JPH11205998A - 変流器二次側回路の開路保護装置 - Google Patents
変流器二次側回路の開路保護装置Info
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- JPH11205998A JPH11205998A JP65498A JP65498A JPH11205998A JP H11205998 A JPH11205998 A JP H11205998A JP 65498 A JP65498 A JP 65498A JP 65498 A JP65498 A JP 65498A JP H11205998 A JPH11205998 A JP H11205998A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開路形成時に変流器の二次電流が流れない場
合も含め、変流器の各相の電流値を比較することで開路
が形成されたことを検出し、二次回路を短絡し変流器を
保護する。 【解決手段】 変流器4の二次電流を入力し、開路保護
装置5内において、入力された二次電流を所定の電流値
と比較することにより、変流器4の二次回路が断線ある
いは開放したことを検出し、短絡閉路を形成することを
特徴とする。
合も含め、変流器の各相の電流値を比較することで開路
が形成されたことを検出し、二次回路を短絡し変流器を
保護する。 【解決手段】 変流器4の二次電流を入力し、開路保護
装置5内において、入力された二次電流を所定の電流値
と比較することにより、変流器4の二次回路が断線ある
いは開放したことを検出し、短絡閉路を形成することを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統に挿入
された変流器(CT)の二次回路の断線、又は誤って開
放した場合に、閉路回路を構成し、変流器の焼損や二次
回路の配線あるいは接続機器などの損傷を防ぐ装置に関
するものである。
された変流器(CT)の二次回路の断線、又は誤って開
放した場合に、閉路回路を構成し、変流器の焼損や二次
回路の配線あるいは接続機器などの損傷を防ぐ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、変流器の二次側回路の開放時に
高電圧が発生することを利用して放電ギャップを使用
し、放電電流により変流器の二次側回路を短絡させるも
のがあり、図9はこの種の変流器の二次側回路の開路保
護装置を示す回路構成図である。
高電圧が発生することを利用して放電ギャップを使用
し、放電電流により変流器の二次側回路を短絡させるも
のがあり、図9はこの種の変流器の二次側回路の開路保
護装置を示す回路構成図である。
【0003】図9において、変流器4の二次側回路には
開路保護装置5が設けられ、この開路保護装置5には励
磁線輪13と放電ギャップ14が直列に接続されてい
る。この励磁線輪13及び放電ギャップ14と並列して
接点15aが、また放電ギャップ14と並列に接点15
bがそれぞれ設けられ、励磁線輪13の付勢によりそれ
ぞれ閉成するように構成されている。なお、6は二次側
負荷である。
開路保護装置5が設けられ、この開路保護装置5には励
磁線輪13と放電ギャップ14が直列に接続されてい
る。この励磁線輪13及び放電ギャップ14と並列して
接点15aが、また放電ギャップ14と並列に接点15
bがそれぞれ設けられ、励磁線輪13の付勢によりそれ
ぞれ閉成するように構成されている。なお、6は二次側
負荷である。
【0004】次に、図9の変流器二次側回路の開路保護
装置の動作について説明する。開路保護装置5を設けた
変流器4の二次側回路が断線事故などで開路状態になる
と、発生する高電圧によって放電ギャップ14が放電
し、この放電電流により短絡回路を構成する。また、放
電ギャップ14による放電後は、短絡電流により励磁線
輪13を付勢して、接点15a及び15bを閉じて放電
ギャップの損傷を防止するように構成されている。
装置の動作について説明する。開路保護装置5を設けた
変流器4の二次側回路が断線事故などで開路状態になる
と、発生する高電圧によって放電ギャップ14が放電
し、この放電電流により短絡回路を構成する。また、放
電ギャップ14による放電後は、短絡電流により励磁線
輪13を付勢して、接点15a及び15bを閉じて放電
ギャップの損傷を防止するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の変流器の開路保
護装置は、上記のように開路形成後に発生する高電圧に
よる放電短絡により閉路を形成し、変流器を保護するも
のであるので、放電ギャップが放電不可能な状態で発生
した事故、例えば一次電流が低下したような場合は開路
検出が困難である問題点があった。
護装置は、上記のように開路形成後に発生する高電圧に
よる放電短絡により閉路を形成し、変流器を保護するも
のであるので、放電ギャップが放電不可能な状態で発生
した事故、例えば一次電流が低下したような場合は開路
検出が困難である問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、開路形成時に変流器の二次電
流が流れないこと等を考慮し、三相,二相変流器あるい
は2個の変流器の各相の電流値を比較することで開路が
