JPH11205445A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JPH11205445A
JPH11205445A JP198398A JP198398A JPH11205445A JP H11205445 A JPH11205445 A JP H11205445A JP 198398 A JP198398 A JP 198398A JP 198398 A JP198398 A JP 198398A JP H11205445 A JPH11205445 A JP H11205445A
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Hiroyuki Ohashi
宏之 大橋
Naohiro Kato
直宏 嘉藤
Masato Miyata
真人 宮田
Junichi Tamura
純一 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視制御装置に関し、回路規模を増大させる
ことなく、通信方式が異なる複数の監視対象パッケージ
との間で監視制御信号の送受信を行うことを課題とす
る。 【解決手段】 識別符号記載手段11が送信フレーム1
4のヘッダの所定位置に、監視対象パッケージの通信方
式を示す通信方式識別符号を記載する。送信制御手段1
3が、送信フレーム14を送信すべき監視対象パッケー
ジを、送信手段12に対して指定すると共に、送信フレ
ーム14に搭載された通信方式識別符号を参照して、送
信手段12の送信動作を制御する。例えば、通信方式が
全二重通信方式及び半二重通信方式であった場合、送信
制御手段13は、半二重通信方式の監視対象パッケージ
との通信では、この監視対象パッケージへ以前に送信さ
れた送信フレームに対して応答が返信され、その応答の
受信が済んでいるときだけ、送信手段12に送信を行わ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視制御装置に関
し、特に、監視対象パッケージとの間で通信を行い、監
視対象パッケージの監視制御を行う監視制御装置に関す
る。
【0002】本発明は、パッケージ単位の複数の機能ブ
ロックから構成される、例えば伝送装置のような装置に
おいて、それらの複数の機能ブロックが監視制御する側
(以下「上位パッケージ」と呼ぶ)と監視制御される側
(以下「下位パッケージ」と呼ぶ)とに分けられる装置
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図11は、監視制御機能を有する従来の
伝送装置の基本的な構成およびその伝送装置の周辺の構
成を示すブロック図である。
【0004】伝送装置101は伝送装置102〜105
と接続されて主信号の通信を行うと共に、上位監視制御
装置106と接続されて上位監視制御装置106の監視
制御下に位置する。伝送装置101内には主信号パッケ
ージ111〜114が設けられ、主信号パッケージ11
1〜114が伝送装置102〜105とそれぞれ接続さ
れて主信号の通信を行う。伝送装置101内には主信号
パッケージ111〜114の他、主信号パッケージ11
1〜114とは異なる種類の主信号パッケージ115,
116が設けられる。主信号パッケージ111,11
2,115には監視制御パッケージ117が接続され、
主信号パッケージ113,114,116には監視制御
パッケージ118が接続される。主信号パッケージ11
1,112は各々、MPU(Micro Processing Unit) を
備え、監視制御パッケージ117との間で全二重通信方
式により監視制御信号の送受信を行う。主信号パッケー
ジ113,114も各々、MPUを備え、監視制御パッ
ケージ118との間で全二重通信方式により監視制御信
号の送受信を行う。主信号パッケージ115,116は
各々、MPUを備えず、半二重通信方式により監視制御
パッケージ117,118との間でそれぞれ、監視制御
信号の送受信を行う。監視制御パッケージ117,11
8には監視制御パッケージ119が接続され、監視制御
パッケージ119に上位監視制御装置106が接続され
る。即ち、伝送装置101には、図11に示すように階
層1〜3の監視制御構造が構築され、階層1,2が、監
視制御を行う階層、階層3が、監視制御の対象となる階
層である。
【0005】監視制御パッケージ117、118は各
々、全二重通信方式の通信機能と半二重通信方式の通信
機能とを備え、通信相手となる主信号パッケージの通信
方式に応じて両方式の一方を選び、監視制御信号の送受
信を行っている。
【0006】また、監視制御パッケージ117、118
の各々と、主信号パッケージ111〜116の各々との
間の通信では、例えば監視制御パッケージ117が主信
号パッケージ111へ所定信号を送り、主信号パッケー
ジ111が監視制御パッケージ117へ応答信号を返信
するというシーケンス処理が行われる。その際、監視制
御パッケージ117においては、所定信号の送信完了時
に送信完了信号を発生し、また応答信号の受信完了時に
は受信完了信号を発生し、受信エラーがあったときには
受信エラー信号を発生する。監視制御パッケージ117
は、これらの送信完了信号、受信完了信号、及び受信エ
ラー信号が発生する度に通信制御プログラムを実行し
て、監視制御を行うようにしている。
【0007】ところで、監視制御パッケージ117と主
信号パッケージ111との間の通信が正常に行われてい
る場合には、所定信号の送信後に受信完了信号が必ず発
生するので、送信完了信号の発生に従った通信制御プロ
グラムの実行は、通信制御プログラムの実行処理の輻輳
を招くだけで無駄である。そのため、従来、送信完了信
号が発生したときには通信制御プログラムを実行しない
ようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、監視制御パ
ッケージ117、118が各々、通信相手となる主信号
パッケージの通信方式に応じて、全二重通信方式と半二
重通信方式とのうちの一方を選び、監視制御信号の送受
信を行う従来の装置では、監視制御パッケージ117、
118が各々、全二重通信方式の通信機能と半二重通信
方式の通信機能とを備えている必要がある。こうした通
信機能は、ハードウェアで構成されるため、監視制御パ
ッケージ117、118の各回路構成が大規模化してし
まうという問題点があった。
【0009】また、送信完了信号が発生したときには通
信制御プログラムを実行しないようにする従来の監視制
御パッケージ117では、監視制御パッケージ117と
主信号パッケージ111との間の通信が正常に行われて
いない場合に、受信完了信号が発生しない。この受信完
了信号が発生しない原因には、監視制御パッケージ11
7内に障害があったために、元々、所定信号が主信号パ
ッケージ111へ送信されなかったケースや、主信号パ
ッケージ111内に障害があったために、応答信号が主
信号パッケージ111から監視制御パッケージ117へ
