックローラ装置構造。
  4. 【請求項4】 前記左右中空ローラ形トラックローラ
    (11,12)は、ゴムベルト転動部の内端側を、ゴム
    ベルト(13)央部のラグ突起部(14)側面に沿う内
    側に折り曲げたゴムベルト回転ガイド(19)を有し、
    該ゴムベルト回転ガイド(19)の先端筒側を、前記ト
    ラックローラ回転支持体(5)の軸受部(6)外周面と
    ラビリンス隙間状に折り曲げたことを特徴とする請求項
    2又は請求項3記載の芯金レスゴムベルト式履帯走行装
    置に用いるトラックローラ装置構造。
  5. 【請求項5】 前記トラックローラ回転支持体(5)
    は、トラックローラ回転軸(9)を前後方向に挟む位置
    に、トラックフレーム(1)下面と取付け結合する3点
    取付箇所(7,7,7)を有し、1点取付箇所(7)を
    トラックローラの転動部外径よりも内側に入れた左右ト
    ラックローラ間に設け、2点取付箇所(7,7)をトラ
    ックローラの転動部外径よりも外側に位置した左と右ト
    ラックローラ側に設けたことを特徴とする請求項2又は
    請求項3又は請求項4記載の芯金レスゴムベルト式履帯
    走行装置に用いるトラックローラ装置構造。
  6. 【請求項6】 芯金レスゴムベルト式履帯走行装置のア
    イドラ装置構造であって、トラックフレーム(1)前端
    側から前方に伸びるアーム(23)と、該アーム(2
    3)の前端に設けた軸受部(24)、該軸受部(24)
    に支軸させたアイドラ回転軸(25)と、前記軸受部
    (24)の両端側にシール手段(33)を置いて隣接
    し、前記アイドラ回転軸(25)に支軸結合させた半径
    方向フランジ部(28)を有するアイドラハブ(29)
    と、該左右アイドラハブ(29)のフランジ部(28)
    に開口を外側に向けて背中合わせに取付けた、ゴムベル
    ト(13)央部の左右両側転動面の幅面と略同等な幅員
    の転動面を有する左右一対の中空ローラ形転動ローラ
    (26,27)と、 左右一対の中空ローラ形転動ローラ(26,27)の開
    口側に取付けた蓋カバー(32)とにより構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の芯金レスゴムベルト式履帯
    走行装置に用いるアイドラ装置構造。
  7. 【請求項7】 トラックフレーム(1)の後端側に連結
    一体構成した支持アーム(35)と、該支持アーム(3
    5)の横方向を貫いてトラックフレーム(1)の後端側
    に横置き取付けした油圧駆動モータ内蔵減速機構(3
    6)と、ゴムベルト(13)央部のラグ突起部(14)
    に嵌まり込んでゴムベルト(13)の回転をガイドする
    回転ガイド部(45)、及びゴムベルト(13)のラグ
    突起部(14)に噛合い係合する噛合歯部(46)を有
    し、その左右にゴムベルト(13)央部の左右両側転動
    面の幅面と略同等な幅員の転動面を有する左右一対の中
    空ローラ形転動ローラ(43,44)を一体に形成さ
    れ、前記油圧駆動モータ内蔵減速機構(36)の回転出
    力ドラム(40)に取付けられて回転駆動されるスプロ
    ケット回転体(42)と、前記油圧駆動モータ内蔵減速
    機構(36)の回転出力ドラム(40)端面側に位置し
    て取付けられ、前記スプロケット回転体(42)の中空
    ローラ形転動ローラ(44)の中空開口を冠する蓋カバ
    ー(48)と、前記支持アーム(35)に取付けられ、
    前記スプロケット回転体(42)の中空ローラ形転動ロ
    ーラ(43)の中空開口を冠する蓋カバー(49)とに
    より構成したことを特徴とする請求項1記載の芯金レス
    ゴムベルト式履帯走行装置に用いるスプロケット装置構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220169325A1 (en) * 2019-04-03 2022-06-02 Camso Inc. Wheel of track system for traction of a vehicle

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EP3947119A4 (en) * 2019-04-03 2023-01-04 Camso Inc. TRACKED SYSTEM WHEEL FOR VEHICLE TRACTION

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