JPH11199542A - 有機酸とアミンの複合塩の製造法 - Google Patents
有機酸とアミンの複合塩の製造法Info
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Abstract
トの抑制ができ大量製造できる有機酸とアミンの複合塩
の製造法を提供する。この製造法は、特に、鏡像異性体
の混合物である有機酸を光学分割するためにジアステレ
オマー法を実施する際の、ジアステレオマー誘導体の1
つである有機酸と光学活性アミンの複合塩の製造法に有
利に用いられる。 【解決手段】有機酸とアミンの複合塩を製造する方法に
おいて、エステル類またはラクトン類をアルカリ加水分
解した反応液にアミンを添加後、無機塩を添加して水素
イオン濃度を所望のpH値に調整することを特徴とす
る。有機酸として鏡像異性体の混合物が、またアミンと
して光学活性アミンが好ましく用いられる。
Description
どの各種化学原料中間体として有用な有機酸とアミンの
複合塩の製造法に関するものである。詳しくは、本発明
は、鏡像異性体の混合物である有機酸を光学分割するた
めにジアステレオマー法を実施する際の、ジアステレオ
マー誘導体の1つである有機酸と光学活性アミンの複合
塩の製造法に関するものである。
て、ジアステレオマー法が広く行われてきた。ジアステ
レオマー法において、有機酸とアミンの複合塩は特に重
要なジアステレオマー誘導体であり、この有機酸とアミ
ンの複合塩のうち、鏡像異性体の混合物である有機酸と
光学活性アミンの複合塩の製造法に関しては、これまで
いくつかの方法が提案されている。
ヒドロキシウンデカン酸とα-(1-ナフチル)エチルアミ
ン、α-フェニルエチルアミン、もしくはβ-(p-トリル)
-α- フェニルエチルアミンのいずれかの光学活性体と
を反応させて、鏡像異性体の混合物である有機酸と光学
活性アミンの複合塩であるジアステレオマー塩を製造す
る方法が提案されている。この方法では、目的の鏡像異
性体の混合物である有機酸と光学活性アミンの複合塩を
ある程度の収率で製造することはできるが、γ- ヒドロ
キシウンデカン酸は安定性が悪く、γ-ウンデカラクト
ンが副生成してしまい収率の低下が起きることから、未
だ十分な方法であるとはいえない。
予稿集II、p728、1 C1 10 では、ジャスミンラクトンを
水酸化ナトリウムで開環し、光学活性な2-アミノ-1,2-
ジフェニルエタノールの塩酸塩を作用させて、鏡像異性
体の混合物である有機酸と光学活性アミンの複合塩であ
るジアステレオマー塩を製造する方法が提案されてい
る。しかしながら、鏡像異性体の混合物である有機酸と
光学活性アミンの複合塩の製造については、詳細な製造
方法や効果については記載されていない。また、この方
法では、光学活性アミンの塩酸塩を合成するという工程
が必要であり、操作的に複雑であるため未だ十分な方法
であるとはいえない。
スミンラクトンを水酸化ナトリウムで開環し、中和した
後、中和液に光学活性な2-アミノ-1,2-ジフェニルエタ
ノールの塩酸塩を添加して、鏡像異性体の混合物である
有機酸と光学活性アミンの複合塩であるジアステレオマ
ー塩を製造する方法が提案されている。この方法は、中
和後のδ-ヒドロキシ酸を単離する工程がないためある
程度の効果があると思われるが、実際にどの程度の効果
がえられるかについて具体的詳細な記載がない。また、
この方法は、光学活性アミンの塩酸塩を合成するという
工程が必要であり、操作的に複雑であるため未だ十分な
方法であるとはいえない。
応を抑制し反応収率を向上させるとともに、製造工程を
短縮し、効率よく簡便に有機酸とアミンの複合塩を製造
する方法を提供することにある。
発明の有機酸とアミンの複合塩の製造法は、有機酸とア
ミンの複合塩を製造する方法において、エステル類また
はラクトン類をアルカリ加水分解した反応液にアミンを
添加後、無機酸を添加して水素イオン濃度を所望のpH
値に調整することを特徴とするものであり、本発明にお
いては、前記有機酸が鏡像異性体の混合物であり、アミ
ンが光学活性アミンであることが好ましく、調整される
水素イオン濃度をpH値で5〜10とすることが好まし
い。
テル類、ラクトン類およびアミン類については、後で詳
しく説明される。
複合塩の製造法は、エステル類またはラクトン類をアル
カリ加水分解し、その後フリーな有機酸を単独に製造す
る工程を経ずに、有機酸のアルカリ金属塩の状態でアミ
