JPH11203801A - 情報記憶装置 - Google Patents
情報記憶装置Info
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- JPH11203801A JPH11203801A JP454398A JP454398A JPH11203801A JP H11203801 A JPH11203801 A JP H11203801A JP 454398 A JP454398 A JP 454398A JP 454398 A JP454398 A JP 454398A JP H11203801 A JPH11203801 A JP H11203801A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- chassis
- information storage
- guide
- guide shaft
- Prior art date
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- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 装置の大きさを小さく、部品点数の少ないチ
ルト調整機構提供する。 【解決手段】 ピックアップ5をガイドするガイドシャ
フト6とシャーシ2の間にバネを設け、そのバネで押さ
れたガイドシャフト6をシャーシ2に螺合した調整ネジ
15の座部で受けて固定する。調整ネジ15を回転させ
ると座部にバネで押しつけられたガイドシャフト6の高
さが変わる。ガイドシャフト6はガイドシャフト支持部
材12で固定されているため、調整ネジ15を回転させ
るとディスク内周側の固定点を支点に上下方向に回動し
て、シャーシ2との相対角度を変化出来る。よって、タ
ーンテーブル4に載置されたディスクとガイドシャフト
6に保持されたピックアップ5は調整ネジ15を回転さ
せることで、相対角度を変化可能となる。調整ネジ15
を回転させることによるピックアップ5の光軸とディス
ク面を垂直に調整出来る。
ルト調整機構提供する。 【解決手段】 ピックアップ5をガイドするガイドシャ
フト6とシャーシ2の間にバネを設け、そのバネで押さ
れたガイドシャフト6をシャーシ2に螺合した調整ネジ
15の座部で受けて固定する。調整ネジ15を回転させ
ると座部にバネで押しつけられたガイドシャフト6の高
さが変わる。ガイドシャフト6はガイドシャフト支持部
材12で固定されているため、調整ネジ15を回転させ
るとディスク内周側の固定点を支点に上下方向に回動し
て、シャーシ2との相対角度を変化出来る。よって、タ
ーンテーブル4に載置されたディスクとガイドシャフト
6に保持されたピックアップ5は調整ネジ15を回転さ
せることで、相対角度を変化可能となる。調整ネジ15
を回転させることによるピックアップ5の光軸とディス
ク面を垂直に調整出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学的記録媒体であ
る光ディスク等を再生、または記録再生する情報記憶装
置に関するものである。
る光ディスク等を再生、または記録再生する情報記憶装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記憶装置はコンピュータ周辺
機器(CD−ROM、光磁気ディスク、相変化ディスク
等)、AV機器(CD、VideoCD、ビデオディス
ク等)として等の分野の情報記憶再生装置として普及し
ている。
機器(CD−ROM、光磁気ディスク、相変化ディスク
等)、AV機器(CD、VideoCD、ビデオディス
ク等)として等の分野の情報記憶再生装置として普及し
ている。
【0003】以下、図面を参照しながら上記した従来の
情報記憶装置の一例について説明する。
情報記憶装置の一例について説明する。
【0004】図11は従来の情報記憶装置のピックアッ
プ装置としての光ヘッドを光ディスクの半径方向に駆動
制御するトラバース機構の一例を示すものである。図1
1において、302はトラバース部品を取り付けるシャ
ーシである。シャーシ302には回転軸にターンテーブ
ル304が圧入されたスピンドルモータ303が設けら
れている。ターンテーブル304に図示せぬディスク3
01を載置してスピンドルモータ303により回転す
る。ピックアップ305は一対のガイドシャフト306
にディスク301の半径方向に移動可能にガイドされ、
スピンドルモータ303によって回転したディスク30
1の情報を再生、または記録再生するものである。ガイ
ドシャフト306はディスク301内周側端部近傍にお
いて支点となるように固定されており、外周側端部近傍
において上下方向に摺動自在に固定されている。ガイド
シャフト306とシャーシ302との間にはバネ314
が設けられ、ガイドシャフト306を上方向に押し上げ
ている。この力に抗するように、バネ314近傍でガイ
ドシャフト306の上方から調整ネジ315がネジ先端
で当接している。調整ネジ315はシャーシ302にネ
ジ316で固定されたシャフト受け311に螺合して支
えられている。調整ネジ315を回転させると調整ネジ
315はシャーシ302に対して相対的に上下し、バネ
314で調整ネジ315に押しつけられているガイドシ
ャフト306は、ディスク301内周側を支点に外周側
でシャーシ302に対して上下に回動する。307はガ
イドシャフト306に略平行で、円柱状の表面に螺旋溝
307aを有する回転可能に設けられたリードスクリュ
ーである。リードスクリュー307の螺旋溝307aに
はピックアップ305に設けられた図示せぬナット30
9が係合している。リードスクリュー307はトラバー
スモータ308により回転し、これより螺旋溝307a
に沿ってナット309がリードスクリュー307に平行
に送られ、これに伴いピックアップ305が移動する。
プ装置としての光ヘッドを光ディスクの半径方向に駆動
制御するトラバース機構の一例を示すものである。図1
1において、302はトラバース部品を取り付けるシャ
ーシである。シャーシ302には回転軸にターンテーブ
ル304が圧入されたスピンドルモータ303が設けら
れている。ターンテーブル304に図示せぬディスク3
01を載置してスピンドルモータ303により回転す
る。ピックアップ305は一対のガイドシャフト306
にディスク301の半径方向に移動可能にガイドされ、
スピンドルモータ303によって回転したディスク30
1の情報を再生、または記録再生するものである。ガイ
ドシャフト306はディスク301内周側端部近傍にお
いて支点となるように固定されており、外周側端部近傍
において上下方向に摺動自在に固定されている。ガイド
シャフト306とシャーシ302との間にはバネ314
が設けられ、ガイドシャフト306を上方向に押し上げ
ている。この力に抗するように、バネ314近傍でガイ
ドシャフト306の上方から調整ネジ315がネジ先端
で当接している。調整ネジ315はシャーシ302にネ
ジ316で固定されたシャフト受け311に螺合して支
えられている。調整ネジ315を回転させると調整ネジ
315はシャーシ302に対して相対的に上下し、バネ
314で調整ネジ315に押しつけられているガイドシ
ャフト306は、ディスク301内周側を支点に外周側
でシャーシ302に対して上下に回動する。307はガ
イドシャフト306に略平行で、円柱状の表面に螺旋溝
307aを有する回転可能に設けられたリードスクリュ
ーである。リードスクリュー307の螺旋溝307aに
はピックアップ305に設けられた図示せぬナット30
9が係合している。リードスクリュー307はトラバー
スモータ308により回転し、これより螺旋溝307a
に沿ってナット309がリードスクリュー307に平行
に送られ、これに伴いピックアップ305が移動する。
【0005】以上のように構成された情報記憶装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0006】まず、スピンドルモータ303を回転させ
て、ターンテーブル304に載置されたディスク301
を回転させる。続いて、トラバースモータ308により
リードスクリュー307を回転させる。これにより、リ
ードスクリュー307の螺旋溝307aと係合するナッ
ト309は、リードスクリュー307の軸方向に送られ
る。これに伴いナット309が固定され、かつガイドシ
ャフト306によりディスク半径方向に摺動自在にガイ
ドされたピックアップ305は、ディスク半径方向に送
られる。これにより、ピックアップ305を任意のディ
スク301のトラックの近傍に移動して、トラック上の
情報を読み出す、または書き込むことができる。
て、ターンテーブル304に載置されたディスク301
を回転させる。続いて、トラバースモータ308により
リードスクリュー307を回転させる。これにより、リ
ードスクリュー307の螺旋溝307aと係合するナッ
ト309は、リードスクリュー307の軸方向に送られ
る。これに伴いナット309が固定され、かつガイドシ
ャフト306によりディスク半径方向に摺動自在にガイ
ドされたピックアップ305は、ディスク半径方向に送
られる。これにより、ピックアップ305を任意のディ
スク301のトラックの近傍に移動して、トラック上の
情報を読み出す、または書き込むことができる。
【0007】ところで、ディスク301は反りを持って
いる。またピックアップ305は光軸の傾き調整残差を
持っており、スピンドルモータ303は軸の倒れを有し
ており、またシャーシ302は反りを持っている。この
反り、軸の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線と
ピックアップ305の光軸は傾きを持つ。この傾きは再
生信号の時間軸方向の変動成分ジッタと相関を持ってお
り、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増えてゆき、そ
の増え方もこの傾きが大きくなるほど増大していく。よ
って、システムのマージンを確保するため、ガイドシャ
フト306のディスク301に対する傾きをできるだけ
小さくする必要がある。
いる。またピックアップ305は光軸の傾き調整残差を
持っており、スピンドルモータ303は軸の倒れを有し
ており、またシャーシ302は反りを持っている。この
反り、軸の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線と
ピックアップ305の光軸は傾きを持つ。この傾きは再
生信号の時間軸方向の変動成分ジッタと相関を持ってお
り、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増えてゆき、そ
の増え方もこの傾きが大きくなるほど増大していく。よ
って、システムのマージンを確保するため、ガイドシャ
フト306のディスク301に対する傾きをできるだけ
小さくする必要がある。
【0008】調整ネジ315はシャーシ302にネジ3
16で固定されたシャフト受け311に螺合されてお
り、回転すると調整ネジ315の先端はシャーシ302
に対する高さが変わる。ガイドシャフト306はディス
ク301外周側端部でバネ314により上方向に押し上
げられて、調整ネジ315に対して押圧されている。よ
って、調整ネジ315の先端の高さが変化すると、その
先端に当接しているガイドシャフト306の高さが変化
する。ガイドシャフト306の一端はディスク301内
周側で固定されているので、その固定端を支点にガイド
シャフト306は上下方向に回動し、ディスク301に
対する傾きを変化させる。この傾きを調整するチルト調
整機構により、ピックアップ305とディスクの相対的
な傾きを調整し、システムのマージンの確保をすること
が可能となる。
16で固定されたシャフト受け311に螺合されてお
り、回転すると調整ネジ315の先端はシャーシ302
に対する高さが変わる。ガイドシャフト306はディス
ク301外周側端部でバネ314により上方向に押し上
げられて、調整ネジ315に対して押圧されている。よ
って、調整ネジ315の先端の高さが変化すると、その
先端に当接しているガイドシャフト306の高さが変化
する。ガイドシャフト306の一端はディスク301内
周側で固定されているので、その固定端を支点にガイド
シャフト306は上下方向に回動し、ディスク301に
対する傾きを変化させる。この傾きを調整するチルト調
整機構により、ピックアップ305とディスクの相対的
な傾きを調整し、システムのマージンの確保をすること
が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このチルト