送信されていないケース等が考えられる。こうした障害
箇所を特定するためには送信完了信号が必要となるが、
前述のように、正常時には送信完了信号が通信制御プロ
グラムの無駄な実行処理を招くだけである。そこで、通
信制御プログラムの処理を無駄に行うことなく、かつ障
害箇所を特定できる監視制御パッケージの開発が要請さ
れている。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回路規模を増大させることなく、通信方式が
異なる複数の監視対象パッケージとの間で監視制御信号
の送受信を行うことができる監視制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】また、通信制御プログラムの処理を無駄に
行うことなく、かつ障害箇所の特定を確実にできる監視
制御装置を提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、通信相手となる監視
対象パッケージの通信方式を示す通信方式識別符号を、
送信フレーム14に記載する識別符号記載手段11と、
送信フレーム14を、指定の監視対象パッケージへ送信
する送信手段12と、送信フレーム14を送信すべき監
視対象パッケージを送信手段12に対して指定すると共
に、送信フレーム14に識別符号記載手段11によって
搭載された通信方式識別符号を参照して、送信手段12
の送信動作を制御する送信制御手段13とを有すること
を特徴とする監視制御装置10が提供される。
【0013】以上のような構成において、監視制御装置
10が、複数の監視対象パッケージ30a〜30nの各
々との間で監視制御信号の送受信を行うが、監視制御装
置10が監視対象パッケージ30a〜30nと行う各通
信の通信方式が単一ではないとする。ここで監視制御装
置10が、複数の監視対象パッケージ30a〜30nの
うちの例えば監視対象パッケージ30aと通信を行おう
としたと仮定する。
【0014】この場合、先ず、識別符号記載手段11が
送信フレーム14のヘッダの所定位置に、監視対象パッ
ケージ30aの通信方式を示す通信方式識別符号を記載
する。そして、送信制御手段13が、この送信フレーム
14を送信すべき監視対象パッケージ30aを、送信手
段12に対して指定すると共に、識別符号記載手段11
によって送信フレーム14に搭載された通信方式識別符
号を参照して、送信手段12の送信動作を制御する。例
えば、通信方式が全二重通信方式及び半二重通信方式で
あった場合、送信制御手段13は、半二重通信方式の監
視対象パッケージとの通信では、この監視対象パッケー
ジへ以前に送信された送信フレームに対して応答が返信
され、その応答の受信が済んでいるときだけ、送信手段
12に送信を行わせるようにする。
【0015】このように、送信手段12では、監視対象
パッケージ30a〜30nにおける通信方式の種別に関
係なく、送信制御手段13の指示に従うだけで、送信フ
レーム14の送信を行うことができる。従って、送信手
段12は、従来であれば、通信方式毎に別々の回路構成
を備える必要があったのに対し、本発明では簡単な回路
構成で送信手段12を構成することが可能となる。即
ち、本発明の監視制御装置は、回路規模を増大させるこ
となく、通信方式が異なる複数の監視対象パッケージと
の間で監視制御信号の送受信を行うことができる。
【0016】また、図2に示すように、監視対象パッケ
ージ31に対して所定信号を送信して送信完了したとき
に送信完了信号を発生する送信完了信号発生手段21
と、所定信号に対する応答信号を受信して受信完了した
ときに受信完了信号を発生する受信完了信号発生手段2
2と、応答信号が受信されているときには送信完了信号
を破棄し、応答信号が受信されないときには、送信完了
信号を転送する転送手段23と、応答信号が受信されな
いときに、所定信号を監視対象パッケージ31に再送す
る再送手段24と、再送手段24による再送の後、受信
完了信号発生手段22及び転送手段23から得られる信
号を基に障害位置を特定する障害位置特定手段25とを
有することを特徴とする監視制御装置20が提供され
る。
【0017】以上のような構成において、転送手段23
には常時、送信完了信号発生手段21で発生された送信
完了信号が送られている。監視制御装置20及び監視対
象パッケージ31に障害の発生がなく、それらが正常な
状態においては、監視制御装置20が監視対象パッケー
ジ31に対して所定信号を送信したときに、監視対象パ
ッケージ31が監視制御装置20に対して応答信号を返
信してくる。その応答信号が監視制御装置20において
正常に受信されたときには、送信完了信号発生手段21
から転送手段23に送信完了信号が送られる。この場
合、転送手段23は、送信完了信号発生手段21から送
られた送信完了信号を破棄し、送信完了信号を、障害位
置特定手段25に送らないようにする。これにより、障
害位置特定手段25の起動を防ぎ、通常は処理実行が無
駄となる障害位置特定手段25の起動を未然に防止して
いる。
【0018】一方、監視制御装置20または監視対象パ
ッケージ31のいずれかに障害があるときには、監視制
御装置20において応答信号が受信されないが、そうし
たときには、転送手段23で切り替えが行われ、次回に
発生する筈の送信完了信号が障害位置特定手段25へ転
送されるようになる。障害位置特定手段25は、通信制
御プログラムによって実現される機能の一部であり、受
信完了信号発生手段22及び転送手段23から後刻送ら
れる信号を基に障害位置を特定する。
【0019】応答信号が受信されないときには転送手段
23での切り替えと同時に、再送手段24が、所定信号
を監視対象パッケージ31に再送する。この再送によ
り、監視制御装置20及び監視対象パッケージ31のう
ちで障害の発生している方に応じて送信完了信号または
受信完了信号が発生される。再送の後、それらの信号を
受けたとき、または所定時間の経過後に、障害位置特定
手段25は起動し、障害位置を特定する。つまり、障害
位置特定手段25は、送信完了信号を受信しないときに
は、監視制御装置20側に障害が発生していると判定す
る。また、送信完了信号を受信し、受信完了信号を受信
していないときは、監視対象パッケージ31側に障害が
発生していると判定する。
【0020】かくして、正常時には通信制御プログラム
の処理を無駄に行うことなく、また、障害時には障害箇
所の特定を確実に行うことができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず第1の実施の形態の原理構
成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、
通信相手となる監視対象パッケージの通信方式を示す通
信方式識別符号を、送信フレーム14に記載する識別符
号記載手段11と、送信フレーム14を、指定の監視対
象パッケージへ送信する送信手段12と、送信フレーム
14を送信すべき監視対象パッケージを送信手段12に
