JPH11207545A - 建物用シャッターのシャッターカーテン構成部材へのフック部材取付装置およびその取付方法 - Google Patents

建物用シャッターのシャッターカーテン構成部材へのフック部材取付装置およびその取付方法

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JPH11207545A
JPH11207545A JP10009991A JP999198A JPH11207545A JP H11207545 A JPH11207545 A JP H11207545A JP 10009991 A JP10009991 A JP 10009991A JP 999198 A JP999198 A JP 999198A JP H11207545 A JPH11207545 A JP H11207545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラット等のシャッターカーテン構成部材の
長さに誤差があっても、この構成部材の両端部に取り付
けられるフック部材の取付位置間の間隔を本来の所定間
隔にできるフック部材取付装置およびその取付方法を提
供すること。 【解決手段】 フック部材取付手段22は孔明け装置1
9とリベットカシメ装置20からなり、これらはレール
17上でスラット6同士の連設で生産されるシャッター
カーテン4の両側に一対あり、これらの間隔L3を、ス
ラット6の両端部における予め設定されたフック部材取
付位置間の間隔と対応させ、そして、装置19でスラッ
ト6を孔明けし、装置20でフック部材取付用リベット
を孔11の通してカシメ加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物用シャッター
のシャッターカーテンを構成する部材に、シャッターカ
ーテンの移動を案内するガイドレールからシャッターカ
ーテンが抜けるのを防止するためのフック部材を取り付
ける装置、およびその取り付けの方法に係り、シャッタ
ーカーテンがスラットやパネル、その他の部材で構成さ
れる手動式、電動式の各種建物シャッターに利用できる
ものである。
【0002】
【背景技術】建物の窓や出入口等の開口部を閉鎖、開放
するためにこの開口部に設けられる建物シャッターは、
開口部の左右に配置されたガイドレールに案内されて移
動することにより開口部を閉鎖、開放するシャッターカ
ーテンを有する。このシャッターカーテンは、建物用シ
ャッターがスラットタイプである場合には、多数のスラ
ットを上下に連設することにより構成されている。
【0003】シャッターカーテン構成部材であるスラッ
トを多数連設して構成されたシャッターカーテンは、左
右両端部が左右のガイドレールに移動自在に挿入され、
例えば強風時にシャッターカーテンが風圧で湾曲したと
きに、シャッターカーテンの左右両端部がガイドレール
から抜けるのを防止するため、シャッターカーテンにお
ける一定個数ごとのスラットの左右両端部にはフック部
材が設けられ、ガイドレールの内部に挿入されたこれら
のフック部材がガイドレールに係止することにより、シ
ャッターカーテンの左右両端部がガイドレールから抜け
ないようにしている。
【0004】図16は、従来のスラットの左右両端部に
おけるフック部材取付位置を示す。従来では、L1の長
さを有するスラット100の左右両端縁から距離L2離
れた位置をフック部材101の取付位置とし、この取付
位置にフック部材101をリベットで取り付けており、
フック部材101の取付位置は、スラット100の左右
両端縁を基準として決められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それぞれのス
ラット100は、コイル材から繰り出される帯状材を切
断することにより形成され、この切断はコイル材から帯
状材を高速で繰り出し走行させながら行われるため、ス
ラット100の長さL1が本来の正確なものになってい
ないことがある。このため、図16における左右のフッ
ク部材101の取付位置間の間隔を、予め設定されてい
る左右のガイドレールの間隔と対応した大きさにしなけ
ればならないにもかかわらず、この取付位置間の間隔が
所定の大きさになっていない場合がある。
【0006】このような場合には、シャッターカーテン
が左右のガイドレールに案内されて移動するときにフッ
ク部材101がガイドレールの内面に接触し、擦れるお
それが生じることになる。
【0007】本発明の目的は、スラット等のシャッター
カーテン構成部材の長さに誤差があっても、シャッター
カーテン構成部材の両端部に取り付けられるフック部材
の取付位置間の間隔を本来の所定間隔とすることができ
るようになる建物用シャッターのシャッターカーテン構
成部材へのフック部材取付装置、およびその取付方法を
提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物用シャ
ッターのシャッターカーテン構成部材へのフック部材取
付装置は、複数の連設により建物用シャッターのシャッ
ターカーテンを構成するシャッターカーテン構成部材の
両端部に、シャッターカーテンの両端部が移動自在に挿
入されるガイドレールに係止してこのガイドレールから
のシャッターカーテンの抜け止めをするフック部材を取
り付けるためのフック部材取付装置であって、シャッタ
ーカーテン構成部材の両端部にフック部材を取り付ける
ための一対のフック部材取付手段を有し、少なくともフ
ック部材の取付時におけるこれらのフック部材取付手段
