JPH11200299A - 塗工装置のシャッターパン洗浄装置 - Google Patents

塗工装置のシャッターパン洗浄装置

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JPH11200299A
JPH11200299A JP2251798A JP2251798A JPH11200299A JP H11200299 A JPH11200299 A JP H11200299A JP 2251798 A JP2251798 A JP 2251798A JP 2251798 A JP2251798 A JP 2251798A JP H11200299 A JPH11200299 A JP H11200299A
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JP
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shutter pan
shutter
pan
coating
guide plate
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JP2251798A
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Norio Iwanami
紀夫 岩波
Hiroyuki Kono
弘幸 河野
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターパンの表面を効果的に洗浄して機
能低下を防ぐ。 【解決手段】 先端部に液溜め部7aを有するシャッタ
ーパン本体7の最先端部に導流板8を取り付けたシャッ
ターパン10を、原紙パスラインの上方に配置し、塗工
液4のカーテンを導流板8に沿わせて流下させ原紙2に
塗布する塗工装置において、跳ね上げ姿勢としたシャッ
ターパン10の中間部を紙幅方向に跨ぐようにする門型
の支持架構16を、後方へ倒伏可能に設ける。支持架構
16に洗浄水ヘッダー管19を支持させ、洗浄水ヘッダ
ー管19に、シャッターパン10の導流板8と液溜め部
7aへ向け洗浄水18を噴射するシャワーノズル20と
21を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製紙工場において製
造された原紙に塗工液を塗布する塗工装置で塗工の開
始、停止操作を行うシャッターパンを洗浄するための装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製紙工場で製造された紙はそのままの形
で直ちに使用されることはなく、それを原紙として更に
加工を施すことにより所要の目的に適合する製品として
の加工紙とする場合が多い。加工紙には種々のものがあ
るが、その一つに、塗被加工紙がある。塗被加工紙は、
紙の表面の性質を改善する目的で紙の表面に塗工液を塗
布させて製造するもので、その装置として塗工装置があ
る。
【0003】塗工装置の一つとして、いわゆるカーテン
コータは、図4にその一例を示す如く、コーターロール
1に巻回されて水平に走行する原紙2の表面に、給液ヘ
ッド3により塗工液4を一様な薄膜カーテン状に流下さ
せて塗布させるようにし、給液ヘッド3と原紙2との間
の位置で塗工液4の流下方向と直交する前後方向へシャ
ッターパン5を移動可能に配し、この塗工液4の原紙2
への供給、停止を、該シャッターパン5を後退させて塗
工液4の流下位置から退避するON作動と、シャッター
パン5を前進させて塗工液4の流下位置を遮るようにす
るOFF作動によって行うようにしてある。すなわち、
上記塗工液4は塗被加工に適した粘度と流動性を有する
ため、塗工停止時はシャッターパン5が給液ヘッド3の
下方に位置するOFF位置にあって、流下させられる塗
工液4を該シャッターパン5の端より流出させて回収す
るようにしており、塗工開始時にはシャッターパン5を
水平方向に後退させてON作動させるようにしている。
【0004】一方、近年、上記塗工装置による原紙2表
面への塗工液4の塗布作業は、高速化してきているが、
原紙2が高速で走行させられると、この原紙2の走行に
引かれて運ばれてくる(連れ回りさせられる)エアが給
液ヘッド3と原紙2との間に入り込み、給液ヘッド3か
ら原紙2の表面への塗工液4の塗布に悪影響を及ぼすと
いう問題があるので、原紙2により連れ回りさせられる
エアを、給液ヘッド3の上流側で除去し、給液ヘッド3
と原紙2との間にエアが入り込まないようにする手段と
して、エア遮断板6をスクレーパ状に傾斜設置する方式
が提案されている。
【0005】しかし、原紙2より離れた高い位置にある
シャッターパン5のON、OFF作動による塗工開始、
停止時に、塗工液4の始端、終端がまとまって原紙2上
に落下して厚塗りされることになり、そのまま下流の乾
燥工程へ送られると乾燥し切れないで巻取部で巻き取ら
