JPH11202032A - 基板検査方法、およびこの方法を使用した基板検査装置 - Google Patents

基板検査方法、およびこの方法を使用した基板検査装置

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JPH11202032A
JPH11202032A JP10005201A JP520198A JPH11202032A JP H11202032 A JPH11202032 A JP H11202032A JP 10005201 A JP10005201 A JP 10005201A JP 520198 A JP520198 A JP 520198A JP H11202032 A JPH11202032 A JP H11202032A
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inspection
signal
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JP10005201A
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Kazuhiro Ikurumi
和宏 王生
Keiji Hanada
恵二 花田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板検査方法において、時間的な作用を有す
被検査回路の検査を可能とし、ICのコストを低減し、
検査精度を向上させることを目的とする。 【解決手段】 集積回路11に、検査用端子17から入力さ
れた信号を被検査端子18にデジタル出力させるスイッチ
回路13を組み込み、被検査端子18をDA変換器14に接続
し、検査用端子17に任意周波数の信号を発生する発振器
21を接続し、基板上のアナログ信号の周波数特性を測定
する計測装置22を設け、発振器21より任意周波数の信号
を検査用端子17より被検査端子18にデジタル出力させ、
計測装置22によりアナログ信号の周波数特性を測定し、
この測定された測定結果を判定値と比較し、基板上の被
検査回路(DA変換器14と変換部5)の実装状態の良否
を判定することとしたものであり、被検査回路の検査を
可能とするとともに、ICのコストを低減し、検査精度
を向上させる基板検査方法が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の実装状態を
検査するために予め集積回路(IC)内部にテスト回路
を組み込んだ基板検査方法およびこの方法を使用した基
板検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の基板検査方法の一例を図8に基づ
いて説明する。図8は従来の基板検査方法の一例である
バウンダリイスキャンテスト(IEEE1149.1)
(以下、BSTと略す)を実行可能な基板検査装置のブ
ロック図である。
【0003】図8において、1はBST回路を組み込ん
だ集積回路(IC1)、2はBST回路を組み込んだD
A変換器(IC2)、3は前記BST回路の一部でシリ
アル信号をラッチして出力するラッチ回路、4もBST
回路の一部でテスト回路と本来の内部回路の出力信号を
切り替えるスイッチ回路である。BSTを行わないと
き、集積回路1の内部回路より出力されたディジタル信
号は、DA変換器2によりアナログ信号へ変換され、変
換部5を介して外部へ出力される。変換部5は、オペア
ンプ6、抵抗7、帰還抵抗8、コンデンサ9から構成さ
れている。
【0004】30は検査制御部であり、IC1とIC2
間の電気的接続を検査するコントロール部31とコント
ロール部31の検査結果を記憶する記憶部32から構成
されている。
【0005】コントロール部31によるIC1とIC2
間の電気的接続を検査する手順を以下に説明する。 (ステップ1)まず、データをシリアル出力し、IC1
のラッチ回路3に任意パターンのデータを書き込む。 (ステップ2)次にIC1のスイッチ回路4をラッチ回
路3側に切り替える。このことによりIC1の端子から
はステップ1にてラッチ回路3に書き込まれたパターン
の信号が出力される。 (ステップ3)次にIC2のスイッチ回路4をラッチ回
路3側に切り替える。このことにより、ラッチ回路3に
おいて入力された信号の値(HiかLoか)がラッチさ
れる。 (ステップ4)ラッチされたデータをシリアルラインを
通じて読み出す。 (ステップ5)書き込んだデータと読み出したデータを
比較してIC1とIC2の間の電気的接続を検査し、そ
の検査結果を記憶部32へ出力する。
【0006】上記手順により、IC1とIC2間の電気
的接続を検査し、その測定結果を記憶部32へ記憶してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
基板検査方法では時間的な作用を有す被検査回路の検査
ができないという問題がある。たとえば図6において、
オペアンプ6の帰還抵抗8に並列に接続されたコンデン
サ9の電気的接続が検査ができない。また、IC1とI
C2間にRC積分回路が接続される場合、データの送受
信をシリアル転送で行うため時間がかかり、RC積分回
路のコンデンサ部の電気的接続が検査ができない。