ンを添加した後、無機酸を添加することによって、有機
酸とアミンの複合塩を簡便な操作で高収率に製造できる
ものである。有機酸のアルカリ金属塩をアミンの存在下
に無機酸で中和することによって、生成したフリーな有
機酸はその存在時間を最大限に短くでき、ほぼ同時にア
ミンと作用して複合塩を生成する。そのため、フリーな
有機酸が不安定なものであっても、副反応を最大限に抑
制することができる。フリーな有機酸が不安定なものの
例としては、γ-ヒドロキシ酸類、δ-ヒドロキシ酸類等
を挙げることができるが、本発明ではこれらに限定する
ものではない。
得られるγ-ヒドロキシ酸類の原料としては、γ-ヒドロ
キシ酸エステル類やγ-ラクトン類を挙げることがで
き、δ-ヒドロキシ酸類の原料としてはδ-ヒドロキシ酸
エステル類やδ-ラクトン類を挙げることができるが、
これらに限定されない。
としては、一般式(V)
たない有機残基、R 2は水素または有機残基、R 3は
水素または有機残基、R 4は水素または有機残基)で
示される複合塩が挙げられる。
般式(VI)
和あるいは不飽和の脂肪族基、R 2は水素または有機
残基、R 3は水素または有機残基、R 4は不斉炭素が
含まれる有機残基)で示される鏡像異性体の混合物であ
る有機酸と光学活性アミンの複合塩が挙げられる。
製造法について詳細に説明する。
カリ加水分解反応の方法は、特に限定されるものではな
く、通常の方法で実施することができる。例えば、加熱
したアルカリ化合物の水溶液にエステル類またはラクト
ン類を滴下する方法などを使用することができる。
しては、脂肪族エステル類や、一般式(III)
和あるいは不飽和の脂肪族基、R 5はメチル、エチル
などの有機残基)で示されるヒドロキシ酸エステル類が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ル、酢酸エチル、ペンタデカン酸エチル3.、エチル
5−ヒドロキシデカノエート、エチル 5−ヒドロキシ
ウンデカノエート、エチル 5−ヒドロキシヘキサノエ
ート、n−プロピル 5−ヒドロキシデカノエート、イ
ソプロピル 5−ヒドロキシデカノエート、2−メチル
プロピル5−ヒドロキシデカノエート、エチル 5−ヒ
ドロキシ−9−メチルデカノエートなど挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
ン類としては、一般式(IV)
和あるいは不飽和の脂肪族基)で示される単環の中環状
ラクトン類や、大環状ラクトン類を挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。
ド、4−ヘキサノリッド、4−ヘプタノリッド、4−オ
クタノリッド、4−ノナノリッド、4−デカノリッド、
4−ウンデカノリッド、4−ドデカノリッド、4−トリ
デカノリッド、4−テトラデカノリッド、γ-ジャスモ
ラクトン、cis-ジャスモンラクトン、cis−6−ドデセ
ン−4−オリドなどのγ-ラクトン類、5−ヘキサノリ
ッド、5−ヘプタノリッド、5−オクタノリッド、5−
ノナノリッド、5−デカノリッド、5−ウンデカノリッ
ド、5−ドデカノリッド、5−トリデカノリッド、5−
テトラデカノリッド、ジャスミンラクトンなどのδ-ラ
クトン類、6−ヘプタノリッド、6−オクタノリッド、
6−ノナノリッド、6−デカノリッド、6−ウンデカノ
リッド、6−ドデカノリッド、6−トリデカノリッド、
6−テトラデカノリッドなどのε- ラクトン類、シクロ
ペンタデカノリッドなどの大環状ラクトン類などが挙げ
られるが、これらに限定するものではない。
はラクトン類が液体であれば、希釈することなくそのま
ま滴下してもよいし、また結晶性のものであれば酸・ア
ルカリ・有機酸・アミンのいずれにも安定な溶媒で十分
に溶解性のあるものであれば希釈しても構わない。本発
明においてアルカリ化合物は、通常のエステル類、ラク
トン類のアルカリ加水分解で使用されるものであれば特
に限定されることはないが、なかでも水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウ
ムが好ましい。
されるものではないが、好ましくはエステル類またはラ
クトン類に対して1倍モルから10倍モルで、より好ま
しくは1倍モルから3倍モルの範囲で用いられる。アル
カリ化合物は水溶液として使用することが好ましい。そ
の際の濃度はアルカリ化合物の種類によっても適宜選択
でき、特に限定されるものではないが、0.1重量%か
