JPH10119298A - インクカートリッジの製造方法 - Google Patents
インクカートリッジの製造方法Info
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- JPH10119298A JPH10119298A JP27434396A JP27434396A JPH10119298A JP H10119298 A JPH10119298 A JP H10119298A JP 27434396 A JP27434396 A JP 27434396A JP 27434396 A JP27434396 A JP 27434396A JP H10119298 A JPH10119298 A JP H10119298A
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- JP
- Japan
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- ink
- cartridge
- filling
- filled
- print head
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- Ink Jet (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク充填時におけるインクカートリッジ内
の気泡の除去及び気泡の混入を防止すると共に、印字ヘ
ッド部からのインクの液ダレを防止することができるイ
ンクカートリッジの製造方法を提供すること。 【解決手段】 印字ヘッド部を有する、インクが空の状
態のインクカートリッジ1に、充填及び再充填用のイン
ク7が満たされたインク充填装置11を用いて該インク
7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造方法
において、上記インクカートリッジ1のカートリッジ本
体2にインク充填用孔3を形成し、上記印字ヘッド部を
塞いだ後、該インク充填用孔3に上記インク充填装置1
1のノズル部分6を挿入すると共に該ノズル部分6によ
って該インク充填用孔3を密閉した状態で、該インク充
填装置11内のインク7に対して、該カートリッジ本体
2内に充填及び再充填すべきインク量に相当する体積量
を減圧して、該インク7を該カートリッジ本体2内に充
填する。
の気泡の除去及び気泡の混入を防止すると共に、印字ヘ
ッド部からのインクの液ダレを防止することができるイ
ンクカートリッジの製造方法を提供すること。 【解決手段】 印字ヘッド部を有する、インクが空の状
態のインクカートリッジ1に、充填及び再充填用のイン
ク7が満たされたインク充填装置11を用いて該インク
7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造方法
において、上記インクカートリッジ1のカートリッジ本
体2にインク充填用孔3を形成し、上記印字ヘッド部を
塞いだ後、該インク充填用孔3に上記インク充填装置1
1のノズル部分6を挿入すると共に該ノズル部分6によ
って該インク充填用孔3を密閉した状態で、該インク充
填装置11内のインク7に対して、該カートリッジ本体
2内に充填及び再充填すべきインク量に相当する体積量
を減圧して、該インク7を該カートリッジ本体2内に充
填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空の状態のインク
カートリッジにインクを充填及び再充填するインクカー
トリッジの製造方法に関する。
カートリッジにインクを充填及び再充填するインクカー
トリッジの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンターに用い
られているインクカートリッジは、その内部に充填され
ているインクを使い切ってしまった場合には、新品のイ
ンクカートリッジに交換されていた。
られているインクカートリッジは、その内部に充填され
ているインクを使い切ってしまった場合には、新品のイ
ンクカートリッジに交換されていた。
【0003】しかし、一度の使用で空になったインクカ
ートリッジを、新品のインクカートリッジに交換してし
まうと、コスト高となる。そこで、従来においては、空
になったインクカートリッジにインクを再充填して、該
インクカートリッジを再利用する試みがなされている。
ートリッジを、新品のインクカートリッジに交換してし
まうと、コスト高となる。そこで、従来においては、空
になったインクカートリッジにインクを再充填して、該
インクカートリッジを再利用する試みがなされている。
【0004】その一つの方法として、例えば、次のよう
な方法が採られている。先ず、インクが空になったイン
クカートリッジを水平面に対して垂直に立てる。次に、
上記インクカートリッジのカートリッジ本体に、ドリル
等を用いてインク充填用孔を開ける。そして、先端が尖
った針のようなノズルを有し、再充填用のインクが満た
されるインク収容部を備えたインク充填装置を用いてイ
ンクの再充填を行う。
