JPH11207809A - アセトアルデヒドが低減された容器及びその成形方法 - Google Patents

アセトアルデヒドが低減された容器及びその成形方法

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JPH11207809A
JPH11207809A JP12959998A JP12959998A JPH11207809A JP H11207809 A JPH11207809 A JP H11207809A JP 12959998 A JP12959998 A JP 12959998A JP 12959998 A JP12959998 A JP 12959998A JP H11207809 A JPH11207809 A JP H11207809A
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blow
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0861Other specified values, e.g. values or ranges
    • B29C2949/0872Weight

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱時間を大幅に短縮しながらもアセトアル
デヒドを低減することができる容器及びその成形方法を
提供すること。 【解決手段】 アセトアルデヒド現出量を低減できる容
器の成形方法は、プリフォーム(10)を一次ブロー成
形品(12)に延伸ブロー成形する一次ブロー成形工程
と、一次ブロー成形品(12)に対しアセトアルデヒド
を低減させる処理を行うアセトアルデヒド低減工程と、
このアセトアルデヒドの低減された一次ブロー成形品
(12を最終容器(14)に延伸ブロー成形する最終ブ
ロー成形工程とを有する。一次ブロー成形工程では、大
きさが最終容器(14)より大きく、延伸された胴部の
平均肉厚が最終容器の胴部の平均肉厚よりも薄い0.3m
m以下の一次ブロー成形品(12)を成形する。アセト
アルデヒド低減工程では、一次ブロー成形品(12)の
薄肉の胴部を比較的短時間にて高温で加熱する。この結
果、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低減させた
最終容器(14)が成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アセトアルデヒド
が低減された容器及びその成形方法に関し、特に、食品
包装用に用いられるポリエステル樹脂製の容器特に非耐
熱性容器の成形方法及び非耐熱容器に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、ミネラルウォーターや炭酸飲料
等の容器として、ポリエチレンテレフタレートなどの飽
和ポリエステルを二軸延伸ブロー成形して得られる容器
(PETボトル)が広く用いられている。
【0003】このような容器に用いられるポリエステル
樹脂には、その材料中にアセトアルデヒドを含有してい
ることが知られている。このアセトアルデヒドは、ポリ
エステル材料中に含有されているもののほか、射出成形
時や押出し成形時の滞留やせん断発熱などによってポリ
エステルが熱分解することで新たに生成されるものであ
る。
【0004】このアセトアルデヒドは、特有の香りを持
った有機物であり、ポリエステルを容器の成形材料とし
て選択した場合、内容物の味覚に影響を与えるという問
題を提起する。
【0005】このため、容器中のアセトアルデヒドをで
きる限り低減することが望まれており、このアセトアル
デヒドの低減に関する提案はこれまでにも数多くなされ
てきた。
【0006】それらの提案のほとんどは、ポリエステル
材料中に存在するアセトアルデヒドの低減に関するもの
であり、その提案のいくつかは市販の材料でも実績があ
るが、通常の材料よりも非常に高価で、製品がコスト高
になってしまう。
【0007】しかも、このような高価な材料を用いて
も、射出成形時等に発生するアセトアルデヒドを飛躍的
に低下させることはできなかった。
【0008】また、本願出願人は、特公平6−8831
