JPH11204470A - 傾斜式ワーク浸漬方法及び装置 - Google Patents

傾斜式ワーク浸漬方法及び装置

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JPH11204470A
JPH11204470A JP1791898A JP1791898A JPH11204470A JP H11204470 A JPH11204470 A JP H11204470A JP 1791898 A JP1791898 A JP 1791898A JP 1791898 A JP1791898 A JP 1791898A JP H11204470 A JPH11204470 A JP H11204470A
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JP
Japan
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work
chuck means
chuck
processing liquid
substrate
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JP1791898A
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Shiro Furusawa
澤 四 郎 古
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SpeedFam Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深さの浅い浸漬槽に収容した少量の処理液を
使用して、板状のワークを効率良く且つ確実に浸漬処理
できるようにする。 【解決手段】 チャック手段7でチャックした板状のワ
ークWを、傾斜させた状態で浸漬槽5内に下降させるこ
とにより下半部を処理液6中に部分浸漬させ、その状態
で該ワークWを水平に向けることにより全浸漬状態にす
る。一定の浸漬時間が経過したあと上記ワークWを、チ
ャック手段7により傾斜状態にして処理液6から引き上
げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハのよ
うな実質的に板状をしたワークを処理液中に浸漬させる
ための方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体ウエハのポリッシング加工
においては、該ウエハの表面を保護するなどの目的で加
工前にその表面に酸化膜を形成することがある。この酸
化膜の形成は、浸漬槽内に収容されたオゾン水等の処理
液中にウエハを浸漬させることにより行われるが、その
浸漬方法として従来では、処理液中にウエハを垂直に出
し入れするか、又は水平に出し入れする方法がとられて
いた。
【0003】しかしながら、ウエハを垂直に出し入れす
る方法は、浸漬槽が深くなるため、高価な処理液を大量
に必要としてコストが高くなるばかりでなく、浸漬槽の
設置スペースが大きくなって装置が大形化するという欠
点があった。
【0004】また、ウエハを水平に出し入れする方法
は、該ウエハを処理液中に入れるときその下面にエアが
付着したまま残留し易いため、保護膜が全面に均等に形
成されにくく、また、処理液からウエハを引き出すと
き、処理液による抵抗が大きいためにウエハの位置ずれ
等が生じて作業を行いにくいばかりでなく、ウエハの上
面に処理液が乗って槽外に持ち出され、高価な処理液が
無駄に消費され易いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、処理液に対するワークの浸漬処理を、深さの浅い浸
漬槽と少量の処理液とを使用して、ワーク表面にエア溜
りを生じたり処理液を無駄に消費したりすることなく、
効率良く且つ確実に行うことができるようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の浸漬方法は、板状のワークをチャック手段で水
平にチャックする工程、ワークをチャックした上記チャ
ック手段を傾斜させた状態で下降させ、傾斜するワーク
の下半部を浸漬槽内の処理液中に部分浸漬させる工程、