対して指定すると共に、送信フレーム14に識別符号記
載手段11によって搭載された通信方式識別符号を参照
して、送信手段12の送信動作を制御する送信制御手段
13とから構成される。
【0022】以上のような構成において、監視制御装置
10が、複数の監視対象パッケージ30a〜30nの各
々との間で監視制御信号の送受信を行うが、監視制御装
置10が監視対象パッケージ30a〜30nと行う各通
信の通信方式が単一ではないとする。ここで監視制御装
置10が、複数の監視対象パッケージ30a〜30nの
うちの例えば監視対象パッケージ30aと通信を行おう
としたと仮定する。
【0023】この場合、先ず、識別符号記載手段11が
送信フレーム14のヘッダの所定位置に、監視対象パッ
ケージ30aの通信方式を示す通信方式識別符号を記載
する。そして、送信制御手段13が、この送信フレーム
14を送信すべき監視対象パッケージ30aを、送信手
段12に対して指定すると共に、識別符号記載手段11
によって送信フレーム14に搭載された通信方式識別符
号を参照して、送信手段12の送信動作を制御する。例
えば、通信方式が全二重通信方式及び半二重通信方式で
あった場合、送信制御手段13は、半二重通信方式の監
視対象パッケージとの通信では、この監視対象パッケー
ジへ以前に送信された送信フレームに対して応答が返信
され、その応答の受信が済んでいるときだけ、送信手段
12に送信を行わせるようにする。
【0024】このように、送信手段12では、監視対象
パッケージ30a〜30nにおける通信方式の種別に関
係なく、送信制御手段13の指示に従うだけで、送信フ
レーム14の送信を行うことができる。従って、送信手
段12は、従来であれば、通信方式毎に別々の回路構成
を備える必要があったのに対し、本発明では簡単な回路
構成で送信手段12を構成することが可能となる。即
ち、本発明の監視制御装置は、回路規模を増大させるこ
となく、通信方式が異なる複数の監視対象パッケージと
の間で監視制御信号の送受信を行うことができる。
【0025】次に、第1の実施の形態を詳しく説明す
る。なお、以下に説明する第1の実施の形態では、図1
に示す監視制御装置10は監視制御装置40に対応し、
同様に、識別符号記載手段11は監視制御部42aに、
送信手段12はデータ送信処理部63に、送信制御手段
13はプロトコル処理部62に、監視対象パッケージ3
0a〜30nは対向パッケージ55,56に対応する。
【0026】図3は、伝送装置を構成する監視制御装置
40の内部構成を示すブロック図である。伝送装置は、
架に多数のプリント配線板パッケージを挿抜自在に装着
する構造となっており、監視制御の面から見れば、監視
制御する側のパッケージと、監視制御される側のパッケ
ージとからなる。監視制御装置40は、監視制御する側
のパッケージに搭載される。以下では、監視制御される
側のパッケージを「下位パッケージ」と呼ぶことにす
る。
【0027】監視制御装置40には、下位パッケージ
(1)51〜下位パッケージ(n)54が接続される。
下位パッケージ51〜54には、MPUを備え、全二重
通信方式により監視制御装置40と監視制御信号の通信
を行うものと、MPUを備えず、半二重通信方式により
監視制御装置40と監視制御信号の通信を行うものとが
ある。MPUを備える下位パッケージは、自パッケージ
内の監視情報や配下の下位パッケージ(図示しないが、
MPUを備える下位パッケージに更に下位パッケージが
接続される場合もある)の監視情報を自ら収集してい
る。こうした監視情報に変化が発生した場合は即時に、
その変化情報を監視制御装置40に転送する機能が、M
PUを備える下位パッケージには備えられ、その転送の
ためには全二重通信方式が欠かせない。また、MPUを
搭載していない下位パッケージは、自パッケージ内の監
視情報を監視制御装置40へ自律的に転送する機能を持
たない。よって、こうした下位パッケージでは、監視制
御装置40から周期的に、監視情報を通知するように要
求するコマンドを受信し、その受信タイミングに同期し
て、監視情報を監視制御装置40へ応答送信する。つま
り、MPUを搭載していない下位パッケージには半二重
通信方式が適用される。半二重通信方式を実行する場
合、監視制御装置40は、下位パッケージにデータ送信
後、その応答を下位パッケージから受信するまで次のデ
ータを下位パッケージへ送信してはならない。
【0028】図3中、監視制御装置40は、データ処理
装置42、通信用データバッファ43、割り込みコント
ローラ44、通信制御モジュール45から構成される。
データ処理装置42は、CPU (Central Processing U
nit),ROM (Read Only Memory) ,RAM (Random A
ccess Memory) ,入出力装置等から構成され、ROMに
記憶された監視制御プログラム及び通信制御プログラム
をCPUで実行することにより、監視制御機能及び通信
制御機能を実現する。監視制御部42a及び通信制御部
42bは、そうした監視制御機能及び通信制御機能にそ
れぞれ対応する。通信用データバッファ43は、通信制
御モジュール45内の物理ポート(1)45d〜物理ポ
ート(n)45gを介して各下位パッケージから受信さ
れた受信データを格納する領域(受信用エリア43b)
と、物理ポート(1)45d〜物理ポート(n)45g
を介して各下位パッケージへ送信すべき送信データを格
納する領域(送信用エリア43a)とからなる。受信用
エリア43b及び送信用エリア43aは各々、図4に示
すように、物理ポート毎に領域が構成される。通信制御
モジュール45は、ソフトウェアを含まないLSIで構
成される。データ処理装置42と割り込みコントローラ
44とは割込信号線(A〜C)41で接続される。
【0029】データ処理装置42内の監視制御部42a
は、下位パッケージ51〜54へ送信する各コマンドを
編集するとともに、下位パッケージ51〜54から送ら
れた応答通知の解析を行う。通信制御部42bは、監視
制御部42aから渡された各コマンドデータを下位パッ
ケージ51〜54へ送信するために通信制御モジュール
45を制御する。通信制御モジュール45は、下位パッ
ケージ51〜54から受信した応答データに関する制御
情報を監視制御部42aに渡す。この制御情報とは、受
信状態(正常終了または通信エラー発生)、受信した物
理ポート、受信データを格納した通信用データバッファ
43内のアドレス、受信データの長さである。
【0030】通信制御モジュール45は、バッファイン
タフェース回路45a、対MPUレジスタ群45b、P
ORT間調停・制御回路45c、物理ポート(1)45
d〜物理ポート(n)45gから構成される。バッファ
インタフェース回路45aは、データ送信時、通信用デ
ータバッファ43内の指定送信用エリアから送信データ
を読み出す。また、データ受信時、通信用データバッフ
ァ43内の指定受信用エリアに受信データを格納する。
対MPUレジスタ群45bには、通信制御部42bがデ
