JPH1120106A - プラスチックフィルム及び磁気記録媒体 - Google Patents

プラスチックフィルム及び磁気記録媒体

Info

Publication number
JPH1120106A
JPH1120106A JP17606097A JP17606097A JPH1120106A JP H1120106 A JPH1120106 A JP H1120106A JP 17606097 A JP17606097 A JP 17606097A JP 17606097 A JP17606097 A JP 17606097A JP H1120106 A JPH1120106 A JP H1120106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorine compound
plastic film
recording medium
magnetic recording
organic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17606097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Kondo
洋文 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17606097A priority Critical patent/JPH1120106A/ja
Publication of JPH1120106A publication Critical patent/JPH1120106A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プラスチックフィルム及び磁気記録媒体 【課題】 バックコート層を設けずに走行性を改善さ
せ、かつ磁性層への影響がない平滑なバック面を有する
磁気記録媒体、及びそれに用いられるプラスチックフィ
ルムを提供する。 【解決手段】 本発明のプラスチックフィルムは、ポリ
エチレンテレフタレートからなる基材1と、上記基材の
一方の面に形成され、アルコキシシラン基を有する有機
フッ素化合物を含有する有機層2とを有する。本発明の
磁気記録媒体は、ポリエチレンテレフタレートからなる
基材と、上記基材の一方の面に形成され、アルコキシシ
ラン基を有する有機フッ素化合物を含有する有機層と、
上記基材のもう一方の面に形成された磁性層とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面エネルギーを
低下させたプラスチックフィルム、及びこのプラスチッ
クフィルムを用いた磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、作製方法により塗布型
磁気記録媒体と、薄膜型磁気記録媒体とに大きく分けら
れる。
【0003】塗布型磁気記録媒体は、γ−酸化鉄、コバ
ルト被着γ−酸化鉄、鉄金属粉又はバリウムフェライト
粉等を磁性粉に使用し、これを高分子バインダー及び溶
剤とともに塗料化しポリエチレンテレフタレート等から
なる基材上に塗布して作製する。
【0004】薄膜型磁気記録媒体は、鉄、コバルト、ニ
ッケルまたはそれらを主成分とする合金、あるいは酸化
物薄膜を真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティ
ング等の真空中製膜法で基材上に形成して作製する。
【0005】そしてこれらの磁気記録媒体には、走行性
改良のためにバックコート層を形成させる場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カセットに収容された
磁気テープにおいては近年長時間記録への要求が強くな
ってきており、従って、規格化されたカセット内部にで
きるだけ長い磁気テープを収容できるように次第に薄い
磁気テープが使用されるようになってきている。このよ
うな薄い磁気テープでは磁気テープのバック面と再生用
機器の走行系との接触性を改善して走行性能を確保する
ために、バックコート層の厚さは薄い方が好ましい。
【0007】さらに、高温保存して硬化する場合に、特
に塗布型磁気記録媒体の場合には、バック面表面の凹凸
が磁性面へ転写することによって磁性面の表面粗度が大
きくなり、電磁変換特性に悪影響を及ぼすことが知られ
ている。それゆえバック面自体の表面粗度は小さい方が
よいが、バックコート層用塗料を塗布するとどうしても
その表面粗度は基材よりも大きくなる。
【0008】また最近のビデオデッキでは、磁性面より
はむしろバック面と接触する部分が多く、すなわちバッ
ク面と接触部位との摩擦を低下させることが磁性面以上
に必要となってくる。
【0009】一方、コストの面からは、バックコート層
を形成するために製造工程が増え、コストダウンが図れ
ないという問題もある。
【0010】本発明はこのような実情に鑑みて提案され
たものであり、バックコート層を設けずに走行性を改善
させ、かつ磁性層への影響がない平滑なバック面を有す
る磁気記録媒体、及びそれに用いられるプラスチックフ
ィルムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプラスチックフ
ィルムは、ポリエチレンテレフタレートからなる基材
と、上記基材の一方の面に形成されたアルコキシシラン
基を有する有機フッ素化合物を含有する有機層を有する
ことを特徴とする。
【0012】本発明のプラスチックフィルムは、有機層
を設けることによりプラスチックフィルムの表面エネル
ギーを低下させる。
【0013】一方、本発明の磁気記録媒体は、ポリエチ
レンテレフタレートからなる基材と、上記基材の一方の
面に形成されたアルコキシシラン基を有する有機フッ素
化合物を含有する有機層と、上記基材のもう一方の面に
形成された磁性層とを有することを特徴とする。
【0014】本発明の磁気記録媒体は、有機層を設ける
ことで、バックコート層を有しない磁気記録媒体におい
ても、良好な走行性を付与する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0016】本発明のプラスチックフィルムは、図1に
示すように、基材1と、上記基材1の一方の面に形成さ
れた有機層2とを有する。
【0017】基材1は、ポリエチレンテレフタレート
(以下、PETと略称する)からなる。
【0018】PETは公知の方法で製造することができ
る。例えば、PETは、テレフタル酸とエチレングリコ
ールとのエステル交換反応、またはジメチルテレフタレ
ートとエチレングリコールとの交換反応を行い、次いで
反応生成物を重縮合させることにより製造できる。
【0019】PETを従来の方法により押し出し、二軸
方向に延伸配向した後、熱固定することによってフィル
ムとする。二軸延伸は、例えば逐次二軸延伸法、同時二
軸延伸法等の二軸延伸法で行うことができる。
【0020】基材1表面に突起を形成させてもよい。基
材1の表面の突起は、粒子をPET中に含有させること
により突起を形成することができる。
【0021】この粒子としては、例えば炭酸カルシウ
ム、カオリナイト、シリカ、二酸化チタン、アルミナ
等、通常プラスチックフィルムの粗面化に用いられる物
質をあげることができる。
【0022】これらの物質は、基材中で良好な分散状態
が得られるなら、PETの製造工程中で添加してもよい
し、PETフィルム製造時に、一軸、二軸等のエクスト
ルーダーあるいはベント機構を有するエクストルーダー
等を用いて、溶融状態にあるPETに添加混合してもよ
い。PETの製造段階に添加する場合は、PETの重合
開始前から重合反応中の段階で添加するのが粒子分散性
の点で特に好ましい。
【0023】有機層2は、アルコキシシラン基を有する
有機フッ素化合物を含有する塗料を、上記基材1の一方
の面に塗布、乾燥することにより形成される。
【0024】アルコキシシラン基を有する有機フッ素化
合物を含有する有機層を基材上に形成することにより、
基材の表面エネルギーが低下する。
【0025】有機フッ素化合物としては、分子内にフッ
素を有する有機化合物であればエステル、アミン、カル
ボン酸等、いずれも使用可能であるが、パーフルオロポ
リエーテル、パーフルオロアルカンを使用することが特
に好ましい。
【0026】また、上記有機フッ素化合物は、分子内に
アルコキシシラン基を有することが好ましく、特に分子
末端にアルコキシシラン基を有することが表面エネルギ
ーの観点から好ましい。
【0027】そして本発明は、磁気記録媒体に適用する
ことができる。
【0028】本発明の磁気記録媒体は、図2に示すよう
に、PETからなる基材11の一方の面に形成された磁
性層12と、もう一方の面に形成された有機層13とを
有する。
【0029】アルコキシシラン基を有する有機フッ素化
合物を含有する有機層を、基材の磁性層が形成された面
の反対側の面に形成することにより、磁気記録媒体のバ
ック面の表面エネルギーが低下する。
【0030】磁気記録媒体のバック面の表面エネルギー
を低下させることにより、走行性や耐久性を改善するこ
とができる。つまり、表面エネルギーを低下させること
によって摩擦が減少し、かつ異物が付着しにくくなる。
その結果、異物の付着が原因となるドロップアウトが減
少する。
【0031】Kaelbleの方法(Kaelble,
J.Adhesion,Vol.2,p66(197
0))によると、固体の表面エネルギーγは、極性項γ
pと、分散項γdとにより次のように表される。
【0032】γ=γp+γd磁気記録媒体のバック面の極
性項を3.0J/m2以下、分散項を15J/m2以下と
することで、磁気記録媒体の走行性、耐久性を向上する
ことができる。
【0033】磁性層12は、例えば、γ−酸化鉄、コバ
ルト被着γ−酸化鉄、鉄金属粉及びバリウムフェライト
粉等を磁性粉に使用し、これを高分子バインダー、溶剤
とともに塗料化し、基材11上に塗布して形成すること
ができる。また、鉄、コバルト、ニッケルまたはそれら
を主成分とする合金、あるいは酸化物薄膜を真空蒸着、
スパッタリング、イオンプレーティング等の真空中製膜
法で基材11上に形成してもよい。
【0034】有機層13は、アルコキシシラン基を有す
る有機フッ素化合物を含有する塗料を、基材11の磁性
