JPH11203763A - ディスクオートチェンジャーのディスク取出し方法及び取出し構造 - Google Patents

ディスクオートチェンジャーのディスク取出し方法及び取出し構造

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JPH11203763A
JPH11203763A JP56898A JP56898A JPH11203763A JP H11203763 A JPH11203763 A JP H11203763A JP 56898 A JP56898 A JP 56898A JP 56898 A JP56898 A JP 56898A JP H11203763 A JPH11203763 A JP H11203763A
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JP
Japan
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disk
tray
storage shelf
case
disc
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JP56898A
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Eiichi Hirata
栄一 平田
Takashi Otsuka
隆 大塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールスロットやマガジンを不要可能とし、
ユーザーによる特定のディスクの交換が容易で、小型化
および低価格化を可能とすること。 【解決手段】 ディスク13を水平に載置するトレー1
5をケース3の前後方向移動可能に上下方向に多数支持
する収納棚部11をディスクオートチェンジャー1のケ
ース3の正面に設け、トレー15に係合してトレー15
をケース3の前方に所定距離だけ引出す引出し機構31
を収納棚部11の側部前方に上下方向移動可能に設けて
おき、ユーザーの操作に基づいて引出し機構31により
収納棚部11に収納されたトレー15をケース3の前方
に所定距離だけ前方に引出し、その後、ユーザーにより
トレー15を更に引出してトレー15に載置されたディ
スク13を取出す。これにより、従来のメールスロット
やマガジンが不要となり、小型化および低価格化が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)、CDロム、DVD(ディジタルビデオディ
スク)などのディスクを移送してドライバに自動的にセ
ットするディスクオートチェンジャーのディスク取出し
方法及び取出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD、CDロム、DVDなどのデ
ィスクを移送してドライバに自動的にセットするディス
クオートチェンジャーにおいて、ディスクを出し入れす
るには、例えば、図9に示すようなメールスロット方式
のものと、図10に示すようなマガジン方式のものがあ
る。メール方式のディスクオートチェンジャー61で
は、図9に示すように、ケース63の正面に細長いディ
スク出し入れ用のメールスロット65が設けられ、この
メールスロット65から出入れされるトレー67に順次
挿入された複数のディスク69を、ディスクキャリアー
によりケース63内に設けられた所定の収納棚部まで移
送して収納し、また、所定のディスク69がドライバに
セットされ、所定の作業が行なわれる。そして、この方
式では、ディスク69の取出しは、ドライバの動作を停
止させて所定の操作により、キャリアーにより収納棚部
からディスク69を順次メールスロット65のトレー6
7に移送され、メールスロット65から前方に移動した
トレー67のディスク69をユーザーの手により取出
し、別のディスク69を交換できるようになっている。
【0003】マガジン方式のディスクオートチェンジャ
ーでは、図10に示すようなマガジン71には、数十枚
を一組とするトレー67を出入れ可能に収納する収納棚
が設けられており、これらの収納棚のトレー67に予め
ディスク69を収納しておき、マガジン71をディスク