の配置間隔が、シャッターカーテン構成部材の両端部の
予め設定されているフック部材取付位置間の所定間隔と
対応した大きさになっていることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、本発明に係る建物用シャッターのシ
ャッターカーテン構成部材へのフック部材取付方法は、
複数の連設により建物用シャッターのシャッターカーテ
ンを構成するシャッターカーテン構成部材の両端部に、
シャッターカーテンの両端部が移動自在に挿入されるガ
イドレールに係止してこのガイドレールからのシャッタ
ーカーテンの抜け止めをするフック部材を取り付けるた
めのフック部材取付方法であって、シャッターカーテン
構成部材の両端部側に配置された一対のフック部材取付
手段の間隔を、シャッターカーテン構成部材の両端部の
予め設定されているフック部材取付位置間の所定間隔と
対応した大きさとし、これらのフック部材取付手段によ
り前記シャッターカーテン構成部材の両端部にフック部
材を取り付けることを特徴とするものである。
【0010】本発明では、シャッターカーテン構成部材
の両端部にフック部材を取り付ける一対のフック部材取
付手段は、シャッターカーテン構成部材の両端部の予め
設定されているフック部材取付位置間の所定間隔と対応
した間隔で配置されているため、これらのフック部材取
付手段で取り付けられるシャッターカーテン構成部材の
両端部のフック部材の取付位置間の間隔は、シャッター
カーテン構成部材の長さと無関係なものとなり、この長
さに誤差があっても、一対のフック部材取付手段の配置
間隔に基づいた所定通りの正確な取付位置間の間隔でフ
ック部材をシャッターカーテン構成部材の両端部に取り
付けることができるようになる。
【0011】フック部材をシャッターカーテン構成部材
に取り付けるための方式は、リベットを使用したもので
もよく、溶接によるものでもよく、圧着加工によるもの
でもよく、カシメ加工によるものでもよく、シャッター
カーテン構成部材の種類や材料、その他の条件等に応じ
て任意に決定できる。
【0012】フック部材をシャッターカーテン構成部材
にリベットを使用して取り付ける場合には、前記フック
部材取付手段は、フック部材に挿入したリベットをシャ
ッターカーテン構成部材に通してカシメ加工するものと
なる。
【0013】このようにリベットを使用してフック部材
をシャッターカーテン構成部材に取り付ける場合におい
て、リベットが予め挿入されたフック部材をフック部材
取付手段に供給してもよく、また、リベットとフック部
材を個別にフック部材取付手段に供給し、フック部材取
付手段によりフック部材をシャッターカーテン構成部材
に取り付けるときにリベットをフック部材に挿入させる
ようにしてもよい。
【0014】また、リベットを使用してフック部材をシ
ャッターカーテン構成部材に取り付ける場合には、シャ
ッターカーテン構成部材にリベットを通すための孔を予
め明けておいてもよく、また、この孔を明けておかず、
フック部材取付手段をリベット打ち込み力とリベットカ
シメ力とを有するものとし、リベットをシャッターカー
テン構成部材に打ち込むとともにカシメ加工するように
してもよい。
【0015】しかし、シャッターカーテン構成部材に予
め孔を明けておくと、軸部が中実となった大きな強度を
有するリベットを使用する必要がなくなり、軸部が円筒
形となった中空リベットを使用することが可能になり、
この中空リベットの使用によりカシメ加工を簡単、確実
に行えるようになるため、フック部材取付手段の構造を
簡単化できるという利点がある。
【0016】シャッターカーテン構成部材にリベットを
通すための孔を予め明けておく場合には、前記フック部
材取付手段は、この孔明け加工のための孔明け装置と、
リベットをカシメ加工するためのリベットカシメ装置と
を備えるものとなる。
【0017】シャッターカーテン構成部材の種類によっ
ては、リベットでフック部材を取り付けるべきシャッタ
ーカーテン構成部材の箇所がフック部材の取り付けに適
している場合と、適していない場合とがある。適してい
ない場合には、フック部材をリベットで取り付ける前
に、その箇所をフック部材の取り付けに適した平坦部と
しなければならない。
【0018】この平坦部をシャッターカーテン構成部材
に形成するためには、シャッターカーテン構成部材を潰
し加工して平坦部を形成する潰し装置が必要になる。こ
のために、前記リベットカシメ装置よりもシャッターカ
ーテン構成部材送り方向手前側に前記孔明け装置とこの
潰し装置との2種類の装置を配置してもよいが、これに
よると、シャッターカーテン構成部材やシャッターカー
テンを生産するため装置全体が複雑になるという問題が
生じるため、前記孔明け装置を、孔明け加工だけではな
く、潰し加工をも行うものとすることがより好ましい。
【0019】これを実現する一例は、孔明け装置を、孔
明け用パンチと、シャッターカーテン構成部材を変形さ
せて平坦部を形成するための潰し型とを有するものと
し、これらの孔明けパンチと潰し型をシャッターカーテ
ン構成部材に対して同じ側に配設し、孔明けパンチをシ
ャッターカーテン構成部材に向かって進退するシリンダ
のピストンロッドに連結し、潰し型をこの孔明けパンチ
に弾性部材を介して接続し、前記ピストンロッドの移動
でこの潰し型がシャッターカーテン構成部材に当接した
後、弾性部材を圧縮変形させるピストンロッドのさらな
る移動で孔明けパンチがシャッターカーテン構成部材に
当接するように構成することである。