4号公報、特公平8−5118号公報及び特公平6−5
5418号公報に示される耐熱容器の製造方法を提案し
ている。
【0009】これらの提案は、いずれもプリフォームを
延伸ブロー成形して容器形状の一次ブロー成形品を成形
し、この一次ブロー成形品を加熱炉内で加熱して結晶化
度を向上させ、また、加熱により熱収縮を行わせた後、
最終成形品である耐熱容器に延伸ブロー成形するもので
ある。
【0010】特に、特公平6−88314号公報及び特
公平8−5118号公報の製造方法は、加熱によってア
セトアルデヒドの発生を著しく低減することができると
いう画期的なものである。
【0011】しかし、この製造方法においては、一次ブ
ロー成形品を長い加熱炉を通過させることで、20〜1
20秒、好ましくは30秒以上という比較的長い時間を
かけて加熱するようにしている。
【0012】このように加熱に比較的長い時間を要する
と、成形サイクルが長くなって、時間当たりの生産量が
低下し、ランニングコストが高くなる。また、加熱炉を
用いて加熱を行うと、装置の全長が長くなって、装置が
大型化し、設備費や維持費が高くなる。これらは、結果
として容器の単価を高くしまうこととなる。
【0013】耐熱容器であれば、耐熱性という付加価値
があるため、非耐熱性容器と比べて高価であっても良い
が、非耐熱性容器はよりコストダウンしなければならな
い。
【0014】このため、特に非耐熱性容器にてアセトア
ルデヒドを低減する試みは、成形材料と射出条件の選択
によるほかなく、それによってもアセトアルデヒドの低
減には限界があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
耐熱性が求められない容器の成形方法にあえて耐熱性容
器の成形方法を採用し、しかも耐熱容器の成形方法より
も加熱時間を大幅に短縮しながらもアセトアルデヒドを
低減することができる容器及びその成形方法を提供する
ことにある。
【0016】本発明の他の目的は、一次ブロー成形品を
薄肉化して加熱時間を短縮することにより、装置の大型
化や生産量の低下を招くことなく、アセトアルデヒドの
低減を効率よく行うことのできる容器及びその成形方法
を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、一次成形品を
接触加熱することで、より一層加熱時間を短縮して、成
形効率をより向上させることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、プリフォームを一次ブロー成形品に延伸ブロー成形
する一次ブロー成形工程と、前記一次ブロー成形品に対
しアセトアルデヒドを低減させる処理を行うアセトアル
デヒド低減工程と、このアセトアルデヒドの低減された
一次ブロー成形品を最終容器に延伸ブロー成形する最終
ブロー成形工程と、を有し、前記一次ブロー成形工程
で、大きさが前記最終容器より大きく、延伸された胴部
の平均肉厚が前記最終容器の胴部の平均肉厚よりも薄い
0.3mm以下の一次ブロー成形品を成形し、前記アセト
アルデヒド低減工程は、前記一次ブロー成形品の薄肉の
前記胴部を高温で加熱する工程を有し、それにより、内
壁からのアセトアルデヒドの現出量を低減させた最終容
器を成形することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、通常の樹脂材料または低
アセトアルデヒドの樹脂材料を用いて成形されたプリフ
ォームを、一次ブロー成形品に延伸ブロー成形し、この
一次ブロー成形品をアセトアルデヒド低減処理すること
で、アセトアルデヒド現出量の極めて低い容器を容易に
成形することができる。
【0020】特に、一次ブロー成形品は最終容器より大
きく、その胴部の平均肉厚は、最終容器よりも薄い0.
3mm以下となっており、極めて薄い状態であるため、ア
セトアルデヒド低減工程での加熱を短時間で行え、生産
性を向上させることができる。その上、最終容器の内壁
からのアセトアルデヒド現出量を低減させることがで
き、効率的なアセトアルデヒドの低減処理を行うことが
できる。また、加熱が短時間ですむので、加熱のための
スペースも少なくてすみ装置の小型化、低コスト化が可
能となる。
【0021】さらに、最終ブロー成形工程前にアセトア
ルデヒド低減のために加熱されるため、最終ブロー成形
