JPH1120438A - ダンパーの取付構造 - Google Patents
ダンパーの取付構造Info
- Publication number
- JPH1120438A JPH1120438A JP9179593A JP17959397A JPH1120438A JP H1120438 A JPH1120438 A JP H1120438A JP 9179593 A JP9179593 A JP 9179593A JP 17959397 A JP17959397 A JP 17959397A JP H1120438 A JPH1120438 A JP H1120438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- mounting
- fitting
- rotation
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G13/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
- B60G13/001—Arrangements for attachment of dampers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/005—Suspension locking arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G9/00—Resilient suspensions of a rigid axle or axle housing for two or more wheels
- B60G9/02—Resilient suspensions of a rigid axle or axle housing for two or more wheels the axle or housing being pivotally mounted on the vehicle, e.g. the pivotal axis being parallel to the longitudinal axis of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/32—Rigid axle suspensions pivoted
- B60G2200/322—Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/46—Means for locking the suspension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2300/00—Indexing codes relating to the type of vehicle
- B60G2300/02—Trucks; Load vehicles
- B60G2300/022—Fork lift trucks, Clark
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/76—Joints and connections having a cam, wedge, or tapered portion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Handcart (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】取付ブラケット間におけるダンパー取付部間の
寸法ばらつきが生じても、その寸法ばらつきを吸収すべ
く取付寸法を調整することができ、該ダンパーを車体フ
レームと車軸との間に容易に取り付けることができるダ
ンパーの取付構造を提供する。 【解決手段】車体フレーム及びリアアクスル11には、
ダンパーを取り付けるための取付ブラケットがそれぞれ
設けられる。偏心ピン25は、リアアクスル11側のブ
ラケット24にダンパーを回動可能に支持するために、
該ブラケット24の取付孔24a,24b及び該ダンパ
ーの取付部21の挿通孔21aに嵌挿され、嵌挿された
状態で回動させその回動量に基づいて両ブラケット間の
該ダンパーの取付寸法を調節する。固定プレート27
は、その嵌合孔27aに該ピン25の回動規制部25d
を嵌合させ該ピン25を任意の回動位置で係止し該ピン
25の回動を防止する。
寸法ばらつきが生じても、その寸法ばらつきを吸収すべ
く取付寸法を調整することができ、該ダンパーを車体フ
レームと車軸との間に容易に取り付けることができるダ
ンパーの取付構造を提供する。 【解決手段】車体フレーム及びリアアクスル11には、
ダンパーを取り付けるための取付ブラケットがそれぞれ
設けられる。偏心ピン25は、リアアクスル11側のブ
ラケット24にダンパーを回動可能に支持するために、
該ブラケット24の取付孔24a,24b及び該ダンパ
ーの取付部21の挿通孔21aに嵌挿され、嵌挿された
状態で回動させその回動量に基づいて両ブラケット間の
該ダンパーの取付寸法を調節する。固定プレート27
は、その嵌合孔27aに該ピン25の回動規制部25d
を嵌合させ該ピン25を任意の回動位置で係止し該ピン
25の回動を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両における
車体フレームと該フレームに対して揺動可能に設けた車
軸との間に取り付けられるダンパーの取付構造に関する
ものである。
車体フレームと該フレームに対して揺動可能に設けた車
軸との間に取り付けられるダンパーの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行性と乗り心地を考慮し
て、車軸を車体フレームに対して揺動可能としたフォー
クリフトが提案されている。このフォークリフトでは、
該フォークリフトの旋回時に、例えば横方向の加速度
(遠心力)等に従って揺動する。このため、旋回時の走
行安定性が低下し、走行速度を上げることができなかっ
た。
て、車軸を車体フレームに対して揺動可能としたフォー
クリフトが提案されている。このフォークリフトでは、
該フォークリフトの旋回時に、例えば横方向の加速度
(遠心力)等に従って揺動する。このため、旋回時の走
行安定性が低下し、走行速度を上げることができなかっ
た。
【0003】そこで、特開昭58−183307号公報
には、フォークリフトの旋回時に生じる遠心力を検出す
る旋回検出手段を設け、検出した遠心力の値が所定値以
上となった時、前記揺動可能に支持された車軸を車軸固
定機構にて固定させる技術が提案されている。
には、フォークリフトの旋回時に生じる遠心力を検出す
る旋回検出手段を設け、検出した遠心力の値が所定値以
上となった時、前記揺動可能に支持された車軸を車軸固
定機構にて固定させる技術が提案されている。
【0004】このフォークリフトでは、フォークリフト
の旋回時に該リフトに作用する遠心力が所定値以上とな
った時、車軸が固定されて安定した状態で旋回すること
ができる。
の旋回時に該リフトに作用する遠心力が所定値以上とな
った時、車軸が固定されて安定した状態で旋回すること
ができる。
【0005】この車軸の固定は、車体フレームと車軸と
の間に組み付けられたダンパーをロックすることによっ
て行う。即ち、ダンパーが作動油の給排を行うことがで
きないように該ダンパーに対して作動油を給排する通路
を遮断することによりダンパーをロックして車軸を固定
する。又、前記通路を連通した状態とすることによりダ
ンパーのロック状態が解除され、車軸が揺動可能な状態
となる。
の間に組み付けられたダンパーをロックすることによっ
て行う。即ち、ダンパーが作動油の給排を行うことがで
きないように該ダンパーに対して作動油を給排する通路