【0020】これによると、孔明け装置により、シャッ
ターカーテン構成部材にリベットを通すための孔を加工
することと、シャッターカーテン構成部材にリベット取
り付けのための平坦部を形成することとの両方を行え、
孔明けパンチと潰し型を同じシリンダで駆動させること
ができるため、駆動源の共通化により装置の小型化、構
造の簡単化を図ることができる。
【0021】シャッターカーテン構成部材の両端部にフ
ック部材を取り付けるための前述した一対のフック部材
取付手段は固定間隔を維持した一定位置に移動不能に配
置してもよいが、一方のフック部材取付手段を他方のフ
ック部材取付手段に向かって移動自在に配置することが
より好ましい。
【0022】このようにすると、シャッターカーテン構
成部材に長さが相違する複数種類がある場合、長さが異
なるシャッターカーテン構成部材の両端部にフック部材
を取り付ける作業を行うときには、一方のフック部材取
付手段を他方のフック部材取付手段に対して進退させる
とその間の間隔を調整することができるため、長さが相
違する複数種類のシャッターカーテン構成部材について
のフック部材取付作業を同じフック部材取付手段で行え
ることになり、このフック部材取付手段は汎用性を有す
るようになる。
【0023】以上説明した本発明に係る装置、方法は、
複数のシャッターカーテン構成部材を連設してシャッタ
ーカーテンを生産しているときと、その前工程のシャッ
ターカーテン構成部材を生産しているときとのうちのい
ずれにおいても適用できる。
【0024】また、本発明に係る装置、方法は、シャッ
ターカーテン構成部材がスラットになっている建物用シ
ャッターだけではなく、パネルになっているものや、パ
イプになっているもの、さらにはネットやシート(スク
リーン)になっているものにも適用でき、シャッターカ
ーテン構成部材の種類は問わない。そして、シャッター
カーテン構成部材がシートになっているものについて
は、そのシート自体またはシートに取り付けた補強部材
にフック部材を取り付けてもよい。
【0025】さらに、建物用シャッターは手動式でもよ
く、電動式でもよい。また、建物用シャッターは窓用で
もよく、車庫や店舗等の出入口用でもよく、防火や防煙
等の防災用でもよい。
【0026】また、建物用シャッターのガイドレールで
案内されるシャッターカーテンの移動方向は上下方向で
もよく、横方向でもよく、水平方向でもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。初めに、建物シャッターを説明す
る。
【0028】図1は、建物用シャッターの全体を示して
いる。建物用シャッターは、建物の窓等の開口部1の上
部に配置されたシャッターボックス2と、シャッターボ
ックス2の内部の巻取部3から繰り出され、巻き取られ
て開口部1を閉鎖、開放するシャッターカーテン4と、
シャッターカーテン4の左右両端部が挿入され、シャッ
ターカーテン4の上下動を案内する左右のガイドレール
5とを有する。シャッターカーテン4は、シャッターカ
ーテン構成部材である多数のスラット6を上下に連設し
たもので、上下に並んだスラット6のうち、一定個数ご
とのスラット6の両端部にはフック部材7が取り付けら
れている。
【0029】図2は、ガイドレール5を透視したフック
部材7の部分を示す図1の一部拡大図で、図3、図4、
図5は、図2のIII−III線断面図、IV−IV線断面図、V
−V線断面図である。上下に連設されたそれぞれのスラ
ット6の上端は第1カール部6Aとなっており、下端は
第2カール部6Bとなっている。上下に並ぶスラット6
同士の第1カール部6Aと第2カール部6Bが、図4、
図5に示す通り互いに係合することによりこれらのスラ
ット6が連設され、第1カール部6Aと第2カール部6
Bの係合は、停止している一方のスラット6に対して他
方のスラット6が横方向から移動してくることにより行
われる。
【0030】図2に示すように、それぞれのスラット6
の第1カール部6Aの下部には三角形の孔8が形成さ
れ、この孔8の横方向外側にはカシメ加工による隆起部
9が設けられており、この隆起部9はスラット6の左右
両端部にあり、第2カール部6Bの左右端縁が隆起部9
に当接することにより、第1カール部6Aからの第2カ
ール部6Bの抜けが阻止される構造となっている。
【0031】それぞれのスラット6の左右両端部は前記
ガイドレール5の内部に挿入され、シャッターカーテン
4における一定個数ごとのシャッターカーテン構成部材
6の両端部に取り付けられる前記フック部材7は、リベ
ット10で固定されている。図3に示すように、このリ
ベット10は軸部10Aが円筒形となった中空リベット
であり、フック部材7に挿入された軸部10Aはスラッ
ト6に形成された孔11に通され、その先端がカシメ加
工されている。図4に示すように、スラット6の第1カ
ール部6Aと第2カール部6Bの間は傾斜部6Cとなっ
ているが、図2、図5に示す通り、フック部材7が取り
付けられるスラット6の左右両端部、すなわち傾斜部6
Cの左右両端部は潰し加工により平坦部6Dとなってお
り、この平坦部6Dが形成された後、フック部材7がリ
ベット10で平坦部6Dに取り付けられている。
【0032】図3に示すように、ガイドレール5の内部
には内側に延びた延出部5Aが形成され、この延出部5
Aとガイドレール5の閉塞端部5Bとの間の空間部にフ
ック部材7が挿入され、例えば強風時にシャッターカー
テン4が風圧で湾曲しても、フック部材7が延出部5A
に係止することによりシャッターカーテン4の左右両端
