JPH11208715A - シュリンクフィルム付き台紙の製造方法 - Google Patents

シュリンクフィルム付き台紙の製造方法

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JPH11208715A
JPH11208715A JP10026674A JP2667498A JPH11208715A JP H11208715 A JPH11208715 A JP H11208715A JP 10026674 A JP10026674 A JP 10026674A JP 2667498 A JP2667498 A JP 2667498A JP H11208715 A JPH11208715 A JP H11208715A
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田 征 雄 藤
Hideyuki Umenaka
中 英 之 梅
Takao Umegaki
垣 孝 夫 梅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状のシュリンクフィルムの一部分が台紙の
縁部より外側に出るようにシュリンクフィルムが台紙に
貼付されたシュリンクフィルム付き台紙を効率よく製造
することができ、台紙の形状を任意の形状に変えること
ができる、シュリンクフィルム付き台紙の製造方法を提
供する。 【解決手段】 まず、台紙12より大きい矩形の基材3
0には、台紙12の縁部の大部分に対応する3つの切り
目32が形成される。そして、1つの切り目32を跨ぐ
ようにして、筒状のシュリンクフィルム20が基材30
の表面に接着剤22で貼付される。それから、基材30
から台紙12が打ち抜かれ、シュリンクフイルム付き台
紙10が作られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシュリンクフィル
ム付き台紙の製造方法に関し、特に、熱収縮する包装用
の筒状のシュリンクフィルムが台紙の表面に貼付された
シュリンクフィルム付き台紙の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の背景となる従来のシュリンク
フィルム付き台紙の製造方法および製造装置の一例が、
たとえば特開平8−244832号公報に開示されてい
る。この公報に開示されているシュリンクフィルム付き
台紙の製造方法および製造装置では、台紙の表面に筒状
のシュリンクフィルムを貼付する工程の自動化を図るこ
とにより、シュリンクフィルム付き台紙の生産性の向上
が図られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来の技術では、台紙の表面にシュリンクフィルムを
貼付する際に、図22に示すように、台紙1がコンベア
2の2本のチェーン3,3に固定した2つの爪4,4に
よって直線状の2つのガイド5,5に沿って矢印Sで示
す方向に搬送されるので、台紙1において1辺部分が2
つの爪4,4の前部を結ぶ直線などの形状でかつその1
辺部分に隣接する他の2辺部分が2つのガイド5,5に
対応した直線などの形状でなければ、台紙を安定に搬送
できない。そのため、台紙の形状が矩形などの形状に限
定されてしまう。そこで、台紙の形状を任意の形状に変
えるために、上述のような従来の技術で台紙の表面にシ
ュリンクフィルムを貼付した後、台紙をダイカッターで
適当な形状に打ち抜くことが考えられる。しかしなが
ら、そのように台紙を打ち抜いても、シュリンクフィル
ムの一部分を台紙の縁部より外側に出すことができな
い。なぜなら、上述のような従来の技術では、シュリン
クフィルムが台紙の縁部より内側に貼付されるので、台
紙を打ち抜いても、シュリンクフィルムの一部分を台紙
の縁部より外側に出すことができないからである。な
お、シュリンクフィルム付き台紙において筒状のシュリ
ンクフィルムの開口側の一部分を台紙の縁部より外側に
出せば、たとえば、そのシュリンクフィルムで商品を覆
いその商品の底部と台紙の端部とを合わせた状態でその
シュリンクフィルムを熱収縮することによって、シュリ
ンクフィルム付き台紙と商品との全体を自立できるよう