調整機構はシャーシ302とシャフト受け311の間に
バネ314と調整ネジ315を設け、さらにその間にガ
イドシャフト306を設けた構成となっている。組立は
シャーシ302にバネ314を置き、その上にガイドシ
ャフト306を置いた後、シャフト受け311をかぶせ
てネジ316でシャーシ302に固定し、調整ネジ31
5を螺合させる。よって、シャフト受け311をシャー
シ302に固定する部分にある程度のスペースを必要と
する。このため、トラバースはある程度の大きさを必要
とし、ローディング機構にスペース的な制約が生じ、装
置の大きさを小さくすることが難しかった。また、シャ
ーシ受け311の材料費、取り付け工数がかかり、コス
トアップになっていた。
調整機構はシャーシ302とシャフト受け311の間に
バネ314と調整ネジ315を設け、さらにその間にガ
イドシャフト306を設けた構成となっている。組立は
シャーシ302にバネ314を置き、その上にガイドシ
ャフト306を置いた後、シャフト受け311をかぶせ
てネジ316でシャーシ302に固定し、調整ネジ31
5を螺合させる。よって、シャフト受け311をシャー
シ302に固定する部分にある程度のスペースを必要と
する。このため、トラバースはある程度の大きさを必要
とし、ローディング機構にスペース的な制約が生じ、装
置の大きさを小さくすることが難しかった。また、シャ
ーシ受け311の材料費、取り付け工数がかかり、コス
トアップになっていた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、スペースが小
さく、部品点数が少ない情報記憶装置を提供するもので
ある。
さく、部品点数が少ない情報記憶装置を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の情報記憶装置は、情報記憶媒体を保持する
保持手段と、情報記憶媒体の情報を読み取る、または読
み書きする読取手段と、保持手段または読取手段を情報
記憶媒体に平行で摺動自在に保持するガイド手段と、部
品を支持するシャーシを備え、ガイド手段の各両端部を
保持し、その4つのうちの少なくとも1つがガイド手段
を情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持するガイド
支持部をシャーシに設け、そのガイド支持部近傍で、シ
ャーシとガイド手段の間に弾性部材を設け、さらにその
弾性部材の近傍において、シャーシ、またはガイド支持
部材に螺合させたネジの座部で弾性部材に押されたガイ
ド手段を受ける構成を備える。
めに本発明の情報記憶装置は、情報記憶媒体を保持する
保持手段と、情報記憶媒体の情報を読み取る、または読
み書きする読取手段と、保持手段または読取手段を情報
記憶媒体に平行で摺動自在に保持するガイド手段と、部
品を支持するシャーシを備え、ガイド手段の各両端部を
保持し、その4つのうちの少なくとも1つがガイド手段
を情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持するガイド
支持部をシャーシに設け、そのガイド支持部近傍で、シ
ャーシとガイド手段の間に弾性部材を設け、さらにその
弾性部材の近傍において、シャーシ、またはガイド支持
部材に螺合させたネジの座部で弾性部材に押されたガイ
ド手段を受ける構成を備える。
【0012】この発明によればシャーシに対して、ガイ
ド手段を弾性部材に抗して押しつける調整ネジを支える
部材(シャフト受け)を別途設ける必要がなく、その部
材を取り付ける面積が不要となると共に、部品、組立工
数が減るのでコストも削減できる。
ド手段を弾性部材に抗して押しつける調整ネジを支える
部材(シャフト受け)を別途設ける必要がなく、その部
材を取り付ける面積が不要となると共に、部品、組立工
数が減るのでコストも削減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、情報記憶媒体を保持する保持手段と、前記情報記憶
媒体の情報を読み取る、または読み書きする読取手段
と、前記保持手段または前記読取手段を前記情報記憶媒
体に対して平行で摺動自在に保持する一対のガイド手段
と、前記保持手段または前記読取手段の位置を摺動方向
に移動させて前記情報記憶媒体における情報を読み取
る、または読み書きする位置を変える送り手段と、前記
ガイド手段と前記読取手段と前記送り手段を支持するシ
ャーシを備え、一対の前記ガイド手段の各両端部を保持
し、その4つのうちの少なくとも1つが前記ガイド手段
を前記情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持する前
記シャーシに設けられたガイド支持部と、前記ガイド支
持部近傍で、前記シャーシと前記ガイド手段の間に設け
られた弾性部材と、前記弾性部材の近傍において前記シ
ャーシ、または前記ガイド支持部材に螺合するネジ部
と、前記ガイド手段に対して前記弾性部材と略反対側で
当接する座部を有する調整ネジを備えたものであり、シ
ャーシに対して、ガイド手段を弾性部材に抗して押しつ
ける調整ネジを支える部材を別途設ける必要がなく、小
型化できるとともに、部品、組立工数が減るのでコスト
も削減できるという作用を有する。
は、情報記憶媒体を保持する保持手段と、前記情報記憶
媒体の情報を読み取る、または読み書きする読取手段
と、前記保持手段または前記読取手段を前記情報記憶媒
体に対して平行で摺動自在に保持する一対のガイド手段
と、前記保持手段または前記読取手段の位置を摺動方向
に移動させて前記情報記憶媒体における情報を読み取
る、または読み書きする位置を変える送り手段と、前記
ガイド手段と前記読取手段と前記送り手段を支持するシ
ャーシを備え、一対の前記ガイド手段の各両端部を保持
し、その4つのうちの少なくとも1つが前記ガイド手段
を前記情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持する前
記シャーシに設けられたガイド支持部と、前記ガイド支
持部近傍で、前記シャーシと前記ガイド手段の間に設け
られた弾性部材と、前記弾性部材の近傍において前記シ
ャーシ、または前記ガイド支持部材に螺合するネジ部
と、前記ガイド手段に対して前記弾性部材と略反対側で
当接する座部を有する調整ネジを備えたものであり、シ
ャーシに対して、ガイド手段を弾性部材に抗して押しつ
ける調整ネジを支える部材を別途設ける必要がなく、小
型化できるとともに、部品、組立工数が減るのでコスト
も削減できるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1の構成において、座部が円錐であることを特徴とする
ものであり、調整ネジは弾性部材の力をガイド手段を介
して受けているが、調整ネジの座部を円錐にすることに
より、その力は側方への分力を発生して常にガイド手段
より離れる方向に調整ネジを傾けることにより、外部か
らの衝撃等で弾性部材が衝撃力に負けてガイド部材が動
いても、その後弾性部材が復帰すれば、調整ネジは衝撃
前と同じ傾いた状態に復帰しやすく、調整が狂い難くな
るという作用を有する。
1の構成において、座部が円錐であることを特徴とする
ものであり、調整ネジは弾性部材の力をガイド手段を介
して受けているが、調整ネジの座部を円錐にすることに
より、その力は側方への分力を発生して常にガイド手段
より離れる方向に調整ネジを傾けることにより、外部か
らの衝撃等で弾性部材が衝撃力に負けてガイド部材が動
いても、その後弾性部材が復帰すれば、調整ネジは衝撃
前と同じ傾いた状態に復帰しやすく、調整が狂い難くな
るという作用を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2の構成において、座部の前記ガイド手段との当接部の
外周側に平面部を設けたものであり、ガイド手段と当接
する座部の円錐部分の外側に平面部を設けることで、落
下衝撃を受けた場合に、ガイド手段が調整ネジの座部か
ら抜け落ち難くする事ができ、落下衝撃強度を増すこと
ができるという作用を有する。
2の構成において、座部の前記ガイド手段との当接部の
外周側に平面部を設けたものであり、ガイド手段と当接
する座部の円錐部分の外側に平面部を設けることで、落
下衝撃を受けた場合に、ガイド手段が調整ネジの座部か
ら抜け落ち難くする事ができ、落下衝撃強度を増すこと
ができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から3のいずれかの構成において、シャーシまたはガ
イド支持部材において、前記調整ネジに対して前記ガイ
ド手段と反対側に前記ネジの前記座部または前記ネジ部
の外周面と当接するネジ当接部を設けたものであり、調
整ネジに対してガイド手段と反対側に調整ネジの座部ま
たはネジ部の外周面と当接するネジ当接部を設けること
により、調整ネジの傾きを正確に一定にする事ができ、
調整後の安定性を維持することが可能となるという作用
を有する。
1から3のいずれかの構成において、シャーシまたはガ
イド支持部材において、前記調整ネジに対して前記ガイ
ド手段と反対側に前記ネジの前記座部または前記ネジ部
の外周面と当接するネジ当接部を設けたものであり、調
整ネジに対してガイド手段と反対側に調整ネジの座部ま
たはネジ部の外周面と当接するネジ当接部を設けること
により、調整ネジの傾きを正確に一定にする事ができ、
調整後の安定性を維持することが可能となるという作用
を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1から4のいずれかの構成において、ネジ部の先端に前
記ネジを回転させる為の前記ネジ部のネジ谷径より小さ
な係合部を設けたものであり、調整ネジを取り付けた側
と反対側からも回転することが可能となり、シャーシの
上からでも下からでも調整可能となるという作用を有す
る。
1から4のいずれかの構成において、ネジ部の先端に前
記ネジを回転させる為の前記ネジ部のネジ谷径より小さ
な係合部を設けたものであり、調整ネジを取り付けた側
と反対側からも回転することが可能となり、シャーシの
上からでも下からでも調整可能となるという作用を有す
る。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から5のいずれかの構成において、調整ネジを1回転
させたときの前記座部の前記ガイド手段との当接部の軸
方向の振れ幅をaとし、前記ネジ部のピッチをbとした
とき、 (b/a)>π としたものであり、ガイド手段は調整ネジの回転に対し
て一定の方向に移動し調整精度を向上するという作用を
有する。
1から5のいずれかの構成において、調整ネジを1回転
させたときの前記座部の前記ガイド手段との当接部の軸
方向の振れ幅をaとし、前記ネジ部のピッチをbとした
とき、 (b/a)>π としたものであり、ガイド手段は調整ネジの回転に対し
て一定の方向に移動し調整精度を向上するという作用を
有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1から5のいずれかの構成において、調整ネジが少なく
とも2ヶ所で、前記調整ネジ間の最短距離をLとし、前
記調整ネジを1回転させたときの前記座部の前記ガイド
手段との当接部の軸方向の振れ幅をaとし、前記保持手
段の前記情報記憶媒体載置面と前記読取手段の必要チル
ト調整角度精度をζとしたとき、 a<L×(tanζ) とするものであり、チルト調整残差を必要チルト調整角
度精度ζ以下にできるという作用を有する。
1から5のいずれかの構成において、調整ネジが少なく
とも2ヶ所で、前記調整ネジ間の最短距離をLとし、前
記調整ネジを1回転させたときの前記座部の前記ガイド
手段との当接部の軸方向の振れ幅をaとし、前記保持手
段の前記情報記憶媒体載置面と前記読取手段の必要チル
ト調整角度精度をζとしたとき、 a<L×(tanζ) とするものであり、チルト調整残差を必要チルト調整角
度精度ζ以下にできるという作用を有する。
【0020】以下に本発明の実施の形態1の情報記憶装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施1の
形態の情報記憶装置の構成を示すものである。図1にお
いて、2はトラバース部品を取り付ける請求項記載のシ
ャーシである。シャーシ2には図示せぬディスク1を回
転するスピンドルモータ3が設けられ、スピンドルモー
タ3の回転軸にはディスク1を保持する請求項記載の保
持手段であるターンテーブル4が圧入されている。5は
スピンドルモータ3で回転したディスク1の情報を再
生、または記録再生する請求項記載の読み取り手段であ
るピックアップであり、シャーシ2にガイドシャフト支