れる結果、ブロッキングを起してしまう、という問題が
あり、又、エア遮断板6を傾斜設置した場合において、
原紙2に対する角度を大きくしてエア遮断の効果を高め
るようにすると、シャッターパン5をON、OFF作動
させるため前後方向へ移動させるときに、エア遮断板6
が当るので、エア遮断板6の角度を小さくせざるを得
ず、エア遮断の効果が少ない、という問題がある。
【0006】そのため、図5に示す如き型式の塗工装置
の開発が本出願人により進められ、この図5に示す塗工
装置は、図4に示したと同様に、コーターロール1に巻
回されて水平に走行する原紙2の表面に、給液ヘッド3
から吐出させてカーテン状に流下させた塗工液4を、上
記コーターロール1の回転方向下流位置で塗布するよう
にしてある塗工装置において、原紙パスライン方向に延
在するように前後方向の長さを大きくし且つ前後方向の
先端部と中間部に液溜め部7aと7bを設けたシャッタ
ーパン本体7の先端部に、下端部(先端部)を原紙パス
ラインと滑かに一致するように湾曲させ且つ上端部がシ
ャッターパン本体7の最先端位置を乗り超えるように後
方へ折曲げた形状とした導流板8を前方へ向け下り勾配
の配置としてヒンジ9により上下方向へ回動自在に取り
付けてなるシャッターパン10を、シャッターパン本体
7の先端部でエア遮断板6を覆うように原紙パスライン
の上方に配置すると共に、該シャッターパン10の後端
部を、コーターロール1と平行に設けた支軸11に取り
付けて、該支軸11を中心にシャッターパン10が上下
方向へ回動できるようにし、且つ上記給液ヘッド3を、
シャッターパン10が延在する前後方向に沿うようシャ
ッターパン10の上方を水平移動できるようにし、更
に、上記シャッターパン10の後方に、リターンパン1
2とカラーパン13を設置した構成としたものである。
【0007】図5に示す塗工装置では、塗工を開始する
場合、実線で示す如く、導流板8の先端が原紙2の表面
と接するようにシャッターパン10を斜め下向きに配置
した状態において、二点鎖線の位置にある給液ヘッド3
を、導流板8の上端上方位置となる実線の位置へと高速
で移動させた後、導流板8の前方となる一点鎖線で示す
位置まで低速で移動させるようにすることにより、給液
ヘッド3から吐出させた塗工液4を導流板8に沿わせて
原紙2の表面に流下させるようにするもので、塗工液4
の始端の原紙表面に対する距離を極力0に近付けるよう
にして原紙2の表面に塗布することができるようにして
ある。その結果、塗工液4の始端による厚塗りを防止す
ることができるという利点があり、又、塗工を停止する
場合には、一点鎖線の位置にある給液ヘッド3を二点鎖
線の位置へと後方へ移動させるようにすることにより、
塗工液4の終端を導流板8に沿わせて滑かに流下させる
ようにして、塗工液4の終端による厚塗りも防止するこ
とができるようにするものであり、更に、シャッターパ
ン10を二点鎖線で示す如く斜め上方へ跳ね上げること
により、シャッターパン10上に残留している塗工液4
をリターンパン12を介してカラーパン13で回収させ
ることができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す塗工装置の
場合は、上述した如き優れた利点を有するものであり、
この利点を発揮させるためには、塗工液4がシャッター
パン10上を円滑に流動することが重要であり、特に、
先端部の導流板8に沿って滑らかに流れることが、塗工
開始、停止時の厚塗りを防止する上で重要である。その
ため、かかる構成の塗工装置のシャッターパンは常に清
浄化されていることが必要である。
【0009】そこで、本発明は、図5に示す塗工装置の
シャッターパンの跳ね上げ位置において、シャッターパ
ンを効率よく洗浄することができるような塗工装置のシ
ャッターパン洗浄装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、先端部に液溜め部を有するシャッターパ
ン本体の先端部に導流板を上下方向へ回動自在に取り付
けてなるシャッターパンを、後端部を支点に先端側を斜
め上方へ跳ね上げ可能に支持すると共に、該シャッター
パンの上方を前後方向に移動する給液ヘッドからのカー
テン状の塗工液を、上記シャッターパンの導流板に沿わ
せてから原紙の表面に塗布するようにして塗工する塗工
装置の上記シャッターパンの先端側を跳ね上げたときの
該シャッターパンの前後方向中間部位置を紙幅方向に跨
ぐようにする支持架構を、後方へ倒伏可能に設け、且つ
該支持架構の上部に紙幅方向に延びる洗浄水ヘッダー管
を支持させて、該洗浄水ヘッダー管に、上記シャッター
パン先端部の上面へ向けて洗浄水を噴射させるためのシ
ャワーノズルを取り付けた構成とする。
【0011】シャッターパンを跳ね上げた状態におい
て、後方へ倒伏させておいた支持架構を起立させ、洗浄
水ヘッダー管に導かれた洗浄水をシャワーノズルより噴
射させると、シャッターパンの先端部に当って、流下す