な方法が採られている。先ず、インクが空になったイン
クカートリッジを水平面に対して垂直に立てる。次に、
上記インクカートリッジのカートリッジ本体に、ドリル
等を用いてインク充填用孔を開ける。そして、先端が尖
った針のようなノズルを有し、再充填用のインクが満た
されるインク収容部を備えたインク充填装置を用いてイ
ンクの再充填を行う。
【0005】即ち、上記インク充填装置のノズルを、該
ノズルよりも孔径の大きな上記インク充填用孔に挿入
し、上記インク収容部をスクイズ(容器に外圧を加えて
容器内部のインクをノズルから吐出させること)して、
上記ノズル先端よりインクを吐出させる。そして、上記
インクカートリッジのカートリッジ本体内にインクが充
填されたら再充填をストップし、上記インク充填用孔を
塞ぐ。
ノズルよりも孔径の大きな上記インク充填用孔に挿入
し、上記インク収容部をスクイズ(容器に外圧を加えて
容器内部のインクをノズルから吐出させること)して、
上記ノズル先端よりインクを吐出させる。そして、上記
インクカートリッジのカートリッジ本体内にインクが充
填されたら再充填をストップし、上記インク充填用孔を
塞ぐ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先端が
尖った針のようなノズルを有したインク充填装置によっ
て、上記インク充填用孔よりインクを注入すると、カー
トリッジ本体内に気泡が入り込んでしまう。特に、カー
トリッジ本体内にスポンジが収納されたインクカートリ
ッジにおいては、気泡の混入がより顕著となる。
尖った針のようなノズルを有したインク充填装置によっ
て、上記インク充填用孔よりインクを注入すると、カー
トリッジ本体内に気泡が入り込んでしまう。特に、カー
トリッジ本体内にスポンジが収納されたインクカートリ
ッジにおいては、気泡の混入がより顕著となる。
【0007】上記カートリッジ本体内に気泡が入り込ん
でしまうと、充分にカートリッジ本体内にインクが充填
できないのみならず、該インクカートリッジをインクジ
ェットプリンターに搭載してインクを吐出させた際に、
該インクの吐出量がばらつき、印字品質の低下、所望の
解像度が得られないと言った不都合が生ずる。また、上
記インクカートリッジにインクを再充填するに際して
は、印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインクを供給す
るためのインク供給口を塞がずにインクの充填を行って
いるため、該印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインク
を供給するためのインク供給口からインクが漏れること
がある。
でしまうと、充分にカートリッジ本体内にインクが充填
できないのみならず、該インクカートリッジをインクジ
ェットプリンターに搭載してインクを吐出させた際に、
該インクの吐出量がばらつき、印字品質の低下、所望の
解像度が得られないと言った不都合が生ずる。また、上
記インクカートリッジにインクを再充填するに際して
は、印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインクを供給す
るためのインク供給口を塞がずにインクの充填を行って
いるため、該印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインク
を供給するためのインク供給口からインクが漏れること
がある。
【0008】従って、本発明の目的は、インク充填及び
再充填時におけるインクカートリッジ内への気泡の混入
を防止すると共に、印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへ
インクを供給するためのインク供給口からのインクの液
ダレを防止することができるインクカートリッジの製造
方法を提供することにある。
再充填時におけるインクカートリッジ内への気泡の混入
を防止すると共に、印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへ
インクを供給するためのインク供給口からのインクの液
ダレを防止することができるインクカートリッジの製造
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインクを供給するた
めのインク供給口を有する、インクが空の状態のインク
カートリッジに、充填及び再充填用のインクが満たされ
たインク充填装置を用いて該インクを充填及び再充填す
るインクカートリッジの製造方法において、上記インク
カートリッジのカートリッジ本体にインク充填用孔を形
成し、上記インク供給口を塞いだ後、該インク充填用孔
に上記インク充填装置のノズル部分を挿入すると共に該
ノズル部分によって該インク充填用孔を密閉した状態
で、該インク充填装置内のインクに対して、該カートリ
ッジ本体内に充填及び再充填すべきインク量に相当する
体積量を減圧することにより、該インクを該カートリッ
ジ本体内に充填することを特徴とするインクカートリッ
ジの製造方法を提供することにより、上記の目的を達成
したものである。
