JPH11204220A - Icソケットおよびicソケットの配線接続方法 - Google Patents

Icソケットおよびicソケットの配線接続方法

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JPH11204220A
JPH11204220A JP10006095A JP609598A JPH11204220A JP H11204220 A JPH11204220 A JP H11204220A JP 10006095 A JP10006095 A JP 10006095A JP 609598 A JP609598 A JP 609598A JP H11204220 A JPH11204220 A JP H11204220A
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JP
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socket
wiring
connection
pin
layer
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JP10006095A
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Takafumi Okubo
隆文 大久保
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICの評価を行う際の評価基盤やテストパタ
ーンの再利用が困難であり、ICのテスト時間とテスト
コスト、およびICソケットの製作コストが高いなどの
課題があった。 【解決手段】 配線ボード22上の内部接続部23と外
部接続部24とをICの動作試験内容に応じて配線25
を行いICソケットフタ15上に固定すると、この配線
25の状態に応じてPAD接続ピン20と接触部接続ピ
ン21とが電気的に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICの評価を行
う際の評価基盤やテストパターンの再利用を容易にし、
ICのテスト時間とテストコスト、およびICソケット
の製作コストを削減することができるICソケットおよ
びICソケットの配線接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のICソケットを示す構成
図である。図において、1はICをセットするための凹
部2を形成するICソケット本体、3はICに設けられ
た複数の外部端子に対応して設けられ、この複数の外部
端子に電気的に接触する複数のPAD、4はPAD3と
ICソケット本体1の内部を通る導体線で接続されてい
るICソケットピン、5はICをICソケット本体1の
凹部2にセットしたとき、ICのモールド部分を固定す
る固定凹部6を形成するICソケットフタである。
【0003】次に動作について説明する。ICソケット
本体1の凹部2にICを搭載した後、ICソケットフタ
5を閉じ、開かないように固定する。このとき、ICの
外部端子の全てがPAD3と一対一に対応して電気的に
接触するようにICソケット本体1に固定される。した
がって、このICソケット本体1を予めプリント基板に
実装しておけば、ICがICソケット本体1に固定され
た状態でプリント基板上の回路と電気的に接続されるこ
とになる。よって、このICソケット本体1を用いてI
Cを順次交換すれば、ICの動作試験を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のICソケットお
よびICソケットの配線接続方法は以上のように構成さ
れているので、例えば、信号仕様が同一でピンアサイン
が異なるICの評価をテスタで行う場合、パフォーマン
スボードやテストパターンなどを別々に製作する必要が
あった。このため、信号を変更するための特別なプリン
ト基盤などを用いる配線の変更方法が提案されている
が、実際にはICの評価を行う際の評価基盤やテストパ
ターンの再利用が困難であり、ICのテスト時間とテス
トコスト、およびICソケットの製作コストが高いなど
の課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ICの評価を行う際の評価基盤や
テストパターンの再利用を容易にし、ICのテスト時間
の短縮とテストコストおよびソケットの製作コストを削
減することができるICソケットおよびICソケットの
配線接続方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るICソケ
