JPH11206538A - 個人別枕及びその製造方法 - Google Patents

個人別枕及びその製造方法

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JPH11206538A
JPH11206538A JP10029247A JP2924798A JPH11206538A JP H11206538 A JPH11206538 A JP H11206538A JP 10029247 A JP10029247 A JP 10029247A JP 2924798 A JP2924798 A JP 2924798A JP H11206538 A JPH11206538 A JP H11206538A
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pillow
height
basic
convex
shape
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JP10029247A
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English (en)
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Hisato Takashima
久登 高嶌
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KOUTOU KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G9/00Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
    • A47G9/10Pillows
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
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    • A47G9/007Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows comprising deodorising, fragrance releasing, therapeutic or disinfecting substances

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】枕使用者にとって最適な高さ及び形状で、寝返
りが妨げられたり、頸部が圧迫されて頭痛や吐き気を起
こしてしまうことがなく、楽な姿勢で快適に眠ることが
できる枕、及び、個人の体型や睡眠時の姿勢によって異
なる枕の最適な高さ及び形状に対応できる個人別枕の製
造方法の提供にある。 【解決手段】基礎枕及び凸枕を基本構成とし、高さ微調
節枕、頸部圧迫感微調節枕が前記基礎枕及び凸枕に必要
数付加されて、セットアップカバーに収納されてなる個
人別枕であって、基礎枕、凸枕、高さ微調節枕、頸部圧
迫感微調節枕はそれぞれ予め調製されてなり、該凸枕は
底面が平面状とされ、また上面は人体の頭部から頸椎に
かけて形成される曲面に合致する形状とされていること
を特徴とする個人別枕とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人別枕及びその製
造方法に関し、その目的は、枕使用者にとって最適な高
さ及び形状で、寝返りが妨げられたり、頸部が圧迫され
て頭痛や吐き気を起こしてしまうことがなく、楽な姿勢
で快適に眠ることができる枕、及び、個人の体型や睡眠
時の姿勢によって異なる枕の最適な高さ及び形状に対応
できる個人別枕の製造方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】枕は睡眠の快適さに大きく関与してお
り、枕によって快適に眠ることができるか否かが決めら
れるとも言われている。従って、快適な睡眠のために
は、自分に最適な枕を使用することが最も大切であると
考えられている。最適な枕の条件としては、先ず第一
に、寝心地が良いこと、即ち、枕の高さ、硬さ、素材、
大きさ、香り、色、音などが使用者に合っていることが
挙げられる。その他、頭部が蒸れないこと、つまり、睡
眠時に出る汗を自然に吸収・発散することができるなど
通気性、吸湿性、放湿性において優れており、更に断熱
性において優れていること、寝返りを自然に行えること
