JPH1120909A - 荷台昇降式荷物移載装置 - Google Patents

荷台昇降式荷物移載装置

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JPH1120909A
JPH1120909A JP19048697A JP19048697A JPH1120909A JP H1120909 A JPH1120909 A JP H1120909A JP 19048697 A JP19048697 A JP 19048697A JP 19048697 A JP19048697 A JP 19048697A JP H1120909 A JPH1120909 A JP H1120909A
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JP
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movable frame
luggage
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frame
unloading
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JP19048697A
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Koji Ikakura
幸治 猪鹿倉
Keisuke Takema
啓祐 武馬
Takanori Kiritooshi
隆則 切通
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動フレームの構造を簡単化し、可動フレー
ムを進退駆動する進退駆動機構と荷台の構造を簡単化
し、荷台と荷物収容部との間で荷物を移載する速度を高
速化し、製作コストを低減できる荷台昇降式荷物移載装
置を提供する。 【解決手段】 荷台6の各可動フレーム31は、下側可
動フレーム40と、上側可動フレーム41と、下側可動
フレーム40に対して上側可動フレーム41を昇降駆動
する1対の昇降駆動機構42を有し、各昇降駆動機構4
2は、下側可動フレーム40と上側可動フレーム41の
間に装着され加圧エアの給排により膨張収縮するエアチ
ューブ73を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数の荷物収容
部を複数段に配置してなる荷物倉庫に設けられる荷台昇
降式荷物移載装置に関し、特に、荷台と各荷物収容部と
の間で荷物を移載する為に荷台に装備された可動フレー
ムのうちの、下側可動フレームと上側可動フレームとの
間に、加圧エアの給排により膨張収縮するエアチューブ
を設けたものである。
【0002】
【従来の技術】 従来より、空港のカーゴターミナル等
において、複数の荷物(コンテナ等)を収容できる複数
の荷物収容部を高さ方向に複数段に配置した荷物倉庫に
は、荷台と、荷台を昇降駆動する荷台昇降機構と、荷台
と荷台昇降機構とが装備され走行駆動される走行台車と
を有し、荷物倉庫に荷物を出し入れする為の荷台昇降式
荷物移載装置が備えられている。
【0003】従来、荷台昇降式荷物移載装置として、荷
物倉庫の各荷物収容部と荷台にローラコンベヤを夫々装
備し、走行台車と荷台昇降機構により荷台を所望の荷物
収容部の側面側へ移動させた状態で、荷台に搭載された
コンベヤ駆動機構により、荷台と荷物収容部のローラコ
ンベヤを同期駆動し、荷台と荷物収容部との間で荷物を
移載するものが実用化されている。しかし、複数の荷物
収容部全てにローラコンベヤを配置する関係上、荷物倉
庫の建設コストが非常に高価になり、メンテナンス作業
も大変である。
【0004】そこで、各荷物収容部にローラコンベヤの
代わりに走行台車の走行方向と直交する荷物出し入れ方
向に細長い複数のI型鋼を所定間隔おきに並設し、荷物
移載装置の荷台に下側可動フレームと上側可動フレーム
を夫々有する複数の可動フレームを設け、可動フレーム
を走行台車の走行方向と直交する荷物出し入れ方向へ進
退駆動する進退機構を設け、荷物が載置される上側可動
フレームを下側可動フレームに対して昇降駆動する昇降
駆動機構を設けた荷台昇降式荷物移載装置が実用に供さ
れている。
【0005】荷台から荷物収容部へ荷物を移載する場合
には、荷物が載置された複数の上側可動フレームを上昇
させた状態で、複数の可動フレームを荷物収容部まで進
出駆動して荷物を荷物収容部側へ移動させる。複数の可
動フレームは前記複数のI型鋼の間に挿入され、次に、
複数の上側可動フレームを下降させることで、荷物が上
側可動フレームから荷物収容部側のI型鋼に移載され、
その後、上側可動フレームを下降させた状態のまま複数
の可動フレームを荷台まで後退駆動する。
【0006】また、荷物収容部から荷台へ荷物を移載す
る場合には、上側可動フレームを下降させた状態で、可
動フレームを荷物収容部まで進出駆動し、次に、上側可
動フレームを上昇させると、荷物が荷物収容部のI型鋼
から上側可動フレームに移載され、次に、上側可動フレ
ームを上昇させた状態のまま複数の可動フレームを荷台
まで後退駆動して、荷物を荷物上へ移動させる。