持部材12、13を介して支持された一対のガイドシャ
フト6により、ディスク半径方向(図1中の矢印A方
向)に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト6は
ディスク1内周側をガイドシャフト支持部材12により
固定されており、ディスク1外周側をガイドシャフト支
持部材13により上下方向に摺動自在にガイドされてい
る。ガイドシャフト6は請求項記載のガイド手段であ
り、ガイドシャフト支持部材12、13は請求項記載の
ガイド支持部である。また、ピックアップ5には図示し
ていないナット9が設けられている。ナット9はガイド
シャフト6に略平行なリードスクリュー7とその円柱状
の表面の螺旋溝7aで係合している。リードスクリュー
7はシャーシ2に設けられた一対の軸受け8により回転
自在に設けられており、リードスクリュー7が回転する
と、その螺旋溝7aに沿ってナット9が(A方向に)送
られ、それに伴いナット9が設けられたピックアップ5
がガイドシャフト6に沿って移動する。リードスクリュ
ー7の一端にはトラバースモータ11が係合しており、
このトラバースモータ11によりリードスクリュー7を
回転させてピックアップ5を移動させる。リードスクリ
ュー7、軸受け8、ナット9、トラバースモータ11が
請求項記載の送り手段である。
形態の情報記憶装置の構成を示すものである。図1にお
いて、2はトラバース部品を取り付ける請求項記載のシ
ャーシである。シャーシ2には図示せぬディスク1を回
転するスピンドルモータ3が設けられ、スピンドルモー
タ3の回転軸にはディスク1を保持する請求項記載の保
持手段であるターンテーブル4が圧入されている。5は
スピンドルモータ3で回転したディスク1の情報を再
生、または記録再生する請求項記載の読み取り手段であ
るピックアップであり、シャーシ2にガイドシャフト支
持部材12、13を介して支持された一対のガイドシャ
フト6により、ディスク半径方向(図1中の矢印A方
向)に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト6は
ディスク1内周側をガイドシャフト支持部材12により
固定されており、ディスク1外周側をガイドシャフト支
持部材13により上下方向に摺動自在にガイドされてい
る。ガイドシャフト6は請求項記載のガイド手段であ
り、ガイドシャフト支持部材12、13は請求項記載の
ガイド支持部である。また、ピックアップ5には図示し
ていないナット9が設けられている。ナット9はガイド
シャフト6に略平行なリードスクリュー7とその円柱状
の表面の螺旋溝7aで係合している。リードスクリュー
7はシャーシ2に設けられた一対の軸受け8により回転
自在に設けられており、リードスクリュー7が回転する
と、その螺旋溝7aに沿ってナット9が(A方向に)送
られ、それに伴いナット9が設けられたピックアップ5
がガイドシャフト6に沿って移動する。リードスクリュ
ー7の一端にはトラバースモータ11が係合しており、
このトラバースモータ11によりリードスクリュー7を
回転させてピックアップ5を移動させる。リードスクリ
ュー7、軸受け8、ナット9、トラバースモータ11が
請求項記載の送り手段である。
【0022】図2、3は本発明の実施の形態1の情報記
憶装置の本発明に係る主要部の上面図及び断面図であ
る。
憶装置の本発明に係る主要部の上面図及び断面図であ
る。
【0023】ガイドシャフト支持部材13はU字状の溝
13bが形成されており、ガイドシャフト6はこの溝1
3bに沿って上下方向に移動可能に構成されている。ガ
イドシャフト支持部材13の中には請求項記載の弾性部
材であるバネ14が載置されており、その上に設けられ
たガイドシャフト6を上方に押し上げている。押し上げ
られたガイドシャフト6は請求項記載の調整ネジである
調整ネジ15の座部15aに当接して止まっている。ま
た、調整ネジ15はネジ部15bでシャーシ2に螺合し
て固定されている。調整ネジ15はガイドシャフト6を
介してバネ14により座部15aが押し上げられてい
る。このため調整ネジ15はシャーシ2のネジ穴2bを
支点にして、螺合部ガタ分、主軸側、副軸側それぞれ
C、B方向に回動する。ネジ部15bの側面にはガイド
シャフト支持部材13のネジ当接部13aが有るため、
この回動によりネジ部15bはネジ当接部13aに当接
して位置が決まる。ここで調整ネジ15を回転したとき
進み方向に対する座部15aの振れ幅をaとし、ネジ部
15bのピッチをbとしたとき、 (b/a)>π を満たしている。
13bが形成されており、ガイドシャフト6はこの溝1
3bに沿って上下方向に移動可能に構成されている。ガ
イドシャフト支持部材13の中には請求項記載の弾性部
材であるバネ14が載置されており、その上に設けられ
たガイドシャフト6を上方に押し上げている。押し上げ
られたガイドシャフト6は請求項記載の調整ネジである
調整ネジ15の座部15aに当接して止まっている。ま
た、調整ネジ15はネジ部15bでシャーシ2に螺合し
て固定されている。調整ネジ15はガイドシャフト6を
介してバネ14により座部15aが押し上げられてい
る。このため調整ネジ15はシャーシ2のネジ穴2bを
支点にして、螺合部ガタ分、主軸側、副軸側それぞれ
C、B方向に回動する。ネジ部15bの側面にはガイド
シャフト支持部材13のネジ当接部13aが有るため、
この回動によりネジ部15bはネジ当接部13aに当接
して位置が決まる。ここで調整ネジ15を回転したとき
進み方向に対する座部15aの振れ幅をaとし、ネジ部
15bのピッチをbとしたとき、 (b/a)>π を満たしている。
【0024】またさらに、ガイドシャフト6間の距離を
Lとし、前記保持手段の前記情報記憶媒体載置面と読取
手段の必要チルト調整角度精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) を満たしている。
Lとし、前記保持手段の前記情報記憶媒体載置面と読取
手段の必要チルト調整角度精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) を満たしている。
【0025】図10に本実施の形態の組立図を示す。ス
ピンドルモータ3、トラバースモータ11が取り付けら
れたシャーシ2のガイドシャフト支持部材13にバネ1
4を置き、その上にピックアップ5を摺動自在に支持し
たガイドシャフト6を置き、その上からシャーシ2のネ
ジ穴2bに調整ネジ15のネジ部15bを螺合させて、
その座部15aでガイドシャフト6を上から押えて固定
する。
ピンドルモータ3、トラバースモータ11が取り付けら
れたシャーシ2のガイドシャフト支持部材13にバネ1
4を置き、その上にピックアップ5を摺動自在に支持し
たガイドシャフト6を置き、その上からシャーシ2のネ
ジ穴2bに調整ネジ15のネジ部15bを螺合させて、
その座部15aでガイドシャフト6を上から押えて固定
する。
【0026】以上のように構成された情報記憶装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0027】まず、スピンドルモータ3を回転させて、
ターンテーブル4に載置された図示せぬディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ5により読み取る。つぎに、トラバースモータ11を
回転させるとリードスクリュー7が回転する。リードス
クリュー7の螺旋溝7aにはナット9が係合しているた
め、リードスクリュー7が回転すると、ナット9が固定
されてピックアップ5はガイドシャフト6に沿って、デ
ィスク半径方向(A方向)に移動する。よって、ディス
ク1の任意のトラック近傍にピックアップ5を移動でき
る。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ5
のディスクの半径方向の移動により、ディスク1の任意
の位置の情報を読み取り、または読み書き可能となる。
ターンテーブル4に載置された図示せぬディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ5により読み取る。つぎに、トラバースモータ11を
回転させるとリードスクリュー7が回転する。リードス
クリュー7の螺旋溝7aにはナット9が係合しているた
め、リードスクリュー7が回転すると、ナット9が固定
されてピックアップ5はガイドシャフト6に沿って、デ
ィスク半径方向(A方向)に移動する。よって、ディス
ク1の任意のトラック近傍にピックアップ5を移動でき
る。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ5
のディスクの半径方向の移動により、ディスク1の任意
の位置の情報を読み取り、または読み書き可能となる。
【0028】ところで、ディスク1は反りを持ってい
る。またピックアップ5は光軸傾き調整残差を持ってお
り、スピンドルモータ3は軸の倒れを有しており、シャ
ーシ2は反りを持っている。この反り、軸の倒れ、調整
残差により、ディスク面の法線とピックアップ5の光軸
は傾きを持つ。この傾きはジッタと相関を持っており、
ジッタはこの傾きが大きくなるほど増えてゆき、その増
え方も増えていく。よって、システムのマージンを確保
するため、ピックアップ5の光軸とディスク面の法線は
できるだけ傾きを小さくする必要がある。
る。またピックアップ5は光軸傾き調整残差を持ってお
り、スピンドルモータ3は軸の倒れを有しており、シャ
ーシ2は反りを持っている。この反り、軸の倒れ、調整
残差により、ディスク面の法線とピックアップ5の光軸
は傾きを持つ。この傾きはジッタと相関を持っており、
ジッタはこの傾きが大きくなるほど増えてゆき、その増
え方も増えていく。よって、システムのマージンを確保
するため、ピックアップ5の光軸とディスク面の法線は
できるだけ傾きを小さくする必要がある。
【0029】調整ネジ15はシャーシ2にネジ部15b
で螺合しており、回転すると座部15aのシャーシ2に
対する相対的な高さが変わる。これに伴い、座部15a
にバネ14で押しつけられたガイドシャフト6も高さが
変わる。ガイドシャフト6はガイドシャフト支持部材1
2でディスク1内周側において固定されているため、調
整ネジ15を回転させるとガイドシャフト6はディスク
1内周側の固定点を支点に上下方向に回動して、シャー
シ2との相対角度を変化させることが出来る。シャーシ
2とスピンドルモータ3は一体的に固定されている。よ
って、ターンテーブル4に載置されたディスク1とガイ
ドシャフト6に保持されたピックアップ5は調整ネジ1
5を回転させることにより、相対角度を変化させること
が可能となる。この調整ネジ15を回転させることによ
りピックアップ5の光軸とディスク面を垂直に調整して
システムのマージン確保をすることができる。
で螺合しており、回転すると座部15aのシャーシ2に
対する相対的な高さが変わる。これに伴い、座部15a
にバネ14で押しつけられたガイドシャフト6も高さが
変わる。ガイドシャフト6はガイドシャフト支持部材1
2でディスク1内周側において固定されているため、調
整ネジ15を回転させるとガイドシャフト6はディスク
1内周側の固定点を支点に上下方向に回動して、シャー
シ2との相対角度を変化させることが出来る。シャーシ
2とスピンドルモータ3は一体的に固定されている。よ
って、ターンテーブル4に載置されたディスク1とガイ
ドシャフト6に保持されたピックアップ5は調整ネジ1
5を回転させることにより、相対角度を変化させること
が可能となる。この調整ネジ15を回転させることによ
りピックアップ5の光軸とディスク面を垂直に調整して
システムのマージン確保をすることができる。
【0030】ここで、調整ネジ15は常に、ガイドシャ
フト6を介してバネ14から力を受けてシャーシ2のネ
ジ穴2bを中心にB、C方向に回転する力がかかってい
る。落下衝撃等を受けた場合、ピックアップ5の質量に
かかる加速度にバネ14のバネ力が負けて、ガイドシャ
フト6が押し下げられる。この時、調整ネジ15のネジ
部15bはシャーシ2に螺合して固定されているが、螺
合部は隙間が有るため調整ネジ15はぐらつく。しかし
ながら、調整ネジ15はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下後は必ずネジ部15bがガイドシャ
フト支持部材13のネジ当接部13aに当接して位置が
復帰し、調整後の変化を押さえることができる。
フト6を介してバネ14から力を受けてシャーシ2のネ
ジ穴2bを中心にB、C方向に回転する力がかかってい
る。落下衝撃等を受けた場合、ピックアップ5の質量に
かかる加速度にバネ14のバネ力が負けて、ガイドシャ
フト6が押し下げられる。この時、調整ネジ15のネジ
部15bはシャーシ2に螺合して固定されているが、螺
合部は隙間が有るため調整ネジ15はぐらつく。しかし
ながら、調整ネジ15はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下後は必ずネジ部15bがガイドシャ
フト支持部材13のネジ当接部13aに当接して位置が
復帰し、調整後の変化を押さえることができる。
【0031】ところで、調整ネジ15を1回転させたと
きの座部15aのガイドシャフト6との当接部の軸方向
の振れ幅をaとし、ネジ部15bのピッチをbとし、調
整ネジの回転角度をθとしたとき、ガイドシャフト6の
移動量δは、 δ=(a/2)×(sinθ)+(b×θ)/(2×
π) となる。調整ネジ15の回転に対してガイドシャフト6
の移動が一定方向でないと調整が難しく、調整精度の悪
化につながる。よって調整ネジ15回転角θに対する移
動量δの微分値は常に正で無ければ成らない(移動方向
の定義のしかたでは逆に負で無ければならない)。よっ
て、 dδ/dθ=(a/2)×(cosθ)+b/(2×
π)>0 ゆえに、 (b/a)>π を満たせば、精度のよい調整が可能となる。本実施の形
態では、調整ネジの加工精度を上げることでこれを満た
しているため精度のよい調整が可能である。
きの座部15aのガイドシャフト6との当接部の軸方向
の振れ幅をaとし、ネジ部15bのピッチをbとし、調
整ネジの回転角度をθとしたとき、ガイドシャフト6の
移動量δは、 δ=(a/2)×(sinθ)+(b×θ)/(2×
π) となる。調整ネジ15の回転に対してガイドシャフト6
の移動が一定方向でないと調整が難しく、調整精度の悪
化につながる。よって調整ネジ15回転角θに対する移
動量δの微分値は常に正で無ければ成らない(移動方向
の定義のしかたでは逆に負で無ければならない)。よっ
て、 dδ/dθ=(a/2)×(cosθ)+b/(2×
π)>0 ゆえに、 (b/a)>π を満たせば、精度のよい調整が可能となる。本実施の形
態では、調整ネジの加工精度を上げることでこれを満た
しているため精度のよい調整が可能である。
【0032】また、同時に2ヶ所以上調整する場合、そ
の調整位置どうしの一番短い距離をL、ターンテーブル
のディスク載置面とピックアップの必要チルト調整角度
精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) を満たす必要がある。本実施の形態で一対のガイドシャ
フト6をお互いに平行にした後にラジアル方向にガイド
シャフト6をあおる際、一対の調整ネジ15を同時に同
じ角度回すと、座部15aとガイドシャフト6の当接部
では左右で最大aの高さの差が生じる可能性がある。こ
の差は、タンジェンシャル方向のチルト調整残差として tan-1(a/L) が残る。よって、必要チルト調整角度精度ζと調整ネジ
15を1回転させたときの座部15aのガイドシャフト
6との当接部の軸方向の振れ幅をaと、調整場所間の距
離Lの関係は、 a<L×(tanζ) を満たせばよい。
の調整位置どうしの一番短い距離をL、ターンテーブル
のディスク載置面とピックアップの必要チルト調整角度
精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) を満たす必要がある。本実施の形態で一対のガイドシャ
フト6をお互いに平行にした後にラジアル方向にガイド
シャフト6をあおる際、一対の調整ネジ15を同時に同
じ角度回すと、座部15aとガイドシャフト6の当接部
では左右で最大aの高さの差が生じる可能性がある。こ
の差は、タンジェンシャル方向のチルト調整残差として tan-1(a/L) が残る。よって、必要チルト調整角度精度ζと調整ネジ
15を1回転させたときの座部15aのガイドシャフト
6との当接部の軸方向の振れ幅をaと、調整場所間の距
離Lの関係は、 a<L×(tanζ) を満たせばよい。
【0033】以上のように、シャーシ2に螺合した調整
ネジ15の座部15aで、バネ14で押し上げられたガ
イドシャフト6を固定することにより、部品点数、組立
工数を削減するとともに、スペースを取らない構成でチ
ルト調整が可能となる。
ネジ15の座部15aで、バネ14で押し上げられたガ
イドシャフト6を固定することにより、部品点数、組立
工数を削減するとともに、スペースを取らない構成でチ
ルト調整が可能となる。
【0034】また、落下衝撃等を受けても、調整ネジ1
5は常にガイドシャフト6を介してバネ14から力を受
けてネジ穴2bを支点にB、C方向に回転する力がかっ
ているので、ネジ部15bがガイドシャフト支持部材1
3のネジ当接部13aに当接することにより、調整後、
落下衝撃等でバネ14の力が負けてガイドシャフト6が
動いても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえること
ができる。
5は常にガイドシャフト6を介してバネ14から力を受
けてネジ穴2bを支点にB、C方向に回転する力がかっ
ているので、ネジ部15bがガイドシャフト支持部材1
3のネジ当接部13aに当接することにより、調整後、
落下衝撃等でバネ14の力が負けてガイドシャフト6が
動いても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえること
ができる。
【0035】また、調整ネジ15を1回転させたときの
座部15aのガイドシャフト6との当接部の軸方向の振
れ幅をaとし、ネジ部15bのピッチをbとしたとき、 (b/a)>π を満たしているので、精度のよい調整が可能である。さ
らに調整ネジ15間の距離をL(本実施の形態ではガイ
ドシャフト6間の距離と同じ)とし、必要チルト調整角
度精度ζとした場合、 a<L×(tanζ) を満たしているので、チルト調整残差を必要チルト調整
角度精度ζ以下とする事が可能である。
座部15aのガイドシャフト6との当接部の軸方向の振
れ幅をaとし、ネジ部15bのピッチをbとしたとき、 (b/a)>π を満たしているので、精度のよい調整が可能である。さ
らに調整ネジ15間の距離をL(本実施の形態ではガイ
ドシャフト6間の距離と同じ)とし、必要チルト調整角
度精度ζとした場合、 a<L×(tanζ) を満たしているので、チルト調整残差を必要チルト調整
角度精度ζ以下とする事が可能である。
【0036】なお、本実施の形態では、調整ネジ15は
シャーシ2に螺合したが、螺合するのはシャーシ2に固
定されている部品で有れば何でもよく、ガイドシャフト
支持部材13でもよい。
シャーシ2に螺合したが、螺合するのはシャーシ2に固
定されている部品で有れば何でもよく、ガイドシャフト
支持部材13でもよい。
【0037】なお、本実施の形態の情報記憶装置ではガ
イドシャフト6のディスク1外周側の2ヶ所だけをあお
ったが、副軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であ
おるとさらに、調整精度が上がる。
イドシャフト6のディスク1外周側の2ヶ所だけをあお
ったが、副軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であ
おるとさらに、調整精度が上がる。
【0038】(実施の形態2)以下に本発明の実施の形
態2の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明
する。
態2の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0039】図4、5は本発明の実施の形態2における
情報記憶装置の上面図及び断面図である。
情報記憶装置の上面図及び断面図である。
【0040】図4、5において、102はトラバース部
品を取り付ける請求項記載のシャーシである。シャーシ
102には図示せぬディスク1を回転するスピンドルモ
ータ103が設けられ、スピンドルモータ103の回転
軸には図示せぬディスク1を保持する請求項記載の保持
手段であるターンテーブル104が圧入されている。1
05はスピンドルモータ103で回転したディスク1の
情報を再生、または記録再生する請求項記載の読み取り
手段であるピックアップであり、シャーシ102にガイ
ドシャフト支持部材112、113を介して支持された
一対のガイドシャフト106により、ディスク面に略平
行に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト106
はディスク1内周側を図示せぬガイドシャフト支持部材
112により固定されており、ディスク1外周側をガイ
ドシャフト支持部材113により上下方向に摺動自在に
ガイドされている。ガイドシャフト106は請求項記載
のガイド手段であり、ガイドシャフト支持部材112、
113は請求項記載のガイド支持部である。また、ピッ
クアップ105は図示せぬ送り手段により、ガイドシャ
フト106に沿って移動可能である。
品を取り付ける請求項記載のシャーシである。シャーシ
102には図示せぬディスク1を回転するスピンドルモ
ータ103が設けられ、スピンドルモータ103の回転
軸には図示せぬディスク1を保持する請求項記載の保持
手段であるターンテーブル104が圧入されている。1
05はスピンドルモータ103で回転したディスク1の
情報を再生、または記録再生する請求項記載の読み取り
手段であるピックアップであり、シャーシ102にガイ
ドシャフト支持部材112、113を介して支持された
一対のガイドシャフト106により、ディスク面に略平
行に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト106
はディスク1内周側を図示せぬガイドシャフト支持部材
112により固定されており、ディスク1外周側をガイ
ドシャフト支持部材113により上下方向に摺動自在に
ガイドされている。ガイドシャフト106は請求項記載
のガイド手段であり、ガイドシャフト支持部材112、
113は請求項記載のガイド支持部である。また、ピッ
クアップ105は図示せぬ送り手段により、ガイドシャ
フト106に沿って移動可能である。
【0041】ここで、チルト機構部分についてさらに詳
しく説明する。ガイドシャフト支持部材113はU字状
の溝が形成されており、ガイドシャフト106はこの溝
に沿って上下方向に移動可能に構成されている。ガイド
支持部材113の中には請求項記載の弾性部材であるバ
ネ114が載置されており、その上に設けられたガイド
シャフト106を上方に押し上げている。押し上げられ
たガイドシャフト106は請求項記載の調整ネジである
調整ネジ115の座部115aに当接して固定されてい
る。ここで、座部115aは皿ネジになっている。調整
ネジ115は、ネジ部115bでシャーシ102に螺合
して固定されており、ガイドシャフト106を介してバ
ネ114により座部115aが押し上げられている。こ
れにより、調整ネジ115はその螺合部を中心に主軸
側、副軸側それぞれ図5中の矢印C、B方向に回動し
て、座部115aがガイドシャフト支持部材113のネ
ジ当接部113aに当接して位置が決まる。ここで、座
部115aは皿ネジで円錐面になっているため、ガイド
シャフト106に平面で当接するのに比べて、B、Cに
回転する力が大きくなっている。また、ネジ部115b
の先端にはネジの谷径より小さい請求項記載の係合部で
ある六角柱115c、六角穴115dが形成されてお
り、調整ネジ115はシャーシ102の裏側からスパ
ナ、レンチ等で回転可能となっている。
しく説明する。ガイドシャフト支持部材113はU字状
の溝が形成されており、ガイドシャフト106はこの溝
に沿って上下方向に移動可能に構成されている。ガイド
支持部材113の中には請求項記載の弾性部材であるバ
ネ114が載置されており、その上に設けられたガイド
シャフト106を上方に押し上げている。押し上げられ
たガイドシャフト106は請求項記載の調整ネジである
調整ネジ115の座部115aに当接して固定されてい
る。ここで、座部115aは皿ネジになっている。調整
ネジ115は、ネジ部115bでシャーシ102に螺合
して固定されており、ガイドシャフト106を介してバ
ネ114により座部115aが押し上げられている。こ
れにより、調整ネジ115はその螺合部を中心に主軸
側、副軸側それぞれ図5中の矢印C、B方向に回動し
て、座部115aがガイドシャフト支持部材113のネ
ジ当接部113aに当接して位置が決まる。ここで、座
部115aは皿ネジで円錐面になっているため、ガイド
シャフト106に平面で当接するのに比べて、B、Cに
回転する力が大きくなっている。また、ネジ部115b
の先端にはネジの谷径より小さい請求項記載の係合部で
ある六角柱115c、六角穴115dが形成されてお
り、調整ネジ115はシャーシ102の裏側からスパ
ナ、レンチ等で回転可能となっている。
【0042】以上のように構成された情報記憶装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0043】まず、スピンドルモータ103を回転させ
て、ターンテーブル104に載置されたディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ105により読み取る。つぎに、図示せぬ送り手段に
より、ピックアップ105をガイドシャフト106に沿
って、ディスク半径方向に移動する。よって、ディスク
1の任意のトラック近傍にピックアップ105を移動で
きる。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ
105のディスクの半径方向の移動により、ディスク1
の任意の位置の情報を読み取り、または読み書き可能と
なる。
て、ターンテーブル104に載置されたディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ105により読み取る。つぎに、図示せぬ送り手段に
より、ピックアップ105をガイドシャフト106に沿
って、ディスク半径方向に移動する。よって、ディスク
1の任意のトラック近傍にピックアップ105を移動で
きる。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ
105のディスクの半径方向の移動により、ディスク1
の任意の位置の情報を読み取り、または読み書き可能と
なる。
【0044】ところで、ディスク1は反りを持ってい
る。またピックアップ105は光軸傾き調整残差を持っ
ており、スピンドルモータ103は軸の倒れを有してお
り、シャーシ102は反りを持っている。この反り、軸
の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線とピックア
ップ105の光軸は傾きを持つ。この傾きはジッタと相
関を持っており、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増
えてゆき、その増え方も増えていく。よって、システム
のマージンを確保するため、ディスク面の法線とピック
アップ105の光軸の傾きはできるだけ小さくする必要
がある。
る。またピックアップ105は光軸傾き調整残差を持っ
ており、スピンドルモータ103は軸の倒れを有してお
り、シャーシ102は反りを持っている。この反り、軸
の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線とピックア
ップ105の光軸は傾きを持つ。この傾きはジッタと相
関を持っており、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増
えてゆき、その増え方も増えていく。よって、システム
のマージンを確保するため、ディスク面の法線とピック
アップ105の光軸の傾きはできるだけ小さくする必要
がある。
【0045】調整ネジ115はシャーシ102にネジ部
115bで螺合しており、回転すると座部115aのシ
ャーシ102に対する相対的な高さが変わる。これに伴
い、座部115aにバネ114で押しつけられたガイド
シャフト106も高さが変わる。ガイドシャフト106
はガイドシャフト支持部材112でディスク1内周側を
固定されているため、調整ネジ115を回転させるとガ
イドシャフト106はこの固定点を支点に上下方向に回
動して、シャーシ102との相対角度を変化させること
が出来る。シャーシ102とスピンドルモータ103は
一体的に固定されている。よって、ターンテーブル10
4に載置されたディスク1とガイドシャフト106に保
持されたピックアップ105は調整ネジ115を回転さ
せることにより、相対角度を変化させることが可能とな
る。この調整ネジ115を回転させることによりピック
アップ105の光軸とディスク面を垂直に調整してシス
テムのマージン確保をすることができる。
115bで螺合しており、回転すると座部115aのシ
ャーシ102に対する相対的な高さが変わる。これに伴
い、座部115aにバネ114で押しつけられたガイド
シャフト106も高さが変わる。ガイドシャフト106
はガイドシャフト支持部材112でディスク1内周側を
固定されているため、調整ネジ115を回転させるとガ
イドシャフト106はこの固定点を支点に上下方向に回
動して、シャーシ102との相対角度を変化させること
が出来る。シャーシ102とスピンドルモータ103は
一体的に固定されている。よって、ターンテーブル10
4に載置されたディスク1とガイドシャフト106に保
持されたピックアップ105は調整ネジ115を回転さ
せることにより、相対角度を変化させることが可能とな
る。この調整ネジ115を回転させることによりピック
アップ105の光軸とディスク面を垂直に調整してシス
テムのマージン確保をすることができる。
【0046】ここで、調整ネジ115は常に、ガイドシ
ャフト106を介してバネ114から力を受けてB、C
方向に回転する力がかかっている。落下衝撃等を受けた
場合、ピックアップ105の質量にかかる加速度にバネ
114のバネ力が負けて、ガイドシャフト106が押し
下げられる。この時、調整ネジ115のネジ部115b
はシャーシ102に螺合して固定されているが、螺合部
は隙間が有るため調整ネジ115はぐらつく。しかしな
がら、調整ネジ115はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下後必ず座部115aがガイドシャフ
ト支持部材113のネジ当接部113aに当接して位置
が復帰し、調整後の変化を押さえることができる。特に
本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ115の座
部115aはガイドシャフト106との当接面が円錐面
になっているためB、C方向への回転する力が平面に比
べ大きくなっているため、調整後の変化をさらに押さえ
ることができる。
ャフト106を介してバネ114から力を受けてB、C
方向に回転する力がかかっている。落下衝撃等を受けた
場合、ピックアップ105の質量にかかる加速度にバネ
114のバネ力が負けて、ガイドシャフト106が押し
下げられる。この時、調整ネジ115のネジ部115b
はシャーシ102に螺合して固定されているが、螺合部
は隙間が有るため調整ネジ115はぐらつく。しかしな
がら、調整ネジ115はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下後必ず座部115aがガイドシャフ
ト支持部材113のネジ当接部113aに当接して位置
が復帰し、調整後の変化を押さえることができる。特に
本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ115の座
部115aはガイドシャフト106との当接面が円錐面
になっているためB、C方向への回転する力が平面に比
べ大きくなっているため、調整後の変化をさらに押さえ
ることができる。
【0047】ところで、チルト調整はジッタを最小にす
るように行うのが良いため、ディスク1を再生しながら
調整する必要がある。そのため、自動調整を行う場合、
ディスク1の自動装填機が上にあるため、調整ネジ11
5を回転させる自動機はシャーシ102の下側に置いた
方が自動機の待避がいらなくなるため都合がよい。よっ
て、調整ネジ115はシャーシ102下面側から回せる
方が都合がよい。さらに、シャーシ102下面側から調
整ネジ115の回転が可能であれば、装置内に入った状
態でも外装底面に穴をあけておけば調整ドライバーで調
整ネジ115の回転が可能となり調整可能である。逆に
調整が上からであると外装天板に穴をあけることとな
り、装置の品位を損なうと共に、ゴミが装置内に入りや
すくなる。本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ
115のネジ部115bの先端に六角柱105c、六角
穴105dを設けているため、組立はシャーシ102の
上面からでも、調整はシャーシ下面側から可能となる。
また、本実施の形態と逆でシャーシ102の裏側から部
品を取り付ける構成の場合、調整ネジ115の取付方向
は下からとなり、上記の理由によればネジ部115b先
端に六角穴115d等の係合部が無くても下から回せ
る。しかしながら、ポータブル機器用などの場合に調整
ネジ115を上から回す方が都合が良い場合もある。ト
ラバースの下にP板等を配置して下側に調整ネジ115
を回すレンチ等を挿入する穴を設けることが出来ない場
合である。このような場合でも、ネジ部115bの先端
に六角穴115d等の係合部を設けていればシャーシ1
02の上下どちらからでも、都合のよい方から調整が可
能となる。
るように行うのが良いため、ディスク1を再生しながら
調整する必要がある。そのため、自動調整を行う場合、
ディスク1の自動装填機が上にあるため、調整ネジ11
5を回転させる自動機はシャーシ102の下側に置いた
方が自動機の待避がいらなくなるため都合がよい。よっ
て、調整ネジ115はシャーシ102下面側から回せる
方が都合がよい。さらに、シャーシ102下面側から調
整ネジ115の回転が可能であれば、装置内に入った状
態でも外装底面に穴をあけておけば調整ドライバーで調
整ネジ115の回転が可能となり調整可能である。逆に
調整が上からであると外装天板に穴をあけることとな
り、装置の品位を損なうと共に、ゴミが装置内に入りや
すくなる。本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ
115のネジ部115bの先端に六角柱105c、六角
穴105dを設けているため、組立はシャーシ102の
上面からでも、調整はシャーシ下面側から可能となる。
また、本実施の形態と逆でシャーシ102の裏側から部
品を取り付ける構成の場合、調整ネジ115の取付方向
は下からとなり、上記の理由によればネジ部115b先
端に六角穴115d等の係合部が無くても下から回せ
る。しかしながら、ポータブル機器用などの場合に調整
ネジ115を上から回す方が都合が良い場合もある。ト
ラバースの下にP板等を配置して下側に調整ネジ115
を回すレンチ等を挿入する穴を設けることが出来ない場
合である。このような場合でも、ネジ部115bの先端
に六角穴115d等の係合部を設けていればシャーシ1
02の上下どちらからでも、都合のよい方から調整が可
能となる。
【0048】以上のように、シャーシ102に螺合した
調整ネジ115の座部115aで、バネ114で押し上
げられたガイドシャフト106を固定することにより、
部品点数、組立工数を削減するとともに、スペースを取
らない構成でチルト調整が可能となる。
調整ネジ115の座部115aで、バネ114で押し上
げられたガイドシャフト106を固定することにより、
部品点数、組立工数を削減するとともに、スペースを取
らない構成でチルト調整が可能となる。
【0049】また、落下衝撃等を受けても、調整ネジ1
15は常にガイドシャフト106を介してバネ114か
ら力を受けてB、C方向に回転する力がかかっているた
め、座部115aがガイドシャフト支持部材113のネ
ジ当接部113aに当接することにより、調整後、落下
衝撃等でバネ114の力が負けてガイドシャフト106
が動いても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえるこ
とができる。特に調整ネジ115は座部115aとガイ
ドシャフト106と当接面が円錐面になっているため
B、C方向への回転する力が平面に比べ大きくなってい
るため、調整後の変化をさらに押さえることができる。
またさらに、調整ネジ115のネジ部115b先端に六
角柱115c、六角穴115dを設けているため、組立
はシャーシ102の上面からであっても、調整はシャー
シ下面側から可能となるため、自動化を実施しやすく、
装置内に入った状態でも外装底面に穴をあけることで調
整可能である。また、組立がシャーシの下面からの場合
でも逆に上面側からの調整が可能である。
15は常にガイドシャフト106を介してバネ114か
ら力を受けてB、C方向に回転する力がかかっているた
め、座部115aがガイドシャフト支持部材113のネ
ジ当接部113aに当接することにより、調整後、落下
衝撃等でバネ114の力が負けてガイドシャフト106
が動いても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえるこ
とができる。特に調整ネジ115は座部115aとガイ
ドシャフト106と当接面が円錐面になっているため
B、C方向への回転する力が平面に比べ大きくなってい
るため、調整後の変化をさらに押さえることができる。
またさらに、調整ネジ115のネジ部115b先端に六
角柱115c、六角穴115dを設けているため、組立
はシャーシ102の上面からであっても、調整はシャー
シ下面側から可能となるため、自動化を実施しやすく、
装置内に入った状態でも外装底面に穴をあけることで調
整可能である。また、組立がシャーシの下面からの場合
でも逆に上面側からの調整が可能である。
【0050】なお、本実施の形態では、調整ネジ115
はシャーシ102に螺合したが、螺合するのはシャーシ
102に固定されている部品で有れば何でもよく、ガイ
ドシャフト支持部材113でもよい。
はシャーシ102に螺合したが、螺合するのはシャーシ
102に固定されている部品で有れば何でもよく、ガイ
ドシャフト支持部材113でもよい。
【0051】また、本実施の形態ではガイドシャフト1
06のディスク1外周側の2ヶ所だけをあおったが、副
軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であおるとさら
に、調整精度が上げることが可能になるものである。
06のディスク1外周側の2ヶ所だけをあおったが、副
軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であおるとさら
に、調整精度が上げることが可能になるものである。
【0052】(実施の形態3)以下に本発明の実施の形
態3の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明
する。
態3の情報記憶装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0053】図6、7は本発明の実施の形態3における
情報記憶装置の上面図及び断面図である。
情報記憶装置の上面図及び断面図である。
【0054】図6、7において、202はトラバース部
品を取り付ける請求項記載のシャーシである。シャーシ
202には図示せぬディスク1を回転するスピンドルモ
ータ203が設けられ、スピンドルモータ203の回転
軸には図示せぬディスク1を保持する請求項記載の保持
手段であるターンテーブル204が圧入されている。2
05はスピンドルモータ203で回転したディスク1の
情報を再生、または記録再生する請求項記載の読み取り
手段であるピックアップであり、シャーシ202にガイ
ドシャフト支持部材212、213を介して支持された
一対のガイドシャフト206により、ディスク面に略平
行に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト206
はディスク1内周側を図示せぬガイドシャフト支持部材
212により固定されており、ディスク1外周側をガイ
ドシャフト支持部材213により上下方向に摺動自在に
ガイドされている。ガイドシャフト206は請求項記載
のガイド手段であり、ガイドシャフト支持部材212、
213は請求項記載のガイド支持部である。また、ピッ
クアップ205は図示せぬ送り手段により、ガイドシャ
フト206に沿って移動可能である。
品を取り付ける請求項記載のシャーシである。シャーシ
202には図示せぬディスク1を回転するスピンドルモ
ータ203が設けられ、スピンドルモータ203の回転
軸には図示せぬディスク1を保持する請求項記載の保持
手段であるターンテーブル204が圧入されている。2
05はスピンドルモータ203で回転したディスク1の
情報を再生、または記録再生する請求項記載の読み取り
手段であるピックアップであり、シャーシ202にガイ
ドシャフト支持部材212、213を介して支持された
一対のガイドシャフト206により、ディスク面に略平
行に摺動自在に保持されている。ガイドシャフト206
はディスク1内周側を図示せぬガイドシャフト支持部材
212により固定されており、ディスク1外周側をガイ
ドシャフト支持部材213により上下方向に摺動自在に
ガイドされている。ガイドシャフト206は請求項記載
のガイド手段であり、ガイドシャフト支持部材212、
213は請求項記載のガイド支持部である。また、ピッ
クアップ205は図示せぬ送り手段により、ガイドシャ
フト206に沿って移動可能である。
【0055】ここで、チルト機構部分についてさらに詳
しく説明する。ガイドシャフト支持部材213はU字状
の溝が形成されており、ガイドシャフト206はこの溝
に沿って上下方向に移動可能となっている。ガイド支持
部材213の中には請求項記載の弾性部材であるバネ2
14が載置されており、ガイドシャフト206を上方に
押し上げている。押し上げられたガイドシャフト206
は請求項記載の調整ネジである調整ネジ215の座部2
15aに当接して止まっている。ここで、座部215a
は根元に円錐面とその外側に平面部を設けている。円錐
面でガイドシャフト206と当接し、その外側でガイド
シャフト206にかぶさるように平面部を設けている。
調整ネジ215は、ネジ部215bでシャーシ202に
螺合して固定されており、ガイドシャフト206を介し
てバネ214により座部215aが押し上げられている
ため、この螺合部を中心に主軸側、副軸側それぞれ図7
中の矢印C、B方向に回動している。この回動により、
座部215aがシャーシ202のネジ当接部202aに
当接して位置が決まる。ここで、ガイドシャフト206
は座部215aの円錐面で当接しているため、ガイドシ
ャフト206に平面で当接するのに比べて、B、Cに回
転する力が大きくなっている。また、ネジ部215bの
先端にはネジの谷径より小さい請求項記載の係合部であ
る十字溝215c、マイナス溝215dが形成されてお
り、調整ネジ215はシャーシ202の裏側からドライ
バ等で回転可能となっている。
しく説明する。ガイドシャフト支持部材213はU字状
の溝が形成されており、ガイドシャフト206はこの溝
に沿って上下方向に移動可能となっている。ガイド支持
部材213の中には請求項記載の弾性部材であるバネ2
14が載置されており、ガイドシャフト206を上方に
押し上げている。押し上げられたガイドシャフト206
は請求項記載の調整ネジである調整ネジ215の座部2
15aに当接して止まっている。ここで、座部215a
は根元に円錐面とその外側に平面部を設けている。円錐
面でガイドシャフト206と当接し、その外側でガイド
シャフト206にかぶさるように平面部を設けている。
調整ネジ215は、ネジ部215bでシャーシ202に
螺合して固定されており、ガイドシャフト206を介し
てバネ214により座部215aが押し上げられている
ため、この螺合部を中心に主軸側、副軸側それぞれ図7
中の矢印C、B方向に回動している。この回動により、
座部215aがシャーシ202のネジ当接部202aに
当接して位置が決まる。ここで、ガイドシャフト206
は座部215aの円錐面で当接しているため、ガイドシ
ャフト206に平面で当接するのに比べて、B、Cに回
転する力が大きくなっている。また、ネジ部215bの
先端にはネジの谷径より小さい請求項記載の係合部であ
る十字溝215c、マイナス溝215dが形成されてお
り、調整ネジ215はシャーシ202の裏側からドライ
バ等で回転可能となっている。
【0056】以上のように構成された情報記憶装置につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0057】まず、スピンドルモータ203を回転させ
て、ターンテーブル204に載置されたディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ205により読み取る。つぎに、図示せぬ送り手段に
より、ピックアップ205をガイドシャフト206に沿
って、ディスク半径方向に移動する。よって、ディスク
1の任意のトラック近傍にピックアップ205を移動で
きる。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ
205のディスクの半径方向の移動により、ディスク1
の任意の位置の情報を読み取り、または読み書き可能と
なる。
て、ターンテーブル204に載置されたディスク1を回
転させ、ディスク1のトラック方向の情報をピックアッ
プ205により読み取る。つぎに、図示せぬ送り手段に
より、ピックアップ205をガイドシャフト206に沿
って、ディスク半径方向に移動する。よって、ディスク
1の任意のトラック近傍にピックアップ205を移動で
きる。以上のように、ディスク1の回転とピックアップ
205のディスクの半径方向の移動により、ディスク1
の任意の位置の情報を読み取り、または読み書き可能と
なる。
【0058】ところで、ディスク1は反りを持ってい
る。またピックアップ205は光軸傾き調整残差を持っ
ており、スピンドルモータ203は軸の倒れを有してお
り、シャーシ202は反りを持っている。この反り、軸
の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線とピックア
ップ205の光軸は傾きを持つ。この傾きはジッタと相
関を持っており、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増
えてゆき、その増え方も増えていく。よって、システム
のマージンを確保するため、ガイドシャフト206のデ
ィスク1に対する傾きをできるだけ小さくする必要があ
る。
る。またピックアップ205は光軸傾き調整残差を持っ
ており、スピンドルモータ203は軸の倒れを有してお
り、シャーシ202は反りを持っている。この反り、軸
の倒れ、調整残差により、ディスク面の法線とピックア
ップ205の光軸は傾きを持つ。この傾きはジッタと相
関を持っており、ジッタはこの傾きが大きくなるほど増
えてゆき、その増え方も増えていく。よって、システム
のマージンを確保するため、ガイドシャフト206のデ
ィスク1に対する傾きをできるだけ小さくする必要があ
る。
【0059】調整ネジ215はシャーシ202にネジ部
215bで螺合しており、回転すると座部215aのシ
ャーシ202に対する相対的な高さが変わる。これに伴
い、座部215aにバネ214で押しつけられたガイド
シャフト206も高さが変わる。ガイドシャフト206
はガイドシャフト支持部材212でディスク1内周側を
固定されているため、調整ネジ215を回転させるとガ
イドシャフト206はこの固定点を支点に上下方向に回
動して、シャーシ202との相対角度を変化させること
が出来る。シャーシ202とスピンドルモータ203は
一体的に固定されている。よって、ターンテーブル20
4に載置されたディスク1とガイドシャフト206に保
持されたピックアップ205は調整ネジ215を回転さ
せることにより、相対角度を変化させることが可能とな
る。
215bで螺合しており、回転すると座部215aのシ
ャーシ202に対する相対的な高さが変わる。これに伴
い、座部215aにバネ214で押しつけられたガイド
シャフト206も高さが変わる。ガイドシャフト206
はガイドシャフト支持部材212でディスク1内周側を
固定されているため、調整ネジ215を回転させるとガ
イドシャフト206はこの固定点を支点に上下方向に回
動して、シャーシ202との相対角度を変化させること
が出来る。シャーシ202とスピンドルモータ203は
一体的に固定されている。よって、ターンテーブル20
4に載置されたディスク1とガイドシャフト206に保
持されたピックアップ205は調整ネジ215を回転さ
せることにより、相対角度を変化させることが可能とな
る。
【0060】この調整ネジ215を回転させることによ
りピックアップ205の光軸とディスク面を垂直に調整
してシステムのマージン確保をすることができる。
りピックアップ205の光軸とディスク面を垂直に調整
してシステムのマージン確保をすることができる。
【0061】ここで、調整ネジ215は常に、ガイドシ
ャフト206を介してバネ214から力を受けてB、C
方向に回転する力がかかっている。落下衝撃等を受けた
場合、ピックアップ205の質量にかかる加速度にバネ
214のバネ力が負けて、ガイドシャフト206が押し
下げられる。この時、調整ネジ215のネジ部215b
はシャーシ202に螺合して固定されているが、螺合部
は隙間が有るため調整ネジ215はぐらつく。しかしな
がら、調整ネジ215はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下等の衝撃後、必ず座部215aがシ
ャーシ202に設けられたネジ当接部202aに当接し
て位置が決まり、調整後の変化を押さえることができ
る。特に本実施の形態の情報機記憶装置では、調整ネジ
215の座部215aはガイドシャフト206との当接
面が円錐面になっているためB、C方向への回転する力
が平面に比べ大きくなっているため、調整後の変化をさ
らに押さえることができる。
ャフト206を介してバネ214から力を受けてB、C
方向に回転する力がかかっている。落下衝撃等を受けた
場合、ピックアップ205の質量にかかる加速度にバネ
214のバネ力が負けて、ガイドシャフト206が押し
下げられる。この時、調整ネジ215のネジ部215b
はシャーシ202に螺合して固定されているが、螺合部
は隙間が有るため調整ネジ215はぐらつく。しかしな
がら、調整ネジ215はB、C方向に回転する力がかか
っているため、落下等の衝撃後、必ず座部215aがシ
ャーシ202に設けられたネジ当接部202aに当接し
て位置が決まり、調整後の変化を押さえることができ
る。特に本実施の形態の情報機記憶装置では、調整ネジ
215の座部215aはガイドシャフト206との当接
面が円錐面になっているためB、C方向への回転する力
が平面に比べ大きくなっているため、調整後の変化をさ
らに押さえることができる。
【0062】ところで、落下衝撃の際、ピックアップ2
05が上方向に衝撃が加わると、調整ネジ215にB、
C方向に回転する大きな力が加わる。この力が大きい
と、ガイドシャフト支持部材213またはシャーシ20
2のネジ当接部202aの剛性が足りず、ガイドシャフ
ト206が抜ける恐れがある。しかしながら、本実施の
形態では座部215aにおいて、円錐部につづいてその
外側に平面部を設けているため、衝撃が加わり、ある程
度以上ガイドシャフト206が上方向に移動すると平面
部に当接して、B、C方向への回動する力が緩和する。
さらに、平面部がガイドシャフト206にかぶさってい
るため、ガイドシャフト206が抜け落ちるにはネジ当
接部202a、ガイドシャフト支持部材213が大きく
歪まなければならないため、ガイドシャフト206は抜
け難くなり、落下衝撃強度を増すことができる。
05が上方向に衝撃が加わると、調整ネジ215にB、
C方向に回転する大きな力が加わる。この力が大きい
と、ガイドシャフト支持部材213またはシャーシ20
2のネジ当接部202aの剛性が足りず、ガイドシャフ
ト206が抜ける恐れがある。しかしながら、本実施の
形態では座部215aにおいて、円錐部につづいてその
外側に平面部を設けているため、衝撃が加わり、ある程
度以上ガイドシャフト206が上方向に移動すると平面
部に当接して、B、C方向への回動する力が緩和する。
さらに、平面部がガイドシャフト206にかぶさってい
るため、ガイドシャフト206が抜け落ちるにはネジ当
接部202a、ガイドシャフト支持部材213が大きく
歪まなければならないため、ガイドシャフト206は抜
け難くなり、落下衝撃強度を増すことができる。
【0063】また、チルト調整はジッタを最小にするよ
うに行うのが良いため、ディスク1を再生しながら調整
する必要がある。そのため、自動調整を行う場合、ディ
スク1の自動装填機が上にあるため、調整ネジ215を
回転させる自動機はシャーシ202の下側に置いた方が
自動機の待避がいらなくなるため都合がよい。よって、
調整ネジ215はシャーシ202下面側から回せる方が
都合がよい。さらに、シャーシ202下面側から調整ネ
ジ215の回転が可能であれば、装置内に入った状態で
も外装底面に穴をあけておけば調整ドライバーで調整ネ
ジ215の回転が可能となり調整可能である。逆に調整
が上からであると、外装天板に穴をあけることとなり、
装置の品位を損なうと共にゴミが装置内に入りやすくな
る。本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ215
のネジ部215bの先端に十字溝215c、マイナス溝
215dを設けているため、組立はシャーシ202の上
面からでも、調整はシャーシ下面側から可能となる。ま
た、本実施の形態と逆でシャーシ202の裏側から部品
を取り付ける場合の構成の場合、調整ネジ215の取付
方向は下からとなり、上記の理由によればネジ部215
b先端に十字溝215c等の係合部が無くても下から回
せる。しかしながら、ポータブル機器用などの場合に調
整ネジ215を上から回す方が都合が良い場合もある。
トラバースの下にP板等を配置して下側に調整ネジ21
5を回すドライバ等を挿入する穴を設けることが出来な
い場合である。このような場合でも、ネジ部215bの
先端に十字溝215c等の係合部を設けていればシャー
シ102の上下どちらからでも、都合のよい方から調整
が可能となる。
うに行うのが良いため、ディスク1を再生しながら調整
する必要がある。そのため、自動調整を行う場合、ディ
スク1の自動装填機が上にあるため、調整ネジ215を
回転させる自動機はシャーシ202の下側に置いた方が
自動機の待避がいらなくなるため都合がよい。よって、
調整ネジ215はシャーシ202下面側から回せる方が
都合がよい。さらに、シャーシ202下面側から調整ネ
ジ215の回転が可能であれば、装置内に入った状態で
も外装底面に穴をあけておけば調整ドライバーで調整ネ
ジ215の回転が可能となり調整可能である。逆に調整
が上からであると、外装天板に穴をあけることとなり、
装置の品位を損なうと共にゴミが装置内に入りやすくな
る。本実施の形態の情報記憶装置では、調整ネジ215
のネジ部215bの先端に十字溝215c、マイナス溝
215dを設けているため、組立はシャーシ202の上
面からでも、調整はシャーシ下面側から可能となる。ま
た、本実施の形態と逆でシャーシ202の裏側から部品
を取り付ける場合の構成の場合、調整ネジ215の取付
方向は下からとなり、上記の理由によればネジ部215
b先端に十字溝215c等の係合部が無くても下から回
せる。しかしながら、ポータブル機器用などの場合に調
整ネジ215を上から回す方が都合が良い場合もある。
トラバースの下にP板等を配置して下側に調整ネジ21
5を回すドライバ等を挿入する穴を設けることが出来な
い場合である。このような場合でも、ネジ部215bの
先端に十字溝215c等の係合部を設けていればシャー
シ102の上下どちらからでも、都合のよい方から調整
が可能となる。
【0064】以上のように、シャーシ202に螺合した
調整ネジ215の座部215aによって、バネ214で
押し上げられたガイドシャフト206を固定することに
より、部品点数、組立工数を削減するとともに、スペー
スを取らない構成でチルト調整が可能となる。
調整ネジ215の座部215aによって、バネ214で
押し上げられたガイドシャフト206を固定することに
より、部品点数、組立工数を削減するとともに、スペー
スを取らない構成でチルト調整が可能となる。
【0065】また、落下衝撃等を受けても、調整ネジ2
15は常にガイドシャフト206を介してバネ214か
ら力を受けてB、C方向に回転する力がかかっているの
で、座部215aがガイドシャフト支持部材213のネ
ジ当接部213aに当接するため、調整後、落下衝撃等
でバネ214の力が負けてガイドシャフト206が動い
ても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえることがで
きる。特に調整ネジ215は座部215aとガイドシャ
フト206と当接面が円錐面になっているためB、C方
向への回転する力が平面に比べ大きくなっているため、
調整後の変化をさらに押さえることができる。またさら
に、座部215aの円錐面の外側に平面部が設けられて
いるため、落下衝撃等でガイドシャフト206が抜け落
ち難くなり落下衝撃強度を増すことができる。
15は常にガイドシャフト206を介してバネ214か
ら力を受けてB、C方向に回転する力がかかっているの
で、座部215aがガイドシャフト支持部材213のネ
ジ当接部213aに当接するため、調整後、落下衝撃等
でバネ214の力が負けてガイドシャフト206が動い
ても元の状態に復帰しやすく、変化を押さえることがで
きる。特に調整ネジ215は座部215aとガイドシャ
フト206と当接面が円錐面になっているためB、C方
向への回転する力が平面に比べ大きくなっているため、
調整後の変化をさらに押さえることができる。またさら
に、座部215aの円錐面の外側に平面部が設けられて
いるため、落下衝撃等でガイドシャフト206が抜け落
ち難くなり落下衝撃強度を増すことができる。
【0066】またさらに、調整ネジ215のネジ部21
5b先端に十字溝215c、マイナス溝215dを設け
ているため、組立はシャーシ202の上面からであって
も、調整はシャーシ下面側から可能となるため、自動化
を実施しやすく、装置内に入った状態でも外装底面に穴
をあけることで調整可能である。また、組立がシャーシ
の下面からの場合でも逆に上面側からの調整が可能であ
る。
5b先端に十字溝215c、マイナス溝215dを設け
ているため、組立はシャーシ202の上面からであって
も、調整はシャーシ下面側から可能となるため、自動化
を実施しやすく、装置内に入った状態でも外装底面に穴
をあけることで調整可能である。また、組立がシャーシ
の下面からの場合でも逆に上面側からの調整が可能であ
る。
【0067】なお、本実施の形態では、調整ネジ215
はシャーシ202に螺合したが、螺合するのはシャーシ
202に固定されている部品で有れば何でもよく、ガイ
ドシャフト支持部材213でもよい。
はシャーシ202に螺合したが、螺合するのはシャーシ
202に固定されている部品で有れば何でもよく、ガイ
ドシャフト支持部材213でもよい。
【0068】なお、本実施の形態ではガイドシャフト2
16のディスク1外周側の2ヶ所だけをあおったが、副
軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であおるとさら
に、調整精度が上がる。
16のディスク1外周側の2ヶ所だけをあおったが、副
軸側のディスク1内周側も加えた3ヶ所であおるとさら
に、調整精度が上がる。
【0069】なお、図8、9に示すように調整ネジ41
5の位置をガイドシャフト406の端面に配置しても少
ない部品点数でコストが低いチルト調整機構が実現でき
る。
5の位置をガイドシャフト406の端面に配置しても少
ない部品点数でコストが低いチルト調整機構が実現でき
る。
【0070】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではない。
されるものではない。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明は、情報記憶媒体を
保持する保持手段と、情報記憶媒体の情報を読み取る、
または読み書きする読取手段と、保持手段または読取手
段を情報記憶媒体に平行で摺動自在保持するガイド手段
と、部品を支持するシャーシを備え、ガイド手段の各両
端部を保持し、その4つのうちの少なくとも1つがガイ
ド手段を情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持する
ガイド支持部をシャーシに設け、そのガイド支持部近傍
で、シャーシとガイド手段の間に弾性部材を設け、さら
にその弾性部材の近傍において、シャーシ、またはガイ
ド支持部材に螺合させたネジの座部で弾性部材に押され
たガイド手段を受ける構成を備える。
保持する保持手段と、情報記憶媒体の情報を読み取る、
または読み書きする読取手段と、保持手段または読取手
段を情報記憶媒体に平行で摺動自在保持するガイド手段
と、部品を支持するシャーシを備え、ガイド手段の各両
端部を保持し、その4つのうちの少なくとも1つがガイ
ド手段を情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持する
ガイド支持部をシャーシに設け、そのガイド支持部近傍
で、シャーシとガイド手段の間に弾性部材を設け、さら
にその弾性部材の近傍において、シャーシ、またはガイ
ド支持部材に螺合させたネジの座部で弾性部材に押され
たガイド手段を受ける構成を備える。
【0072】この発明によればシャーシに対して、ガイ
ド手段を弾性部材に抗して押しつける調整ネジを支える
部材(シャフト受け)を別途設ける必要がなく、その部
材を取り付ける面積が不要となると共に、部品、組立工
数が減るのでコストも削減できる。
ド手段を弾性部材に抗して押しつける調整ネジを支える
部材(シャフト受け)を別途設ける必要がなく、その部
材を取り付ける面積が不要となると共に、部品、組立工
数が減るのでコストも削減できる。
【0073】また、調整ネジは弾性部材の力をガイド手
段を介して受けているが、調整ネジの座部を円錐にする
