JP4599157B2 - 機能ブロックの化粧カバーの取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、扉に装着されるシリンダ筒、サムターン或いはエスカチオン等の機能ブロックの化粧カバーの取付構造(以下単に取付構造という)に係り、特に、機能ブロックに対する装着が容易で確実に装着することができ、しかも分解も容易な取付構造に関する。
建具に属する機能ブロックは上記したように幾つか考えられるが、下記特許文献1に記載されているシリンダ筒の化粧カバー(或いは化粧リング)は、鍵孔が開口するシリンダ筒の外端にキャップを嵌着し、このキャップとシリンダ筒に嵌装された中空円錐台形の化粧リングとの間に圧縮コイルばねを弾装し、化粧リングを扉面に弾圧するようにしている。
また、異形断面の機能ブロックの場合、例えば機能ブロックを収納できる凹部を形成した舟形の化粧カバーを隙間なく機能ブロックに嵌着し、これらを止めねじで固定する(図示せず)。
或いは、化粧カバーの開口端縁の内側に複数個の小突起を形成し、一方、これら小突起に対応して、機能ブロックの台座に小突起と係合する凹部を形成し、化粧カバーを機能ブロックに嵌着するとき、化粧カラーの開口部の弾性変形を利用して両者をパチンと填めて固定する(図示せず)。
特開2002−332760
上記した各種の化粧カバーの取付構造の内、シリンダ錠に関するものは、扉厚に対応してシリンダ筒の扉面からの突出量が変化するためシリンダ筒に関しては合理的であるが、他の機能ブロックに応用するには少しく構造が複雑である。
また、止めねじで固定するものは、止めねじが化粧カバー面に露出するため見栄えが悪く、更にまた、化粧カラーの開口部の弾性変形を利用するものは、一旦装着したら後に分解することは困難である。
そこで、この発明は、機能ブロックに対する装着が容易で確実に装着することができ、しかも分解も容易な取付構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、扉に装着されるシリンダ筒、サムターン或いはエスカチオン等の機能ブロックを、開口端縁を扉面に接合させた状態で覆う舟形の部材であって、この舟形の部材の開口端縁の少なくとも1ヵ所に内方に突出する第1係合突起を、開口端縁に沿って第1係合突起とは異なる位置における開口端縁部に少なくとも1個の係合孔を夫々形成した化粧カバーと、この化粧カバーによって覆われる機能ブロックの基盤となる弾性材質の台座とを有し、台座を化粧カバーで被覆したとき上記第1係合突起と整合する台座の部分に係合凹部を形成すると共に、上記係合孔の内側における台座の部分に、先端が化粧カバーの厚さ方向に変形可能な支持腕を一体に形成し、この支持腕の先端に化粧カバーの係合孔と係合する第2係合突起を形成し、機能ブロックを化粧カバーで覆うとき、台座の係合凹部に化粧カバーの第1係合突起を係合させ、その状態で化粧カバーを機能ブロックを覆うように落とし、その際支持腕の先端の第2係合部を化粧カバーの係合孔に自動的に係合させるようにしたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明による取付構造は、台座の係合凹部に化粧カバーの第1係合突起を係合させ、その状態で化粧カバーを機能ブロックを覆うように落とせば、支持腕の先端の第2係合突起が自動的に化粧カバーの係合孔に係合するので、化粧カバーの装着が極めて容易である。
また、装着した状態において、化粧カバーを取り外そうとする力は第2係合突起を剪断しようとする方向に作用するので、第2係合突起をある程度以上大きく設定すれば、化粧カバーの台座に対する装着が確実、かつ強固になる。
更にまた、外側から見える結合部が化粧カバーの表面に露呈する小さな第2係合突起のみなので見栄えが良い。
加えて、化粧カバーの表面に見える第2係合突起を内側に押動することにより、化粧カバーと台座との係合を容易に解くことができ、したがって保守点検のための化粧カバーの取り外しも容易である、等種々の効果を奏する。
化粧カバーの内側において、弾性材質の台座に支持腕を一体に形成し、その自由端に化粧カバーの係合孔と係合する第2係合突起を突設する、という簡単な構成で、化粧カバーの取付構造の従来からの不都合を解消することができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1はこの発明を室内側のサムターン1に適用した断面図を示し、このサムターン1は、摘み2とサムターン連結軸3とを直結せず、サムターン1内に内蔵されたシリンダ錠4の合鍵5を摘みとしている。
このようなタイプのサムターンは、外出時合鍵を抜いてしまえば、例え扉のガラス板を破壊して室内に手を差し入れても、サムターンを操作する手がかりとなる摘みが無いので、サムターンを不正解錠することができない。
但し、サムターンがシリンダ錠を内蔵し、その合鍵を摘みとするタイプであることはこの発明の必須の構成ではない。
このサムターン1は、機能ブロックとしてのサムターン装置の基盤となる弾性材質の台座6と、これを覆う化粧カバー7とを有している。
上記化粧カバー7は、図2乃至図5に示すように、開口端縁を扉面に接合させて機能ブロックを覆う舟形の部材である。
なお、図1に示すサムターンは、本発明と関係が無いため説明を省略するギア装置を内蔵しているため、円錐台形に浅い略扇形の箱状部を連接した(図2及び図3参照)形状であるが、機能ブロックの形態によっては舟形ではなく円筒状、或いは円錐台形になる可能性がある。
この発明では、必ずしも舟形の概念には含まれない円筒状或いは円錐台形、又はカップ状のものであっても舟形の概念に含めるものとする。
上記化粧カバー7の長手方向における一端(図3及び図4で右端)には、その開口端縁に近接して、断面が略半円形の細長い第1係合突起8が内方(図3及び図4で左方)に突出するように形成されている。
また、図2、図3及び図5に示すように、化粧カバー7の長手方向における他端で、その開口端縁から離間した部分に、細長い矩形の係合孔9が開口している。
一方、図6乃至図8は部品単体としての前記台座6を示し、この台座6を化粧カバーで被覆したとき(図1参照)上記第1係合突起8と整合する部分に矩形の係合凹部11が形成されている(図6及び図7参照)。
なお、図示の実施例では、台座6も開口端縁を扉面に接合させて装着される舟形に成形されているので、上記係合凹部11は開口端縁の切欠として形成されているが、係合凹部11が切欠であることはこの発明の必須の構成ではない。
また、図6及び図8に示すように、前記化粧カバー7の係合孔9(図3及び図5参照)の内側となる台座6の部分に、先端が化粧カバー7の厚さ方向に変形可能な支持腕12が一体に形成されている。
そして、この支持腕12の先端に、上記係合孔9と係合する第2係合突起13が形成されている。図示の実施例では、この第2係合突起は横断面形状が略半円形の細長い突起である。
上記のように構成されたこの発明の一実施例による取付構造は、先に化粧カバーの第1係合突起8を台座の係合凹部11に係合させ(図示せず)、その係合状態を保って化粧カバーの他端部を台座に被せるようにする。
すると、台座側の支持腕の先端の第2係合突起13が化粧カバーの他端と係合し、両者の間に作用する楔作用により、支持腕の先端が12が台座の一端側(図6で右側)に変移するように弾性変形し、やがて第2係合突起13が化粧カバーの係合孔9に内側から係合して図1に示す取付状態に致る。
取付状態においては、図1に示すように、第1係合突起8と係合凹部11との係合、及び第2係合突起12と係合孔9との係合により、化粧カバー7は台座6に確実に係止される。
保守点検等の目的のため化粧カバー7を取り外すときには、外側から第2係合突起13(図1参照)を内方に押込み、化粧カバー7の他端部を図1で上方に押上げ、或いは、装着状態においては手前に引けばよい。
この発明を適用したサムターンの断面平面図。 化粧カバーの平面図。 化粧カバーの縦断面図。 化粧カバーの下面図。 化粧カバーの端面図。 台座の縦断面図。 台座の一方の端面図。 台座の他方の端面図。
符号の説明
1 サムターン
2 摘み
3 サムターン連結軸
4 シリンダ錠
5 合鍵
6 台座
7 化粧カバー
8 第1係合突起
9 係合孔
11 係合凹部
12 支持腕
13 第2係合突起