【0007】ところで、特開平7−232804号公報
の荷物移載装置においては、図11に示すように、各可
動フレーム100 の下側可動フレーム101 には、荷台と荷
物収容部に設けられたI型鋼115 のフランジ115aの上面
を転動する複数の遊転支持輪102 が装着され、上側可動
フレーム105 にはローラコンベヤ106 が装着され、可動
フレームの長さ方向複数箇所に、下側可動フレーム101
に対して上側可動フレーム105 を昇降駆動する複数の昇
降駆動機構110 が設けられている。
【0008】各昇降駆動機構110 は、下側可動フレーム
101 に枢支された軸部材111 と、軸部材111 の両端部に
装着され上側可動フレーム105 を支持する1対の偏心体
112を有し、複数の昇降駆動機構110 の複数の軸部材111
を同期回動して、複数の偏心体112 に支持された上側
可動フレーム105 を昇降させるように構成してある。上
側可動フレーム105 が上昇すると、ローラコンベヤ106
の上端がI型鋼115 の上端より上側に位置し、上側可動
フレーム105 が下降すると、ローラコンベヤ106 の上端
がI型鋼115 の上端より下側に位置する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 前記公報の荷物移載
装置においては、各可動フレームの長さ方向複数箇所
に、軸部材と1対の偏心体を夫々有する複数の昇降駆動
機構を設ける必要があるため、可動フレームの構造が部
材数の多い複雑なものになり製作コストが非常に高価に
なる。前記複数の昇降機構の代わりに複数の流体圧シリ
ンダの適用が考えられるが、前記同様、可動フレームの
構造が複雑になり製作コストも高価になる。
【0010】また、前記公報において、複数の可動フレ
ームを進退駆動する進退駆動機構については詳細に記載
されていない。アクチュエータを夫々有する複数の進退
駆動機構により、複数の可動フレームを前記荷物出し入
れ方向へ同期させて進退駆動することが考えられるが、
荷台に複数の可動フレームに対応する複数のアクチュエ
ータを装備する関係上、荷台の構造が複雑且つ大型にな
り製作コストが高価になり、また、複数の可動フレーム
の間隔が広くなり小さな荷物を安定した状態で載置し難
くくなる。可動フレームの移動速度につても詳細に記載
されておらず、荷台と荷物収容部との間で荷物を移載す
る速度の高速化を図ったものではない。
【0011】本発明の目的は、荷台昇降式荷物移載装置
において、可動フレームの構造を簡単化すること、更
に、可動フレームを進退駆動する進退駆動機構と荷台の
構造を簡単化すること、荷台と荷物収容部との間で荷物
を移載する速度の高速化を図ること、製作コストを低減
すること、等である。
【0012】
【課題を解決するための手段】 請求項1の荷台昇降式
荷物移載装置は、複数の荷物収容部を高さ方向に複数段
に配置してなる荷物倉庫に荷物を出し入れする為に、荷
台と、この荷台を昇降駆動する荷台昇降機構と、荷台と
荷台昇降機構とが装備され走行駆動される走行台車とを
備えた荷物移載装置において、前記荷台は、荷台ベース
部材と、この荷台ベース部材に走行台車の走行方向と直
交する水平方向へ移動可能に装備され荷物を載置して荷
物収容部に出し入れする可動フレームと、この可動フレ
ームを荷物出し入れ方向へ進退駆動する進退駆動機構と
を備え、前記可動フレームは、下側可動フレームと、こ
の下側可動フレームに昇降可能に係合され荷物が載置さ
れる上側可動フレームと、下側可動フレームと上側可動
フレームとの間に装着されるエアチューブであって加圧
エアが供給されると膨張して上側可動フレームを下側可
動フレームに対して所定ストローク上昇させ加圧エアが
排出されると収縮して上側可動フレームを下降させるエ
アチューブとを備えたものである。
【0013】この荷台昇降式荷物移載装置においては、
下側可動フレームと上側可動フレームの間に、荷物出し
入れ方向に細長い例えば1対のエアチューブを所定間隔
あけて設けることにより、上側可動フレームを下側可動
フレームに対して確実に昇降駆動することができ、可動
フレームの上側フレームを昇降させる機構が非常に簡単
な構造になる。
【0014】エアチューブに加圧エアが供給されエアチ
ューブが膨張すると、上側可動フレームが下側可動フレ
ームに対して上昇し、エアチューブから加圧エアが排出
されエアチューブが収縮すると、上側可動フレームは下
降する。荷台と各荷物収容部には、例えば荷物を載置す
る複数の載置部材(I型鋼等)が配置され、上側可動フ
レームが上昇すると、上側可動フレームの上端が載置部
材の上端より上側に位置し、上側可動フレームが下降す
ると、上側可動フレームの上端が載置部材の上端より下
側に位置する。
【0015】荷台から荷物収容部に荷物を移載する場合
には、荷物を載置した上側可動フレームを上昇させた状
態で、進退駆動機構により可動フレームを荷台から荷物
収容部側まで進出駆動して、荷物を荷物収容部へ移動さ
せた後、上側可動フレームを下降させると、荷物は上側
可動フレームから荷物収容部の載置部材に移載され、次
に、上側可動フレームを下降させた状態で可動フレーム
を後退駆動する。荷物収容部から荷台に荷物を移載する
場合には、上側可動フレームを下降させた状態で、進退