印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへインクを供給するた
めのインク供給口を有する、インクが空の状態のインク
カートリッジに、充填及び再充填用のインクが満たされ
たインク充填装置を用いて該インクを充填及び再充填す
るインクカートリッジの製造方法において、上記インク
カートリッジのカートリッジ本体にインク充填用孔を形
成し、上記インク供給口を塞いだ後、該インク充填用孔
に上記インク充填装置のノズル部分を挿入すると共に該
ノズル部分によって該インク充填用孔を密閉した状態
で、該インク充填装置内のインクに対して、該カートリ
ッジ本体内に充填及び再充填すべきインク量に相当する
体積量を減圧することにより、該インクを該カートリッ
ジ本体内に充填することを特徴とするインクカートリッ
ジの製造方法を提供することにより、上記の目的を達成
したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したインクカ
ートリッジの製造方法の一実施形態について、図面を参
照して説明する。図1は本実施形態のインクカートリッ
ジの製造方法においてインク充填用孔を形成する状態を
示す斜視図、図2は本実施形態のインクカートリッジの
製造方法において用いたインク充填装置の斜視図、図3
は本実施形態のインクカートリッジの製造方法を順次示
す断面図、図4は本実施形態のインクカートリッジの製
造方法において用いたインク充填装置の他の例を示す斜
視図である。
ートリッジの製造方法の一実施形態について、図面を参
照して説明する。図1は本実施形態のインクカートリッ
ジの製造方法においてインク充填用孔を形成する状態を
示す斜視図、図2は本実施形態のインクカートリッジの
製造方法において用いたインク充填装置の斜視図、図3
は本実施形態のインクカートリッジの製造方法を順次示
す断面図、図4は本実施形態のインクカートリッジの製
造方法において用いたインク充填装置の他の例を示す斜
視図である。
【0011】始めに、本実施形態のインクカートリッジ
の製造方法について説明する前に、本製法において用い
るインク充填装置について説明する。図2に示すよう
に、インク充填装置11は、インクが空の状態のインク
カートリッジ1のカートリッジ本体2に形成したインク
充填用孔3より、該インクの充填及び再充填を行う装置
である。
の製造方法について説明する前に、本製法において用い
るインク充填装置について説明する。図2に示すよう
に、インク充填装置11は、インクが空の状態のインク
カートリッジ1のカートリッジ本体2に形成したインク
充填用孔3より、該インクの充填及び再充填を行う装置
である。
【0012】そして、上記インク充填装置11は、充填
及び再充填用のインクが満たされるインク収容本体部4
と、上記インク収容本体部4内の圧力を可変する圧力可
変手段であるピストン5と、上記インク充填用孔3に挿
入したときに、該インク充填用孔3を密閉するインク注
入ノズル6とを備えて構成されている。
及び再充填用のインクが満たされるインク収容本体部4
と、上記インク収容本体部4内の圧力を可変する圧力可
変手段であるピストン5と、上記インク充填用孔3に挿
入したときに、該インク充填用孔3を密閉するインク注
入ノズル6とを備えて構成されている。
【0013】上記インク充填装置11について更に詳し
く説明する。上記インク収容本体部4は、図2及び図3
に示すように、上方が開放された有底の円筒体として形
成され、その内部に充填及び再充填用のインク7を満た
すようになっている。
く説明する。上記インク収容本体部4は、図2及び図3
に示すように、上方が開放された有底の円筒体として形
成され、その内部に充填及び再充填用のインク7を満た
すようになっている。
【0014】上記インク7には、例えばインクジェット
プリンターに用いられる水系インクが用いられる。かか
る水系インクは、水(望ましくは、イオン交換水)を媒
体とし、上記染料又は顔料等の色材を含有するのに加え
て、従来公知の各種添加剤、例えば多価アルコール類の
ような湿潤剤、分散剤、シリコーン系等の消泡剤、カチ
オン、アニオン或いはノニオン系の各種界面活性剤等の
表面張力調整剤、クロロメチルフェノール系等の防黴剤
及び/又はEDTA等のキレート剤、樹脂エマルショ
ン、又、亜硫酸塩等の酸素吸収剤等を含有してもよい。
プリンターに用いられる水系インクが用いられる。かか
る水系インクは、水(望ましくは、イオン交換水)を媒
体とし、上記染料又は顔料等の色材を含有するのに加え
て、従来公知の各種添加剤、例えば多価アルコール類の
ような湿潤剤、分散剤、シリコーン系等の消泡剤、カチ
オン、アニオン或いはノニオン系の各種界面活性剤等の
表面張力調整剤、クロロメチルフェノール系等の防黴剤
及び/又はEDTA等のキレート剤、樹脂エマルショ
ン、又、亜硫酸塩等の酸素吸収剤等を含有してもよい。
【0015】上記染料としては、例えば、油性染料、分
散染料、直接染料、酸性染料及び塩基性染料等を挙げる
ことができる。
散染料、直接染料、酸性染料及び塩基性染料等を挙げる
ことができる。
【0016】一方、上記顔料も、その種類に特に制限は