ら40重量%が好ましく、特に、1重量%から20重量
%がより好ましい。反応の温度は使用するアルカリ化合
物の種類や使用する量、濃度によって適宜選択すること
ができるが、0℃から100℃が好ましく、特に10℃
から80℃がより好ましい。
ては、第一級アミン類、第二級アミン類、第三級アミン
類、一般式(I)
は有機残基、R 4は不斉炭素が含まれる有機残基)で
示される光学活性アミン、または一般式(II)
3は水素またはベンジル基を示す、R 4は水素また
はメチル基を示す。)で示される光学活性アミン類、ま
たは、1-(1-ナフチル)エチルアミン、(cis-2-ベンジ
ルアミノシクロヘキサン)メタノール、2-アミノ-1-ブ
タノール、3-メチル-2-フェニルブチルアミンから選ば
れた光学活性体を挙げることができるが、これらに限定
されるものではない。
などの第一級アミン類、ジエチルアミンなどの第二級ア
ミン類、トリメチルアミンなどの第三級アミン類、キニ
ーネ、キニジン、シンコニン、シンコニジン、ブルシ
ン、エフェドリン、L-(+)-リジン、(+)-デヒドロアビエ
チルアミン、L-(+)-アルギニン、(+)-α-フェニルエチ
ルアミン、(-)-α-フェニルエチルアミン、(+)-1-(p-ト
リル)エチルアミン、(-)-1-(p-トリル)エチルアミン、
(+)-α-エチルベンジルアミン、(-)-α-エチルベンジル
アミン、(+)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミン、
(-)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミン、(+)-eryth
ro-2-アミノ-1,2-ジフェニルエタノール、(-)-erythro-
2-アミノ-1,2-ジフェニルエタノール、(+)-1-(1-ナフチ
ル)エチルアミン、(-)-1-(1-ナフチル)エチルアミン、
(+)-cis-2-(ベンジルアミノシクロヘキサン)メタノー
ル、(-)-cis-2-(ベンジルアミノシクロヘキサン)メタノ
ール、(+)-α-メチル-p-ニトロベンジルアミン、(-)-α
-メチル-p-ニトロベンジルアミン、(+)-2-アミノ-1-ブ
タノール、(-)-2-アミノ-1-ブタノール、(+)-3-メチル-
2-フェニルブチルアミン、(-)-3-メチル-2-フェニルブ
チルアミンなどの光学活性アミン類などが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
れるものではないが、アミンが液体であればそのまま添
加しても良いし、結晶性のものであれば酸・アルカリ・
有機酸・アミンのいずれにも安定な溶媒で十分に溶解性
のあるものであれば希釈しても良い。添加するアミンの
量は特に限定されるものではないが、好ましくはエステ
ル類またはラクトン類に対して0.3倍モルから5倍モ
ル、より好ましくは0.5倍モルから3倍モルの範囲で
ある。アミンを添加するときの温度は、特に限定される
ものではないが、前述のアルカリ加水分解の温度と同程
度であればより操作が簡便となる。
限定されるものではないが、そのままでも、水で希釈し
たものでも適宜選択することができる。本発明におい
て、無機酸は通常の酸アルカリ中和で使用されるもの
で、有機酸のpKa(酸解離指数)より小さい酸あれば
特に限定されることはなく、なかでも塩酸、硫酸が好ま
しい。無機酸の添加量は、使用したアルカリ化合物とほ
ぼ同価値となる量であるが、厳密には無機酸の滴下によ
って反応液のpH値が希望する値となる量である。この
ときの希望する反応液のpH値は、好ましくは5から1
0の範囲で任意の値を選択することができる。また、無
機酸を添加するときの温度は−10〜100℃が好まし
いが、特に0〜60℃がより好ましい。
の複合塩の単離取得方法は、目的に応じて適宜選択する
ことができ特に限定されるものではないが、濃縮や再結
晶などの方法がある。溶媒として水のみを使用した場合
は、pH値調整後の反応液を冷却するだけで有機酸とア
ミンの複合塩を析出させ分離することができる場合もあ
る。
(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミンの複合塩
((S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアンモニウム γ-
ヒドロキシドデカノエート)の製造 水酸化ナトリウム3.0g(75.6mmol)と水24.2gの溶液を80