駆動機構により可動フレームを荷台から可動フレームを
荷物収容部まで進出駆動した後、上側可動フレームを上
昇させ、荷物収容部の載置部材から上側可動フレームに
荷物を移載し、上側可動フレームを上昇させた状態で可
動フレームを後退駆動し、荷物を荷台上に移動させる。
【0016】請求項2の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項1の発明において、可動フレームの下側可動フレー
ムに複数の遊転支持輪を設け、これら遊転支持輪が、荷
台ベース部材の荷重支持部の上面と荷物収容部の荷重支
持部の上面とを転動するように構成したことを特徴とす
るものである。それ故、荷台と荷物収容部との間で荷物
を移載する際、可動フレームが荷物出し入れ方向へ移動
しても、可動フレーム及び荷物の荷重を複数の遊転支持
輪で分担して支持できる。その結果、可動フレームを荷
物収容部へ進出させたときに、可動フレームが片持ち状
態で荷重を支持する必要がないから、可動フレームの構
造と強度の面で格段に有利になるし、可動フレームの進
退移動が円滑になる。
【0017】請求項3の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項2の発明において、可動フレームの下側可動フレー
ムに鉛直軸心回りに回転する複数の遊転ガイド輪を設
け、これら遊転ガイド輪が、荷台ベース部材の案内部の
側面と荷物収容部の案内部の側面とを転動するように構
成したことを特徴とするものである。それ故、可動フレ
ームの進退移動が非常に円滑になる。その他請求項2と
同様の作用を奏する。
【0018】請求項4の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項1〜3の何れか1項の発明において、上側可動フレ
ームに、荷物が載置されるローラコンベヤを設けたこと
を特徴とするものである。尚、ローラコンベヤの搬送方
向は荷物出し入れ方向でもよく、荷物出し入れ方向と直
交する方向でもよい。それ故、載置した荷物をローラコ
ンベヤで移動することができるため、荷物倉庫の外部か
ら荷台にまたその反対に荷物を搬出入する際、ローラコ
ンベヤを介して搬出入できるため非常に便利になる。そ
の他請求項1〜3の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0019】請求項5の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項1〜3の何れか1項において、進退駆動機構は、荷
台ベース部材に荷物出し入れ方向へ進退可能に支持され
た中間フレームと、この中間フレームが荷物出し入れ方
向へ進退するときに可動フレームが中間フレームと同方
向へ2倍の速度で進退するように中間フレームと可動フ
レームとを連動連結する連動連結手段と、中間フレーム
を進退駆動する進退駆動手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0020】進退駆動手段により、中間フレームが荷物
出し入れ方向へ進退駆動されると、連動連結手段によ
り、可動フレームが中間フレームと同方向へ2倍の速度
で進退される。それ故、荷台と荷物収容部との間で荷物
を移載する速度を高速化することができる。その他請求
項1〜3の何れか1項と同様の作用を奏する。
【0021】請求項6の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項5の発明において、進退駆動手段は、中間フレーム
に設けたラックと、荷台ベース部材側に設けられてラッ
クに歯合するピニオンと、このピニオンを回転駆動する
回転駆動手段とを有することを特徴とするものである。
それ故、進退駆動手段をラックとピニオンと回転駆動手
段を有する簡単な機構で構成できる。その他請求項5と
同様の作用を奏する。
【0022】請求項7の荷台昇降式荷物移載装置は、請
求項6の発明において、荷台は、荷物出し入れ方向と直
交する方向に所定間隔おきに並設された複数の可動フレ
ームと、複数の進退駆動機構とを有し、複数の進退駆動
機構の複数のピニオンは共通の1本の駆動軸に固着さ
れ、複数の進退駆動機構は共通の1つの回転駆動手段を
有することを特徴とするものである。複数の可動フレー
ムを狭い間隔で配置することができ、小型の荷物を安定
した状態で載置することができるとともに、共通の回転
駆動手段により複数のピニオンを回転駆動し、複数の可
動フレームを同期駆動できるため、進退駆動機構と回転
駆動手段の構造が簡単になり、製作コストを格段に低減
することが可能になる。その他請求項5と同様の作用を
奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。本実施形態は、空港カー
ゴターミナルにおいて、複数のコンテナを収容できる複
数の荷物収容部を高さ方向に複数段に配置した荷物倉庫
に設けられ、荷物倉庫にコンテナを出し入れする為の荷
台昇降式荷物移載装置に、本発明を適用した場合の例で
ある。
【0024】図1〜図4に示すように、荷物倉庫1に
は、複数のコンテナCを収容できる複数の荷物収容部2
が、荷台移動領域3を挟んで複数行(高さ方向に複数