ータ送信時に制御情報を書き込み、通信制御モジュール
45はこの制御情報を読みだして送信処理を実行する。
送信時の制御情報とは、送信すべき物理ポート、送信デ
ータが格納された通信用データバッファ43内の送信用
エリアのアドレス、送信データの長さである。
【0031】また、対MPUレジスタ群45bには、デ
ータ受信時に通信制御モジュール45によって制御情報
が書き込まれ、通信制御部42bがこの制御情報を読み
だして受信処理を実行する。PORT間調停・制御回路
45cは、データ送信時に対MPUレジスタ群45bか
ら制御情報を読み出して、指定の物理ポートから送信を
実行する。また、データ受信時に対MPUレジスタ群4
5bに制御情報を書き込む。
【0032】割り込みコントローラ44は、異なる割込
要因を優先制御して、割込信号線41によって通信制御
部42bを起動する。即ち、割り込みコントローラ44
は、下位パッケージ25〜54との間のデータ転送時に
次の3つの状態変化を割込要因として通信制御部42b
を起動する。第1は、下位パッケージへのデータ送信が
完了した状態が発生した時点、第2は、下位パッケージ
からのデータ受信が完了した状態が発生した時点、第3
は、下位パッケージからのデータ受信時にエラーが検出
された状態が発生した時点である。これらの要因は割り
込みコントローラ44を経由して指定の割込信号線によ
り通信制御部42bに通知されるが、どの要因を割込発
生の対象とするかどうかについては、システム設計時に
決定するまた、要因毎に割込信号線41のうちのどの割
込信号線(A〜C)を使用するのかという決定もシステ
ム設計時に行われる。例えば、割込信号線Aに送信完了
を、割込信号線Bに受信完了を、割込信号線Cに受信エ
ラーを割り当て、優先順位を高い方から低い方へ順に、
割込信号線A、割込信号線B、割込信号線Cと設定す
る。この場合、装置運用中は常に送信完了、受信完了、
受信エラーといった割込要因が発生すれば即時に通信制
御モジュール45から通信制御部42bに対して通知さ
れる。第1の実施の形態では、割り込み制御に関する設
定に特別なものはなく、通常の設定とする。
【0033】図5は、監視制御装置40内の通信制御部
42bを更に詳しく示す図である。図5では通信制御部
42bが有する多数の機能を分けて図示している。通信
制御部42bが有する機能として、通信モード制御部6
1、プロトコル処理部62、データ送信処理部63、デ
ータ受信処理部64、割込処理部65がある。プロトコ
ル処理部62には半二重通信処理部62aが含まれる。
なお図5では、下位パッケージ51〜54のうち、MP
Uを備えるものを対向パッケージ(A)55とし、MP
Uを備えないものを対向パッケージ(B)56としてい
る。
【0034】対向パッケージ(A)55は、自律的にデ
ータを送信する機能を有するので、監視制御装置40と
対向パッケージ(A)55との間の通信は、同時に双方
から他方に向かってデータを伝送することが可能な全二
重通信方式を適用してリアルタイムに通信を行うのが適
当である。一方、対向パッケージ(B)56は、自律的
にデータを送信する機能がないので、監視制御装置40
と対向パッケージ(B)56との間の通信は、監視制御
装置40が対向パッケージ(B)56へ送信を行ったと
きだけ、その応答を対向パッケージ(B)56が監視制
御装置40に対して送信できる半二重通信方式が適用さ
れる。
【0035】以下に、通信制御部42bが監視制御部4
2aから制御されて、対向パッケージ(A)55及び対
向パッケージ(B)56とデータ転送を行う場合の処理
を説明する。
【0036】先ず、図6を参照して、第1の実施の形態
で使用されるデータ伝送フレームの構成を説明する。図
6は、監視制御装置40と、対向パッケージ(A)55
及び対向パッケージ(B)56との間で伝送されるフレ
ームの構成を示す図である。データ転送に使用するフレ
ームのヘッダの所定位置に、通信モード識別ビットを設
ける。この通信モード識別ビットに、監視制御装置40
とデータ転送を行う下位パッケージがMPUを搭載して
いるか否かを表示するようにする。送信時には監視制御
部42aがこの通信モード識別ビットに表示を行い、受
信時には、下位パッケージが予め表示を行う。
【0037】図5に戻って、監視制御装置40から対向
パッケージ(A)55へのコマンドの送信(全二重通
信)処理においては、先ず、監視制御部42aが、送信
データを搭載したフレームの通信モード識別ビットに
「MPU搭載」を表示し、このフレームを、通信用デー
タバッファ43の中の、対向パッケージ(A)55に対
応する物理ポート用の送信用エリアに格納する。その上
で、監視制御部42aが通信制御部42bの通信モード
制御部61に送信データに関する制御情報を与える。通
信モード制御部61は、制御情報に含まれるアドレスに
よって通信用データバッファ43内の指定送信用エリア
を参照し、送信データを搭載したフレームの通信モード
識別ビットを見る。そしてそこに表示されている「MP
U搭載」を認識する。通信モード制御部61はこの認識
をプロトコル処理部62に伝え、この場合、プロトコル
処理部62は、特に処理をせず、データ送信処理部63
を呼び出す。データ送信処理部63は通信制御モジュー
ル45の対MPUレジスタ群45bに、送信データに関
する制御情報(送信エリアのアドレス、送信データの長
さ)をセットして、送信要求を出す。通信制御モジュー
ル45内のバッファインタフェース回路45a及びPO
RT間調停・制御回路45cは、送信データを通信用デ
ータバッファ43から読み出して、対向パッケージ
(A)55へ送信する。
【0038】監視制御装置40が対向パッケージ(A)
55から応答信号を受信(全二重通信)する処理におい
ては、先ず、通信制御モジュール45が対向パッケージ
(A)55からデータを受信する。そして、バッファイ
ンタフェース回路45a及びPORT間調停・制御回路
45cが、通信データバッファ43の中の、対向パッケ
ージ(A)55に対応する物理ポート用の受信用エリア
に受信データを格納する。この受信データを搭載したフ
レームの通信モード識別ビットには、予め対向パッケー
ジ(A)55において「MPU搭載」が表示されてい
る。受信データを受信用エリアに格納した上で、受信デ
ータに関する制御情報(受信エリアのアドレス、受信デ
ータの長さ)が対MPUレジスタ群45bに格納され
る。受信完了に伴い、通信制御部42bの割込処理部6
5は、割り込みコントローラ44から割込処理を起動す
べく通知される。割込処理部65は、受信完了割込処理
を起動し、データ受信処理部64へ通知する。この通知
によりデータ受信処理部64は、対MPUレジスタ群4
5bから受信データに関する制御情報を読み出して、通
信データバッファ43を参照する。この参照により、通
信モード識別ビットに表示されている「MPU搭載」を
認識する。データ受信処理部64はこの認識をプロトコ
ル処理部62に伝え、この場合、プロトコル処理部62
は、特に処理をせず、通信モード制御部61を呼び出
