JPH11201664A - 消音装置 - Google Patents

消音装置

Info

Publication number
JPH11201664A
JPH11201664A JP1334198A JP1334198A JPH11201664A JP H11201664 A JPH11201664 A JP H11201664A JP 1334198 A JP1334198 A JP 1334198A JP 1334198 A JP1334198 A JP 1334198A JP H11201664 A JPH11201664 A JP H11201664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
water
ribs
muffling
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1334198A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takasaki
明 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1334198A priority Critical patent/JPH11201664A/ja
Publication of JPH11201664A publication Critical patent/JPH11201664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外に設置されている排気発生装置の騒音の
消音装置として、送気ダクトによる消音を行う方法があ
る。しかしこの構造では、大口径の排気口の場合には消
音効果は薄く、かつ排出空気に含まれる湿度の影響を受
ける等の問題がある。本発明は大口径の排出口からの大
量の排出空気に対しても有効な、かつ湿度を有する場合
においても有効な消音装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 耐水性を付与した複数個の消音コア3を
排気ガス通路に取付けた筐体内2に所要間隔を存して並
列してなり、該消音コア3は、耐水性を施したグラスウ
ールを以てする消音材4を、撥水性を施したグラスクロ
スを以てする被覆材5により覆い、これを多数の通気孔
を穿孔したケース6内に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クーリングタワ等
の排気中に湿度を有し、かつ屋外に設置される大型装置
の排気から発する騒音を防止するための消音装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記クーリングタワー等に対する消音装
置としては、送気ダクトを二重壁とし、内壁をパンチン
グ板とし、騒音の周波数により該板の孔径、開孔率等を
設定し、外壁とは間隔を存してグラスウール等の吸音材
を貼着する構造がある(特開平7ー305974号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの構造では、
例えば大型のクーリングタワ等大口径の排気口の場合に
は、排気の接触比率が小さく、従ってその消音効果は薄
く、かつ排出空気は常に湿度を含み、そのためグラスウ
ールは吸湿して消音効果は損なわれる等の問題がある。
本発明はかゝる点に鑑み大口径の排出口からの大量の排
出空気に対しても有効な消音効果を有し、かつ湿度を有
する排出空気に対しても、その消音効果を損なうことの
ない消音装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、耐水性を付与した複数個の消音コアを
排気ガス通路に取付けた筐体内に所要間隔を存して並列
してなり、該消音コアは、耐水性を施したグラスウール
を以てする消音材を、溌水性を施したグラスクロスを以
てする被覆材により覆い、これを多数の通気孔を穿孔し
たケース内に収納したことを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明は、排気ガス通
路に複数の消音コアを並列して取付けたことにより、排
気ガス通路が大径で大量の排出空気の場合でも、排出空
気との接触率は向上して消音効率を上昇することができ
る。しかも消音コアは耐水性処理を施したグラスウール
を以てする消音材を、溌水性を施したグラスクロスを以
てする被覆材により覆って構成したから、排気中に湿度
を含む場合でも、該湿度に影響を受けることはない。
【0006】また第2の発明は、上記消音コアのケース
は左右に分割し、それぞれのケースの上下面にはリブを
突設し、該リブは左右のケースを接合する取付けフラン
ジを兼ねると共に、該リブはケース長手方向の補強材と
しての所要高さを有せしめることを特徴とする。
【0007】上記の構成からなる本発明は、消音コアの
ケースは左右に分割し、それぞれのケースの上下面には
リブを突設し、該リブは左右のケースをリベットにより
接合する取付けフランジを兼ねるようにしたから、消音
コアの製造は容易であり、かつ上下に突出したリブは補
強材としての所要高さを有せしめることにより長手方向
の下方への撓みを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図は本発明の実施例を示す。この
消音装置1は図5に示す如く筐体2内に複数の消音コア
3を所要間隔を存して並列してなる。この消音コア3
は、図1乃至図4に示す如く、耐水性を施したグラスウ
ールを以てする消音材4を、溌水性を施したグラスクロ
スにより形成した被覆材5により覆い、これを多数の通
気孔7を穿孔した左右のケース6a、6b(以下このケ
ースを総称するときは、単に6という)内に収納する。
【0009】この左右のケース6a、6bはそれぞれ上
下にリブ8a、8b及び9a、9b(以下リブを総称す
るときは、単に8、9という)を突設する。このリブ
8、9は長手方向の撓みを防止する補強材とするため、
所要の高さを有せしめると共に、それぞれのリブはビス
10により結合する結合部材を兼ねるものである。1
1、12は上部及び下部の案内カバーを示し、それぞれ
半円形に形成する。13、14はそれぞれケース6に上
下カバー11、12を取付ける取付けビスを示す。また
15は両ケース6a、6bの側板止着用パネルを示す。
【0010】上記筐体2は、両側壁16a、16bと、
中央部壁17a、17bとより構成し、各壁の接合部に
は壁体リブ18a、18b及び19a、19bを突設
し、ビスにより連結した構成を示す。20、20はそれ
ぞれ側壁に取付けた側部消音コアを示し、これらは前記
消音コア3を2分して構成した例を示すもので、側部消
音材21は前記消音材4の1/2の厚みとし、直接側壁
16aもしくは16bと、一方のケース6a(または6
b)により挟持したものである。
【0011】なお、上記各消音コア3の相互間隔は、騒
音の吸収を効果的に行うよう相互に可及的に近接して配
置すると共に、排出気流の流れに抵抗を付与しないよう
に上下のカバー11、12を取付ける等流線型とするこ
とが好ましい。図1及び図4において、30はケース6
の上面及び下面に穿孔した水抜き孔を示す。
【0012】上記構成において、筐体2を例えばクーリ
ングタワの排気口(図示省略)に取付け、排気を筐体内
に導く。Aは排気を示す。この排気の騒音は、消音コア
3相互間を通過することにより吸収される。しかも該排
気中には湿度を有すると共に水滴も含んでいるが、被覆
材5には溌水性を施したグラスクロスにより形成したこ
とにより、水滴は被覆材5により進入は阻止され、また
消音材4は耐水性を施したグラスウールを以て構成した
ことにより、被覆材を通過した湿度が消音材に到達して
も、該消音材は湿度を含むことはない。さらに何等かの
原因で水滴が発生または進入しても、水抜き孔30を設
けることにより、確実に排出される。
【0013】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、複数個
の消音コアを排気ガス通路に取付けた筐体内に所要間隔
を存して並列して取付けたから、大口径の排出孔からの
大量の排出空気に対しても有効な消音効果を得ることが
できる。しかも該消音コアは、耐水性を施したグラスウ
ールを以てする消音材を、溌水性を施したグラスクロス
を以てする被覆材により覆い、これを多数の通気孔を穿
孔したケース内に収納したことにより、排気中に湿度を
有する場合においても、該湿度に影響されることがな
い。更に上記消音コアのケースは左右に分割し、それぞ
れのケースの上下面にはリブを突設し、該リブは左右の
ケースを接合する取付けフランジを兼ねると共に、該リ
ブはケース長手方向の補強材としての所要高さを有せし
めることにより下方への撓みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消音コアの縦断面図である。
【図2】図1における分解図である。
【図3】消音コアの構成を示す説明図である。
【図4】消音コアの上部カバーを除去したケースの平面
図である。
【図5】消音装置全体の斜視図である。
【図6】図5における分解図である。
【符号の説明】
1 消音装置 2 筐体 3 消音コア 4 消音材 5 被覆材 6 ケース 8 リブ 9 リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐水性を付与した複数個の消音コアを排
    気ガス通路に取付けた筐体内に所要間隔を存して並列し
    てなり、該消音コアは、耐水性を施したグラスウールを
    以てする消音材を、溌水性を施したグラスクロスを以て
    する被覆材により覆い、これを多数の通気孔を穿孔した
    ケース内に収納したことを特徴とする消音装置。
  2. 【請求項2】 消音コアのケースは左右に分割し、それ
    ぞれのケースの上下面にはリブを突設し、該リブは左右
    のケースを接合する取付けフランジを兼ねると共に、該
    リブはケース長手方向の補強材としての所要高さを有せ
    しめることを特徴とする請求項1記載の消音装置。
JP1334198A 1998-01-06 1998-01-06 消音装置 Pending JPH11201664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334198A JPH11201664A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 消音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334198A JPH11201664A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 消音装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11201664A true JPH11201664A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11830430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1334198A Pending JPH11201664A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 消音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11201664A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103256830A (zh) * 2013-05-27 2013-08-21 四川正升声学科技有限公司 一种通流面积可调节的片式消声器
CN103606370A (zh) * 2012-09-29 2014-02-26 厦门嘉达环保建造工程有限公司 室外阻抗复合消声器
KR102178453B1 (ko) * 2020-05-11 2020-11-13 주식회사 하이옥스 저소음 모듈형 대향류 냉각탑

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103606370A (zh) * 2012-09-29 2014-02-26 厦门嘉达环保建造工程有限公司 室外阻抗复合消声器
CN103256830A (zh) * 2013-05-27 2013-08-21 四川正升声学科技有限公司 一种通流面积可调节的片式消声器
KR102178453B1 (ko) * 2020-05-11 2020-11-13 주식회사 하이옥스 저소음 모듈형 대향류 냉각탑

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005066309A (ja) 電気掃除機消音装置
JP4410698B2 (ja) 電子機器収容箱
JP2008025233A (ja) 消音装置
JP4982165B2 (ja) 消音装置
JP3653763B2 (ja) 消音器
JPH11117761A (ja) 吸音ダクト
JP4896672B2 (ja) 消音ルーバ
JP4952529B2 (ja) 発熱体収納箱冷却装置
JP3693521B2 (ja) 消音型給気口
JPH11201664A (ja) 消音装置
JP2005066308A (ja) 電気掃除機消音装置
JP4948157B2 (ja) 消音装置
KR200418061Y1 (ko) 친환경 저소음 환기장치
JP5454085B2 (ja) 換気装置
JP5521648B2 (ja) 消音ボックス付送風機
JPH0526407Y2 (ja)
JPH084531A (ja) 発電装置の冷却空気吸入構造
JP2000213369A (ja) 発電装置
JP2008122023A (ja) 消音装置
JPH0754753Y2 (ja) 消音型換気グリル
KR100698852B1 (ko) 친환경 저소음 환기장치
JPH07305974A (ja) 消音装置
CN216306342U (zh) 模块化风机
CN219199594U (zh) 冰箱
JP2000335260A (ja) 車両の空気口の吸音ブレード