段)複数列状に配置され、荷台移動領域3に、荷台6を
含みこの荷台6を各荷物収容部2の側面側へ移動させる
とともに、コンテナCを荷台6と各荷物収容部2との間
で移載する荷台昇降式荷物移載装置5(以下荷物移載装
置という)が配設されている。各荷物収容部2の収容棚
10には、左右に細長い6本のI型鋼11が前後方向に
所定間隔おきに並設され、これらI型鋼11上には、大
型(例えば、20ton)のコンテナ1つ又は小型(例え
ば、10ton )のコンテナ2つを載置できる。
【0025】荷物移載装置5は、荷台6の他、荷台6を
昇降駆動する荷台昇降機構7と、荷台6と荷台昇降機構
7とが装備され荷台移動領域3の床面3aに敷設された
レール12に沿って前後方向へ走行駆動される走行台車
8等で構成されている。走行台車8には、床面3aのレ
ール12上を転動する1対の走行輪13と、1対の走行
輪13を駆動する1対の減速機付きモータ14と、レー
ル12の鉛直部を挟持し転動する複数のガイド輪(図示
略)等が装着されている。
【0026】走行台車8の前後両端部には1対のポール
15が立設され、これらポール15の上端部に、荷台移
動領域3の天井3bに敷設されたレール16に沿って走
行する走行体17が連結されている。走行体17には天
井3bのレール16の鉛直部を挟持して転動する前後2
対の鉛直軸心回りのガイド輪18と、走行台車8の走行
に合わせて1対のガイド輪18を制動する1対の制動ユ
ニット19等が装着されている。荷台6は1対のポール
15の間に配置され、荷台6の前後両端部の立設板20
の各々に装着された上下2対の水平軸心回りのガイド輪
21が、対応するポール15のガイドレール22に係合
している。
【0027】荷台昇降機構7について説明すると、図3
に示すように、荷台6の前側の立設板20に一端部が連
結されたワイヤ23は、上方へ延びてシーブ25a,2
5bを経由して下方へ延びてドラム26に巻き付けら
れ、ドラム26から上方へ延びてシーブ25d,25e
を経由して下方へ延び、他端部にウエイト27が連結さ
れ、荷台6の後側の立設板20に一端部が連結されたワ
イヤ24は、上方へ延びてシーブ25c,25bを経由
して下方へ延びてドラム26に巻き付けられ、ドラム2
6から上方へ延びてシーブ25d,25fを経由して下
方へ延び、他端部にウエイト28が連結され、ポール1
5に固定的に設けられた駆動モータ29でドラム26を
回動することにより荷台6が昇降駆動される。
【0028】図5に示すように、荷台6は、荷台ベース
部材30と、荷台ベース部材30に左右方向へ移動可能
に装備されコンテナCを載置して荷物収容部2に出し入
れする5組の可動フレーム31と、5組の可動フレーム
31を左右方向へ進退駆動する5組の進退駆動機構32
を有する。
【0029】荷台ベース部材30には、左右に細長い6
本のI型鋼32が前後方向に所定間隔おきに並設され、
これら6本のI型鋼32の間に、5組の可動フレーム3
1が夫々挿入状に設けられている。荷物収容部2と荷台
6のI型鋼11,32は同じ高さで、荷台6が各荷物収
容部2の側面側に移動した状態では、荷物収容部2側の
6本のI型鋼11と荷台6側の6本のI型鋼32とが直
列状になり、この状態で、5組の可動フレーム31が荷
物収容部2側へ進出駆動されると、図5に鎖線で示すよ
うに、荷物収容部2側の6本のI型鋼11の間に夫々挿
入される。
【0030】可動フレーム31について説明する。図6
〜図9に示すように、各可動フレーム31は、下側可動
フレーム40と、下側可動フレーム40に昇降可能に係
合されコンテナCが載置される上側可動フレーム41
と、下側可動フレーム40に対して上側可動フレーム4
1を昇降駆動する1対の昇降駆動機構42を有する。
【0031】下側フレーム40は、隣合う1対のI型鋼
11,32の間隔よりも僅かに短い前後幅と荷台6と略
同じ左右長を有し、下側フレーム40の前後両端部の1
対の載荷部40aの下側に、夫々複数の遊転支持輪50
と鉛直軸心回りの複数の遊転ガイド輪51が装着されて
いる。複数の遊転支持輪50は、荷物収容部2と荷台6
のI型鋼11,32のフランジ52(荷重支持部)の上
面を転動するように構成され、複数の遊転ガイド輪51
は、I型鋼11,32の鉛直部54(案内部)の側面を
転動するように構成されている。
【0032】上側可動フレーム41は下側可動フレーム
40と同じ前後幅と略同じ左右長を有し、上側可動フレ
ーム41の前後両端部分が1対の昇降駆動機構42を介
して昇降可能に支持され、上側可動フレーム41の上側
には、コンテナCが載置されるローラコンベヤ60が設
けられている。上側可動フレーム41には左右に長細い
前後1対の支持板61が固着され、ローラコンベヤ60
の複数のローラ62は、1対の支持板61に支持された
複数の支軸63に回転自在に支持されている。
【0033】ローラコンベヤ60の左右両端を除く各ロ
ーラ62の両端部には、1対のスプロケット65が装着
され、隣合う1対のローラ62の前後一方の2つのスプ
ロケット65にチェーン部材66が巻付けられている。
図示していないが、荷台6には、ゴムローラとゴムロー
ラを回転駆動する駆動モータ等を有するコンベヤ駆動機
構が装備され、ゴムローラを複数のローラ62のうち少
