JPH11205952A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH11205952A
JPH11205952A JP10002539A JP253998A JPH11205952A JP H11205952 A JPH11205952 A JP H11205952A JP 10002539 A JP10002539 A JP 10002539A JP 253998 A JP253998 A JP 253998A JP H11205952 A JPH11205952 A JP H11205952A
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JP
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main cover
wiring board
cavity
cavities
junction box
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Koichi Uesono
浩一 上園
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインカバーの金型の構造を単純にし、か
つ、キャビティの装備数の変更に対して、短期間で対応
可能な電気接続箱を得る。 【解決手段】 収容した配線板20を覆うメインカバー
13と、前記配線板20に電気接続する電気機器を前記
メインカバー13上に嵌合保持する機器装着用キャビテ
ィ15、16とを別体に設け、前記メインカバー13
は、前記電気機器の前記機器装着用キャビティ15、1
6への装着を可能にするキャビティ露出用開口部26、
27を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収容した配線板上
にヒューズやリレーあるいはコネクタ等の電気機器を接
続可能にした電気接続箱に関するもので、車両の電気配
線等に用いて好適な電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気配線では、ヒューズやリレ
ーの保守・点検、あるいは分岐配線の点検や増設が容易
なように、これらのヒューズやリレーあるいは分岐配線
用のコネクタ等の電気機器の接続部を、車室内あるいは
エンジンルーム内の適宜箇所に配備する電気接続箱にま
とめるようにしている。
【0003】これまで、このような車両用の電気接続箱
としては、接続端子を装備した配線板を収容する空間
を、例えば上方を開放したアンダーカバーと、アンダー
カバーの開放部を覆うメインカバーとで構成し、図8に
示すように、メインカバー1上に、不図示の電気機器を
嵌合保持させる機器装着用キャビティ2、3、4が絶縁
性樹脂によりメインカバー1と一体成形されたものがあ
る。
【0004】前記機器装着用キャビティ2は、図9に示
すように、リレー6を配線板8上の所定位置に嵌合保持
するためのもので、リレー6は、配線板8に装備された
接続端子9と電気接続する。また、機器装着用キャビテ
ィ3は、図10に示すように、ヒューズ10を前記配線
板8の所定位置に嵌合保持するためのもので、ヒューズ
10は、配線板8に装備された接続端子9と電気接続す
る。また、機器装着用キャビティ4は、図示しないが、
分岐接続用のコネクタ等を前記配線板8上に立設される
バスバー端子の配置に応じて嵌合保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用の電
気接続箱の場合、各機器装着用キャビティ2、3、4の
装備数は、搭載する車種や車両のグレードに応じて、種
々のものが要求される。そのため、前述したように、機
器装着用キャビティ2、3、4をメインカバー1と一体
成形した構成では、車種仕様の違いに応じてメインカバ
ー1を多数用意しなければならず、従って、メインカバ
ー1を成形する金型を多種類準備することで金型のため
の製造コストが増大するという問題があった。また、機
器装着用キャビティ2、3、4の装備数の設計変更が生
じた場合に、金型の設計にも多くの時間が必要になり、
短期間で対応することが難しいという問題もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、機器装着用キャビティの装備数が異なるメインカバ
ーを用意する場合でも、メインカバーの金型構造を単純
化できる電気接続箱を提供し、もって、金型の製造コス
トを低減し、また、機器装着用キャビティの装備数の変
更に対し、金型設計に要する時間を短縮することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電気接続箱は、接続端子を装備した配線
板を収容すると共に、前記接続端子と電気接続する電気
機器を嵌合保持するための機器装着用キャビティが前記
配線板を覆うメインカバー上に露出して設けられる電気
接続箱において、前記機器装着用キャビティを、前記メ
インカバーとは別体で、前記配線板に固定する構造とす
ると共に、前記メインカバーは、前記電気機器の前記機
器装着用キャビティへの装着を可能にするキャビティ露
出用開口部を有した構造とすることを特徴とする。