【0008】この課題を克服するためにアナログバウン
ダリイスキャンなどの方式も行われているが、ICに組
み込むテスト回路の中に精度の良いアナログ信号の切換
スイッチが必要であり、テスト回路によりICがコスト
アップするという問題がある。
【0009】本発明は、このような基板検査方法におい
て、時間的な作用を有す被検査回路(部品)の実装状態
の検査を可能とするとともに、ICのコストを低減し、
検査精度を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板検査方法に
おいては、集積回路内に検査回路を組み込み、前記集積
回路に接続され、その出力がアナログ信号である基板上
の被検査回路の実装状態の検査を行う基板検査方法であ
って、前記検査回路として、検査用端子から入力された
信号を被検査端子にデジタル出力させる回路を組み込
み、前記被検査端子を前記被検査回路に接続し、前記検
査用端子に任意周波数の信号を発生する信号発生手段を
接続し、前記基板上の被検査回路から出力されるアナロ
グ信号の周波数特性を測定する測定手段を設け、前記信
号発生手段より任意周波数の信号を、前記検査用端子よ
り被検査端子にデジタル出力させ、前記測定手段により
前記被検査回路により出力されたアナログ信号の周波数
特性を測定し、前記測定手段により測定された測定結果
を判定値と比較し、前記基板上の被検査回路の実装状態
の良否を判定することとしたものである。
【0011】この本発明によれば、時間的な作用を有す
被検査回路(部品)の実装状態の検査を可能とするとと
もに、ICのコストを低減し、検査精度を向上させる基
板検査方法が得られる。
【0012】
【実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、集積
回路内に検査回路を組み込み、前記集積回路に接続さ
れ、その出力がアナログ信号である基板上の被検査回路
の実装状態の検査を行う基板検査方法であって、前記検
査回路として、検査用端子から入力された信号を被検査
端子にデジタル出力させる回路を組み込み、前記被検査
端子を前記被検査回路に接続し、前記検査用端子に任意
周波数の信号を発生する信号発生手段を接続し、前記基
板上の被検査回路から出力されるアナログ信号の周波数
特性を測定する測定手段を設け、前記信号発生手段より
任意周波数の信号を、前記検査用端子より被検査端子に
デジタル出力させ、前記測定手段により前記被検査回路
により出力されたアナログ信号の周波数特性を測定し、
前記測定手段により測定された測定結果を判定値と比較
し、前記基板上の被検査回路の実装状態の良否を判定す
ることとしたものであり、従来の検査手法ではできなか
った、その出力がアナログ信号である、時間的な作用を
有す被検査回路(アナログ回路など)の実装状態(部品
間の電気的接続、部品の特性など)の検査を行うことを
可能となるという作用を有する。
【0013】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、前記信号発生手段と周波数特性測
定手段との周波数を同期ながら変化させることを特徴と
したものであり、よりノイズなど外乱の影響の少ない高
い精度の検査が可能となるという作用を有する。
【0014】また請求項3に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、前記判定値を、正常な基板で測定
したデータを記憶し、この記憶したデータを統計処理し
て作成することとしたものであり、設計値からは求めに
くい部品特性ばらつきを補正した判定値が得られ、高精
度の検査が可能となるという作用を有する。
【0015】また請求項4に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、前記検査用端子への入力信号を、
アナログバウンダリイスキャンのアナログバスを用いて
入力することとしたものであり、アナログバウンダリイ
スキャンとの共存が容易となり、かつ、アナログBST
のICで必要となる高精度(低抵抗)のアナログスイッ
チを不要とし、検査全体の低コスト化を可能にするとい
う作用を有する。
【0016】また請求項5に記載の発明は、集積回路内
に検査回路を組み込み、前記集積回路に接続され、その
出力がアナログ信号である基板上の被検査回路の実装状
態の検査を行う基板検査方法であって、前記検査回路と
して、任意周波数で発振するテスト回路を組込み、この
テスト回路の出力信号を被検査端子にデジタル出力させ
る回路を組み込み、前記被検査端子を前記被検査回路に
接続し、前記基板上の被検査回路から出力されるアナロ
グ信号の周波数特性を測定する測定手段を設け、前記テ
スト回路より任意周波数の信号を被検査端子にデジタル
出力させ、前記測定手段により前記被検査回路により出
力されたアナログ信号の周波数特性を測定し、前記測定
手段により測定された測定結果を判定値と比較し、前記
基板上の被検査回路の実装状態の良否を判定することと
したものであり、外部からの発振器入力を必要としない
低コスト高精度の検査が可能となるという作用を有す
る。
【0017】また請求項6に記載の発明は、請求項1〜
請求項5のいずれかの基板検査方法を備えたことを特徴
とするものであり、集積回路の低コスト性と検査精度が
得られるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。なお、従来例の図8と同一の構成には同一
の符号を付して説明を省略する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態1における基板検
査装置の構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、11は本来の内部回路12
の7ビットの出力と発振器21の出力をそれぞれ切り替
える7台のスイッチ回路13−1〜13−7を組み込ん
だ集積回路(IC1)であり、集積回路11から出力さ
れたディジタル信号はDA変換器(IC2)14により
アナログ信号に変換されて出力され、変換部5および出
力端子10を介して出力される。出力端子10を介して
出力された基板の外部出力(アナログ信号)は、スペク
トラムアナライザからなる計測装置22へ入力される。
被検査回路は、DA変換器(IC2)14と変換部5で
ある。
【0020】また基板上に集積回路11の各スイッチ回
路13−1〜13−7への発振器21の信号を入力する
テストライン15と各スイッチ回路13の切り換え信号
を入力するコントロールライン16が設けられており、
テストライン15は集積回路11の検査用端子17に接
続されている。またスイッチ回路13−1〜13−7の
出力信号は、集積回路11の被検査端子18−1〜18
−7より出力され、DA変換器(IC2)14へ入力さ
れる。
【0021】また検査制御部30は、検査を実行するコ
ントロール部33とコントロール部33の検査結果と判
定値を記憶する判定値記憶部34から構成されており、
基板上のコントロールライン16にコントロール部33
が接続される。またテストライン15に発振器21が接
続される。
【0022】上記構成による基板検査の手順を図2のフ
ローチャートにしたがって説明する。 (ステップ1)(ステップ2)先ず、コントロール部3
3から集積回路(IC1)11へスイッチ回路13−1
(n=1)をテストライン15側に接続するように指令
する。
【0023】すると、発振器21の一定の周波数の信号
が、集積回路11のスイッチ回路13−1、このスイッ
チ回路13−1の被検査端子18−1を介してDA変換
器(IC2)14の入力端子(D7)に入力され、DA
変換器14のアナログ出力端子(OUT)からある振幅
で一定の周波数のアナログ信号が出力され、この出力ア
ナログ信号は、次段の変換部5によって変換され基板の
出力端子10から出力される。 (ステップ3)計測装置22は、基板から入力されたア
ナログ信号より周波数分布を測定する。 (ステップ4)コントロール部33において、この周波
数特性と判定値記憶部34に予め登録された判定値とを
比較することにより、集積回路11の被検査端子18−
1とDA変換器(IC2)14の入力端子(D7)間の
電気的接続、DA変換器(IC2)14のアナログ出力
端子(OUT)と変換部5間の電気的接続、および帰還
抵抗8、コンデンサ9の値の検査(良否の判定)を行
う。
【0024】たとえば、図3(B)に帰還抵抗8が大き
かった場合、図3(C)にコンデンサ9が大きかった場
合の出力波形の周波数特性を示す。帰還抵抗8の値に比
例して振幅は増減し、コンデンサ9の値に比例して周波
数は変化する。図3に示す周波数特性により帰還抵抗
8、コンデンサ9の良否の判定を行う。 (ステップ5)判定結果を判定値記憶部31へ記憶す
る。 (ステップ6)コントロール部33から集積回路(IC
1)11へスイッチ回路13−1(n=1)を内部回路
12側へ接続するように指令する。このことにより、スイ
ッチ回路13−1は内部回路12側へ切り換わる。 (ステップ7)(ステップ8)同じように各スイッチ回
路13−2〜13−7に対して上記ステップ1〜ステッ
プ8を繰り返すことにより、図中のすべての端子の電気
的接続と、帰還抵抗8、コンデンサ9の値の良否を判定
し、その検査結果を記憶する。
【0025】この実施の形態1によれば、DA変換器1
4と変換部5のような時間的な作用を有す被検査回路の
検査(良否の判定)を行うことができ、また単なるスイ
ッチ回路13のみを集積回路11に組み込むだけでよい
ことから、ICの低コスト化を実現できる。
【0026】なお、計測装置22はオシロスコープであ
っても入力波形の傾き、振幅などの測定により同じよう
に検査は可能である。なお、被検査回路はDA変換器1
4と変換部5のようなアナログ回路でなくて、RC積分
を含むようなデジタル回路であっても同様に検査可能で
ある。 (実施の形態2)図4は本実施の形態2における基板検
査装置の構成を示すブロック図である。上記実施の形態
1の図1の構成と同一の構成には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0027】本実施の形態2は、実施の形態1の発振器
21と計測装置22に代えて、サーボアナライザ23を
設け、サーボアナライザ23により発振器21に代えて
入力信号を順次変化させて、実施の形態1のステップ1
〜ステップ8を同様に行っている。
【0028】ただし、ステップ3において、サーボアナ
ライザ23により周波数分布を測定する際、サーボアナ
ライザ23の測定周波数を同期させ計測している。この
ことにより、ノイズなど外乱の影響の少ない高い精度の
検査が可能となる。
【0029】また、サーボアナライザ23を使用するこ
とにより構成は一層簡単となる。 (実施の形態3)図5は本実施の形態3における基板検
査装置の構成を有すブロック図である。上記実施の形態
1の図1の構成と同一の構成には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0030】本実施の形態3は、実施の形態1において
基板の外部に設けた発振器21に代えて、ある周波数で
発振するテスト回路を予め組み込んでおくものであり、
図5に示すように、発振器21を基板内に設け、発振器
21の出力周波数を分周し、スイッチ回路13へ入力す
る分周器24を集積回路11内に設け、コントロール部
33により分周器24による分周比を指定してスイッチ
回路13へ入力する周波数を変えるようにしている。
【0031】検査手順は上記実施の形態1と同様であ
る。このように、予め発振器21と分周器24を基板と
集積回路11内に組み込んでおくことにより、外部から
の発振器入力を必要とせず検査を可能としている。 (実施の形態4)本実施の形態4は、上記実施の形態1
の図1の構成において、その検査手順を変更するもので
ある。
【0032】実施の形態4における基板検査手順を図6
のフローチャートにしたがって説明する。本実施の形態
4では、実施の形態1のステップ4において使用してい
る判定値を実際の基板で測定した値を判定値記憶部34
に貯えて、判定に使用している。
【0033】テストライン15に発振器21の出力を接
続し、まず、被検査基板として正しい部品実装状態が確
認された正常基板を検査装置にセットする。 (ステップ1)(ステップ2)先ず、コントロール部3
3から集積回路(IC1)11へスイッチ回路13−1
(n=1)をテストライン15側に接続するように指令
する。
【0034】すると、発振器21の一定の周波数の信号
が、集積回路11のスイッチ回路13−1、このスイッ
チ回路13−1の被検査端子18−1を介してDA変換
器(IC2)14の入力端子(D7)に入力され、DA
変換器14のアナログ出力端子(OUT)からある振幅
で一定の周波数のアナログ信号が出力され、この出力ア
ナログ信号は、次段の変換部5によって変換され基板の
出力端子10から出力される。 (ステップ3)計測装置22は、基板から入力されたア
ナログ信号より周波数分布を測定する。 (ステップ4)この時の周波数特性を判定値記憶部34
に記憶する。 (ステップ5)コントロール部33により、この記憶さ
れた周波数特性に任意の許容値を増減し、最終の判定値
を設定する。 (ステップ6)この判定値を判定値記憶部34へ記憶す
る。 (ステップ7)コントロール部33から集積回路(IC
1)11へスイッチ回路13−1(n=1)を内部回路
12に接続するように指令する。このことにより、スイ
ッチ回路13−1は内部回路12側へ切り換わる。 (ステップ8)(ステップ9)同じように各スイッチ回
路13−2〜13−7に対してこのステップ1〜ステッ
プ9を繰り返すことにより、各スイッチ回路13毎の判
定値が設定される。
【0035】次に正常基板に代えて被検査基板を検査装
置へセットする。以下のステップ10〜ステップ17
は、実施の形態1のステップ1〜ステップ8と同じであ
る(説明を省略する)。
【0036】このように、正常基板から判定値を形成す
ることにより、実施の形態1と比較して、設計値からは
求めにくい部品特性ばらつきを補正する判定値を設定で
き、高精度の検査を行うことができる。
【0037】なお、ステップ5にて設定した判定値およ
び許容値は、検査中にステップ14において検査結果値
を貯え、設計値も加味して統計処理を加えて検査判定値
(中心値、および許容値)を随時変更することにより、
一層高精度な検査が可能である。
【0038】また、周波数分布の測定値から、許容値を
厳しく設定して許容値を越えそうな場合の注意値を求め
ることもでき、この場合も一層高精度な検査が可能であ
る。また、被検査回路はDA変換器14とオペアンプ6
のようなアナログ回路でなくて、RC積分を含むデジタ
ル回路であっても同様に検査可能である。 (実施の形態5)図7は本実施の形態5における基板検
査装置の構成を示すブロック図である。上記実施の形態
1の図1の構成と同一の構成には同一の符号を付して説
明を省略する。
【0039】本実施の形態5は、実施の形態1のテスト
ライン15をアナログバウンダリイスキャンのアナログ
テストバス25を使用して検査を行っている。また発振
器21に代えて、アナログ信号発生器26を設けてい
る。
【0040】検査手順は上記実施の形態1と同様であ
る。この構成により、アナログバウンダリイスキャンと
の共存が容易となり、かつ、アナログBSTの集積回路
(IC)で必要となる高精度(低抵抗)のアナログスイ
ッチを不要とし、検査全体の低コスト化を可能としてい
る。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、時間的な
作用を有す被検査回路の実装状態の検査を可能とすると
ともに、集積回路(IC)のコストを低減でき、検査精
度を向上できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における基板検査装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同基板検査装置の基板検査手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】同基板検査装置の出力波形の一例を示す特性図
である。
【図4】本発明の実施の形態2における基板検査装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態3における基板検査装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態4における基板検査装置の
基板検査手順を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態5における基板検査装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】従来の基板検査装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
5 変換部(被検査回路) 6 オペアンプ 7 抵抗 8 帰還抵抗 9 コンデンサ 10 基板出力端子 11 集積回路(IC1) 12 IC内部回路 13 スイッチ回路(検査回路) 14 DA変換器(IC2)(被検査回路) 15 テストライン 16 コントロールライン 17 検査用端子 18 被検査用端子 21 発振器(信号発生手段) 22 計測装置(測定手段) 23 サーボアナライザ(信号発生手段) 24 分周器(検査回路) 25 アナログテストバス 26 アナログ信号発生器(信号発生手段) 30 検査制御部 33 コントロール部 34 判定値記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路内に検査回路を組み込み、前記
    集積回路に接続され、その出力がアナログ信号である基
    板上の被検査回路の実装状態の検査を行う基板検査方法
    であって、 前記検査回路として、検査用端子から入力された信号を
    被検査端子にデジタル出力させる回路を組み込み、 前記被検査端子を前記被検査回路に接続し、 前記検査用端子に任意周波数の信号を発生する信号発生
    手段を接続し、 前記基板上の被検査回路から出力されるアナログ信号の
    周波数特性を測定する測定手段を設け、 前記信号発生手段より任意周波数の信号を、前記検査用
    端子より被検査端子にデジタル出力させ、前記測定手段
    により前記被検査回路により出力されたアナログ信号の
    周波数特性を測定し、前記測定手段により測定された測
    定結果を判定値と比較し、前記基板上の被検査回路の実
    装状態の良否を判定することを特徴とする基板検査方
    法。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段と測定手段との周波数
    を同期ながら変化させることを特徴とする請求項1記載
    の基板検査方法。
  3. 【請求項3】 前記判定値を、正常な基板で測定したデ
    ータを記憶し、この記憶したデータを統計処理して作成
    することを特徴とする請求項1記載の基板検査方法。
  4. 【請求項4】 前記検査用端子への入力信号を、アナロ
    グバウンダリイスキャンのアナログバスを用いて入力す
    ることを特徴とする請求項1記載の基板検査方法。
  5. 【請求項5】 集積回路内に検査回路を組み込み、前記
    集積回路に接続され、その出力がアナログ信号である基
    板上の被検査回路の実装状態の検査を行う基板検査方法
    であって、 前記検査回路として、任意周波数で発振するテスト回路
    を組込み、このテスト回路の出力信号を被検査端子にデ
    ジタル出力させる回路を組み込み、 前記被検査端子を前記被検査回路に接続し、 前記基板上の被検査回路から出力されるアナログ信号の
    周波数特性を測定する測定手段を設け、 前記テスト回路より任意周波数の信号を被検査端子にデ
    ジタル出力させ、前記測定手段により前記被検査回路に
    より出力されたアナログ信号の周波数特性を測定し、前
    記測定手段により測定された測定結果を判定値と比較
    し、前記基板上の被検査回路の実装状態の良否を判定す
    ることを特徴とする基板検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかの基板検
    査方法を備えたことを特徴とする基板検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100674026B1 (ko) * 2004-12-15 2007-01-25 엘지전자 주식회사 보드 검사 방법 및 이를 수행하기 위한 장치
US7777477B2 (en) 2007-05-10 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Frequency characteristic measuring circuit

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