ットは、ICをセットするための凹部を形成するICソ
ケット本体の上縁に接続ピンを設け、ICソケット本体
の内部を通る導体線によって接続ピンと実装基盤上の配
線に接続されるICソケットピンとを接続し、ICをI
Cソケット本体の凹部にセットしたとき、ICのモール
ド部分を固定する固定凹部をICソケットフタに形成
し、固定凹部の回りに設けられた外部端子固定部により
ICソケットフタを閉じた状態でICの複数の外部端子
を固定し、外部端子固定部に複数の外部端子に電気的に
接触する複数のPADを設け、ICソケットフタに設け
られ、このICソケットフタを閉じたときに接続ピンと
ICソケット本体のICソケットピンと電気的に接続す
る接触部とを接続し、ICソケットフタの上面にICソ
ケットフタの内部を通る導体線を介してPADと接続す
るPAD接続ピンを形成し、ICソケットフタの上面に
ICソケットフタの内部を通る導体線を介して接触部と
接続する接触部接続ピンを形成するようにしたものであ
る。
【0007】この発明に係るICソケットは、PAD接
続ピンと接続する内部接続部および接触部接続ピンと接
続する外部接続部とを形成し、ICの動作試験内容に応
じて内部接続部と外部接続部とを接続した配線ボードを
ICソケットフタの上面に接続するようにしたものであ
る。
【0008】この発明に係るICソケットは、ICをセ
ットするための凹部を1次ICソケットに形成し、IC
の複数の外部端子に対応して複数のPADを設け、この
PADと1次ICソケットの内部を通る導体線をICソ
ケットピンに接続し、ICを1次ICソケットの凹部に
セットしたとき、ICのモールド部分を固定凹部を形成
するICソケットフタにより固定し、ICソケットピン
が挿入されるICソケットピンコネクト部とこのICソ
ケットピンコネクト部の近傍に位置する接続ピンコネク
ト部とを1次ICソケットの底面に接続した配線ボード
に形成し、これらの間をICの動作試験内容に応じて配
線を形成し、上面には接続ピンコネクト部が挿入される
接続ピンが形成され、下面には接続ピンと対応する2次
ソケットピンが2次ソケットに形成されるようにしたも
のである。
【0009】この発明に係るICソケットは、二層配線
手段において、内部接続部と外部接続部とを接続するた
めに2つの配線層を有し、この2つの配線層に予め配置
された配線素子同士をICの動作試験内容に応じて接続
または非接続するようにしたものである。
【0010】この発明に係るICソケットは、二層配線
手段において、一層目と二層目を結ぶための1つのター
ンポイントとこのターンポイントを挟む2つのコンタク
トポイントとを形成し、各行方向に設けられる行方向配
線素子と、一層目と二層目を結ぶための1つのターンポ
イントとこのターンポイントを挟む2つのコンタクトポ
イントとを形成し、各列方向に設けられる列方向配線素
子とを備え、行方向配線素子または列方向配線素子との
向きを縦横交互にして並べ、一層目と二層目の行方向配
線素子と列方向配線素子との配列を互い違いにし、行方
向配線素子または列方向配線素子のターンポイントで一
層目の配線と二層目の配線とを接続することにより、行
方向配線素子と列方向配線素子とが直交するようにした
ものである。
【0011】この発明に係るICソケットの配線接続方
法は、行方向配線素子または列方向配線素子との向きを
縦横交互にして並べ、一層目と二層目の行方向配線素子
と列方向配線素子との配列を互い違いにし、行方向配線
素子または列方向配線素子のコンタクトポイントで一層
目の配線と二層目の配線とを接続することにより、行方
向配線素子と列方向配線素子とが直交するようにしたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるI
Cソケットを示す斜視図であり、図において、11はI
C(図示なし)をセットするための凹部12を形成する
ICソケット本体、13はICソケット本体11上に設
けられた接続ピン、14はICソケット本体11の内部
を通る導体線によって接続ピン13と接続されているI
Cソケットピンであり、実装基盤(図示なし)上の配線
と接続される。15はICをICソケット本体11の凹
部12にセットしたとき、ICのモールド部分を固定す
る固定凹部16を形成するICソケットフタ、17は固
定凹部16の回りに設けられ、ICソケットフタ15を
閉じた状態でICに設けられた複数の外部端子を固定す
る外部端子固定部、18はICの複数の外部端子に対応
して外部端子固定部17に設けられ、この複数の外部端
子に電気的に接触する複数のPAD、19はICソケッ
トフタ15に設けられた接触部で、ICソケットフタ1
5を閉じた状態では接続ピン13に接続し、ICソケッ
ト本体11のICソケットピン14と導通する。