を遮断することによりダンパーをロックして車軸を固定
する。又、前記通路を連通した状態とすることによりダ
ンパーのロック状態が解除され、車軸が揺動可能な状態
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ダ
ンパーを車体フレーム及び車軸に備えられた取付ブラケ
ット間に組み付ける際に、両ブラケット間におけるダン
パー取付部間の寸法ばらつきを吸収する手段はなく、該
ダンパーの組み付けが困難な場合がある。
ンパーを車体フレーム及び車軸に備えられた取付ブラケ
ット間に組み付ける際に、両ブラケット間におけるダン
パー取付部間の寸法ばらつきを吸収する手段はなく、該
ダンパーの組み付けが困難な場合がある。
【0007】しかも、寸法ばらつきが大きい状態でダン
パーを組み付けると、ダンパーが適した範囲内で動作で
きない場合があって、該ダンパーの所望の特性を得るこ
とができない。又、場合によっては、ダンパーを破損し
てしまう虞がある。
パーを組み付けると、ダンパーが適した範囲内で動作で
きない場合があって、該ダンパーの所望の特性を得るこ
とができない。又、場合によっては、ダンパーを破損し
てしまう虞がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、取付ブラケット間に
おけるダンパー取付部間の寸法ばらつきが生じても、そ
の寸法ばらつきを吸収すべく取付寸法を調整することが
でき、該ダンパーを車体フレームと車軸との間に容易に
取り付けることができるダンパーの取付構造を提供する
ことにある。
されたものであって、その目的は、取付ブラケット間に
おけるダンパー取付部間の寸法ばらつきが生じても、そ
の寸法ばらつきを吸収すべく取付寸法を調整することが
でき、該ダンパーを車体フレームと車軸との間に容易に
取り付けることができるダンパーの取付構造を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体フレームと該フレームに対して上下方向に揺動
可能に支持された車軸との間に配設され、該車軸の揺動
に従って作動油を給排するダンパーの取付構造であっ
て、前記車体フレーム及び前記車軸に設けられ、前記ダ
ンパーの取付部に形成された挿通孔と対応した取付孔を
有する取付ブラケットと、前記取付ブラケットに対して
前記ダンパーを回動可能に支持するために、前記車体フ
レーム及び前記車軸の少なくとも一方に設けられた取付
ブラケットの取付孔及び該ダンパーの挿通孔に嵌挿され
るとともに、嵌挿された状態で回動させその回動量に基
づいて両ブラケット間の該ダンパーの取付寸法を調節す
る支持調節手段と、前記支持調節手段を任意の回動位置
で係止可能とした回動防止手段とを備えたことを要旨と
する。
は、車体フレームと該フレームに対して上下方向に揺動
可能に支持された車軸との間に配設され、該車軸の揺動
に従って作動油を給排するダンパーの取付構造であっ
て、前記車体フレーム及び前記車軸に設けられ、前記ダ
ンパーの取付部に形成された挿通孔と対応した取付孔を
有する取付ブラケットと、前記取付ブラケットに対して
前記ダンパーを回動可能に支持するために、前記車体フ
レーム及び前記車軸の少なくとも一方に設けられた取付
ブラケットの取付孔及び該ダンパーの挿通孔に嵌挿され
るとともに、嵌挿された状態で回動させその回動量に基
づいて両ブラケット間の該ダンパーの取付寸法を調節す
る支持調節手段と、前記支持調節手段を任意の回動位置
で係止可能とした回動防止手段とを備えたことを要旨と
する。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記支持調節手
段は、前記取付ブラケットの取付孔に回動可能に嵌合す
る回動軸部と、前記ダンパーの取付部に形成された挿通
孔に回動可能に嵌合するとともに、前記回動軸部の回動
軸線に対して偏位した位置にその中心軸線が配置される
支持部とからなることを要旨とする。
段は、前記取付ブラケットの取付孔に回動可能に嵌合す
る回動軸部と、前記ダンパーの取付部に形成された挿通
孔に回動可能に嵌合するとともに、前記回動軸部の回動
軸線に対して偏位した位置にその中心軸線が配置される
支持部とからなることを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記回動防止手
段は、前記支持調節手段の端部に多角形状に形成された
嵌合部と、前記嵌合部に嵌合する嵌合孔を形成し、該孔
に前記嵌合部が嵌合した状態で前記取付ブラケットに取
着される固定プレートとからなることを要旨とする。
段は、前記支持調節手段の端部に多角形状に形成された
嵌合部と、前記嵌合部に嵌合する嵌合孔を形成し、該孔
に前記嵌合部が嵌合した状態で前記取付ブラケットに取
着される固定プレートとからなることを要旨とする。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、支持調節
手段は、車体フレーム及び車軸の少なくとも一方に設け
られた取付ブラケットの取付孔及びダンパーの挿通孔に
嵌挿され、その回動量に基づいて車体フレーム及び車軸
に設けられた両ブラケット間のダンパーの取付寸法を調
節する。その調節後、回動防止手段は、支持調節手段を
任意の回動位置で係止し、その回動を防止する。従っ
て、両ブラケット間におけるダンパーの取付寸法のばら
つきが生じても、その寸法ばらつきを支持調節手段を回
動させることによって取付寸法を調節することができる
ため、該ダンパーを容易に取り付けることができる。
手段は、車体フレーム及び車軸の少なくとも一方に設け
られた取付ブラケットの取付孔及びダンパーの挿通孔に
嵌挿され、その回動量に基づいて車体フレーム及び車軸
に設けられた両ブラケット間のダンパーの取付寸法を調
節する。その調節後、回動防止手段は、支持調節手段を
任意の回動位置で係止し、その回動を防止する。従っ
て、両ブラケット間におけるダンパーの取付寸法のばら
つきが生じても、その寸法ばらつきを支持調節手段を回
動させることによって取付寸法を調節することができる
ため、該ダンパーを容易に取り付けることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、ダンパー
の挿通孔に回動可能に嵌合する支持部は、取付ブラケッ
トの取付孔に回動可能に嵌合する回動軸部の回動軸線に
対して偏位した位置にその中心軸線が配置される。従っ
て、支持調節手段を回動させると、支持部に嵌合された
ダンパーの取付長さを調節することができる。
の挿通孔に回動可能に嵌合する支持部は、取付ブラケッ
トの取付孔に回動可能に嵌合する回動軸部の回動軸線に
対して偏位した位置にその中心軸線が配置される。従っ
て、支持調節手段を回動させると、支持部に嵌合された
ダンパーの取付長さを調節することができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、支持調節
手段の端部には多角形状の嵌合部が形成され、固定プレ
ートには嵌合部に嵌合する嵌合孔が形成される。固定プ
レートは、嵌合孔に嵌合部が嵌合した状態で前記取付ブ
ラケットに取着される。従って、支持調節手段の回動を
防止するための嵌合部及び嵌合孔は、多角形状に形成さ
れるため、容易に形成することができる。
手段の端部には多角形状の嵌合部が形成され、固定プレ
ートには嵌合部に嵌合する嵌合孔が形成される。固定プ
レートは、嵌合孔に嵌合部が嵌合した状態で前記取付ブ
ラケットに取着される。従って、支持調節手段の回動を
防止するための嵌合部及び嵌合孔は、多角形状に形成さ
れるため、容易に形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、産業車
両(例えば、フォークリフト)10の後輪Tを連結する