Claims (1)

  1. 扉に装着されるシリンダ筒、サムターン或いはエスカチオン等の機能ブロックを、開口端縁を扉面に接合させた状態で覆う舟形の部材であって、この舟形の部材の開口端縁の少なくとも1ヵ所に内方に突出する第1係合突起を、開口端縁に沿って第1係合突起とは異なる位置における開口端縁部に少なくとも1個の係合孔を夫々形成した化粧カバーと、この化粧カバーによって覆われる機能ブロックの基盤となる弾性材質の台座とを有し、台座を化粧カバーで被覆したとき上記第1係合突起と整合する台座の部分に係合凹部を形成すると共に、上記係合孔の内側における台座の部分に、先端が化粧カバーの厚さ方向に変形可能な支持腕を一体に形成し、この支持腕の先端に化粧カバーの係合孔と係合する第2係合突起を形成し、機能ブロックを化粧カバーで覆うとき、台座の係合凹部に化粧カバーの第1係合突起を係合させ、その状態で化粧カバーを機能ブロックを覆うように落とし、その際支持腕の先端の第2係合部を化粧カバーの係合孔に自動的に係合させるようにしたことを特徴とする機能ブロックの化粧カバーの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11200678A (ja) * 1998-01-08 1999-07-27 Miwa Lock Co Ltd 防犯型サムターン
JP2002332760A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Miwa Lock Co Ltd シリンダ筒
JP2004278027A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Long:Kk サムターン

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