℃に加熱し、これに4-ドデカノリッド(4-オクチル-4-ブ
タノリッド)5.0g(25.2mmol)を滴下し,1時間反応させ
た。同温度で、(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルア
ミン5.3g(25.2mmol)を添加後、引き続いて10%塩酸で反
応液をpH8に調整した。水25gを添加し、室温に冷却し
た。析出した結晶を濾過し、濾物を水20g、ヘキサン20g
で洗浄し、減圧ポンプで乾燥してγ-ヒドロキシドデカ
ン酸と(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミンの複
合塩10.3gを得た。
ルエン10g中で加熱して完全に溶解した後、室温で再結
晶した。析出した結晶を濾過し、減圧ポンプで乾燥し
て、γ-ヒドロキシドデカン酸と(S)-1-フェニル-2-(p-
トリル)エチルアミンの複合塩0.88gを得た。収率は、4-
ドデカノリッドに対して84モル%であった。
と(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミンの複合塩
((S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアンモニウム γ-
ヒドロキシドデカノエート)の製造 水酸化ナトリウム3.0g(75.6mmol)と水24.2gの溶液を80
℃に加熱し、これに4-ドデカノリッド(4-オクチル-4-ブ
タノリッド5.0g(25.2mmol)を滴下し、1時間反応した。
氷冷下、10%塩酸で反応液をpH1に調整した。エーテル
で抽出し有機相を飽和食塩水で洗浄した。有機相を減圧
濃縮し、減圧ポンプにて残渣を40℃で乾燥しγ-ヒドロ
キシドデカン酸5.4gを得た。
量に、トルエン204.9gと(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)
エチルアミン5.3g(25.2mmol)を添加し、加熱して完全に
溶解した後、室温で再結晶した。析出した結晶を濾過
し、減圧ポンプで乾燥して、γ-ヒドロキシドデカン酸
と(S)-1-フェニル-2-(p-トリル)エチルアミンの複合塩
6.6gを得た。収率は、4-ドデカノリッドに対して61モル
%であった。
塩の製造法において、製造工程の短縮と収率の向上がで
き、製造コストの抑制ができ大量製造に相応しくするこ
とができる。この製造法は、特に、鏡像異性体の混合物
である有機酸を光学分割するためにジアステレオマー法
を実施する際の、ジアステレオマー誘導体の1つである
有機酸と光学活性アミンの複合塩の製造法に有利に用い
られる。これらの複合塩は、香料および医薬などの各種
化学原料中間体として有用である。
Claims (7)
- 【請求項1】 有機酸とアミンの複合塩を製造する方法
において、エステル類またはラクトン類をアルカリ加水
分解した反応液にアミンを添加後、無機酸を添加して水
素イオン濃度を所望のpH値に調整することを特徴とす
る有機酸とアミンの複合塩の製造方法。 - 【請求項2】 前記有機酸が鏡像異性体の混合物であ
り、該アミンが光学活性アミンである請求項1記載の有
機酸とアミンの複合塩の製造方法。 - 【請求項3】 前記アミンが、一般式(I) 【化1】 ・・・(I) (式中、R 2は水素または有機残基、R 3は水素また
は有機残基、R 4は不斉炭素が含まれる有機残基)で
示される光学活性アミンである請求項1または2記載の
有機酸とアミンの複合塩の製造法。 - 【請求項4】 前記アミンが一般式(II) 【化2】 ・・・(II) (式中、R 2は水素、メチル基またはp-トリル基,R
3は水素またはベンジル基、R 4は水素またはメチル
基)で示されるアミン、または、1-(1-ナフチル)エチ
ルアミン、(cis-2-ベンジルアミノシクロヘキサン)メ
タノール、2-アミノ-1-ブタノールおよび3-メチル-2-フ
ェニルブチルアミンから選ばれたアミン類の光学活性体
である請求項1または2記載の有機酸とアミンの複合塩
の製造法。 - 【請求項5】 前記エステル類が、一般式(III) 【化3】 ・・・(III) (式中、nは1〜3の整数、R 1は炭素数1〜9の飽
和あるいは不飽和の脂肪族基、R 5は有機残基)で示
されるエステル類である請求項1〜4のいずれかに記載