連結構造を示している。フォークリフト10の車体フレ
ーム10aの後下部には、車幅方向へ延びるリアアクス
ル11がセンターピン11aを中心に上下方向に揺動
(回動)可能に設けられている。リアアクスル11は、
両後輪Tを連結する車軸を構成している。
一形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、産業車
両(例えば、フォークリフト)10の後輪Tを連結する
連結構造を示している。フォークリフト10の車体フレ
ーム10aの後下部には、車幅方向へ延びるリアアクス
ル11がセンターピン11aを中心に上下方向に揺動
(回動)可能に設けられている。リアアクスル11は、
両後輪Tを連結する車軸を構成している。
【0016】車体フレーム10aとリアアクスル11と
の間には油圧式ダンパー(以下、単に「ダンパー」とい
う。)12が連結される。このダンパー12は複動式の
油圧シリンダである。即ち、ダンパー12は後輪Tに作
用する力を吸収するようになっている。
の間には油圧式ダンパー(以下、単に「ダンパー」とい
う。)12が連結される。このダンパー12は複動式の
油圧シリンダである。即ち、ダンパー12は後輪Tに作
用する力を吸収するようになっている。
【0017】ダンパー12は、略円筒状のボディ12a
と、該ボディ12a内に配設されたピストン12bとを
備えている。ピストン12bには、ピストンロッド12
cが連結されている。ピストンロッド12cの先端に
は、前記リアアクスル11が連結される。
と、該ボディ12a内に配設されたピストン12bとを
備えている。ピストン12bには、ピストンロッド12
cが連結されている。ピストンロッド12cの先端に
は、前記リアアクスル11が連結される。
【0018】ダンパー12内はピストン12bにて第1
室R1と第2室R2とに区画され、各室R1,R2はそ
れぞれ通路Pを介して制御装置13に接続されている。
制御装置13は、両通路Pを連通状態若しくは遮断状態
に切り替えてダンパー12の作動油の給排を制御して、
ダンパー12をロック・アンロック状態に切り替えるよ
うになっている。つまり、制御装置13は、ダンパー1
2を適宜ロック・アンロック状態に切り替えて、フォー
クリフト10の走行性と乗り心地を向上させるととも
に、該リフト10を常に安定した状態で走行できるよう
に制御を行っている。
室R1と第2室R2とに区画され、各室R1,R2はそ
れぞれ通路Pを介して制御装置13に接続されている。
制御装置13は、両通路Pを連通状態若しくは遮断状態
に切り替えてダンパー12の作動油の給排を制御して、
ダンパー12をロック・アンロック状態に切り替えるよ
うになっている。つまり、制御装置13は、ダンパー1
2を適宜ロック・アンロック状態に切り替えて、フォー
クリフト10の走行性と乗り心地を向上させるととも
に、該リフト10を常に安定した状態で走行できるよう
に制御を行っている。
【0019】ここで、図2及び図3は、車体フレーム1
0a及びリアアクスル11に対する前記ダンパー12の
取付構造を示す。ダンパー12のボディ12aには取付
部20が延出形成され、該取付部20には挿通孔20a
が形成されている。又、ダンパー12のピストンロッド
12cには取付部21が形成され、該取付部21には挿
通孔21aが形成されている。
0a及びリアアクスル11に対する前記ダンパー12の
取付構造を示す。ダンパー12のボディ12aには取付
部20が延出形成され、該取付部20には挿通孔20a
が形成されている。又、ダンパー12のピストンロッド
12cには取付部21が形成され、該取付部21には挿
通孔21aが形成されている。
【0020】車体フレーム10aには、ダンパー12の
ボディ12aを取り付けるための略コ字状に形成された
第1の取付ブラケット22がその開口側を下方に向けて
固着されている。第1の取付ブラケット22には、取付
孔22aが形成されている。そして、第1の取付ブラケ
ット22の両側壁間にボディ12aの取付部20が嵌挿
され、該ブラケット22の取付孔22a及び前記挿通孔
20aに取付ボルト23が挿通される。取付ボルト23
は、ナット(図示しない)にて固定される。従って、ダ
ンパー12のボディ12aは、車体フレーム10aに対
して回動可能に取り付けられる。
ボディ12aを取り付けるための略コ字状に形成された
第1の取付ブラケット22がその開口側を下方に向けて
固着されている。第1の取付ブラケット22には、取付
孔22aが形成されている。そして、第1の取付ブラケ
ット22の両側壁間にボディ12aの取付部20が嵌挿
され、該ブラケット22の取付孔22a及び前記挿通孔
20aに取付ボルト23が挿通される。取付ボルト23
は、ナット(図示しない)にて固定される。従って、ダ
ンパー12のボディ12aは、車体フレーム10aに対
して回動可能に取り付けられる。
【0021】一方、リアアクスル11には、ダンパー1
2のピストンロッド12cを取り付けるための略コ字状
に形成された第2の取付ブラケット24がその開口側を
上方に向け、例えばボルトにて固定されている。第2の
取付ブラケット24の一側壁には第1の取付孔24aが
貫通形成され、他側壁には第1の取付孔24aよりも径
の小さい第2の取付孔24bが貫通形成されている。第
2の取付ブラケット24の第1の取付孔24aの近傍に
は、ねじ穴24cが形成されている。そして、第2の取
付ブラケット24の両側壁間にピストンロッド12cの
取付部21が嵌挿され、該ブラケット24の第1の取付
孔24a側から支持調節手段としての偏心ピン25が挿
入される。
2のピストンロッド12cを取り付けるための略コ字状
に形成された第2の取付ブラケット24がその開口側を
上方に向け、例えばボルトにて固定されている。第2の
取付ブラケット24の一側壁には第1の取付孔24aが
貫通形成され、他側壁には第1の取付孔24aよりも径
の小さい第2の取付孔24bが貫通形成されている。第
2の取付ブラケット24の第1の取付孔24aの近傍に
は、ねじ穴24cが形成されている。そして、第2の取
付ブラケット24の両側壁間にピストンロッド12cの
取付部21が嵌挿され、該ブラケット24の第1の取付
孔24a側から支持調節手段としての偏心ピン25が挿
入される。
【0022】偏心ピン25は、図3及び図4に示すよう
に、その両端が前記第2の取付ブラケット24の第1,
第2の取付孔24a,24bにそれぞれ嵌合する回動軸
部としての第1,第2の嵌合部25a,25bが形成さ
れている。即ち、第2の嵌合部25bは、第1の嵌合部
25aよりも径が小さい。この第1,第2の嵌合部25
a,25bは、その中心軸線が同一の中心軸線(回動軸
線)L1上に配置されている。
に、その両端が前記第2の取付ブラケット24の第1,
第2の取付孔24a,24bにそれぞれ嵌合する回動軸
部としての第1,第2の嵌合部25a,25bが形成さ
れている。即ち、第2の嵌合部25bは、第1の嵌合部
25aよりも径が小さい。この第1,第2の嵌合部25
a,25bは、その中心軸線が同一の中心軸線(回動軸
線)L1上に配置されている。
【0023】第1,第2の嵌合部25a,25bの間に
は、前記ピストンロッド12cの挿通孔21aに嵌合す
る支持部25cが形成されている。支持部25cは、そ
の中心軸線L2が前記中心軸線(回動軸線)L1とは偏
位した位置にあるとともに、第2の嵌合部25bより径
が大きく、かつ第1の嵌合部25aより径が小さい。
又、支持部25cの外周面は第1の嵌合部25aの外方
へ突出しないように形成されている。
は、前記ピストンロッド12cの挿通孔21aに嵌合す
る支持部25cが形成されている。支持部25cは、そ
の中心軸線L2が前記中心軸線(回動軸線)L1とは偏
位した位置にあるとともに、第2の嵌合部25bより径
が大きく、かつ第1の嵌合部25aより径が小さい。