【0013】図2はこの発明の実施の形態1によるIC
ソケットにおいてICソケットフタを閉じたときの状態
を示す上面図である。図において、20はICソケット
フタ15の上面に形成され、ICソケットフタ15の内
部を通る導体線を介してPAD18と接続するPAD接
続ピン、21はICソケットフタ15の上面に形成さ
れ、ICソケットフタ15の内部を通る導体線を介して
接触部19と接続する接触部接続ピンである。実装基盤
からICソケットピン14に流れる信号は、内部ピンと
してのPAD18−PAD接続ピン20に伝わるととも
に、外部ピンとしてのICソケットピン14−接続ピン
13−接触部19−接触部接続ピン21に伝わる。な
お、ICソケットフタ15の外部端子固定部17に相当
する部分に影をつけて示している。
【0014】次に、ICソケットにおいてICソケット
フタ15の上面を配線領域としたときの配線方法を示
す。このICソケットフタ15の上面では、実装基盤の
信号線に接続する接触部接続ピン21とICの足に接続
するPAD接続ピン20がICソケットフタ15の内部
で完全に独立しており、このPAD接続ピン20と接触
部接続ピン21との独立性を利用して結線を変更するこ
とで、信号の対応を変更することができる。この結線の
ために、例えば、導線などを用いる方法と図3に示す配
線ボードを用いる方法とが考えられる。
【0015】図3はこの発明の実施の形態1によるIC
ソケットにおいてICソケットフタの上面を配線領域と
したときの配線図である。22はICソケットフタ15
の上面に取り付けられる配線ボード、23は配線ボード
22に形成されPAD接続ピン20が接続される内部接
続部、24は配線ボード22に形成され接触部接続ピン
21が接続される外部接続部、25は内部接続部23と
外部接続部24とを接続する配線である。内部接続部2
3と外部接続部24とに対して種々の配線25を行うこ
とによって、ICの評価を行う際のテストパターンに応
じた配線ボード22を製作することができる。
【0016】次に動作について説明する。ICソケット
本体11の凹部12にICを搭載した後、ICソケット
フタ15を閉じ、開かないように固定する。このとき、
ICの外部端子の全てがPAD18に対応して電気的に
接触するようにICソケット本体11に固定される。こ
のことにより、PAD接続ピン20、PAD18および
ICの外部端子が電気的に接続される。また、接触部接
続ピン21、接触部19、接続ピン13およびICソケ
ットピン14が電気的に接続される。
【0017】したがって、配線ボード22上の内部接続
部23と外部接続部24とをICの動作試験内容に応じ
て配線25を行いICソケットフタ15上に固定する
と、この配線25の状態に応じてPAD接続ピン20と
接触部接続ピン21とが電気的に接続される。よって、
ICの動作試験内容に応じて配線を行った配線ボード2
2を順次交換することにより、実装基盤上にリード線や
信号線を施すことなく、複数のICの動作試験を行うこ
とができる。
【0018】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、配線ボード22上の内部接続部23と外部接続部2
4とをICの動作試験内容に応じて配線25を行いIC
ソケットフタ15上に固定すると、この配線25の状態
に応じてPAD接続ピン20と接触部接続ピン21とが
電気的に接続されるため、ICの評価を行う際の評価基
盤やテストパターンの再利用を容易にすることができる
などの効果が得られる。
【0019】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるICソケットを示す斜視図、図5はこの発明
の実施の形態2によるICソケットを示す分解斜視図で
ある。図において、31はICをセットするための凹部
32を形成する1次ICソケット、33はICに設けら
れた複数の外部端子に対応して設けられ、この複数の外
部端子に電気的に接触する複数のPAD、34はPAD
33と1次ICソケット31の内部を通る導体線で接続
されているICソケットピン、35はICを1次ICソ
ケット31の凹部32にセットしたとき、ICのモール
ド部分を固定する固定凹部36を形成するICソケット
フタである。なお、上記のICソケットの構成は従来の
ICソケットと同一である。
【0020】41は1次ICソケット31の底面に接続
される配線ボードであり、ICソケットピン34が挿入
されるICソケットピンコネクト部42と2次ソケット
51の接続ピン52が挿入される接続ピンコネクト部4
3とを形成する。このICソケットピンコネクト部42
と接続ピンコネクト部43には、ICの動作試験内容に
応じて配線44を形成している。51は実装基盤に接続