などが最適な枕の条件と考えられている。
【0003】また、最近では、頸椎に集中する神経系統
や筋への血液の流れを妨げないように、頸椎を支える構
造とすることも最適な枕の条件の一つと考えられてお
り、頸椎を支える形状とされた枕が多数創出されてい
る。例えば、頸椎支持部となる2つの山部の間に頭部を
支持する窪み部を有する、所謂凹型の枕や、頸部が接す
る部分が高く、頭部が接する部分が低くされ、更に中央
部に空洞を有する所謂ドーナツ型の枕などが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た凹型の枕やドーナツ型の枕など、従来より存在する頸
椎を支える形状とされた枕には、以下のような問題点が
存在した。即ち、一般に睡眠時の姿勢は、横向きと上向
きの2つに大きく分けることができるが、上記した凹型
の枕やドーナツ型の枕では横向きの姿勢で寝ることは困
難で、しかも頭部が固定されてしまうため寝返りができ
ず、その結果、血行障害が起こり、床擦れを引き起こし
てしまうこともあるという問題点が存在する。
【0005】また、最適な枕の高さや形状は個人差が大
きく、個人の体型だけでなく、睡眠時の姿勢によっても
異なってくるが、上記した凹型の枕やドーナツ型の枕な
どは、一般的な高さや形状に合わせて予め製造されてい
るため、個人差に対応できず、その結果、枕の高さや頸
椎を支える部分の形状が使用者の体型に合わないために
頸部が圧迫され、頭痛や吐き気を起こしてしまうことが
あるという問題点も存在した。
【0006】そこで、枕使用者にとって最適な高さ及び
形状で、寝返りが妨げられたり、頸部が圧迫されて頭痛
や吐き気を起こしてしまうことがなく、楽な姿勢で快適
に眠ることができる枕、及び、個人の体型や睡眠時の姿
勢によって異なる枕の最適な高さ及び形状に対応できる
個人別枕の製造方法の創出が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであって、請求項1に係る発
明は、基礎枕及び凸枕を基本構成とし、高さ微調節枕、
頸部圧迫感微調節枕が前記基礎枕及び凸枕に必要数付加
されて、セットアップカバーに収納されてなる個人別枕
であって、基礎枕、凸枕、高さ微調節枕、頸部圧迫感微
調節枕はそれぞれ予め調製されてなり、該凸枕は底面が
平面状とされ、また上面は人体の頭部から頸椎にかけて
形成される曲面に合致する形状とされていることを特徴
とする個人別枕に関し、請求項2に係る発明は、前記基
礎枕の充填材として、少なくとも炭が用いられているこ
とを特徴とする請求項1記載の個人別枕に関する。
【0008】また請求項3に係る発明は、枕使用者の手
のひらの厚み及び、脇から耳までの距離を測定して両者
の平均値を測定した後、枕使用者が上向きの姿勢で眠る
ことが多い場合には、この平均値と手のひらの厚みの2
倍の値との間を枕の最適な高さとし、また、枕使用者が
横向きの姿勢で眠ることが多い場合には、平均値と脇か
ら耳までの距離との間を枕の最適な高さとし、この高さ
及び前記測定値に基づいて、基礎枕、凸枕、更に必要に
応じて高さ微調節枕及び/又は頸部圧迫感微調節枕を組
合せた後、セットアップカバーに収納して仮枕を得、次
いで、この仮枕を枕使用者が実際に使用し、高さ微調節
枕及び/又は頸部圧迫感微調節枕を用いて、枕使用者の
好みの高さ及び形状に調節することを特徴とする個人別
枕の製造方法に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明に係る個人別枕は、枕使用者
にとって最適な高さ及び形状とされている。即ち、枕の
最適な高さ及び形状は、枕使用者の体型及び睡眠時の姿
勢により異なるため、個人の体型を測定し、睡眠時の姿
勢を診断した上で、最適な高さ及び形状が決定され、個
人別枕が製造される。
【0010】本発明に係る個人別枕にとって、先ず重要
な点は枕の高さであり、最適な枕の高さは、上述した如
く、個人の体型及び睡眠時の姿勢によって決められる。
即ち、枕使用者の体型は勿論、上向きの姿勢で眠ること
が多いか、或いは横向きの姿勢で眠ることが多いかによ
っても最適な枕の高さは異なってくるのである。具体的
には、上向きで眠る場合には、枕使用者の手のひらの厚
みを測定した値の2倍が最適な枕の高さとされる。ま
た、横向きで眠る場合には、脇から耳までの距離が最適
な枕の高さとされる。但し、一般的に人は睡眠中に寝返
りをし、一晩に上向きと横向きの両方の姿勢になると考
えられるので、この点も考慮して枕の最適な高さを決定
する必要がある。従って、上向きで眠ることが多い人の