なく、従来公知の有機及び無機顔料がすべて使用でき
る。例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔
料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン
顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔
料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジ
ゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロニ顔料等の
多環式顔料や、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ
等の染料レーキや、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリ
ンブラック、昼光蛍光顔料等の有機顔料、酸化チタン、
酸化鉄系、カーボンブラック系等の無機顔料が挙げられ
る。また、カラーインデックスに記載されていない顔料
であっても水相に分散可能ならいずれも使用できる。更
に、上記顔料を界面活性剤や高分子分散剤等で表面処理
したものや、グラフトカーボン等も勿論使用可能であ
る。
なく、従来公知の有機及び無機顔料がすべて使用でき
る。例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔
料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料や、フタロシアニン
顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔
料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジ
ゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロニ顔料等の
多環式顔料や、塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ
等の染料レーキや、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリ
ンブラック、昼光蛍光顔料等の有機顔料、酸化チタン、
酸化鉄系、カーボンブラック系等の無機顔料が挙げられ
る。また、カラーインデックスに記載されていない顔料
であっても水相に分散可能ならいずれも使用できる。更
に、上記顔料を界面活性剤や高分子分散剤等で表面処理
したものや、グラフトカーボン等も勿論使用可能であ
る。
【0017】なお、本明細書において、「顔料」とは、
水や溶剤、油などに不溶の微粒子状の固体をいい、これ
に対して、「染料」とは、水や溶剤に溶解した状態で染
色されるものをいう〔カラーケミカル事典1988年3
月第1刷、(株)シーエムシー、有機合成化学協会編、
P45〜〕。
水や溶剤、油などに不溶の微粒子状の固体をいい、これ
に対して、「染料」とは、水や溶剤に溶解した状態で染
色されるものをいう〔カラーケミカル事典1988年3
月第1刷、(株)シーエムシー、有機合成化学協会編、
P45〜〕。
【0018】特に、ここで用いるインク7としては、高
印字品質の点から、表面張力が、25〜47dyn/c
mであることが好ましい。25dyn/cm未満である
と、インクのにじみ及び印字品質の低下が発生し、又、
インクジェットプリンターのプリントヘッドノズルから
インクもれが発生し、47dyn/cm超であると、イ
ンクの乾燥速度が遅くなりすぎ、各色インク間の混合及
びプリントヘッドの汚れ等の発生やプリントヘッドノズ
ルへのインク供給不良が発生し、それに伴って、インク
吐出不良、印字品質の低下が発生する。
印字品質の点から、表面張力が、25〜47dyn/c
mであることが好ましい。25dyn/cm未満である
と、インクのにじみ及び印字品質の低下が発生し、又、
インクジェットプリンターのプリントヘッドノズルから
インクもれが発生し、47dyn/cm超であると、イ
ンクの乾燥速度が遅くなりすぎ、各色インク間の混合及
びプリントヘッドの汚れ等の発生やプリントヘッドノズ
ルへのインク供給不良が発生し、それに伴って、インク
吐出不良、印字品質の低下が発生する。
【0019】また、上記インク7は、高印字品質及びイ
ンクジェット用インクとしての適性の点から、粘度が、
0.5〜5cpsであることが好ましい。0.5cps
未満であると、インクのにじみが顕著になり、又、イン
クジェットプリンターのプリントヘッドノズルからイン
クもれが発生したりするので好ましくない。5cps超
であると、インクジェット用インクとしての粘度が高く
なりすぎ、プリントヘッドへのインク供給が伴わず、吐
出不良及びかすれが発生し、印字品質の低下の問題が発
生する。
ンクジェット用インクとしての適性の点から、粘度が、
0.5〜5cpsであることが好ましい。0.5cps
未満であると、インクのにじみが顕著になり、又、イン
クジェットプリンターのプリントヘッドノズルからイン
