JPH1120896A - インクカートリッジの製造方法 - Google Patents

インクカートリッジの製造方法

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JPH1120896A
JPH1120896A JP17563797A JP17563797A JPH1120896A JP H1120896 A JPH1120896 A JP H1120896A JP 17563797 A JP17563797 A JP 17563797A JP 17563797 A JP17563797 A JP 17563797A JP H1120896 A JPH1120896 A JP H1120896A
Authority
JP
Japan
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ink
cartridge
ink cartridge
negative pressure
vacuum
Prior art date
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Application number
JP17563797A
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English (en)
Inventor
Hideto Horiguchi
秀登 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填前のインクカートリッジの吐出特性とほ
ぼ同程度の吐出安定性を有するインクカートリッジの製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 内部にインク保持用の多孔質体1を収納
した、インクが空の状態のインクカートリッジ2,3の
カートリッジ内部に、負圧を発生させた後、インク4を
充填又は再充填するインクカートリッジの製造方法にお
いて、負圧発生手段を用いて上記負圧を50〜200m
mHgとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空の状態のインク
カートリッジにインクを充填又は再充填するインクカー
トリッジの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
インクジェットプリンターに用いられているインクカー
トリッジは、その内部に充填されているインクを使い切
ってしまった場合には、新品のインクカートリッジに交
換されていた。
【0003】しかし、一度の使用で空になったインクカ
ートリッジを、新品のインクカートリッジに交換してし
まうと、コスト高となる。そこで、近年においては、空
になったインクカートリッジにインクを充填又は再充填
して、該インクカートリッジを再利用する試みがなされ
ている。
【0004】その一つの方法として、例えば、次のよう
な方法が採られている。先ず、インクが空になった状態
のインクカートリッジを水平面に対して垂直に立てる。
次に、上記インクカートリッジのカートリッジ本体に、
ドリル等を用いてインク充填用孔を開ける。そして、先
端が尖った針のようなノズルを有し、再充填用のインク
が満たされるインク収容部を備えたインク充填装置を用
いてインクの再充填を行う。
【0005】即ち、上記インク充填装置のノズルを、該
ノズルよりも孔径の大きな上記インク充填用孔に挿入
し、上記インク収容部をスクイズ(容器に外圧を加えて
容器内部のインクをノズルから吐出させること)して、
上記ノズル先端よりインクを吐出させる。そして、上記
インクカートリッジのカートリッジ本体内にインクが充
填されたら再充填をストップし、上記インク充填用孔を
塞ぐ。
【0006】ところが、上記先端が尖った針のようなノ
ズルを有したインク充填装置によって上記インク充填用
孔よりインクを注入すると、カートリッジ本体内に気泡
が入り込んでしまう。特に、カートリッジ本体内にスポ
ンジが収納されたインクカートリッジにおいては、気泡
の混入及び気液交換ができない領域(空気だまり)の発
生がより顕著となる。
【0007】上記カートリッジ本体内に気泡が入り込ん
だり、空気だまりができると、充分にカートリッジ本体
内にインクが充填できないのみならず、該インクカート
リッジをインクジェットプリンターに搭載してインクを
吐出させた際に、該インクの吐出量がばらつき、印字品
質の低下、所望の解像度が得られないと言った不都合が
生ずる。
【0008】また、上記方法の他に、特開平6−191
055号公報に開示されるインク再充填装置を用いた方
法が提案されている。かかる方法は、インクが空になっ
た状態のインクカートリッジを再充填装置にセットした
後、インク吐出面にキャップ機構を取り付け、ピストン
機構よりなるポンプによって該インク吐出面より吸引し
てインクカートリッジ内部を負圧とし、その後、インク
が満たされたカートリッジからポンプによってインクを
加圧して空になったインクカートリッジにインクを注入
する。
【0009】上記方法によれば、負圧と正圧を時間をず
らして作用させながら使い古しのインクを強制的に排出
した後、負圧状態のインクカートリッジ内にインクを加
圧して注入するので、充填効率を大幅に向上させること
ができる。
【0010】しかし、上記方法によってインクを再充填