にした場合に、台紙の端部より外側に出たシュリンクフ
ィルムの一部分で商品の底部を支持することができると
いう長所がある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、筒
状のシュリンクフィルムの一部分が台紙の縁部より外側
に出るようにシュリンクフィルムが台紙に貼付されたシ
ュリンクフィルム付き台紙を効率よく製造することがで
き、台紙の形状を任意の形状に変えることができる、シ
ュリンクフィルム付き台紙の製造方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるシュリ
ンクフィルム付き台紙の製造方法は、筒状のシュリンク
フィルムの一部分が台紙の縁部より外側に出るようにシ
ュリンクフィルムが台紙に貼付されたシュリンクフィル
ム付き台紙の製造方法であって、台紙より大きい基材を
準備する工程と、台紙の縁部の少なくとも一部分に対応
する切り目を基材に形成する工程と、切り目を跨ぐよう
にして、シュリンクフィルムを基材において台紙となる
部分の表面に貼付する工程と、切り目と協同して基材か
ら台紙を打ち抜く工程とを含む、シュリンクフィルム付
き台紙の製造方法である。この発明にかかるシュリンク
フィルム付き台紙の製造方法では、たとえば、切り目を
基材に形成する工程は、台紙の縁部の大部分に対応する
切り目を基材に形成する工程を含み、基材から台紙を打
ち抜く工程は、基材において切り目で囲まれた部分を押
し抜く工程を含む。また、この発明にかかるシュリンク
フィルム付き台紙の製造方法では、たとえば、切り目を
基材に形成する工程は、台紙の縁部の一部分に対応する
切り目を基材に形成する工程を含み、基材から台紙を打
ち抜く工程は、切り目と協同して台紙の縁部に対応する
他の切り目を基材に形成する工程を含む。なお、この場
合、基材の台紙となる部分の外側において、少なくとも
切り目と協同してシュリンクフィルムの一部分を囲む別
の切り目を形成する工程を含んでもよい。さらに、この
発明にかかるシュリンクフィルム付き台紙の製造方法で
は、たとえば、基材を準備する工程は、矩形の基材を準
備する工程を含む。
【0006】この発明にかかるシュリンクフィルム付き
台紙の製造方法では、筒状のシュリンクフィルムの一部
分が台紙の端部より外側に出るようにシュリンクフィル
ムが台紙に貼付されたシュリンクフィルム付き台紙が製
造される。この場合、この発明にかかるシュリンクフィ
ルム付き台紙の製造方法における各工程を、たとえばダ
イカッターやシュリンクフィルムを貼付する装置などで
処理することができるので、シュリンクフィルム付き台
紙を効率よく製造することができる。さらに、この発明
にかかるシュリンクフィルム付き台紙の製造方法では、
基材に形成する切り目の形状で台紙の形状が決まるの
で、切り目の形状を任意の形状に変えることによって、
台紙の形状を任意の形状に変えることができる。なお、
この発明にかかるシュリンクフィルム付き台紙の製造方
法において、基材の台紙となる部分の外側において、少
なくとも切り目と協同してシュリンクフィルムの一部分
を囲む別の切り目を形成する工程を含む場合は、基材か
ら台紙を打ち抜く際に、基材においてシュリンクフィル
ム全体を囲む部分を抜くことができるので、シュリンク
フィルムにほとんど物理的な負荷がかからない。そのた
め、この場合は、たとえば柔軟性がなく物理的な負荷で
損傷しやすいシュリンクフィルムを使用しても、シュリ
ンクフィルムが損傷しにくい。
【0007】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明が適用されるシュ
リンクフィルム付き台紙の一例を示す斜視図である。こ
のシュリンクフィルム付き台紙10は、略楕円形の台紙
12を含む。台紙12の上部の中央には、つり下げ用の
孔14が形成される。さらに、台紙12の下部には、装
飾用の切欠部16が形成される。台紙12の表面の中央
には、たとえば透明のポリエステル(PET)フィルム
からなり熱収縮する包装用の筒状のシュリンクフィルム
20が接着剤22で貼付される。この場合、シュリンク
フィルム20は、開口部が上下になるようにかつ下方の