なくとも1つローラに圧接した状態で、ゴムローラが回
転駆動されると、複数のチェーン部材66により連結さ
れている複数のローラ62は同期して回転する。
【0034】1対の昇降駆動機構42の各々は、下側可
動フレーム40の載荷部40aの上面に固着された支持
板70と、支持板70上に立設され支持板70より僅か
に幅狭の断面門型の載荷部材71と、上側可動フレーム
41の下面に固着され載荷部材71に昇降自在に係合す
る断面門型の係合部材72と、載荷部材72の上面と係
合部材72との間に装着されたエアチューブ73を有す
る。支持板70と載荷部材71と係合部材72とエアチ
ューブ73は、可動フレーム31の左右長の略全長に亙
って設けられている。
【0035】5組の可動フレーム31の複数のエアチュ
ーブ73は、電磁制御切換え弁75を有するエア通路7
4により、荷台6に搭載されたモータ55で作動するエ
アポンプ76に接続され、電磁制御切換え弁75を切換
えることにより、複数のエアチューブ73へ加圧エアが
供給されたり、複数のエアチューブ73から加圧エアが
排出されたりする。
【0036】各可動フレーム31において、図8に示す
ように、1対のエアチューブ73から加圧エアが排出さ
れエアチューブ73が収縮した状態では、上側可動フレ
ーム41の係合部材72の下端部が板部材70の上面に
接触して支持され、ローラコンベヤ60の複数のローラ
62の上端部は、I型鋼32,11の上端部より下側に
位置する。また、図9に示すように、エアチューブ73
に加圧エアが供給されエアチューブ73が膨張した状態
では、図8の状態から上側可動フレーム41が下側可動
フレーム40に対して所定ストローク上昇し、ローラコ
ンベヤ60の複数のローラ62の上端部は、I型鋼3
2,11の上端部より上側に位置する。
【0037】進退駆動機構32について説明する。各進
退駆動機構32は、荷台ベース部材30に左右方向へ進
退可能に支持された中間フレーム80と、中間フレーム
80が左右方向へ進退するときに可動フレーム31が中
間フレーム80と同方向へ2倍の速度で進退するように
中間フレーム80と可動フレーム31とを連動連結する
連動連結機構81と、中間フレーム80を進退駆動する
駆動機構82(進退駆動手段)を有する。
【0038】中間フレーム80は、可動フレーム31の
略1/2の前後幅と略同じ左右長を有し、下側可動フレ
ーム40の1対の載荷部40aから段上がり状の連結部
40bの下側に配置されている。中間フレーム80の前
後両側には、夫々複数の遊転輪83が装着され、これら
複数の遊転輪83は、荷台6と荷物収容部2とに夫々固
定された断面コ字型のガイドレール84の内面底部を転
動し、中間フレーム80が左右方向へガイドされてい
る。
【0039】連動連結機構81は、中間フレーム80の
左右両端部に回転自在に支持され前後にシフトさせて装
着された1対のスプロケット85,86と、1対のスプ
ロケット85,86に係合する1対のチェーン部材8
5,86であって、夫々一端部が荷台ベース部材30に
固定され他端部が上側可動フレーム41に固定された1
対のチェーン部材87,88等で構成されている。
【0040】図10に示すように、右側スプロケット8
5に係合するチェーン部材87の両端部は、荷台ベース
部材30と可動フレーム31の左右方向中央部より左側
に夫々固定され、左側のスプロケット86に係合するチ
ェーン部材88の両端部は、荷台ベース部材30と可動
フレーム31の左右方向中央部より右側に夫々固定さ
れ、例えば、中間フレーム80が駆動機構82により右
側へストーロクA移動駆動されると、可動フレーム31
は、中間フレーム80の移動速度の2倍の速度で、右側
へストーク2A移動駆動される。
【0041】駆動機構82は、中間フレーム80の前後
方向中央部の下面に固定された左右方向向きのラック9
0と、荷台ベース部材30側に設けられてラック90に
歯合するピニオン91と、ピニオン91を回転駆動する
回転駆動機構92を有する。回転駆動機構92は、5組
の進退駆動機構32の5組の駆動機構82の共通の機構
であり、複数のピニオン91を共通の1本の駆動軸93
に固着し、この駆動軸93を減速機付きの電動モータ9
4(図5参照)で駆動することで、5組の進退駆動機構
32に対応する5つのピニオン91が同期して回動さ
れ、5組の可動フレーム31は同期して進退駆動され
る。
【0042】尚、荷台6には、荷物移載装置5を操作す
るオペレータ室95が設けられ、前側のポール15の前
側には、ポール15に沿って昇降駆動され、走行体17
等の荷物移載装置5の上部の装置や機器等を点検する点
検台96が設けられ、また、荷台移動領域3の天井3a
には、レール16に沿って給電線97が敷設され、走行
体17には、給電線97から電力を給電する為の給電部
材98が固定的に設けられ、この給電部材98で給電さ
れた電力は、ポール15に沿って導設された電力線によ
り、走行台車8のモータ14や荷台6のモータ94等に
供給される。
【0043】次に、荷物移載装置5の作用・効果につい
て説明する。図示していないが、例えば、複数の荷物収
容部2のうち1階の前後方向中央部に位置する荷物収容
部2の1つのの代わりに、コンテナCを外部から荷物倉
庫1内に搬出入する搬出入部が設けられ、この搬出入部
