JPH11206219A - 乗用型芝刈機 - Google Patents

乗用型芝刈機

Info

Publication number
JPH11206219A
JPH11206219A JP1102798A JP1102798A JPH11206219A JP H11206219 A JPH11206219 A JP H11206219A JP 1102798 A JP1102798 A JP 1102798A JP 1102798 A JP1102798 A JP 1102798A JP H11206219 A JPH11206219 A JP H11206219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mower
transmission
output shaft
transmission case
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1102798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3542100B2 (ja
Inventor
Kazuo Samejima
和夫 鮫島
Hironori Dobashi
弘典 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP01102798A priority Critical patent/JP3542100B2/ja
Publication of JPH11206219A publication Critical patent/JPH11206219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3542100B2 publication Critical patent/JP3542100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業装置駆動用の出力軸と、モーアとを連動
連結する機構の耐久性を高めるとともに、伝動時の騒音
の発生を抑制できる乗用型芝刈機を提供する。 【解決手段】 モーア8を、走行機体3の前方位置に配
備するとともに、前車輪1に対するデフ装置14を内装
した伝動ケース6を前記走行機体3の前部に配設し、こ
の伝動ケース6より前方に突出させた作業装置駆動用の
出力軸19と前記モーア8とを、伝動軸16及び自在継
手24,25を介して連動連結した乗用型芝刈機におい
て、前記伝動ケース6の前端部よりも後退する凹部22
を前記伝動ケース6の前面部に前記デフ装置14の横側
に偏位させて形成するとともに、前記出力軸19を、前
記凹部22から突出してある乗用型芝刈機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーアを、走行機
体の前方位置に配備するとともに、前車輪に対するデフ
装置を内装した伝動ケースを前記走行機体の前部に配設
し、この伝動ケースより前方に突出させた作業装置駆動
用の出力軸と前記モーアとを、伝動軸及び自在継手を介
して連動連結した乗用型芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の乗用型芝刈機としては、
例えば特開平7‐117505号公報に開示されている
ように、伝動ケースの最も前端に位置する前面壁部分か
らモーアに向けて出力軸を突出させ、その出力軸とモー
アとを伝動軸及び自在継手を介して連動連結するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものは、走行機体に対する前後方向での位置が
所定のものに設定されているモーアと、出力軸とを伝動
軸及び自在継手を介して連動連結しているものであるか
ら、出力軸と伝動軸との相対角度や、伝動軸とモーア側
の入力軸との相対角度が比較的大きなものとなってお
り、そのため、自在継手での磨耗が生じやすくて耐久性
が低いとともに、自在継手での伝動騒音が大きいという
課題を有していた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、作業装置駆動用の出力軸と、モーアとを連動
連結する機構の耐久性を高めるとともに、伝動時の騒音
の発生を抑制できる乗用型芝刈機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求
項1にかかる乗用型芝刈機は、モーアを、走行機体の前
方位置に配備するとともに、前車輪に対するデフ装置を
内装した伝動ケースを前記走行機体の前部に配設し、こ
の伝動ケースより前方に突出させた作業装置駆動用の出
力軸と前記モーアとを、伝動軸及び自在継手を介して連
動連結した乗用型芝刈機において、前記伝動ケースの前
端部よりも後退する凹部を前記伝動ケースの前面部に前
記デフ装置の横側に偏位させて形成するとともに、前記
出力軸を、前記凹部から突出してあることを特徴構成と
する。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、作業装置駆動用の出力軸は、伝動ケースの前
端部より後退した位置より前方に突出させているから、
モーアと自在継手を介して連結されている伝動軸と、そ
の出力軸との自在継手を介しての連結箇所は従来に比較
して後方側に位置することになる。それにより、自在継
手を介して連動連結される出力軸と伝動軸との角度や、
伝動軸とモーアの入力軸との角度が従来よりも小さいも
のにできる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、自在継手における磨耗が抑制されて
耐久性が高まるとともに、伝動騒音の発生も抑制され、
モーアへ効率良く伝動できる利点がある。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる乗用
型芝刈機は、請求項1記載のものにおいて、前記モーア
を、前記走行機体における左右方向での中心位置よりも
前記出力軸が偏位する側に偏位する状態で配備してある
ことを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、モーアを、走行機体における左右方向での中
心位置よりも出力軸が偏位する側に偏位する状態で配備
してあるから、走行機体を小回りして芝刈作業をする場
合に、そのモーアの偏位した側を中心として小回りすれ
ば、芝地における刈り残し面積を小さくできるととも
に、そもそもそのモーアの偏位させる側が走行機体の左
右中心に対して偏位し、かつ出力軸の偏位する側に設定
してあることで、平面的な位置関係においても、自在継
手における出力軸と伝動軸との相対角度、及び伝動軸と
モーアの入力軸との相対角度が小さいものにできる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、モーアの偏位した側を中心として走
行機体を小回りする際には、そのときの芝地の刈り残し
が小さくなるので、刈り残り箇所を刈り取るための後処
理が楽になるとともに、平面的にも出力軸と伝動軸との