形成されたことを検出し、二次回路を短絡し変流器を保
護するものである。
るためになされたもので、開路形成時に変流器の二次電
流が流れないこと等を考慮し、三相,二相変流器あるい
は2個の変流器の各相の電流値を比較することで開路が
形成されたことを検出し、二次回路を短絡し変流器を保
護するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
変流器の二次電流を入力し、当該二次電流を所定の電流
値と比較することにより変流器の二次回路が断線あるい
は開放したことを検出し、短絡閉路を形成することを特
徴とする。
変流器の二次電流を入力し、当該二次電流を所定の電流
値と比較することにより変流器の二次回路が断線あるい
は開放したことを検出し、短絡閉路を形成することを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、三相の変流器の二
次電流を入力し、当該三相の各相電流値の比較により変
流器の二次回路が断線あるいは開放したことを検出し、
短絡閉路を形成することを特徴とする。
次電流を入力し、当該三相の各相電流値の比較により変
流器の二次回路が断線あるいは開放したことを検出し、
短絡閉路を形成することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、二相の変流器の二
次電流を入力し、当該二相の各相電流値の比較により変
流器の二次回路が断線あるいは開放したことを検出し、
短絡閉路を形成することを特徴とする。
次電流を入力し、当該二相の各相電流値の比較により変
流器の二次回路が断線あるいは開放したことを検出し、
短絡閉路を形成することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、同一時に電流の流
れる変流器の複数の二次電流を入力し、当該入力された
電流値の比較により変流器の二次回路が断線あるいは開
放したことを検出し、短絡閉路を形成することを特徴と
する。
れる変流器の複数の二次電流を入力し、当該入力された
電流値の比較により変流器の二次回路が断線あるいは開
放したことを検出し、短絡閉路を形成することを特徴と
する。
【0011】請求項5記載の発明は、各相の二次電流値
とも零の場合は、主回路の遮断器が閉の場合にすべて開
路であると判断し短絡閉路を構成することを特徴とす
る。
とも零の場合は、主回路の遮断器が閉の場合にすべて開
路であると判断し短絡閉路を構成することを特徴とす
る。
【0012】請求項6記載の発明は、個別保護選択スイ
ッチを設け、いずれか単相のみの開放の場合でも、全て
の相ともに短絡させることを可能とした。
ッチを設け、いずれか単相のみの開放の場合でも、全て
の相ともに短絡させることを可能とした。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による変流器の開路保護装置の全体構成を
示す回路図である。この実施の形態1は三相変流器の開
路保護装置に関するものであり、図において、1は三相
(U相、V相、W相)の主回路3に接続された遮断器、
2はこの遮断器1の補助接点2であり、遮断器1の主接
点の状態を示す接点である。そして、三相の主回路3に
は変流器4が設置され、この変流器4の二次側には本実
施の形態1による開路保護装置5が接続されている。6
は開路保護装置5に接続されている二次負荷である。
実施の形態1による変流器の開路保護装置の全体構成を
示す回路図である。この実施の形態1は三相変流器の開
路保護装置に関するものであり、図において、1は三相
(U相、V相、W相)の主回路3に接続された遮断器、
2はこの遮断器1の補助接点2であり、遮断器1の主接
点の状態を示す接点である。そして、三相の主回路3に
は変流器4が設置され、この変流器4の二次側には本実
施の形態1による開路保護装置5が接続されている。6
は開路保護装置5に接続されている二次負荷である。
【0014】図2は実施の形態1の開路保護装置5の内
部構成を示すブロック図である。図において、7は変流
器4の二次側に接続され、U相,V相,W相の二次電流
が入力されてそれぞれ絶縁された電流値に変換する役割
を果す絶縁変換回路、8は絶縁変換回路7で変換された
電流を入力し各々U相,V相,W相の開路を検出する電
流比較・開路検出回路、9,10,11は電流比較・開
路検出回路8の検出結果に基づいて駆動されるU相,V
相,W相の短絡用出力リレー、9a,10a,11aは
各々リレー9,10,11の駆動に基づき各相の変流器
二次側を短絡する変流器短絡用接点、12は個別保護選
択スイッチである。
部構成を示すブロック図である。図において、7は変流
器4の二次側に接続され、U相,V相,W相の二次電流
が入力されてそれぞれ絶縁された電流値に変換する役割
を果す絶縁変換回路、8は絶縁変換回路7で変換された
電流を入力し各々U相,V相,W相の開路を検出する電
流比較・開路検出回路、9,10,11は電流比較・開
路検出回路8の検出結果に基づいて駆動されるU相,V
相,W相の短絡用出力リレー、9a,10a,11aは
各々リレー9,10,11の駆動に基づき各相の変流器
二次側を短絡する変流器短絡用接点、12は個別保護選
択スイッチである。
【0015】図3は上記電流比較・開路検出回路8で行