場合には、手のひらの厚みと、脇から耳までの距離を測
定してその平均値を算出し、この平均値と手のひらの厚
み2枚分の値の間が、最適な枕の高さとされる。また、
横向きで眠ることが多い人の場合には、手のひらの厚み
と、脇から耳までの距離を測定してその平均値を算出
し、この平均値と脇から耳までの距離との間が、最適な
枕の高さとされる。
【0011】上記方法により算出された枕の最適な高さ
及び測定値に基づいて、先ず仮枕が製造される。仮枕
は、基礎枕及び凸枕を基本構成としており、更に必要に
応じて高さ微調節枕、頸部圧迫感微調節枕が必要数付加
されてなる。その後、この仮枕を枕使用者が実際に使用
し、高さ微調節枕及び頸部圧迫感微調節枕の枚数、収納
位置を調節することにより、枕使用者の好みの高さ及び
形状とされた個人別枕が得られる。
【0012】以下、本発明に係る個人別枕の製造方法に
ついて、図面に基づいて詳細に説明する。図1は仮枕の
基本構成となる基礎枕及び凸枕を示す図、図2は基礎枕
が袋に充填材が充填されてなることを示す図、図3は凸
枕の斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は凸枕の
断面図、図6及び図7は基礎枕及び凸枕がセットアップ
カバーに収納されて仮枕が得られる状態を示す図、図8
は高さ微調節枕が付加されてセットアップカバーに収納
される状態を示す図、図9は頸部圧迫感微調節枕が凸枕
の後方上側に付加されてセットアップカバーに収納され
る状態を示す図、図10は頸部圧迫感微調節枕が凸枕の
前方下側に付加されてセットアップカバーに収納される
状態を示す図、図11は高さ微調節枕及び頸部圧迫感微
調節枕が1枚ずつ付加されてセットアップカバーに収納
される状態を示す図、図12はセットアップカバーの断
面図、図13はセットアップカバーに基礎枕及び凸枕が
収納された状態を示す断面図、図14は仮枕に高さ微調
節枕が付加される状態を示す図、図15は頸部圧迫感微
調節枕が凸枕の後方上側に重ねられた状態を示す図、図
16は頸部圧迫感微調節枕が凸枕の前方下側に重ねられ
た状態を示す図である。
【0013】本発明に係る個人別枕を製造する工程とし
て、先ず、上記方法により算出された枕の最適な高さ及
び測定値に基づいて、仮枕が製造される。仮枕は、図1
に示す基礎枕(1)及び凸枕(2)を基本構成としてい
る。
【0014】基礎枕(1)は、図2に示すように、充填
材(11)が袋(12)に充填されてなる。充填材(1
1)としては、籾殻、蕎麦殻、綿、羽毛、発泡合成樹脂
粒など、一般に枕の充填材として用いられているもので
あれば全て好適に用いることができ、枕使用者の好みの
硬さ、香り等に合ったものを用いればよい。また、本発
明においては、充填材(11)として特に炭が好ましく
用いられる。炭が特に好ましく用いられるのは、炭は空
気中の有害物や水分などに対する吸着力が高く、また、
通気性や放湿性においても優れているため、充填材(1
1)として炭を用いると、枕に優れた通気性、吸湿性、
放湿性及び空気清浄効果が付与され、睡眠に最適な温
度、湿度を維持することができるからである。尚、炭の
効果は半永久的であり、効果が軽減した場合には基礎枕
(1)を天日干しすることにより効果は簡単に回復する
ため、炭を枕に用いることによる効果が損なわれてしま
うことはない。
【0015】充填材(11)として炭を用いる場合、使
用する炭は特に限定されず、原木を750〜1000℃
で焼き、350〜520℃で炭化させることにより得ら
れる白炭、原木を400〜750℃で焼き、250〜4
50℃で炭化させることにより得られる黒炭のいずれも
好ましく用いることができる。白炭としては、ウバメガ
シ(Quercus phillyraeoides)を原木とし、1000℃
前後で焼かれた備長炭など、ブナ科(Fagaceae)ナラ属
(Quercus)に属するカシ類やナラ類を原木とした炭や、
イネ科(Gramineae)に属する竹を用いた炭、スギ(Cryp
tomeria japonica)、ヒノキ(Chamaecyparis obtus
a)、アカマツ(Pinus densiflora)、クロマツ(Pinus
thunbergii)などの針葉樹を原木とした炭を例示する
ことができる。また黒炭としては、クヌギ(Quercus ac
utissima)、コナラ(Quercus serrtaThunb)などを原
木とした炭を例示することができる。特に竹の炭は内部
の管の径が他の炭に比べて大きいため、空気中の有害物
や水分などに対する吸着力が高く、しかも枕の充填材