す。通信モード制御部61は、受信データに関する制御
情報を監視制御部42aへ通知する。監視制御部42a
は制御情報を基に通信用データバッファ43から受信デ
ータを読み出して、データの解析処理を行う。
【0039】監視制御装置40が対向パッケージ(B)
56へコマンドを送信(半二重通信)する処理において
は、先ず、監視制御部42aが、送信データを搭載した
フレームの通信モード識別ビットに「MPU搭載なし」
を表示し、このフレームを、通信用データバッファ43
の中の、対向パッケージ(B)56に対応する物理ポー
ト用の送信用エリアに格納する。その上で、監視制御部
42aが通信制御部42bの通信モード制御部61に送
信データに関する制御情報を与える。通信モード制御部
61は、制御情報のアドレスを基にして通信データバッ
ファ43を参照し、送信データを搭載したフレームの通
信モード識別ビットに表示されている「MPU搭載な
し」を認識する。通信モード制御部61はこの認識をプ
ロトコル処理部62に伝え、この場合、プロトコル処理
部62は、半二重通信処理部62aを起動する。半二重
通信処理部62aは、後述の送信状態テーブルを参照
し、送信状態テーブル内の対向パッケージ(B)56に
対応する部分に、第1の状態符号が記載されているなら
ば、データ送信処理部63に送信データの送信を行わせ
ず、第2の状態符号が記載されているならば、データ送
信処理部63に送信データの送信を行わせる。送信状態
テーブルは、データ処理装置42内に設けられ、MPU
の搭載がない下位パッケージ毎に、第1の状態符号また
は第2の状態符号が設定される。第1の状態符号は、対
応下位パッケージに送信データが送信されたときに設定
され、第2の状態符号は、対応下位パッケージから送信
データに対する応答の受信があったときに設定される。
従って、送信状態テーブルの対向パッケージ(B)56
に対応する部分に、第1の状態符号が記載されている状
態とは、送信データに対して対向パッケージ(B)56
から未だ応答が戻っていない状態であり、この状態の半
二重通信方式では、送信データを送ってはならない。な
お、第2の状態符号が記載されているならば、データ送
信処理部63に送信データの送信を行わせ、その後、送
信状態テーブルの対向パッケージ(B)56に対応する
部分に、第1の状態符号を設定する。
【0040】半二重通信処理部62aから送信処理実行
を指示されたデータ送信処理部63は、通信制御モジュ
ール45の対MPUレジスタ群45bに、送信データに
関する制御情報(送信エリアのアドレス、送信データの
長さ)をセットして、送信要求を出す。通信制御モジュ
ール45のバッファインタフェース回路45a及びPO
RT間調停・制御回路45cは、送信データを通信デー
タバッファ43から読み出して、対向パッケージ(B)
56へ送信する。
【0041】監視制御装置40が対向パッケージ(B)
56から応答信号を受信(半二重通信)する処理におい
ては、先ず、通信制御モジュール45が対向パッケージ
(B)56からデータを受信して、バッファインタフェ
ース回路45a及びPORT間調停・制御回路45c
が、通信データバッファ43の中の、対向パッケージ
(B)56に対応する物理ポート用の受信用エリアに受
信データを格納する。この受信データを搭載したフレー
ムの通信モード識別ビットには、予め対向パッケージ
(B)56において「MPU搭載なし」が表示されてい
る。受信データを受信用エリアに格納した上で、受信デ
ータに関する制御情報(受信エリアのアドレス、受信デ
ータの長さ)が対MPUレジスタ群45bに格納され
る。受信完了に伴い、通信制御部42bの割込処理部6
5は、割り込みコントローラ44から割込処理を起動す
べく通知される。割込処理部65は、受信完了割込処理
を起動し、データ受信処理部64へ通知する。この通知
によりデータ受信処理部64は、対MPUレジスタ群4
5bから受信データに関する制御情報を読み出して、通
信データバッファ43を参照する。この参照により、通
信モード識別ビットに表示されている「MPU搭載な
し」を認識する。データ受信処理部64はこの認識をプ
ロトコル処理部62に伝え、この場合、プロトコル処理
部62は、特に処理をせず、通信モード制御部61を呼
び出す。通信モード制御部61は、受信データに関する
制御情報を監視制御部42aへ通知する。監視制御部4
2aは制御情報を基に通信用データバッファ43から受
信データを読み出して、データの解析処理を行う。な
お、データ受信処理部64は、送信状態テーブルに第2
の状態符号を設定する。
【0042】以上のように、通信制御部42bは全二重
通信方式用及び半二重通信方式用の2系統のプログラム
を持ち、特に通信モード制御部61において、接続先の
下位パッケージの通信方式に合わせて一方の通信方式を
選択するようにしている。この下位パッケージの通信方
式の認識は、フレーム内の通信モード識別ビットを利用
するために、通信制御部42bが、配下の各下位パッケ
ージの通信方式に関する情報を保持する必要がない。よ
って、同一の通信制御プログラムを、下位パッケージの
接続形態が異なる他の監視制御パッケージに搭載するこ
とも可能である。
【0043】またこのように、通信制御部42bが、下
位パッケージの2つの通信方式の差異を吸収するので、
通信制御モジュール45は、下位パッケージの2つの通
信方式の差異に対応する回路構成を備える必要がない。
即ち、通信制御モジュール45は、通信制御部42bか
ら送信指示されたデータを指定の物理ポートから下位パ
ッケージに送信するだけでよい。また、下位パッケージ
からのデータ受信時も全ての受信データを受信対象とし
てよい。かくして、通信制御モジュール45は、単に通
信方式の差異に無関係な送信機能及び受信機能のみを備
えるだけでよく、通信制御モジュール45の回路規模
を、従来に比べ縮小することができる。言い換えれば、
通信制御モジュール45の各物理ポートに、全二重通信
方式が適したMPU搭載下位パッケージと、半二重通信
方式が適したMPU非搭載下位パッケージとを任意に接
続することが可能であり、かつ接続形態の変更も自由に
できる。
【0044】次に、第2の実施の形態を説明する。第2
の実施の形態は、図2に示すように、監視対象パッケー
ジ31に対して所定信号を送信して送信完了したときに
送信完了信号を発生する送信完了信号発生手段21と、
所定信号に対する応答信号を受信して受信完了したとき
に受信完了信号を発生する受信完了信号発生手段22
と、応答信号が受信されているときには送信完了信号を
破棄し、応答信号が受信されないときには、送信完了信
号を転送する転送手段23と、応答信号が受信されない
ときに、所定信号を監視対象パッケージ31に再送する
再送手段24と、再送手段24による再送の後、受信完
了信号発生手段22及び転送手段23から得られる信号
を基に障害位置を特定する障害位置特定手段25とから
構成される。
【0045】以上のような構成において、転送手段23
には常時、送信完了信号発生手段21で発生された送信