下半部が処理液に部分浸漬した上記ワークをチャック手
段で水平に向けることにより、該ワークを処理液中に全
浸漬させる工程、一定の浸漬時間が経過したあと上記チ
ャック手段を傾斜させて上昇させることにより、ワーク
を処理液から傾斜状態で引き上げる工程を有することを
特徴とするものである。
【0007】また、上記方法を実施するための本発明の
浸漬装置は、板状のワークを水平にチャックするチャッ
ク手段、上記チャック手段を昇降自在且つ傾動自在に支
持する支持手段、上記チャック手段にチャックされたワ
ークを浸漬させるための処理液が充填された浸漬槽、ワ
ークが処理液に浸漬される下降行程及び処理液から取り
出される上昇工程中は上記チャック手段を傾斜状態に保
ち、ワークが処理液に全浸漬する下降端及びワークのチ
ャック位置である上昇端では該チャック手段を水平に向
ける姿勢変更手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明の一つの具体的な実施態様において
は、上記姿勢変更手段が、上記チャック手段を取り付け
た基板と、該基板を荷重的に偏心した位置において偏荷
重の作用により傾斜自在なるように支持する支軸と、チ
ャック手段が上昇端にあるとき上記基板に当接して該基
板を水平に向ける1つ以上の上昇端ストッパと、チャッ
ク手段が下降端にあるとき上記基板に当接して該基板を
水平に向ける1つ以上の下降端ストッパとを含んでい
る。
【0009】本発明の他の具体的な実施態様において
は、上記姿勢変更手段が、チャック手段側に固定されて
該チャック手段を支持手段に傾動自在に支持させる支軸
と、該支軸を一定角度回転させるロータリアクチュエー
タとを含んでいる。
【0010】上記構成を有する本発明によれば、ワーク
を処理液に浸漬させるときは、該ワークを傾斜させた状
態で下半部を部分浸漬させたあと、水平に向けて全浸漬
させるようにしているため、浸漬槽の深さが浅い場合
(従って処理液の液深が浅い場合)でも、該ワークを確
実にしかも下面にエア溜りを生じることなく全浸漬させ
ることができる。また、ワークを処理液から取り出す場
合にも、該ワークを再び傾斜させた状態で引き上げるよ
うにしているため、取り出す際の処理液の抵抗が小さく
取り出し作業を行い易いばかりでなく、ワークで処理液
が槽外に持ち出されることがないため処理液が無駄に消
費されることもない。従って、深さの浅い小形の浸漬槽
と少量の処理液とを使用して、省スペース的且つ経済的
にワークの浸漬処理を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る浸漬
装置の一実施例の側面図を示すもので、この浸漬装置1
Aは、ベース2と、該ベース2の一端から立ち上がった
支柱3と、該支柱3の上端から水平に延びる支持アーム
4とを備えている。上記ベース2上には浸漬槽5が設置
され、該浸漬槽5内には、ワークWを浸漬処理するため
のオゾン水のような処理液6が収容されている。また、
上記支持アーム4の先端には、半導体ウエハのような実
質的に円板形をした上記ワークWをチャックするための
チャック手段7が、該チャック手段7を傾斜状態と水平
状態とに変移させる姿勢変更手段8を介して、支持手段
を構成する昇降シリンダ9により昇降自在且つ傾動自在
に支持されている。この昇降シリンダ9は、ロッド9a
の回り止め機構を兼ねた伸縮ガイド機構を有するもので
ある。
【0012】上記浸漬槽5は、円形状又は矩形状をして
いて、ワークを水平に浸漬させることができる平面的広
さを持っているが、その深さはワークの直径の1/3〜
1/5程度と浅く、従ってここに収容されている処理液
6の量は少量である。
【0013】上記チャック手段7は、ワークWの外周を
挟持するための挟持部片11aを先端に備えた複数(例
えば2つ又は3つ)のチャックアーム11と、これらの
チャックアーム11を開閉するチャックシリンダ12と
からなっていて、該チャックシリンダ12が、矩形状を
した基板14の下面の一端寄りの位置に取り付けられて
いる。上記挟持部片11aは、例えば合成樹脂のよう
な、ワークを傷付ける心配のない素材で構成されてい
る。
【0014】上記基板14は、以下に述べる支軸15と
上昇端ストッパ16A,16B,16C及び下降端スト
ッパ17と共に上記姿勢変更手段8を構成するもので、