クもれが発生したりするので好ましくない。5cps超
であると、インクジェット用インクとしての粘度が高く
なりすぎ、プリントヘッドへのインク供給が伴わず、吐
出不良及びかすれが発生し、印字品質の低下の問題が発
生する。
【0020】上記インク注入ノズル6は、上記インク収
容本体部4の底面4aに円筒状をなす突起として設けら
れている。このインク注入ノズル6は、その先端部が上
記インク充填用孔3に挿入したときに、該インク充填用
孔3を密閉するようになっている。即ち、上記インク注
入ノズル6は、先端側へ行くに従って次第に先細り形状
とされ、上記インク充填用孔3に挿入されたときに、そ
の中途部で上記インク充填用孔3に密着して気密状態と
なすようにされている。
容本体部4の底面4aに円筒状をなす突起として設けら
れている。このインク注入ノズル6は、その先端部が上
記インク充填用孔3に挿入したときに、該インク充填用
孔3を密閉するようになっている。即ち、上記インク注
入ノズル6は、先端側へ行くに従って次第に先細り形状
とされ、上記インク充填用孔3に挿入されたときに、そ
の中途部で上記インク充填用孔3に密着して気密状態と
なすようにされている。
【0021】本実施形態の上記ピストン5は、ピストン
部8と、ピストンロッド9と、把持部10とからなる。
上記ピストン部8は、上記インク収容本体部4の内部に
スライド自在に設けられる円盤体として形成されてい
る。そして、上記ピストンロッド9は、円柱状をなすロ
ッドとして、上記ピストン部8の一主面8aとは反対の
裏面8b中央部分に設けられている。一方、上記把持部
10は、例えば握り易いように円柱状をなす把手とし
て、上記ピストンロッド9の一端側に設けられている。
部8と、ピストンロッド9と、把持部10とからなる。
上記ピストン部8は、上記インク収容本体部4の内部に
スライド自在に設けられる円盤体として形成されてい
る。そして、上記ピストンロッド9は、円柱状をなすロ
ッドとして、上記ピストン部8の一主面8aとは反対の
裏面8b中央部分に設けられている。一方、上記把持部
10は、例えば握り易いように円柱状をなす把手とし
て、上記ピストンロッド9の一端側に設けられている。
【0022】次に、上記のように構成されたインク充填
装置を用いて、空の状態のインクカートリッジ1にイン
ク7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造方
法について説明する。本実施形態のインクカートリッジ
の製造方法は、印字ヘッド部13を有する、インクが空
の状態のインクカートリッジ1に、充填及び再充填用の
インク7が満たされたインク充填装置11を用いて該イ
ンク7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造
方法である。
装置を用いて、空の状態のインクカートリッジ1にイン
ク7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造方
法について説明する。本実施形態のインクカートリッジ
の製造方法は、印字ヘッド部13を有する、インクが空
の状態のインクカートリッジ1に、充填及び再充填用の
インク7が満たされたインク充填装置11を用いて該イ
ンク7を充填及び再充填するインクカートリッジの製造
方法である。
【0023】さらに、本実施形態のインクカートリッジ
の製造方法について説明する。先ず、図1に示すよう
に、インク7が空の状態のインクカートリッジ1を用意
する。上記インクカートリッジ1は、カートリッジ本体
2内にインク7を含ませるためのスポンジが収納された
インクを収容してなるインクカートリッジで、孔3(後
に、インク充填用孔となる)を大気連通孔を有する封止
栓12によって封止してなるものである。
の製造方法について説明する。先ず、図1に示すよう
に、インク7が空の状態のインクカートリッジ1を用意
する。上記インクカートリッジ1は、カートリッジ本体
2内にインク7を含ませるためのスポンジが収納された
インクを収容してなるインクカートリッジで、孔3(後
に、インク充填用孔となる)を大気連通孔を有する封止
栓12によって封止してなるものである。
【0024】次に、図1に示す封止栓12をカートリッ
ジ本体2内より取り外し、上記孔3を開口させる。そし
て、上記孔3を、インク7を充填及び再充填するための
インク充填用孔3として用いる。なお以下、孔3の符合
とインク充填用孔3の符合を便宜上、同一とする。次
に、上記インクカートリッジ1に設けられる印字ヘッド
部13からインク7が漏れ出ないようにするために、該
印字ヘッド部13を例えばテープ14等を用いて塞ぐこ
とが望ましい。
ジ本体2内より取り外し、上記孔3を開口させる。そし
て、上記孔3を、インク7を充填及び再充填するための
インク充填用孔3として用いる。なお以下、孔3の符合
とインク充填用孔3の符合を便宜上、同一とする。次
に、上記インクカートリッジ1に設けられる印字ヘッド
部13からインク7が漏れ出ないようにするために、該
印字ヘッド部13を例えばテープ14等を用いて塞ぐこ
とが望ましい。
【0025】次に、上記インク充填装置11のノズル6