又、支持部25cの外周面は第1の嵌合部25aの外方
へ突出しないように形成されている。
【0024】又、偏心ピン25の軸線方向の長さは、前
記支持部25cが第2の取付ブラケット24の両側壁の
間隔に相当し、第1,第2の嵌合部25a,25bが該
ブラケット24の側壁の厚さよりも長い。この偏心ピン
25は、第1の取付孔24a側から挿入し、ピストンロ
ッド12cの挿通孔21aを介して第2の嵌合部25b
を第2の取付孔24bに嵌挿して支持部25cの端面が
側壁に当接するまで挿入される。すると、第1,第2の
嵌合部25a,25bは、第2の取付ブラケット24の
両側壁より外側にそれぞれ突出する。偏心ピン25の端
部としての第1の嵌合部25aの突出する部位には、本
実施の形態では、径方向の断面が六角形状の回動防止手
段を構成する嵌合部としての回動規制部25dが形成さ
れている。又、突出する第2の嵌合部25bには、径方
向に貫通孔25eが形成されている。
記支持部25cが第2の取付ブラケット24の両側壁の
間隔に相当し、第1,第2の嵌合部25a,25bが該
ブラケット24の側壁の厚さよりも長い。この偏心ピン
25は、第1の取付孔24a側から挿入し、ピストンロ
ッド12cの挿通孔21aを介して第2の嵌合部25b
を第2の取付孔24bに嵌挿して支持部25cの端面が
側壁に当接するまで挿入される。すると、第1,第2の
嵌合部25a,25bは、第2の取付ブラケット24の
両側壁より外側にそれぞれ突出する。偏心ピン25の端
部としての第1の嵌合部25aの突出する部位には、本
実施の形態では、径方向の断面が六角形状の回動防止手
段を構成する嵌合部としての回動規制部25dが形成さ
れている。又、突出する第2の嵌合部25bには、径方
向に貫通孔25eが形成されている。
【0025】そして、前記第2の嵌合部25bを第2の
取付孔24bに嵌挿した後、該嵌合部25bに形成され
た貫通孔25eに対して割りピン26が取着され、偏心
ピン25は前記第2の取付ブラケット24から抜け出し
不能となる。この状態では、偏心ピン25は回動可能で
あって、該ピン25を回動させると、回動軸(中心軸線
L1)とは異なる中心軸線L2上にその中心を持つ支持
部25cと前記取付ボルト23との間隔が変化するよう
になっている。つまり、偏心ピン25を回動させ、その
回動量にて取付ボルト23と偏心ピン25の支持部25
cとの間隔、即ち両ブラケット22,24間のダンパー
12の取付寸法が調節できるようになっている。
取付孔24bに嵌挿した後、該嵌合部25bに形成され
た貫通孔25eに対して割りピン26が取着され、偏心
ピン25は前記第2の取付ブラケット24から抜け出し
不能となる。この状態では、偏心ピン25は回動可能で
あって、該ピン25を回動させると、回動軸(中心軸線
L1)とは異なる中心軸線L2上にその中心を持つ支持
部25cと前記取付ボルト23との間隔が変化するよう
になっている。つまり、偏心ピン25を回動させ、その
回動量にて取付ボルト23と偏心ピン25の支持部25
cとの間隔、即ち両ブラケット22,24間のダンパー
12の取付寸法が調節できるようになっている。
【0026】又、前記第2の取付ブラケット24には、
前記偏心ピン25による回動調節後、該ピン25を回動
不能にするための回動防止手段を構成する固定プレート
27が取着される。固定プレート27は、該ブラケット
24の側壁と略同形状であって、前記回動規制部25d
に嵌合する六角形状の回動防止手段を構成する嵌合孔2
7aが形成されている。又、該プレート27には、前記
ねじ穴24cに対応した位置に挿入孔27bが形成され
ている。
前記偏心ピン25による回動調節後、該ピン25を回動
不能にするための回動防止手段を構成する固定プレート
27が取着される。固定プレート27は、該ブラケット
24の側壁と略同形状であって、前記回動規制部25d
に嵌合する六角形状の回動防止手段を構成する嵌合孔2
7aが形成されている。又、該プレート27には、前記
ねじ穴24cに対応した位置に挿入孔27bが形成され
ている。
【0027】そして、前記取付ボルト23と支持部25
cとの間の長さを所望の長さに調節した後、嵌合孔27
aに回動規制部25dを嵌合して、ねじ28を挿入孔2
7bを介してねじ穴24cに螺入する。すると、偏心ピ
ン25は、固定プレート27によって回動不能に前記所
望の長さに相当する任意の回動位置(本実施の形態で
は、60゜刻みの回動位置)で固定される。このように
して、前記ダンパー12は、両ブラケット22,24に
取り付けられる。
cとの間の長さを所望の長さに調節した後、嵌合孔27
aに回動規制部25dを嵌合して、ねじ28を挿入孔2
7bを介してねじ穴24cに螺入する。すると、偏心ピ
ン25は、固定プレート27によって回動不能に前記所
望の長さに相当する任意の回動位置(本実施の形態で
は、60゜刻みの回動位置)で固定される。このように
して、前記ダンパー12は、両ブラケット22,24に
取り付けられる。
【0028】尚、前記固定プレート27は第2の取付ブ
ラケット24の側壁と略同形状であるため、その底辺が
前記リアアクスル11に当接する。従って、固定プレー
ト27に対して回動方向に負荷がかかっても、リアアク
スル11によって該プレート27は回動が規制されるた
め、ねじ28には大きな負荷が加わることはない。つま
り、ねじ28の破損が防止されている。
ラケット24の側壁と略同形状であるため、その底辺が
前記リアアクスル11に当接する。従って、固定プレー
ト27に対して回動方向に負荷がかかっても、リアアク
スル11によって該プレート27は回動が規制されるた
め、ねじ28には大きな負荷が加わることはない。つま
り、ねじ28の破損が防止されている。
【0029】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)ダンパー12を支持する偏心ピン25の支持部2
5cは、その中心軸線L2が第1,第2の嵌合部25
a,25bの中心軸線L1(回動軸線)に対して偏位し
た位置にある。従って、偏心ピン25を回動させること
によって、両ブラケット22,24間のダンパー12の
取付寸法を調節することができる。つまり、両ブラケッ
ト22,24間におけるダンパー12の取付部間の寸法
ばらつきを吸収することができ、該ダンパー12を容易
に取り付けることができる。
以下の特徴を有する。 (1)ダンパー12を支持する偏心ピン25の支持部2
5cは、その中心軸線L2が第1,第2の嵌合部25
a,25bの中心軸線L1(回動軸線)に対して偏位し
た位置にある。従って、偏心ピン25を回動させること
によって、両ブラケット22,24間のダンパー12の
取付寸法を調節することができる。つまり、両ブラケッ
ト22,24間におけるダンパー12の取付部間の寸法
ばらつきを吸収することができ、該ダンパー12を容易
に取り付けることができる。
【0030】(2)しかも、偏心ピン25は、リアアク
スル11側の取付ブラケット24にのみ使用される。従
って、両ブラケット22,24に対するダンパー12の
組み付け作業が容易であるとともに、特別な加工がなさ
れた偏心ピン25を一個使用するだけでよく、コスト低
減に貢献することができる。
スル11側の取付ブラケット24にのみ使用される。従
って、両ブラケット22,24に対するダンパー12の
組み付け作業が容易であるとともに、特別な加工がなさ
れた偏心ピン25を一個使用するだけでよく、コスト低
減に貢献することができる。
【0031】(3)又、偏心ピン25の回動規制部25
d及び固定プレート27の嵌合孔27aを六角形状(多
角形状)としたため、確実に偏心ピン25の回動を防止
することができるとともに、回動規制部25dと嵌合孔
27aを容易に形成することができる。
d及び固定プレート27の嵌合孔27aを六角形状(多
角形状)としたため、確実に偏心ピン25の回動を防止
