JPH11200570A - 樋の後耳支持構造 - Google Patents

樋の後耳支持構造

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JPH11200570A
JPH11200570A JP420198A JP420198A JPH11200570A JP H11200570 A JPH11200570 A JP H11200570A JP 420198 A JP420198 A JP 420198A JP 420198 A JP420198 A JP 420198A JP H11200570 A JPH11200570 A JP H11200570A
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JP
Japan
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gutter
rear ear
holding portion
locking piece
piece
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Pending
Application number
JP420198A
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English (en)
Inventor
Masateru Takayama
昌照 高山
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TAKAYAMA KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
TAKAYAMA KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樋の後耳を確実且つ強固に支持できるように
すること課題とする。 【解決手段】 取付面Bに樋支持具本体7を固定する固
定具8の前面に樋Aの後耳16を下方から保持すべく設け
られる保持部10と、該保持部10に対向して前記樋支持具
本体7に設けられる弾性片14と、前記保持部10からの後
耳16の離脱を阻止すべく、弾性片14の上方で且つ前記樋
Aの後耳16の内壁面17に対向させて樋支持具本体7に設
けられる係止片15とからなり、しかも前記弾性片14の先
端は保持部10の先端の近傍に配されてなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樋の後耳を支持す
べく樋支持具に適用される後耳支持構造の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の後耳支持構造としては、
例えば特開平8-165760号公報所載の発明が存在する。
【0003】即ち、この従来のものは、図2に示すよう
に固定具8aの前面に保持部10aを設けると共に、該保持
部10aに対向して樋支持具本体7aに上向きの係止片15a
を突設したものであり、樋A' の後耳16aは保持部10a
により下方から保持されると共に、後耳16aの内壁面17
aに係止片15aを係止させて支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の後耳支持構造は、係止片15aの係止位置を後耳16a
の内壁面17aから外れた下方位置に設定しているため、
樋A' に不用意に外力が加わると、樋A' から押圧力を
受けて係止片15aが撓み易い難点がある。
【0005】これは、外力の作用点から係止片15aの係
止位置までの距離が小さいからであり、そのため後耳16
aの支持状態を維持できずに、樋A' が樋支持具から離
脱して落下してしまうという大なる問題点を有してい
た。
【0006】特に、係止片15aは上向きに形成されてい
るので、外力の作用による撓み量が大きくなって離脱し
易い。
【0007】それ故に、本発明は上記従来の課題を解決
するためになされたものであり、樋の後耳を確実且つ強
固に支持できるようにすること課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、取付面Bに樋支持具本
体7を固定する固定具8の前面に樋Aの後耳16を下方か
ら保持すべく設けられる保持部10と、該保持部10に対向
して前記樋支持具本体7に設けられる弾性片14と、前記
保持部10からの後耳16の離脱を阻止すべく、弾性片14の
上方で且つ前記樋Aの後耳16の内壁面17に対向させて樋
支持具本体7に設けられる係止片15とからなり、しかも
前記弾性片14の先端は保持部10の先端の近傍に配されて
なる点にある。
【0009】また、請求項2のように前記係止片15を樋
支持具本体7に対して水平に形成してもよい。
【0010】従って、上記特定事項からなる後耳支持構
造にあっては、樋Aの後耳16を保持部10と弾性片14間に
位置させて上向きに押圧すると、弾性片14が撓んで該弾
性片14と保持部10間に挿入され、前記後耳16が保持部10
により下方から保持されると共に、係止片15の先端が後
耳16の内壁面17に対向した状態で支持されることにな
る。
【0011】このように、係止片15は樋Aの上端に位置
する後耳16の内壁面17に対向配置された状態で支持され
るため、この状態で樋Aに外力が加わると、前記後耳16
の内壁面17が係止片15に係止されて、前記保持部10によ
る後耳16の支持状態は良好に維持されるのである。
【0012】また、先端が保持部10の先端の近傍に配さ
れる弾性片14が係止片15の下方に設けられてなるため、
これによっても保持部10からの前記後耳16の離脱が阻止
されることになる。
【0013】即ち、本発明に係る樋の後耳支持構造は、
弾性片14及び係止片15という二重の規制手段を有し、保
持部10からの後耳16の離脱を確実に防止することができ
るのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る後耳支持構造
を備えた樋支持具の一実施形態を図面に従って説明す
る。
【0015】図1に於いて、1は水平部2の前端に前方
傾斜部3を介して前方水平部4が延設され、且つ前記水
平部2の後端に後方傾斜部5を介して傾斜状の上面を有
する連結部6が延設された樋支持具本体7と、該樋支持
具本体7の後端に設けた正面略五角形状の固定具8とか
らなる樋支持具を示し、該固定具8と樋支持具本体7と
は合成樹脂により一体成形されている。
【0016】尚、水平部2,前方傾斜部3,後方傾斜部
5及び連結部6の両側面には凹部2a,3a,5a,6a が夫々凹
設されており、各凹部2a…はリブ9により区画されてい
る。
【0017】10は固定具8の前面中央に突設した保持部
であり、先端側程上向きに傾斜している。11は固定具8
の所定位置に穿設した固定用の取付孔である。
【0018】12は樋支持具本体7の前方水平部4の前端
に立上げ形成した係入片で、樋Aの前耳13の凹溝13aに
係入される。
【0019】14は樋支持具本体7の水平部2の後端側下
面に突設した弾性片で、その先端は前記保持部10の先端