時における賦形性が向上することとなる。
【0022】このようにして得られる容器は、耐熱性は
さほど得られないため、65℃以下の温度にて内容物特
にミネラルウォータなどの飲料または飲食物が充填され
る非耐熱性容器として好適に使用できる。アセトアルデ
ヒド特有の芳香が大幅に低減されるからである。
【0023】ここで、胴部の平均肉厚が0.3mm以下の
一次ブロー成形品を延伸ブロー成形して得られる最終容
器の胴部の平均肉厚は、0.3mm未満であることが好ま
しい。
【0024】最終容器の胴部の平均肉厚は、0.3mm未
満とするには、より一層一次ブロー成形品の胴部の平均
肉厚が薄くなり、アセトアルデヒドの低減処理に要する
時間を短縮して、成形効率を向上させることができる。
【0025】アセトアルデヒド低減工程は、加熱温度1
40℃以上にて一次ブロー成形品を加熱する工程を含む
ことが好ましい。加熱温度140℃を境にして、それ以
上の温度でアセトアルデヒドが急激に減少するからであ
る。この場合、一次ブロー成形品を加熱する加熱時間6
秒以下に短縮できる。また、加熱温度を190℃以上と
すれば、加熱時間1秒以下となる。このように、極めて
短時間で、高いアセトアルデヒドの低減効果を得ること
ができ、より一層生産性を向上させることができる。
【0026】アセトアルデヒド低減工程では、1次ブロ
ー成形品のアセトアルデヒド現出量が0.0040μg/c
m2以下となるように、一次ブロー成形品を加熱すること
が好ましい。こうすると、最終ブロー成形後の最終容器
を22℃で24時間保管した状態での単位表面積あたり
のアセトアルデヒド現出量を、0.0020μg/cm2以下
まで低減できる。
【0027】アセトアルデヒド低減工程では、一次ブロ
ー成形品と実質的に同じ大きさの加熱された金型内面に
前記一次ブロー成形品を接触させて加熱することが好ま
しい。
【0028】一次ブロー成形品の薄肉の胴部を一次ブロ
ー成形品と実質的に同じ大きさの加熱された金型内面に
接触させて加熱することで、加熱時間を短縮して生産性
を向上させることができる。しかも、加熱のためのスペ
ースは金型分のスペースですむため、ブロー成形機の小
型化に寄与でき、低コスト化を図ることができる。
【0029】本発明の他の態様によれば、プリフォーム
を一次ブロー成形品に延伸ブロー成形する一次ブロー成
形工程と、前記一次ブロー成形品に対しアセトアルデヒ
ドを低減させる処理を行うアセトアルデヒド低減工程
と、このアセトアルデヒドが低減された一次ブロー成形
品を最終容器に延伸ブロー成形する最終ブロー成形工程
と、を有し、前記一次ブロー成形工程で、表面積に対す
る重量の割合が0.06g/cm2以下になるように前記一次
ブロー成形品を成形し、前記アセトアルデヒド低減工程
で、前記一次ブロー成形品の胴部を高温で加熱し、それ
により、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低減さ
せた最終容器を成形することを特徴とする。
【0030】表面積に対する重量の割合が0.06g/cm2
以下とすると、一次ブロー成形品の胴部の平均肉厚が極
めて薄くなる。このため、アセトアルデヒド低減工程で
の加熱を短時間で行え、生産性を向上させることができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施の形態に係る容器
の成形方法を示す図である。図1では、プリフォーム1
0のネック部10aを下向きとした倒立状態で搬送し、
一次ブロー成形品12を経て最終容器14を成形する方
法を示している。
【0033】図1の第1工程は、プリフォーム10の射
出成形工程を示しており、第2工程は、プリフォーム1
0を容器の形態を有する一次ブロー成形品12に一次ブ
ロー成形する工程を示している。第3工程は、一次ブロ
ー成形品12に対してアセトアルデヒド低減処理を行う
アセトアルデヒド低減工程を示している。そして、第4
工程は、アセトアルデヒドの低減された一次ブロー成形
品12を最終容器14にブロー成形する最終ブロー成形
工程を示している。
【0034】プリフォーム10は、ポリエステル樹脂を
射出成形して得られる。このプリフォーム10は、最終
容器14の所望の品質、容量に応じて、肉厚、長さ等が
設定される。