開口部が台紙12の下縁部より下側に出るように、台紙
12の表面に貼付される。
【0009】図1に示すシュリンクフィルム付き台紙1
0では、シュリンクフィルム20でたとえば化粧品など
の商品を覆いその商品の底部と台紙12の下端部とを合
わせた状態でそのシュリンクフィルム20を熱収縮する
ことによって、シュリンクフィルム付き台紙10とその
商品との全体を自立できるようにした場合に、台紙12
の下端部より下側に出たシュリンクフィルム20の一部
分でその商品の底部を支持することができる。また、こ
のシュリンクフィルム付き台紙10は、つり下げ用の孔
14を用いてつり下げることができる。
【0010】次に、図2〜図5を参照して、図1に示す
シュリンクフィルム付き台紙10の製造方法について説
明する。
【0011】まず、図2に示すように、台紙12より一
回り大きい矩形の基材30が準備される。
【0012】次に、図3に示すように、基材30には、
台紙12の縁部の大部分に対応する3つの切り目32が
形成されるとともに、つり下げ用の孔14が形成され
る。これらの切り目32および孔14は、たとえばダイ
カッターで形成される。
【0013】そして、図4に示すように、1つの切り目
32を跨ぐようにして、筒状のシュリンクフィルム20
が、基材30の表面において3つの切り目32で囲まれ
た部分の中央に、接着剤22で貼付される。この場合、
シュリンクフィルム20は開口部が上下になるように矩
形の基材30の表面にたとえば特開平8−244832
号公報に開示されている製造装置で貼付される。
【0014】それから、基材30において3つの切り目
32で囲まれた部分を押し抜くことによって、図5に示
すように、基材30から台紙12が打ち抜かれ、シュリ
ンクフイルム付き台紙10が作られる。この場合、たと
えば図6に示す押し抜き装置40が用いられる。図6に
示す押し抜き装置40は、たとえば断面L字形の支持部
材42を含み、支持部材42の一端の近傍には、基材3
0の3つの切り目32の周囲の部分に対応した形状の支
え部材44が配置され、支持部材42の他端側には、図
6の矢印Aで示す軸方向に変位可能に押さえ部材46が
配置される。そして、この押し抜き装置40では、支持
部材42によって、重ねた状態で多数の基材30の角部
が支持され、支え部材44によって、基材30の切り目
32の周囲の部分が支えられ、押さえ部材46によっ
て、多数の基材30において切り目32で囲まれた部分
が押し抜かれ、それによって、多数の基材30から多数
の台紙12が打ち抜かれ、多数のシュリンクフィルム1
0が作られる。
【0015】図2〜図5に示すシュリンクフィルム付き
台紙の製造方法では、各工程をたとえばダイカッターや
シュリンクフィルムを貼付する装置などで処理すること
ができるので、シュリンクフィルム付き台紙を効率よく
製造することができる。さらに、図2〜図5に示すシュ
リンクフィルム付き台紙の製造方法では、基材30に形
成する切り目32の形状で台紙12の形状が決まるの
で、切り目32の形状を任意の形状に変えることによっ
て、台紙12の形状を任意の形状に変えることができ
る。
【0016】図7はこの発明が適用されるシュリンクフ
ィルム付き台紙の他の例を示す斜視図である。図7に示
すシュリンクフィルム付き台紙は、図1に示すシュリン
クフィルム付き台紙と比べて、特に台紙12が円形に形
成される。
【0017】次に、図8〜図11を参照して、図7に示
すシュリンクフィルム付き台紙10の製造方法について
説明する。
【0018】まず、台紙12より一回り大きい矩形の基
材30が準備される。
【0019】次に、図8に示すように、基材30には、
台紙12の下縁部に対応する略円弧状の切り目32が形
成されるとともに、つり下げ用の孔14が形成される。
この切り目32および孔14は、たとえばダイカッター
で形成される。
【0020】そして、図9に示すように、切り目32を
跨ぐようにして、筒状のシュリンクフィルム20が、基
材30の表面の中央に、接着剤22で貼付される。この
場合、シュリンクフィルム20は、開口部が上下になる
ように矩形の基材30の表面にたとえば特開平8−24
4832号公報に開示されている製造装置で貼付され
る。