層が形成された面と反対側の面に塗布、乾燥して形成さ
れる。
【0035】有機層を形成させる方法には、有機フッ素
化合物を溶剤に溶解させてそれをディッピングあるいは
噴霧により塗布する方法、擦り付けて塗布する方法の
他、真空法により形成させる方法等がある。
【0036】一般には有機フッ素化合物を基材表面に塗
布することにより、基材の表面エネルギーを低下させる
ことができる。
【0037】しかしながら有機フッ素化合物を塗布する
だけでは、十分な効果は得られない。
【0038】つまり分子が配向するような極性基と疎水
基のバランスを持った有機化合物が必要となる。その基
材との親和性については容易に類推することはできな
い。
【0039】本発明では特に末端にアルコキシシラノ基
をもつ有機フッ素化合物を塗布することによって十分な
効果を得ることができることがわかった。
【0040】有機フッ素化合物としては、分子内にフッ
素を有する有機化合物であればエステル、アミン、カル
ボン酸等、いずれも使用可能であるが、パーフルオロポ
エーテル、パーフルオロアルカンを使用することが特に
好ましい。
【0041】また、上記有機フッ素化合物は、末端にア
ルコキシシラン基を有することが好ましい。
【0042】表面エネルギーを低下させるには、その有
機分子の配向を考えなければならない。有機分子の長さ
は通常2〜3nmであるために、その分子がうまく配向
しないと低表面エネルギーを得ることができない。つま
り、うまくフッ素原子が最表面に表れないと表面エネル
ギーを低下させることはできない。分子がランダムに配
向し極性基が表れると表面エネルギー、特に極性項が上
昇する。
【0043】有機層13の厚さは、30nm以下である
ことが好ましい。この膜厚であると全体の磁性層の厚さ
にはほとんど影響を及ぼさないほか、有機フッ素化合物
分子をうまく配向させることができる。
【0044】本発明の磁気記録媒体の有機層13に添加
剤を含有させてもよい。添加剤を含有させることにより
アルコキシシランの反応が加速されて有機膜強度が増
す。有機膜強度が増すことにより磁気記録媒体の走行性
が向上する。
【0045】この添加剤としては、塩酸等の酸性物質、
アンモニア等の塩基性物質、リン酸エステル等が好まし
い。
【0046】
【実施例】上述の構成を有するプラスチックフィルム及
び磁気記録媒体を作製した。
【0047】本実施例で用いた化合物1〜化合物15を
表1に示す。また、化合物1〜化合物4については、そ
の化学式を式(1)〜式(4)にそれぞれ示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【化1】
【0050】
【化2】
【0051】
【化3】
【0052】
【化4】
【0053】プラスチックフィルムの実施例及び比較例 〈実施例1〉先ず、有機フッ素化合物の0.1重量%エ
タノール溶液を調製し、有機層用塗料とした。ここで、
有機フッ素化合物には化合物1を用いた。
【0054】次に、厚さ10μmのPETフィルムの一
方の面に、上記有機層用塗料を塗布量が20mg/m2
となるように塗布、乾燥してプラスチックフィルムを作
製した。
【0055】〈実施例2〉有機フッ素化合物に化合物2
を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0056】〈実施例3〉有機フッ素化合物に化合物3
を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0057】〈実施例4〉有機フッ素化合物に化合物4
を用いたこと以外は、実施例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0058】〈比較例1〉先ず、有機フッ素化合物の
0.1重量%エタノール溶液を調製し、有機層用塗料と
した。ここで、有機フッ素化合物には化合物5を用い
た。
【0059】次に、厚さ10μmのPETフィルムの一
方の面に、上記有機層用塗料を塗布量が20mg/m2
となるように塗布、乾燥してプラスチックフィルムを作
製した。
【0060】〈比較例2〉有機フッ素化合物に化合物6
を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0061】〈比較例3〉有機フッ素化合物に化合物7
を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0062】〈比較例4〉有機フッ素化合物に化合物8
を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0063】〈比較例5〉有機フッ素化合物に化合物9
を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチッ
クフィルムを作製した。
【0064】〈比較例6〉有機フッ素化合物に化合物1
0を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチ
ックフィルムを作製した。
【0065】〈比較例7〉有機フッ素化合物に化合物1