る洗浄水によりシャッターパンの表面全体が効率よく洗
浄される。
【0012】又、シャワーノズルを、シャッターパンの
導流板と液溜め部へ向くように複数個取り付けた構成と
することにより、特に平滑性が要求される導流板と塗工
液が溜り易い液溜め部が積極的に洗浄される。
【0013】更に、洗浄水ヘッダー管に、シャワーノズ
ルによる洗浄範囲を包囲するようにしたカバーを取り付
けた構成とすることにより、洗浄水の飛沫がカバーで遮
られ、周辺への飛散が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】本発明のシャッターパン洗浄装置は、図5
に示した塗工装置におけるシャッターパンの洗浄用とし
て採用するもので、図1乃至図3は本発明の実施の一形
態を示すものである。
【0016】すなわち、先端部を跳ね上げたときのシャ
ッターパン10の前後方向中間部を紙幅方向で跨ぐよう
に、左右の支柱14と該左右の支柱14の上端同士を連
結する連結ビーム15とからなる門型の支持架構16
を、固定設置した左右の架台17の上端部に、シャッタ
ーパン10と干渉しない後方位置へ倒伏できるように取
り付け、且つ該支持架構16の上端部に、洗浄水18を
導くようにする洗浄水ヘッダー管19を、上記連結ビー
ム15に沿わせて紙幅方向に配置して固定すると共に、
該洗浄水ヘッダー管19の中間部所要位置に、シャッタ
ーパン10の先端側の導流板8と先端液溜め部7aへ向
けて洗浄水18を低圧で噴射させるようにするための上
部と下部の各シャワーノズル20と21をそれぞれ複数
個宛取り付け、更に、上記洗浄水ヘッダー管19に、シ
ャワーノズル20,21による洗浄範囲を包囲するよう
にカバー22を取り付けるようにする。
【0017】上記カバー22は、図2に詳細を示す如
く、上部のシャワーノズル20の上方に位置し且つ跳ね
上げ位置のシャッターパン10の上端となる導流板8の
先端を上方から覆うように前方へ張り出すようにしてあ
って洗浄水ヘッダー管19の上面部に固設してある上部
カバー体22aと、上下部のシャワーノズル20,21
による洗浄水18の噴射範囲を横から覆えるように上部
カバー体22aの幅方向両端に取り付けたサイドカバー
体22bと、上部カバー体22aの前端部に上下方向へ
回動自在にヒンジ23により取り付けられて自重により
垂下されるようにしてある溝型のエンドカバー体22c
からなり、且つ上記エンドカバー体22cの内側面に、
導流板8の先端部裏面を受けるようにするためのスポン
ジ24を取り付けた構成としてある。
【0018】なお、25は洗浄水ヘッダー管19に弁2
6を介して接続したフレキシブル構造の洗浄水供給管、
27は支軸11の駆動部を示す。
【0019】図5に一点鎖線で示すように給液ヘッド3
より直接原紙2上に塗工液4を流下させて塗工を行って
いる間とか、塗工装置の運転を休止させているとき等に
おいて、シャッターパン10の洗浄を行うようにする
が、この場合、シャッターパン10は図1に示す如く、
支軸11を中心に斜め上方へ回動させられた跳ね上げ位
置にあるので、後方へ倒伏させて待機状態としておいた
支持架構16を、このシャッターパン10の跳ね上げ位
置に対応させて起立させるようにする。この際、単に支
持架構16を起立させただけでは、シャッターパン10
先端部の導流板8が図2の二点鎖線で示す如く、カバー
22のエンドカバー体22cの外側に位置してカバー2
2内に収められないので、エンドカバー体22cをヒン
ジ23を中心に一旦図2で時計方向に回動させることに
より外側上方へ持ち上げて、導流板8をカバー22の内
側に入り込ませるようにし、しかる後にエンドカバー体
22cを自重で垂下させるようにする。
【0020】かかる状態において、洗浄水供給管25を
通して洗浄水ヘッダー管19内に導いた洗浄水18を、
上下部のシャワーノズル20,21から噴射させるよう
にすると、上部のシャワーノズル20から噴射された洗
浄水18が、特に平滑性が要求される導流板8の先端部
に直接吹き付けられることにより積極的に洗浄が行われ
る。一方、下部のシャワーノズル21から噴射された洗
浄水18は、塗工液4が溜まり易いシャッターパン本体
7の先端部液溜め部7aに直接吹き付けられることによ
り積極的に洗浄が行われ、更に、上記導流板8及び液溜
め部7aに当って流下する洗浄水18によってシャッタ
ーパン10の表面全体が効率よく洗浄される。このと
き、シャワーノズル20,21による洗浄範囲はカバー
22によって包囲されているので、洗浄水18の飛沫が
周辺へ飛散することはない。又、この際、導流板8の先
端部裏面には、エンドカバー体22cに取り付けたスポ
ンジ24が当接していて隙間を塞いでいるので、洗浄水
18が導流板8の最先端位置を乗り超えても、外部に漏
れ出る心配はない。
【0021】これにより、シャッターパン10に塗工液
4が堆積して乾燥状態としてしまうことを未然に防ぐこ
とができ、これにより乾燥固化した塗工液4をヘラ等を