される2次ソケットであり、その上面には接続ピンコネ
クト部43と挿入する接続ピン52が形成され、その下
面には接続ピン52に対応する2次ソケットピン53が
設けられている。
【0021】次に動作について説明する。1次ICソケ
ット31の凹部32にICを搭載した後、ICソケット
フタ35を閉じ、開かないように固定する。このとき、
ICの外部端子の全てがPAD33に対応して電気的に
接触するように1次ICソケット31に固定される。こ
の1次ICソケット31にICの動作試験内容に応じた
配線ボード41を接続するとともに、この配線ボード4
1に2次ソケット51を接続し、実装基盤に接続する。
【0022】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1次ICソケット31に接続する配線ボード41を
順次交換すれば、複数のICの動作試験を行うことがで
きるなどの効果が得られる。また、この1次ICソケッ
ト31には従来のICソケットをそのまま利用すること
ができるため、ソケットの製作コストを削減することが
できる効果が得られる。
【0023】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるICソケットにおける配線プログラムが可能
な配線ボードを示す構成図であり、実施の形態1および
実施の形態2と同一の符号については同一または相当部
分を示すので説明を省略する。61は内部接続部23と
外部接続部24とを行列状に接続する配線パターン62
によりプログラム可能な配線ボードである。この配線パ
ターン62に合わせて列,行それぞれの方向に1〜8,
A〜Hの名称を付した。内部接続部23に接続される配
線と外部接続部24に接続される配線との配線パターン
62は、列,行の方向でそれぞれ交差状に交互に並んで
いる。また、見かけ上、配線パターン62は同一列(ま
たは行)上の内部接続部23と外部接続部24とで共用
する。例えば、図6の内部接続部23のX1と外部接続
部24のX5’は、その間を一直線に結ぶ配線パターン
62を共用している。各配線パターン62は、以下に述
べる配線素子により接続と切断が可能であり、各配線パ
ターン62の交点で列方向と行方向の接続が可能となる
2層構造を成している。
【0024】図7はこの発明の実施の形態3によるIC
ソケットにおける1層目の配線パターンを示す構成図、
図8はこの発明の実施の形態3によるICソケットにお
ける2層目の配線パターンを示す構成図である。図にお
いて、65は行方向配線素子(二層配線手段)、66は
列方向配線素子(二層配線手段)であり、行方向の行方
向配線素子65と区別するため黒塗りとした。各行方向
配線素子65および列方向配線素子66とは、一層目と
二層目を結ぶための接続点を直線上に3つ持ち、それら
を結んだ直線分になっている。これらの接続点はコンタ
クトポイント(二層配線手段)67とターンポイント
(二層配線手段)68の2種類に分けられる。配線素子
の両端に存在するコンタクトポイント67は、行列状に
示した配線パターン62において交点と交点の間に位置
する。69は配線ボード61の端で内部および外部それ
ぞれの接続端子に配線を接続するために設けられた補助
コンタクトポイントである。
【0025】図7と図8にはコンタクトポイント67が
並ぶ方向(列と行)にそれぞれ補助グリッド1’,
2’,3’,・・・とA’,B’,C’,・・・を示し
た。コンタクトポイント67で一層目と二層目の配線素
子を接続すると、同一方向の配線(直線)ができる。配
線素子の中央の接続点はターンポイント68であり、一
層目の配線素子と二層目の配線素子が直交するように配
置されている。したがって、ターンポイント68で一層
目と二層目の配線素子を接続すると、配線を曲げること
ができる。例えば、図7、図8のターンポイント68の
B2で一層目と二層目を接続すると、一層目(図7)の
配線素子(B2’,B2,B3’)と二層目の配線素子
(B’2,B2,C’2)が電気的に接続される。
【0026】次に動作について説明する。図9はこの発
明の実施の形態3によるICソケットにおける配線プロ
グラム方法を示す構成図である。図において、71は配
線ボード61の一層目、72は二層目であり、列方向配
線素子66のコンタクトポイント67およびターンポイ
ント68は四角とした。例えば、行H上の全てのコンタ
クトポイント67(H1’〜H5’)において、一層目
と二層目を接続すれば、図6の行Hに対応する配線パタ
ーン62ができる。列方向も同様である。なお、補助グ
リッドは通常のグリッドより1つ多く行方向でI’、列
方向で5’までを必要とする。
【0027】次に配線ボード61を用いて内部接続部2
