JPH11200678A - 防犯型サムターン - Google Patents
防犯型サムターンInfo
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- JPH11200678A JPH11200678A JP10015002A JP1500298A JPH11200678A JP H11200678 A JPH11200678 A JP H11200678A JP 10015002 A JP10015002 A JP 10015002A JP 1500298 A JP1500298 A JP 1500298A JP H11200678 A JPH11200678 A JP H11200678A
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Abstract
より破壊されて手先が室内側に挿入されても、サムター
ンが操作できないようにする。 【解決手段】 扉面の室内側に、シリンダー錠3を内蔵
したサムターン筒1を装着し、このサムターン筒1の室
内側端面部に扉面と平行に移動可能に案内されたキース
トッパー4により、シリンダー錠の合鍵8を安定した状
態で取付けておくことができるようにするとともに、キ
ーストッパー4を操作することにより合鍵8をシリンダ
錠3から抜去可能にする。
Description
ーンに係り、特に、必要に応じて操作できないように切
換えることができるサムターンに関する。
造は、扉の室外側にシリンダー錠が装着され、室外側に
露出された鍵孔に合鍵を挿入して回動操作することによ
りデッドボルトが扉の自由端縁より出没して、ボルト受
けと係脱し施解錠される。
合鍵等の使用は不要であり、単にサムターンの摘みを操
作するだけで済み、操作が非常に簡便であるという利点
から一般に広く使用されている。
境の向上による一戸建て家屋やマンションの高級化に伴
い、玄関扉の構造にも優美性が追求された結果、最近の
玄関扉では扉の全面或いは一部にガラス板をはめ込んだ
構造のものが出現している。
部の侵入者がこのガラス板を破壊して手先が入る程度の
開口を作り、この開口を通して手先を室内側に挿入し、
扉の室内側に突出されたサムターンを操作して扉を不正
解錠させ得る、という不都合がある。
は、上述したようにガラス板が破壊されて外部から手先
が室内側に挿入された場合にも不正解錠ができないよう
に開発されたものである。
め、この発明は、扉面の室内側に室外側のシリンダ錠と
同軸に装着され、シリンダー錠を内蔵したサムターン筒
と、サムターン筒の室内側の端部においてシリンダー錠
の中心軸と直角方向に移動可能に案内され、ストッパー
ばねにより一方に向けて付勢されたキーストッパーと、
ステム部の基部側端縁にスロット付のショルダー部を形
成した合鍵とを有し、上記キーストッパーのウェブに合
鍵のショルダー部のスロットと係脱可能な開口を形成し
たことを特徴とする。
て、この発明について説明する。図1において符号91
は玄関扉等の室内側の扉面を示し、この扉91に形成さ
れた付番しない凹陥部にはサムターン筒1が装着されて
いる。
筒1の室内側端面周辺部に形成されたボルト孔に通しボ
ルト92、92(図3、4参照)を挿通し、ボルト先端
のねじ部を扉の室外側に装着されたシリンダー錠(扉外
部から施解錠するための鍵)の内端面に捩じ込むことに
より行われる。
内筒2を介してシリンダー錠3が装着固定されている。
って左側)にはキーストッパー4の板厚寸法に相当する
深さで、全体の形状が略小判形(図3参照)の案内溝1
1が形成され、この案内溝11の図3における左右端に
は深く切込まれた深溝12、12が形成されている(図
3、4参照)。
ー4のウェブ41が係合され、左右の深溝12にはフラ
ンジ42が嵌挿されて、これらの係合によりキーストッ
パー4は上下方向に移動可能に案内されている。
における下方には上下方向に延在する角形溝13(図3
参照)が形成され、この角形溝13にはストッパーばね
7が弾装されている。
の下端はキーストッパー4の下方において室外側に切り
起こされて形成されたばね座46に弾接し、ストッパー
4を下方に向けて付勢している。
ジ42(図5参照)の下端のショルダー42aが深溝1
2の下端縁12a(図4参照)と当接して、キーストッ
パー4の移動ストロークの下限位置が設定される。
部には、円弧状の開口端縁43a、43b、細長い水平
のスリットの両端をなすスリット開口端縁44、44及
び開口端縁43bに連なる縦長の垂直開口端縁45を連
接してなる開口が形成されている。
45に包囲される開口を夫々円弧開口、スリット開口及
び垂直開口と称することにすると、円弧開口43a、4
3b及びスリット開口44は後述するように合鍵の着脱
を制御するのに使用され、垂直開口45は上述したスト
ッパーばね7を装着するための逃げとして使用される。
た縦長の延伸部の下端は室外側(図5において右側)に
折り曲げられてタング47が形成され、このタングに指
先を当てて上方に押すことによりストッパーばね7の弾
力に抗してキーストッパーを上方に移動させることがで
きるようになっている。
41aがサムターン筒1の前面上方に形成されたショル
ダー14(図1及び図3参照)に当接して、キーストッ
パー4の移動ストロークの上限位置が設定される。
に、キーストッパー4の脱落を防止するための円板状の
押え板5(図1参照)が装着されている。
は、例えば、押え板5の周辺部に開口したねじ穴(図示
せず)を通して小ねじを挿入し、小ねじの先端をサムタ
ーン筒の前端面に形成されたねじ孔15(図3参照)に
ねじ込むることにより行われる。