【0035】ポリエステル樹脂は、市販の低アセトアル
デヒドを目的としたもの、あるいは、低アセトアルデヒ
ドを目的としていない通常のもののいずれをも採用でき
る。
【0036】また、プリフォーム10は、射出成形時の
温度を保有した状態にて、あるいは、予め射出成形され
たものを加熱して延伸ブロー成形に適した温度に調整さ
れた後に、一次ブロー成形品12に二軸延伸ブロー成形
される。
【0037】非耐熱性容器を成形するために用いるプリ
フォーム10の重量は、最終容器14の容量が500m
lの場合に14〜25g、1000mlの場合で22〜
35g、1500mlの場合で30〜45gであり、耐
熱性容器を成形するために用いるプリフォームの重量よ
り軽い。ちなみに、耐熱性容器を成形するために用いる
プリフォーム10の重量は、最終容器14の容量が50
0mlの場合に30〜45g、1000mlの場合で4
5〜50g、1500mlの場合で55〜60gであ
る。
【0038】一次ブロー成形工程では、一次ブロー金型
16を用いて延伸ブロー成形を行い一次ブロー成形品1
2が得られる。
【0039】この一次ブロー成形品12は、プリフォー
ム10に対する延伸倍率は、縦軸方向で2.2〜2.6
倍である。また、一次ブロー成形品12は、最終容器1
4よりも大きく形成され、最終容器14に対して容積比
で例えば1.15〜1.3倍程度大きく成形される。
【0040】本実施例の一次ブロー成形工程での延伸倍
率は、特公平6−88314号公報及び特公平8−51
18号公報に開示された耐熱容器の成形方法での一次ブ
ロー成形工程の延伸倍率よりも小さい。なぜなら、本実
施例では耐熱性の確保は企図しないので、耐熱容器の場
合ほどの高延伸は不要となるからである。また、耐熱容
器の場合ほどの高延伸を実施すれば、一次ブロー成形品
は肉厚が薄くなりすぎて破裂してしまうであろう。
【0041】ちなみに、耐熱容器の場合には、一次ブロ
ー成形品のプリフォームに対する延伸倍率は、縦軸方向
で2.7〜3.0倍程度である。
【0042】また、この一次ブロー成形品12の12a
胴部の平均肉厚は、最終容器14の胴部14aの平均肉
厚よりも薄く、0.3mm以下の薄肉に形成される。ここ
で、一次ブロー成形品12の胴部12aとは、ネック部
12b(ねじ部、サポートリング等を含む)、ネック部
12bの近傍の延伸度の低い厚肉部及びボトム部12c
を除く領域である。一次ブロー成形品12の胴部12a
の平均肉厚は、薄いほど効果的にアセトアルデヒドの減
少効果を短時間の内に得やすく、平均0.3mm以下であ
ることが好ましく、また、通常ポリエステル樹脂の延伸
ブロー成形においては、0.15mm未満だと一次ブロー
成形時に破裂したり白化するなどの好ましくない影響が
ある。従って、一次ブロー成形品12の胴部12aの平
均肉厚をTとしたとき、0.15mm≦T≦0.3mmとす
ることが好ましい。
【0043】より好ましくは、一次ブロー成形品12を
最終ブロー成形して得られる最終容器14の胴部の平均
肉厚が0.3mmよりも薄くなるように設定することで、
比較的厚肉の耐熱容器の場合よりも、より短時間でアセ
トアルデヒドの減少効果を得ることができるようにする
とよい。ちなみに、耐熱容器を成形する場合の一次ブロ
ー成形品の胴部の平均肉厚はほぼ0.35mm以上であ
り、本実施例の場合よりも16%以上厚くなる。
【0044】この胴部の平均肉厚は、ネック部12bの
下(サポートリング下)20mmの位置から接地面上20
mmの位置までの間の延伸された胴部の高さ方向で数段階
(3〜6箇所)の位置で円周方向に数箇所(4から8箇
所)を測定した平均値である。
【0045】また、このときの一次ブロー成形品12の
表面積に対する重量の割合を測定してみた。一次ブロー
成形品12の重量はプリフォーム重量と一致する。ま
た、一次ブロー成形品12の表面積は、胴部12aの
他、ネック部12b及びボトム部12cを含む表面積で
ある。本実施例での一次ブロー成形品12の表面積に対
する重量の割合は、0.06g/cm2以下となる。なお、重
量の割合の小さなものは、0.04g/cm2程度であり、こ
れ未満になると、延伸ブロー成形が困難になると思われ
る。従って、一次ブロー成形品12の表面積をSとし、
その重量をWとしたとき、0.04g/cm2≦W/S≦0.