(11)として最適な硬度であるので、最も好ましく用
いられる。尚、使用する炭の形状は特に限定されない
が、粒状、粉状など、充填材として適した形状のものを
用いるのが好ましい。
【0016】炭を用いる場合、充填材(11)として炭
のみを用いてもよいが、基礎枕(1)に弾力性を持たせ
るために、蕎麦殻や筒状のプラスチックなどを配合する
ことも可能である。また、これらを配合すると、基礎枕
(1)が適度な高さを維持することができ好ましい。
【0017】また、抗菌・防虫効果を有している、ヒノ
キ(Chamaecyparis obtusa)や、スギ科(Taxodiaceae)
に属するシーダー(西洋スギ)を用いると、基礎枕
(1)に抗菌・防虫作用が付与される。従って、上記炭
に加え、ヒノキ及び/又はシーダーが混合されてなる充
填材(11)を用いると、黴やダニなどの害虫の発生を
防ぎ、忌避することもでき、より好ましい。ヒノキやシ
ーダーを用いる場合には、粒状、粉状、チップ状、スラ
イス状など、充填材として適した形状のものを用いるの
が好ましい。
【0018】その他、クスノキ(Cinnamomum camphora
Sieb.)、クローブ(Eugenia caryophyllata)、ユーカリ
(Eucalyptus globulus)、アカマツ(Pinus densiflor
a)、アカトドマツ(Abies sachalinensis)、アオトド
マツ(Abies mayriana)、エゾマツ(Picea jezoensi
s)、ヒバ(Thujopsis dolabrata)、モミ(Abies firm
a)、などの香木、ドクタミ(Houttuynia cordata)、チ
ャ(Thea sinensis)、セージ(Salvia officinalis)、
ローズマリー(Rosemarinus officinalis L.)などのハ
ーブ、カモミル(Matricaria chamomilla)、ビャクダン
(Santalum album L.)、ローズウッド(Aniba rosaeodo
ra)、ゼラニューム(Pelargonium inquinans)、ラベン
ダー(Lavandula officinalis)、ベルガモット(Citrus
aurantium bergamia)、ジャスミン(Jasminum officin
ale)、カンフィー、オレンジ(Citrus sinensis)等を使
用したポプリ、綿、羊毛、フェザー、ダウン、蕎麦殻、
エステル綿なども充填材(11)として、好ましく用い
ることができる。
【0019】基礎枕(1)に用いられる袋(12)の素
材は特に限定されないが、充填材(11)として炭を用
いる場合、炭の微粉末が袋(12)から漏れやすいの
で、不織布、より好ましくは高密度の不織布を用いるの
が望ましい。また、通気性、通水性においても優れた不
織布は特に好ましく用いられる。
【0020】基礎枕(1)の平面視形状は特に限定され
ず、枕全体の平面視形状と略同じであっても、或いは図
1に示す例の如く、枕全体の半分の形状であってもよ
い。また、使用する基礎枕(1)の枚数も特に限定され
ないが、図示例のように枕全体の半分の大きさの基礎枕
(1)を用いる場合には、基礎枕(1)を2枚使用すれ
ばよい。
【0021】凸枕(2)は、例えば図3に示すように、
平面視略長方形状とされる。また、図4に示すように、
底面は平面状とされ、上面は人体の頭部から頸椎にかけ
て形成される曲面に合致する形状とされており、頸部を
支える部分(21)及び頭部を支える部分(22)から
構成される。従って、睡眠時に首部分の神経、血管、皮
膚、筋肉などを全て支えることができ、頸椎に集中する
神経系統や筋への血液の流れを妨げることはない。尚、
凸枕(2)は、図3及び図4に示すものに限定されず、
頸部を支える部分(21)のみから構成される、枕全体
の平面視形状の略半分の大きさのものであってもよい
(図5参照)。
【0022】凸枕(2)は、本発明に係る個人別枕にお
けるクッション材となるため、素材としては、綿などの
クッション性を有するものが用いられる。特に、ポリエ
ステル綿は放湿性において優れているため好ましく用い
られる。尚、ポリエステル綿などを袋に充填して図3乃
至図5に示す形状としたものを凸枕(2)としてもよ
く、また、図3乃至図5に示す形状に成形されたポリエ
ステル綿をそのまま、或いは袋に収納して凸枕(2)と
してもよいが、凸枕(2)の形状を安定させるには、綿
に圧縮加工を施して図3乃至図5に示す形状に成形した
ものを用いるのが好ましい。
【0023】上記した基礎枕(1)及び凸枕(2)が、