オートチェンジャーのケースにセットしておくことによ
り、ディスクキャリアーにより所定のディスク69がマ
ガジン71の収納棚のトレー65からドライバに移送さ
れてセットされ、所定の作業が行なわれる。そして、こ
の方式では、ディスク69の取出しは、ドライバの動作
を停止させ、ケースからマガジン71を取出し、マガジ
ン71の各収納棚にセットされたディスク69を取り出
して交換ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記メール
スロット方式のディスクオートチェンジャーによれば、
複数のディスクを入替えたりする場合には、メールスロ
ットと収納棚部との間をディスクキャリアーによるディ
スクの移送作業が必要となるため、ディスクの交換能力
を低下させるとともに、メールスロットの専有する空間
によりディスクオートチェンジャー全体の小形化が困難
となり、メールスロット自体が高価であるため、ディス
クオートチェンジャーが高価格になってしまうという不
具合があった。また、上記マガジン方式のディスクオー
トチェンジャーによれば、マガジンに全てのディスクを
収納した状態でディスクの交換を行わねばならないた
め、特定のディスクだけを取出したり入替えたりするこ
とができず、ディスクキャリアーにより移送すべきディ
スクも一緒に取出されてしまい、全体的なディスク交換
性能を低下させてしまうという不具合があった。
【0005】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的は、メールスロットやマガジンを不要
可能とし、ユーザーによる特定のディスクの交換を容易
に可能し、小型化および低価格化が可能となるディスク
オートチェンジャーのディスク取出し方法およびその構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のディスクオートチェンジャーのディスク取
出し方法は、ディスクを水平に載置するトレーを前後方
向に移動可能にして上下方向に並べて多数支持する収納
棚部をディスクオートチェンジャーのケースの正面に設
け、前記トレーに係合してトレーをケースの前方に所定
距離だけ引出す引出し機構を前記収納棚部の側部前方に
上下方向移動可能に設け、ユーザーの操作に基づいて前
記引出し機構により前記収納棚部に収納されたトレーを
前記ケースの前方に所定距離だけ前方に引出し、その
後、ユーザーにより前記トレーを更に引出して前記トレ
ーに載置されたディスクを取出すようにしたことを特徴
とする。
【0007】また、本発明のディスクオートチェンジャ
ーのディスク取出し構造は、ディスクオートチェンジャ
ーのケースの正面に設けられディスクを水平に載置する
トレーを前後方向に移動可能にして上下方向に並べて多
数支持する収納棚部と、前記収納棚部に収納された各々
のトレーに設けられた係合凹部と、前記収納棚部の側部
前方に上下方向に移動可能に設けられ前記トレーの係合
凹部に係合して前記トレーを前記ケースの前方に所定距
離だけ引出す引出し機構とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明において、ディスクを取出すには、
ユーザーにより、引出し機構を上下させて目的のディス
クの位置に合せて所定の操作を行うことにより、ディス
クオートチェンジャーのケースに設けられた収納棚部か
らトレーが所定長前方に引出される。そして、ユーザに
より更にトレーを前方に引出してからトレーに載置され
たディスクが取出される。また、ディスクの載置および
トレーの収納はユーザーによりトレーを押込むことによ
り行われる。
【0009】したがって、従来のようなメールスロット
が不要となるため、メールスロットと収納棚部との間で
行なわれるディスクキャリアーによるディスクの移送作
業がなくなり、ディスクキャリアーのディスク交換能力
が向上し、不要となるメールスロットの空間の分だけ小
型化が可能となり、高価なメールスロットが不要となる
ので低価格化が可能となる。また、マガジンが不要とな
るため、従来のように一括してディスクを取出す必要が
なくなり、また、ディスクキャリアーが移送すべきディ
スクが取出されることがなくなり、全体的なディスクの