ことにより、その力は側方への分力を発生して常にガイ
ド手段より離れる方向に調整ネジを傾ける。よって、外
部からの衝撃等で弾性部材が衝撃力に負けてガイド部材
が動いても、その後弾性部材が復帰すれば、調整ネジは
衝撃前と同じ傾いた状態に復帰しやすく、調整が狂い難
くなる。
段を介して受けているが、調整ネジの座部を円錐にする
ことにより、その力は側方への分力を発生して常にガイ
ド手段より離れる方向に調整ネジを傾ける。よって、外
部からの衝撃等で弾性部材が衝撃力に負けてガイド部材
が動いても、その後弾性部材が復帰すれば、調整ネジは
衝撃前と同じ傾いた状態に復帰しやすく、調整が狂い難
くなる。
【0074】さらに、ガイド手段と当接する座部の円錐
部分の外側に平面部を設けることで、落下衝撃を受けた
場合に、ガイド手段が調整ネジの座部から抜け落ち難く
する事ができ、落下衝撃強度を増すことができる。
部分の外側に平面部を設けることで、落下衝撃を受けた
場合に、ガイド手段が調整ネジの座部から抜け落ち難く
する事ができ、落下衝撃強度を増すことができる。
【0075】またさらに、シャーシまたはガイド支持部
材に、調整ネジに対してガイド手段と反対側に調整ネジ
の座部またはネジ部の外周面と当接するネジ当接部を設
けることにより、調整ネジの傾きを正確に一定にする事
ができ、調整後の安定性を維持することが可能となる。
材に、調整ネジに対してガイド手段と反対側に調整ネジ
の座部またはネジ部の外周面と当接するネジ当接部を設
けることにより、調整ネジの傾きを正確に一定にする事
ができ、調整後の安定性を維持することが可能となる。
【0076】さらに調整ネジのネジ部の先端に調整ネジ
を回転させる為のネジ谷径より小さな係合部を設けるこ
とにより、調整ネジを取り付けた側と反対側からも回転
することが可能となり、シャーシの上からでも下からで
も調整可能となる。
を回転させる為のネジ谷径より小さな係合部を設けるこ
とにより、調整ネジを取り付けた側と反対側からも回転
することが可能となり、シャーシの上からでも下からで
も調整可能となる。
【0077】さらに、調整ネジを1回転させたときの座
部のガイド手段との当接部の軸方向の振れ幅をaとし、
前記ネジ部のピッチをbとしたとき、 (b/a)>π とすることにより、ガイド手段は調整ネジの回転に対し
て一定の方向に移動し調整精度を向上する。
部のガイド手段との当接部の軸方向の振れ幅をaとし、
前記ネジ部のピッチをbとしたとき、 (b/a)>π とすることにより、ガイド手段は調整ネジの回転に対し
て一定の方向に移動し調整精度を向上する。
【0078】またさらに、調整ネジが少なくとも2ヶ所
で、調整ネジ間の最短距離をLとし、調整ネジを1回転
させたときの座部のガイド手段との当接部の軸方向の振
れ幅をaとし、保持手段の情報記憶媒体載置面と読取手
段の必要チルト調整角度精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) とすることで、チルト調整残差を必要チルト調整角度精
度ζ以下にできる等、簡単な構成で多くの作用、効果を
実現することができるものである。
で、調整ネジ間の最短距離をLとし、調整ネジを1回転
させたときの座部のガイド手段との当接部の軸方向の振
れ幅をaとし、保持手段の情報記憶媒体載置面と読取手
段の必要チルト調整角度精度ζとしたとき、 a<L×(tanζ) とすることで、チルト調整残差を必要チルト調整角度精
度ζ以下にできる等、簡単な構成で多くの作用、効果を
実現することができるものである。
【図1】本発明の実施の形態1の情報記憶装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1の情報記憶装置の上面図
【図3】本発明の実施の形態1の情報記憶装置の断面図
【図4】本発明の実施の形態2の情報記憶装置の上面図
【図5】本発明の実施の形態2の情報記憶装置の断面図
【図6】本発明の実施の形態3の情報記憶装置の上面図
【図7】本発明の実施の形態3の情報記憶装置の断面図
【図8】本発明の実施の形態の情報記憶装置の上面図
【図9】本発明の実施の形態の情報記憶装置の断面図
【図10】本発明の実施の形態1の情報記憶装置の組立
図
図
【図11】従来の情報記憶装置の構成図
1 ディスク 2、102、202、402 シャーシ 202a、402a ネジ当接部 2b ネジ穴 202b ネジ当接部 3、103、203、403 スピンドルモータ 4、104、204、404 ターンテーブル 5、105、205、405 ピックアップ 6、106、206、406 ガイドシャフト 7 リードスクリュー 7a 螺旋溝 8、108、208 軸受け 11 トラバースモータ 12、412 ガイドシャフト支持部材 13、113、213、413 ガイドシャフト支持部
材 13a、113a、213a ネジ当接部 13b 溝 14、114、214、414 バネ 15、115、215、415 調整ネジ 15a、115a、215a、415a 座部 15b、115b、215b、415b ネジ部 115c 六角柱 115d 六角穴 215c 十字溝 215d マイナス溝
材 13a、113a、213a ネジ当接部 13b 溝 14、114、214、414 バネ 15、115、215、415 調整ネジ 15a、115a、215a、415a 座部 15b、115b、215b、415b ネジ部 115c 六角柱 115d 六角穴 215c 十字溝 215d マイナス溝
Claims (7)
- 【請求項1】情報記憶媒体を保持する保持手段と、前記
情報記憶媒体の情報を読み取る、または読み書きする読
取手段と、前記保持手段または前記読取手段を前記情報
記憶媒体に対して平行で摺動自在に保持する一対のガイ
ド手段と、前記保持手段または前記読取手段の位置を摺
動方向に移動させて前記情報記憶媒体における情報を読
み取る、または読み書きする位置を変える送り手段と、
前記ガイド手段と前記読取手段と前記送り手段を支持す
るシャーシを備え、一対の前記ガイド手段の各両端部を
保持し、その4つのうちの少なくとも1つが前記ガイド
手段を前記情報記憶媒体に垂直方向に摺動自在に保持す
る前記シャーシに設けられたガイド支持部と、前記ガイ
ド支持部近傍で、前記シャーシと前記ガイド手段の間に
設けられた弾性部材と、前記弾性部材の近傍において前
記シャーシ、または前記ガイド支持部材に螺合するネジ
部と、前記ガイド手段に対して前記弾性部材と略反対側
で当接する座部を有する調整ネジを備えたことを特徴と
する情報記憶装置。 - 【請求項2】前記座部が円錐であることを特徴とする請
求項1記載の情報記憶装置。 - 【請求項3】前記座部の前記ガイド手段との当接部の外
周側に平面部を設けたことを特徴とする請求項2記載の
情報記憶装置。 - 【請求項4】前記シャーシまたは前記ガイド支持部材に
おいて、前記調整ネジに対して前記ガイド手段と反対側
に前記ネジの前記座部または前記ネジ部の外周面と当接
するネジ当接部を設けたことを特徴とする請求項1から
3のいずれかに記載の情報記憶装置。 - 【請求項5】前記ネジ部の先端に前記ネジを回転させる
為の前記ネジ部のネジ谷径より小さな係合部を設けたこ
とを特徴する請求項1から4のいずれかに記載の情報記
憶装置。 - 【請求項6】前記調整ネジを1回転させたときの前記座
部の前記ガイド手段との当接部の軸方向の振れ幅をaと
し、前記ネジ部のピッチをbとしたとき、 (b/a)>π とすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
載の情報記憶装置。 - 【請求項7】前記調整ネジが少なくとも2ヶ所で、前記
調整ネジ間の最短距離をLとし、前記調整ネジを1回転
させたときの前記座部の前記ガイド手段との当接部の軸
方向の振れ幅をaとし、前記保持手段の前記情報記憶媒
体載置面と前記読取手段の必要チルト調整角度精度をζ
としたとき、 a<L×(tanζ) とすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
載の情報記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454398A JPH11203801A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 情報記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP454398A JPH11203801A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 情報記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11203801A true JPH11203801A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11586976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP454398A Pending JPH11203801A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 情報記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11203801A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030049485A (ko) * | 2001-12-15 | 2003-06-25 | 넥스필전자 주식회사 | 광 픽업 이송 동력전달장치 |
US6765859B2 (en) | 2001-06-11 | 2004-07-20 | Teac Corporation | Record and read apparatus |
EP1443506A2 (en) * | 2003-01-31 | 2004-08-04 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
US7152234B2 (en) | 2002-03-29 | 2006-12-19 | Teac Corporation | Disk device |
CN1316466C (zh) * | 2004-02-10 | 2007-05-16 | 三星电子株式会社 | 光学拾取系统和具有该系统的光盘驱动器 |
US7257829B2 (en) * | 2003-05-24 | 2007-08-14 | Hong Fu Jin Precision Ind. (Shenzhen) Co., Ltd. | Optical reproducing/recording apparatus |
JP2009283023A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Alpine Electronics Inc | ディスク装置 |
JP2013004146A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP454398A patent/JPH11203801A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20030049485A (ko) * | 2001-12-15 | 2003-06-25 | 넥스필전자 주식회사 | 광 픽업 이송 동력전달장치 |
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EP1443506A3 (en) * | 2003-01-31 | 2007-05-16 | Sony Corporation | Recording and/or playback device |
SG137662A1 (en) * | 2003-01-31 | 2007-12-28 | Sony Corp | Recording and/or playback device |
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JP2009283023A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Alpine Electronics Inc | ディスク装置 |
JP2013004146A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
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