1を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチ
ックフィルムを作製した。
【0066】〈比較例8〉有機フッ素化合物に化合物1
2を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチ
ックフィルムを作製した。
【0067】〈比較例9〉有機フッ素化合物に化合物1
3を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラスチ
ックフィルムを作製した。
【0068】〈比較例10〉有機フッ素化合物に化合物
14を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラス
チックフィルムを作製した。
【0069】〈比較例11〉有機フッ素化合物に化合物
15を用いたこと以外は、比較例1と同様にしてプラス
チックフィルムを作製した。
【0070】薄膜型磁気記録媒体の実施例及び比較例 つぎに、金属材料を真空蒸着によりPETフィルム上に
被着して磁性層を形成する薄膜型の磁気記録媒体を作製
した。
【0071】〈実施例5〉先ず、有機フッ素化合物の
0.1重量%エタノール溶液を調製した。ここで、有機
フッ素化合物には化合物1を用いた。
【0072】有機フッ素化合物の100重量部に対し
て、添加剤3重量部を上記エタノール溶液に添加、混合
して有機層用塗料とした。ここで、添加剤にはリン酸エ
ステルを用いた。
【0073】厚さ10μmのPETフィルムの一方の面
に、上記有機層用塗料を塗布量が20mg/m2となる
ように塗布、乾燥した。
【0074】次に、PETフィルムのもう一方の面に斜
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。
【0075】PETフィルムを8mm幅に裁断してサン
プルテープを作製した。
【0076】〈実施例6〉有機フッ素化合物に化合物2
を用いたこと以外は、実施例5と同様にしてサンプルテ
ープを作製した。
【0077】〈実施例7〉有機フッ素化合物に化合物3
を用いたこと以外は、実施例5と同様にしてサンプルテ
ープを作製した。
【0078】〈実施例8〉有機フッ素化合物に化合物4
を用いたこと以外は、実施例5と同様にしてサンプルテ
ープに作製した。
【0079】〈実施例9〉添加剤に塩酸を用いたこと以
外は、実施例5と同様にしてサンプルテープを作製し
た。
【0080】〈実施例10〉添加剤にアンモニアを用い
たこと以外は、実施例5と同様にしてサンプルテープを
作製した。
【0081】〈実施例11〉添加剤を用いなかったこと
以外は、実施例5と同様にしてサンプルテープを作製し
た。
【0082】〈比較例12〉先ず、有機フッ素化合物の
0.1重量%エタノール溶液を調製し、有機層用塗料と
した。ここで、有機フッ素化合物には化合物5を用い
た。
【0083】厚さ10μmのPETフィルムの一方の面
に、上記有機層用塗料を塗布量が20mg/m2となる
ように塗布、乾燥した。
【0084】次に、PETフィルムのもう一方の面に斜
方蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁
性金属薄膜を形成した。
【0085】PETフィルムを8mm幅に裁断してサン
プルテープを作製した。
【0086】〈比較例13〉有機フッ素化合物に化合物
6を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0087】〈比較例14〉有機フッ素化合物に化合物
7を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0088】〈比較例15〉有機フッ素化合物に化合物
8を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0089】〈比較例16〉有機フッ素化合物に化合物
9を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0090】〈比較例17〉有機フッ素化合物に化合物
10を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0091】〈比較例18〉有機フッ素化合物に化合物
11を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0092】〈比較例19〉有機フッ素化合物に化合物
12を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0093】〈比較例20〉有機フッ素化合物に化合物
13を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0094】〈比較例21〉有機フッ素化合物に化合物
14を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0095】〈比較例22〉有機フッ素化合物に化合物
15を用いたこと以外は、比較例12と同様にしてサン
プルテープを作製した。