の有機酸とアミンの複合塩の製造法。 - 【請求項6】 前記ラクトン類が、一般式(IV) 【化4】 ・・・(IV) (式中、nは1〜3の整数、R 1は炭素数1〜9の飽
和あるいは不飽和の脂肪族基)で示されるラクトン類で
ある請求項1〜5のいずれかに記載の有機酸とアミンの
複合塩の製造法。 - 【請求項7】 前記水素イオン濃度をpH値で5〜10
とすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の有機酸とアミンの複合塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36873897A JP4218040B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 有機酸とアミンの複合塩の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36873897A JP4218040B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 有機酸とアミンの複合塩の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11199542A true JPH11199542A (ja) | 1999-07-27 |
JP4218040B2 JP4218040B2 (ja) | 2009-02-04 |
Family
ID=18492621
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36873897A Expired - Fee Related JP4218040B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 有機酸とアミンの複合塩の製造法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4218040B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519786A (ja) * | 2003-02-21 | 2006-08-31 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | N−ホルミルヒドロキシルアミン化合物を得るための中間体作成に関する化学的方法 |
JP2012513381A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | ジヤンセン・フアーマシユーチカルズ・インコーポレーテツド | Hcvのマクロ環状プロテアーゼ阻害剤を製造するための方法および中間体 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36873897A patent/JP4218040B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006519786A (ja) * | 2003-02-21 | 2006-08-31 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | N−ホルミルヒドロキシルアミン化合物を得るための中間体作成に関する化学的方法 |
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US8927722B2 (en) | 2008-12-23 | 2015-01-06 | Janssen Pharmaceutica N.V. | Processes and intermediates for preparing a macrocyclic protease inhibitor of HCV |
US9115077B2 (en) | 2008-12-23 | 2015-08-25 | Janssen Pharmaceutica Nv | Processes and intermediates for preparing a macrocyclic protease inhibitor of hcv |
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---|---|
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