該基板14の上面には、上記チャックシリンダ12を取
り付けた側とは反対の側に偏寄した位置に矩形枠状の軸
受部材18が固定され、この軸受部材18内に昇降シリ
ンダ9のロッド9aの下端の連結部材19が嵌合し、こ
れらの軸受部材18と連結部材19とが上記支軸15に
よって傾動自在に連結されている。このように上記基板
14は、荷重的に偏心した位置で上記連結部材19に吊
支されているため、偏荷重の作用によって自動的に傾斜
し、チャック手段7がチャックしたワークWを傾斜させ
る。
【0015】上記チャック手段7の最大傾斜角を規定す
るため、上記軸受部材18には、該軸受部材18が傾斜
したとき連結部材19の側面に当接する傾斜ストッパ2
0が取り付けられている。この傾斜ストッパ20は螺子
からなっていて、螺回することにより位置を調節自在で
あり、その位置を調節することによってチャック手段7
の最大傾斜角を変更できるようになっている。上記軸受
部材18にはまた、上記傾斜ストッパ20の反対側の位
置に、連結部材19の側面に当接する復帰ストッ21パ
が設けられている。この復帰ストッ21は、上記チャッ
ク手段7が傾斜状態から水平状態に姿勢を変更すると
き、水平状態を越えて過度に姿勢変更されないように規
制するものである。
【0016】上記支持アーム4の先端には、上記基板1
4のほぼ真上に位置するようにプレート24が取り付け
られ、図3及び図4からも分かるように、このプレート
24の先端側の中央部と基端側の両側端部との3箇所
に、該プレート24から下方に延出する3つの上昇端ス
トッパ16A,16B,16Cが、互いに同じ高さに位
置するように取り付けられ、プレート24の先端側の一
側端部寄りの位置には、上記上昇端ストッパ16A,1
6B,16Cよりも更に下方に突出する1つの下降端ス
トッパ17が取り付けられている。
【0017】上記上昇端ストッパ16A,16B,16
Cは、上記プレート24に長さ調節自在にねじ着けられ
た螺子棒16aの下端に取り付けられ、図1に実線で示
すようにチャック手段7が上昇端にあるとき、基板14
の上面に当接して該基板14及びチャック手段7を水平
に保つものである。即ち、上記基板14が、同図に鎖線
で示すように、チャック手段7が取り付けられている先
端部14a側が低くなるように傾斜した状態で昇降シリ
ンダ9により上昇すると、先ず、プレート24の基端部
側に取り付けられた2つのストッパ16A,16Bが該
基板14の基端部14bの上面に当接して、該基端部1
4bのそれ以上の上昇を規制するため、該基板14は次
第に水平方向に向きを変えながら先端部14a側が上昇
し、ほぼ水平を向く上昇端の位置で、該先端部14aの
上面が先端側のストッパ16Cに当接して停止する。
【0018】一方、下降端ストッパ17は、上記プレー
ト24に長さ調節自在にねじ着けられた螺子棒17aの
下端に取り付けられ、基板14に設けた切欠き25内に
螺子棒17aが嵌合した状態に配設され、図2に鎖線で
示すようにチャック手段7が下降端にあるとき基板14
の下面に当接し、該基板14及びチャック手段7を水平
に保つものである。即ち、上記基板14が同図に実線で
示す方向に傾斜した状態で下降して、その先端部14a
が上記下降端ストッパ17に当接すると、該先端部14
aのそれ以上の下降が規制されるため、該基板14は次
第に水平方向に向きを変えながら基端部14b側が下降
し、ほぼ水平を向く上記下降端の位置で停止する。この
場合、昇降シリンダ9のロッド9aの下降ストローク
を、基板14がほぼ水平を向く下降端の位置でストロー
クエンドを迎えるように調整しておくことにより、下降
端ストッパ17が1つだけであっても、上記基板14を
下降端の位置で水平に停止させることができる。しか
し、上記復帰ストッ21で水平位置を規定しても良く、
あるいは上昇端ストッパ16A,16B,16Cのよう
に複数の下降端ストッパ17を設けても良い。
【0019】上記構成を有する浸漬装置1Aにおいて、
ワークWを浸漬処理する前の待機状態では、図1に実線
で示すように、チャック手段7が昇降シリンダ9のロッ
ド9aの短縮により上昇端に停止している。このとき該
チャック手段7は、基板14が3つの上昇端ストッパ1
6A,16B,16Cに当接することによってその姿勢
が水平に保たれている。