われる開路検出の動作を表わした機能ブロック図であ
る。図において、iaはU相の電流値、ibはV相の電流
値、icはW相の電流値、isaは開路検出のため予め設
定するU相の設定電流値、isbは同じくV相の設定電流
値、iscは同じくW相の設定電流値を示す。
われる開路検出の動作を表わした機能ブロック図であ
る。図において、iaはU相の電流値、ibはV相の電流
値、icはW相の電流値、isaは開路検出のため予め設
定するU相の設定電流値、isbは同じくV相の設定電流
値、iscは同じくW相の設定電流値を示す。
【0016】次に、実施の形態1による変流器の開路保
護装置の動作について説明する。図1及び図2におい
て、遮断器1を閉とすることで三相の主回路3(U相,
V相,W相)に電流が流れる。そして、変流器4に二次
電流が流れ、開路保護装置5に二次電流が入力される。
入力された二次電流は絶縁変換回路7で絶縁された電流
値に変換され、電流比較・開路検出回路8へ入力され
る。
護装置の動作について説明する。図1及び図2におい
て、遮断器1を閉とすることで三相の主回路3(U相,
V相,W相)に電流が流れる。そして、変流器4に二次
電流が流れ、開路保護装置5に二次電流が入力される。
入力された二次電流は絶縁変換回路7で絶縁された電流
値に変換され、電流比較・開路検出回路8へ入力され
る。
【0017】電流比較・回路検出回路8では、図3の機
能ブロック図に示すように各々の相の開路状態を検出
し、開路と判断した相に対応する出力リレー9、10、
11を励磁し、開路した相を短絡するようにする。すな
わち、電流比較・回路検出回路8は、三相のうちいずれ
かの相の電流が零でありかつ他の相の電流が設定値より
大きい場合、電流零の相が開路となっていると判断す
る。例えば、U相の電流値iaが零であり、かつV相の
電流値ibが設定電流値isbより大きいか又はW相の電
流値icが設定電流値iscより大きい場合には、U相が
開路となっていると判断して、出力リレーA9を励磁し
接点9aを閉成し、U相の変流器2次側を短絡させるよ
うにする。
能ブロック図に示すように各々の相の開路状態を検出
し、開路と判断した相に対応する出力リレー9、10、
11を励磁し、開路した相を短絡するようにする。すな
わち、電流比較・回路検出回路8は、三相のうちいずれ
かの相の電流が零でありかつ他の相の電流が設定値より
大きい場合、電流零の相が開路となっていると判断す
る。例えば、U相の電流値iaが零であり、かつV相の
電流値ibが設定電流値isbより大きいか又はW相の電
流値icが設定電流値iscより大きい場合には、U相が
開路となっていると判断して、出力リレーA9を励磁し
接点9aを閉成し、U相の変流器2次側を短絡させるよ
うにする。
【0018】また、三相(U相、V相、W相)とも零の
場合は、遮断器1が閉の場合に三相とも開路であると判
断する。
場合は、遮断器1が閉の場合に三相とも開路であると判
断する。
【0019】さらに、U相、V相、W相のいずれか単相
のみの開放の場合でも、個別保護選択スイッチ12をO
Nしておくことにより、出力リレー9、10、11を共
に励磁させて三相ともに短絡させることも可能としてい
る。
のみの開放の場合でも、個別保護選択スイッチ12をO
Nしておくことにより、出力リレー9、10、11を共
に励磁させて三相ともに短絡させることも可能としてい
る。
【0020】実施の形態2.実施の形態1では三相の変
流器の場合の開路保護装置について説明したが、図4に
示す二相の変流器についても同様に適用できる。
流器の場合の開路保護装置について説明したが、図4に
示す二相の変流器についても同様に適用できる。
【0021】図4は実施の形態2による変流器の開路保
護装置の全体構成を示す回路図、図5は開路保護装置5
の内部構成を示すブロック図、図6は電流比較・開路検
出回路8の開路検出の動作を表わす機能ブロック図であ
る。図において、1は二相(U相、W相)の主回路3に
接続された遮断器、2は遮断器1の補助接点、4は変流
器、5は開路保護装置、6は二次負荷、7は絶縁変換回
路、8は電流比較・開路検出回路、9,11はU相,W
相の短絡用出力リレー、9a,11aは変流器短絡用接
点、12は個別保護選択スイッチである。
護装置の全体構成を示す回路図、図5は開路保護装置5
の内部構成を示すブロック図、図6は電流比較・開路検
出回路8の開路検出の動作を表わす機能ブロック図であ
る。図において、1は二相(U相、W相)の主回路3に
接続された遮断器、2は遮断器1の補助接点、4は変流
器、5は開路保護装置、6は二次負荷、7は絶縁変換回
路、8は電流比較・開路検出回路、9,11はU相,W
相の短絡用出力リレー、9a,11aは変流器短絡用接
点、12は個別保護選択スイッチである。
【0022】実施の形態2の電流比較・回路検出回路8
では、図6の機能ブロック図に示すように、各々の相の
開路状態を検出し、開路と判断した相に対応する出力リ
レー9、11を励磁し、開路した相を短絡するようにす
る。すなわち、電流比較・回路検出回路8は、二相のう
ちいずれかの相の電流が零でありかつ他の相の電流が設
定値より大きい場合、電流零の相が開路となっていると
判断する。また、二相(U相、W相)とも零の場合は、
遮断器1が閉の場合に二相とも開路であると判断する。
さらに、U相、W相のいずれか単相のみの開放の場合で