3のX1と外部接続部24のY1および、内部接続部2
3のX2と外部接続部24のY2を接続する配線パター
ン62を説明する。図10はこの発明の実施の形態3に
よるICソケットの配線ボードを用いて配線パターンを
接続したときの配線図である。配線ボード61の行C上
のコンタクトポイント67のC1’〜C5’と、列5上
のA’5〜C’5のコンタクトポイント67を配線材で
接続し、ターンポイント68のC5で行方向と列方向の
配線を接続してX1−Y1の配線を実現している。
【0028】同様にX2−Y2の配線を実現するには、
次のように接続をプログラムする。行方向は配線はコン
タクトポイント67のC7’〜C9’で交点C6から内
部接続部23のY2までの間、D6’で交点D5とD6
との間の配線ができる。同様にコンタクトポイント67
のE’5〜I’5,D’6でそれぞれ列方向配線D5〜
X2間とC6−D6間ができる。ターンポイント68の
C6,D5,D6を接続する。以上のように配線パター
ン62をプログラムするとX1−Y1およびX2−Y2
が接続できる。
【0029】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、1つの配線ボード61でいろいろな配線パターン6
2を形成することができるので、ICのテスト時間の短
縮とテストコストを下げることができるなどの効果が得
られる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、IC
をセットするための凹部を形成するICソケット本体の
上縁に接続ピンを設け、ICソケット本体の内部を通る
導体線によって接続ピンと実装基盤上の配線に接続され
るICソケットピンとを接続し、ICをICソケット本
体の凹部にセットしたとき、ICのモールド部分を固定
する固定凹部をICソケットフタに形成し、固定凹部の
回りに設けられた外部端子固定部によりICソケットフ
タを閉じた状態でICの複数の外部端子を固定し、外部
端子固定部に複数の外部端子に電気的に接触する複数の
PADを設け、ICソケットフタに設けられ、このIC
ソケットフタを閉じたときに接続ピンとICソケット本
体のICソケットピンと電気的に接続する接触部とを接
続し、ICソケットフタの上面にICソケットフタの内
部を通る導体線を介してPADと接続するPAD接続ピ
ンを形成し、ICソケットフタの上面にICソケットフ
タの内部を通る導体線を介して接触部と接続する接触部
接続ピンを形成するように構成したので、ICの評価を
行う際の評価基盤やテストパターンの再利用を容易にす
ることができる効果がある。
【0031】この発明によれば、PAD接続ピンと接続
する内部接続部および接触部接続ピンと接続する外部接
続部とを形成し、ICの動作試験内容に応じて内部接続
部と外部接続部とを接続した配線ボードをICソケット
フタの上面に接続するように構成したので、ICの評価
を行う際の評価基盤やテストパターンの再利用を容易に
することができる効果がある。
【0032】この発明によれば、ICをセットするため
の凹部を1次ICソケットに形成し、ICの複数の外部
端子に対応して複数のPADを設け、このPADと1次
ICソケットの内部を通る導体線をICソケットピンに
接続し、ICを1次ICソケットの凹部にセットしたと
き、ICのモールド部分を固定凹部を形成するICソケ
ットフタにより固定し、ICソケットピンが挿入される
ICソケットピンコネクト部とこのICソケットピンコ
ネクトの近傍に位置する接続ピンコネクト部とを1次I
Cソケットの底面に接続した配線ボードに形成し、これ
らの間をICの動作試験内容に応じて配線を形成し、上
面には接続ピンコネクト部が挿入される接続ピンが形成
され、下面には接続ピンと対応する2次ソケットピンが
2次ソケットに形成するように構成したので、複数のI
Cの動作試験を行うことができるとともに、従来のIC
ソケットをそのまま利用することができるため、ソケッ
トの製作コストを削減することができる効果がある。
【0033】この発明によれば、二層配線手段におい
て、内部接続部と外部接続部とを接続するために2つの
配線層を有し、この2つの配線層に予め配置された配線
素子同士をICの動作試験内容に応じて接続または非接
続するように構成したので、ICのテスト時間の短縮と
テストコストを下げることができる効果がある。
【0034】この発明によれば、二層配線手段におい
て、一層目と二層目を結ぶための1つのターンポイント
とこのターンポイントを挟む2つのコンタクトポイント
とを形成し、各行方向に設けられる行方向配線素子と、
一層目と二層目を結ぶための1つのターンポイントとこ
のターンポイントを挟む2つのコンタクトポイントとを