部がガイドレール5から抜けるのを防止される。
【0033】なお、スラット6の左右の端縁から外れた
フック部材7の箇所には、図2、図3で示す孔12が形
成されている。
【0034】図6は、スラット6を生産してから、それ
ぞれのスラット6を連設してシャッターカーテン4を組
み立てながら行うフック部材7の取り付けのためのフッ
ク部材取付装置全体の概略平面図である。スラット6
は、コイル材から繰り出される帯状部材を走行中に所定
長さに切断して形成した細長部材がロールフォーミング
装置13に通されて図4の断面形状を有するものとされ
ることにより生産され、この後、スラット6は、送り込
みローラ装置14によりガイド15を経て先端がストッ
パ16に当たるまで送られる。図2で示されている三角
形の孔8は、上記帯状部材がプレス機である切断装置で
切断されるときに同時に加工される。
【0035】次いで、スラット6は、2本のレール17
上に載せられながら送り装置18の作動でスラット6の
幅分ずつレール17の長手方向に間欠送られ、1本のス
ラット6の幅分送られたときに、次ぎのスラット6がス
トッパ16に先端が当たるまで送り込まれ、この送り込
みのときに、前のスラット6と次ぎのスラット6の前述
した第1カール部6Aと第2カール部6Bとの挿入係合
が行われ、これによりスラット6同士が連設される。そ
してこれ以後、送り装置18が作動するごとに同じこと
が繰り返され、これにより多数のスラット6の連設から
なるシャッターカーテン4がレール17上で生産され
る。
【0036】レール17の外側には、送り装置18によ
るスラット6の送り方向に順番に孔明け装置19、リベ
ットカシメ装置20、シャッターカーテン巻取装置21
が配置されている。孔明け装置19は、スラット6に図
3で示した孔11を明ける装置であり、リベットカシメ
装置20は、予めフック部材7に挿入したリベット10
を孔11に通してカシメ加工することにより、フック部
材7をスラット6にリベット10で結合する装置であ
り、これらの孔明け装置19とリベットカシメ装置20
とにより、フック部材7をスラット6に取り付けるため
のフック部材取付手段22が構成されている。
【0037】なお、後述の説明で明らかになるように、
孔明け装置19には、スラット6に図2で示した隆起部
9をカシメ加工で形成するための手段と、スラット6に
図2、図5で示した平坦部6Dを潰し加工で形成するた
めの手段との両方が設けられている。
【0038】シャッターカーテン巻取装置21はレール
17上で生産されたシャッターカーテン4を回転軸で巻
き取るものであり、巻き取られたシャッターカーテン4
はクレーンで送り出しコンベア23に送られ、そして次
工程に送られる。
【0039】リベットカシメ装置20の背後にはフック
部材供給装置24が配置され、この装置24はラック2
5からリベット10付きのフック部材7を1個ずつ取り
出すとともに、フック部材7をリベットカシメ装置20
に供給するものである。
【0040】フック部材取付手段22とシャッターカー
テン巻取装置21とフック部材供給装置24とラック2
5は、シャッターカーテン4の左右両側に一対あり、ま
た、送り装置18も一対あり、これらのうち、ストッパ
16側である一方のフック部材取付手段22とシャッタ
ーカーテン巻取装置21とフック部材供給装置24とラ
ック25と送り装置18は、ストッパ16と共に移動台
26上に配置されている。移動台26は、図示しないサ
ーボモータ等を駆動源をする移動装置で他方のフック部
材取付手段22とシャッターカーテン巻取装置21とフ
ック部材供給装置24とラック25と送り装置18側へ
往復動自在になっており、このため、移動台26の移動
により、長さの異なる各種のスラットにも対応できるよ
うになっている。
【0041】以上の図6で示したフック部材取付装置
は、コンピュータによる自動制御で自動運転されるよう
になっている。
【0042】以下に、フック部材取付装置を構成してい
る個々の装置を具体的に説明し、併せてその作用も説明
する。
【0043】図7は、送り装置18の具体的な構造を示
す平面図で、図8は、その正面図である。図8に示す通
り、基台30上のガイドレール31にはシリンダ32で
進退動するスライダ33が配置され、スライダ33には
立上部材34が固定されており、立上部材34には上向
きのシリンダ35と下向きのシリンダ36が取り付けら
れている。上向きのシリンダ35のピストンロッドには
連結部材37を介して即1上下動部材38が結合され、
下向きのシリンダ36のピストンロッドには、立上部材
34の開口部34Aを通る連結部材を介して第2上下動
部材39が結合され、これらの上下動部材38,39は
立上部材34の上下方向のレール34Bに沿って移動自
在である。
【0044】上下動部材38,39の先端には、シャッ
ターカーテン4を上下から挟着する挟着部材40,41
が取り付けられている。シリンダ35と36のピストン
ロッドは同時に伸び作動、縮み作動し、これによりシャ
ッターカーテン4は挟着部材40,41でクランプ、ア
ンクランプされ、クランプはシリンダ32でスライダ3
3が前進(図8中、左移動)するときに行われ、アンク
ランプはシリンダ32でスライダ33が後退するときに
行われる。なお、上側の挟着部材40は弾性材料からな
るローラで、その表面は、図面上では省略されている
が、シャッターカーテン4を形成するそれぞれのスラッ
ト6の図4で示した断面形状と対応した形状になってい
る。
【0045】以上のシリンダ32とスライダ33と立上
部材34とシリンダ35,36と上下動部材38,39