を、図3(a)に示すように、上記インク充填用孔3に
挿入させる。すると、ノズル6の先端がカートリッジ本
体2内に突き出ると共に、該ノズル6の中途部によって
上記インク充填用孔3が密閉される。なお、上記インク
充填装置11のインク収容本体部4内には、充填及び再
充填用のインク7が所定量収容されている。そして、そ
のインク7面には、ピストン部8の一主面8aが接する
ようになされている。
を、図3(a)に示すように、上記インク充填用孔3に
挿入させる。すると、ノズル6の先端がカートリッジ本
体2内に突き出ると共に、該ノズル6の中途部によって
上記インク充填用孔3が密閉される。なお、上記インク
充填装置11のインク収容本体部4内には、充填及び再
充填用のインク7が所定量収容されている。そして、そ
のインク7面には、ピストン部8の一主面8aが接する
ようになされている。
【0026】そして、この状態から、インク収容本体4
内のインク7に対して、該カートリッジ本体2内に充填
及び再充填すべきインク量に相当する体積量を減圧す
る。すなわち、図3(b)に示すように、カートリッジ
本体2内に充填及び再充填すべきインク量に相当する体
積量だけピストン5を矢印Aで示す方向に引き上げる。
すると、インク収容本体部4内のインク7が減圧される
と共に、カートリッジ本体2内の空気がノズル6より、
上記インク収容本体部4内に入り込む。これによって、
カートリッジ本体2内の気泡が取り除かれる。図3
(b)では、カートリッジ本体2内に充填及び再充填す
るインク量に相当する体積量を、Hで示した。
内のインク7に対して、該カートリッジ本体2内に充填
及び再充填すべきインク量に相当する体積量を減圧す
る。すなわち、図3(b)に示すように、カートリッジ
本体2内に充填及び再充填すべきインク量に相当する体
積量だけピストン5を矢印Aで示す方向に引き上げる。
すると、インク収容本体部4内のインク7が減圧される
と共に、カートリッジ本体2内の空気がノズル6より、
上記インク収容本体部4内に入り込む。これによって、
カートリッジ本体2内の気泡が取り除かれる。図3
(b)では、カートリッジ本体2内に充填及び再充填す
るインク量に相当する体積量を、Hで示した。
【0027】次に、図3(b)に示す状態からピストン
5を放す。すると、インク収容本体部4内は減圧状態に
あるから、常圧に戻ろうとするため、自然にピストン5
が図3(c)中矢印Bで示す方向に下降する。そして、
ピストン5は、初期状態の位置に戻る。すなわち、ピス
トン部8のインク7と対向する一主面8aの位置が、図
3(a)の初期状態と、同図(c)のインク充填及び再
充填後の最終状態とにおいてほぼ同一となる。
5を放す。すると、インク収容本体部4内は減圧状態に
あるから、常圧に戻ろうとするため、自然にピストン5
が図3(c)中矢印Bで示す方向に下降する。そして、
ピストン5は、初期状態の位置に戻る。すなわち、ピス
トン部8のインク7と対向する一主面8aの位置が、図
3(a)の初期状態と、同図(c)のインク充填及び再
充填後の最終状態とにおいてほぼ同一となる。
【0028】このときのピストン5の下降により、イン
ク収容本体4内のインク7が、上記カートリッジ本体2
内に充填される。そのインク7の充填量は、予め充填す
べきインク量とされる。すなわち、ピストン5を引き上
げた高さHに相当する量である。インク7の充填及び再
充填時においては、テープ14によって印字ヘッド部1
3が塞がれた状態にあるので、該印字ヘッド部13から
インク7が漏れ出るようなことがない。
ク収容本体4内のインク7が、上記カートリッジ本体2
内に充填される。そのインク7の充填量は、予め充填す
べきインク量とされる。すなわち、ピストン5を引き上
げた高さHに相当する量である。インク7の充填及び再
充填時においては、テープ14によって印字ヘッド部1
3が塞がれた状態にあるので、該印字ヘッド部13から
インク7が漏れ出るようなことがない。
【0029】そして、インク7の充填が終了したら、上
記インク充填用孔3から該インク7が飛び出ないように
するために、ピストン5を(少し)引き上げながらノズ
ル6をインク充填用孔3より引き抜く。そして、インク
充填用孔3に新たな大気連動孔を有する封止栓(図示は
省略する。)を押し込み、該インク充填用孔3を塞い
で、インク7の補充作業を終了する。
記インク充填用孔3から該インク7が飛び出ないように
するために、ピストン5を(少し)引き上げながらノズ
ル6をインク充填用孔3より引き抜く。そして、インク
充填用孔3に新たな大気連動孔を有する封止栓(図示は
省略する。)を押し込み、該インク充填用孔3を塞い
で、インク7の補充作業を終了する。
【0030】以上のように、本実施形態のインクカート
リッジの製造方法によれば、インク充填装置11内のイ
ンク7に対して、カートリッジ本体2内に充填及び再充
填すべきインク量に相当する量を減圧するだけで、簡単
に、インクカートリッジ1内の気泡を取り除き、且つ気
泡を混入させることなくインク7を充填及び再充填させ
ることができ、しかも印字ヘッド部13からのインク7
の液ダレを防止できる。
リッジの製造方法によれば、インク充填装置11内のイ