形成し、各列方向に設けられる列方向配線素子とを備
え、行方向配線素子または列方向配線素子との向きを縦
横交互にして並べ、一層目と二層目の行方向配線素子と
列方向配線素子との配列を互い違いにし、行方向配線素
子または列方向配線素子のターンポイントで一層目の配
線と二層目の配線とを接続することにより、行方向配線
素子と列方向配線素子とが直交するように構成したの
で、ICのテスト時間の短縮とテストコストを下げるこ
とができる効果がある。
【0035】この発明によれば、行方向配線素子または
列方向配線素子との向きを縦横交互にして並べ、一層目
と二層目の行方向配線素子と列方向配線素子との配列を
互い違いにし、行方向配線素子または列方向配線素子の
ターンポイントで一層目の配線と二層目の配線とを接続
することにより、行方向配線素子と列方向配線素子とが
直交するように構成したので、ICのテスト時間の短縮
とテストコストを下げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるICソケット
を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるICソケット
においてICソケットフタを閉じたときの状態を示す上
面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるICソケット
においてICソケットフタの上面を配線領域としたとき
の配線図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるICソケット
を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるICソケット
を示す分解斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるICソケット
における配線プログラムが可能な配線ボードを示す構成
図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるICソケット
における1層目の配線パターンを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるICソケット
における2層目の配線パターンを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるICソケット
における配線プログラム方法を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態3によるICソケッ
トの配線ボードを用いて配線パターンを接続したときの
配線図である。
【図11】 従来のICソケットを示す構成図である。
【符号の説明】
11 ICソケット本体、12,32 凹部、13,5
2 接続ピン、14,34 ICソケットピン、15,
35 ICソケットフタ、16,36 固定凹部、17
外部端子固定部、18,33 PAD、19 接触
部、20 PAD接続ピン、21 接触部接続ピン、2
2,41,61 配線ボード、23 内部接続部、24
外部接続部、31 1次ICソケット、42 ICソ
ケットピンコネクト部、43 接続ピンコネクト部、4
4 配線、53 2次ソケットピン、65 行方向配線
素子(二層配線手段)、66 列方向配線素子(二層配
線手段)、67 コンタクトポイント(二層配線手
段)、68 ターンポイント(二層配線手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICをセットするための凹部を形成する
    ICソケット本体と、 このICソケット本体の上縁に設けられた接続ピンと、 上記ICソケット本体の内部を通る導体線によって上記
    接続ピンと接続され、実装基盤上の配線に接続されるI
    Cソケットピンと、 上記ICを上記ICソケット本体の凹部にセットしたと
    き、上記ICのモールド部分を固定する固定凹部を形成
    するICソケットフタと、 上記固定凹部の回りに設けられ、上記ICソケットフタ
    を閉じた状態で上記ICの複数の外部端子を固定する外
    部端子固定部と、 上記ICの複数の外部端子に対応して上記外部端子固定
    部に設けられ、上記複数の外部端子に電気的に接触する
    複数のPADと、 上記ICソケットフタに設けられ、このICソケットフ
    タを閉じたときに上記接続ピンと接続し、上記ICソケ
    ット本体のICソケットピンと電気的に接続する接触部
    と、 上記ICソケットフタの上面に形成され、このICソケ
    ットフタの内部を通る導体線を介して上記PADと接続