【0021】それから、図10に示すように、他の切り
目34と別の切り目36とが基材30に形成される。こ
の場合、他の切り目34は、切り目32と協同して台紙
12の縁部に対応する。また、別の切り目36は、切り
目32と協同してシュリンクフィルム20の下部を囲
む。この他の切り目34および別の切り目36は、たと
えばダイカッターで形成される。それによって、図11
に示すように、基材30から台紙12が打ち抜かれ、シ
ュリンクフィルム付き台紙10が作られる。また、基材
30からシュリンクフィルム20の下部を囲む部分も、
いわゆるかす38として打ち抜かれる。
【0022】図12はこの発明が適用されるシュリンク
フィルム付き台紙のさらに他の例を示す正面図である。
図12に示すシュリンクフィルム付き台紙は、図7に示
すシュリンクフィルム付き台紙と比べて、特に台紙12
が矩形に形成され、シュリンクフィルム20が台紙12
の表面に斜めに貼付される。
【0023】次に、図13〜図16を参照して、図12
に示すシュリンクフィルム付き台紙10の製造方法につ
いて説明する。
【0024】まず、台紙12より一回り大きい矩形の基
材30が準備される。
【0025】次に、図13に示すように、基材30に
は、台紙12の下縁部に対応する直線状の切り目32が
斜めに形成されるとともに、つり下げ用の孔14が形成
される。この切り目32および孔14は、たとえばダイ
カッターで形成される。
【0026】そして、図14に示すように、切り目32
を跨ぐようにして、筒状のシュリンクフィルム20が、
基材30の表面の中央に、接着剤22で貼付される。こ
の場合、シュリンクフィルム20は、開口部が上下にな
るように矩形の基材30の表面にたとえば特開平8−2
44832号公報に開示されている製造装置で貼付され
る。
【0027】それから、図15に示すように、他の切り
目34と別の切り目36とが基材30に形成される。こ
の場合、他の切り目34は、切り目32と協同して台紙
12の縁部に対応する。また、別の切り目36は、切り
目32と協同してシュリンクフィルム20の下部を囲
む。この他の切り目34および別の切り目36は、たと
えばダイカッターで形成される。それによって、図16
に示すように、基材30から台紙12が打ち抜かれ、シ
ュリンクフィルム付き台紙10が作られる。また、基材
30からシュリンクフィルム20の下部を囲む部分も、
いわゆるかす38として打ち抜かれる。
【0028】図17はこの発明が適用されるシュリンク
フィルム付き台紙のさらに他の例を示す正面図である。
図17に示すシュリンクフィルム付き台紙は、図7に示
すシュリンクフィルム付き台紙と比べて、特に筒状のシ
ュリンクフィルム20の開口部が左右になるようにシュ
リンクフィルム20が台紙12の表面に接着剤22で貼
付される。
【0029】次に、図18〜図21を参照して、図17
に示すシュリンクフィルム付き台紙10の製造方法につ
いて説明する。
【0030】まず、台紙12より一回り大きい矩形の基
材30が準備される。
【0031】次に、図18に示すように、基材30に
は、台紙12の下縁部に対応する円弧状の切り目32が
形成されるとともに、つり下げ用の孔14が形成され
る。この切り目32および孔14は、たとえばダイカッ
ターで形成される。
【0032】そして、図19に示すように、切り目32
を跨ぐようにして、筒状のシュリンクフィルム20が、
基材30の表面の中央に、接着剤22で貼付される。こ
の場合、シュリンクフィルム20は、開口部が左右にな
るように矩形の基材30の表面にたとえば特開平8−2
44832号公報に開示されている製造装置で貼付され
る。
【0033】それから、図20に示すように、他の切り
目34と別の切り目36とが基材30に形成される。こ
の場合、他の切り目34は、切り目32と協同して台紙
12の縁部に対応する。また、別の切り目36は、切り
目32と協同してシュリンクフィルム20の下部を囲
む。この他の切り目34および別の切り目36は、たと
えばダイカッターで形成される。それによって、図21
に示すように、基材30から台紙12が打ち抜かれ、シ
ュリンクフィルム付き台紙10が作られる。また、基材
30からシュリンクフィルム20の下部を囲む部分も、