仮枕の基本構成とされ、基礎枕(1)及び凸枕(2)の
みで、算出された高さ及び測定値に基づいた枕の高さ及
び形状とすることができる場合には、図6及び図7に示
すように、基礎枕(1)及び凸枕(2)をセットアップ
カバー(3)に収納することにより、仮枕(4)を得る
ことができる。また、基礎枕(1)及び凸枕(2)のみ
では枕が低すぎる場合や、凸枕(2)の頸部を支える部
分の高さが枕使用者に合わない場合には、高さ微調節枕
(5)や頸部圧迫感微調節枕(6)が必要数付加され
る。
【0024】つまり、枕の高さが低すぎる場合には、図
8に示すように、高さ微調節枕(5)が付加される。
尚、図示例においては、高さ微調節枕(5)が1枚付加
されているが、最適な高さとするために複数枚付加する
ことも勿論可能である。また、図示例においては、高さ
微調節枕(5)は基礎枕(1)の下に重なるようにされ
ているが、凸枕(2)と基礎枕(1)の間に高さ微調節
枕(5)を収納しても構わない。尚、高さ微調節枕
(5)は個人別枕の全体的な高さを調節するためのもの
であるから、その平面視形状は、図8に示すように、枕
全体の平面視形状と略同じとされる。
【0025】また、図9及び図10に示すように、凸枕
(2)の後方上側又は前方下側に、頸部圧迫感微調節枕
(6)を付加することにより、頸部を支える部分の高さ
を、枕使用者に適した高さに調節することができる。
尚、頸部圧迫感微調節枕(6)の使用枚数も、図示例に
限定されず、2枚以上使用することも可能である。尚、
仮枕(4)製造の際には、前記測定値及び算出された枕
の高さに基づいて、頸部圧迫感微調節枕(6)の使用枚
数を決定すればよく、頸椎部分に感じる圧迫感の微調節
は、仮枕(4)を実際に使用した際の使用感に基づいて
行えばよい。この微調節については後述する。尚、頸部
圧迫感微調節枕(6)は、頸部を支える部分の高さや形
状を調節するために、枕の前方或いは後方に収納される
ものであるから、その平面視形状は略長方形状で、その
長辺の長さは枕全体の平面視形状の長辺の長さと略同じ
とされ、短辺の長さは枕全体の平面視形状の短辺の長さ
の略半分とされる。
【0026】高さ微調節枕(5)及び頸部圧迫感微調節
枕(6)に用いられる素材としても、凸枕(2)と同様
に、ポリエステル綿などのクッション性を有するものが
用いられる。尚、高さ微調節枕(5)及び頸部圧迫感微
調節枕(6)として、長方形状のポリエステル綿をその
まま使用することも、或いはポリエステル綿を袋に収納
したものを使用することも可能である。
【0027】上記した如く、基礎枕(1)及び凸枕
(2)を基本構成とし、更に必要に応じて高さ微調節枕
(5)、頸部圧迫感微調節枕(6)を必要数付加してセ
ットアップカバー(3)に収納することにより、仮枕
(4)を得ることができる(図6乃至図10参照)。
【0028】得られた仮枕(4)に用いられる高さ微調
節枕(5)及び頸部圧迫感微調節枕(6)の使用枚数及
び収納位置は人によって異なり、例えば、高さ微調節枕
(5)及び頸部圧迫感微調節枕(6)を1枚ずづ使用し
た場合には、基礎枕(1)、凸枕(2)、高さ微調節枕
(5)及び頸部圧迫感微調節枕(6)が図11に示すよ
うに組み合わされて、セットアップカバー(3)に収納
される。
【0029】セットアップカバー(3)としては、仮枕
(4)に必要な基礎枕(1)及び凸枕(2)、更に、高
さ微調節枕(5)、頸部圧迫感微調節枕(6)を全て収
納することができる袋状のものであれば全て好ましく用
いることができる。また本発明においては、図12に示
すように、内部にクッション材(31)及び/又は枕収
納袋(32)が設けられたセットアップカバー(3)が
特に好ましく用いられる。
【0030】クッション材(31)は図示例の如くセッ
トアップカバー(3)の底部に設置されているのが好ま
しく、これにより、枕の底部を安定させることができる
とともに、枕にクッション性を付与することができる。
尚、内部にクッション材(31)が設けられたセットア
ップカバー(3)を用いて仮枕(4)を製造する場合に
は、枕の高さを設定する際に、このクッション材(3
1)の厚みを考慮して設定する必要があるのは当然であ
る。
【0031】枕収納袋(32)は頸部圧迫感微調節枕
(6)や基礎枕(1)の位置を安定させるために設けら
れており、図12に示す如く、その端部をセットアップ
カバー(3)の端部に固定することにより、セットアッ
プカバー(3)に設置されている。つまり頸部圧迫感微
調節枕(6)は、上述した如く、枕全体の前方或いは後