したインクカートリッジにおいては、充填前のインクカ
ートリッジ(製品として販売されているインクカートリ
ッジ、以下同じ)のものと比較して、ピエゾ素子等のよ
うな圧電素子を用い、該圧電素子への通電によって生ず
る伸縮力を利用してインクを吐出するようにした、いわ
ゆるピエゾ方式によるインクカートリッジの場合には、
吐出安定性が充填前のインクカートリッジのものと比べ
て半減することが判った。
【0011】従って、本発明の目的は、充填前のインク
カートリッジの吐出特性とほぼ同程度の吐出安定性を有
するインクカートリッジの製造方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願出願人は、カートリ
ッジ内部の負圧の程度とインクの吐出特性との関係を鋭
意検討した結果、カートリッジ内部の負圧を所望の範囲
とすることで吐出特性が最適なものとなることを知見し
た。
【0013】すなわち、請求項1記載の発明は、内部に
インク保持用の多孔質体を収納した、インクが空の状態
のインクカートリッジのカートリッジ内部に、負圧を発
生させた後、インクを充填又は再充填するインクカート
リッジの製造方法において、負圧発生手段を用いて上記
負圧を50〜200mmHgとすることを特徴とするイ
ンクカートリッジの製造方法を提供することにより、上
記の目的を達成したものである。
【0014】請求項2記載の発明は、上記負圧発生手段
が、真空ポンプであることを特徴とする請求項1記載の
インクカートリッジの製造方法を提供することにより、
上記の目的を達成したものである。
【0015】請求項3記載の発明は、上記インクカート
リッジが、インクジェット記録用のインクカートリッジ
であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクカ
ートリッジの製造方法を提供することにより、上記の目
的を達成したものである。
【0016】請求項4記載の発明は、上記インクカート
リッジが、圧電素子によりインクを吐出することを特徴
とする請求項3記載のインクカートリッジの製造方法を
提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は
本実施形態のインクカートリッジの製造方法に用いたイ
ンク充填装置の模式図、図2はバブル方式のインクカー
トリッジの斜視図、図3は本実施形態のインクカートリ
ッジの製造方法の他の例を示すインク充填装置の模式図
である。
【0018】初めに、本実施形態のインクカートリッジ
の製造方法について説明する前に、本製法において用い
るインク充填装置及びインクカートリッジの構成につい
て簡単に説明する。
【0019】インク充填装置は、図1に示すように、内
部にインク保持用の多孔質体1を収納した、インクが空
の状態のインクカートリッジ2,3のカートリッジ内部
に、負圧を発生させた後、インク4を充填又は再充填す
るもので、カートリッジ内部を負圧とする負圧発生手段
と、カートリッジ内部にインク4を充填するインク注入
手段5とを有している。
【0020】そして、図1に示すインク充填装置は、バ
ブル方式のインクカートリッジ2とピエゾ方式のインク
カートリッジ3にインクを充填又は再充填する二系統の
例として示してあり、これら各インクカートリッジ2,
3に同時にインク4を充填又は再充填することも、各イ
ンクカートリッジ2,3に別々にインク4を充填又は再
充填することもできるように構成されている。
【0021】本実施形態のインクカートリッジ2,3
は、印字ヘッドからインクを吐出させることによって記
録紙上に印字を行うインクジェット記録用のインクカー
トリッジである。このインクカートリッジ2,3には、
いわゆるバブル方式のものとピエゾ方式のものとがあ
る。バブル方式のインクカートリッジ2は、発熱抵抗体
を用いてインクを気化させ気泡の成長・収縮によって生
じる圧力変化を利用することにより、インクを吐出口か
ら吐出させるように構成したものである。
【0022】バブル方式のインクカートリッジ2は、図
1及び図2に示すように、カートリッジ本体内にインク
保持用のスポンジ等からなる多孔質体1を収納し、該多
孔質体1にインクを含ませるように構成されている。そ
して、このインクカートリッジ2には、各液室に対して
発熱抵抗体がそれぞれ設けられ、これら発熱抵抗体を選
択的に駆動することによりインクを吐出させる印字ヘッ
ド部6が設けられている。また、インクカートリッジ2
には、上記発熱抵抗体に駆動信号を送るための配線パタ
ーンが形成されたプリント配線板を一主面に有した金属
プレート7が設けられている。
【0023】一方、ピエゾ方式のインクカートリッジ3
は、圧電素子であるピエゾ素子に電圧を印加し、該ピエ
ゾ素子の伸縮する力を利用することにより、インクを吐
出口から吐出させるように構成したものである。このイ
ンクカートリッジ3は、図1中向かって右側の図に示す
ように、やはりカートリッジ本体内にインク保持用のス
ポンジ等からなる多孔質体1を収納し、該多孔質体1に
インクを含ませるように構成されている。
【0024】負圧発生手段としては、特に限定されるこ
となく、例えば真空ポンプ(図示は省略する)を使用す
る。かかる真空ポンプは、インクが空の状態のインクカ
ートリッジ2,3に直接接続するようになしてある。す
なわち、真空ポンプと各インクカートリッジ2,3との
間を結ぶラインの中間にフラスコ形状のインクトラップ
部材9を設け、該インクトラップ部材9に接続される各