することができるとともに、回動規制部25dと嵌合孔
27aを容易に形成することができる。
【0032】(4)前記固定プレート27は第2の取付
ブラケット24の側壁と略同形状であるため、その底辺
が前記リアアクスル11に当接する。つまり、固定プレ
ート27に対して回動方向に負荷がかかっても、リアア
クスル11によって該プレート27は回動が規制される
ため、ねじ28には大きな負荷が加わることはない。従
って、ねじ28の破損を防止することができる。
ブラケット24の側壁と略同形状であるため、その底辺
が前記リアアクスル11に当接する。つまり、固定プレ
ート27に対して回動方向に負荷がかかっても、リアア
クスル11によって該プレート27は回動が規制される
ため、ねじ28には大きな負荷が加わることはない。従
って、ねじ28の破損を防止することができる。
【0033】尚、実施形態は上記に限定されることはな
く、次のように変更してもよい。 ○上記実施の形態では、偏心ピン25は、リアアクスル
11に固着された第2の取付ブラケット24にのみ使用
したが、車両フレーム10aに第2の取付ブラケット2
4を固着しリアアクスル11に第1の取付ブラケット2
2を固着して、車両フレーム10a側にのみ偏心ピン2
5を使用するようにしてもよい。
く、次のように変更してもよい。 ○上記実施の形態では、偏心ピン25は、リアアクスル
11に固着された第2の取付ブラケット24にのみ使用
したが、車両フレーム10aに第2の取付ブラケット2
4を固着しリアアクスル11に第1の取付ブラケット2
2を固着して、車両フレーム10a側にのみ偏心ピン2
5を使用するようにしてもよい。
【0034】又、車両フレーム10a及びリアアクスル
11にそれぞれ第2の取付ブラケット24を固着し、該
フレーム10a側及びリアアクスル11側でそれぞれ偏
心ピン25を使用するようにしてもよい。このように構
成すれば、車両フレーム10a側及びリアアクスル11
側で両ブラケット22,24間の取付長さの調整を行う
ことができるため調整段階を細かくすることができ、確
実に寸法ばらつきを吸収することができる。
11にそれぞれ第2の取付ブラケット24を固着し、該
フレーム10a側及びリアアクスル11側でそれぞれ偏
心ピン25を使用するようにしてもよい。このように構
成すれば、車両フレーム10a側及びリアアクスル11
側で両ブラケット22,24間の取付長さの調整を行う
ことができるため調整段階を細かくすることができ、確
実に寸法ばらつきを吸収することができる。
【0035】○上記実施の形態では、偏心ピン25の回
動規制部25d及び固定プレート27の嵌合孔27aを
六角形状(多角形状)としたが、固定プレート27が第
2の取付ブラケット24に対して取着されたとき偏心ピ
ン25を回動不能にできれば、形状はこの限りでない。
例えば、七角形以上、或いは五角形以下の多角形でもよ
い。又、図5に示すように、回動規制部25dと嵌合孔
27aに相対して凹凸を形成して偏心ピン25の回動を
防止してもよい。
動規制部25d及び固定プレート27の嵌合孔27aを
六角形状(多角形状)としたが、固定プレート27が第
2の取付ブラケット24に対して取着されたとき偏心ピ
ン25を回動不能にできれば、形状はこの限りでない。
例えば、七角形以上、或いは五角形以下の多角形でもよ
い。又、図5に示すように、回動規制部25dと嵌合孔
27aに相対して凹凸を形成して偏心ピン25の回動を
防止してもよい。
【0036】○上記実施の形態では、固定プレート27
を第2の取付ブラケット24の側壁と略同形状とし、そ
の底辺をリアアクスル11に当接させて該プレート27
に対する回動方向への負荷を軽減するとともに、該プレ
ート27を第2のブラケット24の側壁にねじ28にて
固定するようにしたが、その底辺がリアアクスル11に
当接して回動を阻止できれば、固定プレート27の形状
は第2の取付ブラケット24の側壁と異なる形状として
もよい。又、ねじ28が十分な強度を有していれば、固
定プレート27の底辺を必ずしもリアアクスル11に当
接させる必要はない。
を第2の取付ブラケット24の側壁と略同形状とし、そ
の底辺をリアアクスル11に当接させて該プレート27
に対する回動方向への負荷を軽減するとともに、該プレ
ート27を第2のブラケット24の側壁にねじ28にて
固定するようにしたが、その底辺がリアアクスル11に
当接して回動を阻止できれば、固定プレート27の形状
は第2の取付ブラケット24の側壁と異なる形状として
もよい。又、ねじ28が十分な強度を有していれば、固
定プレート27の底辺を必ずしもリアアクスル11に当
接させる必要はない。
【0037】○上記実施の形態では、固定プレート27
を第2の取付ブラケット24に対してねじ28にて固定
したが、該プレート27を固定できれば、ねじ以外であ
ってもよい。
を第2の取付ブラケット24に対してねじ28にて固定
したが、該プレート27を固定できれば、ねじ以外であ
ってもよい。
【0038】○上記実施の形態では、支持部25cの径
を第2の嵌合部25bより大きく、かつ第1の嵌合部2
5aより小さく形成したが、支持部25cの中心軸線L
2が前記中心軸線(回動軸線)L1とは偏位した位置で
あって、第2の嵌合部25bの外周より突出し、かつ第
1の嵌合部25aの外周より突出しなければ、径の大き
さはこれに限定されるものではない。
を第2の嵌合部25bより大きく、かつ第1の嵌合部2
5aより小さく形成したが、支持部25cの中心軸線L
2が前記中心軸線(回動軸線)L1とは偏位した位置で
あって、第2の嵌合部25bの外周より突出し、かつ第
1の嵌合部25aの外周より突出しなければ、径の大き
さはこれに限定されるものではない。
【0039】○上記実施の形態では、偏心ピン25の貫
通孔25eに対して割りピン26を取着して第2の取付
ブラケット24から抜け出し不能としたが、第2の取付
ブラケット24から抜け出し不能となれば、割りピン2
6に限定されるものではない。
通孔25eに対して割りピン26を取着して第2の取付
ブラケット24から抜け出し不能としたが、第2の取付
ブラケット24から抜け出し不能となれば、割りピン2
6に限定されるものではない。
【0040】○上記実施の形態では、複動式のダンパー
12を使用したが、単動式のダンパー、多段式のダンパ
ー等であってもよい。
12を使用したが、単動式のダンパー、多段式のダンパ
ー等であってもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、取付ブ
ラケット間におけるダンパー取付部間の寸法ばらつきが
生じても、その寸法ばらつきを吸収すべく取付寸法を調
整することができ、該ダンパーを車体フレームと車軸と
の間に容易に取り付けることができるダンパーの取付構
造を提供することができる。
ラケット間におけるダンパー取付部間の寸法ばらつきが
生じても、その寸法ばらつきを吸収すべく取付寸法を調
整することができ、該ダンパーを車体フレームと車軸と
の間に容易に取り付けることができるダンパーの取付構
造を提供することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、請求項1,2の
発明の効果に加えて、支持調節手段の回動を防止するた
めの嵌合部及び嵌合孔を容易に形成することができるダ
ンパーの取付構造を提供することができる。
発明の効果に加えて、支持調節手段の回動を防止するた
めの嵌合部及び嵌合孔を容易に形成することができるダ
ンパーの取付構造を提供することができる。
【図1】 一実施形態の産業車両のリアアクスルを固定
させる機構を示す概略構成図。
させる機構を示す概略構成図。
【図2】 ダンパーの取付状態を示す構成図。
【図3】 ダンパーの取付状態を示す拡大斜視図。
【図4】 偏心ピンを説明するための説明図。