    するPAD接続ピンと、 上記ICソケットフタの上面に形成され、このICソケ
    ットフタの内部を通る導体線を介して上記接触部と接続
    する接触部接続ピンとを備えたICソケット。
  2. 【請求項2】 PAD接続ピンと接続する内部接続部お
    よび接触部接続ピンと接続する外部接続部を形成し、I
    Cの動作試験内容に応じて上記内部接続部と上記外部接
    続部とを接続した配線ボードをICソケットフタの上面
    に接続したことを特徴とする請求項1記載のICソケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 ICをセットするための凹部を形成する
    1次ICソケットと、 上記ICの複数の外部端子に対応して設けられ、この複
    数の外部端子に電気的に接触する複数のPADと、 このPADと上記1次ICソケットの内部を通る導体線
    で接続されているICソケットピンと、 上記ICを上記1次ICソケットの凹部にセットしたと
    き、上記ICのモールド部分を固定する固定凹部を形成
    するICソケットフタと、 上記ICソケットピンが挿入されるICソケットピンコ
    ネクト部とこのICソケットピンコネクト部の近傍に位
    置する接続ピンコネクト部とを形成し、上記ICソケッ
    トピンコネクト部と上記接続ピンコネクト部との間を上
    記ICの動作試験内容に応じて配線を形成し、上記1次
    ICソケットの底面に接続される配線ボードと、 上面には上記接続ピンコネクト部が挿入される接続ピン
    が形成され、下面には上記接続ピンと対応する2次ソケ
    ットピンが形成され、実装基盤に固定される2次ソケッ
    トとを備えたICソケット。
  4. 【請求項4】 内部接続部と外部接続部とを接続するた
    めに2つの配線層を有し、この2つの配線層に予め配置
    された配線素子同士をICの動作試験内容に応じて接続
    または非接続する二層配線手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2記載のICソケット。
  5. 【請求項5】 二層配線手段は、一層目と二層目を結ぶ
    ための1つのターンポイントとこのターンポイントを挟
    む2つのコンタクトポイントとを形成し、各行方向に設
    けられる行方向配線素子と、一層目と二層目を結ぶため
    の1つのターンポイントとこのターンポイントを挟む2
    つのコンタクトポイントとを形成し、各列方向に設けら
    れる列方向配線素子とを備え、上記行方向配線素子また
    は上記列方向配線素子との向きを縦横交互にして並べ、
    一層目と二層目の上記行方向配線素子と上記列方向配線
    素子との配列を互い違いにし、上記行方向配線素子また
    は上記列方向配線素子の上記ターンポイントで一層目の
    配線と二層目の配線とを接続することにより、上記行方
    向配線素子と上記列方向配線素子とが直交することを特
    徴とする請求項4記載のICソケット。
  6. 【請求項6】 ICの動作試験内容に応じて配線ボード
    上の配線を接続するICソケットの配線接続方法におい
    て、 行方向配線素子または列方向配線素子との向きを縦横交
    互にして並べ、一層目と二層目の上記行方向配線素子と
    上記列方向配線素子との配列を互い違いにし、上記行方
    向配線素子または上記列方向配線素子のターンポイント
    で一層目の配線と二層目の配線とを接続することによ
    り、上記行方向配線素子と上記列方向配線素子とが直交
    することを特徴とするICソケットの配線接続方法。
JP10006095A 1998-01-14 1998-01-14 Icソケットおよびicソケットの配線接続方法 Pending JPH11204220A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100681156B1 (ko) 2006-01-25 2007-02-09 삼성전자주식회사 전기적 검사 장치용 소켓
JP2012164434A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Enplas Corp 電気部品用ソケット

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KR100681156B1 (ko) 2006-01-25 2007-02-09 삼성전자주식회사 전기적 검사 장치용 소켓
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