も、個別保護選択スイッチ12をONしておくことによ
り、出力リレー9、11を共に励磁させて三相ともに短
絡させることも可能としている。
では、図6の機能ブロック図に示すように、各々の相の
開路状態を検出し、開路と判断した相に対応する出力リ
レー9、11を励磁し、開路した相を短絡するようにす
る。すなわち、電流比較・回路検出回路8は、二相のう
ちいずれかの相の電流が零でありかつ他の相の電流が設
定値より大きい場合、電流零の相が開路となっていると
判断する。また、二相(U相、W相)とも零の場合は、
遮断器1が閉の場合に二相とも開路であると判断する。
さらに、U相、W相のいずれか単相のみの開放の場合で
も、個別保護選択スイッチ12をONしておくことによ
り、出力リレー9、11を共に励磁させて三相ともに短
絡させることも可能としている。
【0023】実施の形態3.実施の形態2では二相変流
器の各相の電流比較を行い開路検出を行った例を示した
が、同一時に電流の流れる2個の変流器の二次電流を入
力する開路保護装置においても同様に適用できる。
器の各相の電流比較を行い開路検出を行った例を示した
が、同一時に電流の流れる2個の変流器の二次電流を入
力する開路保護装置においても同様に適用できる。
【0024】図7は実施の形態3による変流器の開路保
護装置の全体構成を示す回路図、図8は電流比較・開路
検出の動作を表わす機能ブロック図である。図におい
て、1は主回路3に接続された遮断器、2は遮断器1の
補助接点、4は同一相の主回路に設置された変流器、5
は開路保護装置、6は二次負荷、A,Bは変流器短絡用
接点である。
護装置の全体構成を示す回路図、図8は電流比較・開路
検出の動作を表わす機能ブロック図である。図におい
て、1は主回路3に接続された遮断器、2は遮断器1の
補助接点、4は同一相の主回路に設置された変流器、5
は開路保護装置、6は二次負荷、A,Bは変流器短絡用
接点である。
【0025】実施の形態3の電流比較・回路検出回路で
は、図8の機能ブロック図に示すように同一時に電流の
流れる2個の変流器の二次電流(i1及びi2)を入力し
て開路状態を検出し、対応する出力リレーA,Bを励磁
して短絡するようにする。すなわち、電流比較・回路検
出回路は、入力した電流値(i1及びi2)のうちいずれ
かの電流が零でありかつ他の電流が設定値(is1及びi
s2)より大きい場合、開路となっていると判断する。ま
た、入力した電流値(i1及びi2)とも零の場合は、遮
断器1が閉の場合に開路であると判断する。
は、図8の機能ブロック図に示すように同一時に電流の
流れる2個の変流器の二次電流(i1及びi2)を入力し
て開路状態を検出し、対応する出力リレーA,Bを励磁
して短絡するようにする。すなわち、電流比較・回路検
出回路は、入力した電流値(i1及びi2)のうちいずれ
かの電流が零でありかつ他の電流が設定値(is1及びi
s2)より大きい場合、開路となっていると判断する。ま
た、入力した電流値(i1及びi2)とも零の場合は、遮
断器1が閉の場合に開路であると判断する。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、従来の
放電ギャップを使用した方式では保護できなかった小電
流域についても、変流器の開路を検出し保護が可能とな
る。
放電ギャップを使用した方式では保護できなかった小電
流域についても、変流器の開路を検出し保護が可能とな
る。
【0027】特に、請求項2記載の発明によれば、変流
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
三相変流器の各相の電流値を比較することにより、回路
が断線あるいは開放したことを検出でき、短絡閉路を構
成することができる。
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
三相変流器の各相の電流値を比較することにより、回路
が断線あるいは開放したことを検出でき、短絡閉路を構
成することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、変流
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
二相変流器の各相の電流値を比較することにより、回路
が断線あるいは開放したことを検出でき、短絡閉路を構
成することができる。
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
二相変流器の各相の電流値を比較することにより、回路
が断線あるいは開放したことを検出でき、短絡閉路を構
成することができる。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、変流
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
同一時に電流の流れる2個の変流器の各変流器二次電流
値を比較することにより、回路が断線あるいは開放した
ことを検出でき、短絡閉路を構成することができる。
器の二次回路が断線した場合や誤って開放した場合に、
同一時に電流の流れる2個の変流器の各変流器二次電流
値を比較することにより、回路が断線あるいは開放した