完了信号が送られている。監視制御装置20及び監視対
象パッケージ31に障害の発生がなく、それらが正常な
状態においては、監視制御装置20が監視対象パッケー
ジ31に対して所定信号を送信したときに、監視対象パ
ッケージ31が監視制御装置20に対して応答信号を返
信してくる。その応答信号が監視制御装置20において
正常に受信されたときには、送信完了信号発生手段21
から転送手段23に送信完了信号が送られる。この場
合、転送手段23は、送信完了信号発生手段21から送
られた送信完了信号を破棄し、送信完了信号を、障害位
置特定手段25に送らないようにする。これにより、障
害位置特定手段25の起動を防ぎ、通常は処理実行が無
駄となる障害位置特定手段25の起動を未然に防止して
いる。
【0046】一方、監視制御装置20または監視対象パ
ッケージ31のいずれかに障害があるときには、監視制
御装置20において応答信号が受信されないが、そうし
たときには、転送手段23で切り替えが行われ、次回に
発生する筈の送信完了信号が障害位置特定手段25へ転
送されるようになる。障害位置特定手段25は、通信制
御プログラムによって実現される機能の一部であり、受
信完了信号発生手段22及び転送手段23から後刻送ら
れる信号を基に障害位置を特定する。
【0047】応答信号が受信されないときには転送手段
23での切り替えと同時に、再送手段24が、所定信号
を監視対象パッケージ31に再送する。この再送によ
り、監視制御装置20及び監視対象パッケージ31のう
ちで障害の発生している方に応じて送信完了信号または
受信完了信号が発生される。再送の後、それらの信号を
受けたとき、または所定時間の経過後に、障害位置特定
手段25は起動し、障害位置を特定する。つまり、障害
位置特定手段25は、送信完了信号を受信しないときに
は、監視制御装置20側に障害が発生していると判定す
る。また、送信完了信号を受信し、受信完了信号を受信
していないときは、監視対象パッケージ31側に障害が
発生していると判定する。
【0048】かくして、正常時には通信制御プログラム
の処理を無駄に行うことなく、また、障害時には障害箇
所の特定を確実に行うことができるようになる。次に、
第2の実施の形態を詳しく説明する。
【0049】第2の実施の形態の具体的な構成は、基本
的に第1の実施の形態の具体的な構成と同じである。従
って、第2の実施の形態の説明では、第1の実施の形態
の構成を流用する。
【0050】なお、以下に説明する第2の実施の形態で
は、図2に示す監視制御装置20は監視制御装置40に
対応し、同様に、送信完了信号発生手段21は通信制御
モジュール45に、受信完了信号発生手段22は通信制
御モジュール45に、転送手段23は通信制御部42b
に、再送手段24は通信制御部42bに、障害位置特定
手段25は監視制御部42aに、監視対象パッケージ3
1は下位パッケージ51〜54に対応する。
【0051】第2の実施の形態では、通信制御モジュー
ル45の対MPUレジスタ群45bに更に、割込信号線
要因割当部が設けられる。図7は、割込信号線要因割当
部の構成を示す図である。割込信号線要因割当部には、
割り込みコントローラ44が送信完了時に参照すべき割
当部71[図7(A)]、割り込みコントローラ44が
受信完了時に参照すべき割当部72[図7(B)]、及
び割り込みコントローラ44が受信エラー発生時に参照
すべき割当部73[図7(C)]の3つの割当部があ
り、各割当部とも、物理ポート及び割り込み信号線毎に
1ビット分の記憶部分が設定される。
【0052】図8は、システム初期化時に割込信号線要
因割当部に対して設定された割り込み指示を示す図であ
る。即ち、システム初期化時の設定では、どの物理ポー
トからデータを受信した場合も、その受信が完了した場
合には、データ受信完了の割り込み信号を割り込み信号
線Aから通信制御部42bへ送るようにする。こうした
制御を実現するために、受信完了時に参照すべき割込信
号線要因割当部72[図8(B)]においては、割り込
み信号線Aの各物理ポートに対応する記憶部分72aに
値1を設定し、他の割り込み信号線B,Cの各物理ポー
トに対応する記憶部分72b,72cには値0を設定す
る。
【0053】また、システム初期化時の設定では、どの
物理ポートからデータを受信した場合も、その受信デー
タに誤りがあった場合には、受信エラーの割り込み信号
を割り込み信号線Bから通信制御部42bへ送るように
する。こうした制御を実現するために、受信エラー発生
時に参照すべき割込信号線要因割当部73[図8
(C)]においては、割り込み信号線Bの各物理ポート
に対応する記憶部分73bに値1を設定し、他の割り込
み信号線A,Cの各物理ポートに対応する記憶部分73
a,73cには値0を設定する。
【0054】ただし、システム初期化時の設定では、ど
の物理ポートからデータを送信した場合も、その送信が
完了した場合に、データ送信完了の割り込み信号を通信
制御部42bへ送らないようにする。こうした制御を実
現するために、送信完了時に参照すべき割込信号線要因
割当部71[図8(A)]においては、割り込み信号線
A,B,Cの各物理ポートに対応する記憶部分71a〜
71cには値0を設定する。なお、各割り込み信号が同
時に発生した場合には、各割り込み信号を割り込み信号
線A,B,Cから通信制御部42bに対して、そのまま
通知することをせず、優先順位を割り込み信号線A、割
り込み信号線B、割り込み信号線Cの順につけて通知す
るようにする。
【0055】かくして、割込コントローラ44は、割り
込み要因発生時に、その割り込み要因に応じて割込信号
線要因割当部の3つの割当部71,72,73のいずれ
かを参照し、対応の物理ポートにおいて値1が設定され
ている割り込み信号線から割り込み信号を通信制御部4
2bへ送るようにする。
【0056】特に、送信完了時に参照すべき割込信号線
要因割当部71においては、割り込み信号線A,B,C
の各物理ポートに対応する記憶部分71a〜71cに全
て値0が設定されている。これにより、通信制御部42
bにおける送信完了時の割り込み処理が割愛され、正常
運用中に無駄な処理が実施されることを防止するように
している。
【0057】ここで、図3において監視制御装置40が
物理ポート(1)45dから下位パッケージ(1)51
に対してデータ送信を実行したが、応答が戻って来なか
ったとする。
【0058】監視制御装置40の監視制御部42aにお
いては、データ送信後、その送信に対する応答が届くか
否かを所定時間に亘って監視する。所定時間の間に応答
がなければ、監視制御部42aは通信制御部42b経由
で、対MPUレジスタ群45bの割込信号線要因割当部
の物理ポート(1)対応部分に対してだけ設定変更を行
う。この設定変更を、図9を参照して説明する。
【0059】図9は、物理ポート(1)45dからデー
タを送信し、応答がなかったときに対MPUレジスタ群
45bの割込信号線要因割当部において行われる設定変
更を示す図である。即ち、送信完了時に参照すべき割込