方に収納され、その平面視形状は、図9乃至図11に示
す如く、枕全体の略半分の長方形状とされるため、図9
乃至図11に示すように、頸部圧迫感微調節枕(6)を
凸枕(2)の前方下側或いは後方上側にセットすると、
その位置が前後にずれてしまう恐れがある。従って、頸
部圧迫感微調節枕(6)を使用する際には、セットアッ
プカバー(3)内の枕収納袋(32)に収納することに
より、頸部圧迫感微調節枕(6)の位置がずれてしまう
のを防ぐことができる。また、この枕収納袋(32)に
基礎枕(1)を収納することも可能である。つまり、図
1に示すような、枕全体の略半分の形状の基礎枕(1)
を使用する場合には、基礎枕(1)を枕収納袋(32)
に収納することにより、基礎枕(1)の位置がずれてし
まうのを防ぐことができるとともに、基礎枕(1)を凸
枕(2)の上側に重ねるか、それとも下側に重ねるか
を、自由に選択することができる。例えば、基礎枕
(1)内に充填されている炭などの充填物(11)によ
る香りや効果をより確実に発揮させたい場合には、図1
3に示すように、頭部に接する部分(枕の後方)に収納
される基礎枕(1)のみを凸枕(2)の上側に重ねれば
よい。
【0032】セットアップカバー(3)及び枕収納袋
(32)の素材は全く限定されず、布やネット状のもの
などが用いられる。特に、枕を使用したときの使用感を
考慮すると、セットアップカバー(3)には綿布などの
柔らかい素材を用いるのが好ましい。
【0033】次いで、本発明に係る個人別枕の最終的な
高さ及び形状を決定するために、枕使用者に仮枕(4)
を実際に使用してもらう。これは、算出された枕の高さ
や測定値に基づいて製造された仮枕(4)の高さ及び形
状が、必ずしも枕使用者にぴったりと合うとは限らず、
やはり実際に枕を使用したときの使用感が個人別枕の最
終的な高さ及び形状を決定する上で重要であるからであ
る。即ち、仮枕(4)を実際に使用しながら、枕使用者
が最も寝心地が良いと感じる高さ及び形状に調節した
後、個人別枕が製造される。この最終的な微調節は、高
さ微調節枕(5)及び頸部圧迫感微調節枕(6)によっ
て行われる。但し、高さの微調節は、前記した算出され
た最適な枕の高さの範囲内で行われる。即ち、上向きで
眠ることが多い人の場合には、手のひらの厚みの2倍の
値と平均値(手のひらの厚みの2倍の値と脇から耳まで
の距離の平均値)の間で高さの微調節が行われ、横向き
で眠ることが多い人の場合には、脇から耳までの距離と
平均値の間で高さの微調節が行われる。
【0034】高さの微調節は高さ微調節枕(5)の使用
枚数を増減させることによって行われる。つまり、枕使
用者が仮枕(4)を実際に使用した時に、仮枕(4)の
高さが低いと感じる場合には、図14に示す如く、高さ
微調節枕(5)を1枚ずつ付加しながら、最適な高さと
なるように調節し、また仮枕(4)の高さが高いと感じ
る場合には、仮枕(4)内に収納されている高さ微調節
枕(5)を取り出して枚数を減らすことにより、最適な
高さに調節することができる。尚、高さ微調節枕(5)
は、前記仮枕(4)製造の際と同様に、基礎枕(1)の
下、或いは凸枕(2)と基礎枕(1)の間に収納される
のが望ましい。
【0035】頸部を支える部分の高さ及び形状の微調節
は、頸部圧迫感微調節枕(6)の使用枚数の増減及び、
収納位置の調節によって行われる。頸部圧迫感微調節枕
(6)による微調節は頸椎部分の圧迫感の微調節であ
り、仮枕(4)を実際に使用した時に頸部に圧迫感を感
じる場合には、図15に示すように、頸部圧迫感微調節
枕(6)が凸枕(2)の後方上側、即ち頭部を支える部
分に重なるように、頸部圧迫感微調節枕(6)をセット
アップカバー(3)内に収納することにより、頸部の圧
迫感を軽減すればよい。また、仮枕(4)製造時に、頸
部圧迫感微調節枕(6)が凸枕(2)の前方下側、即ち
頸部を支える部分に収納されている場合には、この頸部
圧迫感微調節枕(6)を取り出すことにより、頸部の圧
迫感を軽減することができる。逆に、凸枕(2)の頸部
を支える部分の高さが足りない場合には、図16に示す
ように、頸部圧迫感微調節枕(6)が凸枕(2)の前方
下側、即ち頸部を支える部分に重なるように、頸部圧迫
感微調節枕(6)をセットアップカバー(3)内に収納
することにより、頸部を支える部分の高さを加えればよ
い。また、仮枕(4)製造時に、頸部圧迫感微調節枕
(6)が凸枕(2)の後方上側、即ち頭部を支える部分
に収納されている場合はこの頸部圧迫感微調節枕(6)
を取り出すことにより、頸部の圧迫感を増加することが
できる。上述した方法により、頸部圧迫感微調節枕