【0096】〈比較例23〉厚さ10μmのPETフィ
ルムの一方の面に斜方蒸着法によりCoを被着させ、膜
厚200nmの強磁性金属薄膜を形成した。
【0097】PETフィルムを8mm幅に裁断してサン
プルテープを作製した。
【0098】塗布型磁気記録媒体の実施例及び比較例 また、磁性塗料をPETフィルム上に塗布、乾燥して磁
性層を形成する、塗布型の磁気記録媒体を作製した。
【0099】〈実施例12〉先ず、有機フッ素化合物の
0.1重量%エタノール溶液を調製した。ここで、有機
フッ素化合物には化合物1を用いた。
【0100】有機フッ素化合物の100重量部に対し、
添加剤としてリン酸エステル3重量部を上記エタノール
溶液に添加、混合して有機層用塗料とした。
【0101】次に、上記有機層用塗料を、厚さ12μm
のPETフィルムの一方の面に塗布した。
【0102】別途、金属磁性粉末100重量部と、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体10.5重量部と、ポリウ
レタン樹脂10.5重量部と、カーボン5重量部と、メ
チルエチルケトン150重量部と、シクロヘキサノン1
50重量部とを、ボールミルで24時間混合した。
【0103】フィルターを通した上記混合物に、硬化剤
を4重量部添加して30分間攪拌して磁性塗料とした。
ここで、上記硬化剤には、ポリイソシアネートとして日
本ポリウレタン社製コロネートLを用いた。
【0104】PETフィルムのもう一方の面に、乾燥厚
が2μmとなるように上記磁性塗料を塗布した。磁場配
向を行い、乾燥して巻取った。カレンダー処理を施した
後、PETフィルムを8mm幅に裁断してサンプルテー
プを作製した。
【0105】〈実施例13〉有機フッ素化合物に化合物
2を用いたこと以外は、実施例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0106】〈実施例14〉有機フッ素化合物に化合物
3を用いたこと以外は、実施例12と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0107】〈比較例24〉先ず、有機フッ素化合物の
0.1重量%エタノール溶液を調製した。ここで、有機
フッ素化合物には化合物5を用いた。
【0108】有機フッ素化合物の100重量部に対して
リン酸エステル3重量部を上記エタノール溶液に添加、
混合して有機層用塗料とした。
【0109】上記有機層用塗料を、厚さ12μmのPE
Tフィルムの一方の面に塗布した。
【0110】別途、金属磁性粉末100重量部と、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体10.5重量部と、ポリウ
レタン樹脂10.5重量部と、カーボン5重量部と、メ
チルエチルケトン150重量部と、シクロヘキサノン1
50重量部とを、ボールミルで24時間混合した。
【0111】フィルターを通した上記混合物に、硬化剤
を4重量部添加して30分間攪拌して磁性塗料とした。
ここで、上記硬化剤には、ポリイソシアネートとして日
本ポリウレタン社製コロネートLを用いた。
【0112】PETフィルムのもう一方の面に、乾燥厚
が2μmとなるように上記磁性塗料を塗布した。磁場配
向を行った後、乾燥して巻取った。カレンダー処理を施
した後、PETフィルムを8mm幅に裁断してサンプル
テープを作製した。
【0113】〈比較例25〉有機フッ素化合物に化合物
6を用いたこと以外は、比較例24と同様にしてサンプ
ルテープを作製した。
【0114】〈比較例26〉先ず、金属磁性粉末100
重量部と、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体10.5重
量部と、ポリウレタン樹脂10.5重量部と、カーボン
5重量部と、メチルエチルケトン150重量部と、シク
ロヘキサノン150重量部とを、ボールミルで24時間
混合した。
【0115】次に、フィルターを通した上記混合物に、
硬化剤を4重量部添加して30分間攪拌して磁性塗料と
した。ここで、上記硬化剤には、ポリイソシアネートと
して日本ポリウレタン社製コロネートLを用いた。
【0116】そして、PETフィルムの一方の面に、乾
燥厚が2μmとなるように上記磁性塗料を塗布した。磁
場配向を行った後、乾燥して巻取り、カレンダー処理を
施した。
【0117】別途、カーボンブラックを100重量部
と、塩化ビニル系樹脂を50重量部と、ポリウレタン樹
脂を50重量部と、トルエンを50重量部と、メチルエ
チルケトンを700重量部とをボールミルで10時間混
合した。ここで、カーボンブラックは平均粒子径17n
mのコンダクテックスSCを用いた。塩化ビニル系樹脂
はUC社製VAGHを用いた。ポリウレタン樹脂は日本
ポリウレタン製N−2304を用いた。
【0118】さらに硬化剤を15重量部を加えてボール
ミルで10分間混合してバックコート層用塗料とした。
ここで、硬化剤は日本ポリウレタン社製コロネート−L
を用いた。
【0119】磁性層が形成された面と反対の面に、上記
バックコート層用塗料を乾燥塗布厚が0.5μmとなる
ように塗布、乾燥してバックコート層を形成した。