と挟着部材40,41は、図7で明らかなように一対あ
り、立上部材34やシリンダ35,36等が搭載された
一対のスライダ33はシリンダ32で交互に進退動し、
これらの進退動に伴い挟着部材40,41がシャッター
カーテン4をクランプ、アンクランプすることにより、
前述したようにシャッターカーテン4は1個のスラット
6の幅分ずつレール17上を間欠送りされることにな
る。
【0046】図9は、孔明け装置19の一部破断の正面
図で、図10は、同装置19の一部破断の側面図であ
る。図10に示すように、枠台50の上部張出部50A
には2個のシリンダ51,52が下向きに設置され、シ
リンダ51のピストンロッド51Aには連結部材53と
54を介して孔明けパンチ55が取り付けられている。
連結部材53の外周には、潰し型56の上端に結合され
た摺動部材57が嵌合され、この摺動部材57は、図9
で示す連結部材53に形成された凹部53Aに上下摺動
自在に係合している。
【0047】潰し型56の内部には上下二段の段付きと
なった空間58が形成され、この空間58の大径の上段
部58Aには上記連結部材54が摺動自在に収納され、
空間58の小径の下段部58Bにはウレタンゴム等によ
る筒形の弾性部材59が収納されている。図9で示すよ
うに2本ある孔明けパンチ55は弾性部材59の内部に
挿通され、さらに潰し型56の下部の細幅部56Aに貫
通形成された孔に挿入され、孔明けパンチ55は潰し型
56の下面から突出可能になっている。。
【0048】弾性部材59の自然状態における上下寸法
は空間58の下段部58Bの上下寸法よりも大きく、こ
のため、シリンダ51のピストンロッド51Aが伸び作
動する前、すなわち潰し型56でスラット6の端部が潰
し加工される前は、弾性部材59の弾性力により孔明け
パンチ55が潰し型56に対して押し上げられた状態、
言い換えると、潰し型56が孔明けパンチ55に対して
下がった状態になっており、このときは、孔明けパンチ
55は潰し型56の下面から突出していない。
【0049】図10で示したシリンダ52のピストンロ
ッド52Aには連結部材60が連結され、この連結部材
60の下部60Aに潰し型56の上記細幅部56Aが上
下に摺動自在に挿通されているとともに、図9で示すよ
うにこの下部60Aの端部にカシメ上型61が取り付け
られている。
【0050】前記枠台50の下部50Bには上向きのシ
リンダ62が取り付けられ、このシリンダ62のピスト
ンロッド62Aには下型63が連結されている。この下
型63は、上型である潰し型56の下型になっていると
ともに、孔明けパンチ55のダイスにもなっており、ま
た、下型63には、カシメ上型61に対するカシメ下型
64が結合されている。
【0051】図10で示されている通り、以上の潰し型
56、連結部材60、下型63には、枠台50のガイド
レール65に摺動自在に係合したガイド部材66,6
7,68が設けられ、従ってこれらの潰し型56、連結
部材60、下型63は、シリンダ51,52,62の作
動によりガイドレール65で案内されて上下動する。
【0052】シリンダ52と62のピストンロッド52
Aと62Aは、図7、図8で示した送り装置18により
シャッターカーテン4が1個のスラット6の幅分ずつレ
ール17上を間欠送りされるたびに、伸び作動して縮み
作動する。ピストンロッド52Aと62Aの伸び作動に
より、シャッターカーテン4を構成するそれぞれのスラ
ット6はカシメ上型61とカシメ下型64とでカシメ加
工され、このカシメ加工によって図2で示されている隆
起部9がスラット6に形成される。
【0053】送り装置18によりシャッターカーテン4
が順次送られ、この送り量が、前述したフック部材7を
取り付けるべきスラット6の一定個数分となったときに
は、シリンダ52と62のピストンロッド52Aと62
Aだけではなく、シリンダ51のピストンロッド51A
も伸び作動して縮み作動する。ピストンロッド51Aが
伸び作動すると、初めに、このピストンロッド51Aに
連結部材53,54と弾性部材59を介して接続されて
いる潰し型56の細幅部56Aがスラット6の端部に当
接し、このスラット6の端部は潰し型56の細幅部56
Aと下型63とで上下から潰し加工され、これによって
図2,図5で示した平坦部6Dがスラット6に形成され
る。
【0054】潰し型56の細幅部56Aがスラット6の
端部に当接した後もピストンロッド51Aは伸び作動を
継続し、これにより弾性部材59はピストンロッド51
Aに連結された連結部材54で押圧されて圧縮変形し、
このため、ピストンロッド51Aに連結されている孔明
けパンチ55が潰し型56に対して下降し、この下降で
スラット6に図3の孔11が形成されることになる。
【0055】以上のように本実施形態に係る孔明け装置
19は、スラット6よりも同じ上側に配設された孔明け
パンチ55と潰し型56とを有するものとなっており、
孔明けパンチ55は、スラット6に向かって進退するシ
リンダ51のピストンロッド51Aに連結されていると
ともに、潰し型56は、この孔明けパンチ55に連結部
材54、弾性部材59を介して接続され、ピストンロッ
ド51Aの伸び作動で潰し型56の細幅部56Aがスラ
ット6に当接してスラット6に平坦部6Dを形成した
後、弾性部材59の圧縮変形で孔明けパンチ55がスラ
ット6に当接して孔11を形成するようになっている。
このため、孔明け装置18によってスラット6に平坦部
6Dを形成するための潰し加工と、孔11を形成するた
めの孔明け加工との両方を行え、また、潰し型56と孔