ンク7に対して、カートリッジ本体2内に充填及び再充
填すべきインク量に相当する量を減圧するだけで、簡単
に、インクカートリッジ1内の気泡を取り除き、且つ気
泡を混入させることなくインク7を充填及び再充填させ
ることができ、しかも印字ヘッド部13からのインク7
の液ダレを防止できる。
【0031】本発明のインクカートリッジの製造方法
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、
上述の実施形態では、ピストン5を引き上げた後、単に
手を放しただけとしたが、積極的に図3(c)中矢印B
で示す方向に押し込むようにしてもよい。
は、上述した実施形態に制限されることなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。例えば、
上述の実施形態では、ピストン5を引き上げた後、単に
手を放しただけとしたが、積極的に図3(c)中矢印B
で示す方向に押し込むようにしてもよい。
【0032】また、上記実施形態においては、圧力可変
手段としてピストン5を用いたが、図4に示すように、
インク収容本体部4の上部に、蛇腹状の伸縮自在な圧力
可変部15を、圧力可変手段として設けるようにしても
同様の作用効果が得られる。すなわち、この圧力可変部
15を図中矢印Aで示す方向に引き延ばすことで、上記
インク収容本体部4内を減圧し、手を放すことでインク
7をカートリッジ本体2内に充填及び再充填させること
ができる。
手段としてピストン5を用いたが、図4に示すように、
インク収容本体部4の上部に、蛇腹状の伸縮自在な圧力
可変部15を、圧力可変手段として設けるようにしても
同様の作用効果が得られる。すなわち、この圧力可変部
15を図中矢印Aで示す方向に引き延ばすことで、上記
インク収容本体部4内を減圧し、手を放すことでインク
7をカートリッジ本体2内に充填及び再充填させること
ができる。
【0033】また、上記インク充填用孔3を密閉する手
段として、上述したものの他に、ノズル部分にゴムやス
ポンジ等のシール部材を設けるようにしてもよい。
段として、上述したものの他に、ノズル部分にゴムやス
ポンジ等のシール部材を設けるようにしてもよい。
【0034】さらに、上述した本実施形態のインクカー
トリッジの製造方法では、インクカートリッジ1に印字
ヘッド部13を有するものであるが、インクカートリッ
ジ1に印字ヘッド部13を有さない、外部印字ヘッドに
インクを供給するためのインク供給口のみを有する、イ
ンクカートリッジに関しても、本発明が適応可能であ
る。
トリッジの製造方法では、インクカートリッジ1に印字
ヘッド部13を有するものであるが、インクカートリッ
ジ1に印字ヘッド部13を有さない、外部印字ヘッドに
インクを供給するためのインク供給口のみを有する、イ
ンクカートリッジに関しても、本発明が適応可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明のインクカートリッジの製造方法
によれば、インクカートリッジ内の気泡を取り除き、且
つ気泡を混入させることなくインクを充填及び再充填さ
せることができ、しかも印字ヘッド部又は外部印字ヘッ
ドにインクを供給するための、インク供給口からのイン
クの液ダレを防止できる。従って、本発明方法によって
インクを充填及び再充填したインクカートリッジをイン
クジェットプリンターに搭載してインクを吐出すれば、
該インクの吐出量のバラツキが無くなり、所望の印字品
質、解像度を得ることができる。
によれば、インクカートリッジ内の気泡を取り除き、且
つ気泡を混入させることなくインクを充填及び再充填さ
せることができ、しかも印字ヘッド部又は外部印字ヘッ
ドにインクを供給するための、インク供給口からのイン
クの液ダレを防止できる。従って、本発明方法によって
インクを充填及び再充填したインクカートリッジをイン
クジェットプリンターに搭載してインクを吐出すれば、
該インクの吐出量のバラツキが無くなり、所望の印字品
質、解像度を得ることができる。
【図1】本実施形態のインクカートリッジの製造方法に
おいて、インク充填用孔を形成する状態を示す斜視図で
ある。
おいて、インク充填用孔を形成する状態を示す斜視図で
ある。
【図2】本実施形態のインクカートリッジの製造方法に
おいて用いたインク充填装置の斜視図である。
おいて用いたインク充填装置の斜視図である。
【図3】本実施形態のインクカートリッジの製造方法を
順次示す断面図である。
順次示す断面図である。
【図4】本実施形態のインクカートリッジの製造方法に
おいて用いたインク充填装置の他の例を示す斜視図であ
る。
おいて用いたインク充填装置の他の例を示す斜視図であ
る。
1 インクカートリッジ 2 カートリッジ本体 3 インク充填用孔 4 インク収容本体部 5 ピストン 6 ノズル 7 インク
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッド部又は外部印字ヘッドへイン
クを供給するためのインク供給口を有する、インクが空
の状態のインクカートリッジに、充填及び再充填用のイ
ンクが満たされたインク充填装置を用いて該インクを充