【0020】いま、図示しないローディング手段により
未処理ワークWがチャック手段7に供給されると、該ワ
ークWはチャックアーム11により外周チャックされ、
水平に保持される。
【0021】次に、昇降シリンダ9のロッド9aが伸長
して上記チャック手段7が下降を始めると、上記基板1
4が上昇端ストッパ16A,16B,16Cから離れて
偏荷重の作用により図1に鎖線で示すように傾斜し、こ
れに連動してチャック手段7及びワークWも同じ方向に
傾斜する。このときの基板14の最大傾斜角は、傾斜ス
トッパ20が連結部材19の側面に当接することにより
規定される(図2を参照)。
【0022】上記チャック手段7が傾斜した状態で一定
距離下降すると、ワークWは傾斜した姿勢のまま下端部
から浸漬槽5内の処理液6中に浸漬される。そして、図
2に実線で示すように該ワークWの下半部が部分的に浸
漬したところで、上記基板14の低くなった先端部14
aが下降端ストッパ17に当接して、該先端部14aの
それ以上の下降が規制される。この状態から更にロッド
9aが伸長すると、上記基板14の基端部14b側が次
第に水平方向に向きを変えながら下降し、図2に鎖線で
示すようにほぼ水平を向く下降端の位置で停止し、これ
に連動してチャック手段7及びワークWも水平に向きを
変えるため、該ワークWは処理液6中に全浸漬されるこ
とになる。
【0023】一定の浸漬時間が経過したあと、昇降シリ
ンダ9のロッド9aが短縮して上記チャック手段7が上
昇を始めると、上記基板14及びチャック手段7は再び
図2に実線で示すように傾斜し、ワークWは傾斜した状
態で処理液6から引き上げられる。
【0024】上記チャック手段7が上昇端に達すると、
図1に実線で示すように基板14が3つの上昇端ストッ
パ16A,16B,16Cに当接して、水平に姿勢変更
するため、これに連動してチャック手段7及びワークW
も水平を保つ。
【0025】かくして上記実施例においては、ワークW
を傾斜させた状態で処理液6に半浸漬させたあと、水平
に向けることによって全浸漬させるようにしているた
め、浸漬槽5の深さが浅い場合(従って処理液6の液深
が浅い場合)でも、該ワークWを確実にしかも下面にエ
ア溜りを生じることなく全浸漬させることができる。ま
た、ワークWを処理液6から取り出す場合にも、該ワー
クWを傾斜させた状態で引き上げるようにしているた
め、取り出す際の処理液6の抵抗が小さく取り出し作業
を行い易くいばかりでなく、ワークWで処理液6が槽外
に持ち出されることがないため処理液6が無駄に消費さ
れることもない。従って、深さの浅い小形の浸漬槽5と
少量の処理液6とを使用して、省スペース的且つ経済的
にワークWの浸漬処理を行うことができる。また、チャ
ック手段7を偏荷重の作用によって自動的に傾斜するよ
うに吊支させ、上昇端及び下降端の位置においてそれぞ
れストッパに当接させることによって水平に姿勢変更さ
せるようにしているので、姿勢変更のための構成が非常
に簡単である。
【0026】図5は本発明の浸漬装置の第2実施例の要
部を示すもので、この浸漬装置1Bは、上記第1実施例
の浸漬装置1Aに設けられている偏荷重式の姿勢変更手
段8に代えて、ロータリアクチュエータ30からなる姿
勢変更手段8Bを用いたものである。即ち、この浸漬装
置1Bは、昇降シリンダ9のロッド9aの下端に設けた
連結部材19に、チャック手段7のチャックシリンダ1
2から立ち上がった取付部材31を、左右バランスした
状態で支軸15により傾動自在なるように取り付け、上
記取付部材31に固定された支軸15を、上記連結部材
19に取り付けたロータリアクチュエータ30によって
必要角度だけ回転させるように構成したものである。こ
の場合、上記第1実施例のように、チャック手段7の最
大傾斜位置と水平位置とを規定するストッパを必要に応
じて設けることができる。
【0027】
【発明の効果】このように本発明によれば、処理液に対
するワークの浸漬処理を、深さの浅い浸漬槽と少量の処
理液とを使用して、ワーク表面にエア溜りを生じたり処
理液を無駄に消費したりすることなく、効率良く且つ確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク浸漬装置の第1実施例を示
す部分破断側面図である。
【図2】図1の浸漬装置の異なる動作状態を示す部分破
断側面図である。
【図3】図1の要部正面図である。
【図4】図1の要部平面図である。
【図5】本発明に係るワーク浸漬装置の第2実施例を示
す要部正面図である。
【符号の説明】
W ワークW 5 浸漬槽 6 処理液 7 チャック手
段 8,8A 姿勢変更手段 9 昇降シリン
ダ(支持手段) 14 基板 15 支軸 16A,16B,16C 上昇端ストッパ 17 下降端ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワークをチャック手段で水平にチャ
    ックする工程、 ワークをチャックした上記チャック手段を傾斜させた状
    態で下降させ、傾斜するワークの下半部を浸漬槽内の処
    理液中に部分浸漬させる工程、 下半部が処理液に部分浸漬した上記ワークをチャック手
    段で水平に向けることにより、該ワークを処理液中に全
    浸漬させる工程、 一定の浸漬時間が経過したあと上記チャック手段を傾斜
    させて上昇させることにより、ワークを処理液から傾斜
    状態で引き上げる工程、を有することを特徴とする傾斜
    式ワーク浸漬方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の浸漬方法において、上記
    チャック手段を荷重的に偏心した位置で傾斜自在なるよ
    うに吊支させ、ワークを処理液に浸漬させる下降行程及
    びワークを処理液から取り出す上昇工程中は偏荷重の作
    用により自動的に傾斜させ、ワークの全浸漬位置である
    下降端及びチャック位置である上昇端においてはストッ
    パへの当接によって水平に姿勢変更させることを特徴と
    するもの。
  3. 【請求項3】板状のワークを水平にチャックするチャッ
    ク手段、 上記チャック手段を昇降自在且つ傾動自在に支持する支
    持手段、 上記チャック手段にチャックされたワークを浸漬させる
    ための処理液が収容された浸漬槽、 ワークが処理液に浸漬される下降行程及び処理液から取
    り出される上昇行程中は上記チャック手段を傾斜状態に
    保ち、ワークが処理液に全浸漬する下降端及びワークの
    チャック位置である上昇端では該チャック手段を水平に
    向ける姿勢変更手段、を有することを特徴とする傾斜式
    ワーク浸漬装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の浸漬装置において、上記
    姿勢変更手段が、上記チャック手段を取り付けた基板
    と、該基板を荷重的に偏心した位置において偏荷重の作
    用により傾斜自在なるように支持する支軸と、チャック
    手段が上昇端にあるとき上記基板に当接して該基板を水
    平に向ける1つ以上の上昇端ストッパと、チャック手段
    が下降端にあるとき上記基板に当接して該基板を水平に
    向ける1つ以上の下降端ストッパとを含むことを特徴と
    するもの。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の浸漬装置において、上記
    姿勢変更手段が、チャック手段側に固定されて該チャッ
    ク手段を支持手段に傾動自在に支持させる支軸と、該支
    軸を一定角度回転させるロータリアクチュエータとを含
    むことを特徴とするもの。
JP1791898A 1998-01-14 1998-01-14 傾斜式ワーク浸漬方法及び装置 Withdrawn JPH11204470A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107516694A (zh) * 2017-07-31 2017-12-26 常州市杰洋精密机械有限公司 一种湿法清洗物载具预脱水方法及所用提升机构
KR20180110850A (ko) * 2017-03-30 2018-10-11 주식회사 케이씨텍 배치식 기판 처리 장치
CN109775362A (zh) * 2019-01-14 2019-05-21 上海釜川自动化设备有限公司 一种预干燥结构及其实施方法

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