【0120】その後60℃で72時間、結合剤の熱硬化
処理をした後、PETフィルムを8mm幅に裁断してサ
ンプルテープを作製した。
【0121】〈比較例27〉先ず、金属磁性粉末100
重量部と、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体10.5重
量部と、ポリウレタン樹脂10.5重量部と、カーボン
5重量部と、メチルエチルケトン150重量部と、シク
ロヘキサノン150重量部とを、ボールミルで24時間
混合した。
【0122】次に、フィルターを通した上記混合物に、
硬化剤を4重量部添加して30分間攪拌して磁性塗料と
した。ここで、上記硬化剤には、ポリイソシアネートと
して日本ポリウレタン社製コロネートLを用いた。
【0123】そして、PETフィルムの一方の面に、乾
燥厚が2μmとなるように上記磁性塗料を塗布した。磁
場配向を行った後、乾燥して巻取り、カレンダー処理を
施した。
【0124】別途、カーボンブラックを100重量部
と、塩化ビニル系樹脂を50重量部と、ポリウレタン樹
脂を50重量部と、トルエンを50重量部と、メチルエ
チルケトンを700重量部とをボールミルで10時間混
合した。ここで、カーボンブラックは平均粒子径17n
mのコンダクテックスSCを用いた。塩化ビニル系樹脂
はUC社製VAGHを用いた。ポリウレタン樹脂は日本
ポリウレタン製N−2304を用いた。
【0125】さらに硬化剤を15重量部を加えてボール
ミルで10分間混合してバックコート層用塗料とした。
ここで、硬化剤は日本ポリウレタン社製コロネート−L
を用いた。
【0126】磁性層が形成された面と反対の面に、上記
バックコート層用塗料を乾燥塗布厚が0.5μmとなる
ように塗布、乾燥してバックコート層を形成した。その
後60℃で72時間、結合剤の熱硬化処理をした。
【0127】また、有機フッ素化合物の0.1重量%エ
タノール溶液を調製した。ここで、有機フッ素化合物に
は化合物1を用いた。
【0128】有機フッ素化合物の100重量部に対して
添加剤3重量部を上記エタノール溶液に添加、混合して
有機層用塗料とした。ここで、添加剤には、リン酸エス
テルを用いた。
【0129】上記バックコート層の表面に、上記有機層
塗料を、塗布量が20mg/m2となるように塗布し
た。
【0130】PETフィルムを8mm幅に裁断してサン
プルテープを作製した。
【0131】〈特性評価〉実施例1〜実施例4及び比較
例1〜比較例11で作製したプラスチックフィルムにつ
いて、有機層が形成された面の表面エネルギーγを測定
した。
【0132】表面エネルギーの測定は、プラスチックフ
ィルムと水、及びプラスチックフィルムとヨウ化メチレ
ンの接触角を測定し、前述のKaelbleの方法によ
り、極性項γpと分散項γdを算出した。
【0133】プラスチックフィルムと水、及びプラスチ
ックフィルムとヨウ化メチレンの接触角は、液滴法によ
り前進接触角を測定した。
【0134】また、プラスチックフィルムにエタノール
による払拭試験を行い、払拭試験後のプラスチックフィ
ルムの表面エネルギーも測定した。
【0135】実施例1〜実施例4及び比較例1〜比較例
11で作製したプラスチックフィルムの表面エネルギー
の測定結果を表2に示す。
【0136】
【表2】
【0137】まず、表面に何も塗布しないPETフィル
ムの表面エネルギーは、γが60.3J/m2であり、
γdが20.9J/m2、γpが39.4J/m2であっ
た。
【0138】実施例1〜実施例4のプラスチックフィル
ムは、表面エネルギーが低く、特に極性項の値が小さく
なっていることがわかった。そしてエタノールによる払
拭の後でも表面エネルギーの値に大きな変化は見られ
ず、安定であることがわかった。
【0139】一方、比較例1〜比較例11のプラスチッ
クフィルムでは、表面エネルギーを低下させる効果は小
さいことがわかった。そしてエタノールによる払拭の後
では表面エネルギーがいずれも大きく増加してしまい、
不安定であることがわかった。
【0140】したがって、PETフィルム表面に、アル
コキシ基を有する有機フッ素化合物を含有する有機層を
形成することにより、表面エネルギーを大きく低下さ
せ、また安定化させることがわかった。
【0141】実施例5〜実施例11、及び比較例12〜
比較例23で作製されたサンプルテープについて、摩擦
係数、出力変動、出力減衰の各特性を測定した。なお、
これらの測定は、温度25℃、相対湿度60%の条件下
で行った。
【0142】摩擦係数は、ステンレスガイドピンに対す
る動摩擦係数を測定した。ここで、ステンレスガイドピ
ンは、表面粗さが0.2μm、直径が4mmのものを用
いた。また、テープの走行速度は5mm/sであり、荷
重は20gであった。
【0143】出力変動は、テープ走行中に、出力の変動
が見られるか否かを観察した。
【0144】出力減衰は、1回につき2分間の走行を行
い、出力が3dB低下するまでのシャトル回数で評価し
た。
【0145】実施例5〜実施例11、及び比較例12〜
比較例23のサンプルテープの特性測定結果を表3に示
す。
【0146】
【表3】
【0147】実施例5〜実施例11のサンプルテープ