明けパンチ55は同じシリンダ51を駆動源とし、この
1個のシリンダ51で潰し加工と孔明け加工とを行える
ため、装置19の構造の簡単化、小型化が図られてい
る。
【0056】さらに、孔明け装置19はカシメ上型61
とカシメ下型64を備えているため、この孔明け装置1
9によってスラット6に隆起部9を形成するカシメ加工
をも行える。
【0057】以上の孔明け装置19によるスラット6の
端部の加工作業は、図6で示したシャッターカーテン4
の両側に配置された一対の孔明け装置19の間隔L3
が、移動台26に移動により、図15で示すスラット6
の左右両端部における予め設定されたフック部材7の取
付位置間の間隔L4と対応した大きさになっているとき
に行われ、間隔L4は、図1で示す左右のガイドレール
5の間隔に基づいて予め定められたものである。
【0058】図11は、リベットカシメ装置20の一部
破断の正面図で、図12は、同装置20の一部破断の側
面図である。図13には、リベットカシメ装置20にリ
ベット10付きのフック部材7を供給するフック部材供
給装置24の側面図が示され、図14には、同装置24
とラック25の平面図が示されている。
【0059】先にフック部材供給装置24を説明する。
フック部材供給装置24は、図13で示すように、サー
ボモータ70で正逆回転するボールねじ軸71と、ボー
ルねじ軸71に螺合したナット部材72を備えていると
ともに、ボールねじ軸71の正逆回転でガイドレール7
3で案内されながらリベットカシメ装置20に向かって
進退する第1スライダ74とを有する。この第1スライ
ダ74には、図14で示すシリンダ75がラック25に
向けて取り付けられ、シリンダ75のピストンロッド7
5Aの先端は第2スライダ76の立上部76Aに結合さ
れている。このため、シリンダ75のピストンロッド7
5Aが伸縮作動することにより、第2スライダ76は、
図13で示す第1スライダ74のガイドレール77で案
内されながらラック25に向かって進退する。
【0060】第2スライダ76には、第1ロータリシリ
ンダ78の垂直なロータリ軸を中心に回動自在となった
回動部材79が載置され、第1ロータリシリンダ78で
回動する回動部材79には、リベットカシメ装置20側
へ延びる水平なロータリ軸を有する第2ロータリシリン
ダ80が取り付けられ、この水平なロータリ軸にシリン
ダ等を駆動源として開閉動作を行うフィンガ81が設け
られ、フィンガ81は第2ロータリシリンダ80のロー
タリ軸を中心に回動する。
【0061】図14で示すラック25には、予めリベッ
ト10が挿入されたフック部材7が上下に積み重ねられ
て多数収納され、フック部材7の積み重ね列はラック2
5の長手方向に複数ある。スラット6に取り付けられる
ときのフック部材7の姿勢は、図2、図3から明らかな
ように水平姿勢であるが、ラック25にはそれぞれのフ
ック部材7は垂直姿勢となって収納されている。
【0062】ラック25からリベットカシメ装置20に
フック部材供給装置24がフック部材7を供給するとき
には、フック部材供給装置24の第1スライダ74が、
サーボモータ70によるボールねじ軸71の回転により
ラック25におけるフック部材7が収納されている位置
まで後退し、次いで、第1ロータリシリンダ78で第2
スライダ26上の回動部材79が回動してフィンガ81
がラック25側に向くとともに、シリンダ75の作動で
第2スライダ76が第1スライダ74に対してラック2
5側に移動し、第2ロータリシリンダ80の作動によっ
て開閉方向が水平方向となっているフィンガ81の閉じ
動作でラック25内の1個のフック部材7が摘まれる。
この摘まれるフック部材7は、上下に多数のフック部材
7が積み重ねられたフック部材列のうちの最下位のもの
である。
【0063】この後、シリンダ75で第2スライダ76
はラック25から後退するとともに、回動部材79は第
1ロータリシリンダ78で上記とは逆方向に回動し、ま
た、第2ロータリシリンダ80でフィンガ81は開閉方
向が垂直方向となる角度まで回動する。そして、第1ス
ライダ74はサーボモータ70によるボールねじ軸71
の回転で前進し、フィンガ81に摘まれているリベット
10付きのフック部材7はリベットカシメ装置20の位
置まで送られる。なお、ラック25に上下に積み重ねら
れて多数収納されていたフック部材列のうち、最下位の
フック部材7がリベットカシメ装置20に供給されたフ
ック部材列は、1個のフック部材分だけ下に落ち、次ぎ
にフィンガ81がラック25の位置に戻ってくるのを待
機する。
【0064】この実施形態によると、フィンガ81は、
第2ロータリシリンダ80により開閉方向が垂直方向に
なる角度と水平方向になる角度と間で回動できるように
なっているため、ラック25に収納されているときのフ
ック部材7の姿勢を、ラック25に多数積み重ねて収納
できるように垂直姿勢としても、フック部材7をリベッ
トカシメ装置20に供給するときは、フック部材7の姿
勢を所定の水平姿勢に変換できている。
【0065】次ぎに図11、図12で示したリベットカ
シメ装置20を説明する。枠台85の上部85Aにはシ
リンダ86が下向きに設置され、枠台85の下部85B
にはシリンダ87が上向きに取り付けられている。シリ
ンダ86のピストンロッド86Aにはカシメ上型88が
連結され、シリンダ87のピストンロッド87Aにはカ
シメ下型89が連結されている。これらの上型88と下
型89は、図12で示す枠台85に設けられたガイドレ
ール90で案内されながら上下動自在である。
【0066】枠台85の下部85B上にはシリンダ91