【図5】 別例における回動規制部及び嵌合孔を示す拡
大斜視図。
大斜視図。
10a…車体フレーム、11…車軸を構成するリアアク
スル、12…油圧式ダンパー、20,21…取付部、2
0a,21a…挿通孔、22,24…取付ブラケット、
22a,24a,24b…取付孔、25…支持調節手段
としての偏心ピン、25a,25b…回動軸部としての
第1,第2の嵌合部、25c…支持部、25d…回動防
止手段を構成する嵌合部としての回動規制部、27…回
動防止手段を構成する固定プレート、27a…回動防止
手段を構成する嵌合孔。
スル、12…油圧式ダンパー、20,21…取付部、2
0a,21a…挿通孔、22,24…取付ブラケット、
22a,24a,24b…取付孔、25…支持調節手段
としての偏心ピン、25a,25b…回動軸部としての
第1,第2の嵌合部、25c…支持部、25d…回動防
止手段を構成する嵌合部としての回動規制部、27…回
動防止手段を構成する固定プレート、27a…回動防止
手段を構成する嵌合孔。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体フレームと該フレームに対して上下
方向に揺動可能に支持された車軸との間に配設され、該
車軸の揺動に従って作動油を給排するダンパーの取付構
造であって、 前記車体フレーム及び前記車軸に設けられ、前記ダンパ
ーの取付部に形成された挿通孔と対応した取付孔を有す
る取付ブラケットと、 前記取付ブラケットに対して前記ダンパーを回動可能に
支持するために、前記車体フレーム及び前記車軸の少な
くとも一方に設けられた取付ブラケットの取付孔及び該
ダンパーの挿通孔に嵌挿されるとともに、嵌挿された状
態で回動させその回動量に基づいて両ブラケット間の該
ダンパーの取付寸法を調節する支持調節手段と、 前記支持調節手段を任意の回動位置で係止可能とした回
動防止手段とを備えたことを特徴とするダンパーの取付
構造。 - 【請求項2】 前記支持調節手段は、 前記取付ブラケットの取付孔に回動可能に嵌合する回動
軸部と、 前記ダンパーの取付部に形成された挿通孔に回動可能に
嵌合するとともに、前記回動軸部の回動軸線に対して偏
位した位置にその中心軸線が配置される支持部とからな
ることを特徴とする請求項1に記載のダンパーの取付構
造。 - 【請求項3】 前記回動防止手段は、 前記支持調節手段の端部に多角形状に形成された嵌合部
と、 前記嵌合部に嵌合する嵌合孔を形成し、該孔に前記嵌合
部が嵌合した状態で前記取付ブラケットに取着される固
定プレートとからなることを特徴とする請求項1又は2
に記載のダンパーの取付構造。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9179593A JPH1120438A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ダンパーの取付構造 |
TW087110450A TW496832B (en) | 1997-07-04 | 1998-06-29 | Structure for mounting dampers on vehicles |
CA002242004A CA2242004C (en) | 1997-07-04 | 1998-06-30 | Structure for mounting dampers on vehicles |
US09/108,913 US6068275A (en) | 1997-07-04 | 1998-07-01 | Structure for mounting dampers on vehicles |
CN98103125A CN1071205C (zh) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | 在车辆上安装减振器的结构 |
EP98112360A EP0888911B1 (en) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | Structure for mounting dampers on vehicles |
KR1019980026705A KR100306941B1 (ko) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | 차량에댐퍼를장착하기위한구조물 |
AU74155/98A AU708814B2 (en) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | Structure for mounting dampers on vehicles |
DE69800478T DE69800478T2 (de) | 1997-07-04 | 1998-07-03 | Struktur für die Befestigung von Dämpfern an Fahrzeugen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9179593A JPH1120438A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ダンパーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120438A true JPH1120438A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16068450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9179593A Pending JPH1120438A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ダンパーの取付構造 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6068275A (ja) |
EP (1) | EP0888911B1 (ja) |
JP (1) | JPH1120438A (ja) |
KR (1) | KR100306941B1 (ja) |
CN (1) | CN1071205C (ja) |
AU (1) | AU708814B2 (ja) |
CA (1) | CA2242004C (ja) |
DE (1) | DE69800478T2 (ja) |
TW (1) | TW496832B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100956800B1 (ko) | 2008-04-25 | 2010-05-07 | 주식회사 한진중공업 | 소파부재들 간의 연결구조 |
JP2011223901A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Hokuei:Kk | 移植機の苗補給装置 |
JP2020517466A (ja) * | 2017-04-25 | 2020-06-18 | ストール マシーナリ カンパニー, エルエルシーStolle Machinery Company, LLC | 偏心した二次接続ロッドアセンブリ |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6250663B1 (en) * | 1999-01-29 | 2001-06-26 | Clower E. Maloy | Split frame for heavy trucks |
US6904641B2 (en) * | 2003-03-18 | 2005-06-14 | Crown Equipment Corporation | Adjustable eccentric axle caster assembly for pallet truck |
