JPH11203784A - オーディオ信号再生装置および方法ならびにオーディオ信号記録再生装置および方法 - Google Patents

オーディオ信号再生装置および方法ならびにオーディオ信号記録再生装置および方法

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JPH11203784A
JPH11203784A JP10003780A JP378098A JPH11203784A JP H11203784 A JPH11203784 A JP H11203784A JP 10003780 A JP10003780 A JP 10003780A JP 378098 A JP378098 A JP 378098A JP H11203784 A JPH11203784 A JP H11203784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録された符号化されたオーディ
オデータを、所定数の復号化単位毎に読み出して、復号
化単位毎に復号化し、オーディオ信号として再生する装
置において、オーディオ信号の逆方向の再生を可能とす
る。 【解決手段】 オーディオ信号の逆方向の再生の際に
は、ハードディスク装置15からの1回の読み出し処理
において、少なくとも、再生しようとする1GOP分の
オーディオデータとその時間的な前後のオーディオフレ
ームのオーディオデータとを読み出す。そして、復号化
処理を、1回の読み出し処理毎に、2つのMPEGオー
ディオデコーダ21,22に交互に行わせる。各MPE
Gオーディオデコーダ21,22によって復号化されて
得られたオーディオ信号は、メモリ23に書き込まれ、
このメモリ23より、オーディオ信号を逆方向に読み出
すことにより、逆方向の再生が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた符号化されたオーディオデータを復号化し、オーデ
ィオ信号として再生するためのオーディオ信号再生装置
および方法、ならびにオーディオ信号を符号化し、符号
化されたオーディオデータとして記録媒体に記録すると
共に、記録媒体に記録された符号化されたオーディオデ
ータを復号化し、オーディオ信号として再生するための
オーディオ信号記録再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ信号やビデオ信号の符
号化方法として、MPEG(Moving Picture Experts G
roup)規格(MPEGオーディオ規格およびMPEGビ
デオ規格)による符号化方法が広く利用されている。ま
た、MPEG規格による符号化方法を用いて、オーディ
オ信号やビデオ信号を符号化し、符号化されたオーディ
オデータ(以下、単にオーディオデータとも言う。)や
符号化されたビデオデータ(以下、単にビデオデータと
も言う。)を記録媒体に記録すると共に、記録媒体に記
録されたオーディオデータやビデオデータを復号化し、
オーディオ信号やビデオ信号として再生する記録再生装
置も実用化されている。この記録再生装置において、符
号化されたデータの記録および再生を行う装置としては
ハードディスク装置や光ディスク装置等が用いられ、記
録媒体としてはハードディスク(磁気ディスク)や光デ
ィスク(光磁気ディスクを含む。)等が用いられる。
【0003】ところで、上述のようなMPEG規格を用
いる記録再生装置では、一般に、記録媒体に対するオー
ディオデータおよびビデオデータの記録および再生は、
ビデオデータにおけるGOP(グループオブピクチャ)
単位で行われている。GOPとは、ランダムアクセスの
単位となるものであり、少なくとも1枚のフレーム内符
号化画像(Iピクチャ)を含む複数(例えば15)のビ
デオフレーム(ピクチャ)で構成される。
【0004】ここでは、1GOPが15ビデオフレーム
で構成されている場合を考える。また、MPEGオーデ
ィオ規格では、レイヤ1、レイヤ2およびレイヤ3の3
種類のアルゴリズムが規定されているが、ここでは、レ
イヤ2の場合を考える。MPEGオーディオ規格のレイ
ヤ2では、1152オーディオサンプルで1つのオーデ
ィオフレームを構成しており、このオーディオフレーム
単位で符号化および復号化を行っている。
【0005】ここで、1GOPが15ビデオフレームで
構成され、オーディオ信号のサンプリング周波数を48
kHzとすると、1GOP当たりのオーディオサンプル
数は、次の式(1)によって求められる。
【0006】 15(ビデオフレーム)×(1/30(秒))×(1001/1000) ×48(kHz)=24024(オーディオサンプル) …(1)
【0007】なお、式(1)において、15(ビデオフ
レーム)×(1/30(秒))×(1001/100
0)は、1GOPの時間を表している。
【0008】式(1)式より、1GOP当たりのオーデ
ィオフレーム数は、次の式(2)によって求められる。
【0009】 24024/1152=20.854167(オーディオフレーム)…(2)
【0010】このように、1GOP当たりのオーディオ
フレーム数は整数にならないため、従来、記録媒体に対
してGOP単位でオーディオデータの記録および再生を
行う場合には、20または21オーディオフレームずつ
記録および再生を行うようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、記録媒体よ
り、あるGOPの先頭から順にオーディオデータを再生
する場合を考える。MPEGオーディオ規格では、ある
オーディオフレームのデータを復号化して再生する際に
は、そのオーディオフレームのみならず、その時間的な
前後のオーディオフレームのデータをも用いて復号化す
る必要がある。順方向にオーディオデータを再生する場
合には、再生しようとするGOPの先頭のオーディオフ
レームの前に、まず、その一つ手前のオーディオフレー
ムのデータを記録媒体より読み出し、後は、連続的にオ
ーディオデータを読み出して、順に復号化していけばよ
い。
【0012】ところで、従来の記録再生装置には、ビデ
オデータに関しては逆方向にも再生できるようにしたも
のがある。しかしながら、従来は、このような記録再生
装置でも、オーディオデータに関して逆方向にも再生で
きるものはなかった。オーディオデータに関しても逆方
向にも再生できるようにすれば、記録再生装置の利用範
囲が広がることが考えられる。しかしながら、MPEG
オーディオ規格によるオーディオデータの場合には、前
述のように、復号化の際に、前後のオーディオフレーム
のデータも必要となることから、GOP単位で記録媒体
からオーディオデータを読み出しながら逆方向に再生し
ようとすると、あるGOPにおけるオーディオデータを
再生する際には、その前に再生するGOPにおける最初
のオーディオフレームのオーディオデータと、その後に
再生するGOPにおける最後のオーディオフレームのオ
ーディオデータとが必要となり、順方向の再生のような
単純な処理では、逆方向の再生ができないという問題点
がある。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、記録媒体に記録された符号化された
オーディオデータを、所定数の復号化単位毎に読み出し
て、復号化単位毎に復号化し、オーディオ信号として再
生する場合において、オーディオ信号の逆方向の再生を
可能としたオーディオ信号再生装置および方法ならびに
オーディオ信号記録再生装置および方法を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のオーディオ信号
再生装置は、記録媒体に記録された符号化されたオーデ
ィオデータを読み出して復号化し、オーディオ信号とし
て再生するオーディオ信号再生装置であって、1回の読
み出し処理において、少なくとも所定数の復号化単位毎
に、符号化されたオーディオデータを記録媒体より読み
出す読み出し手段と、この読み出し手段によって読み出
されたオーディオデータを入力し、復号化の対象となる
復号化単位のオーディオデータとその時間的な前後の復
号化単位のオーディオデータとを用いて、復号化の対象
となる復号化単位のオーディオデータを復号化し、オー
ディオ信号を生成する復号化手段と、この復号化手段に
よって生成されたオーディオ信号を一旦記憶し、出力す
る記憶手段と、読み出し手段、復号化手段および記憶手
段を制御し、読み出し手段によって、1回の読み出し処
理において、少なくとも、所定数の復号化単位のオーデ
ィオデータとその時間的な前後の復号化単位のオーディ
オデータとを読み出させ、読み出されたオーディオデー
タを復号化手段に与えて復号化させ、得られたオーディ
オ信号を記憶手段によって記憶させ、この記憶手段によ
って記憶されたオーディオ信号を時間的に逆方向に出力
させることによってオーディオ信号の逆方向の再生を行
うための制御を含む再生の制御を行う制御手段とを備え
たものである。
【0015】本発明のオーディオ信号再生方法は、記録
媒体に記録された符号化されたオーディオデータを読み
出して復号化し、オーディオ信号として再生するオーデ
ィオ信号再生方法であって、1回の読み出し処理におい
て、少なくとも、所定数の復号化単位のオーディオデー
タとその時間的な前後の復号化単位のオーディオデータ
とを記録媒体より読み出し、読み出されたオーディオデ
ータのうち、復号化の対象となる復号化単位のオーディ
オデータとその前後の復号化単位のオーディオデータと
を用いて、復号化の対象となる復号化単位のオーディオ
データを復号化して、オーディオ信号を生成し、生成さ
れたオーディオ信号を一旦記憶し、時間的に逆方向に出
力させることによりオーディオ信号の逆方向の再生を行
うものである。
【0016】本発明のオーディオ信号記録再生装置は、
オーディオ信号を符号化し、符号化されたオーディオデ
ータを記録媒体に記録すると共に、記録媒体に記録され
た符号化されたオーディオデータを読み出して復号化
し、オーディオ信号として再生するオーディオ信号記録
再生装置であって、オーディオ信号を符号化単位毎に符
号化して、符号化されたオーディオデータを生成する符
号化手段と、1回の記録処理において、所定数の符号化
単位毎に、符号化手段によって生成された符号化された
オーディオデータを記録媒体に記録する記録手段と、1
回の読み出し処理において、少なくとも所定数の復号化
単位毎に、符号化されたオーディオデータを記録媒体よ
り読み出す読み出し手段と、この読み出し手段によって
読み出されたオーディオデータを入力し、復号化の対象
となる復号化単位のオーディオデータとその時間的な前
後の復号化単位のオーディオデータとを用いて、復号化
の対象となる復号化単位のオーディオデータを復号化
し、オーディオ信号を生成する復号化手段と、この復号
化手段によって生成されたオーディオ信号を一旦記憶
し、出力する記憶手段と、符号化手段、記録手段、読み
出し手段、復号化手段および記憶手段を制御し、読み出
し手段によって、1回の読み出し処理において、少なく
とも、所定数の復号化単位のオーディオデータとその時
間的な前後の復号化単位のオーディオデータとを読み出
させ、読み出されたオーディオデータを復号化手段に与
えて復号化させ、得られたオーディオ信号を記憶手段に
よって記憶させ、この記憶手段によって記憶されたオー
ディオ信号を時間的に逆方向に出力させることによって
オーディオ信号の逆方向の再生を行うための制御を含む
記録および再生の制御を行う制御手段とを備えたもので
ある。
【0017】本発明のオーディオ信号記録再生方法は、
オーディオ信号を符号化し、符号化されたオーディオデ
ータを記録媒体に記録すると共に、記録媒体に記録され
た符号化されたオーディオデータを読み出して復号化
し、オーディオ信号として再生するオーディオ信号記録
再生方法であって、記録時には、オーディオ信号を符号
化単位毎に符号化して、符号化されたオーディオデータ
を生成し、1回の記録処理において、所定数の符号化単
位毎に、符号化されたオーディオデータを記録媒体に記
録し、再生時には、1回の読み出し処理において、少な
くとも、所定数の復号化単位のオーディオデータとその
時間的な前後の復号化単位のオーディオデータとを記録
媒体より読み出し、読み出されたオーディオデータのう
ち、復号化の対象となる復号化単位のオーディオデータ
とその前後の復号化単位のオーディオデータとを用い
て、復号化の対象となる復号化単位のオーディオデータ
を復号化して、オーディオ信号を生成し、生成されたオ
ーディオ信号を一旦記憶し、時間的に逆方向に出力させ
ることによりオーディオ信号の逆方向の再生を行うもの
である。
【0018】本発明のオーディオ信号再生装置または本
発明のオーディオ信号記録再生装置では、読み出し手段
によって、1回の読み出し処理において、少なくとも、
所定数の復号化単位のオーディオデータとその時間的な
前後の復号化単位のオーディオデータとが読み出され、
読み出されたオーディオデータが復号化手段によって復
号化され、得られたオーディオ信号が記憶手段によって
記憶され、時間的に逆方向に出力されることによってオ
ーディオ信号の逆方向の再生が行われる。
【0019】本発明のオーディオ信号再生方法または本
発明のオーディオ信号記録再生方法では、1回の読み出
し処理において、少なくとも、所定数の復号化単位のオ
ーディオデータとその時間的な前後の復号化単位のオー
ディオデータとが記録媒体より読み出され、読み出され
たオーディオデータのうち、復号化の対象となる復号化
単位のオーディオデータとその前後の復号化単位のオー
ディオデータとを用いて、復号化の対象となる復号化単
位のオーディオデータが復号化されて、オーディオ信号
が生成され、生成されたオーディオ信号が一旦記憶さ
れ、時間的に逆方向に出力されることによりオーディオ
信号の逆方向の再生が行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るオーディオ信号再生装置およびオ
ーディオ信号記録再生装置としてのオーディオ・ビデオ
信号記録再生装置の構成を示すブロック図である。この
オーディオ・ビデオ信号記録再生装置は、入力デジタル
ビデオ信号VI をMPEGビデオ規格に従って圧縮符号
化して、符号化されたビデオデータ(以下、単にビデオ
データとも言う。)を生成し、出力するMPEGビデオ
エンコーダ11と、入力デジタルオーディオ信号AI
MPEGオーディオ規格に従って圧縮符号化して、符号
化されたオーディオデータ(以下、単にオーディオデー
タとも言う。)を生成し、出力するMPEGオーディオ
エンコーダ12と、MPEGビデオエンコーダ11より
出力されるビデオデータおよびMPEGオーディオエン
コーダ12より出力されるオーディオデータを一時的に
記憶するためのメモリ13と、ビデオデータおよびオー
ディオデータを記録媒体としてのハードディスク(磁気
ディスク)に記録すると共に、このハードディスクより
ビデオデータおよびオーディオデータを読み出すための
ハードディスク装置(図では、HDDと記す。)15
と、このハードディスク装置15に接続されたデータ伝
送路としてのPCI(Peripheral Component Interconn
ect )ローカルバス10と、メモリ14とPCIローカ
ルバス10との間のインタフェースをとるPCIインタ
フェース回路(図では、PCI I/F回路と記す。)
14とを備えている。
【0021】オーディオ・ビデオ信号記録再生装置は、
更に、ハードディスク装置15より読み出されたビデオ
データおよびオーディオデータを一時的に記憶するため
のメモリ17と、このメモリ17とPCIローカルバス
10との間のインタフェースをとるPCIインタフェー
ス回路(図では、PCI I/F回路と記す。)16
と、メモリ17より出力されるビデオデータをMPEG
ビデオ規格に従って復号化して、ビデオ信号を生成し、
出力デジタルビデオ信号VO として出力するMPEGビ
デオデコーダ18と、メモリ17より出力されるオーデ
ィオデータをMPEGオーディオ規格に従って復号化し
て、オーディオ信号を生成する復号化器としてのMPE
Gオーディオデコーダ(1)21と、同様に、メモリ1
7より出力されるオーディオデータをMPEGオーディ
オ規格に従って復号化して、デジタルオーディオ信号を
生成する復号化器としてのMPEGオーディオデコーダ
(2)22と、各MPEGオーディオデコーダ(1)2
1,22より出力されるデジタルオーディオ信号を一時
的に記憶し、出力デジタルオーディオ信号AO として出
力するためのメモリ23とを備えている。
【0022】オーディオ・ビデオ信号記録再生装置は、
更に、MPEGビデオエンコーダ11,MPEGオーデ
ィオエンコーダ12,メモリ13,PCIインタフェー
ス回路14,ハードディスク装置15,PCIインタフ
ェース回路16,メモリ17,MPEGビデオデコーダ
18,MPEGオーディオデコーダ(1)21,MPE
Gオーディオデコーダ(2)22およびメモリ23を制
御して、ビデオ信号およびオーディオ信号の記録および
再生の制御を行う制御手段としてのCPU(中央処理装
置)25とを備えている。なお、CPU25は、プログ
ラム等を格納したROM(リード・オンリ・メモリ)お
よび作業領域となるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)を含んでいる。
【0023】図2は、図1におけるMPEGオーディオ
エンコーダ12の構成の一例を示すブロック図である。
この図に示したMPEGオーディオエンコーダ12は、
MPEGオーディオ規格のレイヤ2に対応したものであ
る。このMPEGオーディオエンコーダ12は、入力デ
ジタルオーディオ信号AI を入力し、32帯域のサブバ
ンド信号に分割して出力するサブバンド分析フィルタバ
ンク31と、このサブバンド分析フィルタバンク31の
各出力信号を量子化する線形量子化器32と、この線形
量子化器32の各出力信号に基づいて、符号化されたオ
ーディオデータを生成すると共に、この符号化されたオ
ーディオデータに、CRC(巡回冗長チェック)のため
のエラーチェックや、後述する符号化されたサイド情報
等を付加して、所定のデータ構造のオーディオビットス
トリームABSとして出力するビットストリーム形成部3
3とを備えている。
【0024】MPEGオーディオエンコーダ12は、更
に、入力デジタルオーディオ信号AI を高速フーリエ変
換(FFT)するFFT部34と、サブバンド分析フィ
ルタバンク31の各出力信号よりスケールファクタを抽
出するスケールファクタ抽出部35と、FFT部34の
出力信号とスケールファクタ抽出部35によって抽出さ
れたスケールファクタとを用いて、心理聴覚分析のため
の心理聴覚モデルを形成する心理聴覚モデル形成部36
と、この心理聴覚モデル形成部36によって形成された
心理聴覚モデルに基づいて、動的にビット割り当てを行
い、ビット割り当て情報を線形量子化器32に与えて、
線形量子化器32における量子化特性を制御する動的ビ
ット割当部37と、スケールファクタ抽出部35によっ
て抽出されたスケールファクタおよび動的ビット割当部
37からのビット割り当て情報を、サイド情報として符
号化し、符号化されたサイド情報をビットストリーム形
成部33に与えるサイド情報符号化部38とを備えてい
る。
【0025】ここで、図2に示したMPEGオーディオ
エンコーダ12の動作について説明する。このMPEG
オーディオエンコーダ12では、入力デジタルオーディ
オ信号AI は、サブバンド分析フィルタバンク31によ
って、32帯域のサブバンド信号に分割され、このサブ
バンド信号は、線形量子化器32によって量子化され
る。また、入力デジタルオーディオ信号AI は、FFT
部34によって高速フーリエ変換され、FFT部34の
出力信号は心理聴覚モデル形成部36に入力される。ま
た、スケールファクタ抽出部35によって、サブバンド
分析フィルタバンク31の各出力信号よりスケールファ
クタが抽出され、このスケールファクタは心理聴覚モデ
ル形成部36に入力される。そして、心理聴覚モデル形
成部36によって、FFT部34の出力信号とスケール
ファクタ抽出部35によって抽出されたスケールファク
タとを用いて、心理聴覚分析のための心理聴覚モデルが
形成され、この心理聴覚モデルに基づいて、動的ビット
割当部37によって、動的にビット割り当てが行われ、
線形量子化器32における量子化特性が制御される。線
形量子化器32の出力信号は、ビットストリーム形成部
33に入力される。また、サイド情報符号化部38によ
って、スケールファクタ抽出部35によって抽出された
スケールファクタおよび動的ビット割当部37からのビ
ット割り当て情報が、サイド情報として符号化され、ビ
ットストリーム形成部33に入力される。そして、ビッ
トストリーム形成部33によって、線形量子化器32の
各出力信号に基づいて、符号化されたオーディオデータ
が生成されると共に、この符号化されたオーディオデー
タに、エラーチェックや、サイド情報符号化部38によ
って符号化されたサイド情報等が付加され、所定のデー
タ構造のビットストリームが形成され、オーディオビッ
トストリームABSとして出力される。
【0026】図3は、図1におけるMPEGオーディオ
デコーダ21,22の構成の一例を示すブロック図であ
る。この図に示したMPEGオーディオデコーダ21,
22は、MPEGオーディオ規格のレイヤ2に対応した
ものである。このMPEGオーディオデコーダ21,2
2は、オーディオビットストリームABSを入力し、この
オーディオビットストリームABSをヘッダ,サイド情報
および量子化されたサブバンド信号に分離する復号処理
を行うビットストリーム復号部41と、このビットスト
リーム復号部41によって分離されたサイド情報44で
あるスケールファクタおよびビット割り当て情報に基づ
いて、ビットストリーム復号部41によって分離された
量子化されたサブバンド信号を逆量子化する逆量子化部
42と、この逆量子化部42より出力される逆量子化後
のサブバンド信号を合成して、デジタルオーディオ信号
D として出力するサブバンド合成フィルタバンク43
とを備えている。
【0027】ここで、図3に示したMPEGオーディオ
デコーダ21,22の動作について説明する。このMP
EGオーディオデコーダ21,22では、ビットストリ
ーム復号部41によって、オーディオビットストリーム
BSがヘッダ,サイド情報および量子化されたサブバン
ド信号に分離され、逆量子化部42によって、サイド情
報44であるスケールファクタおよびビット割り当て情
報に基づいて、量子化されたサブバンド信号が逆量子化
され、この逆量子化後のサブバンド信号が、サブバンド
合成フィルタバンク43によって合成され、デジタルオ
ーディオ信号AD として出力される。
【0028】次に、本実施の形態に係るオーディオ・ビ
デオ信号記録再生装置の動作について説明する。なお、
以下の説明は、本実施の形態に係るオーディオ信号再生
方法およびオーディオ信号記録再生方法の説明を兼ねて
いる。
【0029】ビデオ信号およびオーディオ信号の記録時
には、CPU25によって、MPEGビデオエンコーダ
11,MPEGオーディオエンコーダ12,メモリ1
3,PCIインタフェース回路14およびハードディス
ク装置15が制御されて、記録の制御が行われる。具体
的には、入力デジタルビデオ信号VI がMPEGビデオ
エンコーダ11によって圧縮符号化されて、符号化され
たビデオデータが生成され、入力デジタルオーディオ信
号AI がMPEGオーディオエンコーダ12によって圧
縮符号化されて、符号化されたオーディオデータが生成
され、これら符号化されたビデオデータおよびオーディ
オデータがメモリ13に書き込まれる。メモリ13に書
き込まれたデータは、CPU25からのコマンドによ
り、メモリ13から読み出される。同時に、CPU25
からのコマンドを受けたPCIインタフェース回路14
は、PCIローカルバス10に、メモリ13から読み出
されたデータを送り、ハードディスク装置15にデータ
を転送する。データを受信したハードディスク装置15
は、内部のハードディスクにデータを記録する。
【0030】この記録時において、ビデオ信号の符号化
は、符号化単位としてのビデオフレーム単位で行われ、
オーディオ信号の符号化は、符号化単位としてのオーデ
ィオフレーム単位で行われる。また、ハードディスク装
置15におけるビデオデータおよびオーディオデータの
記録処理は、所定数の符号化単位としてのGOP単位で
行われる。ここで、オーディオ信号のサンプリング周波
数が48kHzであり、1152オーディオサンプルで
1つのオーディオフレームが構成され、1GOPが15
ビデオフレームで構成されているとすると、ハードディ
スク装置15におけるオーディオデータの記録処理は、
20または21オーディオフレームずつ行われる。
【0031】ビデオ信号およびオーディオ信号の再生時
には、CPU25によって、ハードディスク装置15,
PCIインタフェース回路16,メモリ17,MPEG
ビデオデコーダ18,MPEGオーディオデコーダ
(1)21,MPEGオーディオデコーダ(2)22お
よびメモリ23が制御されて、再生の制御が行われる。
具体的には、CPU25からPCIインタフェース回路
16に、ハードディスク装置15からデータを読み出す
ようにコマンドが送られ、このコマンドを受け取ったP
CIインタフェース回路16は、ハードディスク装置2
5からデータを読み出すようにPCIローカルバス10
にコマンドを出力して、ハードディスク装置25からデ
ータを読み出す。読み出されたデータは、PCIローカ
ルバス10を介して、PCIインタフェース回路16に
送られ、CPU25からのコマンドにより、メモリ17
に書き込まれる。
【0032】次に、CPU25からのコマンドにより、
メモリ17から、符号化されたビデオデータおよび符号
化されたオーディオデータが読み出される。読み出され
たビデオデータは、MPEGビデオデコーダ18によっ
て復号化されてビデオ信号に復元され、出力デジタルビ
デオ信号VO として出力される。
【0033】一方、メモリ17から読み出されたオーデ
ィオデータは、CPU25からのコマンドにより、MP
EGオーディオデコーダ(1)21およびMPEGオー
ディオデコーダ(2)22に送られ、MPEGオーディ
オデコーダ(1)21またはMPEGオーディオデコー
ダ(2)22によって復号化されてオーディオ信号に復
元される。このオーディオ信号は、CPU25からのコ
マンドにより、メモリ23に書き込まれ、読み出され
て、出力デジタルオーディオ信号AO として出力され
る。
【0034】再生時において、ハードディスク装置15
におけるビデオデータおよびオーディオデータの読み出
し処理は、記録時と同様に、所定数の復号化単位として
のGOP単位で行われる。また、ビデオ信号の復号化
は、符号化単位に対応した復号化単位としてのビデオフ
レーム単位で行われ、オーディオ信号の復号化は、符号
化単位に対応した復号化単位としてのオーディオフレー
ム単位で行われる。
【0035】本実施の形態に係るオーディオ・ビデオ信
号記録再生装置では、ビデオ信号およびオーディオ信号
の順方向の再生と逆方向の再生とが可能になっている。
ビデオ信号については、GOP単位で読み出されたビデ
オデータに基づいて、MPEGビデオデコーダ18にお
いて、1GOPに含まれる全てのビデオフレームの復号
化が可能となるので、順方向の再生時には、復号化され
て得られた各ビデオフレーム毎のビデオ信号を順方向に
出力し、逆方向の再生時には、復号化されて得られた各
ビデオフレーム毎のビデオ信号を逆方向に出力すればよ
い。
【0036】これに対し、オーディオ信号の場合には、
MPEGオーディオデコーダ21,22で、あるオーデ
ィオフレームのデータを復号化して再生する際には、図
3におけるサブバンド合成フィルタバンク43におい
て、そのオーディオフレームのみならず、その時間的な
前後のオーディオフレームのデータも必要となる。その
ため、再生時には、以下のような処理を行う。
【0037】まず、オーディオ信号の順方向の再生の際
には、MPEGオーディオデコーダ(1)21のみを用
いて、オーディオデータの復号化を行う。この場合、始
めに、再生しようとするGOPの先頭のオーディオフレ
ームの前に、まず、その一つ手前のオーディオフレーム
のデータをハードディスクより読み出し、後は、連続的
にオーディオデータを読み出して、順にMPEGオーデ
ィオデコーダ(1)21によって復号化を行う。復号化
されて得られたオーディオ信号は、メモリ23に書き込
まれる。順方向の再生の際には、このメモリ23より、
オーディオ信号を順方向に読み出して、出力デジタルオ
ーディオ信号AO として出力する。
【0038】オーディオ信号の逆方向の再生の際には、
ハードディスク装置15における1回の読み出し処理に
おいて、少なくとも、再生しようとする1GOP分のオ
ーディオデータとその時間的な前後のオーディオフレー
ムのオーディオデータとを読み出す。本実施の形態で
は、ハードディスク装置15における1回の読み出し処
理において、再生しようとする1GOP分のオーディオ
データとその時間的な前後のGOPのオーディオデータ
とを読み出す。そして、この1回の読み出し処理におい
て読み出したオーディオデータを用いた復号化処理を、
1回の読み出し処理毎に、2つのMPEGオーディオデ
コーダ21,22に交互に行わせる。各MPEGオーデ
ィオデコーダ21,22は、再生しようとする1GOP
分のオーディオデータとその時間的な前後のオーディオ
フレームのオーディオデータと用いて、1GOP分のオ
ーディオデータの復号化を行う。
【0039】図4は、各MPEGオーディオデコーダ2
1,22において、1GOP分のオーディオデータの復
号化を行う場合に必要なオーディオフレームの一例を表
したものである。この図において、順番に0〜22の数
字を付したマスが、それぞれオーディオフレームを表し
ている。この例では、1番から21番のオーディオフレ
ームが1GOP分のオーディオフレームであり、これら
のオーディオフレームのオーディオデータと、その時間
的な前後のオーディオフレームである0番および22番
のオーディオフレームとを用いて、1GOP分のオーデ
ィオデータの復号化を行うようになっている。より詳し
く説明すると、MPEGオーディオデコーダ21,22
は、0番,1番および2番のオーディオフレームのオー
ディオデータを用いて1番のオーディオフレームのオー
ディオデータを復号化し、1番,2番および3番のオー
ディオフレームのオーディオデータを用いて2番のオー
ディオフレームのオーディオデータを復号化し、以下同
様にして、最後に、20番,21番および22番のオー
ディオフレームのオーディオデータを用いて21番のオ
ーディオフレームのオーディオデータを復号化する。こ
れにより、1番から21番までの1GOP分のオーディ
オフレームのオーディオ信号が正しく再生される。な
お、図4では、1GOP当たりのオーディオフレーム数
が21の場合の例を示したが、1GOP当たりのオーデ
ィオフレーム数が20の場合には、1番から20番のオ
ーディオフレームのオーディオデータと、その時間的な
前後のオーディオフレームである0番および21番のオ
ーディオフレームとを用いて、1GOP分のオーディオ
データの復号化を行うことになる。
【0040】各MPEGオーディオデコーダ21,22
によって復号化されて得られたオーディオ信号は、メモ
リ23に書き込まれる。逆方向の再生の際には、このメ
モリ23より、オーディオ信号を逆方向(時間的に逆方
向であり、書き込み時に対して逆方向でもある。)に読
み出して、出力デジタルオーディオ信号AO として出力
する。
【0041】ここで、図5および図6を参照して、オー
ディオ信号の逆方向の再生の動作の具体例について説明
する。なお、図5および図6は、復号化の際のオーディ
オデータおよびオーディオ信号の関係を表したものであ
り、処理のタイミングを表しているわけではない。
【0042】図5は、−1/3倍速でオーディオ信号の
逆方向の再生を行う場合について示している。図5にお
いて、(a)は、ハードディスク装置15において読み
出されるGOPを表し、(b)はMPEGオーディオデ
コーダ(1)21に入力されるオーディオデータを表
し、(c)はMPEGオーディオデコーダ(2)22に
入力されるオーディオデータを表し、(d)はMPEG
オーディオデコーダ(1)21の出力オーディオ信号を
表し、(e)はMPEGオーディオデコーダ(2)22
の出力オーディオ信号を表している。
【0043】図5に示した例では、(a)に示したよう
に、1回目の読み出し処理において、再生しようとする
GOP4のオーディオデータとその時間的な前後のGO
PであるGOP3,GOP5のオーディオデータとを読
み出し、2回目の読み出し処理において、再生しようと
するGOP3のオーディオデータとその時間的な前後の
GOPであるGOP2,GOP4のオーディオデータと
を読み出し、3回目の読み出し処理において、再生しよ
うとするGOP2のオーディオデータとその時間的な前
後のGOPであるGOP1,GOP3のオーディオデー
タとを読み出している。なお、−1/3倍速でオーディ
オ信号の逆方向の再生を行う場合には、実時間における
1GOP分の時間で、1GOP分のオーディオデータの
読み出しを行う。
【0044】そして、(b)〜(e)に示したように、
1回目の読み出し処理に対応する復号化処理は、MPE
Gオーディオデコーダ(1)21で行っている。このと
き、MPEGオーディオデコーダ(1)21は、再生し
ようとするGOPであるGOP4のオーディオデータ
と、その時間的な前後のオーディオフレームであるGO
P3の最後のオーディオフレームとGOP5の最初のオ
ーディオフレームの各オーディオデータとを入力し、こ
れらを用いて、GOP4のオーディオデータの復号化処
理を行い、GOP4のオーディオ信号を出力している。
次に、2回目の読み出し処理に対応する復号化処理は、
MPEGオーディオデコーダ(2)22で行っている。
このとき、MPEGオーディオデコーダ(2)22は、
再生しようとするGOPであるGOP3のオーディオデ
ータと、その時間的な前後のオーディオフレームである
GOP2の最後のオーディオフレームとGOP4の最初
のオーディオフレームの各オーディオデータとを入力
し、これらを用いて、GOP3のオーディオデータの復
号化処理を行い、GOP3のオーディオ信号を出力して
いる。次に、3回目の読み出し処理に対応する復号化処
理は、MPEGオーディオデコーダ(1)22で行って
いる。このとき、MPEGオーディオデコーダ(1)2
1は、再生しようとするGOPであるGOP2のオーデ
ィオデータと、その時間的な前後のオーディオフレーム
であるGOP1の最後のオーディオフレームとGOP3
の最初のオーディオフレームの各オーディオデータとを
入力し、これらを用いて、GOP2のオーディオデータ
の復号化処理を行い、GOP2のオーディオ信号を出力
している。このようにして、GOP4,GOP3,GO
P2のオーディオ信号が、この順に、正しく生成され
る。
【0045】復号化処理によって生成された各GOPの
オーディオ信号は、GOP毎に、メモリ23に書き込ま
れる。そして、このメモリ23より、オーディオ信号を
逆方向に読み出して、出力デジタルオーディオ信号AO
として出力することにより、オーディオ信号の逆方向の
再生が実現される。なお、−1/3倍速で逆方向の再生
を行う場合には、実時間における3GOP分の時間で、
メモリ23より1GOP分のオーディオ信号を読み出し
て、出力する。このようにして、図5に示した例では、
GOP4,GOP3,GOP2のオーディオ信号が、−
1/3倍速で逆方向に再生される。
【0046】図6は、−1倍速でオーディオ信号の逆方
向の再生を行う場合について示している。図6におい
て、(a)は、ハードディスク装置15において読み出
されるGOPを表し、(b)はMPEGオーディオデコ
ーダ(1)21に入力されるオーディオデータを表し、
(c)はMPEGオーディオデコーダ(2)22に入力
されるオーディオデータを表し、(d)はMPEGオー
ディオデコーダ(1)21の出力オーディオ信号を表
し、(e)はMPEGオーディオデコーダ(2)22の
出力オーディオ信号を表している。
【0047】図6に示した例では、(a)に示したよう
に、1回目の読み出し処理において、再生しようとする
GOP4のオーディオデータとその時間的な前後のGO
PであるGOP3,GOP5のオーディオデータとを読
み出し、2回目の読み出し処理において、再生しようと
するGOP3のオーディオデータとその時間的な前後の
GOPであるGOP2,GOP4のオーディオデータと
を読み出し、3回目の読み出し処理において、再生しよ
うとするGOP2のオーディオデータとその時間的な前
後のGOPであるGOP1,GOP3のオーディオデー
タとを読み出している。なお、−1倍速でオーディオ信
号の逆方向の再生を行う場合には、実時間における1G
OP分の時間で、3GOP分のオーディオデータの読み
出しを行う。
【0048】そして、(b)〜(e)に示したように、
1回目の読み出し処理に対応する復号化処理は、MPE
Gオーディオデコーダ(1)21で行っている。このと
き、MPEGオーディオデコーダ(1)21は、再生し
ようとするGOPであるGOP4のオーディオデータ
と、その時間的な前後のオーディオフレームであるGO
P3の最後のオーディオフレームとGOP5の最初のオ
ーディオフレームの各オーディオデータとを入力し、こ
れらを用いて、GOP4のオーディオデータの復号化処
理を行い、GOP4のオーディオ信号を出力している。
次に、2回目の読み出し処理に対応する復号化処理は、
MPEGオーディオデコーダ(2)22で行っている。
このとき、MPEGオーディオデコーダ(2)22は、
再生しようとするGOPであるGOP3のオーディオデ
ータと、その時間的な前後のオーディオフレームである
GOP2の最後のオーディオフレームとGOP4の最初
のオーディオフレームの各オーディオデータとを入力
し、これらを用いて、GOP3のオーディオデータの復
号化処理を行い、GOP3のオーディオ信号を出力して
いる。次に、3回目の読み出し処理に対応する復号化処
理は、MPEGオーディオデコーダ(1)22で行って
いる。このとき、MPEGオーディオデコーダ(1)2
1は、再生しようとするGOPであるGOP2のオーデ
ィオデータと、その時間的な前後のオーディオフレーム
であるGOP1の最後のオーディオフレームとGOP3
の最初のオーディオフレームの各オーディオデータとを
入力し、これらを用いて、GOP2のオーディオデータ
の復号化処理を行い、GOP2のオーディオ信号を出力
している。
【0049】復号化処理によって生成された各GOPの
オーディオ信号は、メモリ23に書き込まれる。そし
て、このメモリ23より、オーディオ信号を逆方向に読
み出して、出力デジタルオーディオ信号AO として出力
することにより、オーディオ信号の逆方向の再生が実現
される。なお、−1倍速で逆方向の再生を行う場合に
は、実時間における1GOP分の時間で、メモリ23よ
り1GOP分のオーディオ信号を読み出して、出力す
る。このようにして、図6に示した例では、GOP4,
GOP3,GOP2のオーディオ信号が、−1倍速で逆
方向に再生される。
【0050】オーディオ信号を−1倍速で逆方向に再生
する場合、例えば、GOP4の最後のオーディオフレー
ムのオーディオデータを復号化する際には、GOP4の
最後のオーディオフレームとその前のオーディオフレー
ムとGOP5の先頭のオーディオフレームのオーディオ
データを用いて復号化処理が行われる。次に、GOP3
の先頭のオーディオフレームのオーディオデータを復号
化することになるが、その際には、GOP2の最後のオ
ーディオフレームとGOP3の先頭のオーディオフレー
ムとその次のオーディオフレームのオーディオデータを
用いて復号化処理が行われる。このように、逆方向の再
生時には、GOPの境目の前後における復号化処理で
は、必要なオーディオデータが全く異なる。従って、1
つのMPEGオーディオデコーダのみで−1倍速の逆方
向の再生を行おうとすると、GOPの境目の前後におい
て連続的な復号化処理が困難となると共に、MPEGオ
ーディオデコーダに対するオーディオデータの与え方が
複雑になる。これに対し、本実施の形態では、2つのM
PEGオーディオデコーダ21,22によって、GOP
毎に復号化処理を交互に行うようにしたので、各MPE
Gオーディオデコーダ21,22に対しては、必要なオ
ーディオデータを、ハードディスク装置15によって読
み出した順番に与えればよいので、処理が簡単になる。
【0051】以上説明したように本実施の形態に係るオ
ーディオ・ビデオ信号記録再生装置、オーディオ信号再
生方法またはオーディオ信号記録再生方法によれば、ハ
ードディスク装置25における1回の読み出し処理にお
いて、少なくとも、再生しようとする1GOP分のオー
ディオデータとその時間的な前後のオーディオフレーム
のオーディオデータとを読み出し、1回の読み出し処理
において読み出したオーディオデータを用いた復号化処
理を、1回の読み出し処理毎に、2つのMPEGオーデ
ィオデコーダ21,22によって交互に行い、得られた
オーディオ信号を、メモリ23によって、一旦記憶し、
時間的に逆方向に出力させることによりオーディオ信号
の逆方向の再生を行うようにしたので、ハードディスク
に記録された符号化されたオーディオデータを、所定数
の復号化単位毎に読み出して、復号化単位毎に復号化
し、オーディオ信号として再生する場合において、簡単
な処理で、オーディオ信号の逆方向の再生が可能とな
る。
【0052】図7は、本発明の第2の実施の形態に係る
オーディオ・ビデオ信号記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態に係るオーディオ・ビデオ
信号記録再生装置は、第1の実施の形態に係るオーディ
オ・ビデオ信号記録再生装置における2つのMPEGオ
ーディオデコーダ21,22の代わりに、1つのMPE
Gオーディオデコーダ20を設けたものである。本実施
の形態では、メモリ17から読み出されたオーディオデ
ータは、CPU25からのコマンドにより、MPEGオ
ーディオデコーダ20に送られ、MPEGオーディオデ
コーダ20によって復号化されてオーディオ信号に復元
され、このオーディオ信号は、CPU25からのコマン
ドにより、メモリ23に書き込まれ、読み出されて、出
力デジタルオーディオ信号AO として出力されるように
なっている。
【0053】本実施の形態では、オーディオ信号の逆方
向の再生時には、第1の実施の形態において2つのMP
EGオーディオデコーダ21,22によって行っていた
復号化処理を、1つのMPEGオーディオデコーダ20
によって行う。この場合、オーディオ信号を−1倍速で
逆方向に再生する際には、前述のように、GOPの境目
の前後における復号化処理では、連続的な復号化処理が
できないが、MPEGオーディオデコーダ20の処理速
度が十分速い場合、すなわち、MPEGオーディオデコ
ーダ20が、実時間における1GOP分の時間内で、必
要なオーディオデータの入力と1GOP分の復号化処理
とを実行できるだけの処理速度を有する場合には、本実
施の形態においても、−1倍速での逆方向の再生も可能
となる。
【0054】なお、本実施の形態において、オーディオ
信号の順方向の再生の際には、第1の実施の形態におい
てMPEGオーディオデコーダ21によって行っていた
復号化処理を、MPEGオーディオデコーダ20によっ
て行う。本実施の形態におけるその他の構成、動作およ
び効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0055】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れず、例えば、実施の形態では、オーディオ信号の逆方
向の再生の動作例として、−1/3倍速と−1倍速の場
合の例を挙げたが、ハードディスク装置15におけるデ
ータの読み出し速度や、MPEGオーディオデコーダに
おける処理速度が許す限り、その他の再生速度での逆方
向の再生も可能である。いずれの再生速度の場合におい
ても、メモリ23からのオーディオ信号の読み出しの速
度は、再生速度に対応した速度で行うようにする。
【0056】また、実施の形態では、1GOPを15ビ
デオフレームとして説明したが、1GOP当たりのビデ
オフレーム数は変更してもよい。また、実施の形態で
は、MPEGオーディオ規格のレイヤ2の場合を例にと
って説明したが、本発明は、MPEGオーディオ規格の
レイヤ1やレイヤ3の場合にも同様に適用することがで
きる。更に、本発明は、記録媒体に記録された符号化さ
れたオーディオデータを少なくとも所定数の復号化単位
毎に読み出し、復号化の対象となる復号化単位のオーデ
ィオデータとその時間的な前後の復号化単位のオーディ
オデータとを用いて、復号化の対象となる復号化単位の
オーディオデータを復号化するようなシステムであれ
ば、MPEGオーディオ規格以外の方法で符号化や復号
化を行うシステムにも適用することが可能である。
【0057】また、実施の形態において、オーディオ・
ビデオ信号記録再生装置に入力されるビデオ信号および
オーディオ信号や、オーディオ・ビデオ信号記録再生装
置より出力されるビデオ信号およびオーディオ信号を、
全てデジタル信号としたが、アナログの入力ビデオ信号
および入力オーディオ信号をアナログ−デジタル変換し
たり、デジタルの出力ビデオ信号および出力オーディオ
信号をデジタル−アナログ変換して出力することで、ア
ナログのビデオ信号およびオーディオ信号を扱うことが
できるようにしてもよい。
【0058】また、実施の形態では、ハードディスク装
置15とのインタフェースとして、PCIインタフェー
スを用いて説明したが、PCIインタフェースの代わり
に、SCSI(Small Computer System Interface )や
他のインターフェースを用いてもよい。また、符号化さ
れたデータの記録および再生を行う装置としては、ハー
ドディスク装置に限らず、光ディスク装置等を用いても
よく、記録媒体としてはハードディスクに限らず、光デ
ィスク(光磁気ディスクを含む。)等を用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載のオーディオ信号再生装置、請求項3または4記載の
オーディオ信号再生方法、請求項5または6記載のオー
ディオ信号記録再生装置、または請求項7または8記載
のオーディオ信号記録再生方法によれば、1回の読み出
し処理において、少なくとも、所定数の復号化単位のオ
ーディオデータとその時間的な前後の復号化単位のオー
ディオデータとを記録媒体より読み出し、読み出された
オーディオデータのうち、復号化の対象となる復号化単
位のオーディオデータとその前後の復号化単位のオーデ
ィオデータとを用いて、復号化の対象となる復号化単位
のオーディオデータを復号化して、オーディオ信号を生
成し、生成されたオーディオ信号を一旦記憶し、時間的
に逆方向に出力することによりオーディオ信号の逆方向
の再生を行うようにしたので、記録媒体に記録された符
号化されたオーディオデータを、所定数の復号化単位毎
に読み出して、復号化単位毎に復号化し、オーディオ信
号として再生する場合において、オーディオ信号の逆方
向の再生が可能となるという効果を奏する。
【0060】また、請求項2記載のオーディオ信号再生
装置、請求項4記載のオーディオ信号再生方法、請求項
6記載のオーディオ信号記録再生装置、または請求項8
記載のオーディオ信号記録再生方法によれば、オーディ
オ信号の逆方向の再生時に、1回の読み出し処理毎に、
復号化処理を2つの復号化器によって交互に行うように
したので、更に、簡単な処理で、オーディオ信号の逆方
向の再生が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオーディオ・
ビデオ信号記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるMPEGオーディオエンコーダの
構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1におけるMPEGオーディオデコーダの構
成の一例を示すブロック図である。
【図4】図1におけるMPEGオーディオデコーダにお
いて1GOP分のオーディオデータの復号化を行う場合
に必要なオーディオフレームの一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るオーディオ・
ビデオ信号記録再生装置におけるオーディオ信号の逆方
向の再生の動作の具体例について説明するための説明図
である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るオーディオ・
ビデオ信号記録再生装置におけるオーディオ信号の逆方
向の再生の動作の具体例について説明するための説明図
である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るオーディオ・
ビデオ信号記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
12…MPEGオーディオエンコーダ、15…ハードデ
ィスク装置、21,22…MPEGオーディオデコー
ダ、23…メモリ、25…CPU。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された符号化されたオー
    ディオデータを読み出して復号化し、オーディオ信号と
    して再生するオーディオ信号再生装置であって、 1回の読み出し処理において、少なくとも所定数の復号
    化単位毎に、符号化されたオーディオデータを記録媒体
    より読み出す読み出し手段と、 この読み出し手段によって読み出されたオーディオデー
    タを入力し、復号化の対象となる復号化単位のオーディ
    オデータとその時間的な前後の復号化単位のオーディオ
    データとを用いて、復号化の対象となる復号化単位のオ
    ーディオデータを復号化し、オーディオ信号を生成する
    復号化手段と、 この復号化手段によって生成されたオーディオ信号を一
    旦記憶し、出力する記憶手段と、 前記読み出し手段、復号化手段および記憶手段を制御
    し、前記読み出し手段によって、1回の読み出し処理に
    おいて、少なくとも、所定数の復号化単位のオーディオ
    データとその時間的な前後の復号化単位のオーディオデ
    ータとを読み出させ、読み出されたオーディオデータを
    前記復号化手段に与えて復号化させ、得られたオーディ
    オ信号を前記記憶手段によって記憶させ、この記憶手段
    によって記憶されたオーディオ信号を時間的に逆方向に
    出力させることによってオーディオ信号の逆方向の再生
    を行うための制御を含む再生の制御を行う制御手段とを
    備えたことを特徴とするオーディオ信号再生装置。
  2. 【請求項2】 前記復号化手段は、2つの復号化器を有
    し、前記制御手段は、オーディオ信号の逆方向の再生時
    に、1回の読み出し処理毎に、復号化処理を2つの復号
    化器に交互に行わせることを特徴とする請求項1記載の
    オーディオ信号再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された符号化されたオー
    ディオデータを読み出して復号化し、オーディオ信号と
    して再生するオーディオ信号再生方法であって、 1回の読み出し処理において、少なくとも、所定数の復
    号化単位のオーディオデータとその時間的な前後の復号
    化単位のオーディオデータとを記録媒体より読み出し、 読み出されたオーディオデータのうち、復号化の対象と
    なる復号化単位のオーディオデータとその前後の復号化
    単位のオーディオデータとを用いて、復号化の対象とな
    る復号化単位のオーディオデータを復号化して、オーデ
    ィオ信号を生成し、 生成されたオーディオ信号を一旦記憶し、時間的に逆方
    向に出力させることによりオーディオ信号の逆方向の再
    生を行うことを特徴とするオーディオ信号再生方法。
  4. 【請求項4】 復号化は、1回の読み出し処理毎に、2
    つの復号化器によって交互に行うことを特徴とする請求
    項3記載のオーディオ信号再生方法。
  5. 【請求項5】 オーディオ信号を符号化し、符号化され
    たオーディオデータを記録媒体に記録すると共に、記録
    媒体に記録された符号化されたオーディオデータを読み
    出して復号化し、オーディオ信号として再生するオーデ
    ィオ信号記録再生装置であって、 オーディオ信号を符号化単位毎に符号化して、符号化さ
    れたオーディオデータを生成する符号化手段と、 1回の記録処理において、所定数の符号化単位毎に、前
    記符号化手段によって生成された符号化されたオーディ
    オデータを記録媒体に記録する記録手段と、 1回の読み出し処理において、少なくとも所定数の復号
    化単位毎に、符号化されたオーディオデータを記録媒体
    より読み出す読み出し手段と、 この読み出し手段によって読み出されたオーディオデー
    タを入力し、復号化の対象となる復号化単位のオーディ
    オデータとその時間的な前後の復号化単位のオーディオ
    データとを用いて、復号化の対象となる復号化単位のオ
    ーディオデータを復号化し、オーディオ信号を生成する
    復号化手段と、 この復号化手段によって生成されたオーディオ信号を一
    旦記憶し、出力する記憶手段と、 前記符号化手段、記録手段、読み出し手段、復号化手段
    および記憶手段を制御し、前記読み出し手段によって、
    1回の読み出し処理において、少なくとも、所定数の復
    号化単位のオーディオデータとその時間的な前後の復号
    化単位のオーディオデータとを読み出させ、読み出され
    たオーディオデータを前記復号化手段に与えて復号化さ
    せ、得られたオーディオ信号を前記記憶手段によって記
    憶させ、この記憶手段によって記憶されたオーディオ信
    号を時間的に逆方向に出力させることによってオーディ
    オ信号の逆方向の再生を行うための制御を含む記録およ
    び再生の制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とす
    るオーディオ信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記復号化手段は、2つの復号化器を有
    し、前記制御手段は、オーディオ信号の逆方向の再生時
    に、1回の読み出し処理毎に、復号化処理を2つの復号
    化器に交互に行わせることを特徴とする請求項5記載の
    オーディオ信号記録再生装置。
  7. 【請求項7】 オーディオ信号を符号化し、符号化され
    たオーディオデータを記録媒体に記録すると共に、記録
    媒体に記録された符号化されたオーディオデータを読み
    出して復号化し、オーディオ信号として再生するオーデ
    ィオ信号記録再生方法であって、 記録時には、オーディオ信号を符号化単位毎に符号化し
    て、符号化されたオーディオデータを生成し、1回の記
    録処理において、所定数の符号化単位毎に、符号化され
    たオーディオデータを記録媒体に記録し、 再生時には、1回の読み出し処理において、少なくと
    も、所定数の復号化単位のオーディオデータとその時間
    的な前後の復号化単位のオーディオデータとを記録媒体
    より読み出し、読み出されたオーディオデータのうち、
    復号化の対象となる復号化単位のオーディオデータとそ
    の前後の復号化単位のオーディオデータとを用いて、復
    号化の対象となる復号化単位のオーディオデータを復号
    化して、オーディオ信号を生成し、生成されたオーディ
    オ信号を一旦記憶し、時間的に逆方向に出力させること
    によりオーディオ信号の逆方向の再生を行うことを特徴
    とするオーディオ信号記録再生方法。
  8. 【請求項8】 復号化は、1回の読み出し処理毎に、2
    つの復号化器によって交互に行うことを特徴とする請求
    項7記載のオーディオ信号記録再生方法。
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