信号線要因割当部71[図9(A)]においては、割り
込み信号線Aの記憶部分71aのうちの物理ポート
(1)に対応する記憶部分の値0を値1に変更する。そ
して、受信完了時に参照すべき割込信号線要因割当部7
2[図9(B)]においては、割り込み信号線Aの記憶
部分72aのうちの物理ポート(1)に対応する記憶部
分の値1を値0に変更し、割り込み信号線Bの記憶部分
72bのうちの物理ポート(1)に対応する記憶部分の
値0を値1に変更する。受信エラー発生時に参照すべき
割込信号線要因割当部73[図9(C)]においては、
割り込み信号線Bの記憶部分73bのうちの物理ポート
(1)に対応する記憶部分の値1を値0に変更し、割り
込み信号線Cの記憶部分73cのうちの物理ポート
(1)に対応する記憶部分の値0を値1に変更する。
【0060】こうした設定変更後に、監視制御装置40
の通信制御部42bが、応答のなかった送信データにつ
いて再度の送信を行う。この再送の結果、監視制御装置
40に障害がなく、再送が確かに実行されていれば、送
信完了時に、今度は、割り込み信号が通信制御部42b
に送られる。つまり、割込信号線要因割当部の送信完了
時に参照すべき割当部71[図9(A)]において、割
り込み信号線Aの物理ポート(1)に対応する記憶部分
に値1が設定されているので、送信完了時に、割り込み
信号が通信制御部42bに送られる。
【0061】こうした再送の結果得られた送信完了信号
や受信完了信号を基に、監視制御部42aによって障害
位置を特定する処理が行われる。図10は、監視制御部
42aにおいて実行される障害位置の特定処理の手順を
示すフローチャートである。この処理では、送信完了信
号及び受信完了信号の各検出に基づき、障害位置の特定
が行われる。
【0062】即ち、下位パッケージ51に対してデータ
を再度送信した場合に(S1)、送信完了信号や受信完
了信号が検出され得る(S2,S3)。送信完了信号及
び受信完了信号が検出されているときには、監視制御装
置40及び下位パッケージ51が両方とも正常である。
それにも拘わらず、データ送信に対して応答がなかった
のは、下位パッケージ51において、例えば、データ送
信に対する応答を行う前に、次に到達した送信データが
前の送信データの上に上書きされてしまい、前の送信デ
ータが破棄されてしまったものと見なす(S4)。この
場合には、監視制御装置40から下位パッケージ51に
対して再度データ送信を行うようにする(S5)。
【0063】送信完了信号だけが検出され、受信完了信
号が検出されていないときには、下位パッケージ51に
おいて故障が発生していると判定し(S6)、上位の監
視制御装置に故障情報を通知する(S7)。
【0064】送信完了信号も、受信完了信号も検出され
ていないときには、監視制御装置40において故障が発
生していると判定し(S8)、上位の監視制御装置に故
障情報を通知する(S9)。
【0065】以上のように、第2の実施の形態では、送
信完了割込を必要なときのみ発生させ、これにより、正
常運用中の通信制御部42bの処理負担を軽減する一
方、障害時には、障害箇所の特定が可能となる。
【0066】なお、以上説明した第1の実施の形態及び
第2の実施の形態では、監視制御装置を備えた伝送装置
を例として説明したが、本発明の適用は特に伝送装置に
限定されるものではない。即ち、監視制御装置を搭載し
た上位パッケージに対して、配下に監視対象の複数の下
位パッケージを有し、それらの間でデータ転送が行われ
る装置またはシステムであるならば、伝送装置に限ら
ず、本発明は適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、識別符
号記載手段が送信フレームのヘッダの所定位置に、監視
対象パッケージの通信方式を示す通信方式識別符号を記
載する。そして送信制御手段が、送信フレームに搭載さ
れた通信方式識別符号を参照して、送信手段の送信動作
を制御する。このように、送信手段では、監視対象パッ
ケージにおける通信方式の種別に関係なく、送信制御手
段の指示に従うだけで、送信フレームの送信を行うこと
ができる。従って、送信手段は、従来であれば、通信方
式毎に別々の回路構成を備える必要があったのに対し、
本発明では簡単な回路構成で送信手段を構成することが
可能となる。即ち、本発明の監視制御装置は、回路規模
を増大させることなく、通信方式が異なる複数の監視対
象パッケージとの間で監視制御信号の送受信を行うこと
ができる。
【0068】また、監視制御装置及び監視対象パッケー
ジに障害の発生がなく、それらが正常な状態において
は、転送手段が、送信完了信号発生手段から送られた送
信完了信号を破棄し、送信完了信号を障害位置特定手段
へ送らないようにする。これにより、障害位置特定手段
の起動を防ぎ、通常は無駄となる障害位置特定手段の処
理実行を未然に防止している。一方、監視制御装置また
は監視対象パッケージのいずれかに障害があるときに
は、転送手段で切り替えが行われ、次回に発生する筈の
送信完了信号が障害位置特定手段へ転送されるようにす
る。その切り替えと同時に、再送手段が、所定信号を監
視対象パッケージに再送する。その後に受信された送信
完了信号または受信完了信号に応じて、障害位置特定手
段が起動し、監視制御装置側及び監視対象パッケージ側
のうちのいずれの側に障害が発生してかを判定する。
【0069】かくして、正常時には障害位置特定手段の
処理を無駄に行うことなく、また、障害時には障害箇所
の特定を確実に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】監視制御装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】通信用データバッファの内部の格納領域を示す
図である。
【図5】監視制御装置内の通信制御部を更に詳しく示す
図である。
【図6】監視制御装置と対向パッケージとの間で伝送さ
れるフレームの構成を示す図である。
【図7】(A)は割込信号線要因割当部のうちの送信完
了時に参照すべき割当部を示す図であり、(B)は割込
信号線要因割当部のうちの受信完了時に参照すべき割当
部を示す図であり、(C)は割込信号線要因割当部のう
ちの受信エラー発生時に参照すべき割当部を示す図であ
る。
【図8】(A)はシステム初期化時に、割込信号線要因
割当部のうちの送信完了時に参照すべき割当部に対して
設定された割り込み指示を示す図であり、(B)はシス
テム初期化時に、割込信号線要因割当部のうちの受信完
了時に参照すべき割当部に対して設定された割り込み指
示を示す図であり、(C)はシステム初期化時に、割込
信号線要因割当部のうちの受信エラー発生時に参照すべ
き割当部に対して設定された割り込み指示を示す図であ
る。
【図9】(A)は物理ポート(1)から応答がないとき
に、割込信号線要因割当部のうちの送信完了時に参照す
べき割当部に対して設定された割り込み指示を示す図で
あり、(B)は物理ポート(1)から応答がないとき
に、割込信号線要因割当部のうちの受信完了時に参照す