ターン筒1の外周部ショルダー16との間にはサムター
ン底板62が取付けられている。
胴部、この胴部の一端(図1で右端)に接続された蛇の
目状のフランジ部を有し、胴部の外周には外方に向けて
突出する複数個の突起62aが形成されている。
は化粧カバーとしてのサムターン座61が取付けられて
いる。
と胴部の一端に接続された蛇の目状のフランジ部とから
成り、胴部内周面には例えば凹陥部が形成されいる。
対向させた状態でサムターン底板62に嵌合させると、
上記サムターン座61の凹陥部がサムターン座板61の
突起62aと係合し、この係合によりサムターン座61
はサムターン座板62に固定される。
摘み部がサムターンの操作摘みとなる合鍵8は図6に示
すように構成されている。
ム部82とから構成され、ステム部82にはシリンダー
錠3のタンブラーと係合する鍵溝(図示せず)が形成さ
れている。
の間隔を保って突起83及び84が形成され、これらの
突起83と84との間にはスロット85が形成されてい
る。
スロットを形成した従来の鍵のショルダー部に相当す
る。
において、合鍵8をシリンダー錠3に挿入し、この合鍵
をサムターンの操作部材として使用するときの操作につ
いて説明する。
1a(図2参照)は合鍵8の突起83、84が通過でき
るだけの直径を有しており、又、押え板5(図1参照)
の開口5aも同等の直径を有している。
ね7の弾力により常時、移動ストロークの下限にまで下
降しており、図2に示すように円弧開口43aがサムタ
ーン座61の開口61aから覗ける位置にある。
れるように、合鍵が垂直姿勢でも水平姿勢でも、突起8
3が円弧開口43aの周辺のウェブと干渉して、合鍵を
シリンダー錠3に充分挿入することができない関係にあ
る。
指先で押し上げると、キーストッパー4は上昇して円弧
開口43aが上昇してサムターン座の開口61aの外側
に逃げ、同時にスリット開口44が開口61aの中心に
合致するので、上述した突起83とキーストッパー4と
が干渉しなくなり、合鍵8の鍵孔への挿入が可能にな
る。
2を、そのときのシリンダー錠の施解錠の状態に応じ
て、垂直姿勢であっても、また水平姿勢であってもシリ
ンダー錠3に充分挿入することが可能となる。
せば、ストッパー4は再びストッパーばね7の弾力によ
り下降し、円弧開口43aの端縁が合鍵のスロット85
に係合する。
ステム部82はサムターン筒1の内部に安定して保持さ
れ、同時にシリンダ錠が解錠される。
先側の突起83がシリンダ錠の内筒端面に当接して従来
の鍵のショルダー部となる。
に回動可能になるので、扉面91に装着されたサムター
ンとしての機能を果たすことができる。
クラッチ機構93と係合し、このクラッチ機構に連結さ
れたサムターン操作軸94及びだるまカム94を介して
デッドボルトの出没が行われる。
は、挿入する場合と同様にタング47を押し上げながら
引き抜けばよい。
に保持させたままの状態では、摘み81は従来から使用
されている構造のサムターンの摘みとしての機能を有し
ており、その操作方法は従来のサムターンと何ら変わっ
たところがなく、室内側からの施解錠を従来のサムター
ンと同様に行うことができる。
をサムターン筒1から抜いておけば、万一、扉にはめ込
まれたガラスが破壊されて手先が室内側に挿入されて
も、侵入者が合鍵8を保有していない限り不正解錠は不
可能である。
明は、扉の室内側に装着されたシリンダー錠を施解錠す
るための合鍵を常態において安定して取付けたままにし
ておくことができるので、従来の構造のサムターンと同
様に操作できるとともに、キーストッパーを操作するこ
とにより容易に合鍵を抜いておくことができるので、侵
入者が室内側に手先をさし込んでも解錠できないという
優れた防犯効果を奏する。
サムターンの正面図で、キーストッパーが下降している
状態を示す。
サムターンの正面図で、キーストッパーがストッパーば
ねの弾力に抗して押上げられている状態を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 扉面の室内側に室外側のシリンダ錠と同
軸に装着され、シリンダー錠を内蔵したサムターン筒
と、サムターン筒の室内側の端部においてシリンダー錠
の中心軸と直角方向に移動可能に案内され、ストッパー
ばねにより一方に向けて付勢されたキーストッパーと、
ステム部の基部側端縁にスロット付のショルダー部を形
成した合鍵とを有し、上記キーストッパーのウェブに合
鍵のショルダー部のスロットと係脱可能な開口を形成し
たことを特徴とする防犯型サムターン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01500298A JP3602957B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 防犯型サムターン |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11200678A true JPH11200678A (ja) | 1999-07-27 |
JP3602957B2 JP3602957B2 (ja) | 2004-12-15 |
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-
1998
- 1998-01-08 JP JP01500298A patent/JP3602957B2/ja not_active Expired - Fee Related
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