【0008】そして、上記構成によれば、メインカバー
は、機器装着用キャビティと別体で、収容した配線板の
上を覆う壁部材に、前記機器装着用キャビティを露出さ
せるキャビティ露出用開口部を装備するだけの構造とな
るため、メインカバーを成形する金型の構造を単純化で
きる。また、機器装着用キャビティの装備数の変更に対
して、前記キャビティ露出用開口部の装備数を変更する
というほぼ平面上での単純な設計変更で済み、メインカ
バー用の金型の主要部分は、共用できる。従って、機器
装着用キャビティの装備数の異なるメインカバーを用意
する場合でも、複雑な構造の金型を他種類用意する必要
がなくなり、金型の製造コストを低減することができ
る。また、機器装着用キャビティの装備数の変更に対し
ても、メインカバーの金型の一部を変更して対応できる
ため、金型設計に要する時間を短縮できる。
【0009】なお、前記メインカバーは、簡単に切除可
能で、切除することによって前記キャビティ露出用開口
部となる窓板を、前記配線板上の電気機器の増設予定位
置に対応して適宜数設ける構造とするとよい。
【0010】このようにすると、メインカバーは1種類
でも、その上に装備されている窓板を切除するか否かに
よって、機器装着用キャビティの装備数の異なる多種の
メインカバーを簡単に得ることができ、さらに製造コス
トの低減、及び、機器装着用キャビティの装備数の変更
等に対する設計時間の短縮を図ることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気接続箱の
好適な実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1
乃至図7は、本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示
したものである。電気接続箱12は、接続端子17が装
備された配線板20を収容する空間を、上方を開放した
不図示のアンダーカバーと、このアンダーカバーの開放
部を覆うメインカバー13とで画成した構成からなる。
なお、接続端子17は電気接続箱12上に装備されるリ
レー6(図5参照)やヒューズ10(図2参照)等の各
種電気機器との電気接続が図られる。そして、これらの
アンダーカバーやメインカバー13は、何れも、絶縁性
樹脂材料により射出成形される。
【0012】配線板20を覆うメインカバー13上に
は、各種電気機器(リレー6やヒューズ10など)を嵌
合保持する機器装着用キャビティ15、16が露出する
が、図1に示すように、各機器装着用キャビティ15、
16はメインカバー13とそれぞれ別体に成形されてい
る。
【0013】機器装着用キャビティ15は、図2に示す
ようにヒューズ10を嵌合保持するためのものである。
この機器装着用キャビティ15は、図3及び図4に示す
ように、底壁の中央部にねじ止め用の取付孔18を有し
ていて、図2に示すように、前記取付孔18に螺合する
ねじ19によって配線板20に固定される。
【0014】また、前記機器装着用キャビティ16は、
図5に示すようにリレー6を嵌合保持するためのもので
ある。この機器装着用キャビティ16は、図6及び図7
に示すように、底壁の両側に突出した耳部21にねじ止
め用の取付孔22を有していて、図5に示すように、前
記取付孔22に螺合するねじ24によって配線板20に
固定される。
【0015】一方、前記メインカバー13は、図1にも
示すように、各種電気機器(リレー6やヒューズ10な
ど)の機器装着用キャビティ15、16への装着を可能
にするため、キャビティ露出用開口部26、27、28
を有した構造とされている。ここに、前記キャビティ露
出用開口部26は、前記機器装着用キャビティ15に対
応するもので、該機器装着用キャビティ15の先端部を
露出させる大きさに設定されている。また、キャビティ
露出用開口部27は、前記機器装着用キャビティ16に
対応するもので、該機器装着用キャビティ16の先端部
を露出させる大きさに設定されている。更に、キャビテ
ィ露出用開口部28は、分岐接続用の図示せぬコネクタ
用のもので、コネクタを挿通可能な大きさに設定されて
いる。
【0016】また、本実施形態の場合は、前記メインカ
バー13と配線板20との間には、メインカバー13の
撓みを防止するスペーサ、あるいは補強板として機能す
る内壁材30が装備される。この内壁材30は、図示は
しないが、配線板20上にねじ止めされていて、前述し
たメインカバー13と配線板20とをねじ止めする際
に、これらの各キャビティ露出用開口部を所定位置に位
置決めする役割も果たしている。
【0017】以上の電気接続箱12では、メインカバー
13は、機器装着用キャビティ15、16と別体で、収
容した配線板20の上を覆う壁部材に、前記機器装着用
キャビティ15、16を露出させるキャビティ露出用開
口部26、27を装備するだけの単純な構造となるた
め、メインカバー13を成形する金型の構造を単純化で
きる。また、機器装着用キャビティ15、16の装備数
が変更されても前記キャビティ露出用開口部26、27
の装備数を変更するというほぼ平面上の設計変更で済
み、メインカバー13用金型の主要部分は、共用可能に
することができる。また、機器装着用キャビティ15、
16の装備数の変更に対しても、メインカバー13の金