の近傍に配置されている。
【0020】15は弾性片14の上方に位置する後方傾斜部
5の背面に樋支持具本体1に対して水平に突設した係止
片を示し、樋Aの後耳16を支持した際に該後耳16の内壁
面17の近傍位置に係止片15の先端が対向配置される。こ
の場合、係止片15の先端を内壁面17に接触するように係
止させても構わない。
【0021】18は連結部6の上面に長手方向に沿って形
成した山部で、19は山部18の上面に幅方向に突設した凸
部を示し、山部18と共に固定具8側への雨水等の逆流を
阻止する。
【0022】本実施形態は以上のような特定事項からな
り、複数の樋支持具1を取付面Bに所定間隔を有して固
定するのであるが、この場合は例えばネジ等(図示せ
ず)を固定具8の取付孔11を介して取付面Bにねじ込ん
で固定する。
【0023】そして、樋Aの前耳13の凹溝13aに樋支持
具本体7の係入片12を係入した状態で、樋Aの後耳16を
樋支持具1の弾性片14と保持部10間に位置させて上向き
に押圧すると、弾性片14が撓んで挿入され、樋Aの後耳
16は保持部10により下方から保持されると共に、後耳16
の内壁面17に係止片15の先端が対向した状態て支持され
ることになる。この場合、弾性片14は先端部側程上向き
に形成されてなるため、これをガイドとして後耳16の装
着を簡易に行うことができる。
【0024】而して、係止片15は樋Aの上端に位置する
後耳16の内壁面17に接触して係止されるため、この状態
で樋Aに外力が加わっても、係止片15と保持部10とによ
る後耳16の支持状態は強固に維持されることとなり、よ
って後耳16が離脱して樋Aが落下するようなことはな
い。特に、係止片15は水平状態で後耳16の内壁面17に係
止されるので、上向きに傾斜させた場合に比べて外力の
作用による撓みは少なくなって、前記内壁面17との係止
状態が良好に維持されるのである。
【0025】また、先端が保持部10の先端の近傍に配さ
れる弾性片14が係止片15の下方に設けられてなるため、
これによっても保持部10からの前記後耳16の離脱が阻止
されることになる。
【0026】即ち、本実施形態に係る樋の後耳支持構造
は、弾性片14及び係止片15という二重の規制手段を有
し、保持部10からの後耳16の離脱を確実に防止すること
ができるのである。
【0027】更に、本実施形態に係る後耳支持構造は全
体が非常に簡易な構成からなるため、その製作も容易に
且つ安価に行えるという利点がある。
【0028】尚、上記実施形態に於いては、樋支持具本
体7に対して係止片15を水平に突設したために、一層後
耳16の支持状態が良好になるという利点が得られたが、
本発明は決してこれに限定されず、例えば先端部側程上
向きに傾斜するように形成したり、図1で二点鎖線で示
すように板状に形成した係止片15を樋支持具本体7の後
方傾斜部5から連結部6の下面にかけて垂下せしめても
構わない。
【0029】また、上記実施形態では、固定具8と樋支
持具本体7とを一体形成したが、この両者は別体に形成
してボルト,ナット等の締結具で両者を固定しても良い
他、その具体的な素材も合成樹脂製に限定されるもので
はない。
【0030】その他、樋支持具1の形状等の具体的な特
定事項も本発明の意図する範囲内に於いて任意に設計変
更自在である。
【0031】
【発明の効果】叙上のように、本発明は樋支持具本体に
設けた係止片を樋の上端部に位置する後耳の内壁面に対
向配置させてなるために、後耳の下方位置を係止片の係
止位置とする従来の支持構造に比べ、安定して後耳を支
持することが可能となり、よって樋に不用意に外力が加
わっても、その後耳の内壁面が係止片に接触して係止さ
れ、保持部による後耳の支持状態は強固に維持される結
果、後耳の離脱による樋が落下という事態を良好に回避
できるという格別の効果を得るに至った。
【0032】また、先端が保持部の先端の近傍に配され
る弾性片が係止片の下方に設けられてなるため、これに
よっても保持部からの前記後耳の離脱が阻止されること
になる。
【0033】即ち、本発明に係る樋の後耳支持構造は、
係止片及び弾性片という二重の規制手段を有し、保持部
からの後耳の離脱を確実に防止することができるという
効果を奏するのである。
【0034】また、係止片を樋支持具本体に対して水平
に設けた請求項2に係る発明にあっては、水平状態で後
耳の内壁面に係止されるので、上向きに傾斜させた場合
に比べて外力の作用による撓みは少なくなって、前記内
壁面との係止状態が良好に維持されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(イ) は樋支持具の
正面図、(ロ) は側面図。
【図2】従来の樋支持具を示す正面図。
【符号の説明】
1…樋支持具 7…樋支持具本体 8…固定具 10…保持部 13…弾性片 14…係止片 16…後耳 17…内壁面 A…樋 B…取付面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面(B) に樋支持具本体(7) を固定す
    る固定具(8) の前面に樋(A) の後耳(16)を下方から保持
    すべく設けられる保持部(10)と、該保持部(10)に対向し
    て前記樋支持具本体(7) に設けられる弾性片(14)と、前
    記保持部(10)からの後耳(16)の離脱を阻止すべく、弾性
    片(14)の上方で且つ前記樋(A) の後耳(16)の内壁面(17)
    に対向させて樋支持具本体(7) に設けられる係止片(15)
    とからなり、しかも前記弾性片(14)の先端は保持部(10)
    の先端の近傍に配されてなることを特徴とする樋の後耳
    支持構造。
  2. 【請求項2】 前記係止片(15)が樋支持具本体(7) に対
    して水平に設けられてなる請求項1記載の樋の後耳支持
    構造。
JP420198A 1998-01-12 1998-01-12 樋の後耳支持構造 Pending JPH11200570A (ja)

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JP420198A JPH11200570A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 樋の後耳支持構造

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JP420198A Pending JPH11200570A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 樋の後耳支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016904A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Maruichi:Kk 屋根板取付け金具および屋根構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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