交換性能が低下することを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1は本実施の形態に係るディスクオ
ートチェンジャーを示す概略斜視図、2はディスクオー
トチェンジャーを示す側面図、図3は引出し機構を示す
要部正面図、図4は引出し機構およびトレー固定構造を
示す図3中のA−A矢視断面、図5はトレーの平面図、
図6はトレー引出し状態の引出し機構を示す平面図、図
7は上下移動する際の引出し機構を示す平面図、図8は
開閉ドアを閉止した際の引出し機構の状態を示す平面図
である。
【0011】ディスクオートチェンジャー1は、図1の
斜視図で示すように、ケース3の正面には開閉ドア5が
ヒンジ7により水平方向に開閉可能に設けられている。
ケース3の正面の上側には所定の大きさの開口部9が設
けられ、この開口部9内には収納棚部11が設けられ、
この収納棚部11にはディスク13を収納するトレー1
5が水平な状態で上下方向に多数支持されている。上記
収納棚部11は、図2に示すように、ケース3の正面の
上側でケース3内の前方の空間部を占めるように配設さ
れ、収納棚部11の下方の空間部には二つのドライバ1
7、17が上下に配設され、ケース3内の後部にはディ
スク13を移送するディスクキャリアー19が上下方向
に駆動できるとともに、収納棚部11および各々のドラ
イバ17、17との間で前後方向に駆動可能に配設され
ている。
【0012】上記収納棚部11は、図3および図4に示
すように、ケース3の開口部9内の左右の両側にそれぞ
れ垂直に配設されてケース3に固定された左右一対の棚
板21と、これら一対の棚板21の内面に突設された多
数の棚23とにより構成されている。上記棚23は、一
対の棚板21の互いに対面する内面に、左右同一の高さ
でそれぞれ内方に向けて水平に且つ所要長突出され、棚
板21の前端から後端に亘って連続的に設けられてお
り、後述する各トレー15の左縁部25と右縁部25と
を水平に且つ移動可能に支持する。また、これらの左右
一対の棚23は、一対の棚板21の上下方向に互いに所
定間隔を保って、例えば、50枚のディスク13が収納
できるように、50個上下に設けられ、各棚23には正
面から見やすい箇所にそれぞれ棚番号が設けられてい
る。
【0013】トレー15は、図5の平面図に示すよう
に、中央部分にディスク13が載置され、ディスク13
の周縁部を支持するようにディスク13よりも小さい径
の穴15Aが形成され、左右の側縁部25、25が前後
方向に直線状に延在し、この左右の側縁部25、25が
上記収納棚部11の左右の棚23に支持される。また、
トレー15の一方の右側の側縁部25の前部内側には、
後述する引出し機構31の係合突起43aと係合する係
合凹部27が形成されており、さらに、左右の側縁部2
5、25の前部外側と後部外側には固定用の凹部29が
それぞれ形成されている。尚、図5中、Fはトレー15
の前方を示す。
【0014】また、図3および図4に示すように、上記
収納棚部11のどちらか一方の棚板21、すなわち、右
側の棚板21の前方には、収納棚部11内に収納された
トレー15をユーザーの操作により指で摘める程度、例
えば、15〜20mm程度前方に引出すトレー15の引
出し機構31が設けられている。上記引出し機構31
は、支柱33と、スリーブ35と、ハンドル37と、ア
ーム39、ヒンジ41、引掛けレバー43、引張りバネ
45などにより構成されている。上記支柱33は円環状
に形成され、上記一方の右側の棚板21の前方で所定間
隔隔てて垂直に配設され、上端部が固定具47の内部に
嵌め込んでケース3に取付けられ、下端部が支持具49
に嵌め込まれてケース3に固定されている。この支柱3
3にはスリーブ35が上下移動可能に環装されており、
スリーブ35の外周にはハンドル37とアーム39が突
設されている。
【0015】ハンドル37とアーム39はスリーブ35
に一体に形成され、スリーブ35の軸心に直交する直交
平面上にそれぞれ位置して互いに周方向に約90゜離間
させて設けられている。アーム39の先端部にはヒンジ
41を介して引掛けレバー43の基端部43Aが上記直
交平面上で揺動可能に連結されている。引掛けレバー4
3は、右側の棚板21の内側に位置するように、アーム
39に連結される基端部43Aから先端部43Bに亘っ
て途中で屈曲して、上記ハンドル37を正面に直交した
状態で、引掛けレバー43の全体が右側の棚板21に略
平行となるように形成されている。さらに、引掛けレバ
ー43の先端部43Aには上記一方の右側の収納棚部1
1に収納されたトレー15の係合凹部27に向けて突出
する係合突起43aが突設されており、係合突起43a
が係合凹部27に係合されるようになっている。
【0016】また、上記アーム39と引掛けレバー43
の先端部との間には、引張りバネ45が介装されてい
る。このバネ45の一端部はアーム39に突設された係
止片に係止され、他端部は引掛けレバー43に突設され
た係止片に係止されており、バネ45の付勢力により引
掛けレバー43の係合突起43aがトレー15の係合凹
部に向けて付勢され、係合突起43aと係合凹部27と
が確実に係合される。
【0017】さらに、引掛けレバー43の基端部43A
には、ヒンジ45を中心にして引掛けレバー43と反対
側に基端部43Aからそのまま延在する戻しレバー部4
3Cが形成されている。この戻しレバー部43Cは、所
定長の長さに形成され、また、上記アーム39の回動す
る平面上に位置し、引掛けレバー43をケース3の前方
の反時計方向に回転させて解除する際に、上記アーム3
9の端面に係止されるようになっている。
【0018】そして、引出し機構31を上下に移動する
には、図6に示すように、ユーザーの操作により、引出
し機構31の戻しレバー部43Cを図6中の矢印P方向
に指で押えてアーム39の端面に当接して、引掛けレバ
ー43の先端が収納棚部11に収納されたトレー15に
引掛からないように、ハンドル37を図6の矢印で示す
反時計方向に僅かに回転させてから上下移動が行なわれ
る。
【0019】さらに、図4に示すように、上記棚板21
の後端には各々のトレー15の後端に当接してトレー1
5の奥行の移動を停止するストッパ51が各々の棚板2
1の上下方向に亘って設けられている。また、トレー1
5の全体が棚23内に収納されてトレー15の後端が上
記ストッパ47に当接した際に、トレー15を棚板21
に弱い力で固定するトレー固定機構が設けられている。
この固定機構は、上述したように図5に示すトレー15
に切欠いて設けられた凹部29と、図4に示すように、
この凹部29にそれぞれ係合するよう内方に膨らむよう
に棚板21の内面に突設された板バネ53とにより構成
されている。
【0020】さらに、開閉ドア5の内面には板状の解除
突起55が突設されている。この解除突起55は、図1
および図8に示すように、開閉ドア5が閉止された際
に、上記トレー15の係合凹部27に係合突起43aが
係合している態勢の引掛けレバー43の戻しレバー部4
3Cに対応する位置に設けられ、また、収納棚部11の
上下方向の全体に亘って設けられている。そして、開閉
ドア5を閉止した際には、上記態勢の引掛けレバー43
の戻しレバー部43Cに上記開閉ドア5に突設された解
除突起55の先端が当たって戻しレバー部43Cがアー
ム39に向けて押されるため、引掛けレバー43の係合
突起43aがトレー15の係合凹部27から解除され、
これにより、ディスクキャリアーによるトレー15への
アクセスを妨害することが防止されるようになってい
る。
【0021】次に上記構成のディスクオートチェンジャ
ー1のディスク取出し構造によりディスク13を取出す
場合について説明する。ディスクオートチェンジャー1
の開閉ドア5を開き、ユーザーの操作により、図6に示
すように、引出し機構31の戻しレバー部43Cを図6
中の矢印P方向に指で押えて戻しレバー部43Cをアー
ム39の端面に当接し、引掛けレバー43の先端が収納
棚部11に収納されたトレー15に引掛からないように
ハンドル37を回転させた態勢とする。その後、棚番号
を目安にして引出し機構31を支柱33に沿って上下動
させ、目的のディスク13のトレー15の位置に引掛け
レバー43の位置を合せる。そして、ハンドル37を図
6に示す態勢から時計方向に回転させてケース3の正面
に略直交させ、戻しレバー部43Cを離すと、図4に示
すように、引掛けレバー43の係合突起43aがトレー
15の係合凹部27に係合される。
【0022】そして、ハンドル37を図7中の矢印で示
す反時計方向に回転すると、引掛けレバー43により収
納棚部11に収納されたトレー15が15〜20mm程
度ケース3の前方に引出される。そして、図6に示すよ
うに、引出し機構31の戻しレバー部43Cを指で押え
て戻しレバー部43Cをアーム39の端面に当接し、引
掛けレバー43の先端が収納棚部11に収納されたトレ
ー15に引掛からないようにハンドル37を反時計方向
に回転させた態勢とし、引出し機構31を支柱33に沿
って上下動させて更に引出すトレー15の邪魔にならな
いように移動させる。この状態で、ケース3の前方に引
出されたトレー15をユーザーの指で摘んで更に前方に
引出し、引出されたトレー15に載置されたディスク1
3を取出してディスク13の交換を行なう。ディスク1
3を交換したトレー15は、ユーザーによって収納棚部
11内に押込んでトレーが収納される。
【0023】さらに、他のディスク13を取出すには、
上述したのと同様に、引出し機構31を図6に示す姿勢
にして上下動させて行われる。そして、ディスク13の
全ての交換が終了すると、引出し機構31のハンドル3
7をケース3の正面に直交する姿勢に戻し、引掛けレバ
ー43の任意のトレー15の係合凹部27に係合させた
状態で開閉ドア5を閉じると、図8に示すように、引掛
けレバー43の戻しレバー部43Cに上記開閉ドア5に
突設された解除突起55が当たって押されるため、引掛
けレバー43の係合突起43aがトレー15の係合凹部
27から解除された態勢が維持される。したがって、引
出し機構31によるディスクキャリアーのトレー15へ
のアクセスを妨害することが防止される。
【0024】このように、ディスクオートチェンジャー
1のケース3に多数のトレー15を収納する収納棚部1
1を設け、ケース3の前方に収納棚部11に収納された
トレー15を引出す引出し機構31を設け、ユーザーの
操作によってトレー15を引出してディスク13を取出
すようにしたことにより、従来のようなメールスロット
やマガジンを不要とすることが可能となる。この結果、
メールスロットの占有空間が不要となってディスクオー
トチェンジャー1の小型化が可能となり、高価なメール
スロットが不要となって低価格化が可能となり、さら
に、ディスク13を移送するディスクキャリアーの動作
が簡素となり、ディスク13の交換能力を向上させるこ
とが可能となる。また、マガジンが不要となって従来の
ように一括してディスク13を取出すことがなくなり、
また、ディスクキャリアーが移送すべきディスク13が
取出されることがなくなり、全体的なディスク13の交
換性能が低下することが防止できる。さらに、開閉ドア
5を閉止することにより、引出し機構31の係合突起4
3aとトレー15の係合凹部27とが解除突起55によ
り解除されるので、引出し機構31によるディスクキャ
リアーのトレー15へのアクセスを妨害することが防止
できる。
【0025】尚、上述した実施の形態では、引出し機構
31をハンドル37、アーム39、引掛けレバー43、
戻しレバー部43C、バネ45などにより構成したが、
別の構成により形成してもよく、別な引出し機構31に
対応してトレー15の係合凹部27との係合を解除する
別の構成の解除機構を設けるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクオートチェンジャーのケースに多数のトレーを収
納する収納棚部を設け、ケースの前方に収納棚部に収納
されたトレーを引出す引出し機構を設け、ユーザーの操
作によってトレーを引出してディスクを取出すようにし
たことにより、従来のようなメールスロットやマガジン
を不要とすることが可能となる。その結果、メールスロ
ットの占有空間が不要となってディスクオートチェンジ
ャーの小型化が可能となり、高価なメールスロットが不
要となって低価格化が可能となり、さらに、ディスクを
移送するディスクキャリアーの動作が簡素となり、ディ
スクの交換能力を向上させることが可能となる。また、
マガジンが不要となって従来のように一括してディスク
を取出す必要がなくなり、また、ディスクキャリアーが
移送すべきディスクが取出されることがなくなり、全体
的なディスクの交換性能が低下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係りディスクオートチェ
ンジャーを示す概略斜視図である。
【図2】ディスクオートチェンジャーを示す側面図であ
る。
【図3】引出し機構を示すディスクオートチェンジャー
の要部正面図である。
【図4】引出し機構および固定構造を示す図3中のA−
A矢視断面図である。
【図5】トレーの平面図である。
【図6】トレー引出し状態の引出し機構を示す平面図で
ある。
【図7】上下移動する際の引出し機構を示す平面図であ
る。
【図8】開閉ドアを閉止した際の引出し機構の状態を示
す平面図である。
【図9】従来例に係りメールスロットを示す概略斜視図
である。
【図10】従来例に係りマガジンを示す斜視図である。
【符号の説明】
1……ディスクオートチェンジャー、3……ケース、5
……開閉ドア、11……収納棚部、13……ディスク、
15……トレー、21……棚板、23……棚、27……
係合凹部、31……引出し機構、33……支柱、35…
…スリーブ、37……ハンドル、39……アーム、41
……ヒンジ、43……引掛けレバー、43a……係合突
起、43C……戻しレバー部、45……引張りバネ、5
5……解除突起。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを水平に載置するトレーを前後
    方向に移動可能にして上下方向に並べて多数支持する収
    納棚部をディスクオートチェンジャーのケースの正面に
    設け、 前記トレーに係合してトレーをケースの前方に所定距離
    だけ引出す引出し機構を前記収納棚部の側部前方に上下
    方向移動可能に設け、 ユーザーの操作に基づいて前記引出し機構により前記収
    納棚部に収納されたトレーを前記ケースの前方に所定距
    離だけ前方に引出し、 その後、ユーザーにより前記トレーを更に引出して前記
    トレーに載置されたディスクを取出すようにした、 ことを特徴とするディスクオートチェンジャーのディス
    ク取出し方法。
  2. 【請求項2】 ディスクオートチェンジャーのケースの
    正面に設けられディスクを水平に載置するトレーを前後
    方向に移動可能にして上下方向に並べて多数支持する収
    納棚部と、 前記収納棚部に収納された各々のトレーに設けられた係
    合凹部と、 前記収納棚部の側部前方に上下方向に移動可能に設けら
    れ前記トレーの係合凹部に係合して前記トレーを前記ケ
    ースの前方に所定距離だけ引出す引出し機構と、 を備えたことを特徴とするディスクオートチェンジャー
    のディスク取出し構造。
  3. 【請求項3】 前記収納棚部が、ディスクの左右に位置
    する左右一対の棚板と、これら一対の棚板の内面にそれ
    ぞれ内方に向けて突設され前後方向に延在する同一高さ
    の多数の棚とにより構成されたことを特徴とする請求項
    2記載のディスクオートチェンジャーのディスク取出し
    構造。
  4. 【請求項4】 前記引出し機構が、前記収納棚部の側部
    前方に垂直に配設された支柱と、前記支柱に上下動可能
    に環装されたスリーブと、このスリーブの周方向に互い
    に所定角度離間させて当該スリーブに固着されたハンド
    ルおよびアームと、前記アームの先端にヒンジを介して
    揺動可能に基端が連結され先端にトレーの係合凹部に係
    合する係合突起が設けられ基端側に戻しレバー部が設け
    られた引掛けレバーと、前記アームと引掛けレバーとの
    間に介装された引張りバネと、により構成されたことを
    特徴とする請求項2記載のディスクオートチェンジャー
    のディスク取出し構造。
  5. 【請求項5】 前記ディスクオートチェンジャーのケー
    スの正面に設けられる開閉ドアの内面に、前記開閉ドア
    が閉止された際に前記引出し機構の引掛けレバーの戻し
    レバー部をアームに向けて押して前記引出し機構とトレ
    ーとの係合を解除させる板状の解除突起が、前記収納棚
    部の上下方向の全体に亘って設けられたことを特徴とす
    る請求項2記載のディスクオートチェンジャーのディス
    ク取出し構造。
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