型の一部を設計変更する程度の単純な設計で対応でき
る。
【0018】なお、本発明の電気接続箱におけるメイン
カバーは、好ましくは、簡単に切除可能で、切除するこ
とによって前記キャビティ露出用開口部26、27とな
る窓板を、前記配線板20上の電気機器の増設予定位置
に対応して予め適宜数装備した構造としてもよい。この
ようにすると、メインカバー13は1種類でも、その上
に装備されている窓板を切除するか否かによって、機器
装着用キャビティ15、16の装備数が異なる多種のメ
インカバーを簡単に得ることができ、さらに製造コスト
の低減、及び、機器装着用キャビティの装備数の変更等
に対する設計時間の短縮を図ることが可能になる。さら
に、本発明の電気接続箱で、配線板20の構造や、配線
板20に電気接続する電気機器の種類や、機器装着用キ
ャビティ15、16の具体的な構造等は、上記実施形態
に限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で、適宜に設計変更可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明の電気接続箱によれば、メインカ
バーは、機器装着用キャビティと別体で、収容した配線
板の上を覆う壁部材に、前記機器装着用キャビティを露
出させるキャビティ露出用開口部を装備するだけの単純
な構造となるため、メインカバーを成形する金型構造を
単純化でき、また、機器装着用キャビティの装備数が変
更されても前記キャビティ露出用開口部の装備数を変更
するというほぼ平面上での単純な設計変更で済み、メイ
ンカバー用の金型の主要部分は、共用可能にできる。従
って、機器装着用キャビティの装備数の異なる種々のメ
インカバーを用意する場合でも、複雑な構造の金型を他
種類用意する必要がなくなり、製造コストを低減するこ
とができる。また、機器装着用キャビティの装備数の変
更に対しても、メインカバーの金型の一部を設計変更す
るだけで対応できるため、金型設計に要する時間を短縮
できる。そして、前記メインカバーを、簡単に切除可能
で、切除することによって前記キャビティ露出用開口部
となる窓板を、前記配線板上の電気機器の増設予定位置
に対応して適宜数装備した構造とした場合には、製造す
るメインカバーは1種類でも、その上に装備されている
窓板を切除するか否かによって、機器装着用キャビティ
の装備数の異なる多種のメインカバーを簡単に得ること
ができ、さらに、製造コストの低減、及び、機器装着用
キャビティの装備数の変更等に対する設計時間の短縮を
図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施形態の分解斜
視図である。
【図2】図1に示したメインカバーと、ヒューズの機器
装着用キャビティとの組立状態における断面図である。
【図3】図2に示したヒューズの機器装着用キャビティ
の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図1に示したメインカバーと、リレーの機器装
着用キャビティとの組立状態における断面図である。
【図6】図5に示したリレーの機器装着用キャビティの
平面図である。
【図7】図6のB−B線に沿う断面図である。
【図8】従来の電気接続箱のメインカバーの構造を示す
斜視図である。
【図9】図8に示したメインカバーにおけるリレー装着
用キャビティの断面図である。
【図10】図8に示したメインカバーにおけるヒューズ
装着用のキャビティの断面図である。
【符号の説明】
6 リレー 10 ヒューズ 12 電気接続箱 13 メインカバー 15、16 機器装着用キャビティ 20 配線板 26、27、28 キャビティ露出用開口部 30 内壁材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を装備した配線板を収容すると
    共に、前記接続端子と電気接続する電気機器を嵌合保持
    するための機器装着用キャビティが前記配線板を覆うメ
    インカバー上に露出して設けられる電気接続箱におい
    て、 前記機器装着用キャビティを、前記メインカバーとは別
    体で、前記配線板に固定する構造とすると共に、 前記メインカバーは、前記電気機器の前記機器装着用キ
    ャビティへの装着を可能にするキャビティ露出用開口部
    を有した構造とすることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記メインカバーが、簡単に切除可能
    で、切除することによって前記キャビティ露出用開口部
    となる窓板を、前記配線板上の電気機器の増設予定位置
    に対応して適宜数設けたことを特徴とする請求項1記載
    の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6589060B2 (en) 2001-02-08 2003-07-08 Yazaki Corporation Electric connection box and method of producing electric connection box

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