(6)の使用枚数の増減及び、収納位置の調節を行い、
頸部を支える部分の高さ及び形状が最終的に決定され
る。尚、図15及び図16は、仮枕(4)が基礎枕
(1)及び凸枕(2)のみで構成されている場合に頸部
圧迫感微調節枕(6)を付加した状態を示している。ま
た、図示例においては、頸部圧迫感微調節枕(6)は凸
枕(2)の上または下に重なるようにされているが、収
納場所は特に限定されず、凸枕(2)の曲面の形状を損
なわない位置に収納すればよい。
【0036】以上説明したように、枕使用者が仮枕
(4)を実際に使用してみることにより、最終的な枕の
高さ及び形状が決定された後、必要なパーツが全て組み
合わされた個人別枕が製造される。得られた個人別枕に
用いられた高さ微調節枕(5)及び頸部圧迫感微調節枕
(6)の使用枚数や収納位置は人によって異なることと
なり、枕使用者にとって最適な高さ及び形状の枕を得る
ことができる。従って、枕の高さや形状が合わないため
に寝返りが妨げられたり、頸部が圧迫されて頭痛や吐き
気を起こしてしまうことはなく、快適に眠ることができ
る。
【0037】上述した如く、本発明に係る個人別枕は、
予め調製された基礎枕、凸枕、高さ微調節枕及び頸部圧
迫感微調節枕を組み合わせることにより製造され、枕使
用者の睡眠時の姿勢を診断する、枕使用者の体型を測定
する、仮枕を製造する、仮枕を試して枕の高さ及び形状
の微調節を行う、必要なパーツを全て組み合わせて個人
別枕を仕上げる、という工程を経て製造される。具体的
には、例えば、店頭に予め調製された基礎枕、凸枕、高
さ微調節枕及び頸部圧迫感微調節枕を陳列しておき、枕
使用者の睡眠時の姿勢の診断及び体型の測定を行った
後、その場で、基礎枕、凸枕、高さ微調節枕及び頸部圧
迫感微調節枕を組み合わせて仮枕を製造し、次いで仮枕
を試して枕の高さ及び形状の微調節を行い、その後必要
なパーツが全て組み合わされた個人別枕が製造される。
また、枕使用者の睡眠時の姿勢の診断及び体型の測定を
行った後、仮枕の製造は工場などで行い、高さ及び形状
の微調節のみを店頭で行って個人別枕を製造してもよ
い。
【0038】また、本発明に係る個人別枕は、基礎枕、
凸枕、高さ微調節枕、頸部圧迫感微調節枕という複数の
パーツがセットアップカバーに収納されてなるので、そ
の一部が損傷した場合には、損傷したパーツのみを取り
替えることにより、容易に個人別枕を修復することがで
き、また、枕の高さや形状が身体に合わなくなった場合
には、高さ微調節枕や頸部圧迫感微調節枕の枚数を調整
することにより、最適な枕に補修することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る発明は、基礎枕及び凸枕を基本構成とし、高さ微調
節枕、頸部圧迫感微調節枕が前記基礎枕及び凸枕に必要
数付加されて、セットアップカバーに収納されてなる個
人別枕であって、基礎枕、凸枕、高さ微調節枕、頸部圧
迫感微調節枕はそれぞれ予め調製されてなり、該凸枕は
底面が平面状とされ、また上面は人体の頭部から頸椎に
かけて形成される曲面に合致する形状とされていること
を特徴とする個人別枕に関するものであるから、以下の
ような効果を奏する。
【0040】即ち、予め調製された基礎枕、凸枕、高さ
微調節枕、頸部圧迫感微調節枕という複数のパーツが組
み合わされて、セットアップカバーに収納されてなるの
で、枕使用者によって異なる枕の最適な高さ、形状、硬
さ等の微妙な調節をすることができる。従って、枕使用
者にとって最適な枕を確実に得ることができ、睡眠中に
寝返りが妨げられたり、頸部が圧迫されて頭痛や吐き気
を起こしてしまうことがなく、楽な姿勢で快適に眠るこ
とができる。しかも、枕の一部が損傷した場合には、損
傷したパーツのみを取り替えることにより、容易に個人
別枕を修復することができ、また、枕の高さや形状が身
体に合わなくなった場合には、高さ微調節枕や頸部圧迫
感微調節枕の枚数を調整することにより、最適な枕に補
修することもできる。また、底面が平面状で、上面が枕
使用者の頭部から頸椎にかけて形成される曲面に合致す
る形状とされた凸枕が用いられていることにより、睡眠
時に頸椎部分を支えることができ、頸椎に集中する神経
系統や筋への血液の流れが妨げられるのを防ぐことがで
きるという効果を奏する。
【0041】また請求項2に係る発明は、前記基礎枕の
充填材として、少なくとも炭が用いられていることを特
徴とする請求項1記載の個人別枕に関するものであるか
ら、睡眠に最適な温度、湿度を維持することができると
ともに、空気清浄効果が発揮され、枕使用者は快適に眠