の側面側に荷台6を移動させて、複数の可動フレーム3
1の複数のローラコンベヤ60により、荷台6と搬出入
部との間でコンテナCを移載できるように構成してあ
る。
【0044】荷台6上にコンテナCが載置されると、次
に、走行台車8を前後方向へ走行駆動するとともに、荷
台昇降機構7により荷台6を昇降し、コンテナCを収容
予定の荷物収容部2の側面側へ移動させる。ここで、荷
台6が移動するとき、複数の昇降駆動機構42のエアチ
ューブ73の加圧エアを排出してエアチューブ73を収
縮させ、上側可動フレーム41を下降させ、5つのロー
ラコンベヤ60の上端部をI型鋼32の上端より下側へ
位置させ、コンテナCを荷台6のI型鋼32上に安定し
た状態で載置する。
【0045】荷台6を荷物収容部2の側面側へ移動させ
た後、次に、複数のエアチューブ73に加圧エアを供給
すると、複数のエアチューブ73が膨張して、上側可動
フレーム41が所定ストローク上昇し、5つのローラコ
ンベヤ60の上端部がI型鋼32の上端より上側に位置
し、これらローラコンベヤ60上にコンテナCが載置さ
れる。この状態で、5組の進退駆動機構32により、5
組の可動フレーム31を荷物収容部2まで進出駆動し、
コンテナCを荷物収容部2へ移動させる。
【0046】5組の可動フレーム31を荷物収容部2上
へ移動させた後、次に、エアチューブ73から加圧エア
が排出されると、エアチューブ73が収縮し、上側可動
フレーム41が下降して、5つのローラコンベヤ60の
上端部が6つのI型鋼11の上端より下側へ位置し、I
型鋼11上にコンベヤCが載置される。そして、この状
態で、5組の進退駆動機構32により5組の可動フレー
ム31が後退駆動され、荷台6上に戻るとコンテナCの
荷物収容部2への収容が完了する。
【0047】荷物収容部2から荷台6にコンテナCを移
載する場合には、上側可動フレーム41を下降させた状
態で、進退駆動機構32により荷台6の可動フレーム3
1を荷物収容部2まで進出駆動した後、加圧エアを供給
して膨張したエアチューブ73により、上側可動フレー
ム41を上昇させ、荷物収容部2のI型鋼11から上側
可動フレーム41にコンテナCを移載し、この状態で、
5組の進退駆動機構32により5組の可動フレーム31
を荷台6まで後退駆動し、コンテナCを荷台6上に移動
させる。
【0048】この荷物移載装置5によれば、各可動フレ
ーム31の下側可動フレーム40と上側可動フレーム4
1との間に、左右方向に長い1対のエアチューブ73を
前後に所定間隔あけて設けることにより、上側可動フレ
ーム41を下側可動フレーム40に対して確実に昇降駆
動することがでるため、昇降駆動機構42と可動フレー
ム31の構造が非常に簡単化し、製作コストを著しく低
減できる。
【0049】各可動フレーム31の下側可動フレーム4
0に複数の遊転支持輪50を設け、これら遊転支持輪5
0が、荷台6の荷台ベース部材30と荷物収容部2に設
けられたI型鋼32,11のフランジ52の上面を転動
するように構成したので、荷台6と荷物収容部2との間
でコンテナCを移載する際、可動フレーム31が左右方
向へ移動しても、可動フレーム31及びコンテナCの荷
重を複数の遊転支持輪50で分担して支持でき、その結
果、可動フレーム31を荷物収容部2へ進出させたとき
に、可動フレーム31が片持ち状態で荷重を支持する必
要がないから、可動フレーム31の構造と強度の面で格
段に有利になるし、可動フレーム31の進退移動も円滑
になる。
【0050】各可動フレーム31の下側可動フレーム4
0に鉛直軸心回りに回転する複数の遊転ガイド輪51を
設け、これら遊転ガイド輪51が、荷台6の荷台ベース
部材30と荷物収容部2のI型鋼32,11の鉛直部5
4の側面を転動するように構成したので、可動フレーム
31の進退移動が非常に円滑になる。
【0051】各上側可動フレーム41に、コンテナCが
載置されるローラコンベヤ60を設けたので、載置した
コンテナCを複数のローラコンベヤ60で移動すること
ができるため、荷物倉庫1の外部から荷台6にまたその
反対にコンテナCを搬出入する際、複数のローラコンベ
ヤ60を介して搬出入できるため非常に便利になる。各
進退駆動機構32においては、中間フレーム80が左右
方向へ進退駆動されると、可動フレーム31は連動連結
機構81により中間フレーム80の2倍の速度で荷物出
し入れ方向へ進退駆動されるため、荷台6と荷物収容部
2との間でコンテナCを移載する速度の高速化すること
ができる。
【0052】更に、各進退駆動機構32の駆動機構82
は、中間フレーム80に設けたラック90と、荷台ベー
ス部材30側に設けられてラック90に歯合するピニオ
ン91と、ピニオン91を回転駆動する回転駆動機構9
2を有する簡単な機構に構成することができる。回転駆
動機構92は、複数の進退駆動機構32の複数のピニオ
ン91を共通の1本の駆動軸93に固着し、複数のピニ
オン91を同期回動するように構成したので、進退駆動
機構32とともに荷台6の構造が簡単化し、製作コスト
を一層低減することが可能になる。
【0053】尚、前記荷台昇降式荷物移載装置は、空港
カーゴターミナルに設けられたコンテナ用の荷物倉庫に
限らず、その他の荷物を収容できる種々の荷物倉庫に勿