填及び再充填するインクカートリッジの製造方法におい
て、 上記インクカートリッジのカートリッジ本体にインク充
填用孔を形成し、上記インク供給口を塞いだ後、該イン
ク充填用孔に上記インク充填装置のノズル部分を挿入す
ると共に該ノズル部分によって該インク充填用孔を密閉
した状態で、該インク充填装置内のインクに対して、該
カートリッジ本体内に充填及び再充填すべきインク量に
相当する体積量を減圧することにより、該インクを該カ
ートリッジ本体内に充填することを特徴とするインクカ
ートリッジの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27434396A JPH10119298A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | インクカートリッジの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27434396A JPH10119298A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | インクカートリッジの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119298A true JPH10119298A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17540342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27434396A Pending JPH10119298A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | インクカートリッジの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119298A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511376A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | カートリッジ用プランジャ及びプランジャアセンブリ、物質を格納するシステム、並びに物質をデリバリーシステム内に充填し封止する方法 |
JP2018052625A (ja) * | 2018-01-15 | 2018-04-05 | 紀伊産業株式会社 | 固形化粧料の製造装置およびその製造方法 |
US11185391B2 (en) | 2016-09-21 | 2021-11-30 | 3M Innovative Properties Company | Mixer assembly and device for dispensing a dental material |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27434396A patent/JPH10119298A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511376A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | カートリッジ用プランジャ及びプランジャアセンブリ、物質を格納するシステム、並びに物質をデリバリーシステム内に充填し封止する方法 |
US9844796B2 (en) | 2005-10-14 | 2017-12-19 | 3M Innovative Properties Company | Plunger and plunger assembly for a cartridge, system for storing a substance, and method of filling and sealing a substance in a delivery system |
US10279935B2 (en) | 2005-10-14 | 2019-05-07 | 3M Innovative Properties Company | Plunger and plunger assembly for a cartridge, system for storing a substance, and method of filing and sealing a substance in a delivery system |
US11185391B2 (en) | 2016-09-21 | 2021-11-30 | 3M Innovative Properties Company | Mixer assembly and device for dispensing a dental material |
JP2018052625A (ja) * | 2018-01-15 | 2018-04-05 | 紀伊産業株式会社 | 固形化粧料の製造装置およびその製造方法 |
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