が上向きに設置され、このシリンダ91のピストンロッ
ド91Aの先端には上方へ延びるピン92を備えたスラ
イダ93が取り付けられている。このスライダ93は、
カシメ下型89のガイドレール94で案内されて上下動
自在である。
【0067】フック部材供給装置24のフィンガ81で
摘まれてフック部材7がリベットカシメ装置20に位置
に送られてくると、シリンダ91のピストンロッド91
Aが伸び作動し、これよりフック部材7に形成されてい
る図2、図3の孔12にスライダ93のピン92が下か
ら挿入し、フック部材7がピン92で支持されるととも
に、フィンガ81は開き動作し、フィンガ81は、次ぎ
のフック部材7をリベットカシメ装置20に送るために
フック部材供給装置24の前述した作動でラック25側
に戻る。
【0068】図7、図8の送り装置18によりレール1
7上のシャッターカーテン4が前述したように間欠送り
され、この間欠送りの繰り返しでフック部材7を取り付
けるべきスラット6、すなわち図3の孔11が端部に孔
明け装置19で予め形成されたスラット6がリベットカ
シメ装置20の位置に送られてくると、シリンダ86と
87のピストンロッド86A,87Aが伸び作動し、ま
たシリンダ91のピストンロッド91Aは縮み作動す
る。これにより、フック部材7に予め挿入されているリ
ベット10は、カシメ上型88で下向きに押されてスラ
ット7の孔11に通されるとともに、孔11から下に突
出したリベット10の中空の軸部10A(図3参照)の
先端はカシメ下型89でカシメ加工されて図3の状態に
なり、またフック部材7はピン92の支持から外れる。
【0069】このリベットカシメ作業は、端部に孔11
が形成されているスラット6がリベットカシメ装置20
の位置に送られくるたびに行われ、図6のレール17上
のシャッターカーテン4における一定個数ごとのスラッ
ト6の端部に、フック部材7はリベット10のカシメ加
工で取り付けられる。
【0070】このようにして一定個数ごとのスラット6
の端部にフック部材7が取り付けられたシャッターカー
テン4は、前述したように図6のシャッターカーテン巻
取装置21で巻き取られ、そしてクレーンで送り出しコ
ンベア23に載せられて次工程に送られる。
【0071】リベットカシメ装置20でリベット10の
カシメ加工を行うときも、図6で示した移動台26は、
前記一対の孔明け装置19でスラット6の左右両端部に
孔11を明けたときと同じ位置にあり、したがって孔明
け装置20で形成された孔11に所定通りリベット10
を通すことができ、そしてリベット10をカシメ加工す
ることができる。
【0072】以上のように本実施形態によると、スラッ
ト6の左右両端部にリベット10でフック部材7を取り
付けるためのフック部材取付手段22は、孔明け装置1
9とリベットカシメ装置20とからなり、シャッターカ
ーテン4の両側に一対あるこれらの孔明け装置19とリ
ベットカシメ装置20のスラット長さ方向の間隔L3
は、スラット7に孔11を加工し、そしてこの孔11に
リベット10を通してカシメ加工するときにおいて、ス
ラット6の左右両端部における予め設定されているフッ
ク部材7の取付位置間の間隔L4と対応した大きさにな
っているため、図15で示すスラット6の長さL1に誤
差があっても、この誤差と無関係に所定の正確な間隔L
4でスラット6の両端部にフック部材7を取り付けこと
ができる。
【0073】また、一対のフック部材取付手段22の一
方は、他方に向かって移動台26の移動で移動自在にな
っているため、長さL1が異なる複数種類のスラットに
対しても対応できる。
【0074】また、リベット10はスラット6に孔明け
装置19で予め明けられた孔11の通されてカシメ加工
されるため、リベットカシメ装置20を大きなプレス力
を有するものとする必要がなく、このため、リベットカ
シメ装置20の小型化、構造の簡単化を図ることができ
る。
【0075】
【発明の効果】本発明によると、スラット等のシャッタ
ーカーテン構成部材の長さに誤差があっても、シャッタ
ーカーテン構成部材の両端部に取り付けられるフック部
材の取付位置間の間隔を本来の所定間隔とすることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物用シャッターの全体を示す正面図である。
【図2】ガイドレールを透視し、フック部材の部分を拡
大して示した図1の一部拡大である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のVI−VI線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】本発明の一実施形態形態に係るフック部材取付
装置の全体を示す概略平面図である。
【図7】図6で示された送り装置の具体的平面図であ
る。
【図8】同装置の正面図である。
【図9】図6で示された孔明け装置の一部破断の正面図
である。
【図10】同装置の一部破断の側面図である。
【図11】図6で示されたリベットカシメ装置の一部破
断の正面図である。
【図12】同装置の一部破断の側面図である。
【図13】図6で示されたフック部材供給装置の側面図
である。
【図14】同装置と図6で示されたラックの平面図であ
る。
【図15】図6のフック部材取付装置によりシャッター
カーテン構成部材であるスラットの左右両端部にフック
部材を取り付けた場合のフック部材取付位置の間隔を示
す図である。
【図16】従来のスラットの左右両端部にフック部材を