いわゆるかす38として打ち抜かれる。
【0034】図8〜図11、図13〜図16、図18〜
図21に示す各シュリンクフィルム付き台紙の製造方法
では、各工程をたとえばダイカッターやシュリンクフィ
ルムを貼付する装置で処理することができるので、シュ
リンクフィルム付き台紙を効率よく製造することができ
る。さらに、図8〜図11、図13〜図16、図18〜
図21に示す各シュリンクフィルム付き台紙の製造方法
では、基材30に形成する切り目32および他の切り目
34の形状で台紙12の形状が決まるので、切り目32
および他の切り目34の形状を任意の形状に変えること
によって、台紙12の形状を任意の形状に変えることが
できる。また、図8〜図11、図13〜図16、図18
〜図21に示す各シュリンクフィルム付き台紙の製造方
法では、基材30から台紙12を打ち抜く際に、基材3
0においてシュリンクフィルム20全体を囲む部分を抜
くことができるので、シュリンクフィルム20にほとん
ど物理的な負荷がかからない。そのため、この場合は、
たとえば柔軟性がなく物理的な負荷で損傷しやすいシュ
リンクフィルムを使用しても、シュリンクフィルムが損
傷しにくい。
【0035】なお、図2〜図5に示すシュリンクフィル
ム付き台紙の製造方法では、基材30に3つの切り目3
2が間隔を隔てて形成されるが、基材30に形成される
切り目の数は任意に変更されてもよい。
【0036】また、図8〜図11、図13〜図16、図
18〜図21に示す各シュリンクフィルム付き台紙の製
造方法では、基材30からかす38も打ち抜かれるが、
かす38は打ち抜かれなくてもよい。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、筒状のシュリンクフ
ィルムの一部分が台紙の縁部より外側に出るようにシュ
リンクフィルムが台紙に貼付されたシュリンクフィルム
付き台紙を効率よく製造することができる。しかも、台
紙の形状を任意の形状に変えることができる。なお、こ
の発明にかかるシュリンクフィルム付き台紙の製造方法
において、基材の台紙となる部分の外側において、少な
くとも切り目と協同してシュリンクフィルムの一部分を
囲む別の切り目を形成する工程を含む場合は、基材から
台紙を打ち抜く際に、シュリンクフィルムが損傷しにく
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるシュリンクフィルム付き
台紙の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すシュリンクフィルム付き台紙におけ
る台紙より一回り大きい矩形の基材を示す正面図であ
る。
【図3】図2に示す基材に切り目およびつり下げ用の孔
を形成した状態を示す正面図である。
【図4】図3に示す状態の基材にシュリンクフィルムを
接着剤で貼付した状態を示す正面図である。
【図5】図4に示す状態の基材から台紙を打ち抜くこと
によって作られたシュリンクフィルム付き台紙を示す正
面図である。
【図6】図4に示す状態の基材から台紙を打ち抜く際に
用いられる押し抜き装置を示す図解図である。
【図7】この発明が適用されるシュリンクフィルム付き
台紙の他の例を示す斜視図である。
【図8】図7に示すシュリンクフィルム付き台紙におけ
る台紙より一回り大きい矩形の基材に切り目およびつり
下げ用の孔を形成した状態を示す正面図である。
【図9】図8に示す状態の基材にシュリンクフィルムを
接着剤で貼付した状態を示す正面図である。
【図10】図9に示す状態の基材に他の切り目および別
の切り目を形成した状態を示す正面図である。
【図11】図10に示す状態の基材から台紙を打ち抜く
ことによって作られたシュリンクフィルム付き台紙など
を示す正面図である。
【図12】この発明が適用されるシュリンクフィルム付
き台紙のさらに他の例を示す正面図である。
【図13】図12に示すシュリンクフィルム付き台紙に
おける台紙より一回り大きい矩形の基材に切り目および
つり下げ用の孔を形成した状態を示す正面図である。
【図14】図13に示す状態の基材にシュリンクフィル
ムを接着剤で貼付した状態を示す正面図である。