論適用することができる。
【0054】
【発明の効果】 請求項1の荷台昇降式荷物移載装置に
よれば、可動フレームの下側可動フレームと下側可動フ
レームとの間にエアチューブを装着し、このエアチュー
ブに加圧エアを供給し膨張させて上側可動フレームを下
側可動フレームに対して所定ストローク上昇させ、加圧
エアを排出し収縮させて上側可動フレームを下降させる
ように構成したので、可動フレームのうちの上側可動フ
レームを昇降させる機構の構造が非常に簡単且つ小型化
し、製作コストを著しく低減することが可能になる。
【0055】請求項2の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、可動フレームの
下側可動フレームに複数の遊転支持輪を設け、これら遊
転支持輪が、荷台ベース部材の荷重支持部の上面と荷物
収容部の荷重支持部の上面とを転動するように構成した
ので、荷台と荷物収容部との間で荷物を移載する際、可
動フレームが荷物出し入れ方向へ移動しても、可動フレ
ーム及び荷物の荷重を複数の遊転支持輪で分担して支持
でき、その結果、可動フレームを荷物収容部へ進出させ
たときに、可動フレームが片持ち状態で荷重を支持する
必要がないから、可動フレームの構造と強度の面で格段
に有利になり、可動フレームの進退移動も円滑になる。
【0056】請求項3の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項2と同様の効果を奏するが、可動フレームの
下側可動フレームに鉛直軸心回りに回転する複数の遊転
ガイド輪を設け、これら遊転ガイド輪が、荷台ベース部
材の案内部の側面と荷物収容部の案内部の側面とを転動
するように構成したので、可動フレームの進退移動が非
常に円滑になる。
【0057】請求項4の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項1〜3の何れか1項と同様の効果を奏する
が、上側可動フレームに、荷物が載置されるローラコン
ベヤを設けたので、載置した荷物をローラコンベヤで移
動することができるため、荷物倉庫の外部から荷台にま
たその反対に荷物を搬出入する際、ローラコンベヤを介
して搬出入できるため非常に便利になる。
【0058】請求項5の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項1〜3の何れか1項と同様の効果を奏する
が、中間フレームが荷物出し入れ方向へ進退駆動される
と、可動フレームは連動連結手段により中間フレームの
2倍の速度で荷物出し入れ方向へ進退駆動されるため、
荷台と荷物収容部との間で荷物を移載する速度を高速化
することができる。
【0059】請求項6の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項5と同様の効果を奏するが、進退駆動手段
は、中間フレームに設けたラックと、荷台ベース部材側
に設けられてラックに歯合するピニオンと、このピニオ
ンを回転駆動する回転駆動手段とを有するので、進退駆
動手段をラック、ピニオン、回転駆動手段を有する簡単
な機構に構成することができる。
【0060】請求項7の荷台昇降式荷物移載装置によれ
ば、請求項6と同様の効果を奏するが、荷台は、荷物出
し入れ方向と直交する方向に所定間隔おきに並設された
複数の可動フレームと、複数の進退駆動機構とを有し、
複数の進退駆動機構の複数のピニオンは共通の1本の駆
動軸に固着され、複数の進退駆動機構は共通の1つの回
転駆動手段を有するので、複数の可動フレームを狭い間
隔で配置することができ、小型の荷物を安定した状態で
載置することができるとともに、共通の回転駆動手段に
より複数のピニオンを回転駆動し、複数の可動フレーム
を同期駆動できるため、進退駆動機構と回転駆動手段の
構造が簡単化し、製作コストを格段に低減することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る荷台昇降式荷物移載装
置を備えた荷物倉庫の内部斜視図である。
【図2】荷物倉庫の正面側から視た縦断面図である。
【図3】荷物倉庫の側面側から視た縦断面図である。
【図4】荷物倉庫の横断面図である。
【図5】荷台昇降式荷物移載装置の荷台の平面図であ
る。
【図6】前記荷台の要部拡大図である。
【図7】荷台の正面から視た要部縦断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】荷台(上側可動フレーム上昇時)の側面から視
た要部縦断面図である。
【図10】荷台の進退駆動機構の作動説明図である。
【図11】従来技術に係る荷台の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 荷物倉庫 2 荷物収容部 5 荷台昇降式荷物移載装置 6 荷台 7 荷台昇降機構 8 走行台車 30 荷台ベース部材 31 可動フレーム 32 進退駆動機構 40 下側可動フレーム 41 上側可動フレーム 73 エアチューブ 50 遊転支持輪 51 遊転ガイド輪 52 フランジ(荷重支持部) 54 鉛直部(案内部) 60 ローラコンベヤ 80 中間フレーム 81 連動連結機構 82 駆動機構(進退駆動手段) 90 ラック 91 ピニオン 92 回転駆動機構 93 駆動軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷物収容部を高さ方向に複数段に