配管10,11の先端をそれぞれのインクカートリッジ
2,3に設けた真空吸引孔12,13に臨ませると共
に、該インクトラップ部材9と真空ポンプを結ぶ配管1
4の途中にバキュームメータ15を取り付けている。
【0025】カートリッジ内部の真空度は、バキューム
メータ15によって目視により確認でき、その大きさは
真空ポンプによって適宜調整可能とされている。また、
インクトラップ部材9は、インクカートリッジ2,3の
カートリッジ内部に残存したインクをトラップするよう
になっている。
【0026】インク注入手段5の先端には、インクカー
トリッジ2,3に開設されたインク注入孔16,17よ
りカートリッジ内部に臨むノズル18,19が設けられ
ている。そして、このノズル18,19には、バルブ2
0,21が設けられており、インク4の注入時にはバル
ブを開き、それ以外のときにはバルブ20,21を閉じ
るようになされている。
【0027】上記インク4には、例えばインクジェット
プリンターに用いられる水系インクが用いられる。かか
る水系インクは、水(望ましくは、イオン交換水)を媒
体とし、上記染料又は顔料等の色材を含有するのに加え
て、従来公知の各種添加剤、例えば多価アルコール類の
ような湿潤剤、分散剤、シリコーン系等の消泡剤、カチ
オン、アニオン或いはノニオン系の各種界面活性剤等の
表面張力調整剤、クロロメチルフェノール系等の防黴剤
及び/又はEDTA等のキレート剤、樹脂エマルショ
ン、又、亜硫酸塩等の酸素吸収剤等を含有してもよい。
【0028】上記染料としては、例えば、油性染料、分
散染料、直接染料、酸性染料及び塩基性染料等を挙げる
ことができる。
【0029】一方、上記顔料も、その種類に特に制限は
なく、従来公知の有機及び無機顔料がすべて使用でき
る。例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔
料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン
顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔
料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジ
ゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロニ顔料等の
多環式顔料や、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ
等の染料レーキや、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリ
ンブラック、昼光蛍光顔料等の有機顔料、酸化チタン、
酸化鉄系、カーボンブラック系等の無機顔料が挙げられ
る。また、カラーインデックスに記載されていない顔料
であっても水相に分散可能ならいずれも使用できる。更
に、上記顔料を界面活性剤や高分子分散剤等で表面処理
したものや、グラフトカーボン等も勿論使用可能であ
る。
【0030】なお、本明細書において、「顔料」とは、
水や溶剤、油などに不溶の微粒子状の固体をいい、これ
に対して、「染料」とは、水や溶剤に溶解した状態で染
色されるものをいう〔カラーケミカル事典1988年3
月第1刷、(株)シーエムシー、有機合成化学協会編、
P45〜〕。
【0031】特に、ここで用いるインク4としては、高
印字品質の点から、表面張力が、25〜47dyn/c
mであることが好ましい。25dyn/cm未満である
と、インクのにじみ及び印字品質の低下が発生し、又、
インクジェットプリンターのプリントヘッドノズルから
インクもれが発生し、47dyn/cm超であると、イ
ンクの乾燥速度が遅くなりすぎ、各色インク間の混合及
びプリントヘッドの汚れ等の発生やプリントヘッドノズ
ルへのインク供給不良が発生し、それに伴って、インク
吐出不良、印字品質の低下が発生する。
【0032】また、上記インク4は、高印字品質及びイ
ンクジェット用インクとしての適性の点から、粘度が、
0.5〜5cpsであることが好ましい。0.5cps
未満であると、インクのにじみが顕著になり、又、イン
クジェットプリンターのプリントヘッドノズルからイン
クもれが発生したりするので好ましくない。5cps超
であると、インクジェット用インクとしての粘度が高く
なりすぎ、プリントヘッドへのインク供給が伴わず、吐
出不良及びかすれが発生し、印字品質の低下の問題が発
生する。
【0033】次に、上記インク充填装置を用いた本実施
形態のインクカートリッジの製造方法について、図1を
参照しながら説明する。先ず、インクが空の状態のイン
クカートリッジ2,3の印字ヘッド部6、インク供給管
8及び大気連通口24,25に真空漏れ防止用のテープ
22,23,26,27を張り、真空吸引孔12,13
とインク注入孔16,17をそれぞれ開ける。
【0034】次に、インク注入手段5に接続されるノズ
ル18,19をインク注入孔16,17よりカートリッ
ジ内部に臨ませると共に、インクトラップ部材9に接続
される配管10,11の先端を真空吸引孔12,13よ
りカートリッジ内部に臨ませる。なお、真空吸引孔1
2,13及びインク注入孔16,17は密閉しておく。
【0035】次に、バルブ20,21を締めてインク4
がカートリッジ内部に注入されないようにしておく。続
いて、真空ポンプを作動し、バキュームメータ15を確