は、摩擦係数が小さく、出力変動がなく、また出力減衰
も小さく、優れた特性を有することがわかった。
【0148】これに対し、比較例12〜比較例23のサ
ンプルテープでは、摩擦係数が大きく、出力変動が発生
し、出力減衰も大きいことがわかった。
【0149】したがって、アルコキシ基を有する有機フ
ッ素化合物を含有する有機層をそのバック面に設けた薄
膜型磁気記録媒体は、バックコート層を形成しなくても
優れた走行性を有し、出力変動も少ないことがわかっ
た。
【0150】実施例12〜実施例14及び比較例24〜
比較例27で作製されたサンプルテープについて、摩擦
係数、出力変動、短波長での出力変化、ドロップアウト
の各特性を測定した。なお、これらの測定は、温度25
℃、相対湿度60%の条件下で行った。
【0151】摩擦係数は、上述の方法と同様にして測定
した。
【0152】短波長での出力変化は、ヘッドギャップが
0.22μmのメタルインギャップ型の磁気ヘッドを用
いて、相対速度が3.8m/s、記録波長が0.5μm
のときの出力の変化を測定した。
【0153】なお、メタルインギャップヘッドとは、フ
ェライト上に磁性膜を、ギャップ部を挟むように形成し
たものである。
【0154】ドロップアウトは、3分間に3μsec、
10dB以上の出力低下が発生した回数を測定した。
【0155】実施例12〜実施例14及び比較例24〜
比較例27で作製されたサンプルテープの各特性測定結
果を表4に示す。
【0156】
【表4】
【0157】実施例12〜実施例14のサンプルテープ
は、摩擦係数が小さく、出力変動や出力変化が見られ
ず、またドロップアウトも少なく、優れた特性を有する
ことがわかった。
【0158】一方、比較例24及び比較例25のサンプ
ルテープでは摩擦係数が大きく、出力変動やドロップア
ウトが多いことがわかった。
【0159】また、バックコート層を設けた比較例26
では、摩擦係数は小さく、出力変動も見られないが、出
力劣化が大きく、またドロップアウトが大きい。そし
て、比較例27のようにバックコート層上に有機層を設
けても特性を改善することはできなかった。
【0160】したがって、塗布型磁気記録媒体において
も、アルコキシ基を有する有機フッ素化合物を含有する
有機層を設けることで、バックコート層を設けなくても
優れた走行性、耐久性を有することがわかった。
【0161】
【発明の効果】アルコキシ基を有する有機フッ素化合物
をプラスチックフィルムの表面に塗布することによっ
て、プラスチックフィルムの表面エネルギーを低下させ
ることができる。
【0162】そしてこのプラスチックフィルムを磁気記
録媒体に使用することで、走行性や耐久性に優れ、異物
の付着によるドロップアウトが少なく、電磁変換特性に
優れた磁気記録媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプラスチックフィルムの一構
成例を示す断面図である。
【図2】本発明を適用した磁気記録媒体の一構成例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1,11 基材、 2,13 有機層、 12 磁性層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレートからなる基
    材と、 上記基材の一方の面に形成されたアルコキシシラン基を
    有する有機フッ素化合物を含有する有機層を有すること
    を特徴とするプラスチックフィルム。
  2. 【請求項2】 上記有機フッ素化合物が、パーフルオロ
    ポリエーテルを含有することを特徴とする請求項1記載
    のプラスチックフィルム。
  3. 【請求項3】 上記有機層が、酸性物質、塩基性物質、
    リン酸エステルのうち、少なくとも1種を含有すること
    を特徴とする請求項2記載のプラスチックフィルム。
  4. 【請求項4】 上記有機フッ素化合物が、パーフルオロ
    アルカンを含有することを特徴とする請求項1記載のプ
    ラスチックフィルム。
  5. 【請求項5】 上記有機層が、酸性物質、塩基性物質、
    リン酸エステルのうち、少なくとも1種を含有すること
    を特徴とする請求項4記載のプラスチックフィルム。
  6. 【請求項6】 ポリエチレンテレフタレートからなる基
    材と、 上記基材の一方の面に形成されたアルコキシシラン基を
    有する有機フッ素化合物を含有する有機層と、 上記基材のもう一方の面に形成された磁性層を有するこ
    とを特徴とする磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記有機フッ素化合物が、パーフルオロ
    ポリエーテルを含有することを特徴とする請求項6記載
    の磁気記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記有機層が、酸性物質、塩基性物質、
    リン酸エステルのうち、少なくとも1種を含有すること
    を特徴とする請求項7記載の磁気記録媒体。