    配置してなる荷物倉庫に荷物を出し入れする為に、荷台
    と、この荷台を昇降駆動する荷台昇降機構と、荷台と荷
    台昇降機構とが装備され走行駆動される走行台車とを備
    えた荷物移載装置において、 前記荷台は、荷台ベース部材と、この荷台ベース部材に
    走行台車の走行方向と直交する水平方向へ移動可能に装
    備され荷物を載置して荷物収容部に出し入れする可動フ
    レームと、この可動フレームを荷物出し入れ方向へ進退
    駆動する進退駆動機構とを備え、 前記可動フレームは、下側可動フレームと、この下側可
    動フレームに昇降可能に係合され荷物が載置される上側
    可動フレームと、下側可動フレームと上側可動フレーム
    との間に装着されるエアチューブであって加圧エアが供
    給されると膨張して上側可動フレームを下側可動フレー
    ムに対して所定ストローク上昇させ加圧エアが排出され
    ると収縮して上側可動フレームを下降させるエアチュー
    ブとを備えたことを特徴とする荷台昇降式荷物移載装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可動フレームの下側可動フレームに
    複数の遊転支持輪を設け、これら遊転支持輪が、荷台ベ
    ース部材の荷重支持部の上面と荷物収容部の荷重支持部
    の上面とを転動するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の荷台昇降式荷物移載装置。
  3. 【請求項3】 前記可動フレームの下側可動フレームに
    鉛直軸心回りに回転する複数の遊転ガイド輪を設け、こ
    れら遊転ガイド輪が、荷台ベース部材の案内部の側面と
    荷物収容部の案内部の側面とを転動するように構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷台昇降式荷物移載
    装置。
  4. 【請求項4】 前記上側可動フレームに、荷物が載置さ
    れるローラコンベヤを設けたことを特徴とする請求項1
    〜3の何れか1項に記載の荷台昇降式荷物移載装置。
  5. 【請求項5】 前記進退駆動機構は、荷台ベース部材に
    荷物出し入れ方向へ進退可能に支持された中間フレーム
    と、この中間フレームが荷物出し入れ方向へ進退すると
    きに可動フレームが中間フレームと同方向へ2倍の速度
    で進退するように中間フレームと可動フレームとを連動
    連結する連動連結手段と、中間フレームを進退駆動する
    進退駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3
    の何れか1項に記載の荷台昇降式荷物移載装置。
  6. 【請求項6】 前記進退駆動手段は、中間フレームに設
    けたラックと、荷台ベース部材側に設けられてラックに
    歯合するピニオンと、このピニオンを回転駆動する回転
    駆動手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の
    荷台昇降式荷物移載装置。
  7. 【請求項7】 前記荷台は、荷物出し入れ方向と直交す
    る方向に所定間隔おきに並設された複数の可動フレーム
    と、複数の進退駆動機構とを有し、複数の進退駆動機構
    の複数のピニオンは共通の1本の駆動軸に固着され、複
    数の進退駆動機構は共通の1つの回転駆動手段を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の荷台昇降式荷物移載
    装置。
JP19048697A 1997-06-30 1997-06-30 荷台昇降式荷物移載装置 Pending JPH1120909A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124935A (ja) * 2015-10-30 2017-07-20 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 立体自動倉庫
CN115849237A (zh) * 2022-11-09 2023-03-28 侯长斌 一种工厂货物升降机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124935A (ja) * 2015-10-30 2017-07-20 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 立体自動倉庫
JP2017124933A (ja) * 2015-10-30 2017-07-20 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 立体自動倉庫
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