認しながらカートリッジ内部の負圧が所望の真空度とな
るまで吸引する。本実施形態では、インクの吐出特性を
最適なものとするために、カートリッジ内部の負圧を5
0〜200mmHgとなるようにする。50mmHg未
満では、バブル方式のカートリッジにおいて、200m
mHg超では、ピエゾ方式のカートリッジにおいて、イ
ンク吐出不良、印字品質の低下がみられた。
【0036】そして、カートリッジ内部に収納した多孔
質体1に含まれている使い古しのインクが配管10,1
1を通ってインクトラップ部材9に流れ込む。そして、
バルブ20,21を開けてインク4をカートリッジ内部
に注入する。このとき、カートリッジ内部は負圧状態に
あるので、効率良くインク注入手段5からインク4がカ
ートリッジ内部に充填されることになる。また、インク
カートリッジ2,3は、インクトラップ部材9と接続さ
れているので、カートリッジ内部にインク4が注入され
過ぎて溢れ出るようなことがないようになされている。
【0037】カートリッジ内部にインク4が充填された
ら、バルブ20,21を締めてインク4の注入を止める
と共に、真空ポンプの作動をストップする。そして、真
空吸引孔12,13及びインク注入孔16,17を封止
栓(図示は省略する)によって閉蓋し、インク4の充填
・再充填作業を終了する。
【0038】以上のように、カートリッジ内部の負圧を
最適減圧範囲としてインク4を充填又は再充填すれば、
充填前のインクカートリッジ(製品として販売されてい
るインクカートリッジ)の吐出特性とほぼ同程度若しく
は同程度以上の吐出安定性が得られる。従って、充填又
は再充填したインクカートリッジ2,3は、充填前のイ
ンクカートリッジと同様の解像度が得られる。
【0039】本発明のインクカートリッジの製造方法
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、
上述の実施形態では、インクカートリッジ2,3のカー
トリッジ内部を真空ポンプによって直接負圧としたが、
図3に示すように、インクカートリッジ3を真空容器2
2内に収容し、該真空容器22内を真空ポンプによって
減圧して、該インクカートリッジ3のカートリッジ内部
を負圧としてもよい。
【0040】かかる場合には、上記インク注入孔17を
密閉し、大気連通口25よりカートリッジ内部が減圧さ
れる。もちろん、インク注入孔17に設けられる隙間か
らカートリッジ内部が減圧されても、また、インクカー
トリッジ3に減圧用の真空吸引孔を形成しても構わな
い。
【0041】また、上記実施形態においては、インク注
入手段5として注射器のようなものを使用したが、これ
に制限されるものではない。また、上述した本実施形態
のインクカートリッジの製造方法では、インクカートリ
ッジに印字ヘッド部を有するものであるが、インクカー
トリッジに印字ヘッド部を有しない、外部印字ヘッドに
インクを供給するためのインク供給口のみを有する、イ
ンクカートリッジに関しても、本発明が適応可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明のインクカートリッジの製造方法
によれば、充填前のインクカートリッジの吐出特性とほ
ぼ同程度の吐出安定性を有するインクカートリッジの製
造方法を提供することができる。すなわち、本発明方法
によってインクを充填及び再充填したインクカートリッ
ジをインクジェットプリンターに搭載してインクを吐出
すれば、充填前のインクカートリッジの有する印字品質
及び解像度が再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のインクカートリッジの製造方法に
用いたインク充填装置の模式図である。
【図2】バブル方式のインクカートリッジの斜視図であ
る。
【図3】本実施形態のインクカートリッジの製造方法の
他の例を示すインク充填装置の模式図である。
【符号の説明】
1 多孔質体 2,3 インクカートリッジ 4 インク 5 インク注入手段 6,8 印字ヘッド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインク保持用の多孔質体を収納し
    た、インクが空の状態のインクカートリッジのカートリ
    ッジ内部に、負圧を発生させた後、インクを充填又は再
    充填するインクカートリッジの製造方法において、 負圧発生手段を用いて上記負圧を50〜200mmHg
    とすることを特徴とするインクカートリッジの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記負圧発生手段が、真空ポンプである
    ことを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 上記インクカートリッジが、インクジェ
    ット記録用のインクカートリッジであることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のインクカートリッジの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 上記インクカートリッジが、圧電素子に
    よりインクを吐出することを特徴とする請求項3記載の
    インクカートリッジの製造方法。
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