  9. 【請求項9】 上記有機フッ素化合物が、パーフルオロ
    アルカンを含有することを特徴とする請求項6記載の磁
    気記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記有機層が、酸性物質、塩基性物
    質、リン酸エステルのうち、少なくとも1種を含有する
    ことを特徴とする請求項9記載の磁気記録媒体。
  11. 【請求項11】 上記有機層の厚さが、30nm以下で
    あることを特徴とする請求項6記載の磁気記録媒体。
JP17606097A 1997-07-01 1997-07-01 プラスチックフィルム及び磁気記録媒体 Withdrawn JPH1120106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17606097A JPH1120106A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 プラスチックフィルム及び磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17606097A JPH1120106A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 プラスチックフィルム及び磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1120106A true JPH1120106A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16007022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17606097A Withdrawn JPH1120106A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 プラスチックフィルム及び磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1120106A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4578311A (en) Magnetic recording medium
EP0927992A1 (en) Magnetic recording medium and magnetic recorder/reproducer comprising the same
KR100190415B1 (ko) 자기 기록 매체
JP2621565B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH1120106A (ja) プラスチックフィルム及び磁気記録媒体
US20040043194A1 (en) Polyester film and recording tape
JP2796830B2 (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH0317816A (ja) 磁気記録媒体
JP2002304717A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH1131319A (ja) 磁気記録媒体
JPH01173423A (ja) 非磁性粉を含有するバックコート層を設けた磁気記録媒体
JPH1134260A (ja) 二軸配向積層全芳香族ポリアミドフィルムおよび磁気記録媒体
KR100297388B1 (ko) 자기기록매체
JP2897028B2 (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2003082088A (ja) パーフルオロポリエーテル系化合物、該化合物からなる潤滑剤および該潤滑剤を用いた記録媒体
JP2001093134A (ja) 高密度磁気記録媒体用芳香族ポリアミドフィルム
JP2000123346A (ja) 磁気記録媒体
JPS6034168B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0449168B2 (ja)
JP2003082089A (ja) パーフルオロポリエーテル系化合物、該化合物からなる潤滑剤および該潤滑剤を用いた記録媒体
JPH03290814A (ja) データカセット
JPH10188266A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH10241136A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH10162341A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2003073335A (ja) 炭化水素系化合物、該化合物からなる潤滑剤および該潤滑剤を用いた記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907