ることができる。
【0042】更に請求項3に係る発明は、枕使用者の手
のひらの厚み及び、脇から耳までの距離を測定して両者
の平均値を測定した後、枕使用者が上向きの姿勢で眠る
ことが多い場合には、この平均値と手のひらの厚みの2
倍の値との間を枕の最適な高さとし、また、枕使用者が
横向きの姿勢で眠ることが多い場合には、平均値と脇か
ら耳までの距離との間を枕の最適な高さとし、この高さ
及び前記測定値に基づいて、基礎枕、凸枕、更に必要に
応じて高さ微調節枕及び/又は頸部圧迫感微調節枕を組
合せた後、セットアップカバーに収納して仮枕を得、次
いで、この仮枕を枕使用者が実際に使用し、高さ微調節
枕及び/又は頸部圧迫感微調節枕を用いて、枕使用者の
好みの高さ及び形状に調節することを特徴とする個人別
枕の製造方法に関するものであるから、個人の体型や睡
眠時の姿勢によって異なる枕の最適な高さ及び形状の微
妙な調節をすることができ、各人に最適な枕を製造する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮枕の基本構成となる基礎枕及び凸枕を示す図
である。
【図2】基礎枕が袋に充填材が充填されてなることを示
す図である。
【図3】凸枕の斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】凸枕の断面図である。
【図6】基礎枕及び凸枕がセットアップカバーに収納さ
れて仮枕が得られる状態を示す図である。
【図7】基礎枕及び凸枕がセットアップカバーに収納さ
れて仮枕が得られる状態を示す図である。
【図8】高さ微調節枕が付加されてセットアップカバー
に収納される状態を示す図である。
【図9】頸部圧迫感微調節枕が凸枕の後方上側に付加さ
れてセットアップカバーに収納される状態を示す図であ
る。
【図10】頸部圧迫感微調節枕が凸枕の前方下側に付加
されてセットアップカバーに収納される状態を示す図で
ある。
【図11】高さ微調節枕及び頸部圧迫感微調節枕が1枚
ずつ付加されてセットアップカバーに収納される状態を
示す図である。
【図12】クッション材及び枕収納袋が設けられたセッ
トアップカバーの断面図である。
【図13】枕収納袋が設けられたセットアップカバーに
基礎枕及び凸枕が収納された状態を示す断面図である。
【図14】仮枕に高さ微調節枕が付加される状態を示す
図である。
【図15】頸部圧迫感微調節枕が凸枕の後方上側に重ね
られた状態を示す図である。
【図16】頸部圧迫感微調節枕が凸枕の前方下側に重ね
られた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 基礎枕 11 充填材 12 袋 2 凸枕 3 セットアップカバー 4 仮枕 5 高さ微調節枕 6 頸部圧迫感微調節枕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎枕及び凸枕を基本構成とし、高さ微
    調節枕、頸部圧迫感微調節枕が前記基礎枕及び凸枕に必
    要数付加されて、セットアップカバーに収納されてなる
    個人別枕であって、基礎枕、凸枕、高さ微調節枕、頸部
    圧迫感微調節枕はそれぞれ予め調製されてなり、該凸枕
    は底面が平面状とされ、また上面は人体の頭部から頸椎
    にかけて形成される曲面に合致する形状とされているこ
    とを特徴とする個人別枕。
  2. 【請求項2】 前記基礎枕の充填材として、少なくとも
    炭が用いられていることを特徴とする請求項1記載の個
    人別枕。
  3. 【請求項3】 枕使用者の手のひらの厚み及び、脇から
    耳までの距離を測定して両者の平均値を測定した後、枕
    使用者が上向きの姿勢で眠ることが多い場合には、この
    平均値と手のひらの厚みの2倍の値との間を枕の最適な
    高さとし、また、枕使用者が横向きの姿勢で眠ることが
    多い場合には、平均値と脇から耳までの距離との間を枕
    の最適な高さとし、この高さ及び前記測定値に基づい
    て、基礎枕、凸枕、更に必要に応じて高さ微調節枕及び
    /又は頸部圧迫感微調節枕を組合せた後、セットアップ
    カバーに収納して仮枕を得、次いで、この仮枕を枕使用
    者が実際に使用し、高さ微調節枕及び/又は頸部圧迫感
    微調節枕を用いて、枕使用者の好みの高さ及び形状に調
    節することを特徴とする個人別枕の製造方法。
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