相対角度や、伝動軸とモーアの入力軸との相対角度が小
さいものとなるから、自在継手における磨耗の抑制や伝
動騒音の発生を抑制を一層図ることができ、一層効率よ
くモーアに伝動できる利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、乗用型芝刈機を示してい
る。この乗用型芝刈機は、左右一対の前車輪1,1及び
後車輪2,2により支持された走行機体3に、エンジン
4、搭乗運転部5を設けるとともに、該搭乗運転部5の
下方に配置されている後述の伝動ケース6から前方に延
出される左右一対のアーム7,7に取り付けられる状態
で走行機体3の前方箇所にモーア8を配設して構成して
いる。
【0012】そして、図3に示すように、走行機体3の
後部に搭載したエンジン4からの動力がメインシャフト
9を介して機体前側に配置されている静油圧式無段変速
装置(以下HSTと称する)10に入力されるととも
に、このHST10と一体に連結した伝動ケース6を走
行機体3に連結固定している。この伝動ケース6には、
図3乃至図5に示すように、搭乗運転部5に設けた変速
ペダル11で変速操作されるHST10の油圧モータM
からの変速動力が第1入力軸12を介して入力され、そ
の入力動力は、ギア伝動機構13を介して前車輪用のデ
フ装置14に伝動される。また、その入力動力に対する
制動装置15を伝動ケース6の下部後部に配置してい
る。さらに、HST10の油圧ポンプPからの動力が第
2入力軸16に伝達され、この第2入力軸16より第2
ギア伝動機構17及び作業装置用クラッチ18を介して
作業装置駆動用の出力軸19に伝達されるように構成し
ている。尚、図5に示すように、第2入力軸16からの
動力によって、モーア8の昇降等に供される油圧ポンプ
20が駆動されるようにしている。
【0013】図3及び図4に示すように、出力軸19
は、デフ装置14に対して右横側方箇所に偏位した位置
に配置されているのであって、前方に延出され、伝動ケ
ース6に形成した透孔21より油密状態で突出してい
る。この透孔21は、伝動ケース6における前端箇所A
より後退させた凹部22の奥に位置して前方に面する縦
壁22aに形成されている。そして、この出力軸19
と、モーア8の入力軸23とは、図1乃至図3に示すよ
うに、自在継手24,25及び伝動軸26を介して連動
連結している。ここで、出力軸19は伝動ケース6の前
端箇所Aよりも後方に奥まった箇所に配置されて自在継
手24を介して伝動軸26と連動連結しているから、出
力軸19が伝動ケース6の前端箇所Aより大きく前方に
突出するものに比較して、この出力軸19と伝動軸26
との軸芯同士の相対的な角度は小さいものになるととも
に、自在継手25を介して連動連結されるモーア8の入
力軸23と伝動軸26との軸芯同士の相対的な角度も小
さいものになって、自在継手24,25での磨耗が抑制
され、かつその自在継手24,25での伝動騒音の発生
も抑制される。さらに、図2に示すように、左右一対の
前車輪1,1間の中央箇所に位置する前記デフ装置14
よりも、右横側に偏位した状態でモーア8を配置してい
る。すなわち、モーア8における左右幅方向での中央位
置に配置されている入力軸23がデフ装置14位置より
も左右方向で右側に幾分偏位した状態でモーア8を配置
している。これにより、デフ装置14の右脇箇所に位置
する出力軸19と、伝動軸26と、入力軸23とが平面
視でも互いの相対的な角度を小さくできるので、自在継
手24,25での磨耗が一層抑圧され、かつ、その自在
継手24,25での伝動騒音の発生も一層抑圧される。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機を示す全体側面図
【図2】モーアを示す平面図
【図3】伝動ケースを示す一部破断側面図
【図4】伝動ケース内のギアやその支軸を示す縦断正面
【図5】伝動ケース内を示す概略説明図
【図6】伝動ケースの外観を示す斜視図
【符号の説明】
3 走行機体 6 伝動ケース 8 モーア 14 デフ装置 16 伝動軸 19 出力軸 22 凹部 24,25 自在継手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーアを、走行機体の前方位置に配備す
    るとともに、前車輪に対するデフ装置を内装した伝動ケ
    ースを前記走行機体の前部に配設し、この伝動ケースよ
    り前方に突出させた作業装置駆動用の出力軸と前記モー
    アとを、伝動軸及び自在継手を介して連動連結した乗用
    型芝刈機において、 前記伝動ケースの前端部よりも後退する凹部を前記伝動
    ケースの前面部に前記デフ装置の横側に偏位させて形成
    するとともに、前記出力軸を、前記凹部から突出してあ
    る乗用型芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記モーアを、前記走行機体における左
    右方向での中心位置よりも前記出力軸が偏位する側に偏
    位する状態で配備してある請求項1記載の乗用型芝刈
    機。
JP01102798A 1998-01-23 1998-01-23 乗用型芝刈機 Expired - Fee Related JP3542100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01102798A JP3542100B2 (ja) 1998-01-23 1998-01-23 乗用型芝刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01102798A JP3542100B2 (ja) 1998-01-23 1998-01-23 乗用型芝刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11206219A true JPH11206219A (ja) 1999-08-03
JP3542100B2 JP3542100B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=11766621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01102798A Expired - Fee Related JP3542100B2 (ja) 1998-01-23 1998-01-23 乗用型芝刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3542100B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026020A1 (ja) * 2002-09-19 2004-04-01 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. 走行式芝刈り機
JP2017197114A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社豊田自動織機 牽引車