06g/cm2とすることが好ましい。ちなみに、耐熱容器
の場合の一次ブロー成形品12の表面積に対する重量の
割合は、0.07g/cm2程度である。
【0046】ここで得られた一次ブロー成形品12のア
セトアルデヒド現出量は、0.0030μg/cm2〜0.0
080μg/cm2程度であるが、最終成形品14のアセト
アルデヒド現出量が、0.0020μg/cm2とするために
は、一次ブロー成形品12のアセトアルデヒド現出量が
ほぼ0.0040μg/cm2以下となるように、プリフォー
ム10の成形条件や、材料の乾燥条件など、通常知られ
た工夫をすることが望ましい。
【0047】アセトアルデヒド低減工程では、金型18
を用いてアセトアルデヒド低減処理が行われる。金型1
8は、一次ブロー金型16と同一形状の内面を有し、図
示せぬ加熱手段により加熱されるようになっている。
【0048】そして、金型18内に一次ブロー成形品1
2を配置し、一次ブロー成形品12の内部から加圧する
ことで、瞬時に金型18の内面に一次ブロー成形品12
を接触させることができる。これにより、薄肉の胴部1
2aを高温で加熱することで、アセトアルデヒドの発生
を低減させるようにしている。
【0049】このアセトアルデヒド低減のメカニズムは
未だ解明されていないが、高温で薄肉の胴部12aを加
熱することで、アセトアルデヒドを胴部12aから放出
(蒸発)させるか、あるいは、分子の配列状態の変化に
よってアセトアルデヒドの動きを制約するのではないか
と考えられる。
【0050】この場合、加熱温度140℃以上、加熱時
間1秒〜6秒の加熱条件にて加熱を行うことが好まし
い。加熱温度が120℃であると、アセトアルデヒドの
低減が顕著になるまでの加熱時間は20秒以上必要とな
り、加熱に要する時間が長すぎて、成形効率があまりよ
くない。加熱温度が140℃以上では加熱時間が6秒以
下となり、加熱温度190℃以上では加熱時間が1秒程
度という非常に短時間でアセトアルデヒドが急激に低減
する。
【0051】また、通常、220℃を越えると一次ブロ
ー成形品12が金型表面に付着し、その表面が肌荒れす
る現象が起こるので好ましくない。
【0052】このアセトアルデヒド低減工程では、その
後の最終ブロー成形工程にて得られる最終容器14のア
セトアルデヒド含有値が0.0020μg/cm2以下になる
まで、一次ブロー成形品120加熱することが好まし
い。このアセトアルデヒド低減工程は、非常に薄い胴部
12aを高温の金型18内面に接触させて行うことで、
極めて短時間の内にアセトアルデヒドの発生量を半減さ
せることができ、生産性を低下させることなく行われ
る。
【0053】なお、金型18から取り出された一次ブロ
ー成形品12は、高さ方向において最終容器14と同じ
か若干小さくなるように収縮する。
【0054】最終ブロー成形工程では、最終ブロー金型
20を用いて一次ブロー成形品12を最終容器14に延
伸ブロー成形する。
【0055】この場合、アセトアルデヒド低減工程で、
一次ブロー成形品12が加熱され、高温状態を維持した
まま延伸ブロー成形を行うことで、賦形性が著しく向上
する。 さらに賦形性を向上させるために、最終ブロー
金型20を20℃〜60℃程度に温調しておくとよい。
【0056】実験例 日精エー・エス・ビー機械(株)製プリフォーム成形機
PM−45を用いて、日本ユニペット(株)のブロー成
形用ポリエステル樹脂(製品番号RT−543K)を溶
融後、射出成形して透明なプリフォームを得た。このポ
リエステル樹脂は、低アセトアルデヒドを目的とした材
料で、材料中に含まれるアセトアルデヒドは1ppm以下
である。
【0057】従来、射出成形して得られたプリフォーム
のアセトアルデヒド含有値(ppm)を低くするために、
ポリエステル樹脂の固相重縮合工程での工夫や射出装置
の温度管理、スクリューデザイン、スクリュー回転数、
射出速度、ホットランナーデザインなどの様々な工夫が
なされた。
【0058】これらの工夫によって得られるプリフォー
ムのアセトアルデヒド含有量は、最小でも6ppm程度
で、ボトルに成形した後のアセトアルデヒド発生量が重
要であるが、この程度では、ミネラルウォーター等の味
覚を重要視する業界では満足できるものではない。
【0059】この実験において、プリフォームのアセト
アルデヒドの含有量を比較することはあまり重要ではな
く標準的な測定規格もないが、本実験では6ppm〜10p
pm程度であった。
【0060】得られたプリフォームを日精エー・エス・
ビー機械(株)製ブロー成形機HS−45−6にてブロ
ー成形して容器を成形した。
【0061】このブロー成形機は、プリフォームを延伸
適温まで加熱する赤外線ヒータが複数配置された加熱部
と、型締め機構に取り付けられた一次ブロー金型内で延
伸適温のプリフォームを一次延伸ブロー成形する一次ブ
ロー成形部と、一次ブロー金型と同じ形状をした熱処理
型内で一次ブロー成形部で得られた一次ブロー成形品を
熱処理する熱処理部と、熱処理して得られた高温の一次
ブロー成形品を型締め機構に取り付けられた最終ブロー
金型内で再度延伸ブロー成形して容量500mlの最終
容器を得るものである。
【0062】この実験で成形された一次ブロー成形品
は、胴部の平均肉厚が約0.3mmで、単位表面積あたり
の重量が0.06g/cm2以下であり、最終成形品よりも容
量で16%程度大きく、最終ブロー成形品は、充填容量
で500mlである。
【0063】この実験では、アセトアルデヒドの低減状
態を比較するために、成形された容器を22℃で24時
間保管後、その容器中に発生した単位表面積あたりのア
セトアルデヒド量を測定した。容器内に現出するアセト
アルデヒドの量は、表面積の大きさに影響されるので、
内容量の違う容器でも単位表面積あたりの現出量であれ
ば、アセトアルデヒドの低減の度合いを比較することが
できる。
【0064】この実験の熱処理型壁面温度と、熱処理時
間と、最終成形品を成形直後に22℃で24時間保管し
たときの単位表面積あたりのアセトアルデヒド現出量を
測定した実験結果を表1に示す。
【0065】
【表1】 表1において、実験番号1は、熱処理を施さない一次ブ
ロー成形品のアセトアルデヒド量を比較のために示し
た。
【0066】この表1の実験結果から、アセトアルデヒ
ドは、熱処理温度が120℃付近から低下が顕著とな
り、20秒ほどで0.0020μg/cm2以下まで低減でき
ることが判明した(実験番号2)。しかし、この熱処理
時間は、成形効率上、十分に満足できる時間とはいえな
い。
【0067】さらに熱処理温度が140℃以上になる
と、急激にアセトアルデヒドは低減し、熱処理時間2秒
ほどで120℃、20秒の熱処理と同等の結果が得られ
ることが判明した(実験番号3)。
【0068】また、熱処理温度を140℃に設定した場
合、熱処理時間を6秒まで延ばすことで、アセトアルデ
ヒドは、熱処理しない一次ブロー成形品(実験番号1)
の半分以下まで低減することが判った(実験番号4)。
【0069】プリフォームの射出成形時間分を熱処理時
間に当てることができる1ステージ方式の成形機では、
120℃、20秒という実験番号2の条件でも十分生産
性はあるが、射出成形サイクルの影響を受けないコール
ドパリソン方式の装置などでは、より生産効率を向上さ
せるため、140℃以上の熱処理温度で、6秒以下の成
形サイクルを用いることが産業利用上は好ましい。
【0070】実験番号7の結果から熱処理温度が190
℃以上であれば、1秒以下の熱処理時間でも実験番号6
(180℃、2秒)と同等の十分なアセトアルデヒド低
減ができることが判るが、金型への接触時間が短いた
め、成形品毎のばらつきが大きくなるので、少なくとも
1秒以上の熱処理時間を設定することが品質安定性を求
める業者には望ましい。
【0071】また、表1には記載しなかったが、同様に
熱処理温度を180℃に設定し、10秒間熱処理を行っ
たところ、アセトアルデヒドの発生量は0.0007μg
/cm2となり、熱処理時間を延長することで、さらにアセ
トアルデヒドが効果的に低減することが判っている。こ
のように、加熱時間と加熱温度との組合せにより、アセ
トアルデヒドの発生量を0.0010μg/cm2以下にする
ことも可能である。
【0072】更に、前述の実験では、500mlの容器で
測定を行ったが、1500mlの容器で実験、測定したと
ころほぼ同様の結果が得られた。
【0073】なお、この実験に用いた装置では、熱処理
を金型の内壁面に接触させることで熱処理しているが、
熱処理の方法は、外部からの赤外線ヒータや熱風あるい
はマイクロ波による加熱などでも可能である。
【0074】しかし、金型の内壁面に接触した場合、一
次ブロー成形品の壁面温度が急激に目的の温度に達する
ため、昇温のための時間がほとんど必要ないが、非接触
の場合にはどうしても昇温時間が必要になる。
【0075】したがって、その場合には、熱処理時間を
一次ブロー成形品の壁面温度が前記熱処理型の温度に達
してからの時間と考えればよい。
【0076】また、この実験に用いた装置では、プリフ
ォーム成形装置と、ブロー成形装置が別体であったが、
射出成形から最終ブロー成形までを1つの成形機上で行
う1ステージ方式の装置でもよく、さらに、一次ブロー
金型と熱処理型を別体としていたが、一次ブロー金型を
加熱して熱処理型と兼用してもよい。ただし、このよう
な場合、一次ブロー成形時の肉厚分布を調整しにくいと
いう不利益な面もある。
【0077】また、さらに熱処理型の時間をさらに短縮
するために、熱処理型から取り出された一次ブロー成形
品を外部ヒータで加熱することも可能である。
【0078】本実験にて成形された最終容器に、65℃
を越える温度で高温殺菌されなることのないミネラルウ
ォータなどの飲料、飲食物を充填したところ、アセトア
ルデヒド特有の芳香はほとんど感じられなかった。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態にかかる容器の
成形方法を示す図である。
【符号の説明】
10 プリフォーム 12 一次ブロー成形品 14 最終容器 16 一次ブロー金型 18 金型 20 最終ブロー金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 22:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームを一次ブロー成形品に延伸
    ブロー成形する一次ブロー成形工程と、 前記一次ブロー成形品に対しアセトアルデヒドを低減さ
    せる処理を行うアセトアルデヒド低減工程と、 このアセトアルデヒドの低減された一次ブロー成形品を
    最終容器に延伸ブロー成形する最終ブロー成形工程と、 を有し、 前記一次ブロー成形工程で、大きさが前記最終容器より
    大きく、延伸された胴部の平均肉厚が前記最終容器の胴
    部の平均肉厚よりも薄い0.3mm以下の一次ブロー成形
    品を成形し、 前記アセトアルデヒド低減工程は、前記一次ブロー成形
    品の薄肉の前記胴部を高温で加熱する工程を有し、 それにより、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低
    減させた最終容器を成形することを特徴とする容器の成
    形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記最終ブロー成形工程では、前記最終容器の胴部の平
    均肉厚を0.3mm未満とすることを特徴とする容器の成
    形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記アセトアルデヒド低減工程は、加熱温度140℃以
    上にて前記一次ブロー成形品を加熱する工程を有するこ
    とを特徴とする容器の成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記アセトアルデヒド低減工程は、加熱時間6秒以下に
    て前記一次ブロー成形品を加熱する工程を有することを
    特徴とする容器の成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記アセトアルデヒド低減工程では、前記一次ブロー成
    形品のアセトアルデヒド現出量を0.0040μg/cm2
    下となるまで前記一次ブロー成形品を加熱することを特
    徴とする容器の成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記アセトアルデヒド低減工程は、前記一次ブロー成形
    品と実質的に同じ大きさの加熱された金型内面に前記一
    次ブロー成形品を接触させて加熱する工程を有すること
    を特徴とする容器の成形方法。
  7. 【請求項7】 プリフォームを一次ブロー成形品に延伸
    ブロー成形する一次ブロー成形工程と、 前記一次ブロー成形品に対しアセトアルデヒドを低減さ
    せる処理を行うアセトアルデヒド低減工程と、 このアセトアルデヒドが低減された一次ブロー成形品を
    最終容器に延伸ブロー成形する最終ブロー成形工程と、 を有し、 前記一次ブロー成形工程で、表面積に対する重量の割合
    が0.06g/cm2以下になるように前記一次ブロー成形品
    を成形し、 前記アセトアルデヒド低減工程で、前記一次ブロー成形
    品の胴部を高温で加熱し、 それにより、内壁からのアセトアルデヒドの現出量を低
    減させた最終容器を成形することを特徴とする容器の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    方法により成形された容器。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 65℃以下の内容物が充填される非耐熱性を有すること
    を特徴とする容器。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 前記最終ブロー成形後に22℃で24時間保管した状態
    にて、アセトアルデヒド現出量が0.0020μg/cm2
    下であることを特徴とする容器。
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