取り付けたときのフック部材取付位置を示す図である。
【符号の説明】
1 建物の開口部 4 シャッターカーテン 5 ガイドレール 6 シャッターカーテン構成部材であるスラット 7 フック部材 10 リベット 11 スラットの孔 19 孔明け装置 20 リベットカシメ装置 22 フック部材取付手段 55 孔明けパンチ 56 潰し型 59 弾性部材 L3 一対のフック部材取付手段の間隔 L4 スラットの両端部における予め設定されたフック
部材取付位置間の間隔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の連設により建物用シャッターのシ
    ャッターカーテンを構成するシャッターカーテン構成部
    材の両端部に、前記シャッターカーテンの両端部が移動
    自在に挿入されるガイドレールに係止してこのガイドレ
    ールからの前記シャッターカーテンの抜け止めをするフ
    ック部材を取り付けるためのフック部材取付装置であっ
    て、前記シャッターカーテン構成部材の両端部に前記フ
    ック部材を取り付けるための一対のフック部材取付手段
    を有し、少なくとも前記フック部材の取付時におけるこ
    れらのフック部材取付手段の配置間隔が、前記シャッタ
    ーカーテン構成部材の両端部の予め設定されているフッ
    ク部材取付位置間の所定間隔と対応した大きさになって
    いることを特徴とする建物用シャッターのシャッターカ
    ーテン構成部材へのフック部材取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物用シャッターのシ
    ャッターカーテン構成部材へのフック部材取付装置にお
    いて、前記フック部材はリベットで前記シャッターカー
    テン構成部材に取り付けられ、前記フック部材取付手段
    は、前記フック部材に挿入した前記リベットを前記シャ
    ッターカーテン構成部材に通してカシメ加工するもので
    あることを特徴とする建物用シャッターのシャッターカ
    ーテン構成部材へのフック部材取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建物用シャッターのシ
    ャッターカーテン構成部材へのフック部材取付装置にお
    いて、前記フック部材が前記リベットで前記シャッター
    カーテン構成部材に取り付けられる前にこのシャッター
    カーテン構成部材には前記リベットを通すための孔が加
    工され、前記フック部材取付手段は、この孔明け加工の
    ための孔明け装置と、前記リベットをカシメ加工するた
    めのリベットカシメ装置とを含んで構成されていること
    を特徴とする建物用シャッターのシャッターカーテン構
    成部材へのフック部材取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の建物用シャッターのシ
    ャッターカーテン構成部材へのフック部材取付装置にお
    いて、前記フック部材は前記シャッターカーテン構成部
    材の平坦部に取り付けられ、前記孔明け装置には、孔明
    け用パンチと、前記シャッターカーテン構成部材を変形
    させて前記平坦部を形成するための潰し型とが設けら
    れ、これらの孔明けパンチと潰し型は前記シャッターカ
    ーテン構成部材に対して同じ側に配設され、前記孔明け
    パンチは前記シャッターカーテン構成部材に向かって進
    退するシリンダのピストンロッドに連結され、前記潰し
    型はこの孔明けパンチに弾性部材を介して接続され、前
    記ピストンロッドの移動でこの潰し型が前記シャッター
    カーテン構成部材に当接した後、前記弾性部材を圧縮変
    形させる前記ピストンロッドのさらなる移動で前記孔明
    けパンチが前記シャッターカーテン構成部材に当接する
    ことを特徴する建物用シャッターのシャッターカーテン
    構成部材へのフック部材取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の建物用
    シャッターのシャッターカーテン構成部材へのフック部
    材取付装置において、前記一対のフック部材取付手段の
    うちの一方は、他方に向かって移動自在になっているこ
    とを特徴とする建物用シャッターのシャッターカーテン
    構成部材へのフック部材取付装置。
  6. 【請求項6】 複数の連設により建物用シャッターのシ
    ャッターカーテンを構成するシャッターカーテン構成部
    材の両端部に、前記シャッターカーテンの両端部が移動
    自在に挿入されるガイドレールに係止してこのガイドレ
    ールからの前記シャッターカーテンの抜け止めをするフ
    ック部材を取り付けるためのフック部材取付方法であっ
    て、前記シャッターカーテン構成部材の両端部側に配置
    された一対のフック部材取付手段の間隔を、前記シャッ
    ターカーテン構成部材の両端部の予め設定されているフ
    ック部材取付位置間の所定間隔と対応した大きさとし、
    これらのフック部材取付手段により前記シャッターカー
    テン構成部材の両端部にフック部材を取り付けることを
    特徴とする建物用シャッターのシャッターカーテン構成
    部材へのフック部材取付方法。
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