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004026020A1 (ja) * 2002-09-19 2004-04-01 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. 走行式芝刈り機
US7107744B2 (en) 2002-09-19 2006-09-19 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Running mower
JP2017197114A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社豊田自動織機 牽引車
CN107416050A (zh) * 2016-04-28 2017-12-01 株式会社丰田自动织机 牵引车
CN107416050B (zh) * 2016-04-28 2020-01-03 株式会社丰田自动织机 牵引车

Also Published As

Publication number Publication date
JP3542100B2 (ja) 2004-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6874305B2 (en) Lawn mower having selectively drivable wheels
US6237708B1 (en) Working vehicle
US11021056B2 (en) Work vehicle
US6363815B1 (en) Transmission mechanism of vehicle with HST
JP3897913B2 (ja) 乗用型芝刈機
US6997280B2 (en) Working vehicle propelled by independently driven right and left running units
JPH11206219A (ja) 乗用型芝刈機
CA1293199C (en) Frame type tractor
JP2000351330A (ja) 乗用型芝刈機
JPH0646253Y2 (ja) 芝刈り機の走行機体構造
JP5061499B2 (ja) フロントモーア
JP4126470B2 (ja) 作業車における伝動構造
JP4280874B2 (ja) Hstを備えた車輌の伝動構造
JPH0123238Y2 (ja)
JP2641656B2 (ja) 作業車の伝動構造
JP2907460B2 (ja) 四輪駆動トラクター
JPH0872573A (ja) トラクタの伝動装置
JPS6339447B2 (ja)
JPH0610187Y2 (ja) 駆動軸装置
JP3480993B2 (ja) 農業用トラクタの動力伝達構造
JPH0320189Y2 (ja)
JPS6261460B2 (ja)
JP2002037153A (ja) 乗用型作業車のクローラ走行装置
JP2005218315A (ja) モアー用トラクタ
JPH0930270A (ja) 走行駆動力伝達機構

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040329

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees