JPH11203081A - 出力装置およびホスト装置 - Google Patents

出力装置およびホスト装置

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JPH11203081A
JPH11203081A JP10005409A JP540998A JPH11203081A JP H11203081 A JPH11203081 A JP H11203081A JP 10005409 A JP10005409 A JP 10005409A JP 540998 A JP540998 A JP 540998A JP H11203081 A JPH11203081 A JP H11203081A
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Tatsuyuki Tanaka
辰幸 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に複数の出力装置が存在する
場合であっても、各出力装置毎の制限管理内容にばらつ
きが生じてしまうのを防ぐ。 【解決手段】 ネットワーク30上の外部装置からの処
理要求に応じて画像形成を行う画像形成手段13と、画
像形成を行った度数を前記処理要求の要求元毎に度数情
報として記憶する度数管理テーブル24と、ネットワー
ク30上の他の出力装置との間で度数情報の授受を行う
度数情報交換手段25と、画像形成手段13が画像形成
を行う度および度数情報交換手段25が度数情報を受け
取る度に度数管理テーブル24内の度数情報を更新し、
かつ、更新した度数情報を前記他の出力装置へ送信する
度数管理手段26と、を備えて出力装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成を行って
出力する出力装置に係わり、特に複数のものが互いに接
続されるネットワーク上にて用いられる出力装置に関す
るものである。また、本発明は、複数の出力装置が接続
されるネットワーク上にて用いられるホスト装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)等の普及に伴い、例えばネットワークプリンタな
どのように、ネットワーク上にて用いられる出力装置が
広く利用されている。このような出力装置に関する技術
としては、例えば特開平6−324821号公報に開示
されているプリンタがある。これに開示されたプリンタ
では、ネットワーク上に複数の端末装置が接続されてお
り、しかも各端末装置から少なくとも1人のユーザによ
る画像形成の処理要求がその処理要求の優先度等と共に
発行される場合に、ユーザ毎に課金限界値や各優先度の
使用限度回数等を設けることで、高優先度での処理要求
に制限を与え、特定ユーザが常に高い優先度の処理要求
を行うことを防ぎ、各ユーザが公平に使用することを可
能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプリンタでは、処理要求に対する制限をプリン
タ毎に記録・管理するようになっているため、ネットワ
ーク上に複数のプリンタが接続されている場合には、以
下に述べるような問題点が生じてしまう。
【0004】例えば、ネットワーク上の一つのプリンタ
において、あるユーザからの処理要求が設定されている
限度に達してしまうと、そのプリンタでは、それ以降、
前記あるユーザからの処理要求をすべて最低の優先度で
受け付けるようになる。このとき、ネットワーク上の他
のプリンタが前記あるユーザに対する制限を行っていな
ければ、前記あるユーザは、他のプリンタに対して高優
先度で処理要求を与えたほうが早期に画像形成の結果を
得られることとなる。
【0005】つまり、上述した従来のプリンタでは、ネ
ットワーク上に複数のプリンタが存在する場合に、各プ
リンタで独自に処理要求に対する制限管理を行うため、
各プリンタ毎に制限管理の内容にばらつきが生じてしま
い、その結果システム全体として効率の良い画像形成を
行うことが非常に困難となってしまう。また、各プリン
タ毎の制限管理内容のばらつきの発生を防ぐために、処
理要求を発行するユーザが各プリンタの状況を把握し
て、処理要求の発行を均一に行うことも考えられるが、
この場合には、各プリンタの状況を把握するためにユー
ザに多大な負担を強いることとなり、結果としてユーザ
にとって非常に不便なものとなってしまう。
【0006】そこで、本発明は、ネットワーク上に複数
の出力装置が存在する場合であっても、各出力装置毎の
制限管理内容にばらつきが生じてしまうのを防ぎ、効率
の良い画像形成を可能にするとともに、ユーザにとって
便利なものとなる出力装置およびホスト装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された出力装置で、複数の出力装置が
互いに接続されるネットワーク上にて用いられるもので
あって、前記ネットワークに接続する外部装置からの処
理要求に応じて画像形成を行う画像形成手段と、前記画
像形成手段が画像形成を行った度数を前記処理要求の要
求元毎に度数情報として記憶する度数管理テーブルと、
前記画像形成手段が画像形成を行うと前記度数管理テー
ブル内の度数情報を更新する度数管理手段と、前記度数
管理手段が更新した度数情報を前記ネットワーク上の他
の出力装置へ送信し、かつ、前記他の出力装置から度数
情報の送信があるとこれを受信する度数情報交換手段と
を備えるとともに、前記度数管理手段は、前記度数情報
交換手段が度数情報を受信すると前記度数管理テーブル
内の度数情報を更新するものであることを特徴とするも
のである。
【0008】上記構成の出力装置によれば、画像形成手
段が画像形成を行うと、度数管理手段が度数管理テーブ
ル内の度数情報を更新し、さらには更新した度数情報を
度数情報交換手段がネットワーク上の他の出力装置へ送
信する。一方、ネットワーク上の他の出力装置から度数
情報の送信があると、度数情報交換手段がこれを受信す
るとともに、受信した度数情報を基に度数管理手段が度
数管理テーブル内の度数情報を更新する。したがって、
この出力装置を用いれば、ネットワーク上に複数の出力
装置が存在していても、そのうちのいずれかの出力装置
で度数情報の更新があると、他の出力装置でも度数情報
の更新が行われる。そのため、各出力装置の度数管理テ
ーブルが記憶する度数情報は同一のものとなり、各出力
装置で度数管理テーブル内の記憶内容にばらつきが生じ
てしまうことがなくなる。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するため
に案出されたホスト装置で、画像形成を行う複数の出力
装置が接続されるネットワーク上にて用いられるもので
あって、前記出力装置に対する画像形成の処理要求があ
るとその処理要求を前記複数の出力装置のうちのいずれ
かに実行させる処理制御手段と、前記複数の出力装置の
それぞれが画像形成を行った度数を前記処理要求の要求
元毎に度数情報として記憶する度数管理テーブルと、前
記処理制御手段が前記複数の出力装置のいずれかに処理
要求を実行させると前記度数管理テーブル内の度数情報
を更新する度数管理手段とを備えることを特徴とするも
のである。
【0010】上記構成のホスト装置によれば、出力装置
に対する画像形成の処理要求があると、処理制御手段が
その処理要求をネットワーク上のいずれかの出力装置に
実行させる。そして、処理制御手段がその処理要求を実
行させると、度数管理手段がその処理要求の要求元に関
する度数情報、すなわち度数管理テーブル内の該当する
度数情報を更新する。したがって、このホスト装置を用
いれば、ネットワーク上に複数の出力装置が存在してい
ても、各出力装置の度数情報が処理要求の要求元毎に度
数管理テーブルに記憶され、しかもその記憶内容が度数
管理手段によって更新されるので、各出力装置が個別に
度数情報を管理する必要がない。つまり、各出力装置が
個別に度数情報を管理している場合のように、各出力装
置で度数情報にばらつきが生じてしまうことがなくな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る出力装置およびホスト装置について説明する。
【0012】〔第1の実施の形態〕本実施の形態では、
本発明に係わる出力装置について説明する。ただし、こ
こでは、ネットワーク上において印字処理を行うプリン
タに本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。
【0013】本実施の形態のプリンタは、図1に示すよ
うに構成されたものであり、また、図2に示すようなネ
ットワークシステムにおいて用いられるものである。こ
こで、本実施の形態のプリンタが用いられるネットワー
クシステムについて説明する。
【0014】このネットワークシステムは、図2に示す
ように、複数のホストコンピュータ1a,1b,1c,
1d…と、複数のプリンタ10a,10b,10c…
と、これらを互いに接続するネットワーク(通信回線)
30と、から構成されているものである。
【0015】ホストコンピュータ1a,1b,1c,1
d…は、それぞれが、パーソナルコンピュータ等からな
るもので、少なくとも1人の登録された(使用許可が与
えられた)ユーザの操作に従って、プリンタ10a,1
0b,10c…に対して印字処理の実行要求(以下、ジ
ョブと称す)を発行するものである。すなわち、各ホス
トコンピュータ1a,1b,1c,1d…は、本発明に
おける外部装置として機能するものである。
【0016】なお、各ホストコンピュータ1a,1b,
1c,1d…が発行するジョブには、印字処理の基とな
る印字データ、その印字処理の優先度についての情報、
その印字処理の要求元となるユーザを特定するための情
報(例えばユーザID)等、が含まれているものとす
る。
【0017】一方、プリンタ10a,10b,10c…
は、それぞれが、図1(a)に示すように構成されてい
るものである。すなわち、ネットワーク30上の他の装
置との通信を行うための外部インタフェース(以下、I
/Fと略す)制御部11と、出力すべき印字データ等を
一時的に格納するためのイメージメモリ12と、印字デ
ータから画像を形成して可視画像として用紙上に印字す
る画像形成部13と、この画像形成部13における印字
処理を制御するための画像形成制御部14と、ユーザが
操作するためのコントロールパネル15と、このコント
ロールパネル15を制御するためのコンパネ制御部16
と、このプリンタ全体を制御するための主制御部20
と、これらの各部を互いに接続するバス17と、を備え
て構成されている。
【0018】さらに、これらの各部のうち、主制御部2
0は、図1(b)に示すように、主たる制御部となるC
PU(Central Processing Unit)21,ROM(Read O
nlyMemory)22およびRAM(Random Access Memor
y)23の他に、印字度数管理テーブル24と、度数情
報交換手段25と、印字度数管理手段26と、を備えて
いる。
【0019】印字度数管理テーブル24は、RAM等の
メモリを利用して形成されたもので、例えば図3に示す
ように、「印字度数」および「印字限度」を、画像形成
部13が画像形成を行った度数に関する情報として、予
め登録されているユーザ毎に記憶しているものである。
【0020】印字度数とは、各ユーザがどれだけ印字処
理を要求したかの累積実績を表す度数であり、ジョブの
実行が終了する毎に更新されるものである。なお、印字
度数は、ネットワークシステム内で一意に定められてい
るもので、具体的には印字した用紙の枚数をそのまま使
用したり、あるいは、用紙の大きさやジョブ内容の付加
価値(カラー出力要求であるか否か等)やジョブの優先
度等により、重み付けを行ったものであってもよい。印
字限度とは、各ユーザに対して許容される印字度数を表
すもので、各ユーザ毎に予め設定されている値である。
【0021】また図1(b)において、度数情報交換手
段25は、CPUでの所定プログラムの実行によって実
現されるもので、ネットワーク30上の他のプリンタ1
0a,10b,10c…との間で外部I/F制御部11
を介して印字度数を送受信するためのものである。つま
り、度数情報交換手段25では、印字度数を更新すべき
ことを他のプリンタに知らせたり、他のプリンタから印
字度数を更新すべき旨の通知を受けたりするようになっ
ている。
【0022】印字度数管理手段26は、度数情報交換手
段25と同様にCPUでの所定プログラムの実行によっ
て実現されるもので、印字度数管理テーブル24の記憶
内容を管理するものである。具体的には、印字度数管理
手段26では、印字度数管理テーブル24内の印字度数
をクリアしたり、印字限度を設定したりする。また、画
像形成部13による印字が終了したジョブに応じて、そ
のジョブの発行元のユーザの印字度数を更新するととも
に、その印字度数を更新すべきことを他のプリンタに知
らせるよう、度数情報交換手段25へ指示する。さらに
は、度数情報交換手段25が受信した他プリンタからの
情報を基に印字度数管理テーブル24内の印字度数を更
新する。
【0023】さらに、印字度数管理手段26は、印字度
数管理テーブル24の管理の一つとして、ジョブの制限
管理を行うものである。例えば、印字度数管理手段26
は、あるユーザからジョブが発行された場合に、そのユ
ーザの印字度数が印字限度を超えていないかを確認し、
その結果により、発行されたジョブについての制限管理
を行う。具体的には、印字度数が印字限度を超えている
場合に、そのジョブの優先度は指定内容に拘わらず最低
の優先度で受け付けるといったことを行う。
【0024】次に、以上のように構成されたプリンタ1
0a,10b,10c…において、印字処理を行う場合
の処理動作例について、図4のフローチャートを参照し
ながら説明する。ただし、ここでは、説明を簡単にする
ために、ある一つのプリンタ10aでの印字処理を例に
挙げて説明する。
【0025】プリンタ10aでは、印字処理を行うのに
あたって、先ず、度数情報交換手段25が他のプリンタ
10b,10c…から印字度数に関する情報を受信して
いるか否かを確認する(ステップ101、以下ステップ
をSと略す)。ここで、度数情報交換手段25が印字度
数に関する情報を受信していれば、印字度数管理手段2
6は、受信した情報を基に印字度数管理テーブル24内
の印字度数を更新する(S102)。具体的には、受信
した情報によって指定されたユーザについての印字度数
を、同じく受信した情報によって指定された度数分だけ
加算する。そして、更新後、再び、印字度数に関する情
報の受信があるか否かを確認する(S101)。
【0026】印字度数に関する情報の受信がなければ、
印字度数管理手段26は、処理すべきジョブが有るか否
かを確認し(S103)、ジョブが無ければ、再び上述
のステップを繰り返す(S101〜S103)。一方、
処理すべきジョブが有る場合には、印字度数管理手段2
6は、そのジョブの発行元のユーザについての印字度数
に関する情報をチェックする(S104)。このチェッ
クは、ジョブに含まれているユーザID等と印字度数管
理テーブル24の内容とに基づいて行えばよい。
【0027】このチェックの結果、そのユーザについて
の印字度数が印字限度を超えていると、印字度数管理手
段26は、そのジョブに含まれる優先度情報に拘わら
ず、そのジョブには最低の優先度が設定されているもの
とする。ただし、印字度数が印字限度を超えていなけれ
ば、ジョブに含まれる優先度情報のままとする。そし
て、主制御部20,画像形成制御部14および画像形成
部13は、ジョブの優先度に応じて、そのジョブによっ
て指示される印字処理を行う(S105)。そして、そ
のジョブによる印字処理が全て終了するまで印字処理を
続ける(S106)。
【0028】その後、一つのジョブによる印字処理が終
了すると、その時点で、印字度数管理手段26は、印字
度数管理テーブル24内の印字度数を更新する(S10
7)。具体的には、印字処理が終了した旨の画像形成制
御部14からの通知に従い、印字度数管理手段26は、
そのジョブの終了によって加算すべき印字度数を、印字
した用紙の枚数等を基に算出し、その算出結果を印字度
数管理テーブル24内の印字度数に加算する。
【0029】これと同時に、印字度数管理手段26は、
算出した印字度数と、この印字度数を加算すべきユーザ
ID等を、印字度数に関する情報として、他のプリンタ
10b,10c…に知らせるよう、度数情報交換手段2
5に指示する。これにより、度数情報交換手段25は、
外部I/F制御部11を介して印字度数を更新すべきこ
とを他のプリンタ10b,10c…に通知する(S10
8)。そして、新たなジョブについての印字処理を行う
ために、再び、印字度数に関する情報の受信があるか否
かを確認するステップ(S101)へ戻る。
【0030】このような処理動作を行うことで、プリン
タ10aでは、印字度数管理テーブル24の内容を、ネ
ットワーク30上の他のプリンタ10b,10c…と同
じ内容とすることができる。したがって、ネットワーク
30上に複数のプリンタ10a,10b,10c…が存
在していても、そのうちのいずれかで印字度数の更新が
あると、他のプリンタでも印字度数の更新が行われる。
そのため、各プリンタ10a,10b,10c…の印字
度数管理テーブル24が記憶する印字度数は全て同一の
ものとなり、各プリンタ10a,10b,10c…で印
字度数管理テーブル24内の記憶内容にばらつきが生じ
てしまうことがなくなる。
【0031】以上のように、本実施の形態のプリンタ1
0a,10b,10c…では、各プリンタ10a,10
b,10c…における印字度数管理テーブル24内の記
憶内容にばらつきが生じてしまうことがない。つまり、
ネットワーク30上に複数のプリンタ10a,10b,
10c…が存在していても、各プリンタ10a,10
b,10c…毎の制限管理の内容にばらつきが生じてし
まうことがない。
【0032】したがって、これらのプリンタ10a,1
0b,10c…でネットワークシステムを構成すれば、
印字指示制限がひとつになり、各ユーザが効率よく各プ
リンタ10a,10b,10c…を使用することが可能
となり、結果としてシステム全体として効率の良い画像
形成を行うことが容易に実現できる。具体的には、制限
の適用性が各ユーザの各プリンタ10a,10b,10
c…に対する使用状況には依存しなくなるので、ユーザ
は、どのプリンタ10a,10b,10c…に対してジ
ョブを発行しても同様の優先度で処理されることとな
り、そのため他のプリンタに対してジョブを発行したほ
うが早期に画像形成の結果を得られるといったことがな
くなる。
【0033】また、プリンタ10a,10b,10c…
間における通信によって、各プリンタ10a,10b,
10c…毎の制限管理内容のばらつきの発生を防いでい
るので、ユーザが各プリンタ10a,10b,10c…
の状況を把握してジョブの発行を均一に行う必要がな
く、従来のように多大な負担を強いるようなことがな
い。つまり、ユーザがネットワーク30上の各プリンタ
10a,10b,10c…に対する自分の使用状況を意
識する必要がなくなり、目的とする機能(特定の機能を
望む場合)やプリンタ10a,10b,10c…の稼働
状況(早く印字させることを望む場合)を基にジョブを
発行することができるので、ユーザにとっては従来より
も非常に便利なものとなる。
【0034】なお、上述した処理動作例では、印字度数
管理手段26が印字度数を各ユーザについて一律に算出
した場合を例に挙げて説明したが、印字度数毎に重み付
けを行ったものであってもよい。
【0035】ここで、このような重み付けを行って印字
度数を算出した場合として、グルーピングによる重み付
けを加味した場合を例に挙げて説明する。ここでは、例
えばユーザAとユーザBとがユーザグループUGR1に
属し、ユーザCとユーザDとがユーザグループUGR2
に属するといったように、予め登録されているユーザが
グループ分けされており、そのユーザグループ毎に各プ
リンタに対する印字度数の割増し度をつけているものと
する。すなわち、図5に示すように、各ユーザグループ
UGR1,UGR2毎に各プリンタa,b,cに対する
印字度数の割増し度が異なるように設定されているもの
とする。
【0036】この設定例では、あるプリンタaに対し
て、ユーザグループUGR1のユーザが印字を行った場
合には通常算出する印字度数の分だけ加算されるが、ユ
ーザグループUGR2のユーザが印字を行った場合には
通常算出する印字度数の2倍分加算される。つまり、こ
の設定例での想定は、あるプリンタaについてはユーザ
グループUGR1に、また別のプリンタcについてはユ
ーザグループUGR2に所有権(管理責任)があり、プ
リンタbについては全ユーザ共有のもので全ユーザが公
平に使用できるものとしている。
【0037】このように、印字度数に重み付けを行っ
て、ユーザグループUGR1,UGR2毎のプリンタ所
有を意識した度数管理を行うことにより、ネットワーク
上の各プリンタの使用に関するユーザグループ毎の公平
性を持たせるといったことができるようになる。つま
り、ユーザおよびプリンタのグルーピングの考えを導入
することにより、より一層高度な制限管理を行うことを
可能にするとともに、この場合であっても上述したよう
に、システム全体として効率の良い画像形成とユーザに
とっての便利さとを実現することができる。
【0038】〔第2の実施の形態〕次に、本発明に係わ
るホスト装置について説明する。ただし、ここでは、ネ
ットワーク上において複数のプリンタの管理を行うプリ
ンタサーバに本発明を適用した場合を例に挙げて説明す
る。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形
態と同一の構成要素については、同一の符号を与えてそ
の説明を省略する。
【0039】本実施の形態のプリンタサーバは、図6に
示すようなネットワークシステムにおいて用いられるも
のである。このネットワークシステムは、第1の実施の
形態の場合に加えて、ネットワーク30上にプリンタサ
ーバ40が接続されているものである。
【0040】プリンタサーバ40は、パーソナルコンピ
ュータまたはこれに準ずるものからなるもので、各プリ
ンタ10a,10b,10c…を郡管理するためのもの
である。すなわち、プリンタサーバ40では、ネットワ
ーク30上のホストコンピュータ1a,1b,1c,1
d…からプリンタ10a,10b,10c…に対するジ
ョブの発行があると、そのジョブを一旦受け取った後
に、詳細を後述するように、これをネットワーク30上
のいずれかのプリンタ10a,10b,10c…に実行
させるようになっいる。
【0041】このような機能を有するプリンタサーバ4
0は、図7(a)に示すように、ネットワーク30上の
他の装置との通信を行うための外部I/F制御部41
と、一旦受け取ったジョブを記憶蓄積するジョブ記憶部
42と、このプリンタサーバ40全体を制御するための
主制御部43と、を備えている。さらに、主制御部43
は、図7(b)に示すように、主たる制御部となるCP
U44,ROM45およびRAM46の他に、処理制御
手段47と、印字度数管理テーブル24と、印字度数管
理手段26と、を備えている。
【0042】処理制御手段47は、CPUでの所定プロ
グラムの実行によって実現されるもので、ホストコンピ
ュータ1a,1b,1c,1d…からのジョブがある
と、そのジョブをどのプリンタ10a,10b,10c
…に実行させるかを判断するものである。なお、この判
断は、以下のようにして行う。受け取ったジョブにおい
てそのジョブを実行すべきプリンタ10a,10b,1
0c…が指定されていない場合には、ジョブが目的とす
る機能や各プリンタ10a,10b,10c…の稼働状
況や印字度数管理テーブル24の記憶内容に基づいて、
そのジョブをどのプリンタ10a,10b,10c…に
実行させるかを判断する。また、実行すべきプリンタ1
0a,10b,10c…が指定されている場合には、そ
の指定に従って、ジョブを実行させるプリンタ10a,
10b,10c…を判断する。
【0043】印字度数管理テーブル24および印字度数
管理手段26は、第1の実施の形態の場合と同様のもの
である。ただし、本実施の形態では、処理制御手段47
による判断結果に従って印字度数管理手段26が印字度
数管理テーブル24内の印字度数を更新するようになっ
ている。
【0044】次に、以上のように構成されたプリンタサ
ーバ40における処理動作例について、図8のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0045】プリンタサーバ40では、先ず、処理制御
手段47が、ネットワーク30上のホストコンピュータ
1a,1b,1c,1d…からジョブの発行が有るか否
かを確認する(S201)。ここで、ジョブが有れば、
処理制御手段47は、そのジョブを受け取って、そのジ
ョブを実行させるプリンタ10a,10b,10c…の
判断を行う(S202)。このとき、印字度数管理手段
26は、そのジョブの発行元のユーザについての印字度
数および印字限度をチェックし(S203)、そのチェ
ックの結果を必要に応じて処理制御手段47へ通知す
る。
【0046】ジョブを実行させるプリンタ10a,10
b,10c…を判断すると、処理制御手段47は、その
ジョブを、実行先となるいずれかのプリンタ10a,1
0b,10c…へ転送し(S204)、これをそのジョ
ブの転送が終了するまで続ける(S205)。
【0047】そして、一つのジョブの転送が終了する
と、その時点で、印字度数管理手段26は、印字度数管
理テーブル24内の印字度数を更新する(S206)。
具体的には、印字度数管理手段26は、ジョブの転送が
終了した旨の外部I/F制御部41からの通知に従い、
そのジョブの転送終了によって加算すべき印字度数を算
出し、その算出結果を印字度数管理テーブル24内の印
字度数に加算する。そして、新たなジョブについての印
字処理を行うために、再び、ジョブの発行があるか否か
を確認するステップ(S201)へ戻る。
【0048】このような処理動作を行うことで、プリン
タサーバ40では、印字度数管理テーブル24が、ネッ
トワーク30上の各プリンタ10a,10b,10c…
についての印字度数を記憶することとなる。すなわち、
ネットワーク30上に複数のプリンタ10a,10b,
10c…が存在していても、そのうちのいずれかについ
て印字度数の更新があると、それぞれの印字度数を一元
管理する印字度数管理テーブル24の内容が更新され
る。そのため、各プリンタ10a,10b,10c…に
ついての印字度数にばらつきが生じてしまうことがなく
なる。
【0049】以上のように、本実施の形態のプリンタサ
ーバ40では、各プリンタ10a,10b,10c…に
ついての印字度数を一元管理するので、各プリンタ10
a,10b,10c…毎の制限管理の内容にばらつきが
生じてしまうことがない。したがって、このプリンタサ
ーバ40を用いてネットワークシステムを構成すれば、
第1の実施の形態の場合と同様に、システム全体として
効率の良い画像形成を行うことが容易に実現でき、しか
もユーザにとっては従来よりも非常に便利なものとな
る。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の出力装
置およびホスト装置は、ネットワーク上に複数の出力装
置が存在する場合であっても、各出力装置毎の制限管理
内容にばらつきが生じてしまうことを防ぐようになって
いる。したがって、本発明の出力装置あるいはホスト装
置を用いれば、例えばユーザがどの出力装置に対してジ
ョブを発行しても同様に処理されることとなり、システ
ム全体として効率の良い画像形成を行うことが容易に実
現できる。また、ユーザが各出力装置の状況を把握して
ジョブの発行を均一に行う必要がないので、従来のよう
にユーザに多大な負担を強いることがなく、結果として
ユーザにとっては従来よりも非常に便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる出力装置の実施の形態の一例
の概略構成を示すブロック図であり、(a)は出力装置
全体の概略構成を示す図、(b)は出力装置内の主制御
部の概略構成を示す図である。
【図2】 図1の出力装置が用いられるネットワークシ
ステムの一例の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 印字度数に関する情報の具体例を示す説明図
である。
【図4】 図1の出力装置で印字処理を行う場合の処理
動作例を示すフローチャートである。
【図5】 印字度数に対してグルーピングによる重み付
けを加味した場合の具体例を示す説明図である。
【図6】 本発明に係わるホスト装置が用いられるネッ
トワークシステムの一例の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図7】 本発明に係わるホスト装置の実施の形態の一
例の概略構成を示すブロック図であり、(a)はホスト
装置全体の概略構成を示す図、(b)はホスト装置内の
主制御部の概略構成を示す図である。
【図8】 図7のホスト装置における処理動作例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d…ホストコンピュータ(外部装
置)、10a,10b,10c…プリンタ(出力装
置)、13…画像形成部、14…画像形成制御部、20
…主制御部、24…印字度数管理テーブル、25…度数
情報交換手段、26…印字度数管理手段、30…ネット
ワーク(通信回線)、40…プリンタサーバ(ホスト装
置)、42…主制御部、46…処理制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出力装置が互いに接続されるネッ
    トワーク上にて用いられる出力装置であって、 前記ネットワークに接続する外部装置からの処理要求に
    応じて画像形成を行う画像形成手段と、 前記画像形成手段が画像形成を行った度数を前記処理要
    求の要求元毎に度数情報として記憶する度数管理テーブ
    ルと、 前記画像形成手段が画像形成を行うと前記度数管理テー
    ブル内の度数情報を更新する度数管理手段と、 前記度数管理手段が更新した度数情報を前記ネットワー
    ク上の他の出力装置へ送信し、かつ、前記他の出力装置
    から度数情報の送信があるとこれを受信する度数情報交
    換手段とを備えるとともに、 前記度数管理手段は、前記度数情報交換手段が度数情報
    を受信すると前記度数管理テーブル内の度数情報を更新
    するものであることを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 画像形成を行う複数の出力装置が接続さ
    れるネットワーク上にて用いられるホスト装置であっ
    て、 前記出力装置に対する画像形成の処理要求があると該処
    理要求を前記複数の出力装置のうちのいずれかに実行さ
    せる処理制御手段と、 前記複数の出力装置のそれぞれが画像形成を行った度数
    を前記処理要求の要求元毎に度数情報として記憶する度
    数管理テーブルと、 前記処理制御手段が前記複数の出力装置のいずれかに処
    理要求を実行させると前記度数管理テーブル内の該当す
    る度数情報を更新する度数管理手段とを備えることを特
    徴とするホスト装置。
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