用いて掻き落す作業をなくすことができるばかりでな
く、シャッターパン10の表面、特に、導流板8の表面
の平滑性を維持できることから、塗工液4を滑かに流す
状態を保つことができる。
【0022】なお、上記実施の形態では、導流板8の先
端部へ向けて洗浄水18を噴射するシャワーノズル20
と、液溜め部7aへ向けて洗浄水18を噴射するシャワ
ーノズル21を設けた場合を示したが、シャワーノズル
20のみとしても有効であること、又、シャワーノズル
の紙幅方向の数は任意に選定し得ること、その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の塗工装置のシ
ャッターパン洗浄装置によれば、次の如き優れた効果を
発揮する。 (1) 先端部に液溜め部を有するシャッターパン本体の先
端部に導流板を上下方向へ回動自在に取り付けてなるシ
ャッターパンを、後端部を支点に先端側を斜め上方へ跳
ね上げ可能に支持すると共に、該シャッターパンの上方
を前後方向に移動する給液ヘッドからのカーテン状の塗
工液を、上記シャッターパンの導流板に沿わせてから原
紙の表面に塗布するようにして塗工する塗工装置の上記
シャッターパンの先端側を跳ね上げたときの該シャッタ
ーパンの前後方向中間部位置を紙幅方向に跨ぐようにす
る支持架構を、後方へ倒伏可能に設け、且つ該支持架構
の上部に紙幅方向に延びる洗浄水ヘッダー管を支持させ
て、該洗浄水ヘッダー管に、上記シャッターパン先端部
の上面へ向けて洗浄水を噴射させるためのシャワーノズ
ルを取り付けた構成としてあるので、シャッターパンの
跳ね上げ姿勢において、支持架構を起立させてシャワー
ノズルから洗浄水を噴射させることにより、洗浄液によ
ってシャッターパンの表面を全体的に洗浄することがで
き、したがって、塗工液のシャッターパン表面への堆
積、乾燥を防ぐことができ、シャッターパンの平滑流動
性機能を常に維持させることができる。 (2) シャワーノズルを、シャッターパンの導流板と液溜
め部へ向くように複数個取り付けた構成とすることによ
り、特に平滑性が要求される導流板と塗工液が溜り易い
液溜め部に直接洗浄水を吹き付けることができて、これ
らの部分を積極的に洗浄することができる。 (3) 洗浄水ヘッダー管に、シャワーノズルによる洗浄範
囲を包囲するようにしたカバーを取り付けた構成とする
ことにより、シャワーノズルによる洗浄範囲をカバーで
覆うことができるので、洗浄作業時に洗浄水の飛沫を周
辺へ飛散させてしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す概略切断側面図で
ある。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1のB−B方向矢視図である。
【図4】従来の塗工装置の一例を示す概略図である。
【図5】最近提案されている塗工装置の概略図である。
【符号の説明】
2 原紙 3 給液ヘッド 4 塗工液 7 シャッターパン本体 7a 液溜め部 8 導流板 10 シャッターパン 16 支持架構 18 洗浄水 19 洗浄水ヘッダー管 20,21 シャワーノズル 22 カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に液溜め部を有するシャッターパ
    ン本体の先端部に導流板を上下方向へ回動自在に取り付
    けてなるシャッターパンを、後端部を支点に先端側を斜
    め上方へ跳ね上げ可能に支持すると共に、該シャッター
    パンの上方を前後方向に移動する給液ヘッドからのカー
    テン状の塗工液を、上記シャッターパンの導流板に沿わ
    せてから原紙の表面に塗布するようにして塗工する塗工
    装置の上記シャッターパンの先端側を跳ね上げたときの
    該シャッターパンの前後方向中間部位置を紙幅方向に跨
    ぐようにする支持架構を、後方へ倒伏可能に設け、且つ
    該支持架構の上部に紙幅方向に延びる洗浄水ヘッダー管
    を支持させて該洗浄水ヘッダー管に、上記シャッターパ
    ン先端部の上面へ向けて洗浄水を噴射させるためのシャ
    ワーノズルを取り付けた構成を有することを特徴とする
    塗工装置のシャッターパン洗浄装置。
  2. 【請求項2】 シャワーノズルを、シャッターパンの導
    流板と液溜め部へ向くように複数個取り付けた請求項1
    記載の塗工装置のシャッターパン洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄水ヘッダー管に、シャワーノズルに
    よる洗浄範囲を包囲するようにカバーを取り付けた請求
    項1又は2記載の塗工装置のシャッターパン洗浄装置。
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Cited By (4)

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