べき割当部に対して設定された割り込み指示を示す図で
あり、(C)は物理ポート(1)から応答がないとき
に、割込信号線要因割当部のうちの受信エラー発生時に
参照すべき割当部に対して設定された割り込み指示を示
す図である。
【図10】監視制御部において実行される、送信完了信
号及び受信完了信号の各検出に基づく障害位置の特定処
理の手順を示すフローチャートである。
【図11】監視制御機能を有する従来の伝送装置の基本
的な構成およびその伝送装置の周辺の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1a〜1n 監視対象パッケージ 2 識別符号記載手段 3 送信手段 4 送信制御手段 5 監視対象パッケージ 6 送信完了信号発生手段 7 受信完了信号発生手段 8 転送手段 9 再送手段 10 障害位置特定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 真人 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 田村 純一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信方式が互いに異なる複数の監視対象
    パッケージとの間でそれぞれ通信を行い、当該複数の監
    視対象パッケージの監視制御を行う監視制御装置におい
    て、 通信相手となる監視対象パッケージの通信方式を示す通
    信方式識別符号を、送信フレームに記載する識別符号記
    載手段と、 前記送信フレームを、指定の監視対象パッケージへ送信
    する送信手段と、 前記送信フレームを送信すべき監視対象パッケージを前
    記送信手段に対して指定すると共に、前記送信フレーム
    に前記識別符号記載手段によって搭載された通信方式識
    別符号を参照して、前記送信手段の送信動作を制御する
    送信制御手段と、 を有することを特徴とする監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の監視対象パッケージの通信方
    式は、全二重通信方式及び半二重通信方式であり、 前記送信制御手段は、半二重通信方式の監視対象パッケ
    ージとの通信の場合に、当該監視対象パッケージへ以前
    に送信した送信フレームに対する応答の受信が済んでい
    るときだけ、前記送信手段に送信を行わせることを特徴
    とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段は、 監視対象パッケージ毎の記載部分を備えた送信状態テー
    ブルと、 半二重通信方式の監視対象パッケージとの通信の場合
    に、当該監視対象パッケージへ送信フレームが送信され
    たとき、前記送信状態テーブルのうちの対応監視対象パ
    ッケージの記載部分に、第1の状態符号を記載する送信
    時記載手段と、 前記送信フレームに対する応答の受信があったときに、
    前記送信状態テーブルのうちの対応監視対象パッケージ
    の記載部分に、第2の状態符号を記載する受信時記載手
    段と、 半二重通信方式の監視対象パッケージとの通信の場合
    に、前記送信状態テーブルの対応監視対象パッケージの
    記載部分を参照し、前記第1の状態符号が記載されてい
    るならば、前記送信手段に送信を行わせず、前記第2の
    状態符号が記載されているならば、前記送信手段に送信
    を行わせる送信停止実行手段と、 を含むことを特徴とする請求項2記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 監視対象パッケージとの間で通信を行
    い、当該監視対象パッケージの監視制御を行う監視制御
    装置において、 前記監視対象パッケージに対して所定信号を送信して送
    信完了したときに送信完了信号を発生する送信完了信号
    発生手段と、 前記所定信号に対する応答信号を受信して受信完了した
    ときに受信完了信号を発生する受信完了信号発生手段
    と、 前記応答信号が受信されているときには前記送信完了信
    号を破棄し、前記応答信号が受信されないときには、前
    記送信完了信号を転送する転送手段と、 前記応答信号が受信されないときに、前記所定信号を前
    記監視対象パッケージに再送する再送手段と、 前記再送手段による再送の後、前記受信完了信号発生手
    段及び前記転送手段から得られる信号を基に障害位置を
    特定する障害位置特定手段と、 を有することを特徴とする監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記障害位置特定手段は、前記転送手段
    から送信完了信号を得られないときには、自監視制御装
    置側に障害が発生していると判定することを特徴とする
    請求項4記載の監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記障害位置特定手段は、前記転送手段
    から送信完了信号を得られ、前記受信完了信号発生手段
    から受信完了信号を得られないときは、対応の監視対象
    パッケージ側に障害が発生していると判定することを特
    徴とする請求項4記載の監視制御装置。
  7. 【請求項7】 前記障害位置特定手段は、前記転送手段
    から送信完了信号を得られ、前記受信完了信号発生手段
    からも受信完了信号を得られたときは、対応の監視対象
    パッケージ側において前記所定信号が破棄されたと判定
    し、前記再送手段に対して前記所定信号を前記監視対象
    パッケージに再送するように指示することを特徴とする
    請求項4記載の監視制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005033787A (ja) * 2003-06-23 2005-02-03 Boc Group Inc:The 分散制御のために監視制御及びデータ収集(scada)システムを自己設定する方法及び装置
JP2008085467A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 遠隔監視制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、照明システム、ホームセキュリティシステム、家庭用電化機器
JP2010252388A (ja) * 2010-06-29 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp 遠隔監視制御装置、及びそれを備えた空気調和システム、照明システム、ホームセキュリティシステム、家庭用電化機器

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