FR2856756B1 (fr) * | 2003-06-27 | 2005-08-12 | Snecma Moteurs | Biellette de liaison entre deux organes mecaniques |
JP4738083B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2011-08-03 | ポリマテック株式会社 | 粘性流体封入ダンパーおよび粘性流体封入ダンパーの取付構造 |
FR2907177B1 (fr) * | 2006-10-13 | 2009-12-04 | Snecma | Assemblage d'un dispositif rotulant sur une chape de renvoi d'angle, systeme de commande d'un redresseur a calage variable le comportant, et moteur d'aeronef en etant muni |
US8146933B2 (en) * | 2007-08-31 | 2012-04-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle damper attachment structure system and method |
US8439566B2 (en) * | 2010-03-09 | 2013-05-14 | Caterpillar Global Mining Equipment Llc | Wear pad adjustment assembly |
JP5966867B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-08-10 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両のアクスル支持構造 |
JP5892041B2 (ja) * | 2012-11-02 | 2016-03-23 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両のアクスル支持構造 |
CN104983327A (zh) * | 2015-07-27 | 2015-10-21 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 驱动电机和食物料理机 |
CN109070673B (zh) * | 2015-11-30 | 2022-11-01 | 亨德里克森美国有限责任公司 | 悬架组件 |
DE202016004580U1 (de) * | 2016-07-25 | 2016-10-27 | Liebherr-Werk Ehingen Gmbh | Achsaufhängung |
JP6547716B2 (ja) * | 2016-09-26 | 2019-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用バックドア装置 |
US10940655B2 (en) | 2017-04-25 | 2021-03-09 | Stolle Machinery Company, Llc | Adjustable crankshaft eccentric for bodymaker ram stroke change |
US10823252B2 (en) * | 2017-09-25 | 2020-11-03 | Larry Verbowski | Device for enabling alterations in the extension of vehicle shocks |
CN111559215B (zh) * | 2020-05-28 | 2021-10-08 | 安徽车桥股份有限公司 | 一种用于运输车上的液压半轴悬挂装置 |
DE102021123776A1 (de) * | 2021-09-14 | 2023-03-16 | Franz Xaver Meiller Fahrzeug- Und Maschinenfabrik - Gmbh & Co Kg | Anordnung zur einstellbaren anbringung eines linearen betätigungselements an einer übergeordneten struktur |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE408218B (sv) * | 1978-04-18 | 1979-05-21 | Andersson T | Hydralcylinder med kolv foer samtidig tillfoersel av samma kvantitet hydraulmedium till var och en av ett antal hydraulcylindrar |
US4205864A (en) * | 1978-10-12 | 1980-06-03 | Caterpillar Tractor Co. | Controlled demand priority hydraulic circuit |
JPS5649610U (ja) * | 1979-09-25 | 1981-05-01 | ||
JPS58183307A (ja) * | 1982-04-17 | 1983-10-26 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 産業車両における車軸固定装置 |
JPS6056620A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-04-02 | Showa Mfg Co Ltd | 車高調整式油圧緩衝器 |
JPS6094808A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | Showa Mfg Co Ltd | 車高調整式リヤ−クツシヨンユニツト |
US4595216A (en) * | 1984-07-20 | 1986-06-17 | Lear Siegler, Inc. | Vehicle suspension structure |
DE3524862A1 (de) * | 1985-04-12 | 1986-10-30 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Vorrichtung zur daempfung von bewegungsablaeufen |
DE3609497A1 (de) * | 1986-03-20 | 1987-10-01 | Weber Ruediger Prof Dr Ing Hab | Aufhaengung eines fahrzeugrades bzw. einer fahrzeugachse |
DE3714689A1 (de) * | 1987-05-02 | 1988-11-10 | Audi Ag | Vorrichtung zum einstellen zweier bauteile |
US5104141A (en) * | 1991-03-11 | 1992-04-14 | Northstar Manufacturing Company, Inc. | Alignment device for double eccentric CAM arrangement |
MX174654B (es) * | 1991-04-19 | 1994-05-30 | Dina Autobuses | Una suspension delantera mejorada |