【図15】図14に示す状態の基材に他の切り目および
別の切り目を形成した状態を示す正面図である。
【図16】図15に示す状態の基材から台紙を打ち抜く
ことによって作られたシュリンクフィルム付き台紙など
を示す正面図である。
【図17】この発明が適用されるシュリンクフィルム付
き台紙のさらに他の例を示す正面図である。
【図18】図17に示すシュリンクフィルム付き台紙に
おける台紙より一回り大きい矩形の基材に切り目および
つり下げ用の孔を形成した状態を示す正面図である。
【図19】図18に示す状態の基材にシュリンクフィル
ムを接着剤で貼付した状態を示す正面図である。
【図20】図19に示す状態の基材に他の切り目および
別の切り目を形成した状態を示す正面図である。
【図21】図20に示す状態の基材から台紙を打ち抜く
ことによって作られたシュリンクフィルム付き台紙など
を示す正面図である。
【図22】従来のシュリンクフィルム付き台紙の製造装
置において台紙を搬送するためのコンベアを示す平面図
である。
【符号の説明】
10 シュリンクフィルム付き台紙 12 台紙 14 つり下げ用の孔 16 切欠部 20 シュリンクフィルム 22 接着剤 30 基材 32 切り目 34 他の切り目 36 別の切り目 38 かす
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅 垣 孝 夫 大阪市東淀川区小松2丁目17番45号 大阪 資生堂株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシュリンクフィルムの一部分が台
    紙の縁部より外側に出るように前記シュリンクフィルム
    が前記台紙に貼付されたシュリンクフィルム付き台紙の
    製造方法であって、 前記台紙より大きい基材を準備する工程、 前記台紙の縁部の少なくとも一部分に対応する切り目を
    前記基材に形成する工程、 前記切り目を跨ぐようにして、前記シュリンクフィルム
    を前記基材において前記台紙となる部分の表面に貼付す
    る工程、および前記切り目と協同して前記基材から前記
    台紙を打ち抜く工程を含む、シュリンクフィルム付き台
    紙の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記切り目を前記基材に形成する工程
    は、前記台紙の縁部の大部分に対応する切り目を前記基
    材に形成する工程を含み、 前記基材から前記台紙を打ち抜く工程は、前記基材にお
    いて前記切り目で囲まれた部分を押し抜く工程を含む、
    請求項1に記載のシュリンクフィルム付き台紙の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記切り目を前記基材に形成する工程
    は、前記台紙の縁部の一部分に対応する切り目を前記基
    材に形成する工程を含み、 前記基材から前記台紙を打ち抜く工程は、前記切り目と
    協同して前記台紙の縁部に対応する他の切り目を前記基
    材に形成する工程を含む、請求項1に記載のシュリンク
    フィルム付き台紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基材の前記台紙となる部分の外側に
    おいて、少なくとも前記切り目と協同して前記シュリン
    クフィルムの前記一部分を囲む別の切り目を形成する工
    程を含む、請求項3に記載のシュリンクフィルム付き台
    紙の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記基材を準備する工程は、矩形の基材
    を準備する工程を含む、請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載のシュリンクフィルム付き台紙の製造方法。
JP02667498A 1998-01-23 1998-01-23 シュリンクフィルム付き台紙の製造方法 Expired - Lifetime JP3300272B2 (ja)

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