ことを検出でき、短絡閉路を構成することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による変流器の開路
保護装置の全体構成を示す回路図である。
保護装置の全体構成を示す回路図である。
【図2】 実施の形態1の開路保護装置の内部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】 実施の形態1の電流比較・開路検出回路の開
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
【図4】 実施の形態2による変流器の開路保護装置の
全体構成を示す回路図である。
全体構成を示す回路図である。
【図5】 実施の形態2の開路保護装置の内部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】 実施の形態2の電流比較・開路検出回路の開
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
【図7】 実施の形態3による変流器の開路保護装置の
全体構成を示す回路図である。
全体構成を示す回路図である。
【図8】 実施の形態3の電流比較・開路検出回路の開
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
路検出の動作を表わす機能ブロック図である。
【図9】 従来の変流器の二次側回路の断線検出・保護
装置を示す回路構成図である。
装置を示す回路構成図である。
1 遮断器、2 補助接点、3 主回路、4 変流器、
5 開路保護装置、6二次負荷、7 絶縁変換回路、8
電流比較・開路検出回路、9,10,11短絡用出力
リレー、9a,10a,11a 変流器短絡用接点、1
2 個別保護選択スイッチ。
5 開路保護装置、6二次負荷、7 絶縁変換回路、8
電流比較・開路検出回路、9,10,11短絡用出力
リレー、9a,10a,11a 変流器短絡用接点、1
2 個別保護選択スイッチ。
Claims (6)
- 【請求項1】 変流器の二次電流を入力し、当該二次電
流を所定の電流値と比較することにより変流器の二次回
路が断線あるいは開放したことを検出し、短絡閉路を形
成することを特徴とする変流器二次側回路の開路保護装
置。 - 【請求項2】 三相の変流器の二次電流を入力し、当該
三相の各相電流値の比較により変流器の二次回路が断線
あるいは開放したことを検出し、短絡閉路を形成するこ
とを特徴とする変流器二次側回路の開路保護装置。 - 【請求項3】 二相の変流器の二次電流を入力し、当該
二相の各相電流値の比較により変流器の二次回路が断線
あるいは開放したことを検出し、短絡閉路を形成するこ
とを特徴とする変流器二次側回路の開路保護装置。 - 【請求項4】 同一時に電流の流れる変流器の複数の二
次電流を入力し、当該入力された電流値の比較により変
流器の二次回路が断線あるいは開放したことを検出し、
短絡閉路を形成することを特徴とする変流器二次側回路
の開路保護装置。 - 【請求項5】 各相の二次電流値とも零の場合は、主回
路の遮断器が閉の場合にすべて開路であると判断し短絡
閉路を構成する請求項1から請求項4のいずれか1項に
記載の変流器二次側回路の開路保護装置。 - 【請求項6】 個別保護選択スイッチを設け、いずれか
単相のみの開放の場合でも、全ての相ともに短絡させる
ことを可能とした請求項1から請求項3のいずれか1項
に記載の変流器二次側回路の開路保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP65498A JPH11205998A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 変流器二次側回路の開路保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP65498A JPH11205998A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | 変流器二次側回路の開路保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11205998A true JPH11205998A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11479716
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH11205998A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20170140389A (ko) | 2015-06-12 | 2017-12-20 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 보호 릴레이 장치 |
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-
1998
- 1998-01-06 JP JP65498A patent/JPH11205998A/ja active Pending
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