JPH06508583A (ja) * | 1991-06-21 | 1994-09-29 | マッキンタイヤー、ケヴィン・ジョウゼフ | 懸架ストラットの調節可能な支持装置 |
US5639119A (en) * | 1992-12-04 | 1997-06-17 | Trak International, Inc. | Forklift stabilizing apparatus |
US5308048A (en) * | 1993-09-30 | 1994-05-03 | Chrysler Corporation | Front suspension strut upper mount |
JPH07277054A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 高さ調整機能付きシート用ダンパ |
JPH07310706A (ja) * | 1994-05-18 | 1995-11-28 | Smc Corp | スライドテーブル付アクチュエータ |
JPH0821476A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Endless Sports:Kk | ショックアブソーバー |
JP3414074B2 (ja) * | 1995-09-19 | 2003-06-09 | 凸版印刷株式会社 | 巻回フィルム収容紙箱 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9179593A patent/JPH1120438A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-29 TW TW087110450A patent/TW496832B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-06-30 CA CA002242004A patent/CA2242004C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-01 US US09/108,913 patent/US6068275A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-03 CN CN98103125A patent/CN1071205C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-03 EP EP98112360A patent/EP0888911B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-07-03 AU AU74155/98A patent/AU708814B2/en not_active Ceased
- 1998-07-03 KR KR1019980026705A patent/KR100306941B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-07-03 DE DE69800478T patent/DE69800478T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100956800B1 (ko) | 2008-04-25 | 2010-05-07 | 주식회사 한진중공업 | 소파부재들 간의 연결구조 |
JP2011223901A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Hokuei:Kk | 移植機の苗補給装置 |
JP2020517466A (ja) * | 2017-04-25 | 2020-06-18 | ストール マシーナリ カンパニー, エルエルシーStolle Machinery Company, LLC | 偏心した二次接続ロッドアセンブリ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6068275A (en) | 2000-05-30 |
EP0888911B1 (en) | 2001-01-10 |
EP0888911A2 (en) | 1999-01-07 |
CA2242004C (en) | 2001-12-11 |
DE69800478D1 (de) | 2001-02-15 |
KR19990013554A (ko) | 1999-02-25 |
EP0888911A3 (en) | 1999-02-10 |
AU7415598A (en) | 1999-01-14 |
CN1071205C (zh) | 2001-09-19 |
CA2242004A1 (en) | 1999-01-04 |
DE69800478T2 (de) | 2001-06-07 |
CN1207348A (zh) | 1999-02-10 |
KR100306941B1 (ko) | 2001-11-30 |
TW496832B (en) | 2002-08-01 |
AU708814B2 (en) | 1999-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1120438A (ja) | ダンパーの取付構造 | |
JP3780639B2 (ja) | ダンパーの取付構造 | |
KR100456896B1 (ko) | 리어 서스펜션의 트레일링 아암 부쉬 | |
KR100993355B1 (ko) | 현가장치용 토우 조정유닛 | |
JP2001039137A (ja) | キャンバ調整式ストラット | |
KR100323421B1 (ko) | 토션 바 지지구조 | |
JP3330286B2 (ja) | リーチ式フォークリフトの後輪懸架機構 | |
KR20030006389A (ko) | 자동차의 현가아암 구조 | |
KR100535109B1 (ko) | 차고 조절 장치 | |
KR20080009402A (ko) | 커플드 토션 빔 액슬 현가장치 | |
KR100706358B1 (ko) | 트럭의 후륜 2차축 현가장치 | |
KR100305825B1 (ko) | 차량용 서브프레임 | |
KR20050041024A (ko) | 차량의 캠버 조정 장치 | |
JP2002213518A (ja) | ナックルブラケットの定着装置 | |
KR200267240Y1 (ko) | 자동차용 현가장치 | |
JPH04238705A (ja) | 自動車のサスペンション装置 | |
JP2007269128A (ja) | Vロッドのアクスル側取付構造 | |
KR20050077057A (ko) | 캠버 조정이 가능한 차량의 로어암 어셈블리 | |
KR20030049172A (ko) | 자동차용 현가장치 | |
KR20010047872A (ko) | 자동차용 스티어링 칼럼의 힌지부 구조 | |
KR20060071811A (ko) | 차량용 트레일링 암 부시의 마운팅구조 | |
KR20010035593A (ko) | 차량의 롤링 방지장치 | |
KR20050041019A (ko) | 선회안정성을 유지한 차량의 토션빔 타입 후륜 현가장치 | |
JP2000318419A (ja) | ストラット取付構造 | |
KR20060022067A (ko) | 오버 스티어 방지를 위한 마운팅 부시와 이를 적용한 토션비임 액슬형 현가 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |